JP5340499B1 - 斜面型枠工法 - Google Patents

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Abstract


【課題】従来のモルタル吹付工法およびブロック配設工法で生じる上記不具合の発生を抑制することができる斜面型枠工法および斜面構造を提供する。
【解決手段】斜面型枠工法では、仮設部材211〜213,221〜226を備えた仮設型枠という簡易な道具を用い、図3〜7に示す工程を順次行う。セクション110A〜110F同士の連結部(境界部)に目地板121A〜121Fをセクション110A〜110F毎に設置することができるとともに、舗装層111をセクション110A〜110F毎に形成することができる。この場合、たとえばセクション110A〜110Fの形状を矩形状に設定することにより、目地板121A〜121Fが格子状に配置され、目地板121A〜121Fで囲まれる各格子内に舗装層111が形成された斜面構造110を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、斜面を舗装するための斜面型枠工法に係り、特に、大型機械の使用を不要とする斜面舗装技術の改良に関する。
従来の法面等の斜面の施工では、たとえば特許文献1に開示されているセメントを斜面部に直接吹き付ける工法(モルタル吹付工法)や、コンクリート二次製品であるコンクリートブロックを斜面部に複数配設する工法(ブロック配設工法)が用いられている。
特開2012−107396号公報
しかしながら、モルタル吹付工法では、大型の吹付機械を用いているため、吹付機械による大きな騒音が生じ、セメント吹付時に粉塵が発生する等するため、周辺の住民生活環境に悪影響を及ぼしていた。ブロック配設工法では、コンクリートブロックの運搬のために大型トラックやクレーンを用いているため、施工手間がかかる上に、コンクリートブロックは高価であるため、施工コストが増大していた。
したがって、本発明は、従来のモルタル吹付工法およびブロック配設工法で生じる上記不具合の発生を抑制することができる斜面型枠工法を提供することを目的としている。
本発明者は、従来のモルタル吹付工法およびブロック配設工法で生じる上記不具合の発生を抑制するために、大型機械の使用を不要として、簡易な道具を使用することが可能な斜面舗装技術を鋭意検討した。その結果、仮設縦部材および仮設横部材を備えた仮設型枠という簡易な道具を用いることにより、たとえば格子状に配置された目地板で囲まれる各格子内に舗装層を形成することができるとの知見を得、本発明の完成に至った。
本発明の斜面型枠工法は、斜面部に舗装層を形成する斜面型枠工法であって、斜面部に複数のセクションを設定し、複数の仮設部材を備えた仮設型枠を用い、複数のセクションのうちの少なくとも一つのセクションの外周に仮設部材を配置し、セクションを仮設部材により取り囲む第1工程と、セクションを取り囲む仮設部材の内側に第1目地板を配置し、セクションの第1目地板で取り囲まれた領域に舗装材料を供給して舗装層を形成する第2工程と、舗装層が形成されたセクションの仮設部材のうちの少なくとも一つの仮設部材を除去してそこの第1目地板を露出させ、その露出第1目地板に隣接するセクションの外周における露出第1目地板以外の部分に仮設部材を配置し、隣接するセクションを仮設部材および露出第1目地板により取り囲む第3工程と、隣接するセクションの仮設部材の内側に第2目地板を配置し、隣接するセクションの第2目地板および露出第1目地板で取り囲まれた領域に舗装材料を供給して舗装層を形成する第4工程とを含むことを特徴とする。
本発明の斜面型枠工法では、複数の仮設部材を備えた仮設型枠という簡易な道具を用いて、セクション同士の連結部(境界部)に目地板をセクション毎に設置することができるとともに、舗装層をセクション毎に形成することができる。この場合、たとえばセクションの形状を矩形状に設定することにより、目地板が格子状に配置され、目地板で囲まれる各格子内に舗装層が形成された斜面構造を得ることができる。
このような本発明の斜面型枠工法では、従来のモルタル吹付工法とは異なり、大型の吹付機械等の大型の使用が不要となり、周辺の住民生活環境に悪影響を及ぼすことがなくなる。また、従来のブロック配設工法等とは異なり、トラックやクレーン等の大型機械等の使用が不要となり、コンクリートブロックを用いないから、施工手間がかからず、施工コストの低減を図ることができる。加えて、目地板は、硬化体である舗装層の連結部に設置されるから、舗装層を版構造として連結することができ、舗装層との一体的使用により斜面構造を安定させることができる。また、これにより目地板や舗装層の位置ずれを防止することができるから、各部位の間での隙間の発生を抑制することができ、その結果、防草効果を高めることができる。さらに、目地板として瀝青繊維質系目地板を用いる場合、耐候性および耐久性により長期間にわたり、セメントをバインダーとして用いた舗装層の膨張収縮作用に対する目地材としての機能を十分に発揮することができる。
本発明の斜面型枠工法は種々の構成を用いることができる。たとえば第1工程では、複数のセクションを含むように仮設部材からなる外枠を設け、外枠の隅部を含むセクションの外周における外枠以外の部分に仮設部材を配置し、外枠の隅部を含むセクションを仮設部材により取り囲む態様を用いることができる。
たとえば舗装材料として、下地層用材料および表層用材料を用い、舗装層として下地層および表層を形成し、下地層の透水係数を、表層と土の透水係数よりも大きく設定する態様を用いることができる。この態様では、表層を通過した雨水は下地層を流れることができる。このように下地層は、雨水の排水路として機能することができるから、斜面部の土の部分の崩落や洗掘の発生を抑制することができる。
たとえば舗装材料として下地層用材料を用いる場合には、第1工程前に、複数のセクションを含むように仮設部材からなる外枠を設け、セクションの仮設部材で取り囲まれた領域に下地層用材料を供給して舗装層として下地層を形成し、第1工程では、下地層の形成時に用いた外枠を利用し、第2工程以降では、舗装材料として表層用材料を用いる態様を用いることができる。第1目地板および第2目地板を固定する固定ピンを用いる態様を用いることができる。この態様では、目地板および舗装層を斜面部により強固に固定することができるから、斜面構造をさらに安定させることができる。
本発明の斜面型枠工法によれば、従来のモルタル吹付工法およびブロック配設工法で生じる不具合の発生を抑制することができる等の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法で得られる斜面構造を表す高さ方向断面図である。 斜面構造を表す平面図である。 本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法の手順を説明するための平面図である。 図3に続く斜面型枠工法の手順を説明するための平面図である。 図4に続く斜面型枠工法の手順を説明するための平面図である。 図5に続く斜面型枠工法の手順を説明するための平面図である。 図6に続く斜面型枠工法の手順を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法を説明するための図であって、各層および各部材の位置関係を表す高さ方向断面図である。 本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法で用いる目地板の構成を表す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法で用いる固定ピンの構成を表す斜視図である。 斜面構造の変形例を表す平面図である。
(1)斜面構造
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る斜面型枠工法で得られる斜面構造を表す高さ方向断面図である。図2は斜面構造を表す平面図である。斜面構造110は、たとえば斜面部の路床101(たとえば現地の土)に設けられている。なお、図1に示す斜面部の路床101は、本発明の斜面構造が設けられる斜面部の一例であって、図1の符号102はL型側溝、符号103は横矢板、符号104は路肩、符号105は歩道または車道である。斜面部の路床101の傾斜角度は、たとえば45度以内である。
(1A)全体構成
斜面構造110は、たとえば舗装層111および目地板121を備えている。舗装層111は、たとえば路床101上に設けられ、下地層112および表層113から2層構造である。下地層112は、たとえば路床101上に設けられ、表層113は、たとえば下地層112上に設けられている。目地板121は、たとえば平面視において格子状に配設されている。目地板121は、たとえば下地層112上に配設され、目地板121で形成される格子内に表層113が設けられている。表層113の平面視での形状は、たとえば正方形である。
(1B)舗装層
舗装層111の正方形状のサイズは、たとえば1m×1mである。高さ(厚さ)は、たとえば6cmである。表層113の高さ(厚さ)は、たとえば4cmである。下地層112層の高さ(厚さ)は、たとえば2cmである。なお、本願において、斜面部に配設された場合の高さは、斜面部の斜面に対する垂直方向の長さである。
舗装層111の材料は、たとえばポルトランドセメントと高炉水砕スラグとを所定比率で混合したスランプゼロのモルタルを含有する材料である。具体的には、舗装層111の表層113の材料としては、たとえばポルトランドセメント、混和剤、および、無機系顔料を高炉水砕スラグに所定比率で配合した表層用材料を用いている。下地層112の材料としては、たとえばセメントを高炉水砕スラグに貧配合した下地層用材料を用いている。表層用材料および下地層用材料の作製では、たとえば上記各材料および水を所定比率で配合したものを強制モルタルミキサーにより均一に混練している。舗装層111の材料は、斜面部の路床101への材料供給時の下方流動の防止のために、出来る限りスランプが小さいことが望ましい。この場合、たとえばJIS A 1101で規定されるコンクリートのスランプ試験方法において、スランプが0cm(いわゆるスランプゼロ)あるいはその近傍値であることが好適である。
主要骨材である高炉水砕スラグは、たとえば次のような優れた特性(1)〜(4)を有している。
(1)高炉水砕スラグの化学成分(石灰、シリカ、アルミナ、および、マグネシアが主成分)は、セメントと同様な組成であり、時間の経過とともに潜在水硬性を発揮し固結する。
(2)高炉水砕スラグでは、粒子そのものが、無数の気泡を有し、角張った形状をなしているから、高炉水砕スラグは、土質エ学上の重要な特長である軽量性、および、大きなせん断抵抗力を有している。具体的には、単位体積重量(tf/m)については、砂は、たとえば1.8〜2.0であるのに対して、高炉水砕スラグは、たとえば1.3である。比重(GS)については、水砕スラグは、天然土砂と略同様の2.6であるが、高炉水砕スラグでは、粒子内に空隙が多くて、かつ粒子間の間隙が大きい。これにより、単位体積重量について、高炉水砕スラグは天然土砂より軽量となる。
(3)高炉水砕スラグは、製鉄所で副産物として生成される人工砂であるから、一般的な骨材の山砂および川砂と比較して品質上のバラツキがほとんどなく、粒度バランスに優れている。なお、原材料は、鉄鉱石、石灰石、コークスである。
(4)高炉水砕スラグは、厳重な品質管理下で製造され、国が定める有害成分有無の溶出試験を全てクリアしているから、数多くある各種スラグの中でも最も安全かつ無害な骨材である。
高炉水砕スラグを含有する硬化体である表層113および下地層112では、斜面に並べて設けられた場合、潜在水硬性によって、硬化体としての強度が斜面すべりに対する抵抗モーメントを増大させることができる。しかも、高炉水砕スラグは、上記のように大きなせん断抵抗力を有しているから、高炉水砕スラグを含有する硬化体である表層113および下地層112は、斜面すべりを効果的に防止することができる。
表層113および下地層112は、高炉水砕スラクの透水・保水機能を有するから、雨水の排水路として機能することができ、その結果、斜面部の路床101の土の部分の崩落や洗掘を抑制することができる。具体的には、表層113および下地層112の透水係数は、土の透水係数よりも大きく設定されている。この場合、下地層112の透水係数は、表層113の透水係数よりも大きく設定されていることが好適である。具体的には、下地層112の透水係数は、10-1cm/sec、表層113の透水係数は10-2cm/sec、土の透水係数は10-7cm/secである。これにより、表層113を通過した雨水は、下地層112を流れる。このように下地層112は、フィルタ層としての機能を有することができる。
硬化体である表層113および下地層112が斜面部を覆うから、降雨時に雨水の落下エネルギーを緩和することができる。斜面部を覆う無機質の硬化体である表層113および下地層112には、植物の種子が根付くことはなく、雑草の生育環境をシャットアウトできるから、雑草の生育を防止することができる。このように表層113および下地層112は、防草機能を有している。表層113および下地層112は、高炉水砕スラグは多孔質形状をなすこと、および、表層113および下地層112を構成する各種原材料の配合効果により、冬期の凍結融解の繰返しに強く、凍害現象による劣化や破壊を防止することができる。
とがない。
(1B)目地板
目地板121は、たとえば瀝青繊維質系目地板である。目地板121は、たとえば図9に示すような角材であり、そのサイズは、たとえば厚さが2cm、幅(高さ)が4cm、長さが1mである。瀝青繊維質系目地板は、軽量で取扱いが容易である上に、次のような利点を有している。
瀝青繊維質系目地板は、耐水や耐蝕性に優れた植物繊維やパルプ等にアスファルト性物質を含浸・分散させて所定の厚さの板状に形成された板材である。瀝青繊維質系目地板としては、コンクリート用目地板の性能として公団規格で規定されている復元率(たとえば65%以上)、および、はみ出し(たとえば4mm以下)の各規定値をクリアした高性能な目地板を用いることができる。
目地板121は、瀝青繊維質系目地板であるから、圧縮応力度および曲げ剛性が小さな発砲体系目地板と比較して、施工時に曲り難く、施工が容易となるとともに、斜面すべりに対する抵抗モーメントを大きく設定することができる。この場合、目地板121の圧縮応力度は、たとえば4.0MPa以上に設定され、目地板121の曲げ剛性は、たとえば10.0N以上に設定されていることが好適である。この態様では、目地板121は、衝撃に強く、破損および変形を防止することができるとともに、斜面すべりに対する抵抗モーメントを増大させることができる。
瀝青繊維質系目地板は、耐候性および耐久性により長期間にわたり、セメントをバインダーとして用いた舗装層111の膨張収縮作用に対する目地材としての機能を十分に発揮することができる。瀝青繊維質系目地板である目地板121は、硬化体である舗装層111の連結部に設置されることにより、舗装層111を版構造として連結させることができ、舗装層111との一体的使用により斜面構造110を安定させることができる。この場合、上記数値範囲の圧縮応力度および曲げ剛性を有する瀝青繊維質系目地板を用いると、斜面構造110をさらに安定させることができる。
また、目地板121の長さを適宜設定して(たとえば1mに設定して)版構造としての舗装層111をコンパクトな大きさ(たとえば1m×1m)に設定することが好適である。この態様では、目地板121は、セメントを含有する舗装層111の膨張収縮に十分対応することができ、ひび割れの発生を防止することができる。現地での斜面部には、一般的な舗装構造のような路盤設置がないため、表層113および下地層112の荷重により路床101(現地土)の支持力の負担が大きくなると推測されるが、上記のように舗装層111をコンパクトな大きさに設定することにより、路床101(現地の土)の圧密沈下による表層113のひび割れ発生を効果的に防止することができる。
目地板121は、木質系目地板とは異なり、瀝青繊維質系目地材であるから、植物の種子が根付くことはなく、雑草の生育を防止することができる。このように目地板121は、防草機能を有している。瀝青繊維質系目地材からなる目地板121は、コンクリートのニ次製品の型枠と比較して、施工手間がかからず、低価格であるから、極めて経済性に優れている。
(2)斜面型枠工法
斜面部の路床101に斜面構造110を設けるための斜面型枠工法について、おもに図3〜8を参照して説明する。まず、準備段階としては、舗装層111の表層113および下地層112の各材料を作製する。表層用材料および下地層用材料の作製のための混合作業は、たとえば現場において、上記のように強制モルタルミキサーを用いた混練により行われる。また、斜面部の路床101の地表土の平らでない箇所を均一に整正して、路床101の地表土を平らにする。
斜面型枠工法で用いる目地板は、たとえば瀝青繊維質系目地板(たとえばアオイ化学工業(株)製のケンタイト(商品名)、あるいは、ニチレキ株式会社製のセロタイト(商品名))であり、そのサイズは、たとえば厚さが2cm、幅(高さ)が4cm、長さが1mである。なお、各工程でセクション110A〜110Fに順次配設される目地板121は、符号121A〜121Fで示している。斜面型枠工法で用いる仮設型枠は、たとえば外枠210、中間横部材213、および、中間縦部材223〜226から構成される。外枠210は、たとえば外枠上側横部材211、外枠下側横部材212、外枠左側縦部材221、および、外枠右側縦部材222から構成される。
続いて、斜面型枠工法を用いた舗設作業を行う。まず、たとえば図3に示すように、斜面部の路床101に仮設型枠の外枠210を設置する。具体的には、外枠210は、路床101に設定されたセクション110A〜110Fから構成される長方形状領域の外周に設置され、セクション110A〜110Fを取り囲んでいる。外枠210は、外枠上側横部材211、外枠下側横部材212、外枠左側縦部材221、および、外枠右側縦部材222から構成される。外枠210の高さは、たとえば6cmである。
次いで、仮設型枠の外枠210内の路床101上に下地層用材料を供給し、下地層112を形成する。具体的には、下地層112の形成では、たとえば外枠210内に供給された下地層用材料をレーキあるいは桟木を用いて均等に敷均し、次いで、たとえばハンド式タンパを用い、所定の高さ(たとえば2cm)となるように締め固める。この場合、外枠210の内側側面には、たとえば図8に示すように下地層112の形成高さの指標としてマーキング210Mをしておくことが好適である。
次に、たとえば図4に示すように、仮設型枠の外枠210内のセクション110A〜110Cの外周の下側横方向部分(外枠210内の上側のセクション110A〜110Cと下側のセクション110D〜110Eとの間の境界位置)に、中間横部材213を設置するとともに、仮設型枠の外枠210内のセクション110Aの外周の右側縦方向部分(セクション110A,110Bの境界位置)に中間縦部材223を配置し、仮設型枠の外枠210内のセクション110Cの外周の左側縦方向部分(セクション110B,110Cの境界位置)に中間縦部材224を配置する。中間横部材213および中間縦部材223,224は、下地層112上に配置される。中間横部材213および中間縦部材223,224の高さは、たとえば4cmである。
外枠210の左上隅部に位置するセクション110Aでは、その四方が外枠210の外枠上側横部材211、中間横部材213、外枠左側縦部材221、および、中間縦部材223に取り囲まれる。外枠210の右上隅部に位置するセクション110Cでは、その四方が外枠210の外枠上側横部材211、中間横部材213、外枠右側縦部材222、および、中間縦部材224に取り囲まれる。
続いて、セクション110Aの四方を取り囲む外枠210の外枠上側横部材211、中間横部材213、外枠左側縦部材221、および、中間縦部材223の内側の全てに、目地板121Aを設置する。目地板121Aの高さは、たとえば4cmである。これにより、セクション110Aの四方は目地板121Aにより取り囲まれる。セクション110Cの四方を取り囲む外枠210の外枠上側横部材211、中間横部材213、外枠右側縦部材222、および、中間縦部材224の内側の全てに、目地板121Cを設置する。目地板121Cの高さは、たとえば4cmである。これにより、セクション110Cの四方は目地板121Cにより取り囲まれる。
次いで、セクション110Aにおいて、目地板121Aで取り囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成し、セクション110Cにおいて、目地板121Cで取り囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成する。具体的には、表層113の形成では、たとえばレーキを用いて表層用材料を均等に敷均し、次いで、たとえばハンディ式バイブレータを用い、所定の高さ(たとえば4cm)となるように締め固める。
これにより、セクション110A,110Cでは、たとえば図4,8に示すように下地層112および表層113からなる舗装層111が形成される。この場合、外枠210、舗装層111の下地層112および表層113、目地板121(121A,121C)の高さ方向の構成は、たとえば図8に示す構成となり、それら部材および舗装層の表面は同一面となる。舗装層111の正方形状のサイズは、たとえば1m×1mである。
次に、たとえば図5に示すように、中間縦部材223,224を除去すると、セクション110Aの右側縦方向の目地板121Aおよびセクション110Cの左側縦方向の目地板121Cが露出する。外枠210の中間部上側に位置するセクション110Bでは、その四方が外枠210の外枠上側横部材211、中間横部材213、セクション110Aの右側縦方向の目地板121A、および、セクション110Cの左側縦方向の目地板121Cに取り囲まれている。
続いて、セクション110Bでの外枠上側横部材211および中間横部材213の内側の全てに、目地板121Bを設置する。これにより、セクション110Bの四方は、セクション110Aの右側縦方向の目地板121A、目地板121B、および、セクション110Cの左側縦方向の目地板121Cに取り囲まれる。
次いで、セクション110Bにおいて、右側縦方向の目地板121A、目地板121B、および、セクション110Cの左側縦方向の目地板121Cで囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成する。表層113の形成は、セクション110A,110Cの場合と同様である。これにより、セクション110Bでは、たとえば図5,8に示すように下地層112および表層113からなる舗装層111が形成される。この場合、外枠210、舗装層111の下地層112および表層113、目地板121(121A,121B,121C)の高さ方向の構成は、たとえば図8に示す構成となり、それら部材および舗装層の表面は同一面となる。舗装層111の正方形状のサイズは、たとえば1m×1mである。
次に、たとえば図6に示すように、中間横部材213を除去すると、セクション110A〜11Cの下側横方向の目地板121A〜121Cが露出する。続いて、仮設型枠の外枠210内のセクション110Dの外周の右側縦方向部分(セクション110D,110Eの境界位置)に中間縦部材225を配置し、仮設型枠の外枠210内のセクション110Fの外周の左側縦方向部分(セクション110E,110Fの境界位置)に中間縦部材226を配置する。中間縦部材225,226の厚さ(高さ)は、たとえば中間縦部材223,224と同様である。中間縦部材225,226として、中間縦部材223,224を用いてもよい。
外枠210の左下側隅部に位置するセクション110Dでは、その四方が外枠210の外枠下側横部材212、外枠左側縦部材221、中間縦部材225、および、セクション110Aの下側横方向の目地板121Aに取り囲まれる。外枠210の右下側隅部に位置するセクション110Fでは、その四方が外枠210の外枠下側横部材212、外枠右側縦部材222、中間縦部材226、および、セクション110Cの下側横方向の目地板121Cに取り囲まれる。
続いて、セクション110Dでの外枠下側横部材212、外枠左側縦部材221、および、中間縦部材225の内側の全てに、目地板121Dを設置する。これにより、セクション110Dの四方はセクション110Aの下側横方向の目地板121Aおよび目地板121Dに取り囲まれる。セクション110Fでの外枠下側横部材212、外枠右側縦部材222、および、中間縦部材226の内側の全てに、目地板121Fを設置する。これにより、セクション110Fの四方はセクション110Cの下側横方向の目地板121Cおよび目地板121Fに取り囲まれる。
次いで、セクション110Dにおいて、下側横方向の目地板121Aおよび目地板121Dで囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成する。セクション110Fにおいて、下側横方向の目地板121Cおよび目地板121Fで囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成する。表層113の形成は、セクション110A,110Cの場合と同様である。
これにより、セクション110D,110Fでは、たとえば図6,8に示すように下地層112および表層113からなる舗装層111が形成される。この場合、外枠210、舗装層111の下地層112および表層113、目地板121(121A,121D,121C,121F)の高さ方向の構成は、たとえば図8に示す構成となり、それら部材および舗装層の表面は同一面となる。舗装層111の正方形状のサイズは、たとえば1m×1mである。
次に、たとえば図7に示すように、中間縦部材225,226を除去すると、セクション110Dの右側縦方向の目地板121Dおよびセクション110Fの左側縦方向の目地板121Fが露出する。外枠210の中間部下側に位置するセクション110Eでは、その四方が、外枠210の外枠下側横部材212、セクション110Bの下側横方向の目地板121B、セクション110Dの右側縦方向の目地板121D、および、セクション110Fの左側縦方向の目地板121Fに取り囲まれる。
続いて、セクション110Eでの外枠210の外枠下側横部材212の内側に、目地板121Eを設置する。これにより、セクション110Bの四方は、セクション110Dの右側縦方向の目地板121D、目地板121E、および、セクション110Fの左側縦方向の目地板121Fに取り囲まれる。
次いで、セクション110Eにおいて、右側縦方向の目地板121D、目地板121E、および、左側縦方向の目地板121Fで囲まれた領域の下地層112上に、表層用材料を供給し、表層113を形成する。表層113の形成は、セクション110A,110Cの場合と同様である。これにより、セクション110Eでは、たとえば図7,8に示すように下地層112および表層113からなる舗装層111が形成される。この場合、外枠210、舗装層111の下地層112および表層113、目地板121(121B,121D,121E,121F)の高さ方向の構成は、たとえば図8に示す構成となり、それら部材および舗装層の表面は同一面となる。舗装層111の正方形状のサイズは、たとえば1m×1mである。
次に、金コテを用いて、下地層112および表層113からなる舗装層111の表面を均一に仕上げた後、外枠210を除去する。
このような斜面型枠工法により、たとえば図2に示すように斜面部に目地板121(121A〜121F)が格子状に配置され、目地板121(121A〜121F)で囲まれる各セクション110A〜110F内に、下地層112および表層113からなる舗装層111が形成され、斜面構造110が得られる。この場合、必要に応じて、養生マットおよびブルーシートを敷設し、所定期間養生してもよい。
以上のように実施形態では、複数の仮設部材211〜213,221〜226を備えた仮設型枠という簡易な道具を用いて、セクション110A〜110F同士の連結部(境界部)に目地板121(121A〜121F)をセクション110A〜110F毎に設置することができるとともに、舗装層111をセクション110A〜110F毎に形成することができる。この場合、たとえば図2に示すようにセクション110A〜110Fの形状を矩形状に設定することにより、目地板121(121A〜121F)が格子状に配置され、目地板121(121A〜121F)で囲まれる各格子内に舗装層111が形成された斜面構造110を得ることができる。
このような実施形態では、従来のモルタル吹付工法とは異なり、大型の吹付機械等の大型の使用が不要となり、周辺の住民生活環境に悪影響を及ぼすことがなくなる。また、従来のブロック配設工法等とは異なり、トラックやクレーン等の大型機械等の使用が不要となり、コンクリートブロックを用いないから、施工手間がかからず、施工コストの低減を図ることができる。加えて、目地板121(121A〜121F)は、硬化体である舗装層111の連結部に設置されるから、舗装層111を版構造として連結することができ、舗装層111との一体的使用により斜面構造110を安定させることができる。また、これにより目地板121(121A〜121F)や舗装層111の位置ずれを防止することができるから、各部位の間での隙間の発生を抑制することができ、その結果、防草効果を高めることができる。さらに、目地板121(121A〜121F)として瀝青繊維質系目地板を用いる場合、耐候性および耐久性により長期間にわたり、セメントをバインダーとして用いた舗装層111の膨張収縮作用に対する目地材としての機能を十分に発揮することができる。
特に、下地層112の透水係数を、表層113と土の透水係数よりも大きく設定することにより、表層113を通過した雨水は下地層112を流れることができる。下地層112は、雨水の排水路として機能することができるから、斜面部の土の部分の崩落や洗掘の発生を抑制することができる。
(3)変形例
上記実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態は、各部材の構成や形状等について本発明範囲内で種々の変形が可能である。たとえば図11に示すような断面コ字状をなす固定ピン131を用い、目地版121を固定してもよい。
この場合、たとえば図11に示す斜面構造110では、おもに斜面構造110の格子状の縦方向中間に位置する目地板121A〜121Cに固定ピン131を配設している。この場合、十字状に配された目地板の交差部に設けるのが好適である。固定ピン131は、たとえば目地板を跨ぐようにして配設され、その先端部は、斜面部の路床101に埋設されて固定される。固定ピン131の長さ(高さ)は、たとえば15cmである。固定ピン131は、たとえば溶融亜鉛メッキ仕上げのものを用いる。この態様では、目地板121および舗装層111を斜面部により強固に固定することができるから、斜面構造110をさらに安定させることができる。
また上記実施形態では、たとえば複数の仮設部材を有する外枠210を用いて6個のセクション110A〜110Fを取り囲むようにしたが、これに限定されるものではない。たとえば複数個のセクションを取り囲む外枠を用いてもよいし、1個のセクションを取り囲む外枠を用いてもよい。上記実施形態では、舗装層として、下地層112および表層113からなる舗装層111を形成したが、舗装層111に限定されるものではなく、舗装層は3層以上であってもよいし、1層であってもよい。舗装層111の形状を平面視で正方形状に設定したが、これに限定されるものではなく、舗装層111の形状は、本発明が適用可能な形状であればよく、平面視で矩形状や三角形状等の種々の形状であってもよい。上記実施形態は、本発明の斜面型枠工法の第1工程〜第4工程を含む本発明の範囲内であれば、種々の変形が可能であるのは言うまでもないことである。
110…斜面構造、110A〜110F…セクション、101…路床101、111…舗装層、112…下地層、113…表層、121,121A〜121F…目地板(第1目地板、第2目地板)、210…外枠(仮設型枠、仮設部材)、210M…マーキング、211…外枠上側横部材(仮設型枠、仮設部材)、212…外枠下側横部材(仮設型枠、仮設部材)、213…中間横部材、221…外枠左側縦部材、222…外枠右側縦部材、223〜226…中間縦部材(仮設型枠、仮設部材)、131…固定ピン

Claims (4)

  1. 斜面部に舗装層を形成する斜面型枠工法において、
    前記斜面部に複数のセクションを設定し、複数の仮設部材を備えた仮設型枠を用い、前記複数のセクションのうちの少なくとも一つのセクションの外周に前記仮設部材を配置し、前記セクションを前記仮設部材により取り囲む第1工程と、
    前記セクションを取り囲む前記仮設部材の内側に第1目地板を配置し、前記セクションの前記第1目地板で取り囲まれた領域に舗装材料を供給して舗装層を形成する第2工程と、
    前記舗装層が形成された前記セクションの前記仮設部材のうちの少なくとも一つの仮設部材を除去してそこの第1目地板を露出させ、その露出第1目地板に隣接するセクションの外周における前記露出第1目地板以外の部分に前記仮設部材を配置し、前記隣接するセクションを前記仮設部材および前記露出第1目地板により取り囲む第3工程と、
    前記隣接するセクションの前記仮設部材の内側に第2目地板を配置し、前記隣接するセクションの前記第2目地板および前記露出第1目地板で取り囲まれた領域に舗装材料を供給して舗装層を形成する第4工程とを含むことを特徴とする斜面型枠工法。
  2. 前記第1工程では、前記複数のセクションを含むように前記仮設部材からなる外枠を設け、前記外枠の隅部を含むセクションの外周における前記外枠以外の部分に前記仮設部材を配置し、前記外枠の隅部を含むセクションを前記仮設部材により取り囲むことを特徴とする請求項1に記載の斜面型枠工法。
  3. 前記舗装材料として、下地層用材料および表層用材料を用い、前記舗装層として下地層および表層を形成し、前記下地層の透水係数を、前記表層と土の透水係数よりも大きく設定することを特徴とする請求項1または2に記載の斜面型枠工法。
  4. 前記第1目地板および前記第2目地板を固定する固定ピンを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の斜面型枠工法。
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