JP5338506B2 - 復号装置及び信号処理システム - Google Patents
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本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における復号装置の構成例を示すブロック図である。図1には、本実施形態における復号装置の一例として、ビタビアルゴリズムを用いてテールバイティングコード(テールバイティング畳み込み符号)の復号を行う復号装置(ビタビ復号器)を示している。
図2は、第1の実施形態におけるトレースバック部6の構成例を示すブロック図である。トレースバック部6は、制御用カウンタ11、トレースバック処理部12、現在ステート格納部13、レジスタ群14、セレクタ15、選択信号生成部16、及び比較部17を有する。
ブランチメトリック演算部2及びACS演算部3等により2周分程度のビタビ演算が行われた後、信号INSにより動作開始が指示されるとトレースバックが開始され、制御用カウンタ11は、値2Nから順次カウントダウンしカウンタ値CNTを出力する。制御用カウンタ11から出力されたカウンタ値CNTは、パスメモリ5に読み出しアドレスとして供給される。これにより、パスメモリ5からアドレス2N、2N−1、2N−2、・・・に記憶されている2(K-1)ビットのデータIDTが順次読み出され、トレースバック処理部12に入力される。トレースバック処理部12は、入力されるデータIDTに基づいて、現在のステートを更新するとともに、結果メモリ7に結果を出力する。また、現在のステートはレジスタ群14に逐次供給され、過去の履歴としてレジスタ群14のレジスタに保持される。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
ブランチメトリック演算部2及びACS演算部3等により2周分程度のビタビ演算が行われた後、信号INSにより動作開始が指示されるとトレースバックが開始される。なお、パスメモリ5から入力されるデータIDTに基づく、トレースバック部6によるステートの更新及び復号結果の出力に係る動作は第1の実施形態と同様である。第2の実施形態では、パスメモリ5より入力されるデータIDTから現在のステートを用いて選択された1ビットの値(パスメモリの値)を、過去の履歴を構成する情報としてシフトレジスタ14Aに逐次保持する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、トレースバック処理に係る構成を並列化して、現在及び現在よりもデータ長分前の処理を並行して行い比較することで、過去の履歴を保持する必要をなくしたものである。
1周目のビタビ演算の結果をパスメモリA5Aに格納し、2周目のビタビ演算の結果をパスメモリB5Bに格納するようにして、ブランチメトリック演算部2及びACS演算部3等により2周分のビタビ演算が行われる。その後、信号INSにより動作開始が指示されるとトレースバック部6の動作が開始される。
図8は、前述した第1〜第3の実施形態における復号装置を用いた信号処理システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態における信号処理システムは、ベースバンド処理部101及び通信プロトコル制御部110を有する。
通信プロトコル制御部110は、データの受信(又は送受信)を実現するための通信プロトコルに係る制御を行う。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
テールバイティング畳み込み符号を復号する復号装置であって、
畳み込み符号化されたデータに基づいて、トレリス線図における生き残りパスを演算する演算処理部と、
前記演算処理部での演算結果をトレースバックして復号結果を出力するトレースバック部とを備え、
前記トレースバック部は、
前記演算処理部での演算結果を基に、前記トレリス線図における状態を取得するトレースバック処理部と、
前記トレースバック処理部により得られる現在の状態とデータ長分前の状態とを比較する比較部とを有し、
前記現在の状態とデータ長分前の状態との比較を、1データ分の前記演算結果毎に現在の状態を逐次更新して行い、一致した場合にトレースバックを終了することを特徴とする復号装置。
(付記2)
前記トレースバック部は、
前記トレースバック処理部での処理にて得られる状態に係る情報を保持する情報保持部を有し、
前記情報保持部に保持された情報を選択し前記データ長分前の状態として前記比較部に供給することを特徴とする付記1記載の復号装置。
(付記3)
前記情報保持部は、前記演算処理部での前記演算結果から前記トレースバック処理部により得られた現在の状態に応じて前記演算結果毎に選択され供給される前記生き残りパスに係る1ビットの情報を保持するシフトレジスタであることを特徴とする付記2記載の復号装置。
(付記4)
前記トレースバック処理部は、
前記演算処理部での第1の演算結果を基に、前記トレリス線図における状態を取得する第1のトレースバック処理部と、
前記第1の演算結果に対して前記データ長分前の前記演算処理部での第2の演算結果を基に、前記トレリス線図における状態を取得する第2のトレースバック処理部とを有し、
前記比較部は、前記第1のトレースバック処理部により得られた状態と前記第2のトレースバック処理部により得られた状態とを比較することを特徴とする付記1記載の復号装置。
(付記5)
前記復号結果を前記データ長でアドレスを巡回させメモリに書き込むことを特徴とする付記4記載の復号装置。
(付記6)
前記トレースバック処理部は、現在の状態における最下位ビットを捨てるとともに、前記演算処理部での前記演算結果から前記現在の状態に応じて選択される前記生き残りパスに係る1ビットの情報を最上位ビットとして付加し、前記トレリス線図における状態を取得することを特徴とする付記1〜5の何れか1項に記載の復号装置。
(付記7)
受信データを復調する復調部と、
付記1〜6の何れか1項に記載の復号装置を有し、前記受信データを復号し復号結果を出力する誤り訂正部とを備えることを特徴とする信号処理システム。
2 ブランチメトリック演算部
3 ACS演算部
4 パスメトリックメモリ
5 パスメモリ
6 トレースバック部
7 結果メモリ
11、31 制御用カウンタ
12、33、35 トレースバック処理部
13、34、36 現在ステート格納部
14 レジスタ群
14A シフトレジスタ
15 セレクタ
16、16A 選択信号生成部
17、37 比較部
Claims (6)
- テールバイティング畳み込み符号を復号する復号装置であって、
畳み込み符号化されたデータに基づいて、トレリス線図における生き残りパスを演算する演算処理部と、
前記演算処理部での演算結果をトレースバックして復号結果を出力するトレースバック部とを備え、
前記トレースバック部は、
前記演算処理部での演算結果を基に、前記トレリス線図における状態を取得するトレースバック処理部と、
前記トレースバック処理部により得られる現在の状態とデータ長分前の状態とを比較する比較部とを有し、
前記現在の状態とデータ長分前の状態との比較を、1データ分の前記演算結果毎に現在の状態を逐次更新して行い、一致した場合にトレースバックを終了することを特徴とする復号装置。 - 前記トレースバック部は、
前記トレースバック処理部での処理にて得られる状態に係る情報を保持する情報保持部を有し、
前記情報保持部に保持された情報を選択し前記データ長分前の状態として前記比較部に供給することを特徴とする請求項1記載の復号装置。 - 前記情報保持部は、前記演算処理部での前記演算結果から前記トレースバック処理部により得られた現在の状態に応じて前記演算結果毎に選択され供給される前記生き残りパスに係る1ビットの情報を保持するシフトレジスタであることを特徴とする請求項2記載の復号装置。
- テールバイティング畳み込み符号を復号する復号装置であって、
畳み込み符号化されたデータに基づいて、トレリス線図における生き残りパスを演算する演算処理部と、
前記演算処理部での演算結果をトレースバックして復号結果を出力するトレースバック部とを備え、
前記トレースバック部は、
前記演算処理部での演算結果と現在の状態とを用いて現在の状態を更新することで、前記トレリス線図における状態を取得するトレースバック処理部と、
前記トレースバック処理部により得られる現在の状態とデータ長分前の状態とを比較する比較部と、
前記トレースバック処理部での処理にて得られる状態に係る情報を保持する情報保持部とを有し、
前記情報保持部に保持された情報を選択し前記データ長分前の状態として前記比較部に供給し、
前記現在の状態とデータ長分前の状態との比較を、1データ分の前記演算結果毎に現在の状態を逐次更新して行い、一致した場合にトレースバックを終了することを特徴とする復号装置。 - テールバイティング畳み込み符号を復号する復号装置であって、
畳み込み符号化されたデータに基づいて、トレリス線図における生き残りパスを演算する演算処理部と、
前記演算処理部での演算結果をトレースバックして復号結果を出力するトレースバック部とを備え、
前記トレースバック部は、
前記演算処理部での演算結果を基に、前記トレリス線図における状態を取得するトレースバック処理部と、
前記トレースバック処理部により得られる現在の状態とデータ長分前の状態とを比較する比較部と、
前記トレースバック処理部での処理にて得られる状態に係る情報を保持する情報保持部とを有し、
前記情報保持部は、前記演算処理部での前記演算結果から前記トレースバック処理部により得られた現在の状態に応じて前記演算結果毎に選択され供給される前記生き残りパスに係る1ビットの情報を保持するシフトレジスタであり、
前記情報保持部に保持された情報を選択し前記データ長分前の状態として前記比較部に供給し、
前記現在の状態とデータ長分前の状態との比較を、1データ分の前記演算結果毎に現在の状態を逐次更新して行い、一致した場合にトレースバックを終了することを特徴とする復号装置。 - 受信データを復調する復調部と、
請求項1〜5の何れか1項に記載の復号装置を有し、前記受信データを復号し復号結果を出力する誤り訂正部とを備えることを特徴とする信号処理システム。
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