JP5346875B2 - 太陽電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電卓や時計など低消費電力の電子機器の電源として利用するのに好適な太陽電池の構造及びその作製方法に関する。
太陽電池は、屋外に設置して太陽光発電システムとしての利用形態や、電卓、ラジオ、時計等の消費電力の小さい電子機器の電源としての利用形態がある。後者の用途においては、腕時計のように機能性だけでなく外観上のデザインなどが重視される場合もある。従って太陽電池の実装方法にも工夫がなされ、時計の文字盤としてそのまま利用したり、或いは半透光性の文字盤の下に設置して目立たなくしたりする等の処理がなされている。
電子機器等に利用される太陽電池の大部分はガラス、ステンレス、または有機樹脂材料などを基板として、その上に非晶質半導体や微結晶半導体、またはカルコパライド系(或いはII−VI族)化合物半導体の薄膜で光電変換層を形成したものである。特に有機樹脂材料を基板とする太陽電池は、薄くて軽量であり、落としても割れない耐衝撃性に優れることから、カード型電卓や腕時計などの携帯型の製品に搭載するのに適している。そして、腕時計やカード型電卓などの小型の電子機器に太陽電池を組み込む場合には、配線の引き回しを簡略化するために外部接続端子が太陽電池の光入射面と反対側にあることが望ましいと考えられている。
光電変換層は、非晶質シリコンや微結晶シリコン等プラズマCVD法で作製される非単結晶半導体材料で形成する技術が最も良く知られている。太陽電池の生産性を高め製造の低コスト化を図る手段として、ロール状に巻いた可撓性基板を他方のロールへ巻き取りながら、その過程において成膜、印刷、レーザー加工等の各単位操作をインラインで行って、連続的に処理する方法が知られている。この方法をロールツーロール法と呼んでいる。
プラズマCVD法で作製する非単結晶半導体層は、良好な光電変換特性を得るためと成膜速度との兼ね合いから基板を100℃以上に基板を加熱している。しかし、ポリエステル等の有機樹脂フィルムを加熱するとオリゴマー(構造単位の繰り返しの数が2〜20程度の重合体)が発生し易く、一般にそれは平衡反応であるので、温度の上昇と共にその量が増加する傾向を示す。
電子機器等に搭載する太陽電池は、その色調や表面形状なども注意が払われている。基板を透過させて太陽電池に光を入射する構造の物は外観上表面が平坦であるが、表面反射や集積化加工に伴う開孔、電極パターンの部分間での色調が異なり目立ってしまう。また、光入射面に析出したオリゴマーは、付着力が弱く脱落しやすく比較的容易に除去することができる反面太陽電池を組み込んだ機器を汚染する。
本発明の目的は、上記構成の太陽電池において、表面反射の低減や集積化加工に伴う開孔、電極パターンの部分間での色調変化を目立たなくして、外観品質の向上を目的としている。
上記問題点を解決するために本発明は、透光性基板側から光を入射させる太陽電池において、透光性を有する有機樹脂基板の一方の面に、透明電極層と、光電変換層と、裏面電極層とが形成され、他方の面に有機樹脂層から成る表面パッシベーション層が形成され、該表面パッシベーション層にはフィラーを含有していることを特徴としている。
また、他の発明の構成は、透光性を有する有機樹脂基板の一方の面に、透明電極層と、光電変換層と、裏面電極層とが形成され、該透明電極層と光電変換層とには絶縁樹脂が充填された第1の開孔と該裏面電極層と同じ導電性材料が充填された第2の開孔を有し、前記有機樹脂基板の他方の面に有機樹脂層から成る表面パッシベーション層が形成され、該表面パッシベーション層にはフィラーを含有していることを特徴としている。
表面パッシベーション層は、特開平08−231675等に示されるようなフェノキシ樹脂及びまたは非芳香族多管能性イソシアナートやメラミン樹脂を添加したものを主成分としてスクリーン印刷法やロールコーター法で形成され、厚さを3〜10μmとする。表面パッシベーション層はフィラーを含有し、それにより3〜8μm程度の凹凸が形成され表面反射を低減する効果を付与する。
本発明の太陽電池の作製方法は、透光性を有する有機樹脂基板上に透明電極層を形成する第1の工程と、前記透明電極層上に光電変換層を形成する第2の工程と、前記透明電極層と前記光電変換層とに、前記基板に達する第1の開孔と第2の開孔を形成する第3の工程と、前記第1の開孔及び該開孔の上端部を覆って絶縁層を形成する第4の工程と、前記光電変換層上と、前記絶縁層上と、前記第2の開孔及び該開孔の上端部を覆って導電層を形成する第5の工程と、前記光電変換層および前記導電層上に封止樹脂層を形成する第6の工程とを有し、表面パッシベーション層を形成する工程は前記第2の工程以降であればどの工程間で実施しても良い。
或いは、本発明の太陽電池の作製方法は、透光性を有する有機樹脂基板上に透明電極層を形成する第1の工程と、前記透明電極層上に光電変換層を形成する第2の工程と、前記光電変換層上に所定のパターンである第1の導電層を形成する第3の工程と、前記透明電極層と前記光電変換層とに、前記基板に達する第1の開孔と第2の開孔を形成する第4の工程と、前記第1の開孔及び該開孔の上端部を覆って絶縁層を形成する第5の工程と、前記光電変換層上と、前記絶縁層上と、前記第2の開孔及び該開孔の上端部を覆って第2の導電層を形成する第6の工程と、前記光電変換層および前記導電層上に封止樹脂層を形成する第7の工程とを有し、前記第2の工程の以降に表面パッシベーション層を形成する工程を有している。
本発明によって、太陽電池を腕時計における半光透過性文字盤の下側にセットすると、上述の表面パッシベーション層の効果により集積化加工に伴う開孔や電極パターンの部分間において色調の変化が目立たなくなり、腕時計の外観品質を高めることができる。また、受光面に最も近い基材中からオリゴマーが吐出した場合でも、表面パッシベーション層内に固定されるため、組み込んだ腕時計をオリゴマーで汚染してしまうことがない。更に表面パッシベーション層の凹凸形状により表面反射が低減し、フィラーによる光封じ込め効果と相俟って光電変換層への入射光量が増加し、太陽電池の光電変換効率を高めることができる。
太陽電池の作製工程を説明する断面図。 太陽電池の完成した状態を示す断面図。 太陽電池の作製工程を説明する断面図。 太陽電池の完成した状態を示す断面図。 時計用太陽電池の平面図。 時計用太陽電池の部分断面図。 太陽電池の出力端子と電子機器の回路基板との接続を説明する図。 光入射面パッシベーション層の構成を説明する部分拡大図。 集積化構造の部分拡大図。
[実施形態1]
図1〜2を用いて本発明の実施形態を説明する。図1(A)において、基板101にはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)などの透光性を有する有機樹脂材料を用いる。有機樹脂材料を基板として、同一基板上で複数のユニットセルを直列接する集積型太陽電池を作製するには、例えば、特開平5−183177号公報に開示されている技術を好適に用いることができる。本実施形態では、同公報の方法を応用して太陽電池を作製した。勿論、その他市販のソーダ石灰ガラスや無アルカリガラスを適用することもできる。
基板は適当な大きさのシート状のものを用いても良いし、前述のようにロールツーロール法で工程を実施することを前提として、ロール状に巻かれた基板を用いても良い。ロールツーロール法を適用する場合には、厚さ50〜100μmの有機樹脂フィルム基板を用いる。
本実施形態で作製する太陽電池は、基板上の光電変換層が形成される面とは反対側の面から光を入射させる構造であり、基板101上に透明電極層102を形成した。透明電極層102は酸化インジウム・スズ合金(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO2)、ITO−ZnO合金などで40〜200nm(好適には50〜100nm)の厚さで形成する。しかし、前述の有機樹脂材料は連続使用可能な最高温度が200℃以下であるので、透明電極層102の作製はスパッタ法や真空蒸着法等を用い、成膜時の基板温度も室温から100℃程度にとどめて被膜の形成を行う。詳細な作製条件は実施者が適宣決定すれば良く、上記膜厚において20〜200Ω/□のシート抵抗が得られるようにする。
低抵抗のITO膜はスパッタ法で容易に形成できるので、有機樹脂基板を用いる場合適しているが、この上に半導体層を形成すると水素を含むプラズマ雰囲気に晒されるので、ITO膜が還元され失透してしまう。これを防ぐために、ITO膜上にSnO2膜やZnO膜を形成する。またガリウム(Ga)を1〜10wt%含むZnO(ZnO:Ga)膜は透過率が高くITO膜上に積層させるには好適な材料である。その組み合わせの一例として、ITO膜を50〜60nmの厚さに形成し、その上にZnO:Ga膜を25nm形成すると失透を防止することが可能であり、良好な光透過特性を得ることができる。この積層膜においてシート抵抗は120〜150Ω/□が得られる。
光電変換層103にはプラズマCVD法を用いて作製される非単結晶半導体膜を適用する。代表的には、SiH4ガスを原料として作製される水素化非晶質シリコン(a−Si:H)膜であり、その他に水素化非晶質シリコン・ゲルマニウム(a−SiGe:H)膜や水素化非晶質シリコン・炭素(a−SiC:H)膜、或いは水素化微結晶シリコン(μc−Si:H)膜などで形成する。光電変換層はpin接合により構成されるものとするが、価電子制御されたp型およびn型の層はa−Si:Hまたはμc−Si:Hにボロンやリンなどの不純物元素を添加したものを用いれば良い。特に、光吸収損失の低減や、透明電極或いは裏面電極と良好なオーム接触を形成する目的においてはμc−Si:Hが適している。
このような光電変換層の作製条件は適宣決定すれば良いものであるが、良好な光電変換特性を得るために成膜時の基板温度を100〜200℃に設定する。光電変換層を形成する側の面は、基板の表面にすでに透明電極層が形成されているので基板樹脂のオリゴマーの吐出を防ぐことができるが、その反対側の面にはオリゴマーが吐出する。
図1(A)では光電変換層103が透明電極層102側からp型層103a、i型層103b、n型層103cが積層された状態を示し、それぞれの層の厚さは、p型層で10〜20nm、i型層で200〜1000nm、n型層を20〜60nmとする。このような非単結晶シリコン材料でpin接合を形成すると0.4〜1V程度の開放電圧を得ることができ、このpin接合を一つの単位として複数個積層させたスタック型の構造とすると開放電圧を高めることができる。
そして図1(B)で示すように、同一基板上に複数のユニットセルを形成するために、レーザー加工法により光電変換層103から透明電極層102に達する開孔M0〜MnとC1〜Cnを形成する。開孔M0〜Mnは絶縁分離用の開孔であり、開孔C1〜Cnは透明電極と裏面電極との接続を形成するための開孔である。レーザー加工法で用いるレーザーの種類は限定されるものではないが、Nd−YAGレーザーやエキシマレーザーなどを用いる。いずれにしても、透明電極層102と光電変換層103が積層された状態でレーザー加工を行うことにより、加工時における透明電極層の基板からの剥離を防ぐことができる。
このようにして、透明電極層102をT1〜Tnに、光電変換層をK1〜Knに分割する。そして、図1(C)に示すように開孔M0〜Mnを充填し、さらにその上端部を覆う絶縁樹脂層Z0〜Znを形成する。
絶縁樹脂層Z0〜Znをスクリーン印刷法により形成するため、絶縁樹脂原料として下記の物を用意した。
フェノキシ樹脂(UCC社製:PKHH Mn=15,400) 20重量部
シクロヘキサン 40重量部
イソホロン 30重量部
高抵抗カーボンブラック(デグッサ社製:平均粒子径25nm) 4重量部
アエロジル(デグッサ社製:平均粒子径15nm) 10重量部
分散剤(オレイン酸) 3重量部
消泡剤(東芝シリコーン製:TSA―720) 1重量部
レベリング剤(信越シリコーン製:KS−66) 1重量部
先ず上記原料中、フェノキシ樹脂をシクロヘキサノン/イソホロンの混合溶剤に完全に溶解し、カーボンブラック、アエロジル、分散剤と共にジルコニア製ボールミルにより48時間分散した。次いで、消泡剤、レベリング剤を添加し更に2時間混合した。次に下記の熱架橋反応性成分樹脂を添加した。
n―ブチル化メラミン樹脂(三井東圧化学製:ユーバン21R:重量平均分子量約7000) 5重量部
硬化促進剤(三井東圧化学製:キャタリスト6000) 0.03重量部
これらを更に20分間混合分散し、パッシベーション膜用絶縁性樹脂組成物を得た。
得られた絶縁樹脂組成物インキを使用し、絶縁膜を、スクリーン印刷法を用いて形成した。塗布後、160℃オーブン中にて20分間熱硬化させ、絶縁樹脂層Z0〜Znを得た。
次に、図2で示すような裏面電極層E0〜Enをスクリーン印刷法により形成するため、使用するインキとして下記の物を用意した。
グラファイト粉末CPB―5000(中越黒鉛工業社製) 9重量部
高導電性ブラック#3950(16nm)三菱化学社製 6重量部
オレイン酸(分散剤) 0.5重量部
イソホロン(溶剤) 20重量部
これらをボールミルに投入し、24時間粉砕し、より微粒子化した。次にこの中に、下記内容の飽和ポリエステル樹脂のγ―ブチロラクトンラッカー20wt%75重量部を投入した。
バイロン220(OH価約55KOHmg/g)東洋紡社製 7重量部
バイロン200(OH価約5KOHmg/g)東洋紡社製 5重量部
バイロン630(OH価約42KOHmg/g)東洋紡社製 3重量部
γ―ブチロラクトン(溶剤) 60重量部
そして下記内容の消泡剤、レベリング剤を添加し、
消泡剤(東芝シリコーン製:TSA―720) 2重量部
レベリング剤(信越シリコーン製):KS―66) 0.5重量部
更にボールミルにて24時間分散混合後得られたペーストを、三本ロールミルで更によく分散し導電性カーボンペーストを得た。
このペーストに、脂肪族多管能イソシアナートであるヘキサメチレンジイソシアナート系ポリイソシアナートのイソシアナート基をアセト酢酸エチルによりブロックし、酢酸セロソルブで、キシレン1体1の溶剤で希釈したアセト酢酸エチルブロック体(固形分80wt%、NCO含率10wt%)コロネート2513(日本ポリウレタン工業社製)を5重量部添加しデイスパーによりよく混合し十分脱泡して導電性カーボンペーストを得た。
そして得られた導電性カーボンペーストをスクリーン印刷法により所定のパターンに印刷し、レベリング、乾燥後150℃30分で強固に硬化し、図2で示すような裏面電極層E0〜Enを形成した。
こうすると裏面電極層は光電変換層のn型層103cと接触するが、この接触をオーム接触とし、さらに接触抵抗を下げるためにはn型層103cをμc−Si:Hで形成し、かつ、その厚さを30〜80nmで形成する必要がある。
それぞれの裏面電極E1〜Enは開孔C1〜Cnにおいて透明電極層T1〜Tnと接続するように形成する。開孔C1〜Cnには裏面電極と同一材料を充填し、このようにして裏面電極En-1は透明電極Tnとそれぞれ電気的な接続状態が形成される。
最後に封止樹脂層104を印刷法で形成するため、封止樹脂原料として下記の物を用意した。
エポキシ樹脂(油化シェル製:エピコート1009 分子量約3750) 20重量部
γ―ブチロラクトン 40重量部
イソホロン 30重量部
消泡剤(東芝シリコーン製:TSA―720) 3重量部
レベリング剤(信越シリコーン製:KS−66) 1重量部
先ず上記原料中、エポキシ樹脂をγ−ブチロラクトン/イソホロンの混合溶剤に完全に溶解し、ジルコニア製ボールミルにより48時間分散した。次いで、消泡剤、レベリング剤を添加し更に2時間混合し、下記の熱架橋反応成分を添加した。
ブチル化メラミン樹脂(三井化学製:ユーバン20SE−60:分子量約3500〜4000) 5重量部
これらを更に20分間混合分散し、透明性を有する絶縁性表面保護封止膜用組成物を得た。
得られた絶縁性表面保護封止膜用組成物インキを使用し、封止樹脂層104nを、スクリーン印刷法を用いて形成し、150℃30分熱硬化した。封止樹脂層104は裏面電極E0とEn上に開孔部105、106を形成し、この部分で外部の回路基板と接続した。
基板101の光電変換層103を形成した反対側の面に形成する表面パッシベーション層107は、フェノキシ樹脂に超微粉末シリカアエロジルを5〜7%添加して、フィラー、レベリング剤、消泡剤、硬化剤を加えスクリーン印刷法やロールコーター法で塗布して3〜10μmの厚さで形成する。
図2の点線Aで囲んだ部分の詳細図を図8に示す。表面パッシベーション層107は、無機物フィラー(アエロジル)801を含有している。PENフィルム基材の反対面に光電変換層をプラズマCVDプロセスで成膜する際、PENフィルム基材表面にPENのオリゴマー802が吐出してくる場合もある。PENのオリゴマーは付着力が弱く脱落しやすいものであるが、表面パッシベーション層107成膜時、一緒に固定することができる。無機物フィラー801と吐出したオリゴマー802を有機物フィラーとして、表面パッシベーション層107の表面は3〜8μm程度の凹凸が形成される。この凹凸形状により表面反射が低減し、光電変換層への入射光量が増加し、かつ光電変換層、透明電極層にて反射してきた入射光の戻り光を含有フィラーで再反射し、光電変換層に戻し光電変換を促す一種の光封じ込め効果を併せて作用し、太陽電池の光電変換効率を高めることができる。
図2の点線Bで囲んだ部分の詳細図を図9に示す。図9(A)は点線Bで囲んだ部分と同じ断面図を示し、図9(B)はその断面図に対応した平面図で光入射側の面から見た平面図を示す。図9(B)において、領域901は光入射側から表面パッシベーション層107、基板101、透明電極層T2、光電変換層K2が形成されている領域である。領域902a及び902bは光入射側から表面パッシベーション層107、基板101、透明電極層T1及びT2、光電変換層K1及びK2、裏面電極層E1及びE2が形成されている領域であり、この領域が光電変換に寄与している。領域903は、光入射側から表面パッシベーション層107、基板101、透明電極層T2、光電変換層K1、絶縁樹脂層Z1、裏面電極層E1が形成されている領域である。絶縁樹脂層Z1には茶色に着色されているので外観上裏面電極層E1の影響は現れない。領域904は開孔M1に相当する部分で、開孔は光電変換層と透明電極層とを除去して形成されているので、絶縁樹脂層Z1が充填されている。領域905は開孔C2に相当する部分で裏面電極E1が充填されている。このように光入射側から見ると積層された膜の数或いはその材料がことなるので、それぞれの領域で外観上の色が異なってくる。実際には太陽電池の大部分の面積は領域902aの構成で占められるので、その他の領域の発色を領域902aと類似なものになるように、顔料などを含ませて着色させる。
例えば、絶縁樹脂層には赤、茶、紫、黒色系の着色としてα酸化鉄、黒色系の着色として高抵抗カーボン、白色系の着色として酸化チタンなどを使用する。α酸化鉄は、焼結方法の違いによって上記のような色調を選択することができ、非晶質シリコン層との色調合わせに有効である。絶縁樹脂層の色調は、非結晶シリコン層と透明電極層の光干渉色の合わさった色調を色差計によりその反射色の明度(L)赤味(a)青味(b)を測色、前記各種色調の顔料をよく分散した絶縁樹脂インキ膜反射光の明度(L’)赤味(a’)青味(b’)のLab色差表示系で色差ΔEを求め、ΔEが1.0以内少なくとも2.0以内に調色する事が有効である。色差ΔEを下式に示す。
また、裏面電極層には銀ペーストなど、封止樹脂104には白色から無色系のシリカを成分としたアエロジルなどを使用して着色させる。
このようにして太陽電池の大部分の領域である902a以外の領域への着色は、表面パッシベーション層107の凹凸と相俟って、集積化加工に伴う開孔や電極パターンの部分間での色調変化を目立たなくすることができる。
表面パッシベーション層107の形成は、光電変換層103を形成した後に行えば良く、本実施形態では封止樹脂層104を形成した後に行う例を示した。以上のようにして、基板101上に透明電極Tnと光電変換層Knと裏面電極層Enから成る単位セルが形成され、隣接する裏面電極En-1は透明電極Tnとを開孔Cnで接続することによりn個の直列接続する太陽電池を作製することができる。
裏面電極E0はユニットセルU1の透明電極T1の取り出し電極である。
また、本実施形態で作製した太陽電池は、透明電極層のシート抵抗が120〜150Ω/□であり、裏面電極層は30〜80Ω/□である。太陽電池の裏面電極材料として好適に用いられるアルミニウム膜では1Ω/□以下であるので、これに比較して高い値である。しかし、このように透明電極層と裏面電極層との抵抗値を同レベルなものとしてバランスをとることにより、静電破壊に対する耐性を飛躍的に向上させることができる。
[実施形態2]
本発明の他の実施形態を、図3〜4を用いて説明する。図3(A)において、基板301、透明電極302、光電変換層303は実施形態1と同様にして作製する。そして、光電変換層303上にスクリーン印刷法により実施形態1と同様に裏面電極XEM0〜XEMnを形成する。
そして、図3(B)に示すようにレーザー加工法により光電変換層303から透明電極層302に達する開孔XM0〜XMnとXC1〜XCnを形成する。開孔M0〜Mnはユニットセルを形成するための絶縁分離用の開孔であり、開孔XC1〜XCnは透明電極と裏面電極との接続を形成するためのものである。
レーザー加工時においては開孔の周辺に残渣が残る場合がある。この残渣は被加工物の飛沫であり、レーザー光により高温に加熱された飛沫は光電変換層303の表面に付着することにより膜にダメージを与えるので本来好ましくない。これを防ぐため、開孔のパターンに合わせて裏面電極を形成し、その後レーザー加工することにより、少なくとも光電変換層303へのダメージを防ぐことができる。
透明電極層302をXT1〜XTnに、光電変換層303をXK1〜XKnに分割した後、図3(C)に示すように開孔XM0〜XMnを充填し、さらにその上端部を覆う絶縁樹脂層XZ0〜XZnをスクリーン印刷法により形成する。
次に、図4示すように開孔XC1〜XCnを充填して、透明電極XT1〜XTnに接続する配線XB0〜XBn-1をスクリーン印刷法で形成する。配線XB0〜XBn-1は裏面電極と同じ材料で形成するものであり熱硬化型のカーボンペーストを用いる。こうして、裏面電極En-1は透明電極Tnとそれぞれ電気的に接続をされる。
絶縁性封止樹脂層304を印刷法で形成する。封止樹脂層304は裏面電極E0とEn上に開孔部305、306がそれぞれ形成され、この部分で外部回路と接続をする。また、実施形態1と同様にして表面パッシベーション層307を形成する。このようにして、基板301上に透明電極XTnと光電変換層XKnと裏面電極層XEnから成る単位セルが形成され、隣接する裏面電極XEn-1は透明電極XTnとを開孔XCnで接続することによりn個の直列接続する太陽電池を作製することができる。裏面電極XE0は単位セルXU1の透明電極XT1の取り出し電極である。
表面パッシベーション層107により、段落0034で述べたような現象で表面反射が抑えられ、集積化加工に伴う開孔や電極のパターンの部分の色調の変化を目立たなくすることができ、外観品質を向上させた太陽電池を作製することができる。表面反射が抑えられることにより、光電変換層への入射光量が増加し太陽電池の出力を高める効果が得られる。
[実施形態3]
図5に本実施形態の太陽電池を裏面電極側から見た場合の上面図を示す。図5で示すのは腕時計の半光透過性の文字盤の下側(腕時計のムーブメントが組み込まれる部分)に配置される太陽電池の一例を示している。基板501は厚さ70μmの有機樹脂フィルムであり、実施形態1で述べた有機樹脂材料であればいずれも適用可能であるが、代表的にはPEN基板用いる。基板501の形状は円形に限定されるものではないが、その中心には指針軸の挿通口507が設けられている。
太陽電池は基板501側から透明電極層、光電変換層、裏面電極層、封止樹脂層を積層するもので、これらは実施形態1または実施形態2と同様にして形成する。基板501上には4つのユニットセルが同心円状に配置されているが、太陽電池の直列接続の構造は基本的に実施形態1と同様であり、或いは実施形態2のような構成をとることもできる。
図5では透明電極層と光電変換層に形成される開孔YM0により、また開孔YM0の内側では開孔YM1〜YM4によって、ユニットセルYU1〜YU4を形成している。開孔YM0〜YM4は絶縁樹脂層YZ0〜YZ1によって充填され、該絶縁樹脂層は開孔YM0〜YM4の上端部が覆われるように形成している。
裏面電極YE1〜YE4は熱硬化型導電性カーボンペーストを用いてスクリーン印刷法で光電変換層上に形成するものであり、開孔YC2〜YC4で隣接するユニットセルの透明電極YT2〜YT4とそれぞれ接続している。裏面電極上には封止樹脂層504が腕時計の回路基板との接続部505、506を除いて全面に形成している。回路基板との接続部505は透明電極側の出力電極YE0が形成され、開孔YC1で透明電極と接続している。また、図で示すように裏面電極YE1とは分離して形成されている。一方の接続部506は裏面電極YE4と兼ねて形成している。
図5において、回路基板との接続部505周辺のA−A'断面を図6(A)に示す。基板501上に透明電極層、光電変換層、裏面電極層が形成されている。
透明電極層と光電変換層にはレーザー加工法で開孔YM0、YC1を形成し、開孔YM0上には絶縁層YZ0が形成され、開孔を充填しさらにその上端部を覆っている。透明電極側の出力電極YE0は開孔YC1で単位セルYU1の透明電極YT1と接続している。単位セルYU1の裏面電極YE1上には封止樹脂層504が形成されている。さらに、基板501の光入射側には表面パッシベーション層508が形成され、表面反射の低減と、集積化加工に伴う開孔や電極パターンにおける部分間の色調の変化を目立たなくしている。
同様に、外部回路との接続部506周辺のB−B'断面を図6(B)に示し、基板501上に透明電極YT4、光電変換層YK4、裏面電極層YE4が形成されている。また、基板501の光入射側には表面パッシベーション層508が形成されている。透明電極YT4は開孔YM0によって端部の内側に形成され、絶縁層YZ0が開孔を充填しさらにその上端部を覆っている。封止樹脂層は裏面電極層YE4上に形成されているが、接続部506上には形成されていない。
図5において隣接する単位セルの接続部のC−C'断面を図6(C)に示す。
基板501上には透明電極YT3、YT4が形成され、開孔YM0と該開孔とその上端部を覆って形成される絶縁層YZ0によって絶縁分離されている。同様に光電変換層YK3、YK4も分離されている。単位セルYU3とYU4との接続は開孔YC4に導電材料が充填され、裏面電極YE3が透明電極YT4と接続している。
基板501の光入射側には表面パッシベーション層508が形成されている。
以上のようにして、ユニットセルYU1〜YU4の4つを直列に接続した太陽電池を形成することができる。電卓や時計をはじめ各種の電子機器に組み込まれる太陽電池は、当該電子機器内の回路との接続において、半田付けや熱硬化型の接着剤で接続する他に、直接コイルバネや板バネで接続する方法がとられている。
図7はそのような接続方法の一例を説明する図であり、太陽電池と回路基板との接続を接続スプリングを介して行う様子を示す。太陽電池の構成は簡略化して示し、基板702a上に裏面電極702b、絶縁樹脂702c、封止樹脂702dが形成されている様子を示している。その他、ステンレス構造体703や支持体701などから成っている。接続スプリング704は封止樹脂702dの開孔部で裏面電極と接触していて、回路基板706と端子部705を介して電気的な接続が形成されている。このような機械的な力を利用した加圧接触式の接続構造は、半田付けやヒートシールなどの接続方法と比較して太陽電池へのダメージが少なく、製造工程においても歩留まりを低下させる要因とならない。しかし、裏面電極を金属材料で形成すると経時変化により表面が酸化して接触抵抗の増大を招く。しかし、カーボンペーストを用いた場合にはそのような問題点が発生しない。
このようにして作製した太陽電池を腕時計における半光透過性文字盤の下側にセットすると、上述の表面パッシベーション層の効果により集積化加工に伴う開孔や電極パターンの部分間において色調の変化が目立たなくなり、腕時計の外観品質を高めることができる。また、PENフィルム基材からオリゴマーが吐出した場合、表面パッシベーション層内に固定されるため、組み込んだ腕時計をオリゴマーで汚染してしまうことがない。
101、301、501 基板
102、302 透明電極層
103、303 光電変換層
104、304、504 封止樹脂層
105、106、305、306 開孔部
505、506 回路基板との接続部、開孔部
107、307 表面パッシベーション層
508 表面パッシベーション層
701 支持体
702 太陽電池
703 ステンレス構造体
704 接続スプリング
705 端子部
706 回路基板
801 フィラー
802 オリゴマー

Claims (5)

  1. 基板上に、第1の電極、光電変換層及び第2の電極を順に積層した複数のユニットセルと、
    前記第1の電極及び前記光電変換層を、前記ユニットセル毎に絶縁分離する絶縁樹脂層とを有し、
    複数の前記ユニットセルは直列接続され、
    複数の前記ユニットセルと重なる光入射面の第1の領域と、前記絶縁樹脂層と重なる光入射面の第2の領域とを有し、
    前記絶縁樹脂層が有する色により、前記第1の領域の色と前記第2の領域の色とは類似色となり、
    前記第1の電極と前記光電変換層との光干渉色の合わさった色調の反射色の明度をL、赤味をa、青味をbとし、前記絶縁樹脂層の反射光の明度をL’、赤味をa’、青味をb’としたとき、下式で示すΔEが2.0以内であることを特徴とする太陽電池。
  2. 基板上に、第1の電極、光電変換層及び第2の電極を順に積層した複数のユニットセルと、
    前記第1の電極及び前記光電変換層を、前記ユニットセル毎に絶縁分離する絶縁樹脂層と、
    前記絶縁樹脂層及び前記第2の電極上の封止樹脂層とを有し、
    複数の前記ユニットセルは直列接続され、
    複数の前記ユニットセルと重なる光入射面の第1の領域と、前記第1の領域以外の光入射面の第3の領域とを有し、
    前記絶縁樹脂層が有する色及び前記封止樹脂層が有する色により、前記第1の領域の色と前記第3の領域の色とは類似色となり、
    前記第1の電極と前記光電変換層との光干渉色の合わさった色調の反射色の明度をL、赤味をa、青味をbとし、前記絶縁樹脂層の反射光の明度をL’、赤味をa’、青味をb’としたとき、下式で示すΔEが2.0以内であることを特徴とする太陽電池。
  3. 請求項において、前記封止樹脂層はシリカを含むことを特徴とする太陽電池。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一において、前記第2の電極は有色であることを特徴とする太陽電池。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一において、前記基板の前記ユニットセルが設けられていない側に、無機物フィラーが含有された有機樹脂層からなるパッシベーション層が形成されていることを特徴とする太陽電池。
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