JP2004331144A - ティーバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状物の装着が容易に行えるうえ、構造が簡単で、しかも使用後を含めて外観がよいために高級感をもたせることのできるティーバッグを提供する。
【解決手段】ティーバッグ1は、茶類を入れた布製または紙製の縦長の袋部2の外側に少なくとも1枚の布または紙3が重ねられていて、当該布または紙3が下方部分で閉じ合わされることにより小袋状部分14になっているほか、茶類に接しない部分において切込み5・6等が設けられている。小袋状部分14と切込み5・6等を利用して棒状物4を装着することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
請求項に係る発明は、飲料を抽出するための茶類(茶葉など)を入れたティーバッグ、とくに、短時間で効率的に抽出できるうえ外観がよくておしゃれな入れ方ができるティーバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なティーバッグやだしパックは、濾過紙、樹脂ネット、布などで形成した袋に茶葉やだしを入れて上部を閉じている。形状は角型、丸型、マチ付き、テトラ型などで、抽出液から取り出しやすいように糸(タック糸)を取り付けたものもある。
【0003】
このようなティーバッグを使うときは、カップやポットなどに入れて熱湯を注ぐ。短時間で抽出するためには、かき混ぜるとよいが、付属の糸を引っ張るだけでは抽出液内のティーバッグを効果的に動かすことができない。そのため、素早く効率的に抽出するには、スプーンやスティック(マドラーや箸等)をわざわざ用意して撹拌しなければならない。
【0004】
下記の特許文献1に記載された発明は、上記のような撹拌時の煩わしさを解消しようとするもので、図5(a)・(b)のよう形態を有している。すなわち、その発明による飲料用等パック1’(図5(a))は、ストローなどの中空細長棒状物4’にあらかじめ切込み5’を設けておき、茶類を入れたパック2’をその切込み5’の間(つまり中空棒状物の浸液部)に差し込んでいる。別の実施形態としての飲料用等パック1”(図5(b))では、パック2’の上端の開口部3’から中空細長棒状物4’を挿入したうえ、開口部3’でパック2’と棒状物4’とを熱溶着している。いずれも、抽出液の中で中空細長棒状物4’をパック2’とともに動かして撹拌を行う。
【特許文献1】特開2002−240854号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
糸を取り付けた従来の一般的なティーバッグは、上述のように撹拌しにくいほか、自立性がないために、紅茶などの抽出後、カップから取り出して受け皿に置いたとき形状が崩れてしまい、外観がよくない。そのため、容器内で漉せる専用ティーポットや茶漉しを使用したときのような「エレガント性」を演出することが難しく、たとえ高級茶葉を使用していても雰囲気がおいしく感じられない。消費者の間でも一般に「ティーバッグは安物」と受け止められがちである。高級茶やハーブティーなどを、おしゃれで高級感のあるティーバッグで楽しみたいという要望はあるものの、現在のところその要望に応えるティーバッグは見当たらない。
【0006】
一方、上記特許文献1の飲料用等パック(図5(a)・(b)を参照)は、ストローなどの中空細長棒状物を装着することから撹拌しやすいほか、中空棒状物のうち飲料等が入ってくる浸液部に内容物(茶類)が含まれるよう袋状のパックを装着するので一層効率的に抽出を行えるという利点がある。しかし、その飲料用パックでも、つぎのような面は需要者の要望を満たさない。
すなわち、ティーバッグを装着する中空棒状物が、浸液部に茶類が入るような太めのもので、あらかじめその中空棒状物に切込みを設け、またはパックの開口部と溶着するなど特殊な処置を施したものに限られてしまう。したがって、スプーンやマドラーなど、家庭にある任意の棒状物をティーバッグに取り付けることができない。また、ストローに切込みを入れたり上記のような溶着を施したりするのではなく、簡単ながらも見た目のよい形に袋と棒状物とを組み合わせて、上品で高級感のあるティーバッグに仕上げることも難しい。
【0007】
以上の点を考慮して、請求項に係る発明は、棒状物の装着が容易に行えるうえ構造が簡単であり、しかも使用後を含めて外観がよいために高級感をもたせることのできるティーバッグを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載したティーバッグは、茶類(紅茶・緑茶のほか、コーヒーやだし、薬草、ハーブ等を含む)を入れた布製または紙製の縦長の袋部の外側に少なくとも1枚の布または紙(後述の例における支持シート3)が重ねられていて、当該布または紙(すなわち袋部の外側に重ねられた上記のもの)が下方部分で閉じ合わされることにより小袋状になっているとともに、茶類に接しない部分(袋部の上方部分、または外側に重ねられた上記の布や紙)において少なくとも1箇所に切込みか通し穴(またはその双方)が設けられていることを特徴とする。
【0009】
このティーバッグは、スプーンやマドラー、スティックなど任意の棒状物を容易に組み合わせることができ、それによって、自立性があり抽出後にも形が崩れないものになる。任意の棒状物を容易に組み合わせることができるのは、このティーバッグには、上記のとおり切込みまたは通し穴があるとともに小袋状の部分があるからである。切込みまたは通し穴に棒状物を通し、かつその棒状物の先端を小袋状の部分に挿入すれば、ティーバッグの2箇所で棒状物を拘束した形にして両者を一つに組み合わせることができる。棒状物の先端を小袋状部分で拘束するので、差し込んだ棒状物が下へ抜け出ることがないうえ、その棒状物により、ティーバッグが浮き上がらないように押さえることも可能である。なお、上記のように通せて先端を挿入できるものであれば、棒状物の種類は限定されず、中空体である必要はない。ストロー等の下方部分に切込みを形成したり、棒状物とティーバッグとを溶着したりする必要もない。
【0010】
上記のように任意の棒状物を組み合わせると、ティーバッグには自立性が備わって形が崩れにくくなるため、抽出の前後を通じて好ましい外観が維持され、高級茶葉等を視覚的にも楽しめる、高級感のともなうティーバッグとなる。抽出の際、ティーバッグとともに棒状物を動かすことにより抽出液を撹拌できるので、短時間に効率的に抽出することも可能である。なお、上記した切込みまたは通し穴は、ティーバッグのうち茶類に接しない部分に設けられているので、それらから茶類がこぼれて外に出てしまう心配はない。
【0011】
請求項2に記載したティーバッグは、上記の切込みとして、長さ(切込み長さ)の半分以下というせまい間隔で平行に設けられた3本以上の横向き(縦長の袋部における縦方向と交差する向き)の切込みを含むことを特徴とする。
このようなティーバッグであれば、3本以上の切込みによって形成される2本以上の帯状部を捩った形で(たとえば図1のように)棒状物に絡ませることにより、棒状物を左右にぶれないように固定することができる。そのため、ティーバッグに対する棒状物の装着状態が安定し、撹拌しやすいうえ、棒状物が上方に抜けにくくなる。
【0012】
請求項3に記載したティーバッグは、上記の小袋状部分が、上方から下方にかけて幅が縮小した形の底部を有することを特徴とする。
このような形状のティーバッグによれば、棒状物の先端がスプーンのような幅広のものでも、マドラーやストローのように細いものであっても、その底部において安定的に拘束できる。
【0013】
請求項4に記載したティーバッグは、請求項1〜3のいずれかに記載のティーバッグに対し、棒状物が、上記の切込みまたは通し穴(またはその双方)に通されるとともに上記小袋状の部分に先端を挿入されることにより装着されていることを特徴とする。棒状物としては、スプーンやスティック、マドラー、シナモンスティック、ストローなどから適宜に選択して装着することができる。抽出後に氷を入れてアイスティーにする場合などにはストローを付けるのが好ましく、抽出後に砂糖などの撹拌をしやすいようにするならスプーン(たとえばプラスチック製の使い捨てのもの)がよいなど、販売時期や販売場所、需要者層等に合わせて棒状物の選択をするとよい。
このようなティーバッグは、棒状物が骨の役割を果たすので、抽出液内で棒状物とともにティーバッグを容易に撹拌でき、効率的な抽出が行える。また、抽出液内にあるときにも抽出液から取り出したときにも、ティーバッグは自立性を備えていて外観的に好ましい。たとえば、高級茶葉を含むティーバッグに上品で装飾性の高い棒状物を組み合わせることにより、外観的にも高級感をもたせることができ、エレガントなティータイムを演出することができる。
【0014】
請求項5に記載したティーバッグは、請求項2に記載のティーバッグに対し、棒状物が、上記3本以上の切込みにて形成された2本以上の帯状部を捩った形で絡ませることにより装着されていることを特徴とする。「捩った形で絡ませる」とは、たとえば図1のように、上の位置に形成された帯状部を下の位置の帯状部の下に掛けて、ともに棒状物に絡ませることをいう。
このようなティーバッグによれば、ティーバッグに対して棒状物が安定的に固定されているので、さらに効果的にティーバッグを撹拌して抽出効果を増すことができる。
【0015】
請求項6に記載したティーバッグは、棒状物に対してさらに、切込みからの抜け止めを兼ねた装飾物が取り付けられていることを特徴とする。図1の例におけるリボン15や、図3の例の装飾品23(イチゴ飾り)、図4の例の装飾品23(花飾り)およびリボン27は、ここにいう装飾物に相当する。
このようなティーバッグは、装飾物のために外観がさらに好ましいうえ、その装飾物が抜け止めを兼ねているために棒状物がティーバッグから一層に外れにくいという利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
まず図1および図2は、第一の形態に関するものである。図1は、紅茶の葉(図示せず)を入れたティーバッグ1の全体図で、スプーン(ロングスプーン)4を取り付けた状態を示す。茶葉を入れる袋部をもつティーバッグ本体2の一方の面(図面の手前側)には、スプーン4を取り付けられるように支持シート3を重ね、その周囲をティーバッグ本体2に溶着している。そのようなティーバッグ本体2および支持シート3の素材としては、布、紙、または合成樹脂等であって、茶葉は通さないが水は通す性質と熱溶着性を有し、食品に使用できるものが適当である。ここでは、ティーバッグ用のヒートロンぺーパーを用いている。
【0017】
支持シート3には、上部に1本の切込み5、中央部に4本の切込み6・7・8・9、下部に1本の切込み10を、それぞれ横向き(幅方向)に形成していて、それらに対しつぎのようにスプーン4を通している。
a) 上部の切込み5は、ティーバッグ本体2と支持シート3を貫通していて、ここにスプーン4の柄4aを通している。
b) 中央部の切込み6・7・8・9は間隔をせばめて設け、3本の細長い(つまり幅の2倍程度以上の長さをもつ)帯状部11・12・13を形成している。それらのうち、隣り合う2本の帯状部11・12を捩ることにより、挟むようにして安定的にスプーン4の柄4aを保持している。
c) また、最も下に設けた切込み10は、その下部に形成された小袋状部分14に対する出入り口となる。切込み10からスプーン4の先端4bを小袋状部分14に差し込み、スプーン4をティーバッグ1の下方から抜け出ないように拘束している。
d) スプーン4の柄4aには、切込み5の下においてリボン15を結び付け、スプーン4が上方に抜け出るのを防いでいる。
【0018】
ティーバッグ1は、図2(a)〜(f)に示す手順により形成する。なお、ここでは、スプーン4に代えてストロー21を装着する例を示す。
【0019】
まず図2(a)に示すように、ティーバッグ1の原型となるのは、約15cm×約8cm程度の縦長の袋体16で、2枚のシート17(前記したヒートロンぺーパー)を重ねたものである。約15cmという縦の長さは、ストロー21(またはスプーン4など他の棒状物)の全長の半分以上に及ぶ寸法である。袋体16の一方(図示下方)の短辺は開口18とし、残りの3辺において2枚のシート17が溶着されて袋状になっている。
【0020】
こうした袋体16について、幅方向をほぼ2等分する線Xと、溶着されている短辺から約3cmだけ離れた線Yとに沿って2枚のシート17を溶着し、袋体16を4つに仕切る。開口18は、溶着線Xにより2つの開口18a・18bに分かれる。4辺が溶着されて閉じている上方の部分をそれぞれ区画A(図中左)、区画B(同右)とし、開口18aを含む下方の部分を区画C、開口18bを含む部分を区画Dとする。区画A・Bは、ストロー21を支持する支持シート3として用い、区画C・Dは、ティーバッグ本体2として用いる。
【0021】
区画A・Bの中央部に、長さ約2cmの横向きの切込み5を1本ずつ設ける。また区画Cには、上部に、長さ約2cmの4本の切込み6・7・8・9を4mm程度ずつ間隔をあけて設け、それらより離れた下部に、さらに1本の切込み10を設ける。
区画Dには、開口18bから適量の茶葉を入れる。
【0022】
溶着線Xに沿って袋体16を折り、支持シート3とティーバッグ本体2とを重ね合わせる。周囲を溶着して一体にするが、図2(b)のように、ティーバッグ1の底部19は、中央下部に矩形部分20を有するV字型に溶着し、溶着部より外側の余分なシート17は切り落とす。これにより、切込み10から底部19にかけて小袋状部分14を形成する。
【0023】
つぎに、図2(c)のように、ストロー21の片方の端21aを持ち、他方の端21bで帯状部12を底部19側からすくい上げる。続いて、端21aを回して反対側に倒し、端21bで帯状部11を帯状部12の下からくぐらせるようにしてすくい上げる(図2(d))。したがって、ストロー21は、捩った形の2本の帯状部11・12に挟まれた状態になる。なお、上記とは逆の向きにストロー21を帯状部11・12にくぐらせてもよいほか、ストロー21等の長さによっては、帯状部11・12ではなく帯状部12・13に対して掛けるようにするのもよい。
【0024】
さらに、ストロー21を支持シート3に沿って底部19寄りにすべらせ、端21aが切込み5の下方まできたら、上へ戻すようにして、重なり合った切込み5に通す(図2(e))。最後に、ストロー21の端21bを、切込み10から小袋状部分14に差し込んで矩形部分20に収める(図2(f))。
【0025】
以上説明したように、ストロー21は簡単な手順により、3箇所(すなわち切込み5、帯状部11・12、小袋状部分14)において支持シート3に拘束される。特に、帯状部11・12は捩っているのでストロー21に対する拘束力が強く、ティーバッグ1へのストロー21の安定的な装着を実現する。
【0026】
また、小袋状部分14がV字型の底部19を有し、さらにその先端に矩形部分20が形成されているので、スプーン4のような幅のあるものでも、ストロー21やマドラー(図示せず)のように細いスティック状のものでも、左右にずれにくい。したがって、かき混ぜるときにティーバッグ1を動かしやすいという利点がある。
【0027】
図3に、別の実施の形態であるティーバッグ31を示す。ただし、図1・図2のティーバッグ1と共通する部分には同一の符号を付して、説明の繰り返しを省略する。
【0028】
ティーバッグ31は、上部の各切込み5の上方に、さらにハト目穴22を有している。ハト目穴22よりも径の大きい装飾品23(図の例ではイチゴ飾り)をひも24によって付け、そのひも24をハト目穴22に通してストロー21に結び付ける。
【0029】
装飾品23は、ハト目穴22から抜けることがないので、捩った帯状部11・12等による拘束力と合わせて、より安定的にストロー21をティーバッグ31に装着できる。また、装飾品23により外観の高級化を図ることができる。
【0030】
さらに別の実施の形態であるティーバッグ41を、図4に示す。図4(a)はティーバッグ41の基本的な形態を示す正面図であり、同(b)はそのティーバッグ41をカップ25に入れて抽出している状態を示す斜視図である。
【0031】
図4(a)のように、ティーバッグ41では、袋部を有するティーバッグ本体2の一面側に縦寸法のやや短い1枚の支持シート3を重ねたうえ、支持シート3の底部と左右の側部をティーバッグ本体2に溶着したものである。支持シート3の上端部3aは溶着されていないために開口となっており、またティーバッグ本体2のうち上端部に近い箇所にハト目穴(通し穴)22が設けられている。図のように、ハト目穴22に通すとともに支持シート3の上端部3aから先端21bを挿入して底部19に収めることにより、ストロー21をティーバッグ41に取り付ける。
【0032】
そうしたティーバッグ41に対し、図4(b)のように、前記の例と同様にハト目穴22に通す針金26をストロー21に巻き付けることにより装飾品23(図の例では花飾り)を取り付け、さらにそのハト目穴22の付近でリボン27をきつめに巻き付ける。このように装飾品23とリボン27とを巻くことにより、ティーバッグ41は、美的外観が向上するとともにティーバッグ本体2とストロー21との一体性が強くなっている。
【0033】
上記のようなティーバッグ41を図4(b)のようにカップ25に入れ、湯を注いで茶類の抽出を行う。ティーバッグ41は、縦長のスマートなものでありながらストロー21の作用でその形が崩れないこと、また装飾品23やリボン27を含むことによってもエレガントな外観を有することから、ハーブティなど高級な茶類のためのものとして好適である。図4(a)のティーバッグ41には限らず、図1〜図3のものを含む発明のティーバッグならいずれも抽出状況は概ね図4(b)のようになり、おしゃれで高級感のあるティータイムが楽しめる。
【0034】
なお、必要な切込みや通し穴をティーバッグに設けておけば、それを購入等した利用者が、スプーンやストローの装着を家庭などで自身で行うことも可能である。そのようにすれば、ティーバッグの製造の手間やコストが低く抑えられるうえ、利用者は自分の好みの棒状物を装着し、好みのティーバッグに仕上げてティータイムを楽しむことができる。さらに好みの装飾品を取り付けることも、それぞれの利用者が自由に行える。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載したティーバッグには、スプーンやスティックなど任意の棒状物を容易に装着することができる。そしてそのように装着することにより、このティーバッグは、自立可能で外観がよいうえに、撹拌しやすくて効率的な抽出を行えるものになる。
【0036】
請求項2に記載したティーバッグはさらに、装着した棒状物が左右にぶれないように固定でき、撹拌しやすいうえに棒状物が抜けにくいものとなる。
請求項3に記載のティーバッグでは、スプーンのような幅広のものであれスティックのように細いものであれ、棒状物を安定的に拘束することができる。
【0037】
請求項4に記載のティーバッグは、棒状物を備えるために自立性があり、抽出中も取り出した後も外観にすぐれる。また、撹拌しやすいために効率的な抽出が可能であり、ほかにスプーンなどの撹拌器具を用意する必要がない。
【0038】
請求項5のティーバッグは、棒状物がより安定的に装着されているので、撹拌中などに外れることがない。
請求項6のティーバッグなら、棒状物がとくに抜けにくいうえ、装飾品の効果で一層の高級感を演出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施についての一形態であるティーバッグ1の全体図である。
【図2】図2(a)は、ティーバッグ1の袋体16を示す平面図であり、同(b)は、袋体16を折り曲げた状態を示す平面図である。また同(c)〜(f)は、ストロー21を装着する手順を示す斜視図である。
【図3】別の実施形態としてのティーバッグ31を示す全体図である。
【図4】図4(a)は、さらに別の実施形態であるティーバッグ41の基本形態を示す図であり、同(b)は、そのティーバッグ41を抽出している状態を示す斜視図である。
【図5】図5(a)・(b)は、それぞれ従来の飲料用等パック1’・1”を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・31・41 ティーバッグ
2 ティーバッグ本体(袋部)
3 支持シート
4 スプーン(棒状物)
5〜10 切込み
11〜13 帯状部
14 小袋状部分
21 ストロー(棒状物)
22 ハト目穴(通し穴)
23 装飾品

Claims (6)

  1. 茶類を入れた布製または紙製の縦長の袋部の外側に少なくとも1枚の布または紙が重ねられていて、当該布または紙が下方部分で閉じ合わされることにより小袋状になっているとともに、茶類に接しない部分において少なくとも1箇所に切込みまたは通し穴が設けられていることを特徴とするティーバッグ。
  2. 上記の切込みとして、長さの半分以下の間隔で平行に設けられた3本以上の横向きの切込みを含むことを特徴とする請求項1に記載のティーバッグ。
  3. 上記の小袋状部分が、上方から下方にかけて幅が縮小した形の底部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のティーバッグ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のティーバッグに対し、棒状物が、上記の切込みまたは通し穴に通されるとともに上記小袋状の部分に先端を挿入されることにより装着されていることを特徴とするティーバッグ。
  5. 請求項2に記載のティーバッグに対し、棒状物が、上記3本以上の切込みにて形成された2本以上の帯状部を捩った形で絡ませることにより装着されていることを特徴とするティーバッグ。
  6. 棒状物に対してさらに、切込みからの抜け止めを兼ねた装飾物が取り付けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のティーバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5346136B1 (ja) * 2013-02-14 2013-11-20 博和 大西 持続回転抽出棒

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