JP5349103B2 - 基板処理装置および障害要因解明プログラム - Google Patents
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Description
1.ベンダのフィールドサポート担当者がユーザ先に送られる。
2.フィールドサポート担当者が障害の状況を把握する。
3.障害要因が障害の状況から特定可能であれば、フィールドサポート担当者が障害を解消する。
5.障害担当者は、障害の状況および動作ログファイルの内容から障害要因を解明し、障害要因およびその障害の解消方法をフィールドサポート担当者に連絡する。
このように、動作ログファイルが作成されていることにより、動作ログファイルに基づいて障害要因を解明することができ、障害に対する適切な処置を行うことができる。
また、解析パターンファイル記憶手段は、ソフトウェアの動作が正常に完了した場合に作成される動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶している。したがって、このような解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンと動作ログファイルとの照合による解析結果から、ソフトウェアの動作が正常に完了したか否かを容易に判断することができる。そして、ソフトウェアの動作が正常に完了している場合には、障害の要因が基板処理装置のハードウェアにあると判断することができ、障害の要因を速やかかつ一層容易に解明することができる。
請求項2記載の基板処理装置は、当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアを記憶するソフトウェア記憶手段と、前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段と、当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段と、前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段とを備えている。前記動作ログファイル解析手段は、前記動作ログファイルと前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率を解析結果に含めて出力する。
請求項2記載の基板処理装置では、動作ログファイルと解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率が、解析結果に含まれている。動作ログファイルとキーワードの出現パターンとの一致率が高いほど、その出現パターンを定義した解析パターンファイルに対応する障害要因により障害が発生した可能性が高いので、一致率が解析結果に含まれていることにより、一致率を参照して、障害要因をより速やかかつ容易に解明することができる。
請求項2記載の基板処理装置は、請求項3に記載のように、動作ログファイル解析手段により出力される解析結果を表示するための表示手段と、この表示手段に、動作ログファイル解析手段により出力される解析結果を、動作ログファイルと解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率が高いものから順にソートして表示させる表示制御手段とをさらに備えていることが好ましい。この場合、解析結果が一致率の高いものから順にソートして表示手段に表示されるので、一致率の高い解析結果から特定される障害要因から順に、その障害要因が真の障害要因であるか否かを判断することができる。その結果、障害要因の解明に要する時間を短縮することができる。
この場合、複数の解析結果が出力されるので、複数の要因により障害が発生した場合にも、複数の解析結果に基づいて、それらの障害要因を容易に解明することができる。また、1つの解析結果から特定した障害要因が誤りであった場合に、他の解析結果から正しい障害要因を特定することができる。
請求項7記載の障害要因解明プログラムは、基板に対する処理のために使用される基板処理装置のコンピュータにインストールされる障害要因解明プログラムであって、前記コンピュータには、当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアがインストールされており、当該障害要因解明プログラムは、前記コンピュータを、前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段、当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段、および前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段として機能させ、前記解析パターンファイル記憶手段に、前記ソフトウェアの動作が正常に完了した場合に作成される前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶させる。
この障害要因解明プログラムを基板処理装置のコンピュータにインストールすることにより、請求項1に記載の基板処理装置を実現することができる。
この障害要因解明プログラムを基板処理装置のコンピュータにインストールすることにより、請求項2に記載の基板処理装置を実現することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置の要部の構成を示すブロック図である。
基板処理装置1は、半導体装置の製造工場などに設置され、半導体ウエハなどの基板に対する処理のために使用される。基板処理装置1における処理の方式は、とくに限定されず、基板を1枚ずつ処理する枚葉式であってもよいし、複数枚の基板を一括して処理するバッチ式であってもよい。枚葉式が採用される場合、基板処理装置1は、たとえば、基板を保持するための基板保持機構、基板保持機構に対して1枚の基板を受け渡しするためのロボットなどを備える。バッチ式が採用される場合、基板処理装置1は、たとえば、複数枚の基板を一括して保持する基板保持機構、基板保持機構により保持された基板を一括して収容する処理槽などを備える。基板に対する処理としては、基板を洗浄する洗浄処理、基板の表面上の薄膜を除去するためのエッチング処理、基板を加熱/冷却する熱処理、基板の表面上に膜を形成するための膜形成処理などが例示される。
コンピュータ2には、基板処理装置1を動作させるための複数のソフトウェアがインストールされている。ソフトウェアは、メモリの記憶領域の一部により提供されるソフトウェア記憶領域21に格納されている。ソフトウェアには、ロボットなどを制御するための制御系のソフトウェアと、コンピュータ2とネットワークを介して接続されたホストコンピュータとの通信や基板処理装置1の稼働スケジュールの管理などのための情報系のソフトウェアとが含まれる。
障害要因解明プログラムのインストールにより、コンピュータ2のメモリの記憶領域に、動作ログファイル記憶領域22が設定される。また、障害要因解明プログラムのインストールにより、コンピュータ2のメモリ上に、解析パターンファイルデータベース(DB)および参照テーブルデータベース(DB)が作成される。すなわち、メモリの記憶領域の一部が解析パターンファイル記憶領域23として使用され、この解析パターンファイル記憶領域23に、複数の解析パターンファイルからなるデータベースが格納される。また、メモリの記憶領域の一部が参照テーブル記憶領域24として使用され、この参照テーブル記憶領域24に、複数の参照テーブルからなるデータベースが格納される。
そして、基板処理装置1は、コンピュータ2が障害要因解明プログラムを実行することにより実現される機能処理部をさらに備えている。この機能処理部には、動作ログファイルファイル記憶領域22に対する動作ログファイルの読み書きを管理する動作ログファイル管理部25と、動作ログファイルを解析し、その結果を出力する動作ログファイル解析部26と、動作ログファイル解析部26から出力される結果をディスプレイ31に表示させる出力制御部27と、操作パネル3からの入力データを動作ログファイル解析部26に伝達するための入力制御部28とが含まれる。
解析パターンファイルは、文字エンコーディングスキーム「UTF−8」で作成されたXML(eXtensible Markup Language)文書ファイルであり、ツリー構造を有している。すなわち、解析パターンファイルは、「condition」要素の中に「file」要素および「result」要素が並列に含まれ、「file」要素の中に「line」要素が含まれ、「line」要素の中に「word」要素が含まれ、「result」要素の中に「description」要素が含まれる構造を有している。「description」要素の中に、「reference」要素が含まれ、「reference」要素の中に「table」要素および「key」要素が含まれる場合がある。
「file」要素の開始タグには、解析対象の動作ログファイルのファイル名が属性として記載される。
「description」要素には、解析結果情報として出力する説明文が記載される。
「reference」要素は、解析結果情報として出力する付加情報を示すノードである。
「table」要素には、付加情報が格納されている参照テーブルのテーブル名が記載される。
図4は、基板処理装置に障害が発生してから障害の要因が解明されるまでの流れを示すフローチャートである。
基板処理装置1に障害が発生した場合、オペレータは、まず、操作パネル3を操作して、障害要因解析ツールを起動させる。障害要因解析ツールが起動すると、操作パネル3のディスプレイ31に、図8に示す障害要因解析ツール画面が表示される。
障害要因解明プログラムが起動すると、障害要因解析ツール画面で入力された制限時間範囲が入力制御部28を介して動作ログファイル解析部26に入力される。次いで、動作ログファイル解析部26により、制限時間範囲内に作成された動作ログファイルが動作ログファイルデータベースから動作ログファイル管理部25を介して取得される。そして、動作ログファイル解析部26により、解析パターンファイルデータベースからすべての解析パターンファイルが取得される(ステップS2)。
そして、すべての解析パターンファイルのパターンファイル読込処理が終了すると(ステップS4のYES)、図8に示す障害要因解析ツール画面の解析結果表示部86に解析結果が表示される(ステップS5)。解析結果の表示については、後述する。
パターンファイル読込処理が開始されると、解析パターンファイルから「condition」要素の読み込みが開始され(ステップS11)、「condition」要素の属性から解析パターンファイルの種類が特定される。
次いで、「condition」要素中の「file」要素が読み込まれる(ステップS12)。
ログファイル解析処理が終了すると、すべての「file」要素の読み込みが完了したか否かが判断される(ステップS14)。図2,3に示す解析パターンファイルでは、「condition」要素中に1つの「file」要素のみが含まれているが、複数の「file」要素が含まれる場合がある。この場合、すべての「file」要素の読み込みが完了したか否かの判断は否定され(ステップS14のNO)、2つ目の「file」要素が読み込まれて(ステップS12)、その「file」要素の属性に記載されている動作ログファイルに対するログファイル解析処理が行われる(ステップS13)。
そして、「description」要素が読み込まれる(ステップS16)。図2の解析パターンファイルを例にとると、「description」要素の読み込みにより、解析結果情報として出力する説明文として、「${position1}から${position2}までの移動に失敗しました。理由は[${reason}]です。」が取得される。
そして、参照テーブルから付加情報を取得するための情報取得処理が行われる(ステップS18)。情報取得処理については、後述する。
情報取得処理が終了すると、すべての「reference」要素の読み込みが完了したか否かが判断される(ステップS19)。図2に示す解析パターンファイルでは、「description」要素中に1つの「reference」要素のみが含まれているが、複数の「reference」要素が含まれる場合がある。この場合、すべての「reference」要素の読み込みが完了したか否かの判断は否定され(ステップS19のNO)、2つ目の「reference」要素が読み込まれて(ステップS17)、情報取得処理が行われる(ステップS18)。
図6は、ログファイル解析処理のフローチャートである。
図2の解析パターンファイルを例にとって、ログファイル解析処理について詳述する。
ログファイル解析処理では、まず、解析パターンファイルの「file」要素の属性に記載されている動作ログファイルが開かれる(ステップS21)。
すべての「word」要素の読み込みが完了すると、「file」要素中のすべての「line」要素の読み込みが完了したか否かが判断される(ステップS26)。この時点では、1つ目の「line」要素の読み込みしか完了していないので、その判断は否定される。そして、次の「line」要素の読み込みが開始される(ステップS22)。
3つ目の「line」要素の開始タグには、属性「connection="after: 100"」が記載されているので、動作ログファイル中にキーワード「Start position: (${position1}\w+\d+)」を含む行が記載された時刻から100msec後以内に動作ログファイルに記載された行が検索対象とされる。そして、「word」要素の開始タグには、属性「type="regexp"」が記載されているので、「word」要素に正規表現で記載されたキーワード「Move position: (${position2}\w+\d+)」を含む行が検索される。なお、動作ログファイル中にキーワード「Start position: (${position1}\w+\d+)」を含む行が含まれなかった場合には、検索対象が指定されないので、キーワード「Move position: (${position2}\w+\d+)」を含む行の検索は行われない。
こうして、すべての「line」要素が読み込まれると(ステップS26のYES)、ヒット率が算出される(ステップS27)。すなわち、解析パターンファイルでは、動作ログファイル中のキーワードの出現パターンが定義されており、この出現パターンと解析対象の動作ログファイルとの一致率がヒット率として算出される。たとえば、8つのキーワードのすべてについて、キーワードを含む行が動作ログファイル中に見つかった場合には、ヒット率が8/8=100%と算出される。また、動作ログファイル中に1つ目のキーワード「Begin move」を含む行は見つかったが、2つ目のキーワード「Start position: (${position1}\w+\d+)」を含む行が見つからず、8つ目のキーワード「Alarm generated」を含む行が見つかった場合、ヒット率は2/8=25%と算出される。
図7は、情報取得処理のフローチャートである。
情報取得処理では、まず、「reference」要素中の「table」要素が読み込まれる(ステップS31)。図2の解析パターンファイルを例にとると、「table」要素の読み込みにより、テーブル名「AlarmNumber」が取得される。
その後、テーブル名およびIDにより指定される付加情報が参照テーブルデータベースから取得される(ステップS33)。
付加情報が取得されると、付加情報が動作ログファイル解析部26から出力制御部27に出力されて、情報取得処理が終了する。
障害要因解析ツール画面の解析結果表示部86には、障害要因表示欄87および解析結果情報表示欄88とが設けられている。
障害要因表示欄87には、各ログファイル解析処理に使用された解析パターンファイルのファイル名とそのログファイル解析処理で算出されたヒット率とが対応づけられて、解析結果として、ヒット率の高いものから順にソートして表形式で表示される。
以上のように、基板処理装置1では、ソフトウェア記憶領域21に、基板処理装置1の動作のためのソフトウェアが記憶されている。ソフトウェアが動作すると、ソフトウェアにより、その動作履歴を時系列で記録する動作ログファイルが作成される。動作ログファイルは、動作ログファイル記憶領域22に記憶される。また、解析パターンファイル記憶領域23に、基板処理装置1で発生する障害の要因に対応づけて、動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルが記憶されている。
そのうえ、解析結果がヒット率の高いものから順にソートして操作パネル3に表示されるので、ヒット率の高い解析結果から特定される障害要因から順に、その障害要因が真の障害要因であるか否かを判断することができる。その結果、障害要因の解明に要する時間を短縮することができる。
たとえば、前述の実施形態では、障害要因解明プログラムが起動すると、解析パターンファイルデータベースからすべての解析パターンファイルが取得されるとしたが、障害要因解析ツール画面で使用する解析パターンファイルを選択可能とし、その選択された解析パターンファイルのみが解析パターンファイルデータベースから取得されるようにしてもよい。たとえば、基板処理装置に発生した障害の状況から、その障害の要因をある程度まで絞り込むことができる場合に、解析パターンファイルを選択して使用することにより、障害要因の解明に要する時間を短縮することができる。
さらに、障害要因解析ツール画面で解析結果として解析パターンファイルのファイル名がヒット率の高いものから順にソートして表示される場合には、障害要因解析ツール画面へのヒット率の表示が省略されてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 コンピュータ
3 操作パネル(表示手段、入力手段)
21 ソフトウェア記憶領域(ソフトウェア記憶手段)
22 動作ログファイル記憶領域(動作ログファイル記憶手段)
23 解析パターンファイル記憶領域(解析パターンファイル記憶手段)
25 動作ログファイル管理部(動作ログファイル解析手段)
26 動作ログファイル解析部(動作ログファイル解析手段)
27 出力制御部(表示制御手段)
Claims (8)
- 基板に対する処理のために使用される基板処理装置であって、
当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアを記憶するソフトウェア記憶手段と、
前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段と、
当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段と、
前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段とを含み、
前記解析パターンファイル記憶手段は、前記ソフトウェアの動作が正常に完了した場合に作成される前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶している、基板処理装置。 - 基板に対する処理のために使用される基板処理装置であって、
当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアを記憶するソフトウェア記憶手段と、
前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段と、
当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段と、
前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段とを含み、
前記動作ログファイル解析手段は、前記動作ログファイルと前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率を解析結果に含めて出力する、基板処理装置。 - 前記動作ログファイル解析手段により出力される解析結果を表示するための表示手段と、
前記表示手段に、前記動作ログファイル解析手段により出力される解析結果を、前記動作ログファイルと前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率が高いものから順にソートして表示させる表示制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の基板処理装置。 - 前記動作ログファイル解析手段は、複数の前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した各解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの照合による解析結果を出力する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記動作ログファイル解析手段は、前記解析パターンファイル記憶手段に記憶されているすべての前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した各解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの照合による解析結果を出力する、請求項4に記載の基板処理装置。
- 前記動作ログファイル解析手段による解析対象となる前記動作ログファイルを制限するための時間範囲を入力する入力手段をさらに含み、
前記動作ログファイル解析手段は、前記入力手段により入力される時間範囲内に作成された前記動作ログファイルを開く、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 基板に対する処理のために使用される基板処理装置のコンピュータにインストールされる障害要因解明プログラムであって、
前記コンピュータには、当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアがインストールされており、
当該障害要因解明プログラムは、前記コンピュータを、
前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段、
当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段、および
前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段
として機能させ、
前記解析パターンファイル記憶手段に、前記ソフトウェアの動作が正常に完了した場合に作成される前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶させる、基板処理装置用の障害要因解明プログラム。 - 基板に対する処理のために使用される基板処理装置のコンピュータにインストールされる障害要因解明プログラムであって、
前記コンピュータには、当該基板処理装置の動作のためのソフトウェアがインストールされており、
当該障害要因解明プログラムは、前記コンピュータを、
前記ソフトウェアの動作時に当該ソフトウェアにより作成される動作ログファイルを記憶する動作ログファイル記憶手段、
当該基板処理装置で発生する障害の要因ごとに、前記動作ログファイル中のキーワードの出現パターンを定義した解析パターンファイルを記憶する解析パターンファイル記憶手段、および
前記解析パターンファイル記憶手段から前記解析パターンファイルを取得し、前記動作ログファイル記憶手段に記憶されている前記動作ログファイルを開いて、当該動作ログファイルとその取得した前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとを照合し、その照合による解析結果を出力する動作ログファイル解析手段
として機能させ、
前記動作ログファイル解析手段に、前記動作ログファイルと前記解析パターンファイルで定義されているキーワードの出現パターンとの一致率を解析結果に含めて出力させる、基板処理装置用の障害要因解明プログラム。
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