JP4781111B2 - 太陽電池の作製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池、太陽電池を含む半導体装置及びその作製方法に関する。
太陽電池は、屋外に設置して太陽光発電システムとして利用する他に、電卓、ラジオ、時計等の消費電力の小さい電気機器の電源としても普及している。このような民生用途において、例えば、腕時計のように機能性だけでなく外観上のデザインなども重視する場合には、太陽電池の実装方法にも工夫がなされ、時計の文字盤としてそのまま利用したり、或いは半透光性の文字盤の下に設置して目立たなくしたりする等の処理がなされている。
太陽電池の大部分は、ガラス、ステンレス、または有機樹脂材料などを基板として、その上に非晶質半導体や微結晶半導体、またはカルコパライド系(或いはII−VI族)化合物半導体の薄膜で光電変換層を形成したものである。特に基板に有機樹脂材料を用いた太陽電池は、薄くて軽量であり、落としても割れないといった耐衝撃性に優れることから、カード型電卓や腕時計などの携帯型の製品や、テレビなど室内用電気機器のリモコンに搭載するのに適している(特許文献1参照)。
このように様々な電気機器に利用される太陽電池だが、電気機器の小型化及び軽量化と共に、太陽電池においても小型化及び軽量化が求められている。
特開2001−185745号公報
本発明では、太陽電池の電極層や絶縁分離層の形状を微細化することにより余分な部分を省き、光を遮ってしまう領域を小さくして受光面積を増大させることを課題とする。
本発明においては、光電変換層、例えばアモルファス半導体層表面に有機物層を形成することにより、アモルファス半導体層の濡れ性を低くして、アモルファス半導体層と電極と絶縁分離層の接触角を大きくすることにより、電極層や絶縁分離層の形状を微細化することができる。またアモルファス半導体層と電極と絶縁分離層の接触角を大きくすることにより、光を遮る部分を省いて受光領域を増大させることができる。さらに電極層や絶縁分離層の厚さ方向における余分な部分を省くことができる。
本発明は、基板上に第1の電極層を形成し、前記第1の電極層上に光電変換層を形成し、前記光電変換層上に有機物層を形成し、前記光電変換層に、前記第1の電極層に達する開孔を形成し、前記開孔に導電性ペーストを用いて第2の電極層を形成し、前記有機物層上に、前記第2の電極層を介して前記第1の電極層に電気的に接続される第1の導電層と、前記光電変換層に電気的に接続される第2の導電層を形成し、前記有機物層は、前記導電性ペーストの前記光電変換層に対する接触角を増大させることを特徴とする太陽電池の作製方法に関するものである。
本発明は、基板上に第1の電極層を形成し、前記第1の電極層上に光電変換層を形成し、前記光電変換層の表面を有機材料で処理することにより前記光電変換層の表面を改質し、前記光電変換層に、前記第1の電極層に達する開孔を形成し、前記開孔に導電性ペーストを充填して第2の電極層を形成し、前記光電変換層上に、前記第2の電極層を介して前記第1の電極層に電気的に接続される第1の導電層と、前記光電変換層に電気的に接続される第2の導電層を形成し、前記光電変換層を前記有機物によって処理することにより、前記導電性ペーストの前記光電変換層に対する接触角が増大することを特徴とする太陽電池の作製方法に関するものである。
本発明において、前記基板は、ガラス、ステンレス、または高分子材料で形成されているものである。
本発明において、前記高分子材料は、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレートのいずれか1つである。
本発明において、前記有機物層は、シランカップリング化合物を含むものである。
本発明において、前記導電性ペーストは、銀、金、銅又はニッケルの金属材料を含む導電性ペースト、もしくは導電性カーボンペーストのいずれかである。
本発明において、前記電極層は、インクジェット法又はスクリーン印刷法で形成される。
本発明により電極層や絶縁分離層の形状を微細化することができる。これにより単位面積あたりのセル数を増大させ、スループットを上げることが可能となる。また光電変換層と電極との接触角を大きくすることにより、光を遮る部分を省いて受光領域を増大させることができる。さらに電極層や絶縁分離層の厚さ方向における余分な部分を省くことができるので、太陽電池を小型化及び軽量化することができる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同じものを指す符号は異なる図面間で共通して用いる。
図1(A)〜図1(B)、図2(A)〜図2(B)、図3を用いて本実施の形態を説明する。まず基板101上に透明導電膜102を形成する。本実施の形態では、基板101としてフレキシブル基板を用い、具体的には高分子材料で形成された基板、例えばポリエチレンナフタレート(PEN)のフィルムを用いる。ポリエチレンナフタレートの他にも、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等のフィルムを用いてもよい。またガラス基板やステンレス基板を用いてもよい。
本実施の形態では、透明導電膜102として酸化インジウム酸化スズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜を用いる。また酸化インジウム酸化スズ合金(ITO)の他、例えば、Siを含む酸化インジウム酸化スズ合金導電膜や酸化インジウムに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成された導電膜を用いてもよい。
透明導電膜102上に、アモルファス半導体膜103を形成する。アモルファス半導体膜103には、p型アモルファス半導体膜103a、導電型を付与する不純物を含まないアモルファス半導体膜103b及びn型アモルファス半導体膜103cを形成する。
本実施の形態では、p型アモルファス半導体膜103aとして、ボロン(B)を含んだアモルファスシリコン膜をプラズマCVD法にて成膜する。導電型を付与する不純物を含まないアモルファス半導体膜103bとしてはプラズマCVD法で真性アモルファスシリコン膜を形成すればよい。またn型アモルファス半導体膜103cとしては、リン(P)を含むアモルファスシリコン膜を形成してもよいし、真性アモルファスシリコン膜を形成後、リンを導入してもよい。
アモルファス半導体膜103を形成後、有機物層104を形成する(図1(A)参照)。有機物層104としては、アモルファス半導体膜103の表面を改質する有機材料、例えばフッ化炭素鎖を含む物質、またはシランカップリング材を含む物質を用いることができる。シランカップリング材は、Rn−Si−X(4−n)(n=1、2、3)の化学式で表される。ここで、Rは、アルキル基などの比較的不活性な基を含む物である。また、Xはハロゲン、メトキシ基、エトキシ基又はアセトキシ基など、基質表面の水酸基あるいは吸着水との縮合により結合可能な加水分解基からなる。有機物層104を形成することにより、すなわち有機材料でアモルファス半導体膜103の表面を処理することにより、アモルファス半導体膜103の表面を改質されてぬれ性が低くなる。
また、シランカップリング材の代表例として、Rにフルオロアルキル基を有するフッ素系シランカップリング材(フルオロアルキルシラン(FAS))を用いることにより、よりぬれ性を低めることができる。FASのRは、(CF)(CF)x(CH)y(x:0以上10以下の整数、y:0以上4以下の整数)で表される構造を持ち、複数個のR又はXがSiに結合している場合には、R又はXはそれぞれすべて同じでも良いし、異なっていてもよい。代表的なFASとしては、ヘプタデフルオロテトラヒドロデシルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロテトラヒドロデシルトリクロロシラン、トリデカフルオロテトラヒドロオクチルトリクロロシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン等のフルオロアルキルシラン(以下、FASともいう。)が挙げられる。
アモルファス半導体膜103の表面を改質する材料として、シランカップリング材のRにフッ化炭素鎖を有さず、アルキル基を有す物質も用いることができ、例えば有機シランとしてオクタデシルトリメトキシシラン等を用いることができる。
アモルファス半導体膜103の表面を改質する材料を塗布法により、アモルファス半導体膜103の表面に形成する場合は、これらの物質を分散させる溶媒としては、nーペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−デカン、ジシクロペンタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、デュレン、インデン、テトラヒドロナフタレン、デカヒドロナフタレン、スクワランなどの炭化水素系溶媒又はテトラヒドロフランなどを用いることができる。
この有機物層104はアモルファス半導体膜103の表面を改質し、後の工程で導電性ペーストを用いて電極を形成する際に、導電性ペーストとアモルファス半導体膜103表面との接触角を大きくすることができる。このようなアモルファス半導体膜の表面改質は、アモルファス半導体膜の水酸基と有機物層が反応することによって行われるものと考えられる。
なお有機物層104は、完全な膜になっていなくてもよく、アモルファス半導体膜103の表面を改質できる程度に存在していればよい。
次いで、レーザスクライブにより透明導電膜102、アモルファス半導体膜103及び有機物層104を貫通するコンタクトホール106及び107を作成する(図1(B)参照)。コンタクトホール106及び107の幅は、50μm〜300μmであればよい。コンタクトホール106及び107は、透明導電膜102に達しており、図1(B)に示されるように、コンタクトホール106及び107の底面が基板101の表面であってもよい。
次にコンタクトホール106に絶縁性材料を充填して、絶縁分離用の絶縁層108を形成する(図2(A)参照)。絶縁層108はインクジェット法、スクリーン印刷法等により形成される。インクジェット法を用いて絶縁層108を形成する場合は、感光材を含む組成物を用いればよい。例えば、代表的なポジ型レジストである、ノボラック樹脂と感光材であるナフトキノンジアジド化合物、ネガ型レジストであるベース樹脂、ジフェニルシランジオール及び酸発生材などを、溶媒に溶解又は分散させたものを用いればよい。溶媒としては、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、イソプロピルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、メチルエチルケトン、アセトン等の有機溶剤などを用いる。溶媒の濃度は、レジストの種類などに応じて適宜設定するとよい。
またコンタクトホール107に導電性ペーストを充填してインクジェット法又はスクリーン印刷法等にて電極109を形成する(図2(B)参照)。導電性ペーストとしては、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)等の金属材料を含む導電性ペースト、または導電性カーボンペーストを用いることができる。本実施の形態では、銀(Ag)ペーストを用いて電極109を形成する。
電極109を形成する際に、アモルファス半導体膜103の表面に有機物層104を形成することによって、有機物層104に対する導電性ペーストの表面張力が大きくなっているので、導電性ペーストにより光が遮られてしまう領域を減少させることができる。
電極109を形成したら、アモルファス半導体膜103及び有機物層104上に導電層110(110a及び110b)を形成する。前述のように、有機物層104は完全な膜になっていなくてもよいので、アモルファス半導体膜103上に導電層110が形成されている領域が存在していてもよい。図3において、導電層110aは、電極109を介して透明導電膜102に電気的に接続され、導電層110bは、アモルファス半導体膜103中のn型アモルファス半導体膜103cに電気的に接続される。なお、アモルファス半導体膜103cと導電層110bとの間には、有機物層104が形成されているが、アモルファス半導体膜103cと導電層110bの電気的接続を阻害するものではない。
導電層110の成膜方法としては、スパッタリング法、蒸着法、メッキ法、スクリーン印刷法又はインクジェット法、あるいはこれらの手段を併用する。スパッタリング法を用いる場合は、導電層110の材料として、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)から選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料、若しくは化合物材料を用いることが可能である。またインクジェット法を用いる場合、導電層110の材料として、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)等の金属材料を含む導電性ペーストを用いることが可能である。
なお、絶縁層108と電極109はどちらを先に形成してもよい。
図3では、絶縁層108と電極109が有機物層104を形成することにより、それぞれコンタクトホール106及び107からはみ出さずに形成されている様子が示されている。
絶縁層108と電極109はコンタクトホール106及び107からはみ出さずに形成されていることが好ましく、図11(A)のように、絶縁層108と電極109がコンタクトホール106及び107の表面から少し凹んだ状態で形成されていてもよい。また、図11(B)のように、絶縁層108と電極109がコンタクトホール106及び107の表面から少し出っ張った状態で形成されていてもよい。
以上より、本発明の太陽電池を作製することができる。本発明により受光領域が従来より増大した太陽電池を作製することができ、厚さが薄い太陽電池を作製することができる。また基板一枚の単位面積あたり、より多くの太陽電池を得ることが可能である。
図4(A)〜図4(C)、図5及び図6を用いて本実施例を説明する。本実施例では、有機樹脂材料を基板として同一基板上で複数の単位セル(ユニットセルともいう)を直列接続する集積型太陽電池を作製する方法を作製する。
図4(A)において、基板501にはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)などの透光性を有する有機樹脂材料を用いる。勿論、その他市販のソーダ石灰ガラスや無アルカリガラスやステンレス基板を適用することもできる。
基板501は適当な大きさのシート状のものを用いても良いし、ロールツーロール法で本実施例の太陽電池を作製する場合には、ロール状に巻かれた基板を用いても良い。ロールツーロール法を適用する場合には、厚さ60〜100μmの有機樹脂フィルム基板を用いると良い。
本実施例で作製する太陽電池は、基板上の光電変換層が形成される面とは反対側の面で光を受光する構造であり、まず、基板501上に透明電極層502を作製する。透明電極層502は酸化インジウム酸化スズ合金(インジウム錫酸化物ともいう)(Indium Tin Oxide(ITO))、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、ITO−ZnO合金などで40〜200nm(好適には50〜100nm)の厚さで形成する。しかし、前述の有機樹脂材料は連続使用可能な最高温度が200℃以下であるので、透明電極層502の作製はスパッタ法や真空蒸着法等を用い、成膜時の基板温度も室温から150℃程度にとどめて被膜の形成を行う。詳細な作製条件は実施者が適宣決定すれば良く、上記膜厚において20〜200Ω/□のシート抵抗が得られるようにする。
透明電極層502の低抵抗化という観点からはITO膜が適しているが、この上に半導体層を形成するに当たり、水素を含むプラズマ雰囲気に晒すと還元され失透してしまう。これを防ぐために、ITO膜上にSnO膜やZnO膜を形成すると良い。ガリウム(Ga)を1〜10wt%含むZnO(ZnO:Ga)膜は透過率が高くITO膜上に積層させるには好適な材料である。その組み合わせの一例として、ITO膜を50〜60nmの厚さに形成し、その上にZnO:Ga膜を25nm形成すると失透を防止することが可能であり、良好な光透過特性を得ることができる。この積層膜においてシート抵抗は120〜150Ω/□が得られる。
次に透明電極層502上に光電変換層503にはプラズマCVD法を用いて作製される非単結晶半導体膜を適用する。代表的には、SiHガスを原料として作製される水素化非晶質シリコン(a−Si:H)膜であり、その他に水素化非晶質シリコン・ゲルマニウム(a−SiGe:H)膜や水素化非晶質シリコン・炭素(a−SiC:H)膜、或いは水素化微結晶シリコン(μc−Si:H)膜などで形成する。光電変換層503はpin接合により構成されるものとするが、価電子制御されたp型およびn型の層は、a−Si:Hまたはμc−Si:Hにボロンやリンなどの不純物元素を添加したものを用いれば良い。特に、光吸収損失の低減や、透明電極層或いは裏面電極層と良好なオーム接触を形成する目的においてはμc−Si:Hが適している。
本実施例では光電変換層503が透明電極層502側からp型半導体層503a、i型半導体層503b、n型半導体層503cが積層された状態を示し、それぞれの層の厚さは、p型半導体層503aで10〜20nm、i型半導体層503bで200〜1000nm、n型半導体層503cを20〜60nmとする。このような非単結晶シリコン材料でpin接合を形成すると0.4〜1V程度の開放電圧を得ることができ、このpin接合を一つの単位として複数個積層させたスタック型の構造とすると開放電圧を高めることもできる。
次に光電変換層503上に、光電変換層503の表面を改質する有機物層504を形成する。有機物層504は実施の形態で述べた有機物層104と同様にして形成すればよい。
そして図4(B)で示すように、同一基板上に複数のユニットセルを形成するために、レーザ加工法(レーザスクライブ)により有機物層504から透明電極層502を貫通する開孔M〜MとC〜Cを形成する。開孔C〜Cは絶縁分離用の開孔でありユニットセルを形成するために設け、開孔M〜Mは透明電極層と裏面電極層との接続を形成するための開孔である。レーザ加工法で用いるレーザーの種類は限定されるものではないが、Nd−YAGレーザやエキシマレーザなどを用いる。いずれにしても、透明電極層502と光電変換層503が積層された状態でレーザ加工を行うことにより、加工時における透明電極層の基板からの剥離を防ぐことができる。
このようにして、透明電極層502をT〜Tに、光電変換層503をK〜Kに分割する。そして、図4(C)に示すように開孔M〜Mにインクジェット法又はスクリーン印刷法等にて導電性ペーストを充填し、接続電極層E〜Eを形成する。
導電性ペーストとしては、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)等の金属材料を含む導電性ペースト、または導電性カーボンペーストを用いることができる。本実施例では、銀(Ag)ペーストを用いて接続電極層E〜Eを形成する。
接続電極層E〜Eを形成する際について、光電変換層503の表面に有機物層504を形成しているので、導電性ペーストの表面張力が大きくなっている。これにより導電性ペーストが開孔M〜Mからはみ出さないで接続電極層E〜Eを形成することができる。これにより光を遮ってしまう領域を極力抑えることができ、受光面積を増大させることが可能である。
次に、開孔C〜Cに絶縁樹脂層Z〜Zを充填して素子の絶縁分離を行う。絶縁樹脂層Z〜Zはインクジェット法、スクリーン印刷法等によって形成される。
絶縁樹脂層Z〜Zをインクジェット法で形成する場合、接続電極層E〜Eと同様に、光電変換層503の表面に形成されている有機物層504のはたらきにより、絶縁樹脂層Z〜Zもその幅を細くすることができる。
インクジェット法で絶縁樹脂層Z〜Zを形成する場合、絶縁樹脂層の材料としては、感光材を含む組成物を用いればよく、例えば、代表的なポジ型レジストである、ノボラック樹脂と感光材であるナフトキノンジアジド化合物、ネガ型レジストであるベース樹脂、ジフェニルシランジオール及び酸発生材などを、溶媒に溶解又は分散させたものを用いる。溶媒としては、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、イソプロピルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、メチルエチルケトン、アセトン等の有機溶剤などを用いる。溶媒の濃度は、レジストの種類などに応じて適宜設定するとよい。
また絶縁樹脂層Z〜Zをスクリーン印刷法により形成する場合は、以下に示す手順によって絶縁樹脂層Z〜Zを形成する。絶縁樹脂層Z〜Zを形成するための絶縁樹脂原料として、フェノキシ樹脂、シクロヘキサン、イソホロン、高抵抗カーボンブラック、アエロジル、分散材、消泡材及びレベリング材を用意する。
先ず上記原料中、フェノキシ樹脂をシクロヘキサノン及びイソホロンの混合溶剤に完全に溶解し、カーボンブラック、アエロジル、分散材と共にジルコニア製ボールミルにより48時間分散する。次いで、消泡材、レベリング材を添加し更に2時間混合する。次に熱架橋反応性樹脂、例えばn―ブチル化メラミン樹脂及び硬化促進材、を添加する。
これらを更に混合分散し、パッシベーション膜用絶縁性樹脂組成物を得る。
得られた絶縁樹脂組成物インキを使用し、絶縁膜を、スクリーン印刷法を用いて形成する。塗布後、160℃オーブン中にて20分間熱硬化させ、絶縁樹脂層Z〜Zを得る。
なお本実施例では接続電極層E〜Eを先に形成したが、接続電極層E〜Eと絶縁樹脂層Z〜Zはどちらを先に形成しても構わない。
次に、図5で示すような裏面電極層D〜Dn+1を形成する。裏面電極層D〜Dn+1としては、スパッタリング、蒸着法、メッキ法、スクリーン印刷法、インクジェット法等によって形成すればよい。
スパッタリング法を用いる場合は、裏面電極層D〜Dn+1の材料として、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)から選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料、若しくは化合物材料を用いることが可能である。またインクジェット法を用いる場合、裏面電極層D〜Dn+1の材料として、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)等の金属材料を含む導電性ペーストを用いることが可能である。
また裏面電極層D〜Dn+1をスクリーン印刷法により形成する方法を以下に説明する。まず、使用する導電性インキとして、グラファイト粉末、高導電性ブラック、オレイン酸(分散剤)及びイソホロン(溶剤)を用意する。
これらをボールミルに投入して粉砕し、より微粒子化する。次にこの中に、飽和ポリエステル樹脂のγ―ブチロラクトンラッカー20wt%を投入する。
そして消泡材、レベリング材を添加する。
更にボールミルにて分散混合後得られたペーストを、三本ロールミルで更によく分散し導電性カーボンペーストを得る。
このペーストに、脂肪族多管能イソシアナートであるヘキサメチレンジイソシアナート系ポリイソシアナートのイソシアナート基をアセト酢酸エチルによりブロックし、酢酸セロソルブで、キシレン1対1の溶剤で希釈したアセト酢酸エチルブロック体(固形分80wt%、NCO含率10wt%)コロネート2513を添加しディスパーによりよく混合し十分脱泡して導電性カーボンペーストを得る。
そして得られた導電性カーボンペーストをスクリーン印刷法により所定のパターンに印刷し、レベリング、乾燥後150℃で30分で強固に硬化し、図5で示すような裏面電極層D〜Dn+1を形成する。
それぞれの裏面電極層D〜Dn+1は開孔M〜Mにおいて透明電極層T〜Tと接続するように形成する。開孔M〜Mには接続電極層E〜Eで充填されており、裏面電極層D〜Dn+1は接続電極層E〜Eを介することにより透明電極層T〜Tとそれぞれ電気的な接続状態が形成される。
最後に封止樹脂層505を印刷法で形成するため、封止樹脂原料として、エポキシ樹脂、γ―ブチロラクトン、イソホロン、消泡材及びレベリング材を用意する。
先ず上記原料中、エポキシ樹脂をγ−ブチロラクトン/イソホロンの混合溶剤に完全に溶解し、ジルコニア製ボールミルにより分散する。次いで、消泡材、レベリング材を添加し更に混合し、熱架橋反応成分としてブチル化メラミン樹脂を添加する。
これらを更に混合分散し、透明性及び絶縁性を有する表面保護及び封止膜用の組成物インクを得る。
得られた組成物インキを使用し、封止樹脂層505を、スクリーン印刷法を用いて形成し、150℃で30分熱硬化する。封止樹脂層505は裏面電極層DとDn+1上に開孔部を形成し、この部分で外部の回路基板と接続する。
以上のようにして、基板501上に透明電極層T〜Tと光電変換層K〜K、接続電極層E〜E及び裏面電極層D〜Dn+1から成る単位セルが形成され、隣接する裏面電極層D〜Dn+1は透明電極層T〜Tとを開孔M〜Mで接続することによりn個の直列接続する太陽電池を作製することができる。裏面電極層Dは、単位セルUにおける透明電極層Tの取り出し電極となり、裏面電極層Dn+1は単位セルUにおける透明電極層Tの取り出し電極となる。
なお、図6は図5における開孔C〜C、M〜M、接続電極層E〜E、絶縁樹脂層Z〜Z、裏面電極層D〜Dn+1の位置関係を示した上面図である。図6に示すように単位セルU〜Uが直列に接続されて太陽電池が形成される。
本実施例では、本発明を用いて形成した太陽電池を様々な電気機器に応用した例を、図7、図8(A)〜図8(C)及び図9を用いて説明する。
図7に本実施例の太陽電池を裏面電極層側から見た場合の上面図を示す。図7で示すのは腕時計において、半光透過性の文字盤の下側(腕時計のムーブメントが組み込まれる部分)に配置される太陽電池の一例を示している。基板601は厚さ70μmの有機樹脂フィルムであり、実施例1で述べた有機樹脂材料であればいずれも適用可能であるが、代表的にはPEN基板を用いる。基板601の形状は円形に限定されるものではないが、その中心には指針軸の挿通口607が設けられている。
太陽電池は基板601側から透明電極層、光電変換層、裏面電極層、封止樹脂層を積層するもので、これらは実施例1と同様にして形成する。基板601上には4つのユニットセルが同心円状に配置されているが、太陽電池の直列接続の構造は基本的に実施例1と同様である。
図7では透明電極層YT〜YTと光電変換層YK〜YKに形成される開孔YCにより、また開孔YCの内側では開孔YC〜YCによって、ユニットセルYU〜YUを形成している。開孔YC〜YCは絶縁樹脂層YZ〜YZによって充填されている。
接続電極層YE〜YEは金属ペースト、例えば銀(Ag)ペーストを用いてインクジェット法で光電変換層、透明電極層中に形成されている。接続電極層YE〜YEを形成する際に、実施の形態及び実施例1で述べたように、光電変換層上に、光電変換層の表面を改質する有機物層を形成して、光電変換層表面を改質する。これにより光電変換層表面のぬれ性が低くなり、接続電極層YE〜YEを形成する際に、金属ペーストと光電変換層表面との接触角を大きくすることができる。
裏面電極層YD〜YDは、接続電極層YE〜YEを介して、開孔YM〜YMで隣接するユニットセルの透明電極層YT〜YTとそれぞれ接続している。裏面電極層上には封止樹脂層604が腕時計の回路基板との接続部605及び606を除いて全面に形成している。回路基板との接続部605は透明電極層の出力電極YDが形成され、開孔YMで透明電極層と出力電極YDが接続している。また、図で示すように裏面電極層YDとは分離して形成されている。一方の接続部606である裏面電極層YDは出力電極としても機能する。
図7において、回路基板との接続部605周辺のA−A’断面を図8(A)に示す。基板601上に透明電極層、光電変換層、裏面電極層が形成されている。透明電極層と光電変換層にはレーザー加工法で開孔YC及びYMが形成され、開孔YCには絶縁層YZが形成され、開孔を充填している。透明電極層側の出力電極YDは開孔YM中に形成された接続電極層YEを介してユニットセルYUの透明電極層YTと接続している。ユニットセルYUの裏面電極層YD上には封止樹脂層604が形成されている。
同様に、外部回路との接続部606周辺のB−B’断面を図8(B)に示し、基板601上に透明電極層YT、光電変換層YK、裏面電極層YDが形成されている。透明電極層YTは開孔YCによって端部の内側に形成され、絶縁層YZが開孔を充填している。封止樹脂層は裏面電極層YD上に形成されているが、接続部606上には形成されていない。
図7において隣接するユニットセルの接続部周辺のC−C’断面を図8(C)に示す。基板601上には透明電極層YT、YTが形成され、開孔YC中に形成される絶縁層YZによって絶縁分離されている。同様に光電変換層YK、YKも分離されている。ユニットセルYUとYUとの接続は開孔YMに形成された接続電極層YEを介して、裏面電極層YDが透明電極層YTと接続されている。
以上のようにして、ユニットセルYU〜YUの4つを直列に接続した太陽電池を形成することができる。電卓や時計をはじめ各種の電気機器に組み込まれる太陽電池は、当該電気機器内の回路との接続において、半田付けや熱硬化型の接着材で接続する他に、コイルバネや板バネで直接接続する方法がとられている。図9はそのような接続方法の一例を説明する図であり、光電変換装置702と回路基板706との接続を接続スプリングを介して行う様子を示す。光電変換装置702の構成は簡略化して示し、基板702a上に裏面電極702b、絶縁樹脂702c、封止樹脂702dが形成されている様子を示している。その他、ステンレス構造体703や支持体701などから成っている。接続スプリング704は封止樹脂702dの開孔部で裏面電極と接触していて、回路基板706と端子部705を介して電気的な接続が形成されている。このような機械的な力を利用した加圧接触式の接続構造は、半田付けやヒートシールなどの接続方法と比較して太陽電池へのダメージが少なく、製造工程においても歩留まりを低下させる要因とならない。
以上のようにして形成された太陽電池を組み込んだ腕時計を図10(A)に示す。図10(A)中、801は筐体、802は図7に示される太陽電池、803は長針及び短針を含む文字盤、804はカバーを示している。
また図10(B)は本発明によって作製された太陽電池を組み込んだ電卓である。図10(B)中、901は筐体、902は太陽電池、903はボタン、904は表示パネルである。太陽電池902は実施例1に示す図5及び図6の太陽電池を用いればよい。
本発明により、太陽電池の電極層や絶縁分離層の形状を微細化することにより余分な部分を省き、光を遮ってしまう領域を小さくして受光面積を増大させることができる。これにより太陽電池及び太陽電池を用いた電気機器を小型化、軽量化することが可能となる。
本発明の太陽電池の作製工程を示す図。 本発明の太陽電池の作製工程を示す図。 本発明の太陽電池の作製工程を示す図。 本発明の太陽電池の作製工程を示す図。 本発明の太陽電池の作製工程を示す図。 本発明の太陽電池の上面図。 本発明を用いて作製した電気機器の例を示す図。 本発明を用いて作製した電気機器の例を示す図。 本発明を用いて作製した電気機器の例を示す図。 本発明を用いて作製した電気機器の例を示す図。 本発明の太陽電池の作製工程を示す図。
符号の説明
101 基板
102 透明導電膜
103 アモルファス半導体膜
103a p型アモルファス半導体膜
103b 導電型を付与する不純物を含まないアモルファス半導体膜
103c n型アモルファス半導体膜
104 有機物層
106 コンタクトホール
107 コンタクトホール
108 絶縁層
109 電極
110 導電層
110a 導電層
110b 導電層

Claims (6)

  1. 基板上に第1の電極層を形成し、
    前記第1の電極層上に光電変換層を形成し、
    前記光電変換層の表面を有機材料で処理することにより前記光電変換層の表面を改質し、
    前記光電変換層に、前記第1の電極層に達する開孔を形成し、
    前記開孔に導電性ペーストを充填して第2の電極層を形成し、
    前記光電変換層上に、前記第2の電極層を介して前記第1の電極層に電気的に接続される第1の導電層と、前記光電変換層に電気的に接続される第2の導電層を形成し、
    前記光電変換層を前記有機材料によって処理することにより、前記導電性ペーストの前記光電変換層に対する接触角が増大することを特徴とする太陽電池の作製方法。
  2. 請求項1において、
    前記導電性ペーストは、銀、金、銅、またはニッケルの金属材料を含む導電性ペースト、もしくは導電性カーボンペーストのいずれかであることを特徴とする太陽電池の作製方法。
  3. 基板上に第1の電極層を形成し、
    前記第1の電極層上に光電変換層を形成し、
    前記光電変換層の表面を有機材料で処理することにより前記光電変換層の表面を改質し、
    前記光電変換層に、前記第1の電極層に達する開孔を形成し、
    前記開孔に絶縁樹脂層を充填して絶縁分離を行う太陽電池の作製方法であって、
    前記光電変換層を前記有機材料によって処理することにより、前記絶縁樹脂層の前記光電変換層に対する接触角が増大することを特徴とする太陽電池の作製方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記基板は、ガラス、ステンレスまたは高分子材料で形成されていることを特徴とする太陽電池の作製方法。
  5. 請求項4において、
    前記高分子材料は、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート(PBN)のいずれか1つであることを特徴とする太陽電池の作製方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、
    前記有機物層は、シランカップリング化合物を含むことを特徴とする太陽電池の作製方法。
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