JP5335738B2 - 水噴射空気圧縮機 - Google Patents
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Description
本発明は水噴射式圧縮機を改善したものである。
図1において、圧縮機1はケーシング3内に雄ロータ2と雌ロータ(図示せず)が互いに噛み合って収納されている。この雄ロータ2と雌ロータは各々ローブ部の両側の吸入側軸7と吐出側軸16を軸受8によって回転可能に支持されている。ケーシング3には吐出側ケーシング4が連結され、その端部には吐出側カバ5が取り付けられている。
図2において、圧縮機1は水タンク19を内部に設けた水セパレータ18の上部に固定されており、モータによりベルトを介して吸入側軸が駆動される。
圧縮機の起動時において、圧縮機1内及び給水配管24内に水が無い場合、バイパス給水配管29に設けた第2電磁弁52を開とし、水クーラ20へ流入する給水配管24に設けた第1電磁弁30と、水クーラから出た給水配管24に設けた第3電磁弁53は閉とする。この状態で圧縮機1が起動し、水セパレータ18内の圧力が上昇すると水タンク19内の水は給水配管24を通って更にバイパス給水配管29を経由し、水フィルタ26を通過した後、直ぐに分岐してケーシングの給水口14とメカニカルシールへの給水口11とに給水される。
図3は本発明の第2の実施例を示す配管図である。
なお、図2と同一番号は同一物であるので、その説明は省略する。
図3において、ユニット全体の構成は図2に示す第一の実施例と同じであるが、起動時の給水配管は水クーラ20を通る給水配管24を分岐せずに、別に設けている。
圧縮機の起動時において、圧縮機1内及び給水配管24内に水が無い場合、第二給水配管38に設けた第4電磁弁54を開とし、水クーラ20を経由して給水する給水配管24に設けた第1電磁弁30と、水クーラから出た給水配管24に設けた第3電磁弁53は閉とする。この状態で圧縮機1を起動し、水セパレータ18内の圧力が上昇すると水タンク19内の水は第二給水配管38を通って第二給水配管に設けた水フィルタ26を通過した後、直ぐにケーシングの給水口14と、メカニカルシールへの給水口11とに給水される。
次に、ロータ間及びメカニカルシールへ十分に給水が行われるとした設定時間の経過後、第1電磁弁30と、第3電磁弁53を開にして、ケーシング及びメカ二カルシールへの給水を行うと共に、水クーラ20内にも水を充満させる。
ここで、同様に予め設定した時間の経過後、第二給水配管38に設けた第4電磁弁54を閉として、水タンク19内の水は通常の水クーラ20を通ってケーシング及びメカニカルシールの給水口へ給水を行う経路とする。
図4は本発明にかかわる温度センサを用いた電磁弁制御の系統図である。
図5は本発明にかかわる圧力センサを用いた電磁弁制御の系統図である。
図6は本発明にかかわる流量センサを用いた電磁弁制御の系統図である。
図4において、制御装置23は中央演算処理装置44と、時間を検出するタイマー46及び各センサーの信号を検出する検出回路51、各電磁弁を動作させるドライバ回路45を備えている。
実施例1に示す水の通過を予め設定した時間で制御する場合、タイマー46で経過時間を取り込み、記憶回路25から設定時間を読み込み、中央演算処理装置44で比較判定をして設定時間を超えた場合はドライバ回路45により電磁弁を動作させる。次に、給水配管に設けた温度センサ42が水の通過によって温度変化を検出した場合、その信号は検出回路51で検出されて中央演算処理装置44へ取り込まれる。同時に記憶回路25に記憶しておいた設定値を中央演算処理装置44へ取り込み、比較して設定値を超えたと判定した場合、ドライバ回路45を動作させて電磁弁を動作させる。しかしながら温度センサ42の場合、配管内の空気と水の温度差が小さい場合は水の流れの検出ができなくなる場合があり得る。
Claims (4)
- ケーシング内に回転可能に支持されたロータと、このロータの摺動部に水を噴射する水噴射空気圧縮機と、圧縮機から吐出された圧縮空気と水から水を分離し分離した水を貯留する水タンクと、圧縮空気を吐出する吐出配管とを有する水セパレータと、前記水タンクから水を圧縮機に供給する水クーラと水フィルタとを有する給水配管とからなる水噴射空気圧縮機において、
前記水タンクと前記水クーラの入口との間の給水配管と、前記水クーラの出口と前記水フィルタとの間の給水配管とをつなぐバイパス配管と、前記水クーラの入口と前記バイパス配管の接合部との間の給水配管と、前記水クーラの出口と前記バイパス配管との接合部の間の給水配管に各々設けられた電磁弁と、この各々の電磁弁を操作する制御装置を設けてなり、
前記制御装置は、圧縮機の起動時に前記水クーラの入口前の電磁弁と水クーラ出口後の電磁弁を閉とし、前記バイパス配管の電磁弁を開として、水タンクから圧縮機へ水がバイパス配管を通って供給される時間経過後に水クーラの入口前と出口後の給水配管の電磁弁も開とし、水クーラ内にも水が充填される時間経過後に、バイパス配管の電磁弁を閉とする制御を行うことを特徴とする水噴射空気圧縮機。 - 請求項1記載の水噴射空気圧縮機において、
前記制御装置は、前記給水配管の水クーラ入口前に電磁弁を設け、前記給水配管とは別に水フィルタと電磁弁を有して水タンクから圧縮機に水を供給する第二の給水配管を設けると共に、
前記水セパレータに圧力センサとこれらの電磁弁を操作する制御装置を設け、圧縮機の起動時は水クーラ入口前の電磁弁を閉にし、前記第二の給水配管の電磁弁を開として、水セパレータの圧力が設定圧に達したら前記水クーラの入口の電磁弁も開とし、前記第二の給水配管の電磁弁を閉とする制御を行うことを特徴とする水噴射空気圧縮機。 - 請求項2記載の水噴射空気圧縮機において、
前記制御装置は、前記給水配管に温度センサ、圧力センサ、又は流量センサを設けて、センサにより配管内の通水の有無を検知して前記電磁弁を操作させることを特徴とする水噴射空気圧縮機。 - 上記請求項1乃至3のいずれかに記載の水噴射空気圧縮機において、
前記圧縮機の吸入部へ接続する外部の加圧水供給配管を設け、前記水タンクに上限と下限の水位を検出可能な水位計を設けると共に、
前記圧縮機の起動後、前記水クーラを通る経路で給水を行い、前記水タンクの水位が減少した時に外部の加圧水供給配管から給水を行うことを特徴とする水噴射空気圧縮機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010167271A JP5335738B2 (ja) | 2010-07-26 | 2010-07-26 | 水噴射空気圧縮機 |
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Family Applications (1)
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JP2010167271A Active JP5335738B2 (ja) | 2010-07-26 | 2010-07-26 | 水噴射空気圧縮機 |
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