JP5344825B2 - 基準シンボルレートのナイキスト周波数よりも大きなオフセットを有するtdma信号のための、繰り返しによるパイロット信号を用いた周波数オフセット推定及びc/i比計測法 - Google Patents

基準シンボルレートのナイキスト周波数よりも大きなオフセットを有するtdma信号のための、繰り返しによるパイロット信号を用いた周波数オフセット推定及びc/i比計測法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置に関し、特に無線通信装置に関するものである。
従来から、時分割多元接続方式(TDMA)通信システムが知られている。このシステムは、通常、一つあるいはそれ以上の数の基地局を有しており、(例えば、個人情報端末(PDA)、携帯電話などの)携帯無線装置が、基地局を介して他の装置又は無線通信サービスにアクセスできるようになっている。
基地局へアクセスするため、携帯装置は、まずはじめに、一つあるいはそれ以上の数の制御チャネルを監視し、基地局からの信号を検出する。アクセスを可能とするために、基地局は、制御チャネル上に識別信号を送信する。
TDMA無線システムでは、受信したデータ信号を正確に復調し、搬送波対干渉波比を正確に計測するために、受信機が、タイミング同期及び周波数同期を行うことが重要である。これら両者の目的は、送信信号に既知のシンボルストリームを組み込んだ送信装置によって実現することができる。通常、これらの既知のシンボルは、基準シンボルと呼ばれる。
組み込まれた既知のシンボルストリームは、少なくとも、いくつかのSYNC及び/あるいはPILOTシンボルを含んでいる。SYNCシンボルは、基本的に、タイミング推定のために用いられ、PILOTシンボルは、基本的に周波数推定のために用いられる。
受信機は、SYNCシンボルを処理し、繰り返しフレーム構造内で、受信したSYNCシンボルと、既知のSYNCシンボルの既知の値との間の相関を求める。一旦、時間同期が確立されると、受信機はPILOTシンボルを用いて、周波数オフセットを推定する。
周波数オフセットは、受信信号の搬送周波数と、局発の基準周波数との差である。周波数オフセットは、携帯装置の任意の多数の異なる要因(例えば、クロックオフセット、ドップラー効果、同期クロック変動等)によって引き起こされる。
繰り返し周波数Fpを有する基準シンボル(例えば、パイロットシンボル)に対しては、従来の(エイリアシングを行わない)方法を用いて推定することができる最大の周波数オフセットは、Fp/2となる(すなわち、パイロットシンボルの繰り返し率に相当するナイキスト周波数)。周波数オフセットが、Fp/2よりも大きい場合には、従来の方法では、正確に周波数を推定できず、搬送波対干渉波比(C/I)計測の精度はかなり悪くなり、不適切なチャネル選択、復調誤差、高いシンボルエラー率を引き起こす結果をもたらす。従って、C/I値を計算するためのより良い方法が求められている。
以下では、組み込まれたトレーニングシーケンスによって、一群のサンプルから無線信号を逆符号化するための方法及び装置を示す。本方法は、第一の周波数オフセットが、トレーニングシーケンスの基準シンボルの繰り返し周波数の半分未満であるものと仮定して、サンプルから第一の周波数オフセットを決定するステップと、第一の周波数オフセットに基づき、第一の搬送波対干渉波比を計算するステップとを含んでいる。本方法は、さらに、基準シンボルの繰り返し周波数の半分の整数倍から第一の周波数オフセットの絶対値を差し引き、第一の周波数オフセットの逆符号を第二の周波数オフセットに付与することにより、サンプルから第二の周波数オフセットを決定するステップと、第二の周波数オフセットに基づき、第二の搬送波対干渉波比を計算するステップと、計算した搬送波対干渉波比の相対値に基づき、第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択するステップとを含んでいる。
他の特徴として、本方法は、さらに、より大きな相対値を有する搬送波対干渉波比を与える周波数オフセットを選択するステップを含む、第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択するステップを含んでいる。
さらに他の特徴として、本方法は、さらに、無線信号の搬送波エネルギー(Ec)を決定するステップを含む、搬送波対干渉波比(C/I)を計算するステップを含んでいる。
さらに他の特徴として、搬送波エネルギーを決定するステップは、SYNC及びPILOTシンボルと、一群の基準SYNC及びPILOTシンボルとの相関を求めるステップを含んでいる。
さらに他の特徴として、本方法は、受信チャネル出力(Io)を決定するステップを含んでいる。
さらに他の特徴として、受信チャネル出力(Io)を決定するステップは、さらに、一群のサンプルの各サンプルを二乗し総和をもとめるステップを含んでいる。
さらに他の特徴として、搬送波対干渉波比(C/I)を計算するステップは、さらに、次式を解くステップを含んでいる。
Figure 0005344825
図1は、本発明を例証する実施例に従い、一般的に示された無線トランシーバの一部である。無線トランシーバ10は、搬送波対干渉波比の計測のために周波数オフセットを推定する新たな方法を用いている。無線トランシーバ10は、図2に示すような、狭帯域時分割多元接続方式(TDMA)の携帯無線通信システム100で用いられる。
TDMA無線受信システム100では、クロック変動及びドップラー効果並びに非同期タイミング基準システムのために、受信信号104と局発の基準信号との間の周波数オフセットが頻繁に生じる。周波数オフセットの推定は、搬送波対干渉波比(C/I)の計測のために必須のステップである。従来のパイロット信号に基づく、周波数オフセットの推定では、推定できる最大周波数オフセットの上限値は、基準シンボル繰り返し率に相当するナイキスト周波数であることを教示している。周波数オフセットが、ナイキスト周波数より大きい場合には、従来の周波数オフセット推定方法では、正確な周波数オフセット値を求めることができない。そのため、搬送波対干渉波比の計測精度はかなり悪くなり、状況によっては、周波数同期を完全に失ってしまう結果をもたらす。この問題を克服するため、繰り返しパイロット信号援用による周波数オフセット方法を示す。この方法は、パイロット繰り返し率に相当するナイキスト周波数よりも大きな周波数オフセット値を、正確に推定できる。以下で説明する、繰り返しパイロット信号援用による周波数オフセット方法は、周波数オフセット推定アルゴリズムと、搬送波対干渉波比計算アルゴリズムとを統合し、繰り返しにより正確な周波数オフセットを求めるものである。送信機と受信機との間で比較的大きな周波数オフセットを有するTDMAシステムに対して、搬送波対干渉波比の計測に大きな改善をもたらすことを示す。
無線トランシーバ10は、TDMAシステム内のC/I比と周波数オフセットを、正確に計測するが、その際、受信信号の周波数オフセットは、基準シンボル繰り返し率に相当するナイキスト周波数Fpよりも相当大きくなる。このような状況が起こるのは、受信機が単段周波数推定・補正ブロックを有していたり、粗周波数推定ブロックが、基準シンボル繰り返し率に相当するナイキスト周波数を下回る周波数オフセットの推定ができない場合である。なお、ここで説明する方法は、実質的に、データ収集が短いバースト状である場合、すなわち、短時間でのみデータ収集を行う場合に、有利なものである。この場合、位相同期ループや直接周波数推定器などによる、他の従来の推定方法では、効果的に周波数同期を行えない。
図1によれば、無線トランシーバ10は、処理プラットフォーム12と、基準受信機16と、信号受信機14とを含んでいる。基準受信機16は、アンテナ18から全地球測位システム(GPS)信号を受信し、受信信号をGPS受信機20に送り、そこで、受信信号からGPS時間信号を回復する。GPS時間信号は、局発タイミング発生器26内で、局発クロック信号を発生するために用いられる。
信号受信機14は、通信システム102のローカル基地局102から信号104を受信する。信号104は、無線サブシステム24内のベースバンドに落とされ、局発クロックの制御のもとでサンプリングされ、各サンプリング区間に対する一群のI、Q値としてI/Oサンプルバッファ27内に保存される。
バッファ27からサンプリングされた信号は、相関プロセッサ28への入力となり、そこで、サンプリングされた信号は、既知のSYNCシーケンスとの間の相関が求められる。既知のSYNCシーケンスは、メモリから取り出されたものであるか、基準PILOT/SYNCシンボル発生プロセッサ30内で生成されたもののいずれかである。
SYNCプロセッサ28内では、信号サンプルを、既知のSYNCシーケンスと比較し、両者が一致するまで比較を続ける。一致を検出すると、無線トランシーバ10にフレーム同期が与えられる。
さらに、サンプリングされた信号は、パイロットチャネル・シンボルに基づく周波数推定プロセッサ32に送られる。推定プロセッサ32では、サンプリングされた信号のPILOTシンボルのI、Q値を、発生器30で発生させた一群の基準シンボルと比較する。この場合、フレーム又は、フレーム同期により、マルチフレーム内でのPILOTシンボルの位置を特定する。推定プロセッサ32は、PILOT位置でのPILOTシンボルの位相を求め、さらに、以前のPILOT位置と現在のPILOT位置との間の全体的な位相差を求める。この位相差を、パイロット周期(M*T。ここで、Mは、連続したPILOTシンボル位置の間にあるシンボル数であり、Tは、シンボル周期を表す)で割って、残留周波数誤差の推定値Fを求め、推定プロセッサ32の出力とする。
従来の周波数推定方法は、信号104に対するFpHzの基準シンボル繰り返し率では、−Fp/2からFp/2の周波数範囲での周波数オフセットFは、F=F0(Hz)だけしか与えられない。この推定値F0は、元の周波数オフセットがFp/2未満である場合には正確なものとなる。しかし、エイリアシングによって、不正確なものとなる。従来の周波数推定方法では、Fp/2を上回る周波数オフセットについての推定は不確実なものであることがわかっている。実際に、所定の推定値F0に対して、実際の周波数オフセットは、
−Fp+F0,ただしF0>0かつF0<|Fp/2|の場合 (1)
Fp+F0,ただしF0<0かつF0<|Fp/2|の場合 (2)
となる。
従って、従来の方法で得られた周波数オフセット推定値F0を用いた無線トランシーバ10では、この不確実性を解決するために、以下に示すステップを追加して実行することが必要となる。最初のステップでは、周波数推定プロセッサ32内の周波数プロセッサ42が、元の推定周波数Fの符号に応じて、式(1)又は式(2)を用い、他の周波数F’を計算して求める。例えば、Fpが、なんらかの周波数(例えば、50Hz)に等しい場合には、Fp/2=25Hzとなる。もし、Fが10Hzに等しいと推定された場合には、(式(1)を用いて)F’=−40Hzとなる。しかし、このF’は、ナイキスト周波数からずれている。
周波数推定プロセッサ32は、二つの値(FとF’)を、パイロットチャネルシンボルに基づく位相推定プロセッサ34に送る。位相推定プロセッサ34では、サンプルストリームから受信したPILOTシンボルを比較し、ローカル時間を基準にした位相変化を決定する。
位相推定プロセッサ34内の搬送波エネルギープロセッサ44は、搬送波エネルギーEcを計算して求める。搬送波エネルギープロセッサ44は、各々のオフセット周波数F及びF’で受信したSYNCシンボルとPILOTシンボルとの間の相関の強さと、それらの基準値とを比較することにより、搬送波エネルギーEcを求める。
位相推定プロセッサ34内のチャネルパワープロセッサ46は、受信したチャネルパワーIoを決定する。チャネルパワープロセッサ46は、周波数F及びF’での受信サンプルの信号強度の二乗の総和を求めることにより、チャネルパワーを決定する。
搬送波エネルギーEcとチャネルパワーIoは、C/I計測及び決定制御ブロック36に送られる。制御ブロックでは、先ず、各C/Iプロセッサ48及び50が、周波数F及びF’でのEcとIoの比、Ec/Ioを求める。最後に、以下の式を用いて、各周波数F及びF’での比Ec/Ioを、各プロセッサ48及び50で決定する。
Figure 0005344825
最後のステップで、CIPプロセッサ48及び50は、周波数オフセットF又はF’のうち、より大きな比C/Iを持つものを選択するコンパレータ52に、C/I値を送る。このステップでは、無線トランシーバ10は、従来方法で扱うことができた周波数オフセットの上限を拡大するため、周波数オフセット推定とC/I計算を組み合わせている。
上記の方法は、多くの状況で、通常は繰り返して用いることができる。例えば、本方法は、システム100内で最も近いところにある基地局を選択するために用いることができる。又は、本方法は、通信チャネルの変化を検出し追跡するために、繰り返して用いることができる。
なお、以上の説明では、周波数オフセットは、−FpとFpの間であるとの仮定に基づくものであったが、上記の方法は、上述のナイキストサンプリング理論に基づいたエイリアシングを応用することにより、任意の周波数オフセット範囲(ナイキスト値の整数倍)に拡張することができる。処理性能を向上させ、メモリ容量を増やせば、適切なチャネルフィルタを用いることにより、本方法は、任意の大きな周波数オフセットの推定に拡張することができる。
図3に、シミュレーション結果の代表例を示す。ここでは、デジタルカラーコード検出速度について、従来の周波数オフセット方法によるものと、本方法によるものとを比較している。デジタルカラーコードは、基地局によって送信信号に変調される情報である。この情報は、複数の基地局を識別するために、受信機で用いられる。結果のグラフは、様々なオフセット条件でのデジタルカラーコード復調性能を示している。
図3からは、本方法が、従来の方法では得られなかった良好な性能をもたらすことが分かる。図3に示すように、10dBのC/I比において、従来の方法による受信機では、デジタルコードの検出が0%であった時間内に、受信機10は、デジタルコードを概ね100%検出できている。さらに、6dBnoC/I比においては、従来の方法による受信機では、デジタルコードの検出が0%であった時間内に、受信機10は、デジタルコードを概ね87%検出できている。
以上、本発明を実施し利用する方法を示すために、オフセット周波数を決定するための方法と装置の特別な実施例を説明してきた。本発明とその様々な観点についての他の変更や修正は、当業者にとって自明であり、本発明は、上記の特別な実施例に限定されるものではない。従って、本発明と、ここで開示しクレームされた基本的な原理の真の精神及び範囲内に入るような任意及び全ての変更、修正又は均等物をカバーすることが企図されている。
本発明の実施例による、トランシーバの一部を示す図である。 図1のトランシーバを用いた通信システムを示す図である。 図1のトランシーバによる信頼性の高い検出と、従来のトランシーバによるものとの比較を示す図である。
符号の説明
12 処理プラットフォーム
18、22 無線アンテナ
20 GSP受信機
24 無線サブシステム
26 局発タイミング発生器
27 I/Oサンプルバッファ
28 相関に基づくSYNCピーク検出
30 基準PILOT及びSYNCシンボル生成
32 パイロット信号シンボルに基づく周波数推定
34 パイロットチャネルシンボルに基づく位相推定
36 C/I計測及び決定制御ブロック
38 I/Oブロック
40 コンピュータ表示ユニット
42 周波数プロセッサ
44 チャネルエネルギープロセッサ
46 チャネルパワープロセッサ
48 C/Iプロセッサ1
50 C/Iプロセッサ2

Claims (14)

  1. 組み込まれたトレーニングシーケンスで一群のサンプルから無線信号を逆符号化する方法であって、
    第一の周波数オフセットが、トレーニングシーケンスの基準シンボルの繰り返し周波数の半分未満であるものと仮定して、サンプルから第一周波数オフセットを決定するステップと、
    第一の周波数オフセットに基づき、第一の搬送波対干渉波比を計算するステップと、
    基準シンボルの繰り返し周波数の半分の整数倍から第一の周波数オフセットの絶対値を差し引き、第一の周波数オフセットの逆符号を第二の周波数オフセットに付与することにより、サンプルから第二の周波数オフセットを決定するステップと、
    第二の周波数オフセットに基づき、第二の搬送波対干渉波比を計算するステップと、
    計算した搬送波対干渉波比の相対値に基づき、第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の、無線信号を逆符号化する方法において、
    前記第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択するステップは、さらに、より大きな相対値を有する搬送波対干渉波比を与える周波数オフセットを選択するステップを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の、無線信号を逆符号化する方法において、
    前記搬送波対干渉波比(C/I)を計算するステップは、さらに、無線信号の搬送波エネルギー(Ec)を決定するステップを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項3記載の、無線信号を逆符号化する方法において、
    前記搬送波エネルギーを決定するステップは、さらに、SYNC及びPILOTシンボルと、一群の基準SYNC及びPILOTシンボルとの相関を求めるステップを含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項4記載の、無線信号を逆符号化する方法は、さらに、受信チャネル電力(Io)を決定するステップを含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項5記載の、無線信号を逆符号化する方法において、前記受信チャネル電力(Io)を決定するステップは、さらに、一群のサンプルの各サンプルを二乗し、それらの総和を求めるステップを含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項5記載の、無線信号を逆符号化する方法において、前記搬送波対干渉波比を計算するステップは、さらに、次式を解くステップを含むことを特徴とする方法。
    Figure 0005344825
  8. 組み込まれたトレーニングシーケンスで一群のサンプルから無線信号を逆符号化する装置であって、
    第一周波数オフセットが、トレーニングシーケンスの基準シンボルの繰り返し周波数の半分未満であると仮定して、サンプルから第一周波数オフセットを決定する手段と、
    前記第一周波数オフセットに基づき、第一の搬送波対干渉波比を計算する手段と、
    基準シンボルの繰り返し周波数の半分の整数倍から前記第一の周波数オフセットの絶対値を差し引き、前記第一の周波数オフセットの逆符号を第二の周波数オフセットに付与することにより、サンプルから第二の周波数オフセットを決定する手段と、
    前記第二の周波数オフセットに基づき、第二の搬送波対干渉波比を計算する手段と、
    計算した搬送波対干渉波比の相対値に基づき、前記第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択する手段とを含むことを特徴とする装置。
  9. 請求項8記載の、無線信号を逆符号化する装置において、
    前記第一及び第二の周波数オフセットの中から一方を選択する手段は、さらに、より大きな相対値を有する搬送波対干渉波比を与える周波数オフセットを選択する手段を含むことを特徴とする装置。
  10. 請求項8記載の、無線信号を逆符号化する装置において、
    前記搬送波対干渉波比(C/I)を計算する手段は、さらに、無線信号の搬送波エネルギー(Ec)を決定する手段を含むことを特徴とする装置。
  11. 請求項10記載の、無線信号を逆符号化する装置において、
    前記搬送波エネルギーを決定する手段は、さらに、SYNC及びPILOTシンボルと、一群の基準SYNC及びPILOTシンボルとの相関を求める手段を含むことを特徴とする装置。
  12. 請求項11記載の、無線信号を逆符号化する装置は、さらに、受信チャネル出力(Io)を決定する手段を含むことを特徴とする装置。
  13. 請求項12記載の、無線信号を逆符号化する装置において、前記受信チャネル出力(Io)を決定する手段は、さらに、一群のサンプルの各サンプルを二乗しそれらの総和を求める手段を含むことを特徴とする装置。
  14. 請求項12記載の、無線信号を逆符号化する装置において、前記搬送波対干渉波比を計算する手段は、さらに、次式を解くステップを含むことを特徴とする装置。
    Figure 0005344825
JP2008022747A 2007-02-02 2008-02-01 基準シンボルレートのナイキスト周波数よりも大きなオフセットを有するtdma信号のための、繰り返しによるパイロット信号を用いた周波数オフセット推定及びc/i比計測法 Expired - Fee Related JP5344825B2 (ja)

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