JP5347972B2 - 経路制御方法およびノード - Google Patents
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Description
DTNにおける経路制御方法の例については、例えば、文献「Anders Lindgren, Avri Doria, Olv Schelen, "Probabilistic Routing in Intermittently Connected Networks," In Proceedings of The First International Workshop on Service Assurance with Partial and Intermittent Resources (SAPIR 2004), August 2004, Fortaleza, Brazil.」に記載されている。この文献を参照すると、PROPHETと呼ばれる方式について説明されている。PROPHETでは、宛先への配送確率に基づいたルーティングを行う。具体的には、あるノードAにおいて、別のノードBが隣接したときに、ノードAは、ノードBに対する配送確率 P_i を以下の式(1)で更新する。
ここで、P_(i-1) は、更新前のノードAにおけるノードBに対する配送確率であり、P_initは、初期化定数である。
P_i = P_(i-1)×γ^k (但し、0<γ<1) …(2)
ここでγは、最後にノードAとノードBが隣接してから単位時間が経過した回数である。
以上のようにして、PROPHETでは、隣接履歴に基づいて計算された宛先ノードへの配送確率の大小の比較によるルーティングが行われる。
すなわち、前述したPROPHETでは、ノードAがノードBと隣接することによってノードAにおけるノードBに対する配送確率(およびノードBにおけるノードAに対する配送確率)が上がるという方法であり、ノードAとノードBの隣接頻度が高いほど、ノードB(またはノードA)を宛先とするバンドルについて、ノードA(またはノードB)へとバンドルが誘導される確率が高くなる。
[第1の実施形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態にかかるノードの基本構成について説明する。
図3において、ノード1は、主な機能部として、ルーティングプロトコル部11、ルーティングテーブル12、DTN転送部13、およびTCP/IP部14を含む。これら機能部は、一般的な情報通信端末が備えるCPU、メモリ、各種インターフェース回路などを含むハードウェアとプログラムやアプリケーションからなるソフトウェアとが協働して実現される。
経路・確率情報交換部11Aは、隣接ノードとノード情報、リンク情報、配送確率情報などを交換し、交換した情報を基にルーティングエントリを作成し、作成したルーティングエントリをルーティングテーブル12に更新する機能を含んでいる。
配送確率データベース11Bは、ネットワーク内の各ノードに対する配送確率の情報が格納されているデータベースである。
配送確率の計算は、配送確率データベース11Bの説明において述べたように、宛先ノードまでの直接経路があるかどうか(直接経路がある場合は1.0)、および、宛先ノードまでの直接経路がない場合は、最後に宛先ノードまでの直接経路があった時刻からの経過時間、および該直接経路における宛先ノードまでのホップ数に基づいて計算される。
ここで、P(a,b)oldは計算前のP(a,b)の値、γは時間についての減衰定数、rはホップ数についての減衰定数である。この際、ホップ数ではなく、リンクコストの総和であるメトリックが用いられてもよい。上記のt,d以外のパラメータが配送確率の計算に用いられてもよく、例えば、GPSによってノードの位置を取得することができる場合は、ノードaとノードbとの距離が用いられる、などの方法が考えられる。
図5に示したルーティングテーブル12の構成例を参照すると、宛先ノードごとに次ホップノードのIPアドレス、メトリックが登録されている。ここで、メトリックとは、宛先ノードまでの直接経路におけるリンクコストの総和として定義される。各リンクのリンクコストが1の場合は、メトリックは宛先ノードまでのホップ数と同一の値となる。
次に、図6を参照して、本実施形態において、ノード1における配送確率データベース11Bを更新する動作について詳細に説明する。
次に、配送確率計算部11Cは、該宛先ノードに対応する現在有効な直接経路を自ノードがもっているかをルーティングテーブル12を参照して調べる(ステップ103)。
一方、有効な直接経路が存在しなかった場合(ステップ103:NO)、配送確率計算部11Cは、新しい配送確率を計算する(ステップ105)。この際、配送確率の計算においては、配送確率計算部11Cの説明において例として挙げられたアルゴリズムが用いられてもよいし、他のアルゴリズムが用いられてもよい。
一方、新しい配送確率がしきい値未満でない場合(ステップ106:NO)、ステップ107へ移行して、配送確率データベース11Bにおける該当エントリを新しい配送確率へと更新し(ステップ107)、一連の配送確率データベース更新処理を終了する。
経路要求メッセージは、フラッディングによりネットワーク内に同報送信され、該宛先ノード自身、該宛先ノードへの直接経路を有するノード、該宛先ノードへの確率的経路を有するノードのいずれかが該経路要求メッセージを受信すると、これらノードのルーティングプロトコル部11は、経路・確率情報交換部21Aにより、自ノードから宛先ノードへの経路に関する情報(例えば、宛先ノード自身であること、該宛先ノードへの直接経路または確率的経路の有無やその配送確率)を含む経路応答メッセージをソースノード(この場合ノード1)に対して応答する。
ここで、待機時間内に経路応答メッセージを受信せずにタイムアウトした場合(ステップ206:NO)、一旦バンドルを蓄積し(ステップ208)、一定時間後にステップ202へ戻って処理を繰り返し実行する。
このように、本実施形態では、ディレイトレラントネットワーク内の各ノードにおいて、当該ノードのルーティングテーブルに登録されている当該ノードから宛先ノードへの過去から現在までのエンド−エンドの経路の履歴に基づいて、当該ノードにおける宛先ノードへの配送確率をルーティングプロトコル部により計算し、ソースノードにより、各ノードで計算された個々のノードにおける宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該ソースノードから宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードをDTN転送部により選択している。
これにより、自ノードと直接隣接することがない場合であっても、直接隣接したノードの先に存在する別のノードに対して、自ノードからの配送確率に反映させることかできる。このため、宛先への到達率を大幅に向上させることが可能となり、高い信頼性を有するディレイトレラントネットワークを実現することが可能となる。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施形態にかかるノードについて説明する。
図8を参照すると、本実施形態にかかるノード2は、第1の実施形態のノード1の構成に加えて、ルーティングプロトコル部21内に確率キャッシュ部21Eが追加された構成となっている。これら機能部は、一般的な情報通信端末が備えるCPU、メモリ、各種インターフェース回路などを含むハードウェアとプログラムやアプリケーションからなるソフトウェアとが協働して実現される。
配送確率データベース21Bは、第1の実施形態におけるノード1の配送確率データベース11Bの機能に加え、確率キャッシュ部21Eによりキャッシュとして設定された配送確率情報を格納する機能を含む。キャッシュされた配送確率も、通常に登録されている配送確率と同様、他のノードからの経路要求メッセージに応答する形で経路・確率情報交換部21Aから返送通知することが可能である。
具体的には、ライフタイムを時間の経過とともに更新していき、ライフタイムが0以下になった時点で該エントリを消滅させる。また、ライフタイムが0になる前においても配送確率の更新を定期的に行う。例えば、キャッシュ元のノードからのホップ数やキャッシュした時刻からの経過時間に基づいて配送確率を逓減させる方法などが考えられる。
次に、図10を参照して、本実施形態において、ノード2における配送確率データベースを更新する動作について説明する。
ここで、キャッシュフラグが0である場合(ステップ302:YES)、配送確率計算部11Cは、前述した図6のステップ102以降の処理を実行し(ステップ303)、一連の配送確率データベース更新処理を終了する。
次に、配送確率計算部21Cは、ステップ304の結果、ライフタイムが0以下になるかどうかをチェックする(ステップ305)。
一方、ライフタイムが0より大きい場合、配送確率計算部21Cは、前述した図6のステップ105以降の処理を実行し(ステップ307)、一連の配送確率データベース更新処理を終了する。
このように、本実施形態では、確率キャッシュ部が経路・確率情報交換部を介して経路応答メッセージにより取得した他のノードが持つ配送確率をキャッシュとして配送確率データベースへ格納する。そして、キャッシュされた配送確率も通常登録されている配送確率と同様に、他のノードからの経路要求メッセージに応答する形で通知することが可能である。こうすることにより、経路要求メッセージの送信量を下げることや、経路要求メッセージを送信するノードが、宛先ノードへの配送確率を持つノードを発見するまでの時間を短縮する効果が期待できる。
Claims (30)
- 転送データを途中ノードにおいて一時的に蓄積することにより、ソースノードから宛先ノードまでエンド−エンドの到達性がなくても配送を可能にするディレイトレラントネットワークで用いられる経路制御方法であって、
前記ディレイトレラントネットワーク内の各ノードが、当該ノードのルーティングテーブルに登録されている当該ノードから前記宛先ノードへの過去から現在までのエンド−エンドの経路の履歴に基づいて、当該ノードにおける前記宛先ノードへの配送確率を計算するルーティングプロトコルステップと、
前記ソースノードが、前記各ノードで計算された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該ソースノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択するDTN転送ステップと
を備えることを特徴とする経路制御方法。 - 前記ルーティングプロトコルステップは、現在において当該ノードから前記宛先ノードへのエンド−エンドの経路が存在せず、過去に前記エンド−エンドの経路が存在した場合、過去の前記エンド−エンドの経路が消滅してからの経過時間に応じて当該配送確率を逓減させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、過去の前記エンド−エンドの経路におけるホップ数またはメトリックのいずれかに応じて前記配送確率を逓減させるステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、現在において前記宛先ノードへのエンド−エンドの経路が存在する場合、前記配送確率を1.0と設定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記配送確率が予め設定されたしきい値以下となった場合、前記配送確率を消去するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の経路制御方法。
- 前記DTN転送部ステップは、前記宛先ノードへの転送データを転送する次ホップノードを選択する際、当該転送ノードから前記ディレイトレラントネットワーク内へ経路要求メッセージを同報送信し、この経路要求メッセージに応じた他のノードからの経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該転送ノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の経路制御方法。
- 前記DTN転送ステップは、前記経路応答メッセージで通知された前記配送確率のうち、最も高い配送確率を持つノードを次ホップノードとして選択するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率をキャッシュとして保存し、他のノードから受信した経路要求メッセージに対して、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率を経路応答メッセージに含めて前記他のノードへ応答するステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率に対してライフタイムを設定し、当該ライフタイムが0以下になった場合には当該配送確率を消去するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率は、キャッシュ元のノードからのホップ数とキャッシュした時刻からの経過時間のいずれか一方または両方に応じて逓減するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の経路制御方法。
- 転送データを途中ノードにおいて一時的に蓄積することにより、ソースノードから宛先ノードまでエンド−エンドの到達性がなくても配送を可能にするディレイトレラントネットワークで用いられる経路制御方法であって、
前記ディレイトレラントネットワーク内の各ノードが、当該ノードのルーティングテーブルに登録されている当該ノードから前記宛先ノードへの過去から現在までのエンド−エンドの経路の履歴に基づいて、当該ノードにおける前記宛先ノードへの配送確率を計算するルーティングプロトコルステップと、
前記ディレイトレラントネットワーク内の任意の転送ノードが、前記宛先ノードへの転送データを転送する次ホップノードを選択する際、当該転送ノードから前記ディレイトレラントネットワーク内へ経路要求メッセージを同報送信し、この経路要求メッセージに応じた他のノードからの経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該転送ノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択するDTN転送ステップと
を備えることを特徴とする経路制御方法。 - 前記DTN転送ステップは、前記経路応答メッセージで通知された前記配送確率のうち、最も高い配送確率を持つノードを次ホップノードとして選択するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率をキャッシュとして保存し、他のノードから受信した経路要求メッセージに対して、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率を経路応答メッセージに含めて前記他のノードへ応答するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率に対してライフタイムを設定し、当該ライフタイムが0以下になった場合には当該配送確率を消去するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の経路制御方法。
- 前記ルーティングプロトコルステップは、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率は、キャッシュ元のノードからのホップ数とキャッシュした時刻からの経過時間のいずれか一方または両方に応じて逓減するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の経路制御方法。
- 転送データを途中ノードにおいて一時的に蓄積することにより、ソースノードから宛先ノードまでエンド−エンドの到達性がなくても配送を可能にするディレイトレラントネットワーク、で用いられるノードであって、
当該ノードのルーティングテーブルに登録されている当該ノードから前記宛先ノードへの過去から現在までのエンド−エンドの経路の履歴に基づいて、当該ノードにおける前記宛先ノードへの配送確率を計算するルーティングプロトコル部と、
自ノードが前記ソースノードである場合、前記各ノードで計算された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該ソースノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択するDTN転送部と
を備えること特徴とするノード。 - 前記ルーティングプロトコル部は、現在において当該ノードから前記宛先ノードへのエンド−エンドの経路が存在せず、過去に前記エンド−エンドの経路が存在した場合、過去の前記エンド−エンドの経路が消滅してからの経過時間に応じて当該配送確率を逓減させることを特徴とする請求項16に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、過去の前記エンド−エンドの経路におけるホップ数またはメトリックのいずれかに応じて前記配送確率を逓減させることを特徴とする請求項17に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、現在において前記宛先ノードへのエンド−エンドの経路が存在する場合、前記配送確率を1.0と設定することを特徴とする請求項16に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記配送確率が予め設定されたしきい値以下となった場合、前記配送確率を消去することを特徴とする請求項16に記載のノード。
- 前記DTN転送部は、自ノードが前記ディレイトレラントネットワーク内の任意の転送ノードである場合、前記宛先ノードへの転送データを転送する次ホップノードを選択する際、当該転送ノードから前記ディレイトレラントネットワーク内へ経路要求メッセージを同報送信し、この経路要求メッセージに応じた他のノードからの経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該転送ノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択することを特徴とする請求項16に記載のノード。
- 前記DTN転送部は、前記経路応答メッセージで通知された前記配送確率のうち、最も高い配送確率を持つノードを次ホップノードとして選択することを特徴とする請求項21に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率をキャッシュとして保存し、他のノードから受信した経路要求メッセージに対して、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率を経路応答メッセージに含めて前記他のノードへ応答することを特徴とする請求項22に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率に対してライフタイムを設定し、当該ライフタイムが0以下になった場合には当該配送確率を消去することを特徴とする請求項23に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率は、キャッシュ元のノードからのホップ数とキャッシュした時刻からの経過時間のいずれか一方または両方に応じて逓減することを特徴とする請求項23に記載のノード。
- 転送データを途中ノードにおいて一時的に蓄積することにより、ソースノードから宛先ノードまでエンド−エンドの到達性がなくても配送を可能にするディレイトレラントネットワーク、で用いられるノードであって、
当該ノードのルーティングテーブルに登録されている当該ノードから前記宛先ノードへの過去から現在までのエンド−エンドの経路の履歴に基づいて、当該ノードにおける前記宛先ノードへの配送確率を計算するルーティングプロトコル部と、
前記宛先ノードへの転送データを転送する次ホップノードを選択する際、当該転送ノードから前記ディレイトレラントネットワーク内へ経路要求メッセージを同報送信し、この経路要求メッセージに応じた他のノードからの経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率に基づいて、当該転送ノードから前記宛先ノードへ転送データを転送する際の次ホップノードを選択するDTN転送部と
を備えることを特徴とするノード。 - 前記DTN転送部は、前記経路応答メッセージで通知された前記配送確率のうち、最も高い配送確率を持つノードを次ホップノードとして選択することを特徴とする請求項26に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記経路応答メッセージで通知された個々のノードにおける前記宛先ノードへの配送確率をキャッシュとして保存し、他のノードから受信した経路要求メッセージに対して、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率を経路応答メッセージに含めて前記他のノードへ応答することを特徴とする請求項27に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率に対してライフタイムを設定し、当該ライフタイムが0以下になった場合には当該配送確率を消去することを特徴とする請求項28に記載のノード。
- 前記ルーティングプロトコル部は、前記キャッシュとして保存した前記宛先ノードへの配送確率は、キャッシュ元のノードからのホップ数とキャッシュした時刻からの経過時間のいずれか一方または両方に応じて逓減することを特徴とする請求項28に記載のノード。
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