JP5346136B1 - 持続回転抽出棒 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸に備えられた抽出対象物を、軸を掻き混ぜる(回転させる)ことによって成分の抽出を促すことに加え、前記掻き混ぜ作業終了後も、掻き混ぜる手段で生じる回転水流を利用して前記抽出対象物の回転を持続させることで成分の抽出を加速させる。
【解決手段】軸1の可動又は前記軸を対象物に固定した場合は対象物の可動によって軸を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品2を前記軸1に設けて、前記回転部品2に抽出対象物5を取り付けることが出来る取り付け部品3aを備えさせて、前記回転部品2を回転させることで、前記取り付け部品3aに取り付けた抽出対象物5の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。
【選択図】図7
【解決手段】軸1の可動又は前記軸を対象物に固定した場合は対象物の可動によって軸を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品2を前記軸1に設けて、前記回転部品2に抽出対象物5を取り付けることが出来る取り付け部品3aを備えさせて、前記回転部品2を回転させることで、前記取り付け部品3aに取り付けた抽出対象物5の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。
【選択図】図7
Description
本願発明は、軸(棒)の可動又は軸(棒)を固定した対象物の可動によって軸(棒)を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けて、前記回転部品に抽出対象物を取り付けることが出来る取り付け部品を備えさせて、前記回転部品を回転させることで、前記取り付け部品に取り付けた抽出対象物の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒に関するものである。
従来、軸(棒)の可動又は軸(棒)を対象物に固定した場合は対象物の可動によって軸(棒)を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けて、前記回転部品に抽出対象物を取り付けることが出来る取り付け部品を備えさせて、前記回転部品を回転させることで、前記取り付け部品に取り付けた抽出対象物の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒はなかった。
特許公開2003−063562号に撹拌棒が記載されているが、この発明は、既成のティーパック類を水中に入れた場合、ティーパックは浮力によって水面に浮遊する為に、ティーパックの抽出に時間がかかるというティーパックの浮遊問題の解決及び、棒を持つ事で、素早く掻き混ぜることを目的に開発されたものである。しかし、これは、軸の先端に備えたティーパックを、軸の上部を振り回して掻き混ぜる機能しか備えていないので、軸の振り回し作業終了時には、ティーパックは静止してしまうので、その時点で抽出作業は完了してしまう。
特表2008−519630号に煎出装置が記載されているが、この発明では軸の先端に
籠を設け,この籠の外部の格子部分が開閉することにより、抽出袋を籠内に設置させて、
この抽出袋を圧縮(絞る)ことと、ポンピングによる、水の循環で抽出速度を加速させるも
のであり、抽出袋を、軸を中心に回転させる機能は備えていなので、ポンピング動作終了
時においては、抽出作業は終了してしまう。
籠を設け,この籠の外部の格子部分が開閉することにより、抽出袋を籠内に設置させて、
この抽出袋を圧縮(絞る)ことと、ポンピングによる、水の循環で抽出速度を加速させるも
のであり、抽出袋を、軸を中心に回転させる機能は備えていなので、ポンピング動作終了
時においては、抽出作業は終了してしまう。
0003項記載の先行技術は、軸の振り回し作業(可動)終了時にはティーパックが
静止するので成分を抽出する作業が終了してしまう。又、0004項記載の先行技術は、
ポンピング作業終了時にはティーパックが静止するので成分を抽出する作業が終了してしまう。
静止するので成分を抽出する作業が終了してしまう。又、0004項記載の先行技術は、
ポンピング作業終了時にはティーパックが静止するので成分を抽出する作業が終了してしまう。
本願発明は、軸に備えられた抽出対象物を、前記軸を掻き混ぜることによって成分の抽出
を促すことに加え、掻き混ぜ作業終了後も、掻き混ぜる手段で生じる回転水流を利用して
前記抽出対象物の回転を持続させることで成分の抽出を加速させることを課題とするものである。
を促すことに加え、掻き混ぜ作業終了後も、掻き混ぜる手段で生じる回転水流を利用して
前記抽出対象物の回転を持続させることで成分の抽出を加速させることを課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決する為に、以下の手段を備えたものである。
軸(棒)の可動又は軸(棒)を固定した対象物の可動によって軸(棒)を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けて、前記回転部品に抽出対象物を取り付けることが出来る取り付け部品を備えさせて、前記回転部品を回転させることで、前記取り付け部品に取り付けた抽出対象物の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。
又、前記軸が可撓性を持つことを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。
さらに、前記軸に掻き混ぜ部分を備えさせることを特徴とする持続回転抽出棒を作成する
ことで本願発明の効果が発揮できる。
ことで本願発明の効果が発揮できる。
軸(棒)の可動又は軸(棒)を固定した対象物の可動によって軸(棒)中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けて、前記回転部品に抽出対象物を取り付けることが出来る取り付け部品を備えさせて、前記回転部品を回転させることで、前記取り付け部品に取り付けた抽出対象物の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。この効果を以下に述べる。
まず、本願発明持続回転抽出棒の軸が備える回転部品の取り付け部分に、抽出対象物を取
りつけて浸漬させて、軸を持って 掻き混ぜる(軸を可動させる)と、前記取り付け部分に
取り付けられた抽出対象物は円を描いて振り回される(回転する)。
りつけて浸漬させて、軸を持って 掻き混ぜる(軸を可動させる)と、前記取り付け部分に
取り付けられた抽出対象物は円を描いて振り回される(回転する)。
前記回転部品に取り付けられた前記抽出物が円を描いて振り回される(軸の可動で回転する)ことにより、容器内には回転水流が発生する。この掻き混ぜ作業により発生する回転
水流は掻き混ぜ作業終了後も慣性の法則により容器での回転を持続する。
水流は掻き混ぜ作業終了後も慣性の法則により容器での回転を持続する。
掻き混ぜ作業終了後も、前記軸を中心に回転を持続する前記回転部品の前記取り付け部分
に備え付けられた抽出対象物は、前記軸を中心に自転回転をする機能を持つ前記回転部品
の効果により回転水流に乗って前記軸を中心に回転する。
に備え付けられた抽出対象物は、前記軸を中心に自転回転をする機能を持つ前記回転部品
の効果により回転水流に乗って前記軸を中心に回転する。
この様に、軸による動作(軸の可動)を終了しても軸を中心に自転回転し続けることが出来
る前記回転部品の機能による前記抽出対象物の回転の持続により、掻き混ぜ動作を終了し
た後も、前記抽出対象物は容器内を回転し続けるので、前記抽出対象物の成分の抽出は加
速される。
る前記回転部品の機能による前記抽出対象物の回転の持続により、掻き混ぜ動作を終了し
た後も、前記抽出対象物は容器内を回転し続けるので、前記抽出対象物の成分の抽出は加
速される。
又、前記軸が可撓性を持つことを特徴とする持続回転抽出棒を作成する。この効果を以下
に述べる。
に述べる。
0013で前述した、前記軸を可動させた場合、軸は可撓性を持つことで、鞭のようなし
なった運動(以後は鞭振り運動と記載する)を行う。この鞭振り運動により前記軸の振幅
が大きくなり、前記回転水流は大きくなる。
なった運動(以後は鞭振り運動と記載する)を行う。この鞭振り運動により前記軸の振幅
が大きくなり、前記回転水流は大きくなる。
さらに、前記軸に掻き混ぜ部分を備えさせることを特徴とする掻き混ぜ回転抽出棒を作成
することで本願発明の効果が発揮できる。この効果を以下に述べる。
することで本願発明の効果が発揮できる。この効果を以下に述べる。
前記軸に掻き混ぜ部分を備えさせた場合、0013で前述した、水中における掻き混ぜ作
業の際に軸の抵抗が増す。この抵抗によって掻き混ぜ作業時には回転水流は更に増幅され
る。
業の際に軸の抵抗が増す。この抵抗によって掻き混ぜ作業時には回転水流は更に増幅され
る。
前記軸が前記掻き混ぜ部分を備えた抵抗効果で、掻き混ぜ作業により発生する回転水流は
強く増幅され、永く持続するので、前記抽出対象物はより強く、より永く回転し続けるの
で、抽出対象物の成分の抽出はさらに加速される。
強く増幅され、永く持続するので、前記抽出対象物はより強く、より永く回転し続けるの
で、抽出対象物の成分の抽出はさらに加速される。
この様に、本願発明持続回転抽出棒の効果により、前記軸の可動を停止した後においても
回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けることで、前記軸の可動を停止した後も抽出対象物の成分の抽出を加速させることが出来る。
回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けることで、前記軸の可動を停止した後も抽出対象物の成分の抽出を加速させることが出来る。
又、前記回転部品は前記軸を対象物に固定した場合は対象物の可動によって前記軸を中心
に回転することが出来る機能を併せ持つ。これにおいては実施例で後述する。
に回転することが出来る機能を併せ持つ。これにおいては実施例で後述する。
本願発明持続回転抽出棒が軸1を中心に回転する回転部品2により軸1又は軸1が取り付けられた対象物(実施例では容器11)の可動を停止した後においても前記回転部品2に取り付けられた抽出対象物が回転を持続する為の部分的な形態については、後述する図を用いて説明するが、まず実施例において本願発明の使用について説明する。尚、以後においては本願発明持続回転抽出棒を本願発明抽出棒と表記して説明する。
実施例1における前記回転部品2とは、下方末端がフック状の取り付け部分3aの上方先
端にこぶ状の突起物(ア)を備えさせ、軸1の下部末端には前記突起物(ア)をはめ込む
ことが出来る外側にベロを持つ空間(イ)を備えさせている。もちろん空間(イ)を軸1に、突起物(ア)を取り付け部分3aの先端にした、逆の形態でも効果は同じなのは言うまでもない。
端にこぶ状の突起物(ア)を備えさせ、軸1の下部末端には前記突起物(ア)をはめ込む
ことが出来る外側にベロを持つ空間(イ)を備えさせている。もちろん空間(イ)を軸1に、突起物(ア)を取り付け部分3aの先端にした、逆の形態でも効果は同じなのは言うまでもない。
これにより、前記軸1の下部末端部分の空間(イ)と前記取り付け部品3aの上方先端部
分のこぶ状の突起物(ア)の結合部分が軸1を支点にして、軸1を中心とした回転機能を
備える回転部品2となる。尚、前記突起物はこぶ状でなくても、回転機能を備えさせるな
らどのような形態でも構わない。
分のこぶ状の突起物(ア)の結合部分が軸1を支点にして、軸1を中心とした回転機能を
備える回転部品2となる。尚、前記突起物はこぶ状でなくても、回転機能を備えさせるな
らどのような形態でも構わない。
又、前記軸1には、図1で示す掻き混ぜ部分4が備えられている。前記取り付け部品3a
の下方先端のフックには抽出対象物としてティーパック5を挟み込む手段で取り付けられている。この状態で容器11に浸漬させたものを図2で示す。
の下方先端のフックには抽出対象物としてティーパック5を挟み込む手段で取り付けられている。この状態で容器11に浸漬させたものを図2で示す。
図2では、図1で示した本願発明掻き混ぜ回転抽出棒の動作について説明する。前記軸1
の上部を矢印Aの方向に掻き混ぜ作業(軸1の可動)を行うと、前記軸1の末端に備え付けられた前記回転部品2の前記取り付け部分3aに取り付けられたティーパック5は水中において矢印Bの方向に振り回される。
の上部を矢印Aの方向に掻き混ぜ作業(軸1の可動)を行うと、前記軸1の末端に備え付けられた前記回転部品2の前記取り付け部分3aに取り付けられたティーパック5は水中において矢印Bの方向に振り回される。
これにより、容器11内には矢印Cの方向に回転水流Cが発生する。掻き混ぜ作業(軸1
の可動)終了時においても、慣性の法則により、この回転水流Cは、容器11内で回転を
持続する。
の可動)終了時においても、慣性の法則により、この回転水流Cは、容器11内で回転を
持続する。
前記取り付け部分3aに取り付けられたティーパック5は、前記回転部品2により、この
持続する回転水流Cを利用して掻き混ぜ作業(軸の可動)終了時においても、容器11内で
自転回転Dを持続することが出来る。これにより、ティーパック5の成分の抽出が加速さ
れる。
持続する回転水流Cを利用して掻き混ぜ作業(軸の可動)終了時においても、容器11内で
自転回転Dを持続することが出来る。これにより、ティーパック5の成分の抽出が加速さ
れる。
この場合に、前記軸に可撓性を持たすことにより、0018項で前述した鞭振り効果を備
えさせれば、回転水流Cはさらに大きく発生する。
えさせれば、回転水流Cはさらに大きく発生する。
可撓性を備えさせる手段としては、軸1自体をゴム等の可撓性を持つ材質や、軸1自体を
スプリング等の可撓性を持つ形状にすることはもちろん、軸1と軸1を接合するジョイン
トや、軸1を容器内に接合する接合ジョイントを作成して、このジョイントを、可撓性を
持つ材質や可撓性を持つ形状にすることにより、軸が可撓性を備えることを含む。
スプリング等の可撓性を持つ形状にすることはもちろん、軸1と軸1を接合するジョイン
トや、軸1を容器内に接合する接合ジョイントを作成して、このジョイントを、可撓性を
持つ材質や可撓性を持つ形状にすることにより、軸が可撓性を備えることを含む。
実施例2で用いる本願発明抽出棒とは、図3で示すように、後述する0035項、003
6項の仕様で、軸1の下方末端には軸1(軸1の底面)を中心に回転することが出来る機能を持つ回転部品2を備えさせている。
6項の仕様で、軸1の下方末端には軸1(軸1の底面)を中心に回転することが出来る機能を持つ回転部品2を備えさせている。
まず、前記軸1の末端を球体6にして、球体6には中空(ウ)を備えさせ、球体6の末端
に穴(エ)を開け、穴(エ)の上部から取り付け部品3bを差し込んで抜け止め7を用い
て固定する。
に穴(エ)を開け、穴(エ)の上部から取り付け部品3bを差し込んで抜け止め7を用い
て固定する。
前記穴(エ)の口径は前記取り付け部品3bの直径より大きいので前記取り付け部分3b
は軸の末端が備える球体6を中心に回転することが出来る回転部品2の機能を備える。
は軸の末端が備える球体6を中心に回転することが出来る回転部品2の機能を備える。
取り付け部品3bの下部末端はネジになっており、このネジに適合するねじ穴(オ)を持つ抽出対象物のカートリッジ8を差し込んで固定する。
この際、ネジの代わりに取り付け部分3bの下部末端に突起物を設けて、この突起物に圧
入する穴(オ)を備えた圧入固定による手段でも良いことは言うまでもない。
入する穴(オ)を備えた圧入固定による手段でも良いことは言うまでもない。
球体6の上部から、カートリッジ8を中心として輪の形状の掻き混ぜ部分4を作成する。
実施例2ではカートリッジ8の底部に芯9を作り、この芯を掻き混ぜ部分4に下部末端に
開けた芯の直径より大きな穴(カ)に通して安定させているが、カートリッジ8は芯9が
なくてもかまわない。
実施例2ではカートリッジ8の底部に芯9を作り、この芯を掻き混ぜ部分4に下部末端に
開けた芯の直径より大きな穴(カ)に通して安定させているが、カートリッジ8は芯9が
なくてもかまわない。
前記カートリッジ8は回転水流の影響を受けやすいように、羽根状の浮遊手段10を備え
ている。
ている。
図4では、図3で示した本願発明抽出棒の動作について説明する。前記軸1の上部を矢印
Aの方向に掻き混ぜ作業を行うと、前記軸1の末端に備え付けられた前記取り付け部分3
bに取り付けられたカートリッジ6は水中において矢印Bの方向に振り回される。
Aの方向に掻き混ぜ作業を行うと、前記軸1の末端に備え付けられた前記取り付け部分3
bに取り付けられたカートリッジ6は水中において矢印Bの方向に振り回される。
これにより、容器11内には矢印Cの方向に回転水流Cが発生する。掻き混ぜ作業終了時
においても、慣性の法則により、この回転水流Cは、容器11内で回転を持続する。
においても、慣性の法則により、この回転水流Cは、容器11内で回転を持続する。
前記取り付け部分3bに固定されたカートリッジ6は、0036項で述べたように、前記
取り付け部品3bが前記回転部品2の機能を兼ね備えている事により、この回転水流Cを
利用して掻き混ぜ作業(軸1の可動)終了時においても、容器11内で自転回転Dを持続する事が出来る。これにより、カートリッジ8の成分の抽出が加速される。
取り付け部品3bが前記回転部品2の機能を兼ね備えている事により、この回転水流Cを
利用して掻き混ぜ作業(軸1の可動)終了時においても、容器11内で自転回転Dを持続する事が出来る。これにより、カートリッジ8の成分の抽出が加速される。
実施例では簡素な手段で回転部品2を備えさせたが、本願発明抽出棒の回転部品2にベア
リング等を用いることで回転の機能を高めることが可能である。
リング等を用いることで回転の機能を高めることが可能である。
掻き混ぜ部分4は、実施例1のような2枚羽根ではなく、複数羽根にする手段や、スクリ
ュー状の形態や、起伏を付けたり、溝を入れることで、軸1の水中での抵抗を高めて、掻
き混ぜ作業における回転水流Cの発生を増幅させることが可能である。
ュー状の形態や、起伏を付けたり、溝を入れることで、軸1の水中での抵抗を高めて、掻
き混ぜ作業における回転水流Cの発生を増幅させることが可能である。
又、0023項で述べた、回転部品2は軸1を対象物に固定した場合は対象物の可動によって前記軸を中心に回転することが出来る機能を併せ持つという事について説明する。
図5においては、本願発明抽出棒の軸1の先端を容器蓋12の底面に固定している。この
場合の対象物とは容器蓋12である。
場合の対象物とは容器蓋12である。
この状態で、容器蓋12(軸1を固定した対象物)を可動させることにより、軸が可動され、軸1を中心に回転部品2は回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても前記回転部品2は回転を持続することが出来る。
又、図6では図5の本願発明抽出棒の使用動作を示すが、前記動作とは水を入れた容器11を手で矢印E方向に可動させた場合、容器11内には回転水流Cが発生する。前記回転水流Cは容器11の可動の停止後も容器11内で持続するので、これにより回転部品2はその回転を持続する事が出来る。
この場合は、軸1を固定した対象物とは直接には容器蓋12であるが、その容器蓋12が
固定された容器11は間接的には軸1が固定された対象物となる。
固定された容器11は間接的には軸1が固定された対象物となる。
この様に、本願発明抽出棒は、前記軸1を対象物に固定した場合の対象物とは、このよう
に前記軸1が間接的に固定されたもの(この場合は容器11)も対象物として定義される。
に前記軸1が間接的に固定されたもの(この場合は容器11)も対象物として定義される。
又、従来は、水筒等にお茶を入れる場合は、お茶を抽出したヤカンから注ぎ込む技法であったが、最近では、お茶等の抽出手段として使用済みのペットボトルに水を満たし、ティーパックを併せて入れる技法が、各家庭で用いられるようになった。
そこで、本願発明抽出棒をペットボトル容器11´に特化したペットボトル容器蓋12´
の底面に備えさせることで、ペットボトル容器11´専用の本願発明抽出棒となる。ペッ
トボトル容器11´は一般的に口径が同じなので、本願発明を備えたペットボトル容器1
2´はほとんどすべてのペットボトル容器11´に適合する。
の底面に備えさせることで、ペットボトル容器11´専用の本願発明抽出棒となる。ペッ
トボトル容器11´は一般的に口径が同じなので、本願発明を備えたペットボトル容器1
2´はほとんどすべてのペットボトル容器11´に適合する。
この様にして、本願発明抽出棒は、様々な容器蓋12の底面に備えることで、様々な容器
11において、その機能を発揮できる。又、ペットボトル容器11´に特化したペットボ
トル容器蓋12´に備えさせることでペットボトル11´に特化してその機能を発揮することが出来る。
11において、その機能を発揮できる。又、ペットボトル容器11´に特化したペットボ
トル容器蓋12´に備えさせることでペットボトル11´に特化してその機能を発揮することが出来る。
尚、実施例においては、粉状の抽出対象物を内蔵させたティーパック5やカートリッジ8
について述べたが、抽出対象物には、固形のものも含まれる。
について述べたが、抽出対象物には、固形のものも含まれる。
つまり、実施例1の抽出対象物はティーパック5ではなくカートリッジ8でも固形のもの
でもよく、又、実施例2でも取り付け部分3の形状を変えることで、抽出対象物はカート
リッジ8ではなくティーパック5でも固形のものでもよい。
でもよく、又、実施例2でも取り付け部分3の形状を変えることで、抽出対象物はカート
リッジ8ではなくティーパック5でも固形のものでもよい。
以下においては、軸1に固定する回転部品2の形状について記載する。
図7は、実施例1と同じ形態の本願発明抽出棒であるが、これには、図1で示す掻き混ぜ
部分4が備えられていないが、このように掻き混ぜ部分4を備えない軸1に取り付け部分
3aを備えたシンプルな本願発明抽出棒でも効果は発揮される。
部分4が備えられていないが、このように掻き混ぜ部分4を備えない軸1に取り付け部分
3aを備えたシンプルな本願発明抽出棒でも効果は発揮される。
図8は、0058と同じ形態の本願発明抽出棒であるが、取り付け部分が二股に分かれて
いる。この様に単数ではなく複数の取り付け部分3a、3a´のように、取り付け部分3
を複数持つ本願発明抽出棒でも効果は発揮される。
いる。この様に単数ではなく複数の取り付け部分3a、3a´のように、取り付け部分3
を複数持つ本願発明抽出棒でも効果は発揮される。
図9においては、球体6の上部にベロを持つ空間(イ)を備え、軸1の末端に抜け止め7
を嵌めこんで固定することにより、球体6が回転部品2となり軸1を中心に回転出来る機
能を備える。
を嵌めこんで固定することにより、球体6が回転部品2となり軸1を中心に回転出来る機
能を備える。
前記回転部品2の側面と下面にフック状の取り付け部分3a、3a´、3a´´を備えて
いる。
いる。
この取り付け部分は単数でもよく、複数でもよく、側面、下面に限らずどの方向にあって
も構わない。0058項、0059項、0060項における前記軸1を中心に回転出来るとは、前記軸1の底面を中心に回転出来るという事である。
も構わない。0058項、0059項、0060項における前記軸1を中心に回転出来るとは、前記軸1の底面を中心に回転出来るという事である。
図10においては、回転部品2に縦穴(キ)をあけ、縦穴(キ)に貫通した、縦穴(キ)
の口径より細い直径を持つ軸1の末端付近に、前記回転部品2を一対の抜け止め7a、7
bで上下に抜け止め固定する。この回転部品2の側面に先端がフック状の取り付け部分3
a及び3a´を突出させて設ける。この場合の前記軸を中心に回転出来るとは、前記軸1の本体を中心に回転出来るという事である。
の口径より細い直径を持つ軸1の末端付近に、前記回転部品2を一対の抜け止め7a、7
bで上下に抜け止め固定する。この回転部品2の側面に先端がフック状の取り付け部分3
a及び3a´を突出させて設ける。この場合の前記軸を中心に回転出来るとは、前記軸1の本体を中心に回転出来るという事である。
前記取り付け部分3は単数でも複数でもよい。又、側面と表記しているが左右対称でなく
て、上部側面、下部側面でも構わないが、左右対称(テンビン状)にした方がバランスを取りやすい。このバランスについては0062項で述べた形態にも当てはまる。
て、上部側面、下部側面でも構わないが、左右対称(テンビン状)にした方がバランスを取りやすい。このバランスについては0062項で述べた形態にも当てはまる。
尚、取り付け部分3は抽出対象物を取り付けることが出来るなら、どのような形態でも構
わない。又、取り付け部分3は回転部品2からの脱着を自在にして、用途によって取り外
し交換が出来るようにすることで、本願発明抽出棒の効果が高められる場合がある。
わない。又、取り付け部分3は回転部品2からの脱着を自在にして、用途によって取り外
し交換が出来るようにすることで、本願発明抽出棒の効果が高められる場合がある。
0065項で述べたように回転部品2からの取り付け部分3の脱着を自在にすることで、
用途によって取り付け部品3とは別に回転部品2に錘や浮遊手段10を脱着させる機能
を持たすことで、本願発明抽出棒の効果が高められる場合がある。
用途によって取り付け部品3とは別に回転部品2に錘や浮遊手段10を脱着させる機能
を持たすことで、本願発明抽出棒の効果が高められる場合がある。
1 軸
2 回転部品
3 取り付け部分
4 掻き混ぜ部分
5 ティーパック
6 球体
7 抜け止め
8 カートリッジ
9 芯
10 浮遊手段
11 容器(ペットボトル)
12 容器蓋(ペットボトルキャップ)
A 掻き混ぜる方向を示す矢印
B 掻き混ぜ作業による抽出対象物の回転の方向を示す矢印
C 回転水流の方向を示す矢印
D 自転回転を示す矢印
E 容器11を振り回す方向を示す矢印
ア こぶ状の突起物
イ ベロを持つ空間
ウ 球体6が備える中空
エ 球体6の末端の穴
オ ネジに適合する穴
カ 掻き混ぜ部分の下部末端の穴
キ 回転部品の縦穴
2 回転部品
3 取り付け部分
4 掻き混ぜ部分
5 ティーパック
6 球体
7 抜け止め
8 カートリッジ
9 芯
10 浮遊手段
11 容器(ペットボトル)
12 容器蓋(ペットボトルキャップ)
A 掻き混ぜる方向を示す矢印
B 掻き混ぜ作業による抽出対象物の回転の方向を示す矢印
C 回転水流の方向を示す矢印
D 自転回転を示す矢印
E 容器11を振り回す方向を示す矢印
ア こぶ状の突起物
イ ベロを持つ空間
ウ 球体6が備える中空
エ 球体6の末端の穴
オ ネジに適合する穴
カ 掻き混ぜ部分の下部末端の穴
キ 回転部品の縦穴
Claims (3)
- 軸(棒)の可動又は軸(棒)を固定した対象物の可動によって軸(棒)を中心に回転することが出来、且つ、前記可動を停止した後においても回転を持続することが出来る機能を持つ回転部品を前記軸に設けて、前記回転部品に抽出対象物を取り付けることが出来る取り付け部品を備えさせて、前記回転部品を回転させることで、前記取り付け部品に取り付けた抽出対象物の成分の抽出を加速させることを特徴とする持続回転抽出棒。
- 前記軸が可撓性を持つことを特徴とする請求項1記載の持続回転抽出棒。
- 前記軸に掻き混ぜ部分を備えさせることを特徴とする請求項1又は2記載の持続回転抽出棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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