JP5341657B2 - 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機 - Google Patents

圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP5341657B2
JP5341657B2 JP2009178571A JP2009178571A JP5341657B2 JP 5341657 B2 JP5341657 B2 JP 5341657B2 JP 2009178571 A JP2009178571 A JP 2009178571A JP 2009178571 A JP2009178571 A JP 2009178571A JP 5341657 B2 JP5341657 B2 JP 5341657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
magnetic core
resin
powder magnetic
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009178571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011036007A (ja
Inventor
裕治 榎本
憲一 相馬
泰久 青野
和也 西
千生 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2009178571A priority Critical patent/JP5341657B2/ja
Publication of JP2011036007A publication Critical patent/JP2011036007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5341657B2 publication Critical patent/JP5341657B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、産業用,家電,自動車分野で使用される回転電機の永久磁石モータに関するものである。
モータや発電機などの回転電機は、産業用,家電,自動車分野で電気エネルギーと機械出力を変換する機器として使用される。これらの機器は鉄板などの軟磁性材料とコイル導体で構成されており、従来から小形化や高効率化などが要求されている。
圧粉磁心は、軟磁性材料であり、個々の絶縁コーティングされた微小な鉄粉を圧縮成形によって固定子や回転子などの部品形状を形成することができ、珪素鋼板などの鉄板に比べ、三次元の形状が形成できる点が利点であり、モータの小形化に利用される例がある。〔特許文献1〕では、三次元形状の爪形磁極を圧粉磁心で構成し、モータを小形化する例が示されている。
しかし、圧粉磁心の欠点は、圧縮成形のみで形状を形成するために鉄心としての強度が著しく低いという問題がある。これを解決する方法としては、〔特許文献2〕には、圧粉磁心で構成された鉄心を樹脂で埋め込んで使用する方法が示されている。また、別の方法としては、〔特許文献3〕に示されるように、圧粉磁心成形体に熱処理を施すことで、成形体自身の強度を向上させる例が示されている。さらに別の例として、〔特許文献4〕には、金属磁性粒子の粒径や、その粒の絶縁コーティング材料を工夫することによる強度向上対策が講じられている。
また、圧粉磁心の成形体を成形する場合には、金型にRなどの応力緩和が必要であり、細部の形状に制約があることから、成形体を製造した後に、切削加工などの機械加工を施す場合がある。〔特許文献5〕では、機械加工をする場合のノウハウとして、切削部から粉が崩れないように、ワニスなどの樹脂を含浸した後に加工を施す例が示されている。また、〔特許文献6〕,〔特許文献7〕では、圧粉磁心成形体の電気的絶縁を遮断する目的や、圧粉磁心成形体の鉄心とコイルの固定にワニス処理を行って固着するなどの例も示されている。
特開2007−124884号公報 特開2008−029142号公報 特開2006−185981号公報 特開2007−129045号公報 特開2008−141012号公報 特開2008−125153号公報 特開2006−216634号公報
解決しようとする従来の問題点は、圧粉磁心の成形体を用いてモータを構成する場合において、成形体の強度が著しく低いために、モータの製造過程やモータの実使用時に鉄心の破損が発生する恐れがあることである。圧粉磁心をモータの固定子鉄心として使用する場合、圧粉磁心成形体の曲げ強度は、10〜30Mpaと電磁鋼板などの鉄板に比べて著しく低く、衝撃にも弱い。そこで、少なくとも、モータとして製造されるときのハンドリング時や、モータとして動作する場合に、固定子と回転子間に生じるトルク反力や、外部からの衝撃,振動などの外乱などに耐えられる強度対策が必要とされる。
上記の背景技術では、モータとしての強度確保の方法として、固定子などの鉄心を含む部品全体を樹脂でモールドする例が示されていたが、この方法は、モータとして重量が増加する、製造工程が複雑となるなどの問題も指摘される。
また、熱処理や、粉の粒径を大きくするなどの手法は、磁性体としては渦電流を大きくする作用があるため、モータとしての損失を増加させてしまう問題が発生していた。
上記目的を達成するために、本発明は絶縁コーティングされた鉄粉群を圧縮成形して固形化し、磁性材料として使用する圧粉磁心成形体において、成形後に残留応力除去のための熱処理を行った後に、不飽和ポリエステル系、またはエポキシ系の熱硬化性樹脂中に浸漬し、圧粉磁心成形体の表面または、内部に樹脂を配置した後に、乾燥工程によって樹脂と成形体を一体化したことを特徴とするものである。
更に、本発明は圧粉磁心成形体において、前記鉄粉群の粒径が0.3mm以下であることを特徴とするものである。
更に、本発明は圧粉磁心成形体において、前記不飽和ポリエステル系、またはエポキシ系の熱硬化性樹脂中の粘度が2.0Pa・s以下であることを特徴とするものである。
更に、本発明は圧粉磁心成形体において、樹脂浸漬工程後に、圧粉磁心成形体表面の樹脂を除去する工程を施し、残留応力除去後の成形体外形寸法と樹脂硬化後の寸法差分が10μm以下に構成したことを特徴とするものである。
更に、本発明は圧粉磁心成形体において、樹脂浸漬工程後に0.08Mpa以上の圧力下において真空含浸処理されることを特徴とするものである。
更に、本発明は圧粉磁心成形体において、樹脂浸漬工程後にまたは、樹脂乾燥後の圧粉磁心の断面に、2から3層目、すなわち金属粉末粒径の2から3倍の深さ程度まで、樹脂が配置されていることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は環状継鉄部と、この環状継鉄部の内径側の円周上に等間隔に配置され軸方向に延在する複数の爪磁極とで構成されるクローティースコアにおいて、上述した圧粉磁心成形体で固定子を構成したことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明はスロット型のモータ用コアを備えた回転電機において、前記スロット型のモータ用コアは圧粉磁心成形体で圧縮成形され、上述した圧粉磁心形成体で固定子を構成したことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は絶縁コーティングされた鉄粉群を圧縮成形して固形化し、磁性材料として使用する圧粉磁心成形体において、成形後に残留応力除去のための熱処理を行った後に、熱硬化性樹脂中に浸漬し、圧粉磁心成形体の表面または、内部に樹脂を配置した後に、圧粉磁心成形体表面の樹脂を除去する工程を施したことを特徴とするものである。
本発明の圧粉磁心成形体の樹脂含浸された圧粉磁心成形体は、その強度を向上するほかに、防錆作用もあるため、錆びの進行を遅らせることができる。これにより、圧粉磁心成形体の製造過程での取扱いが容易になるとともに、回転電機のモータを構成した時の製品信頼性が向上できる。
本発明の圧粉磁心成形体の表面より2,3層目の内部キャビティーに樹脂が入り込む構造を模式化した図面である。(実施例1) 圧粉磁心の成形工程を示す図である。 圧粉磁心成形体の断面をSEM観察した写真である。(実施例1) 本発明の圧粉磁心に樹脂をコーティングした状態をSEM観察した写真である。 本発明の圧粉磁心に樹脂をコーティングした成形体の強度を評価したグラフである。 本発明の圧粉磁心に樹脂をコーティングした後に、エアブロー処理により表面の樹脂を除去して硬化させた圧粉磁心成形体の断面状態をSEM観察した写真である。 本発明の図6の圧粉磁心成形体の強度を比較評価したグラフである。 3相クローティースモータおよびクローティースコアの構造を示す斜視図である。 本発明の樹脂コーティングの手順の一例を示すフローチャートである。 スロット型モータの固定子コア構造と、その固定子に組付けられる絶縁部材の構造を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は圧粉磁心成形体の断面構造を示している。また、図2は圧粉磁心の成形工程を示している。
圧粉磁心は、図2に図示のように粒径0.05〜0.2mmの鉄粉が1GPa程度の高い圧力によって圧縮成形されて構成される。このため、図1に示すように、圧粉磁心粉001の成形体の表面には、表面キャビティー002と呼ばれる粉と粉の間にできた空隙が存在する構造となる。圧粉磁心は、通常、磁性体として用いるため、圧縮成形時に鉄粉に生じる残留応力を除去するため、歪取り焼鈍処理を行う。通常は500℃近傍の温度での焼鈍となる。実際にはこの温度では、充分な歪除去は困難であるが、鉄粉表面にコーティングされている絶縁膜の耐熱温度が600℃までは対応できないことがこの理由である。500℃近傍の熱処理においては、鉄粉間に拡散結合が発生しないため、圧縮成形された時の鉄粉形状,位置を保持したままになる。このとき、圧粉磁心中に混合されているバインダ,潤滑材などは、熱処理時に消失,揮発する。このため、表面のキャビティーと同様に、鉄粉と鉄粉の間には、内部キャビティー003と呼ばれ微小な隙間が存在する構造となっている。
図3に実際の圧粉磁心成形体(密度7.53Mg/m3)の断面を透過型電子顕微鏡(SEM)で撮影した写真を示す。密度が高い成形体においても、表面には、表面キャビティ002が存在し、成形体の内部には、鉄粉と鉄粉の間に内部キャビティー003が存在する構造となっていることがわかる。
歪取り熱処理後の圧粉磁心の成形体を樹脂中に浸漬すると、前述の表面キャビティー002から毛細管現象によって樹脂004が圧粉磁心内部へと侵入する。
図4には、熱硬化性の樹脂を前述の方法で含浸し、熱硬化させた後の圧粉磁心成形体の断面を透過型電子顕微鏡(SEM)で撮影した写真を示す。圧粉磁心成形体の表面には、約100μm程度の厚みに樹脂が配置され、表面キャビティー002を埋めていることがわかる。また、2層目以下の粉間にも樹脂が内部侵入していることも確認できる。この方法による強度の向上は、曲げ強度を3〜5倍とできることが確認できた。
圧粉磁心に樹脂を含ませて強度を向上する方法の第2の実施例について説明する。第一の実施例と同様に歪取り熱処理後の圧粉磁心の成形体を樹脂中に浸漬する,刷毛で樹脂を塗る,樹脂をミスト状にして吹き付けるなどの方法を用いて成形体表面に樹脂を配置する。このとき、樹脂の粘度は0.1〜2.0Pa・s程度と低い粘度とする。この粘度にすることで、成形体の表面にある約0.02mm程度の寸法の表面キャビティー002から樹脂004が成形体の内部の内部キャビティー003に入り込む。この後、圧粉磁心成形体を取り出し、表面に付着した樹脂をふき取り、ブロア処理(高速の空気による樹脂の吹き飛ばし)などを行って除去する。表面を除去する目的は、圧粉磁心の成形体をモータなどとして別の部品と組立てを行う際、別の部品との嵌合面などの寸法公差を確保するためである。
通常、圧粉磁心の成形体に限らず、成形体は、嵌合部などの寸法は小さめの寸法(マイナス公差)で製造される。特に、圧縮方向寸法は、成形のときの粉の供給時ばらつきが大きいため、大幅にマイナス寸法となることも珍しくない。通常は、成形方向の寸法公差の幅で0.2mm程度が必要である。圧粉磁心成形体と組合わせる部品は、このマイナス寸法に成形された成形体に組立てられる寸法で製造されており、成形体の寸法が、樹脂のコーティングによりたとえ0.1mm程度大きくなった場合でも、部品が組立てられない場合が発生する。このため、圧粉磁心の表面には、最終的に樹脂を多く配置しない状態を作り出すことが最適である。
図6には圧粉磁心成形体に樹脂浸漬した後に表面の樹脂をブロア処理によって除去したもののSEM観察写真を示す。図6(b)図は、図6(a)図の拡大である。これを見ると、圧粉磁心成形体の表面には、樹脂はほとんど無くなっており、表面キャビティー002の部分の凹みが見られる。また、破断面からは、樹脂004の破断面があることが確認でき、内部キャビティー003に樹脂が入り込んでいることが確認できる。
図7にこの状態での強度評価結果を示す。表面の樹脂を除去すると、除去しない場合に比べて強度は低下するが、処理無しの場合に比べると約3倍の強度が得られている。
次に3相クローティースモータ用圧粉磁心コアについての実施例を示す。図8(a)に基本的なモータ構成を示す。
この3相クローティースモータは、シャフト007を有する回転子6を備え、固定子コア成形体5をクローティースコアと呼ぶ爪形の磁極を有するコアで構成する。1相分の固定子は、2個のクローティースコアで構成され、円環状のコイルが挟み込まれる構造となる。図8(b)には固定子コア成形体5のクローティースコア単体の形状を示す。爪型の磁極が内周側に立ち並び、外周側は円周方向に壁が存在する形状となっている。
図9にこのコアの強度向上工程のフローチャートを示す。
(ステップ001)圧粉磁心コアをプレスにより成形する。(ステップ002)成形された圧粉磁心コアは、ひずみ取り焼鈍(500℃近傍で二時間程度)を行った後、(ステップ003)コア単体の乾燥重量測定を行う。(ステップ004)この乾燥重量を測定後、キシレン,シンナーなどで充分に希釈して、粘度2.0Pa・s以下のワニス溶液中にコアを浸漬し、ワニスをコアに充分にさらす。(ステップ005)そして、ワニスがコア表面に充分残った状態、または、コアが液体状のワニスに接触した状態で、真空含浸装置内で気圧調整し、0.08Mpa程度の圧力下に曝して数分間処理する。これにより圧粉磁心成形体内部にまで樹脂が入り込み、表面キャビティー002、そして、表面から2,3層目までの内部キャビティー003に樹脂を入りこませる。(ステップ006)続いて、表面のワニスを充分に除去するため、高圧の空気圧にてエアーブロー処理を行って、成形体表面のワニスを除去する。この処理により、表面についたワニスを除去することができ、寸法で圧粉磁心成形体表面から10μm以内の寸法増加にとどめることができる。ワニス除去については、ワークを高速回転させて液切りを行う遠心分離法や、ふき取り処理なども可能である。(ステップ007)充分に表面ワニスの除去を行った後、含浸された樹脂量を測定し、適正な量であれば次の工程の(ステップ008)で乾燥して、(ステップ009)最終重量測定しクローティースコアとして完成する。
クローティースコアは、図8に示したように、1相分の固定子は、2個のコアの円周に配置された壁を合わせて組立てする構造のため、少しでもワニスの液だまりや、膜厚みの変化があると、軸方向の寸法が、大きくずれてモータ特性に悪影響を及ぼす可能性がある。このため、圧粉磁心の軸方向の成形精度である±0.1mm(ばらつき幅で0.2mm)程度の中に樹脂含浸した後も寸法が収まるように管理する必要がある。3相分のコアを組立てる場合にも、コアの背面に樹脂があると、その位置関係が設計寸法からずれる問題が発生する。
実施例4では、モータ組立て後のモールド処理,ワニス処理と本発明との違いについて述べる。前述した〔特許文献2〕では、モータとして全体を樹脂で鋳込むことが示されている。また、これの代替技術としてコイルやその他の部品を組立てした後に全体をワニス処理することも同様の手法である。本発明は、製造時のハンドリングなどにおける強度の必要性を改善するものであり、先の公知文献には、それらの製造時のコア破損などに関する言及はなされていない。
例えば、例として図10に一般的なスロット型のモータのコア構成を示す。このモータコアを圧粉磁心で成形して製造した場合、このコア成形体009に、コイル絶縁用の絶縁部材008を組付けする必要がある。しかしながら、従来技術では寸法公差が厳しい場合には、自動機械で組付けた場合などに破損する恐れがある。また、この固定子鉄心に巻線を施す際に巻線テンションなどによる外部応力により破損する可能性もある。更に、このモータを最終的に樹脂でモールドする場合においても、樹脂の注入圧力によりコアが破損する可能性がある。このため、モータの製造工程以前に圧粉磁心成形体の強度を向上する必要がある。寸法管理についても同様で、寸法を変化させない範囲での強度向上が必要とされる。
本発明によれば、産業用一般,家電,自動車等の分野で使用される回転電機に適用することが可能である。
1 圧粉磁心粉
2 表面キャビティー
3 内部キャビティー
4 樹脂
5 固定子コア成形体
6 回転子
7 シャフト
8 絶縁部材

Claims (6)

  1. 磁性材料として使用される圧粉磁心成形体の製造方法であって、
    絶縁コーティングされた鉄粉群を圧縮し、圧粉磁心コアを成形する第1工程と、
    前記圧粉磁心コアに残存応力除去のための熱処理を行う第2工程と、
    前記熱処理が行われた前記圧粉磁心コアが熱硬化性樹脂中に浸漬させる第3工程と、
    前記圧粉磁心コアの表面及び内部に前記熱硬化性樹脂を配置させる第4工程と、
    前記圧粉磁心コアの表面に付着した前記熱硬化性樹脂を除去するエアーブロー処理、または前記圧粉磁心コアを回転させて当該圧粉磁心コアの表面に付着した前記熱硬化性樹脂を除去する遠心分離処理、又は前記圧粉磁心コアの表面に付着した前記熱硬化性樹脂をふき取る拭き取り処理を行う第5工程と、
    前記圧粉磁心コアの表面に付着した前記熱硬化性樹脂を除去された当該圧粉磁心コア及び前記熱硬化性樹脂を乾燥させて当該熱硬化性樹脂を硬化させる第6工程と、を備える圧粉磁心成形体の製造方法。
  2. 請求項1の圧粉磁心成形体の製造方法において、
    前記鉄粉群の粒径が0.3mm以下である圧粉磁心成形体の製造方法。
  3. 請求項1の圧粉磁心成形体の製造方法において、
    前記不飽和ポリエステル系、またはエポキシ系の熱硬化性樹脂中の粘度が2.0Pa・s以下である圧粉磁心成形体の製造方法。
  4. 請求項1の圧粉磁心成形体の製造方法において、
    前記第4工程は、0.08Mpa以上の圧力下において真空含浸処理する圧粉磁心成形体の製造方法。
  5. 請求項1の圧粉磁心成形体の製造方法において、
    前記第4工程後または前記第6工程後に、樹脂乾燥後の圧粉磁心の断面に金属粉末粒径の2から3倍の深さ程度まで、樹脂が配置されている圧粉磁心成形体の製造方法。
  6. 請求項1に記載された圧粉磁心成形体の製造方法であって、
    前記第6工程後の前記圧粉磁心コアは、当該圧粉磁心コアの表面に凹部が形成され、
    前記第5工程は、前記凹部が前記圧粉磁心コアの表面キャビティーと対向する位置に形成されるように、処理される圧粉磁心成形体の製造方法。
JP2009178571A 2009-07-31 2009-07-31 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機 Expired - Fee Related JP5341657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178571A JP5341657B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178571A JP5341657B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011036007A JP2011036007A (ja) 2011-02-17
JP5341657B2 true JP5341657B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=43764521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009178571A Expired - Fee Related JP5341657B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5341657B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103999174B (zh) * 2011-12-22 2016-07-13 松下知识产权经营株式会社 线圈部件
JP6506658B2 (ja) * 2015-08-18 2019-04-24 アルプスアルパイン株式会社 圧粉コア、当該圧粉コアを備える電子・電気部品、および当該電子・電気部品が実装された電子・電気機器
JP6922044B2 (ja) * 2017-11-20 2021-08-18 太陽誘電株式会社 電子部品
JP6748626B2 (ja) * 2017-11-20 2020-09-02 太陽誘電株式会社 電子部品
JP6924881B2 (ja) * 2017-11-20 2021-08-25 太陽誘電株式会社 電子部品
CN112368792A (zh) 2018-06-29 2021-02-12 株式会社Lg化学 复合材料
JP7177893B2 (ja) * 2020-06-30 2022-11-24 太陽誘電株式会社 電子部品

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05111200A (ja) * 1991-10-16 1993-04-30 Mitsubishi Materials Corp 軽量ヨーク
JP2000030925A (ja) * 1998-07-14 2000-01-28 Daido Steel Co Ltd 圧粉磁芯およびその製造方法
JP2010018823A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Canon Electronics Inc 複合型金属成形体およびその製造方法ならびにこれを用いた電磁駆動装置および光量調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011036007A (ja) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5341657B2 (ja) 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機
US9824806B2 (en) Coil, rotating electrical machine, and method of manufacturing coil
US5592731A (en) Method of constructing a stator
CN103563220B (zh) 旋转电机及其制造方法
JP2007143324A (ja) 電気モータの分割ステータ
JP6848153B2 (ja) 電子技術コイル、電子技術コイルを生産する方法、少なくとも一つの電子技術コイルを備えた電磁または電気機械
US7843092B2 (en) Core and method for producing core
CN112910125A (zh) 带有可变厚度转子的轴向磁通电动机组件和具有内置磁体的转子
US20140346904A1 (en) Switched reluctance motor
JP2009055750A (ja) Pmクローポール型モータとその製作方法
JP4682989B2 (ja) ステータの製造方法
JP2008278684A (ja) 一体成形方法
JP4556379B2 (ja) 電動機およびその製造方法
JP7467776B2 (ja) 少なくとも1つの空隙部を有する材料層を製造する方法
KR102129015B1 (ko) 모터용 코일 제작 방법
Pošković et al. The magnetization effect on soft magnetic composite prepared stators of axial flux motors
JP2018074701A (ja) 整流子電動機要素、整流子電動機、電動送風機、掃除機
JP5311397B2 (ja) モーター用圧粉磁心およびその製造方法
CN101527480A (zh) 一种无刷电机绝缘转子及其制造方法
KR102173313B1 (ko) 은 나노입자가 매립된 코일을 이용한 전동기 및 전동기 재생방법
CN112840540A (zh) 旋转电机的定子的制造方法和旋转电机
CN103683698B (zh) 组合式磁极径向永磁恒压发电机的生产方法
KR102413796B1 (ko) 절연층을 포함하는 조형체의 제조방법 및 절연층을 포함하는 축방향 자속모터용 고정자의 제조방법
WO2023062868A9 (ja) 回転電機および産業機械
JP2000152527A (ja) 電動機の電機子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110606

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5341657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees