JP2011199677A - データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 - Google Patents
データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011199677A JP2011199677A JP2010065176A JP2010065176A JP2011199677A JP 2011199677 A JP2011199677 A JP 2011199677A JP 2010065176 A JP2010065176 A JP 2010065176A JP 2010065176 A JP2010065176 A JP 2010065176A JP 2011199677 A JP2011199677 A JP 2011199677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- route
- data
- communication
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
【解決手段】データ転送装置1は、通信範囲内にある他のノードを検出し、当該検出した他のノードとデータ通信を行う通信部2と、通信部2が検出し、直接通信可能となった他のノードを示す情報と、当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードへのルートを示す情報を含む経路データを記録する経路記録部と、転送すべきコンテンツデータを蓄積するコンテンツデータ記録部9と、通信部2が他のノードを検出したとき、当該他のノードの経路データを受信して経路記録部の経路データに追加する経路更新部4と、経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへコンテンツデータを送信するか否かを制御する送信制御部5を備える。
【選択図】図2
Description
図1は、第1の実施形態にかかるデータ転送装置を含むDTNのネットワークシステムの例である。DTNは、物理的なリンクが常に存在するとは限らない通信環境において、Store And Forward方式でデータを転送していく通信方式である。図1に示すネットワークシステムにおける複数のノードA〜Dは、それぞれ、通信範囲にある他のノードとデータ通信する機能と、データを蓄積(Store)する機能を持つ。複数のノードA〜Dは、それぞれ、破線矢印の方向に移動しており、他のノードが通信範囲内にいる場合に、蓄積していたデータを他のノードに転送(forward)する。また、各ノードA〜Dは、通信範囲に他のノードがないときには、データを保持しておく。DTNの各ノードは、データの発信源 (source)、データの転送手段(forwarder)、データの宛先(destination)のいずれか、またはこれらの組み合わせになりうる。本実施形態では、発信源から宛先へ転送される対象となるデータをコンテンツデータと称する。なお、DTNのノードには移動しないノードが含まれることもある。
図2は、ノードAとなるデータ転送装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、他のノードB〜Dも同様の構成にすることができる。図2に示すデータ転送装置1は、通信部2、制御部3、メモリ6、ストレージ8を備える。制御部3は、例えば、CPUである。CPUが所定のプログラムを実行することにより経路更新部4および送信制御部5の機能が実現される。なお、通信部2、経路更新部4および送信制御部5の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムまたはそのようなプログラムを記録した記録媒体も本発明の実施形態に含まれる。
図4は、通信部2が他のノードを検出したときのデータ転送装置1の動作例を示すフローチャートである。図4に示す例では、通信部2が他のノードを検出したとき、経路更新部4は、当該他のノードの経路データを受信して経路記録部7の経路データに追加する(Op1)。このとき、経路更新部4は、経路記録部7の経路データを、当該他のノードへ送信してもよい。これにより、遭遇したノードと経路データをお互いに交換することができる。
図6は、DTNを用いたネットワークシステムの具体例を示す図である。図6に示す例は、ある地域全体に、温度・湿度・日照時間を測定するセンサSを配置し、それらの情報を役場にて収集し地域全体の管理を行うことで、その地域の農産品の管理を行うという事業に、DTNの技術を活用した例である。図6に示す例では、各センサ5に、DTNの通信装置が設置されている。また、複数の人または車両、および役場にもDTNの通信装置を設置している。DTNの通信装置を有したものをDTNノードと呼ぶことができる。本例では、センサ5がデータ発信源であるsourceとなり、道路を通る人あるいは車両が携帯するデータ転送装置が、Forwarder (F)となり、役場のノードが宛先ノード(destination)となる。source, Forwarder, destinationは、いずれもDTNノードである。
[エピデミックルーティング方式の例]
図7は、エピデミックルーティング方式を適用したDTNネットワークの動作例を説明するための図である。図7に示す例では、フェーズ1〜6で発信源ノード(src)から宛先ノード(dst)へコンテンツデータが届けられる。しかし、フェーズ4においてNode5へ転送されたコンテンツデータと、フェーズ5においてNode1に転送されたコンテンツデータは、宛先ノードへ届くことなくノードに蓄積されたままとなる。このように、エピデミックルーティング方式では、宛先ノードへ届くことのない無駄なデータが大量に発生する恐れがある。
1つのForwarderに必要な蓄積エリアは、1KBのみ。
1つのForwarderに発生するデータ転送量は、受信=1KB、送信=1KBのみ。
1つのForwarderに必要な蓄積エリアは、全てのセンサの情報 (100KB)。
1つのForwarderに発生するデータ転送量は、受信=100KB、送信=100KB*199
つまり、エピデミックルーティング方式では、Forwarderに大容量の蓄積エリアが必要となるという問題と、他のForwarderと遭遇した時に交換すべきデータの量も膨大となるため、限られた時間内で交換できるデータ量が制限されるという問題が発生する。
図8は、メッセージフェリー方式を適用したDTNネットワークの動作例を説明するための図である。図8に示す例では、フェーズ1〜3で、移動ノード(Node2)が巡回することにより、発信源ノード(src)から宛先ノード(dst)へコンテンツデータが届けられる。しかし、もし、フェーズ2において、移動ノードが発信源ノードの通信範囲内を通らない場合は、コンテンツデータを宛先ノードへ届けることがでない。すなわち、巡回ルートから外れたところに位置する固定ノードは、永遠に通信を行うことができない。
図9は、第2の実施形態におけるデータ転送装置1aの構成例を示す機能ブロック図である。図9において、図2の機能ブロックと対応する機能ブロックには同じ番号を付す。
図9に示すデータ転送装置1aは、通信部2が検出した他のノードの検出頻度を示すデータを記録する経路属性記録部11をさらに備える。経路更新部5は、他のノードの検出頻度を基に、当該他のノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出する。さらに、経路更新部5は、前記検出頻度と前記他のノードから受信した経路データとを用いて、当該経路データが示す各ルートで間接的に通信可能になったノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出して前記経路データに追加した上で、経路記録部7の経路データに追加する。
また、本実施形態において、経路属性記録部11は、通信可能となった他のノードにおけるコンテンツデータを蓄積可能な空き容量を示すデータをさらに記録する。送信制御部5は、当該他のノードにおけるコンテンツデータを蓄積可能な空き容量をさらに用いて、当該他のノードへ送信するか否かを判断することができる。これにより、転送先の容量を考慮したルーティングが可能になる。
図9に示すデータ転送装置1aは、ユーザからの送信制御機能の切り替え指示を受付けるインタフェース部12をさらに備える。送信制御部5は、インタフェース部12が受付けた前記切り替え指示に基づき、動作モードを切り替える。動作モードには、通信部2が検出した通信可能な他のノードには常にコンテンツデータに送信するよう動作するモード、および、経路データを参照してコンテンツデータを他のノードに送信するか否かを制御するように動作するモードが含まれる。送信制御部5が、常にコンテンツデータを他のノードに送信するよう動作すると、ネットワークにおけるトラヒックは増大するが、コンテンツデータが宛先ノードへ達する確実性は増す。そのため、トラヒックの増大を許しても、確実にコンテンツデータを届けるという要求がある場合に、当該要求を満たしやすいデータ転送方式に装置1aの(送信制御部5の)を切り替えることが可能になる。
図10は、本実施形態の経路データの具体例を示す図である。図10には、経路データの例として、ノードAのルートテーブルが示されている。ルートテーブルには、相手のノード、相手のノードまでの経路、日時、遭遇確度の値が記録される。「相手」は、ノードAが直接的にまたは間接的に通信可能となった着信先のノードを識別するEIDである。「経路」は、経路情報である。自ノードAから相手のノードへ、近い順序で経路ノードのEIDが記録されている。なお、図10に示す例において、経路が「−」になっているのは、直接通信可能となったことを意味している。また、ノードDへの経路情報は「B-C」となっているので、ノードAから、ノードBとノードCを経由してノードDへDTN通信できることを意味している。
図16は、第2の実施形態におけるデータ転送装置1aの動作例を示すフローチャートである。図16は、通信部2が他のノードを検出したときのデータ転送装置1aの動作例である。図16において、図4の処理工程に対応する処理工程には同じ番号を付している。図16に示す例では、経路更新部4は、経路データを更新する(Op1)。ここで、経路データ更新処理の具体例を説明する。
図17は、ノードAが、ノードBに遭遇し通信可能となる前と、遭遇した後のノードAおよびノードBから繋がるルートの一例を示す図である。図18は、ノードAとノードBの遭遇前のルート状態を示すルートテーブルの例である。図18に示すように、遭遇前のノードAのルートテーブルには、ノードK、ノードLおよびノードMそれぞれについて、EID経路、日時および遭遇確度が記録される。遭遇前のノードBのルートテーブルには、ノードX、ノードYおよびノードZそれぞれについて、EID、経路、日時および遭遇確度が記録される。
(1)ノードAは、遭遇したノードBを、ノードAのルートテーブルに追加する。ノードAはノードBと遭遇し直接通信しているので経路は「-」(なし)に設定する。日時は、ノードAとノードBが通信可能となった時刻t1が記録される。遭遇確度については後述する。
(2)ノードBは、遭遇したノードAを、ノードBのルートテーブルに追加する。ノードBはノードBと遭遇し直接通信しているので経路は「-」(なし)に設定する。日時は、ノードAとノードBが通信可能となった時刻t1が記録される。
(3)ノードAのルートテーブルに、遭遇前のノードBのルートテーブルのレコード(ノードX,Y,Zのレコード)を追加する。更に、追加したレコードの経路については、Bを中継することになるので、頭に「B」を挿入する。日時は、相手のノードX,Y,Zが最初にルート上の別のノードB,Y1,Z2と直接通信可能となった時刻tx,ty1,tz2がそれぞれ記録される。
(4)ノードBのルートテーブルに、遭遇前のノードAのルートテーブルのレコード(ノードK,L,M,のレコード)を追加する。更に、追加したレコードの経路については、Aを中継することになるので、頭に「A」を挿入する。日時は、相手のノードK,L,Mが最初にルート上の別のノードA,L1,M2と直接通信可能となった時刻tk,tl1,tm2がそれぞれ記録される。
(5)ノードAおよびノードBは、ぞれぞれのルートテーブル内の全てのレコードについて、日時のデータを参照し、日時のデータが示す時点からの経過時間が「ルートテーブル保存期間」を越えているレコードを検索する。越えているレコードは、ルートテーブルより削除する。
各ノードは、他のノードと遭遇する度に、ルートテーブルの内容を交換することにより、ルートテーブルを更新し生成していく。図20A〜図20Fに示す例は、ノードCとノードDが時刻=t1に遭遇し、さらにその後、ノードBとノードCが時刻=t2に遭遇し、という格好で、ノード同士が遭遇していく過程で、それぞれのルートテーブルが構築されていく様子を示したものである。t1、t2、t3、t4、t5、t6の順に時間が流れている。テーブルの右のルートを示す図において、実線はその時に遭遇したノード同士を結んでおり、点線は、過去にルートテーブルを交換済みの関係にあるノード同士を結んでいる。
図16を再び参照して、経路データが更新されると、経路更新部4は、経路属性データも更新する(図16のOp11)。図21は、ノードAがノードBと遭遇した場合のノード属性テーブルの更新例を示す図である。例えば、下記処理(1)〜(3)により、ノード属性テーブルが更新する。
(1)遭遇相手ノードがルートテーブルに登録されていない場合は、新規に登録する。
(2)遭遇相手ノードの「履歴フラグ」の現時点の欄の値を1に更新する。例えば、ルート属性テーブル監視周期=1日単位の場合は、図21に示すように「本日」欄に1を設定する。
(3)遭遇相手ノードから残HD量の情報を受け取り、ルート属性テーブルに登録する。
以上のようにして、経路属性データが更新されると、経路更新部4は、経路データに含まれる相手のノードとの通信の確実性の度合いを示す値を、相手のノードごとに計算し、経路データへ追加するも更新する(図16のOp12)。ここでは、通信の確実性の度合いを示す値の一例である遭遇確度の計算例を説明する。遭遇して直接通信をした遭遇相手のノードの遭遇確度は、ルート属性テーブルのデータを基に計算することができる。例えば、ルート属性テーブル監視周期が1日である場合、遭遇相手のノードの遭遇確度は、下記式(A)で計算することができる。
遭遇確度 = 遭遇相手の遭遇確度 × 遭遇相手先での遭遇確度 ―――――(B)
(1):Bの遭遇確度=(1/1 + 1/3 + 1/4 + 1/5) / (1/1 + 1/2 + 1/3 + 1/4 + 1/5) = 0.781
次に、ノードBのルートテーブルに登録されているノードE, C, D については、ノードB上のルートテーブルの遭遇確度の値0.5, 0.4, 0.2を元に、上記計算式(B)に従って計算すると、下記(2)〜(4)の式ようになる。
(2):Eの遭遇確度 = 0.781(Bの遭遇確度at A) * 0.5(Eの遭遇確度 at B) = 0.391
(3):Cの遭遇確度 = 0.781(Bの遭遇確度at A) * 0.4(Cの遭遇確度 at B) = 0.312
(4):Dの遭遇確度 = 0.781(Bの遭遇確度at A) * 0.2(Dの遭遇確度 at B) = 0.156
上記式(1)〜(4)の計算結果の値は、図22B中の(1)〜(4)で示す場所のデータに対応している。また。上記式(1)〜(4)において「遭遇確度 at B」は、ノードBでの遭遇確度を意味している。
上記のように、遭遇確度が計算されると(Op12)、送信制御部5がコンテンツデータを送信するか否かを決定する(Op21,Op2)。送信制御部5は、まず、ユーザからの切り替え指示に基づいて決定される動作モードを判断する(Op21)。本実施形態では、一例として、動作モードに、「緊急モード」と「通常モード」が含まれる。ユーザは、入力手段13を介して動作モードの切り替え指示を入力し、インタフェース部12が、ユーザの切り替え指示を受け付ける。
(1)コンテンツデータの宛先ノードのEIDへ向かう経路(方路またはルートとも言う)をルートテーブルより抽出する。
(2)宛先ノードへ繋がる経路が無ければ、そのコンテンツデータを送信しない判断とする。
(3)宛先ノードへの経路が1つのみ存在する場合は、以下の(ア)(イ)の判断処理を実行する。
(ア)その経路と、現在遭遇しているノードと合致する場合(現在遭遇しているノードが経路に含まれている場合)、送信するの判断とする。
(イ)そうでない場合は、送信しないの判断とする。
(4)経路が2つ以上存在する場合、以下の(ウ)(エ)の処理を実行する。
(ウ)「ルート属性テーブルの残HD量よりも送信データのサイズが小さい」という条件配下で、遭遇確度が一番高い経路を抽出する。
(エ)上記(ウ)の結果、経路が存在しない場合は、送信しない判断とする。
(オ)上記(ウ)の結果、経路が抽出された場合、その経路と、現在遭遇しているノードと合致する場合、送信するの判断とする。そうでない場合は、送信しないの判断とする。
Claims (10)
- 通信範囲内にある他のノードを検出し、当該検出した他のノードと、データ通信を行う通信部と、
前記通信部が検出し、直接通信可能となった他のノードを示す情報と、当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードへのルートを示す情報を含む経路データを記録する経路記録部と、
転送すべきコンテンツデータを、当該コンテンツの宛先ノードを示す情報と対応付けて蓄積するコンテンツデータ記録部と、
前記通信部が他のノードを検出したとき、当該他のノードの経路データを受信して前記経路記録部の経路データに追加する経路更新部と、
前記通信部が前記他のノードを検出したとき、前記経路更新部により当該他のノードの経路データが追加された後の前記経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信するか否かを制御する送信制御部を備える、データ転送装置。
- 前記送信制御部は、前記通信部が前記他のノードを検出したとき、当該他のノードが前記コンテンツデータの宛先ノードである場合か、あるいは前記経路データで示されるルートで当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードに前記宛先ノードが含まれる場合に、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信する、請求項1に記載のデータ転送装置。
- 前記通信部が検出した他のノードの検出頻度を示すデータを記録する経路属性記録部をさらに備え、
前記経路更新部は、前記通信部が他のノードを検出したとき、当該他のノードの検出頻度を基に、当該他のノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出し、さらに、前記検出頻度と前記他のノードから受信した経路データとを用いて、当該経路データが示す各ルートで間接的に通信可能になったノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出して前記経路データに追加し、
前記送信制御部は、前記経路記録部の前記経路データの、直接通信可能となった他のノードまたは間接的に通信可能となったノードへの通信の確実性の度合いを示す値をさらに用いて、当該他のノードへ送信するか否かを判断する、請求項1または2に記載のデータ転送装置。
- 前記通信部が検出した他のノードの検出頻度を示すデータを記録する経路属性記録部をさらに備え、
前記経路更新部は、前記通信部が他のノードを検出したとき、当該他のノードの検出頻度を基に、当該他のノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出し、さらに、前記検出頻度と前記他のノードから受信した経路データとを用いて、当該経路データが示す各ルートで間接的に通信可能になったノードとの通信の確実性の度合いを示す値を算出して前記経路データに追加し、
通信の確実性の度合いが所定値より低いノードに関する情報は、前記経路データから削除される、請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
- 前記直接通信可能になった他のノードにおける、コンテンツデータを蓄積するための空き容量を示すデータをさらに記録し、
前記送信制御部は、前記他のノードにおけるコンテンツデータの蓄積可能な空き容量を示すデータをさらに用いて、当該他のノードへ前記コンテンツを送信するか否かを判断する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
- ユーザからの送信制御機能の切り替え指示を受付けるインタフェース部をさらに備え、
前記送信制御部は、前記インタフェース部が受付けた前記切り替え指示に基づき、通信部が検出した他のノードには常に前記コンテンツデータに送信するよう動作するか、あるいは、前記経路更新部により当該他のノードの経路データが追加された後の前記経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信するか否かを制御するように動作するかを切り替える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
- 経路データは、前記他のノードと直接通信可能になった時点、あるいは、前記ルートで間接的に通信可能となったノードが前記ルート上で最初に別のノードと直接通信可能になった時点を示す情報を含み、
直接通信可能になった前記時点から経過時間が所定値を超えるノードの情報は、経路データから削除される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
- コンテンツデータの発信源となる発信ノードと、
前記コンテンツデータの宛先となる宛先ノードと、
前記コンテンツデータを受信すると、次のノードに通信可能になるまで蓄積する転送ノードとを含み、
前記転送ノードは、
通信範囲内にある他のノードを検出し、当該検出した他のノードと、データ通信を行う通信部と、
前記通信部が検出し、直接通信可能となった他のノードを示す情報と、当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードへのルートを示す情報を含む経路データを記録する経路記録部と、
転送すべきコンテンツデータを、当該コンテンツの宛先ノードを示す情報と対応付けて蓄積するコンテンツデータ記録部と、
前記通信部が他のノードを検出したとき、当該他のノードの経路データを受信して前記経路記録部の経路データに追加する経路更新部と、
前記通信部が前記他のノードを検出したとき、前記経路更新部により当該他のノードの経路データが追加された後の前記経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信するか否かを制御する送信制御部を備える、ネットワークシステム。
- 通信範囲内にある他のノードを検出し、当該検出した他のノードとデータ通信を行うデータ転送装置に、データ転送処理を実行させるプログラムであって、
直接通信可能となった他のノードを示す情報と、当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードへのルートを示す情報を含む経路データを前記データ転送装置の経路記録部に記録する処理と、
転送すべきコンテンツデータを、当該コンテンツの宛先ノードを示す情報と対応付けて前記データ転送装置のコンテンツデータ記録部に蓄積する処理と、
前記データ転送装置が他のノードを検出したとき、当該他のノードの経路データを受信して前記経路記録部の経路データに追加する経路更新処理と、
前記データ転送装置が前記他のノードを検出したとき、前記経路更新処理により当該他のノードの経路データが追加された後の前記経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信するか否かを制御する送信制御処理とをデータ転送装置に実行させるプログラム。
- 通信範囲内にある他のノードを検出し、当該検出した他のノードとデータ通信を行うデータ転送装置が、データ転送処理を実行する方法であって、
直接通信可能となった他のノードを示す情報と、当該他のノードを介して間接的に通信可能となったノードへのルートを示す情報を含む経路データを前記データ転送装置の経路記録部に記録する工程と、
転送すべきコンテンツデータを、当該コンテンツの宛先ノードを示す情報と対応付けて前記データ転送装置のコンテンツデータ記録部に蓄積する工程と、
前記データ転送装置が他のノードを検出したとき、当該他のノードの経路データを受信して前記経路記録部の経路データに追加する経路更新工程と、
前記データ転送装置が前記他のノードを検出したとき、前記経路更新工程で当該他のノードの経路データが追加された後の前記経路記録部の経路データを参照して、当該他のノードへ前記コンテンツデータを送信するか否かを制御する送信制御工程とを含む方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010065176A JP2011199677A (ja) | 2010-03-19 | 2010-03-19 | データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010065176A JP2011199677A (ja) | 2010-03-19 | 2010-03-19 | データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011199677A true JP2011199677A (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44877296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010065176A Pending JP2011199677A (ja) | 2010-03-19 | 2010-03-19 | データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011199677A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014150336A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Ntt Docomo Inc | 移動端末、方法およびプログラム |
CN109240339A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-01-18 | 南京航空航天大学 | 延迟容忍网络中紧急状态驱动的多摆渡机飞行控制方法 |
CN113301627A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-08-24 | 山东女子学院 | 一种基于贝叶斯分类的环境自适应路由方法、系统和介质 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005252857A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kddi Corp | マルチホップ無線ネットワークの経路制御方法および無線端末 |
JP2008205890A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Nec Corp | ルーティング方法およびノード |
JP2009055511A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Kddi Corp | 移動端末を媒体としてデータを転送するネットワークにおける移動端末位置管理方法、中継移動端末、中継固定局及びプログラム |
WO2009078427A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Nec Corporation | 経路制御方法およびノード |
-
2010
- 2010-03-19 JP JP2010065176A patent/JP2011199677A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005252857A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kddi Corp | マルチホップ無線ネットワークの経路制御方法および無線端末 |
JP2008205890A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Nec Corp | ルーティング方法およびノード |
JP2009055511A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Kddi Corp | 移動端末を媒体としてデータを転送するネットワークにおける移動端末位置管理方法、中継移動端末、中継固定局及びプログラム |
WO2009078427A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Nec Corporation | 経路制御方法およびノード |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
CSNG200900572021; 高田悠ほか: '移動シンクを用いた協調型データ蓄積方式' 電子情報通信学会技術研究報告 NS2009-99 第109巻,第228号, 20091008, 第127-132頁, 社団法人電子情報通信学会 * |
CSNG201000165012; 千明陽ほか: '移動計画の局所的拡散を用いたDTNルーティング手法' 電子情報通信学会技術研究報告 IN2009-121 第109巻,第362号, 20100107, 第65-70頁, 社団法人電子情報通信学会 * |
JPN6013054172; 千明陽ほか: '移動計画の局所的拡散を用いたDTNルーティング手法' 電子情報通信学会技術研究報告 IN2009-121 第109巻,第362号, 20100107, 第65-70頁, 社団法人電子情報通信学会 * |
JPN6013054173; 高田悠ほか: '移動シンクを用いた協調型データ蓄積方式' 電子情報通信学会技術研究報告 NS2009-99 第109巻,第228号, 20091008, 第127-132頁, 社団法人電子情報通信学会 * |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014150336A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Ntt Docomo Inc | 移動端末、方法およびプログラム |
CN109240339A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-01-18 | 南京航空航天大学 | 延迟容忍网络中紧急状态驱动的多摆渡机飞行控制方法 |
CN109240339B (zh) * | 2018-11-23 | 2021-08-10 | 南京航空航天大学 | 延迟容忍网络中紧急状态驱动的多摆渡机飞行控制方法 |
CN113301627A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-08-24 | 山东女子学院 | 一种基于贝叶斯分类的环境自适应路由方法、系统和介质 |
CN113301627B (zh) * | 2021-04-13 | 2023-04-07 | 山东女子学院 | 一种基于贝叶斯分类的环境自适应路由方法、系统和介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6183168B2 (ja) | イベント収集方法、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム | |
US8902733B2 (en) | Communication network management system, method and program, and management computer | |
US8711678B2 (en) | Communication network management system, method and program, and management computer | |
US9420415B2 (en) | Wireless communication method, node, and monitoring node | |
Anuradha et al. | Cross-layer based congestion detection and routing protocol using fuzzy logic for MANET | |
JP5472064B2 (ja) | データ転送装置、データ転送方法およびデータ転送プログラム | |
JP6606469B2 (ja) | 通信システムおよび無線ネットワークエンジニアリング支援方法 | |
US20120026891A1 (en) | Communication network management system and method and management computer | |
JP6459195B2 (ja) | 無線ネットワークシステム、無線ネットワークシステムの通信制御方法、制御装置、ネットワークエレメント、及び、通信制御プログラム | |
CN110324804B (zh) | 无线通信系统以及无线通信方法 | |
JP6693450B2 (ja) | 情報管理システム、車載装置、サーバ、及びルーティングテーブル変更方法 | |
JP4796014B2 (ja) | 通信制御支援装置及び通信制御支援方法並びにプログラム | |
JP2011199677A (ja) | データ転送装置、データ転送プログラムおよびデータ転送方法 | |
JP5782999B2 (ja) | 経路決定装置、ノード装置及び経路決定方法 | |
CN102932253B (zh) | 通信路径控制装置 | |
JP2012089923A (ja) | 輻輳予防ip中継装置、及び方法 | |
Chengetanai et al. | QUACS: Routing data packets in ad hoc networks on buffer-constrained load balancing conditions during emergency rescue crisis | |
JP2007258848A (ja) | マルチホップネットワークシステムおよびその経路制御方法ならびにそれを構成する中継端末およびプログラム | |
JP5287759B2 (ja) | ネットワークシステム及び経路検索方法 | |
JP6264928B2 (ja) | 通信システム、通信方法および通信プログラム | |
US8750134B2 (en) | Communication network management system and method and management computer | |
CN109076431A (zh) | 无线通信装置和无线通信方法 | |
JP6345561B2 (ja) | 通信装置システムおよびプログラム | |
JP6492718B2 (ja) | 無線端末 | |
JP6345560B2 (ja) | 通信装置システムおよびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130108 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130701 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20130702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131025 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140415 |