JP5341608B2 - 小型基地局、中継機器、通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、マクロセルに在圏している移動機を、フェムトセルに円滑に移行させることができるようにした小型基地局、中継機器、通信方法に関する。
携帯電話機などの移動機の通信エリアを表す概念として「セル」があり、近年、家庭内、オフィス内など、半径数十メートルの狭い範囲をカバーするためのものとして「フェムトセル」が注目されている。
「フェムトセル」は、そのような狭い範囲をカバーする程度のレベルの電波を出力する基地局であるフェムトセル基地局を、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムなどのブロードバンド回線のモデムに接続することによって構築される。
不特定多数の公衆向けのものであって、半径数百メートルから数キロメートルの広いセルである「マクロセル」とは異なり、「フェムトセル」はフェムトセル基地局が設置された家屋の住人などの限られたユーザに対して通信サービスを提供するものである。
例えば、屋外にいるユーザが、マクロセルに在圏している状態の移動機を使って音声通話を行った場合、その音声データはマクロセルをカバーするマクロセル基地局からインターネットなどを介して通信相手の移動機に送信される。
一方、屋内にいるユーザが、フェムトセルに在圏している状態の移動機を使って音声通話を行った場合、その音声データはフェムトセル基地局からモデムに出力され、ブロードバンド回線、インターネットなどを介して通信相手の移動機に送信される。
特開2007−267424号公報
マクロセルに在圏している移動機を使って通信を行うのと、フェムトセルに在圏している移動機を使って通信を行うのとでは、後者の方が通信コストが安い場合もある。
従って、フェムトセルを構築した家屋が、ある基地局がカバーするマクロセル内にあり、その家屋内ではマクロセルとフェムトセルの両方を使うことができる場合、通信料を抑えることができることから、フェムトセルを使った方がユーザにとってはメリットがある。
すなわち、フェムトセル基地局を導入するなどしてフェムトセルを自宅に構築したユーザからすれば、外出先から帰宅し、自宅に入ったのと同時に、自分の移動機がマクロセルに在圏している状態からフェムトセルに在圏している状態に移行していることが望ましい。
しかしながら、マクロセル基地局に在圏している状態からフェムトセルに在圏している状態に移行するには、マクロセル基地局が出力する電波より、フェムトセル基地局が出力する電波の方が充分に強い、あるいは、直前に在圏していたマクロセルやその隣接するマクロセルの電波の品質が劣化し、利用することができない、などの条件を満たす必要がある。
条件を満たさないために、自宅に入った後もマクロセルに在圏している状態が続く場合、移動機を使った通信は図1に示すようにマクロセルを使って行われることになり、自宅にフェムトセルがあったとしてもそのメリットを受けることができない。
図1は、マクロセルを管理する図中左側のマクロセル基地局にも、フェムトセルを管理する右側のフェムトセル基地局にも接続可能であるにもかかわらず、マクロセル基地局との接続が切れない移動機の状況を示している。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、マクロセルに在圏している移動機を、フェムトセルに円滑に移行させることができるようにするものである。
本発明の小型基地局は、所定の強度の電波を出力して移動機と通信を行い、公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局であって、前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生する発生手段と、前記発生手段により信号が発生された前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う通信手段とを備える。
前記発生手段には、複数の前記周波数帯域全域に渡るホワイトノイズの信号、または、前記伝送データと異なるダミーデータを変調して得られた信号を発生させることができる。
前記マクロセル基地局からの電波の強度を検出する検出手段をさらに設けることができる。この場合、前記発生手段には、前記検出手段により検出された前記マクロセル基地局からの電波の強度より強く、予め定められた差だけ前記所定の強度より弱い前記妨害波の成分を発生させることができる。
本発明の第1の通信方法は、所定の強度の電波を出力して移動機と通信を行い、公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局の通信方法であって、前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生し、信号を発生した前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行うステップを含む
本発明の中継機器は、所定の強度の電波を出力して公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局と、移動機との双方と無線通信を行い、前記移動機と前記小型基地局の間の通信を中継する中継機器であって、前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る周波数帯域を使って、前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生する発生手段と、前記発生手段により信号が発生された前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う通信手段とを備える。
本発明の第2の通信方法は、所定の強度の電波を出力して公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局と、移動機との双方と無線通信を行い、前記移動機と前記小型基地局の間の通信を中継する中継機器の通信方法であって、前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生し、信号を発生した前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行うステップを含む
本発明においては、マクロセル基地局が移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る所定の強度より弱い妨害波の成分の信号が発生され、前記妨害波の成分が、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力され、前記移動機との間で通信が行われる。
本発明によれば、マクロセルに在圏している移動機を、フェムトセルに円滑に移行させることができる。
従来における移動機の状況を示す図である。 マクロセル基地局からの電波の妨害方法の概念を示す図である。 本発明の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。 妨害波について説明する図である。 妨害波について説明する他の図である。 図3のフェムトセル基地局の構成例を示すブロック図である。 本発明の他の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。 図7の中継機器の構成例を示すブロック図である。 本発明のさらに他の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。 図9の妨害波発生器の構成例を示すブロック図である。 電磁界について説明する図である。
図2は、マクロセル基地局からの電波の妨害方法の概念を示す図である。
図2のエリアA1は建物の中のエリアである。図2の例においては、このエリアA1内に、ユーザが使用する携帯電話機などの移動機1があり、また、フェムトセル基地局2が設置されている。ここでは、フェムトセル基地局2が管理するフェムトセルの範囲はエリアA1と同じ範囲であるものとする。
フェムトセル基地局2にはLAN(Local Area Network)ケーブルなどを介して図示せぬブロードバンド回線のモデムが接続されている。フェムトセル基地局2は、モデムとブロードバンド回線を介してインターネットに接続され、移動機が行う、インターネットを介した音声データなどの通信を中継する。
また、図2の例においては、エリアA1の外に、フェムトセルよりも広い範囲のセルであるマクロセルを管理する基地局であるマクロセル基地局3が設置されている。移動機1の位置は、フェムトセル基地局2が管理するフェムトセル内の位置であるとともに、マクロセル基地局3からの電波を受信可能な範囲であるマクロセル内の位置でもある。
フェムトセル基地局2の近くにある移動機1は、通常、フェムトセル基地局2からの電波を、マクロセル基地局3からの電波と比較して非常に強く受信する。なお、フェムトセル基地局2が出力する電波と、マクロセル基地局3が出力する電波は同じ周波数帯域の電波である。
そこで、移動機1を確実にフェムトセルに移行させることができるように、移動機1とフェムトセル基地局2の間で用いられる電波を劣化させない程度の微弱電波を出力してマクロセル基地局3からの電波と干渉を起こさせ、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。この微弱電波はマクロセル基地局3からの電波に対する妨害波となる。
図2のエリアA2は、微弱電波の到達範囲(影響範囲)であり、マクロセル基地局3からの電波に対する妨害がおよぶ妨害エリアとなる。
例えば、エリアA1が移動機1のユーザの自宅内のエリアであり、自宅に入るまでマクロセル基地局3が管理するマクロセルに在圏している場合であっても、ユーザが自宅に入り、エリアA2に入ったとき、移動機1はフェムトセル基地局2が管理するフェムトセルに移行することになる。
フェムトセルへの移行は、移動機1が、フェムトセル基地局2が出力する電波をマクロセル基地局3が出力する電波より充分に強い強度で受信している場合や、マクロセル基地局3が出力する電波が充分に劣化している場合に行われる。
このように、妨害波を出力してマクロセル基地局3からの電波を劣化させることにより、円滑に、フェムトセルに移行させることが可能になる。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。
図2の構成と対応する構成には同じ符号を付してある。後述する図7、図9においても同様である。
図3の例においては、上述した妨害波をフェムトセル基地局2が出力するようになされている。移動機1とフェムトセル基地局2の間に示す電波に斜線を付していることは、その電波に妨害波成分が含まれていることを表す。
すなわち、フェムトセル基地局2は、自身が管理するフェムトセルに移動機1を移行させることができるように、移動機1との間で用いる電波を劣化させない程度の強度の妨害波を出力してマクロセル基地局3からの電波と干渉を起こさせ、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。
妨害波の出力は常時行われるようにしてもよいし、フェムトセル基地局2の筐体表面に設けられるボタンが操作されるなどして移動機1のユーザにより指示がされたときに開始されるようにしてもよい。妨害波の出力の指示が移動機1を操作して行われるようにしてもよい。
移動機1は、フェムトセルに在圏している状態になった後に行われるユーザの操作に応じてフェムトセル基地局2と通信を行い、フェムトセル基地局2を中継して、他のユーザが使う移動機とインターネットを介して音声データを送受信したり、インターネットに接続されるサーバからWEBページのデータなどの各種のデータを受信したりする。
図4A乃至Cは、妨害波について説明する図である。図4A乃至Cにおいて、横軸は周波数を表し、縦軸は電波強度を表す。
図4Aは、移動機との通信を行うためにフェムトセル基地局が送信する一般的な電波(妨害波成分を含んでいない電波)の例を示す図である。
周波数帯域F1乃至F4は、それぞれ、移動機との通信に用いられる帯域である。この例においては、フェムトセル基地局は最大で4台の移動機と同時に通信を行い、音声通話のサービスなどを移動機に提供することが可能になっている。
図4Aの波形は、周波数帯域F3を使って1台の移動機との間で実際に通信を行っている場合の波形を示している。他の帯域の信号が鋸歯状の波形で示されているのに対し、周波数帯域F3の信号がほぼ矩形の波形で示されていることは、音声データなどの所定のデータの信号に対してWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)などの変調方式で変調させた信号が、周波数帯域F3の電波によって伝送されていることを表す。
この例においては、実際に通信に使っている周波数帯域F3の電波強度が強度P1で表され、通信に使っていない周波数帯域F1,F2,F4の電波強度が、強度P1より弱い強度である強度P2で表されている。
図4Bは、図3のフェムトセル基地局2が発生する妨害波の例を示す図である。
図4Bに示すように、例えば、移動機との通信に適宜用いる周波数帯域F1乃至F4全域に渡ってほぼ一定の強度を有するホワイトノイズの成分が妨害波成分として用いられる。なお、周波数帯域F1乃至F4全域に渡って妨害波成分が重畳されるのではなく、周波数帯域F1乃至F4のうちの少なくとも一部の帯域の電波に妨害波成分が重畳されるようにしてもよい。
図4Bの例においては、ホワイトノイズの強度は強度P3とされている。強度P3は、図4Aの強度P2より強く、強度P1より弱い強度である。
フェムトセル基地局2は、図4Aに示すような信号に図4Bの妨害波成分を重畳し、妨害波成分を含む電波を、移動機1などの端末と通信を行うために出力する。
図4Cは、フェムトセル基地局2が出力する、妨害波成分を含む電波の例を示す図である。
妨害波成分の強度は強度P3であり実際に通信に使っている周波数帯域F3の電波強度である強度P1より弱いから、妨害波成分を重畳することによって周波数帯域F1,F2,F4の電波強度が強度P3に上がった場合でも、周波数帯域F3を使った通信は可能である。
また、フェムトセル内で受信されるマクロセル基地局3からの電波の強度が強度P3より弱い場合、図4Cに示すような電波を出力することによって、フェムトセル内においては、マクロセル基地局3が出力する電波を劣化させることが可能になる。
図5A乃至Cは、妨害波について説明する他の図である。
図5Aは、フェムトセル基地局が送信する一般的な電波の例を示す図であり、図4Aと同じ図である。
図5Bは、図3のフェムトセル基地局2が発生するダミーシグナルの例を示す図である。
図5Bに示すように、例えば、移動機との通信に適宜用いる周波数帯域F1乃至F4全域に渡って一定の強度を有するダミーシグナルが妨害波成分として用いられる。
ダミーシグナルは、移動機との間で送受信される音声データなどのデータとは異なるデータを表す信号をWCDMAなどの所定の方式で変調させて得られた信号である。ダミーシグナルを生成する元になるダミーデータとしては、1が連続して並ぶデータ、ランダムに生成した1,0の並びからなるデータなどが用いられる。
図5Bの例においては、ダミーシグナルの成分の強度は強度P3とされている。強度P3は、図5Aの強度P2より強く、強度P1より弱い強度である。
フェムトセル基地局2は、図5Aに示すような信号に図5Bのダミーシグナルの成分を重畳し、ダミーシグナルの成分を含む電波を、移動機1などの端末と通信を行うために出力する。
図5Cは、フェムトセル基地局2が出力する、ダミーシグナルを妨害波成分として含む電波の例を示す図である。
ダミーシグナルの強度は強度P3であり実際に通信に使っている周波数帯域F3の電波強度である強度P1より弱いから、このようなダミーシグナルの成分を含む電波を移動機1などの端末との通信に用いることによっても、周波数帯域F3を使って通信を行いつつ、マクロセル基地局3が出力する電波を劣化させることが可能になる。
図6は、フェムトセル基地局2の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、フェムトセル基地局2は、ネットワーク通信部21、制御部22、妨害波発生部23、無線通信部24、およびアンテナ25から構成される。
ネットワーク通信部21はネットワークのインタフェースであり、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの所定のプロトコルに従って、有線または無線を介してモデムと通信を行う。
ネットワーク通信部21は、モデムにより受信された通信相手の携帯電話機からの音声データを無線通信部24に出力し、一方、無線通信部24から供給された移動機1からの音声データをモデムに出力して通信相手の携帯電話機に送信させる。
制御部22はCPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)などよりなり、所定のプログラムを実行してフェムトセル基地局2の全体の動作を制御する。例えば、制御部22は、妨害波発生部23を制御して妨害波を発生させる。
妨害波発生部23は、図4Bに示すようなホワイトノイズの発生器や、図5Bに示すようなダミーシグナルの発生器よりなり、発生した妨害波成分を無線通信部24に出力する。
無線通信部24は、妨害波発生部23から供給された妨害波成分を重畳した図4C、図5Cに示すような電波をアンテナ25から出力し、移動機1と無線通信を行うとともに、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。無線通信部24は、ネットワーク通信部21から供給された通信相手の携帯電話機からの音声データを移動機1に送信し、アンテナ25から供給された信号に基づいて受信した移動機1からの音声データをネットワーク通信部21に出力する。
上述した妨害波成分の強度P3は、規格で定められる条件を満たす範囲で上限ぎりぎりの一定の強度であってもよいし、フェムトセル内で受信される(フェムトセル基地局2により受信される)マクロセル基地局3からの電波の強度に応じて、規格で定められる条件を満たす範囲で適宜調整されるようにしてもよい。
例えば、通信に用いられていない帯域の電波強度と、実際に通信に用いられている帯域の電波強度の差として所定の強度差を確保することが規格で定められている場合、妨害波成分の強度は、実際に通信に用いられている帯域の電波強度である強度P1からその強度差の分だけ減算した強度以下のものとされる。
妨害波成分の強度を調整する場合、マクロセル基地局3からの電波の強度は例えば無線通信部24により検出され、制御部22による制御に従って、検出された強度より強い妨害波成分が妨害波発生部23により発生される。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の他の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。
図7の例においては、上述した妨害波を中継機器(Repeater)4が出力するようになされている。中継機器4は、移動機1とフェムトセル基地局2の双方と通信を行い、移動機1からフェムトセル基地局2に対するデータ、フェムトセル基地局2から移動機1に対するデータを中継する機器である。
中継機器4は、フェムトセル基地局2が管理するフェムトセルに移動機1を移行させることができるように、移動機1との間で用いる電波を劣化させない程度の強度の妨害波を出力してマクロセル基地局3からの電波と干渉を起こさせ、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。
すなわち、中継機器4が移動機1と通信を行うために用いる電波と、フェムトセル基地局2と通信を行うために用いる電波のうち、前者の電波には妨害波成分が含まれる。
図4A、図5Aに示すような電波がフェムトセル基地局2と中継機器4の間の通信に用いられ、図4C、図5Cに示すような電波が移動機1と中継機器4の間の通信に用いられることになる。
妨害波の出力は常時行われるようにしてもよいし、中継機器4の筐体表面に設けられるボタンが操作されるなどして移動機1のユーザにより指示がされたときに開始されるようにしてもよい。妨害波の出力の指示が移動機1を操作して行われるようにしてもよい。
図8は、中継機器4の構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、中継機器4は、アンテナ31、移動機通信部32、制御部33、妨害波発生部34、基地局通信部35、およびアンテナ36から構成される。
移動機通信部32は、妨害波発生部34が発生した妨害波成分を含む電波をアンテナ31から出力して移動機1と通信を行う。移動機通信部32は、移動機1から送信されてきたフェムトセル基地局2に対するデータを受信し、基地局通信部35に出力するとともに、基地局通信部35から供給されたデータを移動機1に送信する。
制御部33は所定のプログラムを実行して中継機器4の全体の動作を制御する。例えば、制御部33は、妨害波発生部34を制御して妨害波を発生させる。
妨害波発生部34は、図4Bに示すようなホワイトノイズの発生器や、図5Bに示すようなダミーシグナルの発生器よりなり、発生した妨害波成分を移動機通信部32に出力する。
基地局通信部35は、妨害波成分を含まない電波をアンテナ36から出力してフェムトセル基地局2と通信を行う。基地局通信部35は、フェムトセル基地局2から送信されてきた移動機1に対するデータを受信し、移動機通信部32に出力するとともに、移動機通信部32から供給されたデータをフェムトセル基地局2に送信する。
このように、移動機1とフェムトセル基地局2間の通信を中継する中継機器4が妨害波成分を含む電波を出力することによっても、マクロセル基地局3が出力する電波を劣化させ、移動機1をフェムトセルに移行させることが可能になる。
中継機器4がフェムトセル基地局2からの電波の強度とマクロセル基地局3からの電波の強度を検出する機能を有している場合、フェムトセル基地局2からの電波の強度とフェムトセル内で受信される(中継機器4により受信される)マクロセル基地局3からの電波の強度に応じて、妨害波成分の強度が適宜調整されるようにしてもよい。
例えば、妨害波成分の強度は、マクロセル基地局3からの電波の強度以上、実際に通信に用いられている帯域の電波強度である強度P1から規格で定められる上述した強度差の分だけ減算した強度以下の範囲で調整される。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明のさらに他の一実施形態に係る妨害方法の例を示す図である。
図9の例においては、上述した妨害波を、専用の機器である妨害波発生器5が出力するようになされている。
妨害波発生器5は、フェムトセル基地局2が管理するフェムトセルに移動機1を移行させることができるように、移動機1とフェムトセル基地局2の間で用いられる電波を劣化させない程度の強度の妨害波を出力してマクロセル基地局3からの電波と干渉を起こさせ、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。
すなわち、図4A、図5Aに示すような一般的な電波が移動機1とフェムトセル基地局2の間の通信に用いられる。また、図4B、図5Bに示すような妨害波成分だけからなる電波が妨害波発生器5から出力される。
妨害波の出力は常時行われるようにしてもよいし、妨害波発生器5の筐体表面に設けられるボタンが操作されるなどして移動機1のユーザにより指示がされたときに開始されるようにしてもよい。妨害波の出力の指示が移動機1を操作して行われるようにしてもよい。
妨害波発生器5がフェムトセル基地局2の近傍に設置されていることにより、フェムトセル内に妨害エリアを形成することが可能になる。
図10は、妨害波発生器5の構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、妨害波発生器5は、妨害波発生部51、無線通信部52、およびアンテナ53から構成される。
妨害波発生部51は、図4Bに示すようなホワイトノイズや、図5Bに示すようなダミーシグナルを発生し、無線通信部52に出力する。
無線通信部52は、妨害波発生部51から供給された妨害波成分だけからなる電波をアンテナ53から出力し、マクロセル基地局3からの電波を劣化させる。
このように、妨害波を出力する専用の機器である妨害波発生器5を用いることによっても、マクロセル基地局3が出力する電波を劣化させ、移動機1をフェムトセルに移行させることが可能になる。
妨害波発生器5がフェムトセル基地局2からの電波の強度とマクロセル基地局3からの電波の強度を検出する機能を有している場合、フェムトセル基地局2からの電波の強度とフェムトセル内で受信される(妨害波発生器5により受信される)マクロセル基地局3からの電波の強度に応じて、妨害波成分の強度が適宜調整されるようにしてもよい。妨害波成分の強度の調整範囲は、例えば、上述した中継機器4が調整する場合の範囲と同じ範囲である。
[電波強度の具体例]
ここで、電波強度の具体例について説明する。
以下に示すRSCP(Received Signal Code Power)は電波の受信電力を表す。Ec/Noは、注目する基地局からの電波のRSCPと、妨害波などの他の電波の受信電力の比を表す。マクロセル基地局3に注目した場合、Ec/Noはマクロセル基地局3からの電波に対する干渉度を表すことになり、−20dB程度でマクロセル基地局3からの電波を劣化させた状態とし、移動機1をフェムトセルに移行させることが可能になる。
例えば、マクロセル基地局3が出力する電波の屋内でのレベルはRSCP=-87dBm,Ec/No=-8dBで表される。フェムトセル基地局2が出力する電波のレベルはRSCP=-70dBm,Ec/No=-7dBで表される。妨害波のレベルはRSCP=-70dBmで表される。
この場合、妨害波によって妨害されたマクロセル基地局3が出力する電波の屋内でのレベルはRSCP=-87dBm,Ec/No=-25dBで表される。
このような条件の場合、妨害波が到達する妨害エリア内においては、マクロセル基地局3が出力する電波は充分に劣化し、移動機1はフェムトセルに移行することになる。
[変形例]
以上においては、電波、すなわち放射電磁界を用いて妨害波の成分を移動機1に受信させるものとしたが、妨害波と同様の、干渉を起こすことによってマクロセルの電波を劣化させる妨害信号を、静電界(準静電界)や誘導電磁界を用いて空間中を伝搬させ、移動機1に受信させるようにしてもよい。妨害信号は、図4Bを参照して説明したようなホワイトノイズや図5Bを参照して説明したようなダミーシグナルの成分からなる。
図11は、電磁界について説明する図である。
アンテナに高周波電流を流すと電界と磁界が発生する。図11に示すようなダイポールアンテナに電流Iを流したときの、ダイポールアンテナから距離Rだけ離れた位置における電界ER,Eθ、磁界Hφは、それぞれ下式(1)〜(3)により表される。P,j,k,εは定数である。
Figure 0005341608
Figure 0005341608
Figure 0005341608
径方向の電界を表す式(1)において、括弧内の1/R3の項は静電界の成分を表し、jk/R2の項は誘導電磁界の成分を表す。
周方向の電界を表す式(2)において、括弧内の1/R3の項は静電界の成分を表し、jk/R2の項は誘導電磁界の成分を表し、k2/Rの項は放射電磁界の成分を表す。
磁界を表す式(3)において、括弧内の1/R2の項は誘導電磁界の成分を表し、jk/Rの項は放射電磁界の成分を表す。
例えば式(2)から分かるように、電界Eθは、アンテナからの距離Rに応じて3つの成分に分かれる。3つの成分のうちの静電界の成分の値は、距離Rの3乗に反比例する値であり、誘導電磁界の成分の値は、距離Rの2乗に反比例する値である。放射電磁界の成分の値は、距離Rに反比例する値である。
このことから、距離Rに反比例する放射電磁界(電波)を用いるのではなく、距離Rの3乗に反比例する静電界や、距離Rの2乗に反比例する誘導電磁界を用いて妨害信号を出力することにより、妨害信号の影響が及ぶ範囲を限定的なものにすることが可能になることが分かる。
例えば、妨害信号を出力する図2のフェムトセル基地局2の位置の近傍にのみ、妨害信号の影響が及ぶ範囲を形成することが可能になる。ユーザは、その妨害信号の影響が及ぶ範囲内に移動機1を置き、上述したようにして移動機1において受信されるマクロセルの電波を劣化させて、移動機1をフェムトセルに在圏させることになる。
妨害信号を出力する機器(図2のフェムトセル基地局2、図7の中継機器4、図9の妨害波発生器5)の位置の近傍にのみ、妨害信号の影響が及ぶ範囲を形成することにより、フェムトセルへの在圏を必要としない移動機に妨害信号の影響を与えてしまうことを防ぐことが可能になる。
また、静電界や誘導電磁界を用いて出力する妨害信号の強度を電波法で規定される強度以下とすることにより、妨害信号を出力する機器の設置に際して免許が不要になる。電波法においては、免許が不要な電波の強さが、その電波を出力する無線局から3m離れた位置における電界強度として周波数に応じて規定されている。例えば、322MHzを超え、10GHz以下の周波数帯域においては、無線局から3m離れた位置での電波の強度が常に35μV/m以下であれば免許は不要となる。
フェムトセル基地局2、マクロセル基地局3が出力する電波は例えば2GHz帯の電波である。妨害信号を出力する機器から3m離れた位置における電界強度が常に35μV/m以下であれば、その機器の設置に免許は不要となる。
そのような微弱な妨害信号を出力するものであれば、妨害信号を出力するモジュール自体の大きさを小型化することができ、各種の機器に組み込むことも可能になる。
例えば、充電器に内蔵することも可能になる。ユーザは、フェムトセルが形成されている自宅に外出先から帰ってきたときに移動機1を充電器に置くことで、バッテリを充電させるだけでなく、充電器が出力する妨害信号を移動機1に受信させ、移動機1をフェムトセルに在圏させることが可能になる。
また、妨害信号の強度をそのような微弱なものにすることにより、妨害信号を出力する機器に対しても、微弱電波機器等の性能証明を行う団体であるTELECの証明を受けることが可能になる。
なお、このような妨害信号を出力する機器が図2のフェムトセル基地局2である場合、図6の妨害波発生部23により妨害信号が生成され、静電界や誘導電磁界を用いて、微弱な強度の妨害信号がアンテナ25から空間中に出力される。
また、妨害信号を出力する機器が図7の中継機器4である場合、図8の妨害波発生部34により妨害信号が生成され、静電界や誘導電磁界を用いて、微弱な強度の妨害信号がアンテナ31から空間中に出力される。
妨害信号を出力する機器が図9の妨害波発生器5である場合、図10の妨害波発生部51により妨害信号が生成され、静電界や誘導電磁界を用いて、微弱な強度の妨害信号がアンテナ53から空間中に出力される。
静電界だけ、または誘導電磁界だけを用いるのではなく、静電界と誘導電磁界を用いて妨害信号を出力するようにしてもよい。また、放射電磁界(電波)も用いて、妨害信号を出力するようにしてもよい。すなわち、放射電磁界、静電界、および誘導電磁界のうちの少なくともいずれかを用いて妨害信号を出力することが可能である。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、フェムトセル基地局2に替えて、「ピコセル」、「マイクロセル」と呼ばれる小型セルを形成する基地局が設けられるようにしてもよい。
小型基地局とは、フェムトセル、ピコセル、マイクロセル等の小型セルを形成する基地局である。
1 移動機, 2 フェムトセル基地局, 3 マクロセル基地局, 4 中継機器, 5 妨害波発生器

Claims (8)

  1. 所定の強度の電波を出力して移動機と通信を行い、公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局であって、
    前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生する発生手段と、
    前記発生手段により信号が発生された前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う通信手段と
    を備える小型基地局。
  2. 前記発生手段は、複数の前記周波数帯域全域に渡るホワイトノイズの信号、または、前記伝送データと異なるダミーデータを変調して得られた信号を発生する
    請求項1に記載の小型基地局。
  3. 前記マクロセル基地局からの電波の強度を検出する検出手段をさらに備え、
    前記発生手段は、前記検出手段により検出された前記マクロセル基地局からの電波の強度より強く、予め定められた差だけ前記所定の強度より弱い前記妨害波の成分を発生する
    請求項1に記載の小型基地局。
  4. 所定の強度の電波を出力して移動機と通信を行い、公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局の通信方法であって、
    前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生し、
    信号を発生した前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う
    ステップを含む通信方法。
  5. 所定の強度の電波を出力して公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局と、移動機との双方と無線通信を行い、前記移動機と前記小型基地局の間の通信を中継する中継機器であって、
    前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生する発生手段と、
    前記発生手段により信号が発生された前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う通信手段と
    を備える中継機器。
  6. 前記発生手段は、複数の前記周波数帯域全域に渡るホワイトノイズの信号、または、前記伝送データと異なるダミーデータを変調して得られた信号を発生する
    請求項5に記載の中継機器。
  7. 前記マクロセル基地局からの電波の強度を検出する検出手段をさらに備え、
    前記発生手段は、前記検出手段により検出された前記マクロセル基地局からの電波の強度より強く、予め定められた差だけ前記所定の強度より弱い前記妨害波の成分を発生する
    請求項5に記載の中継機器。
  8. 所定の強度の電波を出力して公衆網を構成するマクロセル基地局よりも狭いエリアをカバーエリアとする小型基地局と、移動機との双方と無線通信を行い、前記移動機と前記小型基地局の間の通信を中継する中継機器の通信方法であって、
    前記マクロセル基地局が前記移動機との通信に用いる隣接する所定の帯域幅の複数の周波数帯域の少なくとも一部に渡る前記所定の強度より弱い妨害波の成分の信号を発生し、
    信号を発生した前記妨害波の成分を、伝送データを変調して得られたいずれかの前記周波数帯域の前記所定の強度の電波に重畳して出力し、前記移動機との間で通信を行う
    ステップを含む通信方法。
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