JP5341217B2 - 掃除機用吸込み口 - Google Patents

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Description

本発明は、掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口に関する。好ましい実施形態では、この掃除機用吸込み口は、真空掃除用電気器具と共に使用するのに適している。
真空掃除機は、典型的には、汚れ及び塵埃分離装置を収容する主本体と、主本体に接続されて吸引開口部を有する掃除機用吸込み口と、汚れ含有空気を吸引開口部及び掃除機用吸込み口を通して主本体の中に吸い込むための電動ファンユニットとを含む。吸引開口部は、掃除される床面に面するように下向きに向けられる。汚れ含有空気は、空気が大気に放出される前に汚れ及び塵埃を空気から分離することができるように分離装置に搬送される。分離装置は、フィルタ、フィルタバッグ、又は公知のようにサイクロン構成の形態を取ることができる。
真空掃除機は、一般的に、円筒形又はキャニスタ掃除機、直立型掃除機、及び手持ち式掃除機を含む。円筒形真空掃除機は、1組のホイールによって支持された主本体を含み、ホイールは、主本体と掃除機用吸込み口の間に延びるホース及びワンドアセンブリによって床面に沿って引きずられる。掃除機用吸込み口は、一般的に、主本体から離れたワンドの端部に解除可能に取り付けられる。直立型真空掃除機は、典型的には、主本体と、掃除される床面にわたって真空掃除機を操作するために主本体上に装着された転動アセンブリと、主本体上に装着された掃除機用吸込み口とを含む。使用時に、ユーザは、直立型真空掃除機の主本体を床面に向けて倒し、次に、主本体に取り付けられたハンドルを順次押しかつ引いて床面にわたって真空掃除機を操作する。
通常はブラシバーの形態の駆動式攪拌機は、掃除機用吸込み口のブラシバーチャンバ内に回転可能に装着することができる。ブラシバーは、コアから半径方向外向きに延びる剛毛を担持する細長円筒形コアを含む。剛毛は、一般的に、ブラシバーのコアの周りにかつコアに沿って離間した剛毛の塊又は房で設けられる。吸引開口部は、ブラシバーチャンバの底部に位置付けられ、ブラシバーは、剛毛が吸引開口部を通って僅かに突出するようにチャンバ内に装着される。ブラシバーチャンバの排出ポートは、一般的に、ブラシバーチャンバの後側に向けて位置付けられる。排出ポートは、通常、ブラシバーチャンバに形成された円形又は矩形開口の形態である。
ブラシバーは、主に、真空掃除機を使用してカーペット敷き面を掃除する時に起動される。ブラシバーのその縦軸線の周りの回転は、掃除機の主本体から得られる電源によって給電された電気モータにより、又は掃除機用吸込み口を通過する又は掃除機用吸込み口に入る空気流によって駆動されるタービンによって駆動することができる。ブラシバーの回転は、剛毛が掃除されるカーペットの繊維の間を掃くようにし、カーペットの表面上及び/又はカーペットの繊維の間に位置する塵埃粒子、繊維、及び毛のようなカーペットの繊維及びあらゆるデブリの両方を攪拌する。
WO 2010/142968は、各々がブラシバーの回転と共に吸引開口部を通して突出する2つの異なるタイプの剛毛を担持するブラシバーを有する掃除機用吸込み口を説明している。吸引開口部は、掃除機用吸込み口の平面ソールプレート内に位置付けられる。ブラシバーは、横列に沿って規則的に離間した一連の房に配置されたいくつかの横列の比較的剛性の短い剛毛と、比較的短い剛毛を超えてブラシバーから半径方向外向きに延びるいくつかの横列の比較的柔軟な長い剛毛とを有する。掃除機用吸込み口は、掃除機用吸込み口が硬い床面上に位置付けられた時に、ソールプレートがその表面から離間するように床面上の掃除機用吸込み口を支持するホイールを含む。ホイールの最下末端を包含する第1の平面は、ソールプレート及び吸引開口部を包含する第2の平面に対して平行である。
剛毛の長さは、掃除機用吸込み口が硬い床面の上に位置付けられる時に比較的長い剛毛が床面と係合するが、比較的短い剛毛は床面から離間し、その剛毛が床面に跡を付けするのを防止するように選択される。掃除機用吸込み口が、カーペット敷き床面に進む時に、転動要素は、カーペットの繊維の間に沈み、ソールプレート及び比較的短い剛毛をカーペットと接触させる。
WO 2010/142968
掃除機用吸込み口が硬い床面上に位置付けられた時にそのピックアップ性能を高めるために、吸引開口部は、床面のできるだけ近くに位置付けるのが望ましい。例えば、掃除機用吸込み口は、ソールプレートと硬い床面の間の距離が1mmよりも大きくないように設計することができる。この場合には、比較的短い剛毛の先端は、比較的短い剛毛が硬い床面から離間するように、1mmよりも大きい距離だけソールプレートを超えて突出してはならない。これは、掃除機用吸込み口に付随するいくつかの製造パラメータをそれらがそれらの規定の加工公差内にあるように注意深く制御することを要求する可能性がある。これらのパラメータは、比較的短い剛毛の長さ、ブラシバーの回転軸とソールプレートの間の距離、ホイールの半径、及びホイールの回転軸とソールプレートの間の距離を含む。このような厳しい加工公差に対する掃除機用吸込み口及びその様々な構成要素の製造は、掃除機用吸込み口の費用を有意に増加させる可能性がある。他方、掃除機用吸込み口及びその構成要素が、このような厳しい公差に対して製造されないと、例えば、比較的短い剛毛が吸引開口部から突出しない場合又は比較的短い剛毛が第1の平面を超えて開口部から突出する場合に、製造した掃除機用吸込み口の比較的高い不良品発生率が生産ラインに生じる場合がある。
第1の態様において、本発明は、掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口を提供し、掃除機用吸込み口は、回転可能攪拌機アセンブリと、攪拌機アセンブリを収容する攪拌機チャンバと、攪拌機アセンブリによって励起されたデブリが攪拌機チャンバに入る下向きの開口部を形成するソールプレートであって、開口部が前側縁部及び後側縁部を有し、ソールプレートが、開口部の前側縁部から前方に延びる前方部分及び開口部の後側縁部から後方に延びる後方部分を有するソールプレートと、ソールプレートの各部分上に位置付けられ、ソールプレートを超えて下向きに延び、5mm未満の厚みを有する少なくとも1つの支持部材とを含み、支持部材の最下末端は、第1の平面に位置付けられ、開口部の縁部は、第1の平面に対して上向きに傾斜する第2の平面に位置付けられ、攪拌機アセンブリは、第2の平面を超えるが第1の平面内で開口部から外向きに延びる攪拌手段を含む。
前側及び後側縁部の間に延びるソールプレートの開口部は、従って、支持部材の最下末端を包含する第1の平面に対して上向きに傾斜する第2の平面内に位置付けられる。第1の平面に対する第2の平面の傾斜の結果、攪拌手段が最大限突出する傾向がある開口部の中心領域は、第2の平面が第1の平面に対して平行である時(かつ開口部の第1の平面と前側縁部の間で同じ距離を維持しながら)よりも大きい距離だけ第1の平面の上方に引き上げることができる。これは、攪拌手段が第1の平面を超えないという制約の範囲に依然としてありながら、攪拌手段が開口部を通して突出することができる距離が増加することを可能にし、それによって掃除機用吸込み口の製造を容易にする。
攪拌手段が開口部から突出することができる距離のこの増加の程度は、開口部の前側及び後側縁部の間で測定した開口部の幅、並びに第1の平面と第2の平面の間の角度により決まる。開口部の幅は、好ましくは、20mmから40mmである。第1の平面と第2の平面の間に内在する角度は、好ましくは、10°未満であり、より好ましくは、5°未満である。例えば、好ましい実施形態では、開口部の幅は、約25mmであり、第1の平面と第2の平面の間の角度は、約3°である。これは、第1の平面を超えて延びることなく攪拌手段が約1.5mmの距離だけ開口部を通して突出することを可能にする。製造公差の緩和以外に、これは、カーペットの繊維の間の攪拌手段の侵入を増加させることによってカーペット敷き床面上の掃除機用吸込み口の清掃性能を高めることができ、掃除機用吸込み口がカーペット上に位置付けられた時に、支持部材は、カーペットの繊維の間に沈み、開口部の後側縁部をカーペットの表面と接触させることになる。
ソールプレートは、支持部材がカーペットの繊維の間に沈むと、開口部の後側縁部を移動してカーペットの表面と接触状態にするように攪拌機チャンバに対してピボット回転可能であることが好ましい。例えば、ソールプレートは、攪拌機チャンバを形成する掃除機用吸込み口の主本体にピボット回転可能に接続することができる。掃除機用吸込み口が、ユーザによってカーペット敷き床面の上で後方に引っ張られると、ユーザが掃除機用吸込み口の後側を上げる傾向があるので、ソールプレートのこのピボット回転移動は、開口部の縁部が掃除中この床面と接触を保つことも可能にする。これは、掃除中に開口部の縁部と床面の間にシールを維持することを可能にすることができ、これは、掃除機用吸込み口のピックアップ性能を高めることができる。ソールプレートは、好ましくは、開口部の前側縁部に対して実質的に平行であるピボット軸の周りで攪拌機チャンバに対してピボット回転可能である。
ソールプレートとカーペットの表面の間のシールを改良するために、ソールプレートの各部分の一方の底面は、ソールプレートのその表面が、カーペットの表面の上に乗り、実質的にソールプレートのその部分の表面積全体に延びるシールを形成するように、実質的に第2の平面内に位置付けることができる。好ましい実施形態では、ソールプレートのこの部分は、ソールプレートの後方部分であるが、掃除機用吸込み口の向きは、ソールプレートの前方部分を第2の平面内に位置付ける方が好ましいように変更することができる。
代替的に、ソールプレートのこの部分の底面は、第2の平面の下に位置付けることができ、かつ開口部の後側縁部に沿って第2の平面と交差する第3の平面内に包含することができる。この場合には、掃除機用吸込み口がカーペット上に位置付けられた時に、開口部の前側縁部は、掃除機用吸込み口がカーペットの表面の上で操作される時にカーペットの繊維を攪拌するように第2の平面の下に位置付けられる。第2の平面と第3の平面の間に内在する角度は、好ましくは、5°よりも小さく、より好ましくは、2°よりも小さい。
第1の平面と第2の平面の間に内在する角度は、好ましくは、第1の平面とソールプレートの後方部分の後側端部との間の距離を最小にするように比較的小さい。例えば、上述の実施形態では、ソールプレートの後方部分の後側端部は、第1の平面から約3mmから4mmの距離だけ上げることができる。掃除機用吸込み口が硬い床面上に位置付けられた時の掃除機用吸込み口の性能を高めるために、掃除機用吸込み口は、掃除機用吸込み口が位置付けられた表面でシールを形成するように、ソールプレートの後方部分から下向きに延びる可撓性面係合手段を含むことが好ましい。面係合手段は、実質的に後方部分の全長に沿って、好ましくは、開口部の後側縁部に隣接して、かつソールプレートの後方部分上に位置付けられた後側縁部と支持部材の間に延びることが好ましい。面係合手段は、可撓性材料のストリップ又は剛毛の横列を含むことができる。掃除機用吸込み口がカーペット敷き床面上に位置付けられた時に剛毛が容易に変形してソールプレートの後方部分に対して平らになることを可能にし、そのためにソールプレートとカーペットの表面との間に形成されたシールを妨げず、かつカーペットの上の掃除機用吸込み口の運動に対する小さい抵抗のみを示すように、剛毛は、ナイロンから形成することができ、好ましくは、比較的可撓性である。
上述の実施形態ではソールプレートの前方部分であるソールプレートの他方の部分の底面は、好ましくは、第2の平面に対して傾斜している。ソールプレートの他方の部分の底面は、実質的に第1の平面に対して平行である平面に位置付けることができるが、それは、好ましくは、第1の平面に対して上向きに傾斜する平面に位置付けられる。これは、掃除機用吸込み口がその床面の上で前方に操作される時に、前方部分が、掃除機用吸込み口の下にかつ開口部内に絨毯又は深くかさばったカーペット敷き床面の繊維を案内することを可能にし、それによって床面の上の掃除機用吸込み口の前方運動に対する抵抗を下げる。
攪拌手段は、好ましくは、1つ又はそれよりも多くの攪拌部材を含み、かつ複数の剛毛、複数のフィラメント、及び材料の少なくとも1つのストリップのうちの1つ又はそれよりも多くを含むことができる。
硬い床面からの汚れ及び塵埃を掃くために、攪拌機アセンブリには、第1の平面及び第2の平面の両方を超えて開口部から外向きに延びる付加的な攪拌手段を設けることができる。第2の態様において、本発明は、掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口を提供し、掃除機用吸込み口は、回転可能攪拌機アセンブリと、攪拌機アセンブリを収容する攪拌機チャンバと、攪拌機アセンブリによって励起されたデブリが攪拌機チャンバに入る下向きの開口部を形成するソールプレートであって、開口部が前側縁部及び後側縁部を有し、ソールプレートが、開口部の前側縁部から前方に延びる前方部分及び開口部の後側縁部から後方に延びる後方部分を有するソールプレートと、ソールプレートの各部分上に位置付けられ、ソールプレートを超えて下向きに延び、5mm未満の厚みを有する少なくとも1つの支持部材とを含み、支持部材の最下末端は、第1の平面に位置付けられ、開口部の縁部は、第1の平面に対して上向きに傾斜する第2の平面に位置付けられ、攪拌機アセンブリは、第2の平面を超えるが第1の平面内で開口部から外向きに延びる第1の攪拌手段と、第1の平面及び第2の平面の両方を超えて開口部から外向きに延びる第2の攪拌手段とを含む。
第2の攪拌手段は、第1の攪拌手段が形成される面抵抗率よりも小さい面抵抗率を有する材料から形成することができる。これは、第2の攪拌手段と接触する時の静電気による硬い床面の帯電を抑制することができる。これは、そうでなければ床面に引き付けられると考えられる細かい塵埃及び粉末を第2の攪拌手段によって床面から取り除くことを可能にする。
第2の攪拌手段の面抵抗率は、好ましくは、1x10-5Ω/sqから1x1012Ω/sq(平方当たりのオーム)の範囲にある。本明細書で説明する面抵抗率の値は、試験方法ASTM D257を使用して測定したものである。第2の攪拌手段は、好ましくは、金属、炭素繊維、炭素複合材、又は他の複合材料のうちの1つから形成される。例えば、炭素粒子及び炭素繊維を含む材料は、一般的に、1x103Ω/sqから1x106Ω/sqの範囲の面抵抗率を有するのに対して、金属材料は、一般的に遥かに小さい面抵抗率、すなわち、一般的に1Ω/sqよりも小さいものを有する。他の静電気散逸材料は、一般的に、1x105Ω/sqから1x1012Ω/sqの範囲の面抵抗率を有する。
第1の攪拌手段は、ナイロンのような電気絶縁性プラスチック材料から形成することができ、従って、1x1012Ω/sqから1x1016Ω/sqの範囲の面抵抗率を有することができる。代替的に、第1の攪拌手段は、第2の攪拌手段と類似の材料から形成することができ、従って、カーペット敷き床面上に静電気の蓄積を抑制するために、第2の攪拌手段に関して上述した範囲の面抵抗率を有することができる。
第1の攪拌手段は、好ましくは、第2の攪拌手段から離間している。しかし、第1の攪拌手段は、第2の攪拌手段内に位置付けることができ、又はそうでなければ第2の攪拌手段と接触状態にすることができる。例えば、攪拌手段の各々は、複数の剛毛又はフィラメントを含むことができ、第1の攪拌手段の剛毛又はフィラメントは、第2の攪拌手段の剛毛又はフィラメントに隣接して又はこれらの間に位置付けられる。
好ましくは、第2の攪拌手段は、0.5mmから5mmの範囲の距離、より好ましくは、1mmから3mmの範囲の距離だけ第1の攪拌手段を超えて外向きに突出する。
第1の攪拌手段は、第2の攪拌手段に対して移動可能にすることができる。例えば、第1及び第2の攪拌手段は、互いに対して移動可能であるそれぞれの本体上に装着することができ、又はそうでなければこれらを含むことができる。一例として、第1の攪拌手段は、第1の軸の回りで回転するか又は第1の方向に並進する第1の本体上に装着することができ、第2の攪拌手段は、第2の軸の回りで回転するか又は第2の方向に並進する第2の本体上に装着することができる。しかし、好ましい実施形態では、第1の攪拌手段及び第2の攪拌手段は、共通軸の周りで回転可能であり、好ましくは、共通回転可能本体上に装着される。この本体は、ディスク又はプレートの形態にすることができ、第1及び第2の攪拌手段は、そのディスク又はプレートの同じ側に装着され、そのために第2の攪拌手段は、第1の攪拌手段を超えてその側から外向きに突出する。しかし、好ましくは、第2の攪拌手段は、第1の攪拌手段を超えて本体から半径方向外向きに突出する。攪拌手段は、本体上にあらゆる望ましいパターンで又はランダムに配置することができる。好ましい実施形態では、攪拌手段の各々は、本体に沿って少なくとも1つの螺旋状構成で配置される。
攪拌手段の一方又は両方は、複数の剛毛、フィラメント、又は他の攪拌部材を含むことができる。例えば、一方又は両方の攪拌手段は、本体上に装着された材料の少なくとも1つのストリップを含むことができる。第1の攪拌手段が複数の剛毛を含む時に、これらの剛毛は、好ましくは、本体に接続された剛毛の塊又は房の1つ又はそれよりも多くの横列に配置される。第2の攪拌手段は、好ましくは、本体に沿って複数の横列に配置される。しかし、第2の攪拌手段が複数の剛毛又はフィラメントを含む場合、剛毛又はフィラメントの各横列は、好ましくは、各横列が床面上を掃かれる時にいずれのパターンの汚れ又は塵埃も床面上に形成されないように連続的である。同様に、第2の攪拌手段が材料の少なくとも1つのストリップを含む場合、各横列は、好ましくは、材料の単一ストリップから又は複数の隣接するストリップから形成される。例えば、第2の攪拌手段の剛毛は、Thunderon(登録商標)繊維のような炭素繊維又は導電アクリル繊維から形成することができる。
第1の攪拌手段は、好ましくは、第2の攪拌手段に比較して比較的剛性である。例えば、第1の攪拌手段の剛毛又はフィラメントは、第2の攪拌手段の剛毛又はフィラメントよりも大きい直径を有することができる。第1の攪拌手段の剛毛は、好ましくは、100μmから500μmの範囲の直径を有する。第2の攪拌手段の剛毛は、好ましくは、5μmから500μmの範囲の直径を有する。
攪拌装置は、好ましくは、回転可能ブラシバーの形態である。
本発明の第1の態様と共に上述した特徴は、本発明の第2の態様に等しく適用可能であり、逆も同じである。
本発明の好ましい特徴をここで添付の図面を参照して単に一例として以下に説明する。
掃除機用吸込み口の上面図である。 掃除機用吸込み口の正面図である。 掃除機用吸込み口の左側面図である。 掃除機用吸込み口の右側面図である。 掃除機用吸込み口の底面図である。 図5の線A−Aに沿って取った側面断面図である。
図1から図5は、掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口10の実施形態の外観図である。この実施形態では、掃除機用吸込み口10は、円筒形真空掃除用電気器具のワンド又はホースに接続可能であるように配置される。掃除機用吸込み口10は、主本体12及び主本体12に接続された導管14を含む。主本体12は、主本体12の後方部分20の両端から前方に延びる実質的に平行な側壁16、18、及び主本体12の側壁16、18の間に位置付けられた移動可能部分22を含む。この実施形態では、移動可能部分22は、主本体12の側壁16、18の間にほぼ直角方向に延びる軸の周りで回転するように主本体12に回転可能に接続される。
移動可能部分22は、湾曲上側壁24、下側プレート又はソールプレート26、及びソールプレート26を上側壁24に接続する2つの側壁28、30を含む。側壁28、30は、主本体12の側壁16、18の間に位置付けられ、各側壁28、30は、主本体12の側壁16、18のそれぞれの一方に隣接し、実質的にこれに対して平行に位置付けられる。使用時には、ソールプレート26は、掃除される床面に面し、以下でより詳細に説明するように、カーペット敷き床面の表面と係合する。ソールプレート26は、汚れ含有空気流が掃除機用吸込み口10に入る吸引開口部36の両側に位置付けられた前方部分32及び後方部分34を含む。吸引開口部36は、ほぼ矩形であり、各々がソールプレート26の底面から立ち上がる側壁28、30、比較的長い前側壁38、及び比較的長い後側壁40によって範囲が定められる。これらの壁はまた、掃除機用吸込み口10の主本体12を通る吸引通路の開始部の範囲を定める。
ソールプレート26は、カーペット敷き床面の繊維を掃除機用吸込み口10がそのような面にわたって操作される時に攪拌するための2つの作業縁部を含む。ソールプレート26の前側作業縁部42は、ソールプレート26の前方部分32の前側壁と底面の間の交差位置に位置付けられ、側壁28、30の間に実質的に連続して延びる。ソールプレート26の後側作業縁部44は、ソールプレート26の後方部分34の後側壁40と底面の間の交差位置に位置付けられ、側壁28、30の間に実質的に連続して延びる。作業縁部42、44は、好ましくは、比較的鋭角であり、好ましくは、0.5mm未満の曲率半径を有する。
前側バンパー46は、移動可能部分22にオーバーモールドされ、上側壁24とソールプレート26の間に位置付けられる。比較的短い糸屑ピッカーストリップ47は、ソールプレート26の前方部分32の底面の片側に取り付けられる。
掃除機用吸込み口10は、作業縁部42、44が硬い床面を引っかき又はそうでなければこれに跡を付けるのを防止するために、掃除機用吸込み口10がこのような面にわたって操作される時に作業縁部42、44を硬い床面から離間させる作用をする面係合支持部材を含む。この実施形態では、掃除機用吸込み口10は、各々が転動要素、好ましくは、ホイールの形態である複数の面係合支持部材を含む。ホイール48の第1の対は、ソールプレート26の前方部分32に形成された1対の凹部内に回転可能に装着され、第2のホイール50は、ソールプレート26の後方部分34に形成された凹部内に回転可能に装着される。付加的なホイール50は、ソールプレート26の後方部分34上に設けることができる。図6に示すように、ホイール48、50は、ホイール48、50の最下末端が、作業縁部42、44の下に配置された第1の平面P1内に位置付けられるように、作業縁部42、44を超えて下向きに突出する。
使用中に、圧力差が、掃除機用吸込み口10を通過する空気と外部環境の間に生じる。この圧力差は、床面に向けて掃除機用吸込み口10上に下向きに作用する力を生じる。掃除機用吸込み口10がカーペット敷き床面上に位置付けられた時に、ホイール48、50は、掃除機用吸込み口10の重みと掃除機用吸込み口10に対して下向きに作用する力との下でカーペット敷き床面の繊維の中に押し込まれる。ホイール48、50の厚みは、ホイール48、50が、カーペット敷き床面に容易に沈み込み、ソールプレート26の少なくとも作業縁部42、44を床面の繊維と接触させることになるように選択される。ホイール48、50の厚みは、ホイール48、50がカーペット敷き床面の繊維の間に確実に沈むように5mm未満であることが好ましい。ホイール48、50の厚みは、好ましくは、1mmから5mmの範囲、例えば、2mmから3mmの範囲にある。
ソールプレート26の作業縁部42、44は、第1の平面P1に対して上向きに傾斜する第2の平面P2内に位置付けられる。第1の平面と第2の平面の間に内在する角度αは、好ましくは、10°未満、より好ましくは、5°未満であり、この実施形態では約3°である。ソールプレート26の前方部分32の底面は、第2の平面P2に対して上方かつ前方に傾斜する。その結果、使用時に、掃除機用吸込み口10がその床面の上で前方に操作される時に、前方部分32は、掃除機用吸込み口10の下にかつ吸引開口部36内に絨毯又は深くかさばったカーペット敷き床面の繊維を案内することができ、それによって床面の上の掃除機用吸込み口10の前方運動に対する抵抗を下げる。ソールプレート26の後方部分34の底面は、第1の平面P1に対して上方かつ下向きに傾斜する。その結果、使用時に、掃除機用吸込み口10がその床面の上で後方に操作される時に、後方部分34は、掃除機用吸込み口10の下にかつ吸引開口部36内に絨毯又は深くかさばったカーペット敷き床面の繊維を案内することができ、それによって床面の上の掃除機用吸込み口10の後方運動に対する抵抗を下げる。ソールプレート26の後方部分34の底面は、ソールプレート26の後方部分34の底面が第2の平面P2の下に位置付けられるように、吸引開口部36の後側作業縁部44に沿って第2の平面P2と交差する第3の平面P3内に位置付けられる。第2の平面P2と第3の平面P3の間に内在する角度βは、好ましくは、5°よりも小さく、より好ましくは、2°よりも小さく、この実施形態では約1°である。
掃除機用吸込み口10が、ユーザによってカーペット敷き床面の上で後方に引っ張られると、ユーザが掃除機用吸込み口10の主本体12の後方部分20を上げる傾向がある。しかし、主本体12に対する移動可能部分22の回転可能接続は、作業縁部42、44を床面と接触状態に維持するようにソールプレート26が主本体12に対してピボット回転することを可能にする。主本体12に対する移動可能部分22の時計回り回転(図3の軸Aに沿って見て)は、主本体12の側壁16、18の前側に向けて位置付けられた下向き面54と、移動可能部分22のバンパー46の端部に向けて位置付けられた上向き面52との当接により制限される。主本体12に対する移動可能部分22の反時計回り回転は、主本体12の側壁16、18の底面58とソールプレート26の後方部分34の上側面56との当接により制限される。主本体12に対する移動可能部分22の時計回り回転は、ソールプレート26の後方部分34の底面をカーペットの上側面と接触させ、シールをカーペットとソールプレート26の間に形成することを可能にし、これは、実質的に後方部分34の底面の表面積の全てに及んでいる。第2の平面P2と第3の平面P3の間の傾斜により、前側作業縁部42は、その底面がカーペットの面と接触する時に、後方部分34の底面の下に位置付けられる。これは、掃除機用吸込み口10がカーペットの上で操作される時にカーペット繊維の攪拌を増大させることができる。
第3の平面P3に対する第2の平面P2の傾斜は、前側作業縁部42と第1の平面P1の間の距離よりも大きい距離だけ第1の平面P1の上方に上げられた後側作業縁部44をもたらす。この例において、後側作業縁部44と第1の平面P1の間の距離は、約3〜4mmである。同様に図5を参照すると、ソールプレート26の後方部分34と硬い床面の間にシールを設けるために、後方部分34は、第1の平面P1を超えて後方部分34の底面から下向きに延びる剛毛59の横列を含む。剛毛は、好ましくは、比較的細かく、かつ剛毛59が硬い床面又はカーペット敷き床面と接触すると容易に変形するように、ナイロンなどのプラスチック材料から形成されるのが好ましく、床面にわたる掃除機用吸込み口10の操作を損なわない。剛毛59は、好ましくは、軸Aに沿って延びる方向に測定した時のソールプレート26の後方部分34の実質的に全長に沿って延び、好ましくは、後側作業縁部44に隣接して位置付けられる。
掃除機用吸込み口10は、床面上に位置する汚れ及び塵埃を攪拌するための攪拌機アセンブリを更に含む。この例において、攪拌機アセンブリは、ハウジング16の攪拌機チャンバ62内に装着された回転可能ブラシバー60を含む。攪拌機チャンバ62は、移動可能部分22の湾曲上側壁24によって部分的に形成される。湾曲上側壁24は、好ましくは、透明材料から形成され、攪拌機チャンバ62が閉鎖されたか否かをユーザが見ることができるようにする。ブラシバー60は、主本体12のモータハウジング64に位置付けられたモータ(図示せず)によって駆動される。モータは、掃除用電気器具のダクトに位置付けられた適合する輪郭を有する端子と接続するための導管14に位置付けられた端子に電気的に接続され、電力がモータに供給されることを可能にする。
ブラシバー60は、吸引通路を通過した空気から隔離されるように駆動機構ハウジング66内に少なくとも部分的に位置付けられた駆動機構によってモータに接続される。ブラシバー60の一端は、駆動機構に接続され、ブラシバー60がモータによって駆動することを可能にするのに対して、ブラシバー60の他端は、主本体12の側壁18に取外し可能に接続された末端キャップ68によって回転可能に支持される。床係合センサ69は、センサ69が、掃除機用吸込み口10がソールプレート26に対して移動するように位置付けられた床面と接触するように、後方部分34の底面を超えて、好ましくは、第1の平面P1を超えて下向きに突出するようにソールプレート26の後方部分34に位置付けられた凹部内に収容される。センサ69のこの移動は、モータを起動させてブラシバー60を回転させる。掃除機用吸込み口10が床面から上げられる時に、得られるセンサ69の移動は、モータを非アクティブ化する。
ブラシバー60は、ブラシバー60がモータによって回転する時に床面からの汚れ及び塵埃を攪拌するための2つの異なるタイプの攪拌手段を担持する細長本体70を含む。異なるタイプの攪拌手段の各々は、ブラシバー60がモータによって回転する時にそれぞれの異なる量だけソールプレート26の吸引開口部36から突出する。
ブラシバー60の本体70上に装着された第1の攪拌手段は、比較的短い、好ましくは、比較的剛性の剛毛72を含む。剛毛72は、好ましくは、ナイロンから形成される。この実施形態では、比較的短い剛毛72は、本体70に沿って延びる2つの角度的に離間した螺旋状の横列に配置される。各横列内に、比較的短い剛毛72は、横列に沿って角度的に離間した一連の塊又は房に配置される。各房は、好ましくは、約100から150の剛毛を含み、各房は、2mmから4mmの範囲の直径を有する。各剛毛72の直径は、好ましくは、100μmから500μmの範囲にある。比較的短い剛毛72の長さは、ブラシバー60が回転する時に、これらの剛毛72の先端が、第2の平面P2及び第3の平面P3を超えるが第1の平面P1を超えない外向きに突出する直径D1を有する円柱容積を表すように選択される。
ブラシバー60の本体70上に装着された第2の攪拌手段は、比較的長い、好ましくは、比較的柔軟な剛毛74を含む。比較的長い剛毛74は、比較的短い剛毛72を超えて本体70から半径方向外向きに突出する。本体70の回転中に、比較的長い剛毛74は、D1よりも大きい直径D2を有する円柱容積を掃く。D1とD2の差は、好ましくは、1mmから10mmの範囲、より好ましくは、2mmから6mmの範囲にある。比較的短い剛毛72とは対照的に、比較的長い剛毛74の長さは、比較的長い剛毛74が、ブラシバー60の回転中に第1の平面P1及び第2の平面P2の両方を超えて突出するように選択される。
比較的長い剛毛74は、比較的短い剛毛72が形成される材料よりも小さい面抵抗率を有する材料から形成される。比較的長い剛毛74の面抵抗率は、好ましくは、1x10-5Ω/sqから1x1012Ω/sqの範囲にある。比較上、比較的短い剛毛72の面抵抗率は、好ましくは、1x1012Ω/sqよりも大きい。比較的長い剛毛74は、導電材料から形成することができる。剛毛は、金属、グラファイト、導電性アクリル、又は他の複合材料から形成することができるが、この例において、比較的長い剛毛74は、炭素繊維剛毛を含む。
本体70は、比較的長い剛毛74の複数の角度的に離間した連続横列を含み、これは、好ましくは、同じく本体70に沿って螺旋状に延びている。この実施形態では、本体70は、比較的長い剛毛74の2つの連続横列を含み、各横列は、比較的短い剛毛72から形成された房の横列から角度的に離間している。比較的長い剛毛74が炭素フィラメントから形成される場合に、比較的長い剛毛74は、非常に細かくすることができ、5μmから20μmの範囲の直径を有する。この場合には、比較的長い剛毛74の各横列は、mm長当たり5,000から30,000の範囲の剛毛を収容することができる。
特に図6を参照すると、比較的長い剛毛74の各横列は、剛毛の単一ストリップから形成される。各ストリップは、剛毛74の各横列が担持部材76のそれぞれの長い側縁から外向きに突出するように、細長いほぼ矩形の可撓性担持部材76を剛毛の横列に取り付けることによって形成することが好ましい。担持部材は、縫い合わせによって又は接着剤を使用することによって剛毛の横列に取り付けることができる。次に、各ストリップは、剛毛の端部が本体70から外向きに突出するように、本体70に形成されたそれぞれの螺旋状溝内に位置付けられる。ストリップは、ストリップ上に装着された螺旋状コネクタ78によって本体70に接続され、コネクタ78に形成された開口80に挿入されたスクリュー(図示せず)を使用して本体70に接続される。スクリューは、担持部材を通して押し込むことができ、又は担持部材に形成された開口を通して挿入することができる。
掃除機用吸込み口10がカーペット敷き床面上に位置付けられた時に、ホイール48、50は、ソールプレート26の後方部分34の底面がカーペットの繊維と係合するように、カーペットの繊維の間に沈む。比較的短い剛毛72及び比較的長い剛毛74の両方が、ブラシバー60が回転する時に吸引開口部26から突出すると、異なるタイプの剛毛の両方は、床面からの汚れ及び塵埃を攪拌することができる。空気流が掃除機用吸込み口10の吸引通路を通して生じる時に、汚れ及び塵埃は、空気流内に同伴され、掃除機用吸込み口10を通して掃除用電気器具に搬送される。
掃除機用吸込み口10が、カーペット敷き床面から硬い床面上に移動する時に、ソールプレート26は、ホイール48、50によって硬い床面から離間する。比較的短い剛毛72の先端は、ホイール48、50の最下末端を包含する第1の平面P1の下に突出しないので、これらの剛毛は、硬い床面と接触することなく、それによってこれらの剛毛によって硬い床面を引っかき又はこれに他の跡を付けることを防止する。しかし、比較的長い剛毛74は、この第1の平面P1を超えて突出するので、これらの剛毛は、ブラシバー60の回転により硬い床面と係合してこれを横断して掃かれる。比較的長い剛毛74の比較的小さい面抵抗率は、比較的長い剛毛74が床面と接触する時に硬い床面上の静電気の蓄積を抑制し、それによってそうでなければ硬い床面に引き付けられると考えられる細かい塵埃及び粉末が、これらの剛毛74によって床面から取り除かれて空気流内に同伴されることを可能にする。
10 掃除機用吸込み口
12 主本体
22 移動可能部分
32 前方部分
42 前側作業縁部
62 攪拌機チャンバ
70 本体

Claims (18)

  1. 掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口であって、
    回転可能攪拌機アセンブリと、
    前記攪拌機アセンブリを収容する攪拌機チャンバと、
    前記攪拌機アセンブリによって励起されたデブリが前記攪拌機チャンバに入る下向きの開口部を形成するソールプレートとを有し前記開口部が前側縁部及び後側縁部を有し、前記ソールプレートが、前記開口部の前記前側縁部から前方に延びる前方部分及び前記開口部の前記後側縁部から後方に延びる後方部分を有し、
    前記ソールプレートの前記前方部分及び前記後方部分のそれぞれの上に位置付けられ、前記ソールプレートを超えて下向きに延び、5mm未満の厚みを有する少なくとも1つの支持部材と、を含み、
    前記開口部の前記前側縁部及び前記後側縁部は、前記支持部材の最下末端を包含する第1の平面に対して、後方に向かって上向きに傾斜する第2の平面に位置付けられ、前記攪拌機アセンブリは、前記第2の平面を超えるが前記第1の平面内で前記開口部から外向きに延びる攪拌手段を含む、ことを特徴とする掃除機用吸込み口。
  2. 前記ソールプレートは、前記攪拌機チャンバに対してピボット回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の掃除機用吸込み口。
  3. 前記ソールプレートは、前記開口部の前記前側縁部と実質的に平行であるピボット軸の周りで前記攪拌機チャンバに対してピボット回転可能であることを特徴とする請求項2に記載の掃除機用吸込み口。
  4. 前記第1の平面と前記第2の平面の間に内在する角度が、10°未満であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  5. 前記第1の平面と前記第2の平面の間に内在する角度が、5°未満であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  6. 前記ソールプレートの前記部分のうちの一方の底面が、実質的に前記第2の平面内にあることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  7. 前記ソールプレートの前記部分のうちの一方の底面が、前記第2の平面の下にあることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  8. 前記底面は、前記第2の平面に対して下向きに傾斜した第3の平面内に包含されることを特徴とする請求項7に記載の掃除機用吸込み口。
  9. 前記第3の平面は、前記開口部の前記後側縁部に沿って前記第2の平面と交差することを特徴とする請求項8に記載の掃除機用吸込み口。
  10. 前記第2の平面と前記第3の平面の間に内在する角度が、5°よりも小さく、好ましくは、2°よりも小さいことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の掃除機用吸込み口。
  11. 前記部分のうちの前記一方は、その底面から下向きに延びる可撓性面係合手段を含むことを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  12. 前記可撓性面係合手段は、前記開口部の前記後側縁部に隣接することを特徴とする請求項11に記載の掃除機用吸込み口。
  13. 前記可撓性面係合手段は、一横列の剛毛を含むことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の掃除機用吸込み口。
  14. 前記ソールプレートの他方の部分の底面が、前記第2の平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項6から請求項13のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  15. 前記ソールプレートの前記他方の部分の前記底面は、前記第1の平面に対して上向きに傾斜していることを特徴とする請求項14に記載の掃除機用吸込み口。
  16. 前記攪拌手段は、複数の剛毛、複数のフィラメント、及び材料の少なくとも1つのストリップのうちの1つを含むことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  17. 前記攪拌機アセンブリは、前記開口部から前記第1の平面及び前記第2の平面の両方を超えて外向きに延びる付加的な攪拌手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の掃除機用吸込み口。
  18. 掃除用電気器具のための掃除機用吸込み口であって、
    回転可能攪拌機アセンブリと、
    前記攪拌機アセンブリを収容する攪拌機チャンバと、
    前記攪拌機アセンブリによって励起されたデブリが前記攪拌機チャンバに入る下向きの開口部を形成するソールプレートであって、前記開口部が前側縁部及び後側縁部を有し、前記ソールプレートが、前記開口部の前記前側縁部から前方に延びる前方部分及び前記開口部の前記後側縁部から後方に延びる後方部分を有する前記ソールプレートと、
    前記ソールプレートの各部分上に位置付けられ、前記ソールプレートを超えて下向きに延び、5mm未満の厚みを有する少なくとも1つの支持部材と、を含み、
    前記開口部の前記前側縁部及び前記後側縁部は、前記支持部材の最下末端を包含する第1の平面に対して、後方に向かって上向きに傾斜する第2の平面に位置付けられ、前記攪拌機アセンブリは、前記開口部から前記第1の平面及び前記第2の平面の両方を超えて外向きに延びる第1の攪拌手段と、前記第2の平面を超えるが前記第1の平面内で前記開口部から外向きに延びる第2の攪拌手段とを含む、
    ことを特徴とする掃除機用吸込み口。
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