JP5343053B2 - 電気機械変換器およびエネルギーを変換する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの層を含む多層構造を持ちその厚さを変えることができる少なくとも1つの変換素子を含む電気機械変換器に関する。
本発明はさらに、エネルギーを機械エネルギーから電気エネルギーにおよび/またはその逆に変換するための方法であって、少なくとも2つの層を含む多層構造を持ちその厚さを変えることができる変換素子を少なくとも2つ製造することを含む方法に関する。
例えば多孔性の固定板の間に静電気により動く膜が配置された静電変換器は知られている。このような解決策においては、膜の動きの振幅および力が低いか、または必要な制御電圧が非常に高い。このような静電変換器の一例が国際公開公WO97/31506に開示されている。
国際公開公報WO99/56498は、各層が少なくとも1つの多孔層とその多孔層からある距離に置かれたプラスチック膜を含む、重ね合わされた複数の層を含む電気機械変換器を開示している。多孔層とプラスチック膜は実際上支持点においてだけ互に接触している。支持点は構造の全体がその厚さを変えることを可能にする。厚さの変化は電界によって引き起こされる。厚さが減少させられるときは、これらの層は互いに相手に向かって押され、同時にプラスチック膜の間の空気を押す。しかしながら、空気を押すには大きな力が要る。そのため、このような変換器の振幅は比較的小さい。
本発明の目的は、新規な電気機械変換器およびエネルギーを変換するための方法を提供することである。
本発明の電気機械変換器は、変換素子が、空気が変換素子の内部を厚み方向に流れることおよび変換素子の少なくとも1つの表面を通って変換素子の厚み方向に変換素子に流入および流出することを許容することを特徴とする。
さらに、本発明の方法は、変換素子が、空気が変換素子の内部を厚み方向に流れることおよび変換素子の少なくとも1つの表面を通って変換素子の厚み方向に変換素子に流入および流出することを許容すること、および変換素子が個別に制御されることを特徴とする。
本発明の基礎を成すアイデアは、電気機械変換器は、変換素子がその厚さを変えることを可能にするための少なくとも2つの層を含む多層構造を持つ、少なくとも1つの変換素子を含むことを特徴とする。さらに別のアイデアは、変換素子が、空気が変換素子の内部を厚み方向に流れることおよび変換素子の少なくとも1つの表面を通って変換素子の厚み方向に変換素子に流入および流出することを許容することである。1つの実施例の基礎を成すアイデアは、電気機械変換器が少なくとも1つの不通気層を備えていることである。第2の実施例の基礎を成すアイデアは、電気機械変換器が別々に制御されることができる少なくとも2つの変換素子を含むことである。第3の実施例の基礎を成すアイデアは、電気機械変換器が、間に不通気層が置かれた少なくとも2つの変換素子を含むことである。第4の実施例の基礎を成すアイデアは、電気機械変換器が少なくとも2つの変換素子を含み、かつ変換素子の外表面に不通気層を持ち、空気が第1の変換素子から第2の変換素子にまたはその逆に第2の変換素子に面する表面を通って流れることが許容されることにある。
本発明の1つの利点は、空気が要素の表面を通って要素の厚み方向に流れることができるので、変換素子の厚さが変化するときに動きに抵抗する力が発生せず、変換素子の振幅がかなり大きくなることを可能にすることである。変換素子の厚さが変化するとき、圧力に抗して仕事をしなくてもいいので、そのためこの変換素子は非常に良好な効率を持つ。すなわち、低い制御電圧で比較大きな変形および/または動きを生じさせることが可能になる。また同様に、変換素子の変形および/または動きは、非常に強い信号を発生させる。電気機械変換器が少なくとも1つの不通気層を持つときは、この変換器は音圧を発生することができる。電気機械変換器が別々に制御できる少なくとも2つの変換素子を持つときは、例えば、変換器が動かされるとき変換器の質量の中心の加速度がエネルギーを発生させる構造が実現される。他方、変換器の質量の中心を動かすこともできる。さらに、変換器の異なる変換素子が別々に制御できるときは、複数の異なる指向性/音特性が得られる。電気機械変換器の外面を不通気層にして、空気が実際上電気機械変換器の変換素子相互間でだけ流れることができるようにし、かつ異なる変換素子に逆位相の信号を加えることで、1方の変換素子が薄くなるとき他方の変換素子が厚くなり、またその逆の動作をする電気機械変換器が実現される。しかしながら、電気機械変換器全体の厚さは一定であり、構造全体の質量の中心が動く。変換器の穴のない表面は、質量の中心と反対の方向に動く、すなわち、変換器の厚さは変化しないが、にもかかわらず要素の表面は動く。さらに、変換器の表面は同期して動き、音または振動を発生する。
添付の図面を参照しながら本発明をより詳しく説明する。
図1は1つの電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図2は第2の電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図3は第3の電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図4は第4の電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図5は、上方から斜めに見た、第5の電気機械変換器を概略的に示す断面図である。 図6は、上方から斜めに見た、第6の電気機械変換器を概略的に示す断面図である。 図7aおよび7bは、本発明による電気機械変換器の説明図である。 図8a、8b、8c、8dおよび8eは、本発明によるさらにもう1つの電気機械変換器の説明図である。 図9a、9bおよび9cは、電気機械変換器の実施例を概略的に示す側面図である。 図10は、図9cによる電気機械変換器を示す詳細図である。 図11a、11bおよび11cは、図9cによる電気機械変換器の使い方を示す詳細図である。 図12は、電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図13は、電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。 図14は、電気機械変換器を概略的に示す横断側面図である。
図1は電気機械変換器1を示す。電気機械変換器1は多層構造から成る変換素子2を含む。変換素子2は、弾性材料から作られた多孔層3を含む。弾性はここでは材料が曲がることを意味する。多孔層3の上面および下面には、金属層4が設けられている。多孔層3の下面には、非導電層の働きをするプラスチック膜5が貼り付けられている。プラスチック膜5は、例えばポリプロピレン、ポリメチルペンタンまたは環状オレフィン共重合体から作ることができる。さらに、プラスチック膜5は、エレクトレット膜として帯電させられていてもよい。
多孔層3は、プラスチック膜5とその下の多孔層3の間に空隙10が形成されるように、支持点6として働く突起が設けられている。多孔層3は厚さが例えばほぼ200ミクロンで、空隙10は大きさが例えばほぼ50ミクロンにすることができる。プラスチック膜5は同様に厚さが例えばほぼ30ミクロンにすることができる。
電極7は、それらの間に空隙10が存在する金属層4と4´に接続されている。制御電圧が電極7の間に加えられる。制御電圧は、隣り合う金属層4および4´を、相手に関して、すなわち互いに相手に向かってまたは互いに相手から離れる方向に動かす。支持点6は、金属層4および4´が互いに引き合う力を受けるとき、弾性材料から作られている多孔層3が曲がり、変換素子2がその全体において大きくその厚さを変えることを可能にするために、隣り合う空隙10では異なる位置に設けられている。変換素子2の異なる層には、空気が、実際上圧縮されることなく、その厚み方向に変換素子2に流入およびそれから流出することを可能にする通路または穴8が設けられている。
この電気機械変換器の上面は、不通気層9になっている。この層は、プラスチック膜5の材料と同じような材料で作ることができる。当然なことに、不通気層9には通路または穴は設けられていない。変換素子2が圧縮されたとき、空気は、矢印Aで示されるように、通路または穴8を通って下方に流れることが許される。制御電圧の効果が取り去られると、弾性材料から作られている多孔層3が図1に示されている形に戻る。この場合には図1で明らかなように空気は上向きに流れる。同様に、電極7の間の制御電圧の効果により変換素子2の厚さが増大させられると、空気は、図1に示されるように、通路または穴8を通って上方に流れる。変換素子2が変形するときは、不通気層9も変形し、音圧または振動を発生させる。
図2は、変換素子2が、図2に示されるように、順次積層され、エレクトレット膜として正または負の電荷を持つように帯電させられたプラスチック膜5を含む電気機械変換器1を示す。プラスチック膜5の下面には、金属層4が設けられており、それに対して電極7が接続されている。プラスチック膜5の間に空隙10を形成するために、プラスチック膜5の間に支持点6が配置されている。プラスチック膜5と金属層4には、通路または穴8が開けられている。支持点6は隣接する層では位置が異なっている。この場合にも、電気機械変換器の上面は、不通気層9になっている。プラスチック膜5は厚さが例えば30ミクロン、空隙10は大きさが例えばほぼ20ミクロンにすることができる。図2の電気機械変換器の動作は、図1の電気機械変換器の動作と同じである。
図3は、変換素子2の層が2枚の帯電したプラスチック膜5を互いに組み合せ、それらの間に金属層4を挟み、この金属層に電極7を接続することにより構成された電気機械変換器1を示す。支持点6は例えば接着性の小突端または接着性の細長い形状でもよい。
図4は、変換素子の多層構造が両面にプラスチック膜5を貼り付けた多孔層3を含む、電気機械変換器1を示す。多孔層3は例えば炭素繊維または類似の導電性多孔材料から作ることができる。多孔層はしたがって例えば不織金属繊維のような金属繊維材料からも作ることができる。多孔層3は導電材料で作られているので、電極7は多孔層3に接続することができる。図4による電気機械変換器は、不通気層9を含まない。そのため空気は変換素子2の上面および下面を通り抜けることができる。
図5は2つの変換素子2aおよび2bを含む電気機械変換器を示す。変換素子2aおよび2bの両方とも、その厚み方向に圧縮可能な材料から成る多孔層3を含む。多孔層3の少なくとも1面には、例えば真空蒸着により、通気性のある金属層4が形成されている。多孔層3は永久電荷を含んでもよい。電極7が1枚おきの金属層4に接続され、1枚おきの金属層4が接地電極11に接続されている。電気機械変換器1の上面および下面には、不通気層9が設けられている。多孔層3は例えば繊維布または他の通気性のある材料から作られており、また金属層4も通気性があるので、空気が変換素子内の層を次々に通り抜けて流れることができ、そして空気はさらに上側の変換素子2aから下側の変換素子2bにまたその逆に流れることができる。
上側の変換素子2aに信号が加えられ、同じだが位相が逆の信号が下側の変換素子2bに加えられる。そして上側の変換素子2aが薄くなったとき、下側の変換素子2bが厚くなって、空気が上側の変換素子2aから下側の変換素子2bに流れることを可能にする。電気機械変換器の全厚さは、したがってほぼ同じである。しかしながら、電気機械変換器1の質量mの中心はそれと同時に移動する。電気機械変換器1の上面および下面を構成する不通気層9は、質量mの中心の動きと反対方向に動く。すなわち、電気機械変換器1の厚さは変化しないけれども、素子は実際には動く。上側の表面と下側の表面は同期して動き、それにより音および振動を発生する。異なる変換素子2aおよび2bに対するこの制御信号の効果は、1つの変換素子2aまたは2bの多孔層3の電荷を図5に示されている電荷と逆符号であるように変えることにより、逆の位相でも得ることができる。この場合には、変換器1は、同じでかつ同相の信号が変換素子2aおよび2bの両方に加えられたときに、上に開示されているように動作する。簡単であるため、このような解決策も、変換器1が変換器1の動きまたは変形から電気エネルギーを発生するために使われるときに有利である。
図6は、変換素子2が次々に積層され、それらの間に空隙10が形成されている磁化された層12を含む電気機械変換器1を示す。磁化された層12は、例えば材料のほぼ半分がプラスチックから成り材料の半分が粉末の磁性材料から成るようなプラスチックと粉末の磁性材料の混合物から作られる。これは永久磁化可能な層が実現されることを可能にする。磁化された層は12は厚さが例えば200ミクロン、および空隙10は大きさが例えば50ミクロンである。図6に示されているように、1つおきの空隙内には、磁化された層12の間に、電流導体13が配置されている。電流導体13により伝えられる電流Iは、電磁変換器1の磁界Φを発生する。電流導体13は、隣接する電流導体13内では電流が反対向きに流れるように設けられている。これは磁界Φが互いに強め合うことを意味する。磁化された層12の永久磁化は変換素子2に基本的な圧縮を与え、電流Iによって振動が与えられる。電流導体13は例えばプリント配線技術により実現することができる。磁化された層12から構成されるこの電気機械変換器は、磁性材料が重いので、大きな質量を持つ。その結果、変換素子の質量の中心の動きはかなり大きな効果を持つ。
図7は、その両面が通気性がある簡単化された電気機械変換器1を示す。これは図7a、7bおよび8aから8eにおいて破線により示されている。空気はしたがって電気機械変換器の上面および下面を通過して流れることができる。すなわち例えば変換素子2が薄くなるとき、空気は上面および下面の両方を通って放出される。この場合には、この電気機械変換器は圧力発生能力を持たない、すなわち音圧を発生しない。しかしながら、この電気機械変換器は動きまたは力を発生する。すなわちその変換は電気を発生させるために使うことができる。このような電気機械変換器1は、キーの押圧によって引き起こされる信号を発生するためのメンブレイン・キーの下に使うことができる。同時に、この変換器1は、例えばバッテリを充電するために使用することもできる。このような電気機械変換器は、空気を圧縮するための仕事が必要とされないので、非常に効率が高い。図7aの電気機械変換器の基本的なアイデアは、図4の電気機械変換器のそれと類似している。
図7bの電気機械変換器の上面には不通気層9が設けられている。図7bの解決策はしたがって図1、2および3の電気機械変換器に対応している。変換素子2の厚さが変化するとき変換素子2の質量が不通気層9を動かすので、不通気層9により当該電気機械変換器1も音を発生する。
図8aは、互に重ね合わされた2つの変換素子2aおよび2bを含む電気機械変換器1を示す。変換素子2aおよび2bの両方とも別々に制御できる。電気機械変換器1が動かされると、その質量の中心mの加速度がエネルギーを発生させる。動かされたときこの電気機械変換器はエネルギーを発生するので、この電気機械変換器は例えば携帯装置のためのバッテリ充電容器として使うことができる。
図8bは、下面および上面に不通気層9が設けられた電気機械変換器1を示す。図8bの構成は、図5の電気機械変換器に対応する。
図8cは、互に重ね合わされた2つの変換素子2aおよび2bとそれらの間に設けられた不通気層9を含む電気機械変換器1を示す。このような電気機械変換器1中の不通気層9が動くと、それは音を発生する。これは、電気機械変換器1はそれ自体で音を発生することを意味する。
図8dに示される解決策の基本アイデアは、2つの変換素子2aおよび2bが互いに接すること以外は、図7のアイデアと同じである。変換素子2aおよび2bは個別にまたは一緒に、同相または逆相で制御できる。図8eでは、上側の変換素子はその上側および下側の表面に不通気層9を設けることにより封止されており、空気は下側の変換素子の下側の面を通って自由に流れる。図9aから9cでは、電気機械変換器は、1つまたはそれ以上の通気性の追加の質量15が付加されている。追加の質量15は、電気機械変換器1の重さ、したがって質量効果を増大させることを可能にする。追加の質量15は、例えば穴をあけた金属板または多孔性の焼結金属板でよい。
図10は、図9による電気機械変換器1のより詳しい説明を示す。変換素子2aおよび2bは順次積層されたプラスチック膜5と、それらの間の支持点6を持つ。上側の変換素子2aにおいては、プラスチック膜5の上面に金属層4が設けられている。そして、それに対応して、下側の変換素子2bではプラスチック膜の下面に金属層4が設けられている。通気性の追加の質量15に近い側のプラスチック膜5には穴8が設けられている。
信号Sが増幅器16aを通して上側の変換素子2aに加えられ、同様に、信号Sが増幅器16bを通して下側の変換素子2bに加えられる。不通気層9に最も近いプラスチック膜5は穴8が設けられていない。不通気層9に最も近くかつ負電荷が帯電させられたプラスチック膜5は、図10におけるセンサーの役割を果たすように構成されている。この層により測定される圧力Pは、フィードバックとして増幅器に加えられる。ここで、圧力Pは、変換器1の表面にかかる圧力を表す。このセンサーはしたがって変換器1の表面に最も近い密閉された空隙の圧力を測定する。このフィードバックは、例えばアクチュエータの働きをする変換器1の動作を線形化する。実時間での線形化はこのようにアナログ・システムにより行われる、すなわち線形化のために複雑なプロセッサなどが必要とされない。このフィードバックは、いわゆる電流フィードバックにより行うこともできる。これは、変換素子と直列に接続された1つの抵抗器またはコンデンサの極から変換素子により取り込まれる電流を測定し、その測定された電流信号をフィードバック信号として使うことにより行うことができる。
雑音低減用途においては、目標は変換器1の所望の表面を動かないようにするおよび/または所望の空隙の圧力が変わらないように保つことである。図10においては、例えば、目標は、変換器1の下面を動かないようにすることおよび/またはそれに反して空隙内の圧力を不変に保つことであろう。次に信号Sがゼロに設定され、そして変換器1の下面を動かないようにすることおよび/または変換器の下面に加わる圧力を不変に保とうとするためにフィードバックが使われる。変換器1の上面は同時に所望の信号Sにしたがって音を発生してもよい。
図11aから11cは、図9cおよび10に開示される電気機械変換器1がどのようにして異なる素子として働くことができることを示す。電気機械変換器1は、例えば、図11aによれば、カージオイド音源の働きをすることができる。この場合には、音圧の変化は変換器1の1側だけで起きる。図9cにおける矢印Bは、例えば上側の不通気層9が下方に動き、変換素子2aの異なる層も同時に下向きに動く様子を示す。変換素子2bの層も下向きに動くが変換器1の下面すなわち下側の不通気層9はほとんど動かない。変換器1の下側の部分、すなわち下側の変換素子2bはしたがって変換器1の上側の部分、すなわち上側の変換素子2aにより発生される下向きの能動運動を補償する信号を発生するために使われる。これはフィードバックを使うことにより上述の方法で行うことができる。信号Sを上側の変換素子2aに加え、振幅が例えばSの半分で位相が信号Sの位相の反対である信号を下側の変換素子2bに加えることもできる。これは、下側の変換素子2bに向かって振動を送る上側の変換素子2aの部分が減衰されることを可能にする。下側の変換素子2bに加えられるべき信号の大きさは、上側の変換素子2aの信号のそれが変換器1内を伝わる間の減衰量に従って、さらに小さくすることができる。フィードバック構成は、この実施例にも使用することができる。
図11bは、変換器1の双極子音源としての動作のしかたを示す。図9cの矢印Cにより示されるように、上側の不通気層9と上側の変換素子2aの層は、下側の不通気層9と下側の変換素子2bの層と同じ方向に動く。したがって圧力効果は変換器1の両面において符号が反対になる。
図11cは、変換器1の単極子音源としての動作のしかたを示す。したがって変換器1の両面における音圧は同符号になる。図9dの矢印Dにより示されるように、上側の不通気層9と上側の変換素子2aの層が下向きに動くとき、下側の不通気層9と下側の変換素子2bの層は上向きに動く。
図12は、変換素子2が多孔層3を含む変換器1を示す。多孔層3は例えば不織ポリエステル繊維材から作ることができる。多孔層3の両面は、例えば真空蒸着により金属層4が形成される。多孔層の両面の金属層4は互いに接続されていて、多孔層3とその両面はそれに対して1つの電極が接続されるべき1つのユニットを構成している。変換素子2はエレクトレット層を含まないので、この解決策が図12においてUと呼ばれるバイアス電圧を用いることが必要である。
信号Sが、抵抗器R、RまたはRを使って濾波されて、異なる層に加えられる。もちろん、もっと多くの金属層4が設けられた多孔層があってもよく、それはもっと多くの抵抗器もあることを意味する。抵抗器RからRは異なる大きさを持ち、それは各抵抗器が信号Sから異なる周波数を濾波して取り除くことを意味する。抵抗器Rが最小の抵抗器であるように選択され、抵抗器Rが最大の抵抗器であるように選択されているとき、上部の層にはほぼすべての周波数が加えられることができ、主として低い周波数を含む信号が最下層に加えられる。ある層が高い周波数で振動するときは、大きな動きは必要とされない。他方、低い周波数では、層の動きは非常に大きい。下部の層では、それらの合計の動きは変換素子2の厚さの変化の大きさと同じになる。低い周波数で振動する下部の層はしたがって非常に大きく動くことができる。第1の抵抗器Rは例えば100オームのオーダーであり、第2の抵抗器Rは第1の抵抗器Rよりも例えば5倍大きく、同様に、第3の抵抗器Rは第2の抵抗器Rよりも5倍大きい、等である。層の数は、変換素子が発生することができる最大出力に影響を与える。異なる層に加えられるべき信号を異なるやり方で濾波することは、全体としての変換素子2の効率を改善する。
隣接する多孔層3は1つのコンデンサを構成する。濾波において、抵抗器RからRに加えてまたはそれらの代わりに、そのインダクタンスが異なる層の間の容量に適合するように決められたコイルを使用することもできる。振動しているとき、異なる層は電流も発生する。これも抵抗器中の損失および構造に対する減衰を発生させる。
図13において、多孔層3は不織炭素繊維または不織金属繊維のような、導電性を有する繊維材料から作られる。電極7は多孔層3に直接に接続することができる。多孔層3の表面の繊維の上には、繊維の被覆物質として、例えば薄い吹付けワニスを塗装してもよい。吹付けワニスの厚さは1ミクロンのオーダーでよく、その場合にはワニスは空気が多孔層を通過するのを妨げない。しかしながらワニスは絶縁体として働き、空隙10とワニスが一緒になって多孔層3の間の短絡を防止する。
図12に示されるものよりもっと複雑な濾波による解決策を用いる場合には、各電極7に正確に所望の周波数を加えることができる。しかしながら、最も好ましくは、すべての周波数を含む信号が上部の層に加えられ、最も高い周波数が濾波して除かれた信号波形が中間の層に加えられ、実際上最も低い周波数を含む信号が最下層に加えられる。最上層から、エネルギーが上方向および下方向の両方に放出されるが、それより下の層は多孔材で作られているので、上の層からそれらに向けられた信号を吸収する。図13の解決策は、例えばその下面で壁に取り付けることができ、しかも反射が背後の面から殆ど起こらない。信号を外部より上面および下面の両方から加えなければならない場合には、高い周波数を含む信号を両外表面に近い層に加え、最も低い周波数を含む信号を中間の層に加えることができる。
図14は、その全体が導電性を有するか、または導電性を有する表面が設けられた多孔層3を含む変換素子2を示す。多孔層3の表面は、環状オレフィン共重合体COCのようなエレクトレット物質が多孔層3の表面に滴下させるかまたは粉末として塗布されたエレクトレット層14が設けられている。滴下の後にカレンダー加工が行われ、小滴または粒子がローラーにより多孔層3の表面に押しつけて平らにされる。エレクトレット小滴の大きさは0.5から1mmの範囲内であり、またそれらの間の距離は空気が変換素子2の厚み方向に通り抜けることを可能にしなければならない。支持点6は非導電性の材料から形成される。より好ましいのは、小滴を平らにするカレンダー・ローラーに支持点6を形成するためにいくらかの小滴または粉末を周囲より高いまま残す凹部を設けて、支持点6がエレクトレット層14のそれと同じ材料物質で形成されることである。エレクトレット層14は、このように、小滴または粉末のどちらかにより、エレクトレット物質が多孔層3の表面にランダムに分散しているように形成できる。エレクトレット物質は、例えば、所望のラスタ・パターンの形にすることもできる。さらに塗布工程においてスリット・ノズルを使用することにより、例えば多孔層3の表面にきちんと並べられた縞の形にすることもできる。エレクトレット層14が離間したエレクトレット物質の点または領域または縞から成るときは、エレクトレット物質の層に別個に穴を設けることは必要ない。
図面とそれに関係する説明は本発明のアイデアを説明することだけを意図されている。その細部については、本発明は請求の範囲内で様々の態様を取る。変換素子はかなり多数の層を含むことができる。厚み方向への各層の動きが直列に結合されると、変換素子の動きの振幅は層の数が増えるにつれて増大する。さらに、電気機械変換器は、互いに接合された任意の数の変換素子を使用することができる。さらに、電気機械変換器は、図に示されるように直線形状でも、望まれるように曲がっていてもよい。電気機械変換器は、例えば一対の膜が非導電層と導電層を構成するように2つの膜を形成することにより構成できる。層構造は、その一対の膜を例えば円筒形に巻くことにより構成できる。変換素子はこのようにして層の間に容量を持たせることができ、また巻き付けはコイルを作る。そのため変換器はいくらかのインダクタンスを持つ。この膜は、鉄板の周りに巻き付けて、鉄芯コイルを作ることもできる。鉄板は変換器のための支持構造も提供し、また追加の質量の働きもする。変換素子の層の通気性の差違が、変換器の音の放出特性、すなわち変換器の指向特性が局所的に影響されることを可能にする。同じような制御の下で、1つの層の動きの大きさは通気性により変わる。通気は穴8の大きさおよび/またはそれらの間の距離により変えることができる。

Claims (11)

  1. 互いに重ね合わされた少なくとも2つの別々に制御される変換素子(2,2a,2b)を含む電気機械変換器(1)であって、前記変換素子(2,2a,2b)は、少なくとも2つの弾性部材の層(3)からなる多層構造を有し、前記弾性部材の層(3)の間に空隙(10)が形成されるように前記弾性部材の層(3)を突起状の支持点(6)で支持してなり、前記変換素子(2,2a,2b)は、隣接する前記弾性部材の層(3)を接離方向に動かすことにより、その厚さを変化させ、
    前記変換素子(2,2a,2b)は、当該変換素子(2,2a,2b)の内部を厚み方向に空気が流れることを許容し、前記変換器(1)は、前記変換素子(2,2a,2b)を別々に制御する制御手段を有し、前記変換器(1)は、前記変換器(1)の表面に対する質量の中心(m0)の動きに応じて電圧信号が発生さること
    を特徴とする変換器。
  2. 前記電気機械変換器(1)が少なくとも1つの不通気層(9)を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載の変換器。
  3. 前記電気機械変換器(1)がそれらの間に不通気層(9)が挟み込まれた少なくとも2つの変換素子(2,2a,2b)を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の変換器。
  4. 前記変換素子(2,2a,2b)の外面が不通気層(9)であり、空気が第1の変換素子(2a)から第2の変換素子(2b)にまたその逆に、前記第2の変換素子(2b)に対向する面を通って流れることが許容されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の変換器。
  5. 前記電気機械変換器(1)が少なくとも1つの通気性を有する追加の質量(15)を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の変換器。
  6. 前記変換素子の1つの層が不織材から作られた多孔層(3)を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の変換器。
  7. 前記多孔層(3)の表面に真空蒸着により導電性を有する金属層(4)が設けられていることを特徴とする請求項に記載の変換器。
  8. 不織材から作られた前記多孔層(3)が導電性を有する材料から製造されることを特徴とする請求項に記載の変換器。
  9. 前記変換素子がそれらの間に空隙(10)が設けられた磁化された層(12)から構成され、電流導体(13)が前記磁化された層(12)の間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の変換器。
  10. エネルギーを機械エネルギーから電気エネルギーに変換するための制御方法であって、
    互いに重ね合わされた少なくとも2つの別々に制御される変換素子(2,2a,2b)を含む電気機械変換器(1)によって実現され、前記変換素子(2,2a,2b)は、少なくとも2つの弾性部材の層(3)からなる多層構造を有し、前記弾性部材の層(3)の間に空隙(10)が形成されるように前記弾性部材の層(3)を突起状の支持点(6)で支持してなり、前記変換素子(2,2a,2b)は、当該変換素子(2,2a,2b)の内部を厚み方向に空気が流れることを許容し、
    前記変換素子(2,2a,2b)を別々に制御するステップと、前記変換器(1)の表面に対する質量の中心(m0)の動きに応じて電圧信号が発生させて、機械エネルギーを電気エネルギーに変換するステップを有すること
    を特徴とする制御方法。
  11. 前記電気機械変換器(1)が少なくとも1つの不通気層(9)を備えていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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