JP5337465B2 - オーバーヘッドモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、オーバーヘッドモジュールに関し、更に詳しくは、意匠面の美観及び使用時の操作性を損ねることなく比較的使用頻度の低いスイッチを配置することができるオーバーヘッドモジュールに関する。
従来より、車両の天井に装備され、マップランプやルームランプ等の室内照明灯等の車載電子機器を備えるオーバーヘッドモジュールが知られている。これら車載電子機器のスイッチとしては、例えば、オーバーヘッドモジュールの車室内側の意匠面に設けられたプッシュボタン、スライドレバー等が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、近年、夜間の車室内を良好な雰囲気とする等の目的で、車室内の特定部位を照らすため等の補助的な照明灯などが設けられている。このような補助照明灯は、通常、ヘッドライトの点灯と連動して点灯するようになっている。しかしながら、ユーザーの好みにより補助照明灯をヘッドライトに連動させて点灯させたくない等の目的で、この連動を解除するためのスイッチが必要となる場合がある。このようなスイッチの操作頻度は極めて低いので、そのためのスイッチを、オーバーヘッドモジュールの限られた意匠面に設けることは、スペース効率が悪く、意匠性にも制約を生じてしまい、更にはコストもかかる。
このため、スイッチノブを省略し、意匠面の内側(車室外側)に小型のスイッチ(例えば、特許文献2参照)を設け、意匠面に設けた小穴から棒状の操作体を挿入することにより操作する構造が考えられるが、この場合でも、意匠面の小穴により意匠性が損なわれてしまい、操作性も悪い。また、操作に適した操作体を用いないと、操作体を破損して小穴を閉塞させてしまったり、スイッチやスイッチ以外の箇所を傷めてしまったりするおそれがある。
特開2006−21670号公報 特開2003−187668号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、意匠面の美観及び使用時の操作性を損ねることなく比較的使用頻度の低いスイッチを配置することができるオーバーヘッドモジュールを提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.車室内側面と車室外側面とを有する車両天井の内装材に設けられた開口部に車室内側から組み付けられるオーバーヘッドモジュールであって、
少なくとも1つの車載電子機器と、
前記車載電子機器の制御の選択を行うスイッチと、
前記車載電子機器及び前記スイッチが配設されるハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、前記開口部に組み付けられた際に該開口部を閉塞し且つ車室内側に露出する露出部と、前記開口部に組み付けられた際に該開口部から車室外側に突出するように埋設される埋設部と、を有し、
前記スイッチは、前記埋設部側に配設されており、本オーバーヘッドモジュールが前記開口部に組み付けられている状態では、前記スイッチは、前記内装材の車室外側に配されて車室内側からは操作不能となっていることを特徴とするオーバーヘッドモジュール。
本発明は、以下の通りである。
2.前記埋設部の側部には窪みが形成されており、
前記スイッチは、前記窪みの内側に配設されている上記1.記載のオーバーヘッドモジュール。
.前記ハウジングの前記埋設部側に配設され且つ前記車載電子機器を制御する電子基板を更に備え、
前記スイッチは、前記電子基板に配設されている上記1.又は2.記載のオーバーヘッドモジュール。
.前記電子基板は、コネクタを有し、前記コネクタには、前記電子基板とは別体に設けられた車両用電子制御ユニットと電気的に接続するためのワイヤハーネスの一端側が接続され、
前記コネクタは前記電子基板の一端側に配設され、前記スイッチは該電子基板の他端側に配設されている上記.記載のオーバーヘッドモジュール。
.前記電子基板は、該電子基板の一面が前記埋設部の車室外側の面と対向するように配設されており、
前記スイッチは、前記一面に配設されている上記.又は.記載のオーバーヘッドモジュール。
本発明のオーバーヘッドモジュールによると、車載電子機器のスイッチは、車両天井内に埋設される側となるハウジングの埋設部側に配設されている。これにより、車室内側に露出する側となるハウジングの露出部の意匠性を損なうことなくスイッチを配設することができる。また、露出部にスイッチを設ける場合と比較して、露出部の意匠の自由度を向上させることができる。更に、意匠面となる露出部に小穴を設け、その奥に配設したスイッチを棒状の操作体により操作する場合と比較して、小穴により露出部の意匠性が損なわれることがないと共に、操作体を破損して小穴を閉塞させてしまったり等の操作時の不具合も解消することができる。
また、前記ハウジングの前記埋設部側に配設され且つ前記車載電子機器を制御する電子基板を更に備え、前記スイッチが前記電子基板に配設されている場合は、スイッチと電子基板とを電気的に接続するためのワイヤハーネスを必要としないので、オーバーヘッドモジュールの総部品点数を削減することができると共に、組立作業を容易に行うことができる。
更に、前記電子基板がコネクタを有し、前記コネクタには前記電子基板とは別体に設けられた車両用電子制御ユニットと電気的に接続するためのワイヤハーネスの一端側が接続され、前記コネクタが前記電子基板の一端側に配設され、前記スイッチが該電子基板の他端側に配設されている場合は、オーバーヘッドモジュールを車両天井の開口部から完全に取り外すことなく、わずかに傾けてスイッチ側を車室内側に露出させ、車両用電子制御ユニットと電気的に接続された状態のままでスイッチを操作することができ、車載電子機器の制御の切り替えを行うことができる。
また、前記電子基板が、該電子基板の一面が前記埋設部の車室外側の面と対向するように配設されており、前記スイッチが、前記一面に配設されている場合は、オーバーヘッドモジュールの組み付け時に、不意に触れてしまったり、内装材や車両天井部等との接触させてしまったり等により、スイッチが誤操作されることを防止することができる。
本実施形態に係るオーバーヘッドモジュールは、車両天井の内装材に設けられた開口部に車室内側から組み付けられるオーバーヘッドモジュールであって、以下に述べる車載電子機器、スイッチ及びハウジングを備える。このオーバーヘッドモジュールは、例えば、ハウジングの後述する埋設部側に設けられ且つ車載電子機器を制御する電子基板を更に備えることができる。また、このオーバーヘッドモジュールを開口部に組み付ける方法は特に限定されないが、樹脂クリップ等により容易に着脱できる方法であることが好ましい。
上記「車載電子機器」は、その構成、種類、個数等は特に問わない。上記車載電子機器の種類としては、例えば、マップランプ、ルームランプ、スポットランプ等の室内照明灯、ガレージドアオープナー、スピーカー、マイク、サンルーフ開閉操作ユニット等が挙げられる。これらの車載電子機器は、単独で備えられていてもよいし、異種及び/又は同種が複数備えられていてもよい。
上記「スイッチ」は、上記車載電子機器の制御の選択を行う限り、その構成、種類、個数等は特に問わない。このスイッチは、通常、後述するハウジングの埋設部側に配設される。即ち、このスイッチを操作する場合、オーバーヘッドユニットが車両天井に組み付けられている状態では操作不能であり、オーバーヘッドユニットを取り外した状態でのみ操作可能なようになっている。上記スイッチの種類としては、例えば、スライドスイッチ、プッシュスイッチ等を挙げることができる。
ここで、上記「制御の選択」とは、例えば、車載電子機器の機能のオン/オフの選択、他のスイッチの操作等を無効化するか否かの選択、照明灯の照度やスピーカーの音量等の強度選択、車載電子機器のメモリの消去等のリセット操作を行うか否かの選択等を挙げることができる。また、このスイッチは、例えば、上記制御の選択のうちの、他のスイッチの操作等を無効化するか否かの選択、照明灯の照度やスピーカーの音量等の強度選択、車載電子機器のメモリの消去等のリセット操作を行うか否かの選択等、一度設定を行ったら暫くは、又は、二度とは制御選択を行わない等の、比較的使用頻度の低いスイッチであることが好ましい。
上記「ハウジング」は、上記車載電子機器及び上記スイッチが配設される限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。このハウジングは、車両天井の内装材に設けられた開口部に組み付けられた際に、その開口部を閉塞し且つ車室内側に露出する露出部と、上記開口部に組み付けられた際にその開口部から車室外側に突出するように埋設される埋設部と、を有している。
ここで、上記スイッチは、上記電子基板に配設されていることができる。スイッチと電子基板とを電気的に接続するためのワイヤハーネス等を必要とせず、オーバーヘッドモジュールの総部品点数を削減することができ且つ組立作業を容易に行うことができるからである。
また、上記電子基板は、コネクタを有することができる。これにより、オーバーヘッドモジュールの組立や配線作業が極めて容易にできるからである。このコネクタには、電子基板とは別体に設けられた車両用電子制御ユニットと電気的に接続するためのワイヤハーネスの一端側が接続されることができる。そしてこの場合、特に、上記コネクタは電子基板の一端側に配設され、上記スイッチは電子基板の他端側に配設されていることが好ましい。これにより、オーバーヘッドモジュールを天井から完全に取り外してしまうことなく、わずかに傾けてスイッチ側を車室内側に露出させ、車両用電子制御ユニットと電気的に接続された状態のままでスイッチを操作することができ、車両用電子制御ユニットに信号を送信することにより上記制御の選択を行うことができるからである。
ここで、上記電子基板は、その一面が上記埋設部の車室外側の面と対向するように配設されていることができる。これにより、オーバーヘッドモジュール全体の高さ方向の寸法を抑えることができる。そしてこの場合、特に、上記スイッチは、上記電子基板の上記一面、即ち、上記電子基板の車室内側の面に配設されていることができる。これにより、オーバーヘッドモジュールの組み付け時に、不意に触れてしまったり、内装材や車両天井部等と接触させてしまったり等により、スイッチが誤操作されることを防止することができるからである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)オーバーヘッドモジュールの構成
本実施例に係るオーバーヘッドモジュール1は、図1に示すように、車両の天井2の前部座席上方でありバックミラー3の後方に配設されている。また、天井2には、オーバーヘッドモジュール1の後方にサンルーフ4が設けられている。
オーバーヘッドモジュール1には、図2に示すように、ハウジング11、2つのスポットランプ12(本発明に係る車載電子機器として例示する)、電子基板13及びスイッチ14が設けられている。尚、オーバーヘッドモジュール1には、他の車載電子機器として、2つのマップランプ15及びサンルーフ開閉操作ユニット16が設けられており、更に、サングラス等の小物収容用のコンソールボックス17が設けられている。
ハウジング11は、図3に示すように、車両天井2の内装材21に設けられた開口部22に組み付けられた際に、開口部22を閉塞し且つ車室内側に露出している露出部11aと、開口部22から車室外側に突出するように埋設される埋設部11bとを有している。また、埋設部11bの車室外側の面には、図4に示すように、樹脂クリップ18が設けられており、これにより、オーバーヘッドモジュール1が天井2に着脱可能に組み付けられる。
スポットランプ12は、図2及び4に示すように、ハウジング11の中央部やや後方寄りに設けられている。このスポットランプ12は、LED12aを光源とするランプで、車室内のセンターパネル、シフトノブ周辺を照らすためのものである。また、スポットランプ12は、図示しないヘッドライト用スイッチと連動して点灯するようになっている。即ち、スポットランプ12は、通常の使用状態で、単独で点灯及び消灯されることはない。
電子基板13は、オーバーヘッドモジュール1に設けられた車載電子機器を制御するためのもので、その一面が埋設部11bの車室外側の面と対向するように配設されている。
また、電子基板13は、図5に示すように、その一端側にコネクタ13aを有している。コネクタ13aには、このコネクタ13aと係合するコネクタを有するワイヤハーネス5が接続されており、これにより、電子基板13は、ECU6(本発明に係る車両用電子制御ユニットとして例示する)と電気的に接続されている。
更に、電子基板13の上側(車室外側)には、基板面を保護する保護シート19が設けられている。
スイッチ14は、図2〜5に示すように、電子基板13の、コネクタ13aの他端側に下向き(車室内側向き)に配設されたプッシュ式のスイッチである。このスイッチ14は、上述のコネクタ及びワイヤハーネスを介してECU6に信号を送信し、スポットランプ12の光量を複数段階に調整又は消灯させることができる。具体的には、スイッチ14を一回操作することにより、スポットランプ12の初期状態の光量より少ない光量で点灯させるようにすることができ、操作した回数に応じて、徐々に光量を少なくすることができる。そして、数回目の操作で、ヘッドライト用スイッチと連動しない、常時消灯した状態とすることができる。スイッチ14を更に一回操作すると、スポットランプ12を再度初期状態の光量で点灯させることができる。
また、このスイッチ14は、上述のように、埋設部11b側に配設された電子基板13上に設けられており、オーバーヘッドモジュール1が開口部22に組み付けられた状態では車室内側からは操作不能となっている。即ち、スイッチ14を操作する際には、オーバーヘッドモジュール1を天井2から取り外す必要がある。
マップランプ15は、図2〜5に示すように、ハウジング11内の後方部であって、スポットランプ12の両側に設けられている。このマップランプ15は、電球15aを光源とするランプで、前席乗員の手元周辺を照らすためのものである。また、マップランプ15は、レンズ15bが車室内側に面するように設けられており、このレンズ15bを上方へ押すことによりオンオフの切り替えができる。
サンルーフ開閉操作ユニット16は、図2及び4に示すように、スポットランプ12の後方のハウジング11の中央部に設けられており、サンルーフ4の開閉及びチルト操作を行うためのスイッチ部16aが車室内側に面するように設けられている。
コンソールボックス17は、図2及び3に示すように、ハウジング11の前方部に設けられている。このコンソールボックス17は、車室内側に面するように設けられた扉部17aが開閉可能に設けられており、サングラス等を収納するのに好適である。
(2)オーバーヘッドモジュールの作用
次に、上記構成のオーバーヘッドモジュール1の作用について説明する。尚、オーバーヘッドモジュール1は、上述のように、スポットランプ12と、その光量を調節するためのスイッチ14とを備えており、オーバーヘッドモジュール1が天井2に組み付けられた状態において、車室内からスイッチ14を操作することはできない。また、スイッチ14は、ユーザーの好みに応じてスポットランプ12の光量を調整するものであるから、操作頻度は極めて低いものである。
先ず、スポットランプ12の光量を調節したい場合には、図6(a)に示すように、自動車整備士等の特定の作業者が、オーバーヘッドモジュール1を下方に引き下げ、樹脂クリップ18の係合を解除する。このとき、ワイヤハーネス5は、電子基板13のコネクタ13aに接続したままにしておき、オーバーヘッドモジュール1を天井2から完全には取り外さない。
次に、図6(b)に示すように、コネクタ13a側を回転中心として、スイッチ14が車室内側に露出するように、オーバーヘッドモジュール1全体を傾ける。この状態で、ユーザーの好みに合った光量となるように、スイッチ14を操作して、スポットランプ12の光量を設定する。
最後に、オーバーヘッドモジュール1を再び開口部22に組み付ける。
尚、マップランプ15及びサンルーフ開閉操作ユニット16は、比較的操作頻度が高いので、それらの操作スイッチはハウジング11の露出部側に設けられており、オーバーヘッドモジュール1が組み付けられた状態のまま操作できる。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例のオーバーヘッドモジュール1では、比較的使用頻度の低いスポットランプ12の光量を調節するためのスイッチ14は、車両天井内に埋設される側となるハウジング11の埋設部11b側に配設されている。これにより、車室内側に露出する側となるハウジング11の露出部11aの意匠性を損なうことなくスイッチ14を配設することができる。また、露出部11aにスイッチ14を設ける場合と比較して、露出部11aの意匠の自由度を向上させることができる。
また、スポットランプ12を含む車載電子機器を制御する電子基板13にスイッチ14を配設するようにしたので、スイッチ14と電子基板13とを電気的に接続するためのワイヤハーネスを必要としない。これにより、オーバーヘッドモジュール1の総部品点数を削減することができ且つその組立作業を容易に行うことができる。
更に、ワイヤハーネス5を介してECU6に接続されるコネクタ13aが電子基板13の一端側に配設され、スイッチ14はその電子基板13の他端側に配設されているので、オーバーヘッドモジュール1を車両天井2の開口部22から完全に取り外すことなく、わずかに傾けてスイッチ14側を車室内側に露出させ、ECU6と電気的に接続された状態のままでスイッチ14を操作してECU6に信号を送信することができ、スポットランプ12の光量設定の切り替えを行うことができる。
また、電子基板13は、その一面が埋設部11bの車室外側の面と対向するように配設されており、スイッチ14は、電子基板13の埋設部11bと対向する面に配設されているので、オーバーヘッドモジュール1の組み付け時に、不意に触れてしまったり、内装材21や車両天井部等と接触させてしまったり等によりスイッチ14が誤操作されることを防止することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、車載電子機器をスポットランプ12とし、スイッチをスポットランプ12の光量を調節するスイッチ14としたが、これに限定されず、例えば、車載電子機器をサンルーフ開閉操作ユニットやガレージドアオープナー等とし、それを操作不能にするためのスイッチや記憶データを消去するためのリセットスイッチ等としてもよい。
また、上記実施例では、プッシュ式のスイッチ14としたが、これに限定されず、例えば、スライド式スイッチ、回転式スイッチ等としてもよい。
更に、上記実施例では、コネクタ13aにワイヤハーネス5を接続した状態で操作するスイッチ14としたが、これに限定されず、接点の切り替えを行うスイッチ等、コネクタにワイヤハーネスを接続していない状態で操作して制御の選択を行うことができるスイッチとしてもよい。
また、上記実施例では、電子基板13の埋設部11bの車室外側の面に対向する面(車室内側の面)にスイッチ14を配設するようにしたが、これに限定されず、例えば、電子基板の車室外側の面等、操作し得る範囲で、如何様な位置に配設してもよい。更に、ハウジングに配設する等、オーバーヘッドモジュールが天井に組み付けられた状態で操作不能であれば、電子基板13に配設していなくてもよい。
更に、上記実施例では、オーバーヘッドモジュール1に備えられたスポットランプ12等の車載電子機器を制御する電子基板13を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、電子基板をオーバーヘッドモジュールに設けず、他の箇所に設けた電子基板や電子制御ユニットとしてもよい。この場合、車載電子機器とはワイヤハーネスやブスバー等を介して電気的に接続するようにできる。
また、上記実施例では、埋設部11b側に一つのスイッチ14を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、埋設部側に複数のスイッチを設けるようにしてもよい。この場合、各スイッチは、同一の車載電子機器の異なる機能の制御選択を行うスイッチであってもよいし、複数の車載電子機器をそれぞれ制御選択するスイッチであってもよい。
更に、上記実施例では、消灯を含む、スポットランプ12の光量を段階的に調整するスイッチ14としたが、これに限定されず、点灯、消灯のみの選択をするスイッチとしてもよい。
また、上記実施例では、車両の天井2の前部座席上方でありバックミラー3の後方に配設されたオーバーヘッドモジュール1を例示したが、これに限定されず、例えば、前部座席と後部座席の間の天井や、後部座席の後方側の天井等、車両の天井であればその位置は問わない。更に、オーバーヘッドモジュールにも限定されず、照明等の車載電子機器を備え、ドアトリム等の車両内装材に組み付けられる埋め込み型のモジュール等にも適用することができる。
本実施例に係るオーバーヘッドモジュールが取り付けられた車両の車室内の模式的な斜視図である。 本実施例に係るオーバーヘッドモジュールを示す斜視図である。 本実施例に係るオーバーヘッドモジュールを示す側面図である。 本実施例に係るオーバーヘッドモジュールを示す底面図である。 図4のI−I線断面図である。 本実施例に係るオーバーヘッドモジュールの作用を説明するための図で、(a)オーバーヘッドモジュールの車両天井への組み付けを解除した状態、(b)(a)の状態からオーバーヘッドモジュールを傾けた状態をそれぞれ示す。
符号の説明
1;オーバーヘッドモジュール、11;ハウジング、11a;露出部、11b;埋設部、12;スポットランプ、13;電子基板、13a;コネクタ、14;スイッチ、15;マップランプ、15a;電球、15b;レンズ、16;サンルーフ開閉操作ユニット、16a;スイッチ部、17;コンソールボックス、17a;扉部、18;樹脂クリップ、19;保護シート、2;天井、21;内装材、22;開口部、3;バックミラー、4;サンルーフ、5;ワイヤハーネス、6;ECU。

Claims (5)

  1. 車室内側面と車室外側面とを有する車両天井の内装材に設けられた開口部に車室内側から組み付けられるオーバーヘッドモジュールであって、
    少なくとも1つの車載電子機器と、
    前記車載電子機器の制御の選択を行うスイッチと、
    前記車載電子機器及び前記スイッチが配設されるハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、前記開口部に組み付けられた際に該開口部を閉塞し且つ車室内側に露出する露出部と、前記開口部に組み付けられた際に該開口部から車室外側に突出するように埋設される埋設部と、を有し、
    前記スイッチは、前記埋設部側に配設されており、本オーバーヘッドモジュールが前記開口部に組み付けられている状態では、前記スイッチは、前記内装材の車室外側に配されて車室内側からは操作不能となっていることを特徴とするオーバーヘッドモジュール。
  2. 前記埋設部の側部には窪みが形成されており、
    前記スイッチは、前記窪みの内側に配設されている請求項1記載のオーバーヘッドモジュール。
  3. 前記ハウジングの前記埋設部側に配設され且つ前記車載電子機器を制御する電子基板を更に備え、
    前記スイッチは、前記電子基板に配設されている請求項1又は2記載のオーバーヘッドモジュール。
  4. 前記電子基板は、コネクタを有し、前記コネクタには、前記電子基板とは別体に設けられた車両用電子制御ユニットと電気的に接続するためのワイヤハーネスの一端側が接続され、
    前記コネクタは前記電子基板の一端側に配設され、前記スイッチは該電子基板の他端側に配設されている請求項3記載のオーバーヘッドモジュール。
  5. 前記電子基板は、該電子基板の一面が前記埋設部の車室外側の面と対向するように配設されており、
    前記スイッチは、前記一面に配設されている請求項3又は4記載のオーバーヘッドモジュール。
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