JP5344754B2 - アキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法に関する。
例えば、アキシャルギャップ型モータのステータには、ステータコア(固定子鉄心)の各スロットにコイル導体を重ね巻きした複数相のコイルがそれぞれ挿入される。各コイルは、図11及び図12に示すように、多数本(図では、48本のパラ本数)の線材Wが束で所定ターン数(図では、6ターン)捲回されてスロット24内に挿入される。
また、固定子鉄心の各ティースに集中巻きされる電機子巻線を、捲回数の異なる少なくとも2つのコイルに分け、これら2つのコイルを同じティース毎に並列に接続した状態でY結線することで、コイル間の誘導起電力の差が小さくなり、軸心がずれていても特性の低下を少なくすることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−312513号公報
ところで、図11及び図12に示したように、多数本の線材Wを所定ターン数捲回した場合、束線のうち一本の線材は、各ターンにおいて同じ位置に配置されやすく、スロット内の底面寄り、或いは開口寄りの位置に配置される。スロット内では底面と開口で鎖交磁束に差が生じるため、各線材Wのインダクタンスに差が発生し、モータ効率に影響を及ぼす可能性があった。
また、特許文献1では、コイルを分割してティースに捲回することが記載されているが、この場合にもスロット内を通過する位置によってコイルにインダクタンスの差が発生し、モータ効率に影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、線材間でのインダクタンスの差を抑制して、モータ効率の良いアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
ステータコアのスロットに、所定のパラ本数の線材を捲回して複数の単極コイルを有する巻線を形成するアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法であって、
巻枠に形成されたスロットに前記所定のパラ本数の線材からなる束線を所定ターン数ずつ捲回して積層しながら、略半円状の第1の単極コイル群と略半円状の第2の単極コイル群からなる前記複数の単極コイルを略S字状に形成する工程と、
前記複数の単極コイルが略円形状となるように、前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群との連結部分を折り曲げる工程と、
を備え、
前記複数の単極コイルが前記ステータコアのスロットに配置された時、前記第1の単極コイル群の単極コイルの束線と前記第2の単極コイル群の単極コイルの束線が前記ステータコアのスロット内で転位していることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、
ステータコア(例えば、後述の実施形態におけるステータコア23)のスロット(例えば、後述の実施形態におけるスロット24)に、所定のパラ本数の線材を捲回して複数の単極コイル(例えば、後述の実施形態における単極コイル29)を有する巻線(例えば、後述の実施形態におけるU相コイル25)を形成するアキシャルギャップ型モータ(例えば、後述の実施形態におけるアキシャルギャップ型モータ10)のステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ20)の巻線の捲回方法であって、
前記所定のパラ本数の線材のうち、複数の巻線要素(例えば、後述の実施形態における巻線要素w1〜w6)に分割された幾つかのパラ本数の線材をノズル(例えば、後述の実施形態におけるノズル50)に配置する工程と、
前記ノズルを巻枠(例えば、後述の実施形態における巻枠51,52)に対して移動させることで、該各巻線要素の線材を前記巻枠のスロット(例えば、後述の実施形態におけるスロット53,54)内で、各ターンの前記巻線要素が該スロットの底面(例えば、後述の実施形態における底面53c,54c)と略平行となるように所定ターン数ずつ捲回して、前記スロット内を略S字状に配索すると共に、前記複数の巻線要素に対して繰り返すことで、前記複数の巻線要素の線材を、該スロットの底面と略平行にそれぞれ積層して、略半円状の第1の単極コイル群(例えば、後述の実施形態における第1の単極コイル群A)と略半円状の第2の単極コイル群(例えば、後述の実施形態における第2の単極コイル群B)からなる前記複数の単極コイルを略S字状に形成する工程と、
前記複数の単極コイルが略円形状となるように、前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群との連結部分(例えば、後述の実施形態における連結部分C)を折り曲げる工程と、
を有し、
前記複数の単極コイルが前記ステータコアのスロットに配置された時、前記第1の単極コイル群の単極コイルの複数の巻線要素と前記第2の単極コイル群の単極コイルの複数の巻線要素が前記ステータコアのスロット内で転位していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2の構成に加えて、
前記巻枠は、前記第1の単極コイル群の単極コイルが挿入可能なスロットを少なくとも有する第1の巻枠と、前記第2の単極コイル群の単極コイルが挿入可能なスロットを少なくとも有する第2の巻枠と、を備え、
前記第1の巻枠と前記第2の巻枠とを並べた状態で、前記複数の単極コイルを略S字状に形成することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3の構成に加えて、
前記第1及び第2の巻枠の一方は、前記複数の単極コイルを挿入可能なスロットを有し、
前記連結部分を折り返すことで、前記第1及び第2の巻枠の他方に捲回された前記単極コイルを前記第1及び第2の巻枠の一方に配置することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4の構成に加えて、
前記第1及び第2の巻枠の一方は、前記スロットの開口寄りの周方向幅が底部寄りの周方向幅と略等しい、又は、前記底部寄りの周方向幅以上のオープンスロットである前記ステータコアであることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4または5の構成に加えて、
前記第1の単極コイル群の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の単極コイルの線材の両方を同一の前記スロットに挿入する際、前記両方の単極コイルの線材間に滑り材(例えば、後述の実施形態における絶縁紙56)を介在させることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から3のいずれかの構成に加えて、
前記折り曲げ工程は、前記複数の単極コイルを前記巻枠から取り外した状態で行われ、
前記第1の単極コイル群の捲き始め部の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の捲き終わり部の単極コイルの線材、及び前記連結部分の両側に位置する前記第1の単極コイル群の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の単極コイルの線材は、それぞれ予め纏められて前記ステータコアのスロットに挿入されることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、
円周方向に複数のスロットが形成されるステータコアと、所定のパラ本数の線材を該複数のスロットの所定位置に所定のターン数ずつ捲回することで、それぞれ複数の単極コイルを有する三相巻線と、を備えたアキシャルギャップ型モータのステータであって、
前記各巻線は、前記所定のパラ本数の線材のうち幾つかのパラ本数の線材に分割されたn個の巻線要素を該巻線要素毎に該スロットの底面と略平行に捲回することで構成されており、
前記複数の単極コイルは、
所定間隔で離間した2つの前記スロット内のそれぞれにおいて、その底面から開口に向けて第1番目の前記巻線要素から第n番目の前記巻線要素の順に積層された前記単極コイルを、複数個有してなる第1の単極コイル群と、
所定間隔で離間した2つの前記スロット内のそれぞれにおいて、その底面から開口に向けて第n番目の前記巻線要素から第1番目の前記巻線要素の順に積層された前記単極コイルを、複数個有してなる第2の単極コイル群と、
を備え、
前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とが連結部分において連結されて構成されていることを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、請求項8の構成に加えて、
前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とは同数の単極コイルを備えていることを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、請求項9の構成に加えて、
前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とは、円環状に配列された複数のスロットのうちの半周ずつに分けて配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、束線の線材間でのインダクタンスの差を抑制して、モータ効率を向上することができる。
請求項2及び8〜10の発明によれば、巻線の整列性を向上しつつ、複数の巻線要素の線材間でのインダクタンスの差を抑制して、モータ効率を向上することができる。
請求項3及び4の発明によれば、2つの巻枠を用いることで、複数の単極コイルの形成及び第1及び第2の単極コイル群の折り曲げを容易に行うことができる。
請求項5の発明によれば、いずれかの相の巻線をステータコアに直接配置することができ、ステータの製造工程が簡潔となる。
請求項6及び7の発明によれば、前記単極コイルの線材を前記スロットに円滑に挿入することができる。
本発明に係るアキシャルギャップ型モータの全体斜視図である。 図1のロータの分解斜視図である。 ステータの正面図である。 (a)〜(d)は、巻線を捲回する工程を示す図である。 ノズルを用いて巻枠にコイルを捲回する状態を示す斜視図である。 図4(a)のVI−VI線に沿って切断された断面図である。 捲き始め部の線材が配置された巻枠のスロットに捲き終り部の線材を挿入した状態を示す図である。 (a)は、図4(b)のVIII−VIII線に沿って切断された模式的な断面図であり、(b)は、図4(b)のVIII´−VIII´線に沿って切断された模式的な断面図であり、(c)は、図4(b)のVIII´´−VIII´´線に沿って切断された模式的な断面図である。 (a)は、参考例のアキシャルギャップ型モータのステータの模式的な正面図であり、(b)は、(a)のIX−IX線に沿って切断された模式的な断面図である。 (a)は、本発明のステータに通電した際の第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差を示すグラフであり、(b)は、参考例のステータに通電した際の第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差を示すグラフである。 ステータコアに捲回された巻線を示す従来のステータの拡大斜視図である。 図11のXII−XII線に沿って切断された断面図である。
以下、本発明の巻線の捲回方法が適用されるアキシャルギャップ型モータについて図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、アキシャルギャップ型モータ10は、回転軸O周りに回転可能に設けられた略円環状のロータ11と、回転軸Oの軸方向(以後、単に軸方向と言う)の両側からロータ11を挟み込むようにして対向配置され、複数相の各コイル(固定子巻線)を有する一対のステータ20,20と、を備える。
ロータ11は、図2に示すように、永久磁石からなる複数の主磁石部12a,…,12a及び複数の副磁石部12b,…,12bと、複数のヨーク部13,…,13と、非磁性部材からなるロータフレーム14と、を具備する。
各ステータ20は、略円環板状のヨーク部21、及びロータ11に対向するヨーク部21の対向面上で周方向に所定間隔をおいた位置から軸方向に沿ってロータ11に向かって径方向に突出する複数のティース22,…,22を有するステータコア23と、適宜の隣り合うティース22,22によって画成されるスロット24に挿入され、ロータ11を回転させる回転磁界を発生する複数相(U相、V相、及びW相)のコイル25、26、27(図3参照)と、を備える。各相のコイル25,26,27は、例えば、直径0.5mmの線材を使用し、所定のパラ本数(本実施形態では、48本)の線材をそれぞれ3つずつ離れたスロット24内に所定のターン数ずつ捲回して、所定の極数(本実施形態では、12極)の単極コイル29を形成する。
各ステータ20は、主極が6個(U,V,W,U,V,W)とされた6N型であって、それぞれのスロット24にU相コイル25、V相コイル26、及びW相コイル27が挿入されている。また、U相コイル25とV相コイル26との間、及びV相コイル26とW相コイル27との間には、それぞれ相間絶縁紙30が挿入される。これら相間絶縁紙30と、各コイル25、26、27の外径側コイルエンド25a、26a、27a、及び内径側コイルエンド25b、26b、27bが、それぞれレーシング糸28によって縛られている。
このような6N型のステータ20は、一方のステータ20の各U,V,W極に対して、他方のステータ20の各U,V,W極が、軸方向で対向するように設定される。例えば、軸方向で対向する一対のステータ20,20に対し、U,V,W極及びU,V,W極の一方に対応する一方のステータ20の3個のティース22,22,22と、U,V,W極及びU,V,W極の他方に対応する他方のステータ20の3個のティース22,22,22と、が軸方向で対向し、軸方向で対向する一方のステータ20のティース22と、他方のステータ20のティース22とに対する通電状態が電気角で反転状態となるように設定されている。
ステータ20の各コイル25,26,27は、図4(a)〜(d)に示すような方法でそれぞれステータコア23の所定の各スロット24に挿入される。具体的に、U相コイル25を製造する工程について説明すると、まず、図4(a)に示すように、第1及び第2の巻枠51,52を準備し、図5に示すようなノズルを用いてU相コイル25の線材を各巻枠51,52のスロット53,54にスロットセル40を挿入した状態で捲回する。
ここで、U相コイル25は、48本のパラ本数の線材を複数の巻線要素(本実施形態では、第1番目〜第6番目の巻線要素)w1〜w6に分割し、8本のパラ本数の線材をノズル50にセットする。なお、本実施形態では、8本の線材は、スロット53,54の高さ方向に沿って4段、幅方向に沿って2列のノズル孔50aから引き出されているが、ノズル孔50aの配列は、ノズル50にセットされる線材の線径、パラ本数、スロット幅を考慮して設定されればよい。
そして、互いに並んで配置された各巻枠51,52に対してノズル50を移動させることで、第1番目となる巻線要素w1の線材を第1の巻枠51の各スロット53及び第2の巻枠52の各スロット54内に、各ターンの線材がスロット53,54の底面53c、54cと略平行となるように所定ターン数(本実施形態では、6ターン)まで捲回させる。
具体的に、所定のスロット53に挿入される巻線要素w1〜w6は、周方向一方で隣り合うU相のスロット53R(図4(a)参照)との間に、第一の単極コイル29a(図7参照)を構成するように第1のターン数(本実施形態では、3ターン)だけ時計回り又は反時計回りに捲回される第1の線材waと、周方向他方で隣り合うU層のスロット53L(図4参照)との間に、第二の単極コイル29b(図7参照)を構成するように第2のターン数(本実施形態では、3ターン)だけ第1の線材waの捲回方向と反対向きに捲回される第2の線材wbと、をそれぞれ有することになる。この場合、図6に示すように、第1の線材waは、ターン回数毎にスロット53,54の一方の側壁53a,54aから他方の側壁53b,54bに向かって順に該スロット53,54の底面53c,54cと略平行となるように捲回され、第2の線材wbは、ターン回数毎にスロット53,54の他方の側壁53b,54bから一方の側壁53a,54aに向かって順にスロット53,54の底面53c,54cと略平行となるように捲回される。
そして、U相コイル25が挿入される全てのスロット53,54内に第1番目となる巻線要素w1の線材を捲回した後、第2番目となる巻線要素w2の線材を第1番目の巻線要素w1の上に第1番目の巻線要素w1の線材と同様にして捲回する。このようにして、第6番目の巻線要素w6まで上記捲回を繰り返すことで、各巻線要素w1〜w6の線材が、スロット53,54の底面53c,54cと略平行に、巻枠51,52の軸方向に並んでそれぞれ積層される。これにより、第1の巻枠51のスロット53に挿入された、略半円状の第1の単極コイル群Aの6個の単極コイル29と、略半円状の第2の巻枠52のスロット54に挿入された、第2の単極コイル群Bの6個の単極コイル29とが略S字状に形成される。
そして、第1の単極コイル群Aと第2の単極コイル群Bとの連結部分Cを折り曲げて、第1の単極コイル群Aの単極コイル29が挿入されたスロット53と別途形成される第1の巻枠51のスロット53´に、第2の単極コイル群Bの単極コイル29を挿入して、複数の単極コイル29を略円形状に形成する。なお、第1の単極コイル群Aの捲き始め部A1の単極コイル29の線材が挿入されたスロット53fには、第2の単極コイル群Bの捲き終わり部B1の単極コイル29の線材が纏めて挿入され、連結部分Cの一方側に位置する第1の単極コイル群Aの単極コイル29の線材が挿入されたスロット53gには、連結部分Cの他方側に位置する第2の単極コイル群Bの単極コイル29の線材が纏めて挿入される。このように、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の線材と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の線材の両方を同一の前記スロット53に挿入する際には、図7に示すように、両方の単極コイル29の線材間に滑り材としての絶縁紙56を介在させることで、単極コイル29の線材をスロット53f、53gに円滑に挿入することができる。
なお、図7では、各巻線要素w1〜w6の入り口線は、配線しやすいようにスロット24の周方向中間に強制的に移動させており、スロット24内では側壁24aに面した位置を通過している。
これにより、12極の単極コイル29が巻枠51の各スロット53,53´に挿入されるが、図8(a)及び(b)に示すように、第1の単極コイル群Aでは、スロット53の底面53cから開口53dに向けて第1番目の巻線要素w1から第6番目の巻線要素w6の順に積層され、第2の単極コイル群Bでは、その底面53cから開口53dに向けて第6番目の巻線要素w6から第1番目の巻線要素w1の順に積層される。即ち、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6をスロット53,53´内で転位させる。また、図8(c)に示すように、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の線材と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の線材が纏めて挿入されるスロット53f、53gでは、各コイル群A,Bの単極コイル29の線材が底面53cから開口53dに向けてそれぞれ逆の積層順序で配置される。なお、図8(c)において、スロット53fと53gでは、外周側から見て、第1の単極コイル群Aと第2の単極コイル群Bの各単極コイル29の位置は逆となる。
その後、図4(c)に示すように、単極コイル29が配置された巻枠51をステータコア23に対向させ、図4(d)に示すように、単極コイル29をステータコア23に移し変える。従って、複数の単極コイル29がステータコア23のスロット24に配置された状態で、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6がステータコア23のスロット24内で転位している。なお、巻枠51からステータコア23に単極コイル29を移し変える際、スロット53の開口寄りの周方向幅が底部寄りの周方向幅と略等しい、又は、底部寄りの周方向幅以上のオープンスロットであるほうが、コイルを挿入しやすく好ましい。
次いで、U相コイル25と同様にして、V相コイル26及びW相コイル27を、それぞれ相間絶縁紙30をスロット24に挟んだ状態でスロット24に捲回する。そして、各コイル25、26、27の外径側コイルエンド25a、26a、27a、及び内径側コイルエンド25b、26b、27bを、それぞれレーシング糸28によって束ねることで、ステータ20を構成する。
以上説明したように、本実施形態の巻線の捲回方法によれば、48本のパラ本数の線材を巻枠51,52のスロット53,54内に捲回する際、8本ずつの6個の巻線要素w1〜w6に分ける。そして、8本のパラ本数の線材をノズル50にセットし、ノズル50を巻枠51,52に対して移動させることで、8本の線材をスロット53,54内に、各ターンの巻線要素(8本の線材)がスロット53,54の底面53c,54cと略平行となるように6ターン分捲回して、スロット53,54内を略S字状に配索する。そして、上記捲回を複数の巻線要素w1〜w6に対して繰り返すことで、複数の巻線要素w1〜w6の線材は、スロット24の底面24cと略平行にそれぞれ積層されて、略半円状の第1の単極コイル群Aと略半円状の単極コイル群Bからなる複数の単極コイル29を略S字状に形成する。さらに、複数の単極コイル29が略円形状となるように、第1の単極コイル群Aと第2の単極コイル群Bとの連結部分Cを折り曲げる。これにより、分割されたパラ本数の線材をノズル50を用いてテンションを掛けながらスロット24の底面24cに沿って捲くことが可能となり、コイルエンド25a、25b,26a、26b、27a、27bを短くすることができ、整列性を向上してモータを小型化することができる。また、48本のパラ本数を一括で捲いた場合には、巻線を一本一本管理することが難しかったが、分割されたパラ本数で捲いた場合には、1本ずつ捲く場合と同様に巻線の管理がしやすく、巻線を捲回する時間も短縮できる。さらに、一括で所定のパラ本数の線材を捲回する場合に比べて線材をセットするボビンの数も少なくなり、設備を小型化することができる。また、複数の単極コイル29がステータコア23のスロット24に配置された状態において、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の複数の巻線要素w1〜w6がステータコア23のスロット24内で転位しているので、複数の巻線要素w1〜w6の線材間でのインダクタンスの差を抑制して、モータ効率を向上することができる。
なお、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の数と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の数を等しくすることで、スロット24の底部寄りの位置を通過する線材と開口部寄りの位置を通過する線材の長さが略等しくなり、インダクタンスの差が平均化される。
また、スロット24内に配置される各巻線要素w1〜w6は、第一の単極コイル29aを構成するように3ターン分捲回された第1の巻線waと、第2の単極コイル29bを構成するように3ターン分捲回された第2の巻線wbと、をそれぞれ有し、第1の巻線waは、スロット24の一方の側壁24aから他方の側壁24bに向かって順にスロット24の底面24cと略平行となるように捲回され、第2の巻線wbは、該スロット24の他方の側壁24bから一方の側壁24aに向かって順にスロット24の底面24cと略平行となるように捲回される。これにより、分布捲きの場合において、各単極コイルの巻線wa,wbがスロット24の両側壁24a,24bに沿って捲くことができ、各単極コイル29a,29bの巻線wa,wbのコイルエンド25a、25b,26a、26b、27a、27bを短くすることができ、整列性を向上させることができる。
さらに、第1の単極コイル群Aの単極コイル29が挿入可能なスロット53を少なくとも有する第1の巻枠51と、第2の単極コイル群Bの単極コイル29が挿入可能なスロット54を少なくとも有する第2の巻枠52と、を備え、第1の巻枠51と第2の巻枠52とを並べた状態で、複数の単極コイル29を略S字状に形成するので、2つの巻枠51,52によって単極コイル29を略S字状に容易に捲回することができる。
加えて、第1の巻枠51は、複数の単極コイル29を挿入可能なスロット53を有し、連結部分Cを折り返すことで、第2の巻枠52に捲回された単極コイル29を第1の巻枠51に配置することで、各巻枠52に捲回された単極コイル29を一つの巻枠52に容易に纏めることができる。
また、第1の単極コイル群Aの単極コイル29の線材と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の線材の両方を同一のスロット53f,53gに挿入する際、両方の単極コイル29の線材間に絶縁紙56を介在させるので、単極コイル29の線材をスロット53f、53gに円滑に挿入することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
なお、最初にステータコア23に挿入されるU相コイル25の場合には、巻枠51をステータコア23としてもよく、この場合、U相コイル25を直接ステータコア23に配置することができ、ステータ20の製造工程が簡潔となる。
また、上記実施形態では、第2の単極コイル群Bの単極コイル29を巻枠52から外して、第1及び第2の単極コイル群A,Bの単極コイル29を巻枠51に配置した後にステータコア23に挿入するようにしたが、第1及び第2の単極コイル群A,Bの単極コイル29の両方を巻枠51,52から外して、ステータコア23に挿入するようにしてもよい。この場合には、第1の単極コイル群Aの捲き始め部A1の単極コイル29の線材と第2の単極コイル群Bの捲き終わり部B1の単極コイル29の線材、及び、連結部分Cの両側に位置する第1の単極コイル群Aの単極コイル29の線材と第2の単極コイル群Bの単極コイル29の線材とを巻枠51,52から外した後に纏めてステータコア23のスロット24に挿入すればよく、これら線材間に絶縁紙を介在させなくてもよい。
なお、本実施形態では、所定のパラ本数が48の場合に6個の巻線要素に分割して8本ずつ捲回しているが、直径1mm以下の線材の場合、12本以下であればノズル50を用いて上記捲回方法により整列性良く捲くことができる。従って、本発明は所定のパラ本数が12本より多い場合に分割して捲回することが有効である。
また、本実施形態では、所定のパラ本数の線材を複数の巻線要素に分割して捲回した場合のステータについて説明したが、本発明は、所定のパラ本数の束線を捲回した場合にも、第1の単極コイル群と第2の単極コイル群との連結部分を折り曲げて、第1の単極コイル群の単極コイルの束線と第2の単極コイル群の単極コイルの束線をスロット内で転位させることで、束線のうちの一本の線材の位置がスロット内の底面寄りの位置と開口寄りの位置とで変えられるので、インダクタンスを平均化することができる。
ここで、上述した方法で捲回することで転位を与えた本発明のステータ20と、図9に示す転位のない参考例のステータ20aとを用いて、各ステータ20,20aに通電した際の各巻線要素のインダクタンスを調べた。なお、参考例のステータ20aは、すべての単極コイル29がスロット24の底面から開口に向けて第1番目の巻線要素w1から第6番目の巻線要素w6の順に配置されている。
図10(a)は、本発明のステータ20の第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差を示し、図10(b)は、参考例のステータ20の第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差を示す。この結果、参考例のステータ20aでは、第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差は約2倍となる。このため、インダクタンスが低い6層目の巻線要素には電流が流れやすくなり、開口側の巻線が高熱になる虞がある。一方、本発明のステータ20では、第1番目の巻線要素と第6番目の巻線要素のインダクタンスの差は0.1%以内となって平均化されており、モータ効率の向上が確認できた。
10 アキシャルギャップ型モータ
11 ロータ
12a 主磁石部
12b 副磁石部
20 ステータ
23 ステータコア
24 スロット
25 U相コイル
25a 、26a、27a 外径側コイルエンド(コイルエンド)
25b 、26b、27b 内径側コイルエンド(コイルエンド)
26 V相コイル
27 W相コイル
29 単極コイル
50 ノズル
51,52 巻枠
53,54 スロット
A 第1の単極コイル群
B 第2の単極コイル群
O 回転軸
w1〜w6 巻線要素

Claims (10)

  1. ステータコアのスロットに、所定のパラ本数の線材を捲回して複数の単極コイルを有する巻線を形成するアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法であって、
    巻枠に形成されたスロットに前記所定のパラ本数の線材からなる束線を所定ターン数ずつ捲回して積層しながら、略半円状の第1の単極コイル群と略半円状の第2の単極コイル群からなる前記複数の単極コイルを略S字状に形成する工程と、
    前記複数の単極コイルが略円形状となるように、前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群との連結部分を折り曲げる工程と、
    を備え、
    前記複数の単極コイルが前記ステータコアのスロットに配置された時、前記第1の単極コイル群の単極コイルの束線と前記第2の単極コイル群の単極コイルの束線が前記ステータコアのスロット内で転位していることを特徴とするアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  2. ステータコアのスロットに、所定のパラ本数の線材を捲回して複数の単極コイルを有する巻線を形成するアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法であって、
    前記所定のパラ本数の線材のうち、複数の巻線要素に分割された幾つかのパラ本数の線材をノズルに配置する工程と、
    前記ノズルを巻枠に対して移動させることで、該各巻線要素の線材を前記巻枠のスロット内で、各ターンの前記巻線要素が該スロットの底面と略平行となるように所定ターン数ずつ捲回して、前記スロット内を略S字状に配索すると共に、前記複数の巻線要素に対して繰り返すことで、前記複数の巻線要素の線材を、該スロットの底面と略平行にそれぞれ積層して、略半円状の第1の単極コイル群と略半円状の第2の単極コイル群からなる前記複数の単極コイルを略S字状に形成する工程と、
    前記複数の単極コイルが略円形状となるように、前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群との連結部分を折り曲げる工程と、
    を有し、
    前記複数の単極コイルが前記ステータコアのスロットに配置された時、前記第1の単極コイル群の単極コイルの複数の巻線要素と前記第2の単極コイル群の単極コイルの複数の巻線要素が前記ステータコアのスロット内で転位していることを特徴とするアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  3. 前記巻枠は、前記第1の単極コイル群の単極コイルが挿入可能なスロットを少なくとも有する第1の巻枠と、前記第2の単極コイル群の単極コイルが挿入可能なスロットを少なくとも有する第2の巻枠と、を備え、
    前記第1の巻枠と前記第2の巻枠とを並べた状態で、前記複数の単極コイルを略S字状に形成することを特徴とする請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  4. 前記第1及び第2の巻枠の一方は、前記複数の単極コイルを挿入可能なスロットを有し、
    前記連結部分を折り返すことで、前記第1及び第2の巻枠の他方に捲回された前記単極コイルを前記第1及び第2の巻枠の一方に配置することを特徴とする請求項3に記載のアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  5. 前記第1及び第2の巻枠の一方は、前記スロットの開口寄りの周方向幅が底部寄りの周方向幅と略等しい、又は、前記底部寄りの周方向幅以上のオープンスロットである前記ステータコアであることを特徴とする請求項4に記載のアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  6. 前記第1の単極コイル群の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の単極コイルの線材の両方を同一の前記スロットに挿入する際、前記両方の単極コイルの線材間に滑り材を介在させることを特徴とする請求項4または5に記載のアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  7. 前記折り曲げ工程は、前記複数の単極コイルを前記巻枠から取り外した状態で行われ、 前記第1の単極コイル群の捲き始め部の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の捲き終わり部の単極コイルの線材、及び前記連結部分の両側に位置する前記第1の単極コイル群の単極コイルの線材と前記第2の単極コイル群の単極コイルの線材は、それぞれ予め纏められて前記ステータコアのスロットに挿入されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアキシャルギャップ型モータのステータの巻線の捲回方法。
  8. 円周方向に複数のスロットが形成されるステータコアと、所定のパラ本数の線材を該複数のスロットの所定位置に所定のターン数ずつ捲回することで、それぞれ複数の単極コイルを有する三相巻線と、を備えたアキシャルギャップ型モータのステータであって、
    前記各巻線は、前記所定のパラ本数の線材のうち幾つかのパラ本数の線材に分割されたn個の巻線要素を該巻線要素毎に該スロットの底面と略平行に捲回することで構成されており、
    前記複数の単極コイルは、
    所定間隔で離間した2つの前記スロット内のそれぞれにおいて、その底面から開口に向けて第1番目の前記巻線要素から第n番目の前記巻線要素の順に積層された前記単極コイルを、複数個有してなる第1の単極コイル群と、
    所定間隔で離間した2つの前記スロット内のそれぞれにおいて、その底面から開口に向けて第n番目の前記巻線要素から第1番目の前記巻線要素の順に積層された前記単極コイルを、複数個有してなる第2の単極コイル群と、
    を備え、
    前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とが連結部分において連結されて構成されていることを特徴とするアキシャルギャップ型モータのステータ。
  9. 前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とは同数の単極コイルを備えていることを特徴とする請求項8に記載のアキシャルギャップ型モータのステータ。
  10. 前記第1の単極コイル群と前記第2の単極コイル群とは、円環状に配列された複数のスロットのうちの半周ずつに分けて配置されていることを特徴とする請求項9に記載のアキシャルギャップ型モータのステータ。
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