JP5338837B2 - 運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数種類の運動中の各運動を所定運動テンポで所定ループ回数繰り返すことにより所定時間の運動メニューを実行する際に、ユーザに対して各運動の内容を表す運動映像を表示して運動支援を行う運動支援装置に関する。具体的には、運動メニューの実行が開始された後に、運動テンポを変更する指示がされたとき、運動テンポが変更される前の運動メニューを実行する所定時間を基に、変更が指示された新たな運動テンポで各運動を繰り返すループ回数を決定して新たな運動制御情報を生成する運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラムに関する。
従来、ユーザに対して運動映像を表示することにより、運動支援を行う運動支援装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載の運動支援装置では、筋力トレーニング運動を実行するために、各ユーザの体力レベルに応じた運動テンポで、運動映像が表示されると共に音楽が出力される。表示画面に表示される筋力トレーニング運動の運動映像に習って、ユーザは各運動を行い、運動メニューを実行する。各ユーザの体格及び運動習慣などのユーザ情報と、体力レベルとに基づいて、筋力トレーニング運動の運動メニューが作成される。運動メニューを構成する各運動は、各ユーザの体力レベルに基づく運動テンポで実行される。
特許文献1に記載の運動支援装置は、例えばフィットネスクラブなどで活用される。フィットネスクラブのレッスンは、開始時刻と終了時刻とが定められている。このようなレッスンにおいて運動支援装置が用いられるとき、運動支援装置により生成された運動映像に習って、一度に複数のユーザが同一の運動メニューを同じ運動テンポで実行する。一度に複数のユーザが同一の運動メニューを同じ運動テンポで実行するとき、複数のユーザの中の一部が体力レベルなどから現在の運動テンポに合わない場合、運動テンポを変更する必要が生ずる。
例えば、フィットネスクラブのインストラクターが、運動の開始後に、ユーザの遅れ気味の運動状態を見て運動テンポを遅くした方がよいと判断すると、運動メニューの運動テンポを遅くする変更指示を運動支援装置に行う。
特開2010−82054号公報
しかしながら、運動の開始後に、運動テンポを遅くする変更指示を行うと、変更指示が行われた後の運動テンポで運動メニューが実行される時間は、変更指示が行われる前の運動テンポで運動メニューが実行される時間より長くなる。そのため、予定していたレッスンの終了時刻が過ぎても運動メニューの実行が終了しないことがある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、運動メニューを実行している間に、運動テンポを遅いテンポへ変更する変更指示が行われたとき、変更指示が行われた後の新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを含む新たな運動制御情報を生成することにより、変更指示前の運動メニューの実行時間より大幅に延長されることを防ぐことができる運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラムを提供することである。
請求項1記載の運動支援装置は、運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶部と、前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部に記憶された運動制御情報に従って表示部を制御する表示制御部と、前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示部と、前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成部と、を備え、前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部により遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定し、前記表示制御部は、前記情報生成部により生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御することを特徴とするものである。
請求項2記載の運動支援装置は、前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、前記記憶部に記憶された運動テンポと、前記指示に従って変更された同じ運動の新たな運動テンポとの比、および前記記憶部に記憶されたループ回数に基づいて、新たなループ回数を算出することを特徴とするものである。
請求項3記載の運動支援装置は、前記運動メニューの中で現在実行されている運動の種類を特定する特定部を備え、前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記特定部により特定された種類の運動の次の種類の運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を決定し、新たな運動制御情報を生成することを特徴とするものである。
請求項4記載の運動支援装置は、前記運動メニューは、複数種類の運動から構成されるメイン運動と、このメイン運動後に実行されるクールダウン運動とを少なくとも含み、前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記クールダウン運動について、新たな運動テンポへの変更を禁止するテンポ変更禁止部を備え、前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記メイン運動を構成する各運動について、前記指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定することを特徴とするものである。
請求項5記載の運動支援装置は、前記テンポ変更指示部は、前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポ又は早いテンポへの変更を指示し、前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部により早いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より多い新たなループ回数を決定し、新たな運動制御情報を生成することを特徴とするものである。
請求項6記載の運動支援方法は、運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶ステップと、前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部に記憶された運動制御情報に従って表示部を制御する第1の表示制御ステップと、前記記憶ステップにより記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示ステップと、前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示ステップによりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成ステップと、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動の内容を表す運動映像が前記新たな運動テンポに対応するテンポで前記新たなループ回数だけ表示されるように、前記情報生成ステップにより生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御する第2の表示制御ステップと、を備え、前記情報生成ステップは、前記テンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶ステップにより記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定することを特徴とするものである。
請求項7記載の運動支援プログラムは、運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶部から、前記運動制御情報を取得する取得ステップと、前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部から取得された運動制御情報に従って表示部を制御する第1の表示制御ステップと、前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示ステップと、前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示ステップによりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成ステップと、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動の内容を表す運動映像が前記新たな運動テンポに対応するテンポで前記新たなループ回数だけ表示されるように、前記情報生成ステップにより生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御する第2の表示制御ステップと、を備え、前記情報生成ステップは、前記テンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定し、前記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、テンポ変更指示部により遅いテンポへの変更が指示されたとき、記憶部に記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を含む新たな運動制御情報が、情報生成部により生成される。情報生成部により生成された新たな運動制御情報に従って、表示制御部が表示部を制御する。運動メニューを実行している間に、遅いテンポへの変更が指示された場合であっても、遅いテンポへの変更が指示された後に実行される各運動について、ループ回数が新たな運動テンポに応じて少なくされるので、運動テンポが遅く変更されたにも拘わらず記憶部に記憶されたループ回数で各運動を実行する場合と比べ、運動メニューの実行時間が大幅に延長されることを防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、情報生成部は、記憶部に記憶された運動テンポと、テンポ変更指示部による指示に従って変更される新たな運動テンポとの比、および記憶部に記憶されたループ回数に基づいて、新たなループ回数を算出する。このため、テンポ変更指示部による指示に従って新たな運動テンポへ変更されても、遅いテンポへの変更が指示された後に実行される各運動について、新たなループ回数を正確に算出し、運動メニューの全体の実行時間が延長されることを確実に防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、テンポ変更指示部により遅いテンポへの変更が指示されたとき、現在実行されている運動の種類が特定部により特定される。この特定された運動の種類の次の種類の運動について、新たな運動制御情報が生成される。このため、運動メニューを実行している間に、運動テンポの変更が指示された場合であっても、実行している運動の途中から運動テンポが変更されることがなく、ユーザは、表示部に表示される運動映像を見て、運動の種類ごとの運動テンポに従って運動メニューを行うことができる。よって、同じ種類の運動を行っている途中で急に運動テンポが変更されることがなく、運動の種類の切り換わりに同期して運動テンポを変更することから、各運動においてユーザは同じ運動テンポで身体の動きを乱すことなく運動メニューを行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、運動制御情報に含まれるメイン運動とクールダウン運動とのうち、クールダウン運動について新たな運動テンポへ変更されることが、テンポ変更禁止部により禁止される。情報生成部はメイン運動を構成する各運動について、新たな運動テンポと新たなループ回数とを決定する。テンポ変更指示部により、記憶部に記憶された運動テンポを遅いテンポへ変更する指示がされた場合であっても、クールダウン運動に対応する運動テンポが変更されないことにより、クールダウン運動のループ回数は、記憶部に記憶されたループ回数が保たれる。そのため、ユーザは、クールダウン運動の内容を示す運動映像に従って、十分な回数の整理体操を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、テンポ変更指示部により、記憶部に記憶された運動テンポより早いテンポへ変更する指示がされたとき、情報生成部は、記憶部に記憶されたループ回数より多い新たなループ回数を決定する。そのため、運動メニューを実行している間に、早いテンポへ変更する指示がされ、運動テンポが変更された場合であっても、記憶部に記憶されたループ回数で変更後の新たな運動テンポに従って運動メニューを実行する場合と比べ、変更後の運動メニューの全体の実行時間が大幅に短くなることを防ぐことができる。
請求項6または請求項7記載の発明によれば、テンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示されたとき、記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を含む運動制御情報が、情報生成ステップにより生成される。運動メニューを実行している間にテンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示された場合であっても、遅いテンポへの変更が指示された後に実行される各運動について、ループ回数が新たな運動テンポに応じて少なくされるので、運動テンポが遅く変更されたにも拘わらず記憶されたループ回数で各運動を実行する場合に比べ、運動メニューの実行時間が大幅に延長されることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る映像及び楽曲を出力する出力端末装置1の全体構成を示す外観図である。 出力端末装置1に各種の指示を送信する情報入力部4を示す外観図である。 出力端末装置1の電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態において、第1運動リストを記憶する第1運動リスト記憶領域の記憶内容を示す説明図である。 本実施形態において、モデルの手足の一連の動きを表す多数の運動映像がディスプレイ3上で順番に切り換わる状態を示す概念図である。 変更制御プログラムの処理により、第1運動リストの運動テンポ及びループ回数が変更された第2運動リストを記憶する第2運動リスト記憶領域の記憶内容を示す説明図である。 出力端末装置1の全体動作を制御する主制御プログラムの処理手順を示すフローチャートである。 運動テンポ及びループ回数を変更する変更制御プログラムの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の運動支援装置を、映像及び楽曲を出力する出力端末装置に適用した一実施形態について説明する。ユーザが運動メニューを構成する複数種類の運動を順番に実行するために、出力端末装置は、運動動作を示す運動映像をディスプレイに表示させ、スピーカに楽曲を出力させる装置である。出力端末装置は、ディスプレイに運動映像を表示させるとき、運動動作を行うモデルの映像と、背景画像とをディスプレイに表示させる。以下、本実施形態について図面を参照して説明する。
[出力端末装置1の外観的構成]
図1は、本実施形態の出力端末装置1の全体構成を示す外観図である。出力端末装置1は、情報入力部4と操作入力部5とを備え、赤外線などにより情報入力部4と無線で通信可能である。出力端末装置1は、ディスプレイ3に運動映像表示指令を送信する。この表示指令に従って、ディスプレイ3は、運動の動作を表す運動映像31を表示する。ディスプレイ3は、フィットネスクラブにおいて多数の参加者300が見ることができるように大きな画面を備える。運動映像表示指令の送信と同期して、出力端末装置1は、スピーカ2に楽曲出力指令を送信する。この出力指令に従って、スピーカ2は楽曲を出力する。スピーカ2から出力される楽曲は、多数の参加者300が聞くことができるBGMとして出力される楽曲である。運動映像と楽曲動作とが同期して出力される出力端末装置1の構成は、特開2011−48546号公報などに記載され、公知であるので、その詳細な説明を省略する。操作入力部5は、情報を入力するキーボード、および、入力された情報を表示する表示画面を備える公知の構成を有する。尚、本実施形態においてフィットネスクラブのレッスンに参加する参加者300が、出力端末装置1により運動支援を受けるユーザの一例である。
図2は、情報入力部4を示す外観図である。情報入力部4は、フィットネスクラブのインストラクター200が手に持って操作できるように小型のリモコンとして構成される。情報入力部4は、開始ボタン4aと、BPM変更ボタン4bと、BPM指定ボタン4cと、BPM表示画面4dと、BPM表示切換ボタン4eとを備える。レッスンの開始を出力端末装置1に指示するために、開始ボタン4aが、インストラクター200により押下操作可能に構成される。BPM指定ボタン4cは、運動テンポを早くするボタンと、運動テンポを遅くするボタンとからなる。BPM指定ボタン4cの各ボタンは、運動テンポを増減させて指定するために、インストラクター200により押下操作可能に構成される。運動テンポ指定ボタン4cの各ボタンにより指定された運動テンポへの変更を出力端末装置1に指示するために、BPM変更ボタン4bが、インストラクター200により押下操作可能に構成される。BPM表示画面4dは、BPM変更ボタン4bにより変更が指示された運動テンポの値などを表示するように構成される。BPM表示画面4dの表示内容を切り換えるために、BPM表示切換ボタン4eが、インストラクター200により押下操作可能に構成される。
BPM表示画面4dは、変更テンポ表示状態と、実行テンポ表示状態とを有する。変更テンポ表示状態は、BPM指定ボタン4cの各ボタンが操作されたときに、各ボタンにより増減された新たな運動テンポの値を表示する状態である。実行テンポ表示状態は、運動メニューを構成する複数種類の運動である複数種類のモーションのうちで、現在実行されているモーションに対応する運動テンポを表示する状態である。変更テンポ表示状態において、BPM表示切換ボタン4eが操作されたときに、BPM表示画面4dは、変更テンポ表示状態から実行テンポ表示状態へ切り換えられる。更に、BPM表示切換ボタン4eが操作されたときに、BPM表示画面4dは、現在実行しているモーションの次のモーションに対応する運動テンポを表示する状態に切り換えられる。すなわち、実行テンポ表示状態において、BPM表示切換ボタン4eが1回押下されるごとに、BPM表示画面4dに表示される運動テンポは、表示されている運動テンポに対応するモーションの、次のモーションの運動テンポに切り換えられる。
[出力端末装置1の電気的構成]
図3は、本実施形態の出力端末装置1の電気的構成を示すブロック図である。出力端末装置1は、CPU11を備える。CPU11は、出力端末装置1の全体動作を制御する。また、出力端末装置1は、RAM13と、ROM14と、ネットワーク接続部15とを備える。CPU11は、RAM13と、ROM14と、ネットワーク接続部15と、情報受信部16とにそれぞれ接続される。CPU11は、RAM13、ROM14などの記憶手段と共に、出力端末装置1の動作を制御処理するコンピュータを構成する。また、出力端末装置1は、ネットワーク接続部15を備える。ネットワーク接続部15は、インターネットを介して、運動映像を表示するためのデータを多数保存する運動情報サーバなどの情報サーバと通信する。たとえば、インストラクター200などが操作入力部5を使用して各種の情報サーバのIPアドレスなどを入力することにより、出力端末装置1は、ネットワーク接続部15を介して、各種の情報サーバと通信する。この通信の間に、インストラクター200などが操作入力部5を操作することにより、各情報サーバが保存する各種の情報を選択することができる。その選択された情報は、ネットワーク接続部15を介して出力端末装置1により取得される。情報受信部16は、情報入力部4と通信するために備えられる。情報入力部4により行われる指示が、情報受信部16を介して、CPU11へ伝送される。
(RAMの説明)
図3に示すRAM13は、第1運動リスト記憶領域131と、運動映像情報記憶領域132と、楽曲情報記憶領域133、変更テンポ記憶領域134と、第2運動リスト記憶領域135とを含む。
(第1運動リストの説明)
第1運動リスト記憶領域131は、第1運動リストを一時記憶する。図3は、第1運動リスト記憶領域131の記憶内容を示す概念図である。
第1運動リストは、参加者300が運動メニューを実行するために、運動メニューを構成する複数種類の運動である複数種類のモーションと、各運動である各モーションの実行順序とを定めるリストである。第1運動リストは、図4に示すように、エクササイズ名と、エクササイズ番号と、運動テンポと、基本拍数と、ループ回数と、モーション名と、モーション番号と、楽曲名とを含む。運動メニューは、複数のエクササイズからなり、本実施形態では、エクササイズとして、ウォーミングアップと、メイン運動と、クールダウンとを含む。各エクササイズは、1つ以上のモーションからなる。本実施形態では、ウォーミングアップは、モーションとして、ハーフ・スクワットと、クォータ・スクワットとを含む。メイン運動は、モーションとして、マーチと、フロントランジと、バックランジとを含む。クールダウンは、モーションとして、太腿ストレッチと、ふくらはぎストレッチとを含む。
エクササイズ名は、エクササイズの名前を表し、エクササイズの種類を特定するために使用される。エクササイズ番号は、第1運動リスト中の各エクササイズを実行する順番を表す。本実施形態では、エクササイズ番号として、番号1〜3が、ウォーミングアップ、メイン運動、及びクールダウンにそれぞれ付され、各エクササイズはウォーミングアップから順番に実行される。
運動テンポは、各モーションを実行するときの運動テンポを表し、各モーションに対応して設定される。基本拍数は運動テンポを、単位時間あたりの拍数が数値化されたものである。本実施形態においては、例えば運動テンポが「120」であるとき、1分間に120拍がカウントされる速さであることを示している。各モーションは、モデルの手足の一連の動きを1単位の動きとして定められる。ループ回数は、各モーションの1単位の動きであるループを繰り返す回数を表し、各モーションに対応して設定される。基本拍数は、各モーションの1単位の動きを実行するのに必要な拍数を表し、各モーションに対応して設定される。たとえば、図5に示す番号1〜32に対応するモデルの動きは、基本拍数が「32」のマーチについての手足の1単位の動きを示す。
モーション名は、モーションの名前を表し、モーションの種類を特定するために使用される。モーション番号は、各エクササイズ中の各モーションを実行する順番を表す。本実施形態では、ウォーミングアップに属するモーションとして、番号1−1、及び番号1−2が、ハーフ・スクワット、及びクォータ・スクワットにそれぞれ付され、ウォーミングアップは、ハーフ・スクワットから順番に実行される。同様に、メイン運動に属するモーションとして、番号2−1、番号2−2、及び番号2−3が、マーチ、フロントランジ、及びバックランジにそれぞれ付され、メイン運動は、マーチから順番に実行される。クールダウンのモーションとして、番号3−1、及び番号3−2が、太腿ストレッチ、及びふくらはぎストレッチにそれぞれ付され、クールダウンは、太腿ストレッチから順番に実行される。
楽曲名は、スピーカ2から出力される楽曲の名前を表す。楽曲名は、モーションに対応して設定される。楽曲名が示す楽曲が、各モーションを実行するときにスピーカ2から出力される。第1運動リストの各エクササイズ中の各モーションが、モーション番号に従って実行されると、実行されるモーションに対応する楽曲が出力される。
第1運動リストは、運動メニューを構成する複数種類のモーションを順番に実行するために、図4に示すように、エクササイズ名と、エクササイズ番号と、運動テンポと、基本拍数と、ループ回数と、モーション名と、モーション番号と、楽曲名との8つの情報を含む。インストラクター200、又は特定の参加者300は、出力端末装置1の操作入力部5を操作して、第1運動リストの各情報を第1運動リスト記憶領域131に予め記憶させることができる。インストラクター200などは、第1運動リストの各情報を第1運動リスト記憶領域131に予め記憶させることにより、所定の実行時間の運動メニューを作成する。本実施形態の第1運動リストが、本発明の「記憶部に記憶された運動制御情報」の一例である。
第1運動リストを生成するために、まず、インストラクター200などが操作入力部5を操作することにより、出力端末装置1は、図示外の運動情報サーバと通信する。この通信の間に、インストラクター200などが、操作入力部5を操作することにより、運動情報サーバが保存する多数のエクササイズ名及び多数のモーション名の中から、複数の所望のエクササイズ名と、複数の所望のモーション名とを選択する。出力端末装置1は、選択された複数のエクササイズ名及び複数のモーション名を、運動情報サーバから取得する。
運動テンポは、各モーションに対応して、インストラクター200などにより設定され、第1運動リスト記憶領域131に記憶される。ループ回数は、各モーションに対応して、インストラクター200などにより設定され、第1運動リスト記憶領域131に記憶される。基本拍数は、運動情報サーバから取得されるモーション名に対応付けられた情報に含まれており、その取得された基本拍数が、第1運動リスト記憶領域131に記憶される。そのため、インストラクター200などにより、運動情報サーバからモーション名が取得されると、モーション名に対応付けられた基本拍数が決定される。
インストラクター200などが操作入力部5を操作することにより、出力端末装置1は、図示外の楽曲情報サーバと通信する。この通信の間に、インストラクター200などが、操作入力部5を操作することにより、楽曲情報サーバが保存する多数の楽曲名の中から、複数の所望の楽曲名を選択する。出力端末装置1は、選択された複数の楽曲名を楽曲情報サーバから取得する。このようにして、インストラクター200などにより設定され、生成された第1運動リストが、第1運動リスト記憶領域131に一時記憶される。尚、第1運動リストを生成する構成は、特開2011−48546号公報などに記載されているので、その詳細な説明を省略する。
第1運動リストに従って各モーションが実行されるとき、各モーションは、エクササイズ番号及びモーション番号により表された順に従って実行される。そのため、出力端末装置1は、第1運動リストのエクササイズ番号及びモーション番号に従って、実行中のモーションのエクササイズ名とモーション名とを特定可能である。
(運動映像の説明)
RAM13の運動映像情報記憶領域132は、第1運動リストのモーション名に対応する運動映像情報を記憶する。運動映像情報記憶領域132に記憶される運動映像情報は、例えば、ネットワーク接続部15を介して図示外の映像情報サーバから取得される。具体的には、インストラクター200などが操作入力部5を操作することにより、出力端末装置1は、図示外の映像情報サーバと通信する。この通信の間に、インストラクター200などが、操作入力部5を操作することにより、映像情報サーバが保存する多数の映像情報の中から、複数の所望のモーション名に対応する運動映像情報を選択する。出力端末装置1が、映像情報サーバから第1運動リストの各モーション名に対応する運動映像情報を取得することにより、その運動映像情報が運動映像情報記憶領域132に記憶される。例えば、モーション名「ハーフ・スクワット」に対応する運動映像情報として、「ハーフ・スクワット映像」が運動映像情報記憶領域132に記憶される。同様に、モーション名「クォータ・スクワット」に対応する運動映像情報として、「クォータ・スクワット映像」が運動映像情報記憶領域132に記憶される。
図5は、モーション名に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域132から読み出されることにより、1単位の動きを示す運動映像がディスプレイ3に表示される一例を示す概念図である。図5は、モーション名「マーチ」に対応する運動映像「マーチ映像」が、ディスプレイ3に表示される表示状態を示す。図5に示す「1」〜「32」の番号は、ディスプレイ3に表示される静止画像の順序を表している。番号「1」〜「32」に対応する静止画像がディスプレイ3により連続して表示されることで、運動映像31として、1単位の動きを示す「マーチ映像」が1回表示される。
本実施形態において、モーション名「マーチ」の基本拍数「32」に対応して、基本拍数と同じ数の「1」〜「32」の静止画像がディスプレイ3に表示される。モーション名「マーチ」が実行される時、1拍に対応して1つの静止画像が表示される。このように、運動映像情報記憶領域132は、図5に一例として示すモーションの1単位の動きを示す静止画像群を運動映像情報として記憶する。モーションの1単位の動きを複数回実行する場合には、運動映像情報記憶領域132に記憶された運動映像情報に従って静止画像群が実行される回数分だけディスプレイ3に繰り返し表示される。
楽曲情報記領域133は、第1運動リストの楽曲名に対応する楽曲情報を記憶する。楽曲情報サーバから第1運動リストの各楽曲名に対応する楽曲情報が取得されることにより、その楽曲情報は楽曲情報記憶領域133に記憶される。例えば、楽曲名「TT」に対応して、楽曲情報「TT.midi」が楽曲情報記憶領域133に記憶される。同様に、楽曲名「UU」に対応して、楽曲情報「UU.midi」が楽曲情報記憶領域133に記憶される。
変更テンポ記憶領域134は、インストラクター200が情報入力部4のBPM指定ボタン4cにより指定する運動テンポを記憶する。出力端末装置1は、インストラクター200が情報入力部4のBPM変更ボタン4bにより行う運動テンポの変更指示を受信し、BPM指定ボタン4cにより指定された運動テンポを記憶する。
(第2運動リストの説明)
第2運動リスト記憶領域135は、第2運動リストを記憶する。図6は、第2運動リスト記憶領域133の記憶内容を示す説明図である。図6に示すように、第2運動リストは、第1運動リストの運動テンポを変更する指示が行われたとき、変更される運動テンポに従って、第1運動リストの運動テンポとループ回数とが変更されることにより、生成される。第1運動リストの運動テンポを変更する指示が行われると、第1運動リストの運動テンポを変更する指示がされたモーションより後のモーションについて、運動テンポが変更される。第2運動リストにおいては、第1運動リストのモーションの運動テンポが変更される場合であっても、そのモーションの実行時間が、運動テンポが変更される前の実行時間と同等になるように、モーションに対応するループ回数などの値が変更される。第1運動リスト及び第2運動リストに従って、各モーションの実行時間は、各モーションの基本拍数と運動テンポとループ回数とにより決定される。本実施形態では、運動テンポが変更されるモーションの実行時間を、運動テンポが変更される前の実行時間と同等にするため、第1運動リストにおいて、運動テンポが変更されるモーションのループ回数が変更される。つまり、第2運動リストは、第1運動リストのモーションについて、基本拍数を変更することなく、運動テンポと、ループ回数とが変更されて生成される。また、第2運動リストの楽曲名は、第1運動リストの楽曲名と同一である。
(ROMの説明)
図2に示すROM14は、各種のプログラム記憶領域を含む。プログラム記憶領域は、主制御プログラム記憶領域141と、変更制御プログラム記憶領域142と、閾値決定テーブル記憶領域143とを含む。主制御プログラム記憶領域141は、出力端末装置1の全体動作を制御するための主制御プログラムを記憶する。具体的には、主制御プログラムは、図7に示すフローチャートに従う処理を実行し、第1運動リスト及び第2運動リストに従って、運動映像を表示し、楽曲を出力するプログラムである。また、変更制御プログラム記憶領域142は、第1運動リストの運動テンポ及びループ回数の変更を制御するための変更制御プログラムを記憶する。変更制御プログラムに従って、第1運動リスト中の特定のモーションに対応する運動テンポ及びループ回数が変更されると、その特定のモーションに対応する第2運動リスト中の運動テンポ及びループ回数が変更される。変更制御プログラムの詳細な処理は、後述する。
本実施形態では、これらの構成を備える出力端末装置1が、主制御プログラムに従って制御されて動作する。出力端末装置1に対して、インストラクター200が情報入力部4の開始ボタン4aを押下することにより、レッスンの開始が指示される。レッスンが開始されると、ディスプレイ3には、第1運動リストのモーション名に示されるモーションの運動映像31が表示される。各モーションの基本拍数で行われる1単位の動きが、第1運動リストの運動テンポで、ループ回数だけ繰り返して実行されると、第1運動リスト中の次のモーションの1単位の動きが実行される。参加者300は、運動映像31を見ながら各モーションを実行する。
フィットネスクラブのレッスンでは、開始時間と終了時間とが予め定められ、所要時間が規定されていることがある。この場合、インストラクター200は、規定された所要時間で運動メニューが完了するように第1運動リストの8つの情報を設定している。しかしながら、インストラクター200は、レッスンの開始後に参加者300の運動の状況を見て、第1運動リストの運動テンポを変える必要があると判断することがある。インストラクター200が、運動テンポを変える必要があると判断したとき、情報入力部4のBPM指定ボタン4cにより、運動テンポを速くする、または遅くする指定を行い、BPM変更ボタン4bを押下する。CPU11は、情報受信部16から運動テンポを変更する指示を受信し、指示に従って第1運動リストを変更する制御を行う。これにより、ディスプレイ3に表示されている運動映像31により表されるモーション名の次のモーション名から、運動テンポが変更される。参加者300は、変更された運動テンポで表示される運動映像31を見ながら、変更後の運動テンポで次のモーションを実行する。
<出力端末装置1の動作の説明>
以上、説明した構成からなる本実施形態の出力端末装置1の動作及び作用について、図7及び図8を参照して説明する。図7及び図8は、出力端末装置1における動作の処理手順を示すフローチャートである。出力端末装置1は、内部電源又はコンセントを介して商用電源などの外部電源と接続されたことにより起動する。そして、出力端末装置1は、CPU11が主制御プログラムを実行することにより動作する。図7及び図8に示す各ステップの処理は、CPU11により実行される。
(主制御処理の説明)
図7に示す主制御処理が電源との接続により実行されると、最初にステップS10で電源スイッチがユーザによりONされたかが判断される。電源スイッチがONされたと判定されるまで、ステップS10が繰り返される。電源スイッチがONされたと判定されたとき、ステップS12が実行される。電源スイッチはハードウエアスイッチであっても、ソフトウエアにより動作されるスイッチであっても良い。
ステップS12では、第1運動リストが決定される。具体的には、第1運動リストは、インストラクター200等が予め選択したモーション名のそれぞれについて、運動テンポと繰り返し回数とが指定されて生成されることにより、決定される。生成された第1運動リストは、図4に示すように、RAM13の第1運動リスト記憶領域131に記憶される。
ステップS14は、レッスンの開始が指示されたか否かが判断される。レッスンの開始指示は、情報入力部4の開始ボタン4aが押下されたことをCPU11が検知することにより判断される。レッスンの開始が指示されたことを検知するまで、ステップS14が繰り返し実行される。レッスンを開始する指示が検知されると、ステップS16が実行される。
ステップS16では、第1運動リスト中の開始するモーション名を設定するため、エクササイズ番号と、モーション番号とが、それぞれ「0」に設定される。
ステップS18では、エクササイズ番号に「1」が追加される。追加されたエクササイズ番号が、実行されるモーション名が属するエクササイズ番号となる。
ステップS20では、モーション番号に「1」が追加される。追加されたモーション番号が、実行されるモーションを示すモーション番号となる。
ステップS21では、RAM13の第2運動リスト記憶領域135に、第2運動リストが記憶されているかが判断される。第2運動リストが記憶されていると判断されないと、ステップS22が実行される。第2運動リストが記憶されていると判断されると、ステップS23が実行される。
ステップS22では、ステップS18の処理により設定されるエクササイズ番号と、ステップS20の処理により設定されるモーション番号とにより指定されるモーション名の実行が、第1運動リストに従って開始される。ステップS22の処理が行われると、第1運動リストのモーション名に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域132から読み出され、運動映像31がディスプレイ3に表示される。ディスプレイ3に運動映像31が表示されるとき、実行されるモーション名に対応して設定されている楽曲名の楽曲情報が、楽曲情報記憶領域133から読み出され、第1運動リストに設定されている運動テンポに相当するテンポで、楽曲情報に従って楽曲がスピーカ2から出力される。
ステップS23では、ステップS18の処理により設定されるエクササイズ番号と、ステップS20の処理により設定されるモーション番号とにより指定されるモーション名の実行が、第2運動リストに従って開始される。ステップS23の処理が行われると、第2運動リストのモーションに対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域132から読み出され、運動映像31がディスプレイ3に表示される。ディスプレイ3に運動映像31が表示されるとき、実行されるモーション名に対応して設定されている楽曲名の楽曲情報が、楽曲情報記憶領域133から読み出され、第2運動リストに設定されている変更された運動テンポに相当するテンポで、楽曲情報に従って楽曲がスピーカ2から出力される。
ステップS24では、ステップS22またはステップS23においてモーションの実行が開始される運動リストの運動テンポの変更指示が行われたかが判断される。具体的には、運動テンポが、第1運動リストまたは第2運動リストに従ってモーションが実行された後に、情報入力部4のBPM指定ボタン4cにより指定され、BPM変更ボタン4bにより変更が指示されたかが判断される。ステップS24において、運動テンポの変更が指示されたと判断されると、ステップS26の変更制御処理が実行される。ステップS24において、運動テンポの変更が指示されたと判断されないと、ステップS28の処理が実行される。
ステップS26では、図8に示すフローチャートに従って変更制御処理が実行される。変更制御処理の詳細な説明は、後述する。
ステップS28では、ステップS22またはステップS23において開始されたモーションの実行が完了したかが判断される。モーションの実行が完了したと判断されると、ステップS30の処理が行われる。モーションの実行が完了したと判断されないと、ステップS24の処理が繰り返される。
ステップS30では、ステップS22またはステップS23において実行が開始されたモーションのエクササイズの全てのモーションが実行されたかが判断される。例えば、ステップS22またはステップS23において、モーション名「マーチ」が行われるとき、ステップS30では、モーション名「マーチ」に対応するエクササイズ名「メイン運動」の全てのモーションであるモーション名「マーチ」、「フロントランジ」、「バックランジ」が完了したかが判断される。ステップS30において、1つのエクササイズについて、全てのモーションの実行が完了したと判断されると、ステップS32の処理が実行される。ステップS30において、1つのエクササイズの全てのモーションの実行が完了したと判断されないと、ステップS20の処理が実行される。
ステップS32においては、レッスンの実行が完了したかが判断される。レッスンの実行とは、RAM13の第1運動リスト記憶領域131に記憶されている第1運動リストの全てのモーションまたは第2運動リスト記憶領域135に記憶されている第2運動リストの全てのモーションが実行されることである。第1運動リストまたは第2運動リストの全てのモーションが実行されたことが判断されると、ステップS34の処理が行われる。第1運動リストまたは第2運動リストの全てのモーションが実行されたことが判断されないと、ステップS18の処理が実行される。
ステップS34では、電源スイッチがOFFされたかが判断される。電源スイッチがOFFされたことを判断すると、主制御処理が終了される。電源スイッチがOFFされたことが判断されないと、ステップS12の処理が繰り返し実行される。
(変更制御処理)
図8に示す変更制御処理について、詳細に説明する。ステップS260では、ステップS24において運動テンポの変更が指示されたモーションについて、モーション名と、モーション番号と、エクササイズ名と、エクササイズ番号とが取得される。
ステップS261では、ステップS260において取得されたモーションのエクササイズ名が「メイン運動」であるかが判断される。ステップS261において、エクササイズ名「メイン運動」のモーションについて運動テンポの変更指示が行われたと判断されると、ステップS262が実行される。エクササイズ名「メイン運動」のモーションの変更指示が行われたと判断されないと、ステップS264が実行される。
ステップS262では、ステップS260において取得された運動テンポの変更指示が行われたモーションが、実行中のモーションであるかが判断される。運動テンポの変更指示が行われたモーションが実行中のモーションであると判断されると、ステップS263の処理が実行される。運動テンポの変更指示が行われたモーションが実行中のモーションであると判断されないと、ステップS265の処理が実行される。
ステップS263では、ステップS262においてエクササイズ名「メイン運動」の実行中のモーションの運動テンポの変更指示が行われたと判断されたとき、モーション番号に「1」が追加される。
ステップS264では、エクササイズ名「メイン運動」の1番目のモーションが特定される。例えば、図4に示す第1運動リストに従ってレッスンが行われるとき、第1運動リストからエクササイズ名「メイン運動」の1番目のモーション名「マーチ」が特定される。
ステップS265では、ステップS263またはステップS264において特定されたモーションについて、運動テンポとループ回数とが第1運動リスト記憶領域131に記憶された第1運動リストに従って取得される。
ステップS266では、情報入力部4のBPM変更ボタン4bにより変更が指示された運動テンポが取得される。BPM変更ボタン4bにより指示された運動テンポは、RAM13の変更テンポ記憶領域134に記憶されている。
ステップS267では、ステップS266において取得された変更テンポが、第1運動リストの運動テンポより大きいかが判断される。変更テンポが、第1運動リストの運動テンポより大きいと判断されると、すなわちテンポを速くすると判断されると、ステップS268の処理が実行される。変更テンポが、第1運動リストの運動テンポより大きいと判断されないと、すなわちテンポを遅くすると判断されると、ステップS270の処理が実行される。
ステップS268では、速いテンポへの変更後のループ回数が算出される。変更後のループ回数とは、変更テンポでモーションが実行されるときのループ回数である、変更後のループ回数は、速くされた変更テンポと、ステップS265において第1運動リストから取得されたモーションの運動テンポとループ回数とから、算出される。
ステップS268では、変更後のループ回数が、第1運動リストのモーションのループ回数と、第1運動リストのモーションの変更前後の両運動テンポの比とにより、算出される。具体的には、情報入力部4により変更が指定された運動テンポを、第1運動リストのモーションの変更前の運動テンポで割った値と、第1運動リストのモーションのループ回数との積が、変更後のループ回数である。
ステップS269では、ステップ268において算出されたループ回数が、整数でない場合に、ステップS268において算出された変更後のループ回数の端数を繰り上げる処理が行われる。ステップS269の処理により決定されたループ回数が、速いテンポへの変更後のループ回数と設定される。
ステップS270では、遅いテンポへの変更後のループ回数が算出される。遅いテンポへの変更後のループ回数は、速いテンポへの変更後のループ回数と同様に、遅くされた変更テンポと、ステップS265において第1運動リストから取得されたモーションの運動テンポとループ回数とから、算出される。
ステップS271では、ステップS270において算出されたループ回数が、整数でない場合に、ステップS268において算出された変更後のループ回数の端数を切り捨てる処理が行われる。ステップS271の処理により決定されたループ回数が、変更後のループ回数と設定される。
ステップS272では、第1運動リストのモーションに対応する運動テンポ及びループ回数が、ステップS266において取得された変更テンポと、ステップS269またはステップS271の処理において設定されたループ回数とに変更される。第1運動リストの運動テンポ及びループ回数が変更された運動リストが、第2運動リストとして設定される。変更テンポとループ回数とが設定された第2運動リストが、RAM13の第2運動リスト記憶領域135に記憶される。
ステップS273では、エクササイズ名「メイン運動」である1つのエクササイズを構成する各モーションのうち、実行中のモーションより後の全てのモーションの運動テンポと、ループ回数とが、変更されたかが判断される。エクササイズ名「メイン運動」において、実行中のモーションより後の全てのモーションの運動テンポと、ループ回数とが、変更されたことが判断されると、ステップS274が実行される。エクササイズ名「メイン運動」において、実行中のモーションより後の全てのモーションの運動テンポと、ループ回数とが、変更されたことが判断されないと、ステップS263〜ステップS272の処理が繰り返して実行される。
ステップS273では、例えば、第1運動リストに従って運動が行われるとき、実行中のモーションがエクササイズ名「ウォーミングアップ」のモーションのいずれかである場合には、エクササイズ名「メイン運動」のモーション名「マーチ」、「フロントランジ」、「バックランジ」の各モーションの運動テンポ及びループ回数が変更されたかが判断される。エクササイズ名「メイン運動」の全てのモーションの運動テンポとループ回数とが変更されたと判断されるまで、ステップS263〜ステップS272の処理が繰り返し実行される。
ステップS273では、第1運動リストに従ってモーション名「マーチ」が実行されているときに運動テンポの変更が指示されると、モーション名「フロントランジ」及び「バックランジ」の運動テンポ及びループ回数が変更されたかが判断される。また、実行中のモーションがモーション名「フロントランジ」である場合には、モーション名「バックランジ」の運動テンポ及びループ回数が変更されたかが判断される。モーション名「バックランジ」まで運動テンポ及びループ回数が変更されたと判断されると、ステップS274の処理が実行される。
エクササイズ名「メイン運動」において、実行中のモーションより後の全てのモーションの運動テンポとループ回数とが、変更されておらず、ステップS263からステップS272までの処理が繰り返し行われる場合を説明する。2回以降繰り返してステップS263からステップS272までの処理が実行されるとき、2回目以降の処理においては、1回目のモーションに対して指定された変更テンポと第1運動リストの運動テンポとの比に基づいて、運動テンポ及びループ回数が設定される。
具体的には、例えば、1回目のステップS263からステップS272までの処理において、第1運動リストのモーション名「マーチ」に対して運動テンポが変更され、2回目のステップS263からステップS272までの処理において、モーション名「フロントランジ」の運動テンポが変更される場合を説明する。このとき、ステップS268またはステップS270において、モーション名「フロントランジ」の変更テンポが、第1運動リストのモーション名「フロントランジ」の運動テンポ「150」に、モーション名「マーチ」について設定された第2運動リストの変更テンポ「100」と第1運動リストの運動テンポ「120」との比である「100/120」を積算することにより、算出される。また、ステップS268またはステップS270においては、このようにして算出されたモーション名「フロントランジ」の変更テンポに基づいて、モーション名「フロントランジ」のループ回数が算出される。
また、第1運動リストのエクササイズ名「メイン運動」のモーション名「バックランジ」の運動テンポ及びループ回数についても同様に、モーション名「マーチ」について設定された第2運動リストの変更テンポと第1運動リストの運動テンポとの比に基づいて、変更テンポと変更後のループ回数とが算出される。
ステップS274では、運動テンポとループ回数とが変更されたモーションが属するエクササイズ番号に、「1」が追加される処理が行われる。
ステップS275では、ステップS274の処理により設定されるエクササイズ番号に対応するエクササイズ名が、「メイン運動」であるかが判断される。ステップS274において設定されたエクササイズ番号のエクササイズ名が「メイン運動」であると判断されると、ステップS263の処理が実行される。ステップS274において設定されたエクササイズ番号のエクササイズ名が「メイン運動」であると判断されないと、図8に示す変更制御処理が終了され、図7に示す主制御処理に戻り、ステップS28が実行される。
本実施形態の変更制御処理では、ステップ269の処理において、運動テンポを速くする指示に従って算出されるループ回数について、算出結果の端数を繰り上げる処理が行われる。ステップS269では、運動テンポを速くする指示が行われたとき、ループ回数が多くなるように変更される。これにより、レッスンが開始されたあとに、運動テンポを速くする指示が行われる場合であっても、レッスンを開始したときに予定していたレッスンの実行時間に対し、時間を余らせることなく、運動テンポを変更した後のレッスンを完了させることができる。
また、本実施形態において、「メイン運動」のモーションについて、運動テンポ及びループ回数が変更されていた。「クールダウン」のモーションについては、運動テンポ及びループ回数は変更されない。特に、フィットネスクラブのレッスンにおいてテンポを遅くする場合は、第1運動リストに設定されている運動テンポでは、ユーザに負担がかかっていたことが考えられる。「クールダウン」のモーションについては、運動テンポが変更されず、ループ回数も変更されない。これにより、「クールダウン」のモーションは、ループ回数が第1運動リストに設定された回数に保たれるため、整理運動を十分に行い、疲れが溜まらないようにすることができる。
(構成の対応関係)
本実施形態において、RAM13の第1運動リスト記憶領域131が、本発明の記憶部の一例であり、第1運動リスト記憶領域131に第1運動リストを記憶する処理が本発明及び記憶ステップの一例である。本実施形態のCPU11及びステップS22、S23の処理が、表示部を制御する表示制御部の一例である。本実施形態の情報入力部4のBPM変更ボタン4bとBPM指定ボタン4cとが、本発明のテンポ変更指示部の一例である。本実施形態の情報入力部4のBPM変更ボタン4bとBPM指定ボタン4cにより行われる運動テンポを遅くする指示が、本発明のテンポ変更指示ステップの一例である。また、本実施形態のCPU11及びステップS12,S26の処理は、本発明の情報生成部の一例であり、本実施形態において、ステップS12、S26の処理により、第1運動リスト及び第2運動リストを生成することが、本発明の情報生成ステップの一例である。本実施形態のCPU11及びステップS18、S20、S263、S274の処理が、本発明の特定部の一例である。本実施形態のCPU11及びステップS275の処理は、本発明のテンポ変更禁止部の一例である。
本実施形態において、CPU11及びステップS22の処理により、第1運動リストに従ってディスプレイ3に運動映像が表示される処理が、本発明の第1の表示制御ステップの一例である。本実施形態において、CPU11及びステップS23の処理により、第2運動リストに従ってディスプレイ3に運動映像が表示される処理が、本発明の第2の表示制御ステップの一例である。
(変形例)
本実施形態において、運動テンポ及びループ回数の変更は、実行されている或る種類のモーションの次の種類モーションから適用されているが、これに限らない。例えば、或る種類のモーションの中で実行されているループの次のループから、運動テンポが変更されてもよい。具体的には、モーション名「マーチ」についてループ回数が「8」で、現在第5番目のループが実行されていれば、第6番目のループから、運動テンポが変更されても良い。この場合、実行されているモーション名「マーチ」から、変更された運動テンポに応じた新たなループ回数が適用される。
本実施形態において、運動テンポ及びループ回数の変更は、エクササイズ名が「メイン運動」のである各モーションについて適用されていたがこれに限らない。エクササイズ名が「ウォーミングアップ」及び「クールダウン」であるモーションについても、運動テンポ及びループ回数の変更が適用されてもよい。
本実施形態では、第1運動リストに従って各モーションが実行されるとき、RAM13の楽曲情報記憶領域133に記憶された楽曲情報に従って、第1運動リストの運動テンポに相当するテンポで、各モーションに対応する楽曲がスピーカ2から出力される。また、第2運動リストに従って各モーションが実行されるとき、楽曲情報記憶領域133に記憶された楽曲情報に従って出力される楽曲のテンポが第2運動リストの運動テンポに対応して変更される。本実施形態では、第1運動リストの各モーションが実行されるとき出力される楽曲と、第2運動リストの各モーションが実行されるとき出力される楽曲とは、各モーションに対応して記憶される共通の楽曲情報に従って出力されている。しかしながら、第1運動リスト及び第2運動リストの同じモーション名それぞれに異なる楽曲名が対応付けられてもよい。
例えば、出力端末装置1が、運動テンポとその運動テンポに合ったテンポを有する楽曲名との対応テーブルを備えてもよい。この構成において、第1運動リストの運動テンポが変更されたときに、その変更された運動テンポに対応する楽曲名が対応テーブルから検索される。出力端末装置1は、検索された楽曲名に従って、図示外の楽曲情報サーバから楽曲情報を取得し、RAM13の楽曲情報記憶領域133に記憶する。出力端末装置1は、各モーションについて変更された運動テンポに対応する楽曲名の楽曲情報を楽曲情報サーバから取得して、第1運動リストと異なる楽曲名の第2運動リストを生成する。この変形例の構成においても、第1運動リスト及び第2運動リストの各モーションが実行されるとき、各モーションの運動テンポに相当するテンポで、楽曲を出力させることができる。
本実施形態において、新たなループ回数は、変更後の新たな運動テンポと、変更前の運動テンポとの比を、変更前のループ回数に積算することにより算出される。運動メニューの全体の実行時間が予め定められ、運動メニューを成功する各モーションの実行時間も予め定められている場合がある。この場合、各モーションの実行時間が第1運動リストに記憶される構成が考えられる。かかる構成において、基本拍数を一定とした場合、新たなループ回数は、各モーションについて第1運動リストに記憶される実行時間と、変更後の新たな運動テンポとに基づいて算出される。各モーションの実行時間は、ループ回数と運動テンポとの比に基づいて定められることから、実行時間を使用する算出方法も変更後の新たな運動テンポと変更前の運動テンポとの比を、変更前のループ回数に積算することと実質的に同じである。
1 出力端末装置
2 スピーカ
3 ディスプレイ
4 情報入力部
11 CPU
13 RAM
14 ROM
200 インストラクター
300 参加者

Claims (7)

  1. 運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶部と、
    前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部に記憶された運動制御情報に従って表示部を制御する表示制御部と、
    前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示部と、
    前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成部と、を備え、
    前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部により遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定し、
    前記表示制御部は、前記情報生成部により生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御する、
    ことを特徴とする運動支援装置。
  2. 前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、前記記憶部に記憶された運動テンポと、前記指示に従って変更された同じ運動の新たな運動テンポとの比、および前記記憶部に記憶されたループ回数に基づいて、新たなループ回数を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 前記運動メニューの中で現在実行されている運動の種類を特定する特定部を備え、
    前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記特定部により特定された種類の運動の次の種類の運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を決定し、新たな運動制御情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の運動支援装置。
  4. 前記運動メニューは、複数種類の運動から構成されるメイン運動と、このメイン運動後に実行されるクールダウン運動とを少なくとも含み、
    前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記クールダウン運動について、新たな運動テンポへの変更を禁止するテンポ変更禁止部を備え、
    前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示されたとき、前記メイン運動を構成する各運動について、前記指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の運動支援装置。
  5. 前記テンポ変更指示部は、前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポ又は早いテンポへの変更を指示し、
    前記情報生成部は、前記テンポ変更指示部により早いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より多い新たなループ回数を決定し、新たな運動制御情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の運動支援装置。
  6. 運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶ステップと、
    前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部に記憶された運動制御情報に従って表示部を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記記憶ステップにより記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示ステップと、
    前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示ステップによりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成ステップと、
    前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動の内容を表す運動映像が前記新たな運動テンポに対応するテンポで前記新たなループ回数だけ表示されるように、前記情報生成ステップにより生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御する第2の表示制御ステップと、を備え、
    前記情報生成ステップは、前記テンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶ステップにより記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定する、
    ことを特徴とする運動支援方法。
  7. 運動メニューを構成する複数種類の運動中の各運動を繰り返すループ回数と、前記各運動を実行する運動テンポとを含む運動制御情報を記憶する記憶部から、前記運動制御情報を取得する取得ステップと、
    前記各運動の内容を表す運動映像が前記運動テンポに対応するテンポで前記ループ回数だけ表示されるように、前記記憶部から取得された運動制御情報に従って表示部を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記記憶部に記憶された運動テンポに対して遅いテンポへの変更を指示するテンポ変更指示ステップと、
    前記運動メニューを実行している間に前記テンポ変更指示ステップによりテンポの変更が指示されたとき、この指示に従って変更された新たな運動テンポと、新たな運動テンポに応じた新たなループ回数とを決定し、前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動について、新たな運動テンポ及び新たなループ回数を含む新たな運動制御情報を生成する情報生成ステップと、
    前記テンポ変更指示部によりテンポの変更が指示された後に実行される前記各運動の内容を表す運動映像が前記新たな運動テンポに対応するテンポで前記新たなループ回数だけ表示されるように、前記情報生成ステップにより生成された新たな運動制御情報に従って前記表示部を制御する第2の表示制御ステップと、を備え、
    前記情報生成ステップは、前記テンポ変更指示ステップにより遅いテンポへの変更が指示されたとき、前記記憶部に記憶されたループ回数より少ない新たなループ回数を決定し、
    前記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする運動支援プログラム。
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