JP5335487B2 - 注意喚起システム - Google Patents

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本発明は、車両の乗員の注意を喚起するためのシステムに関する。
たとえば図5に示されているように構成されているHUD装置(ヘッドアップディスプレイ装置)1が提案されている(特許文献1および2参照)。インストルメントパネル200の内側に配置されているHUD装置1の画像投影素子11から発せられた光が、図5に一点鎖線矢印で示されているようにフロントウィンドウ(ウィンドシールド)3により反射される。これにより、フロントウィンドウ3越しに映し出されているかのような虚像IMG(破線参照)を運転者に視認させることができる。
特開2003−025872号公報 特開2003−118426号公報
しかし、たとえば車両の前方に存在する人間等の対象物に対する運転者の注意を喚起する際、HUD装置1により投影画像の表示形態が調節されることに加えて、メータユニット4に内蔵されているスピーカ42から図5に二点鎖線矢印で示されている方向に音が発せられる。すなわち、図6に模式的に示されているように、運転者の視野において投影画像IMG(一点鎖線参照)が映し出されるフロントウィンドウ3の指定領域から下方に離れた、メータユニット4のスピードメータ、タコメータおよびインジケータ等の表示機器群の近傍から音SND(二点鎖線参照)が発せられる。このため、注意喚起対象物が同一であるにもかかわらず、運転者の注意または視線がフロントウィンドウ3およびメータユニット4の表示機器群の両方に分散されることになり、この運転者に違和感を覚えさせる可能性が高い。
そこで、本発明は、運転者の注意を喚起する際に、当該運転者の違和感の軽減または解消を図りうるシステムを提供することを解決課題とする。
本発明の注意喚起システムは、車両の乗員の注意を喚起するためのシステムであって、前記車両のインストルメントパネル側からウィンドシールドの指定領域に画像を投影することにより虚像を形成するヘッドアップディスプレイ装置と、前記インストルメントパネル側から前記指定領域に向けて音を発するスピーカとを備え、前記ヘッドアップディスプレイから前記画像を投影するために前記指定領域へ向けて発せられた光が向かう方向と、前記スピーカから前記指定領域へ向けて発せられた前記音の向かう方向とが、同一又はほぼ同一となるように構成されているていることを特徴とする。
また、本発明の注意喚起システムは、車両の乗員の注意を喚起するためのシステムであって、前記車両のインストルメントパネル側からウィンドシールドの指定領域に画像を投影することにより虚像を形成するヘッドアップディスプレイ装置と、前記インストルメントパネル側から前記指定領域に向けて音を発するスピーカとを備え、前記ヘッドアップディスプレイから発せられ、前記ウィンドシールドにより反射された光が向かう方向と、前記スピーカから発せられ、前記ウィンドシールドにより反射された前記音の向かう方向とが、同一又はほぼ同一となるように構成されてもよい。
また、前記ヘッドアップディスプレイ装置が前記インストルメントパネルに開設されている開口を通じて、前記インストルメントパネルの内側から前記指定領域に画像を投影するように配置され、前記スピーカが前記インストルメントパネルにおいて前記開口の縁から離れた位置から前記指定領域に向けて音を発するように配置されてもよい。
さらに、前記ヘッドアップディスプレイ装置が前記インストルメントパネルに開設されている開口を通じて、前記インストルメントパネルの内側から前記指定領域に画像を投影するように配置され、前記スピーカが前記インストルメントパネルの内側から前記開口を通じて前記指定領域に向けて音を発するように配置されてもよい。
本発明の注意喚起システムによれば、ヘッドアップディスプレイ装置により発せられ、ウィンドシールドにより反射された光(または画像)が向かう方向と、スピーカから発せられ、ウィンドシールドにより反射された音が向かう方向とを同一またはほぼ同一にすることができる。したがって、車両の乗員にとって虚像が見える方向と、音が聞こえてくる方向とを一致またはほぼ一致させることができる。これにより、当該虚像および当該音の両方を通じて運転者の注意を喚起する際に、当該運転者の違和感の軽減または解消を図りうる。
本発明の第1実施形態としての注意喚起システムの構成説明図。 本発明の第1実施形態としての注意喚起システムの構成説明図。 本発明の第2実施形態としての注意喚起システムの構成説明図。 本発明の注意喚起システムの機能に関する説明図。 従来のHUD装置を備えている車両の構成説明図。 従来の車両の機能に関する説明図。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1に示されている車両用の注意喚起システムは、HUD装置1と、スピーカ2とを備えている。HUD装置1は画像投影素子11と、画像投影素子11により投影される画像を調節するECU12とを備えている。画像投影素子11としてはLCD(Liquid Crystal Display)等の光源(バックライト)を必要とする素子のほか、VFD(Vacuum Flourescent Display)等の自発発光型の素子が採用されうる。画像投影素子11およびECU12はインストルメントパネル(またはダッシュボード)200の内側に配置された筐体100に収納されている。
筐体100の上側壁には下または斜め下からフロントウィンドウ3の指定領域を臨むことができる第1開口102が開設されている。インストルメントパネル200には第1開口102に位置が合わせされて第2開口202が開設されている。たとえば、運転者用シートに座った人間が前を見たときに、フロントウィンドウ100においてその視野中心より若干下にある領域が「指定領域」として定義されている。第1開口102および第2開口102は、隙間がなくなるように接続またはシールドされてもよい。
図2に示されているようにスピーカ2は第2開口202の縁から車両の右方向に離れている位置においてインストルメントパネル200に対して固定されている。スピーカ2の配置箇所は第2開口202の縁から車両の左方向に離れている位置等、任意に変更されうる。スピーカ2からフロントウィンドウ3の指定領域に向かう方向と、スピーカ2の振動板(図示略)の垂線方向または振動方向とが一致またはほぼ一致するようにスピーカ2の姿勢が設定されている。
画像投影素子11から発せられた光は、図1および図2のそれぞれに一点鎖線矢印で示されているように、第1開口102および第2開口202を通った後、フロントウィンドウ3の指定領域により反射されて運転者に向かう。これにより、フロントウィンドウ3の指定領域越しに映し出されているかのような虚像IMG(破線参照)を運転者に視認させることができる。
スピーカ2から発せられた音は、図1および図2のそれぞれに二点鎖線で示されているようにフロントウィンドウ3の指定領域により反射されて運転者に向かう。
(第2実施形態)
図3に示されている注意喚起システムは、図1および図2に示されている注意喚起システムと比較して、HUD装置1の構成およびスピーカの配置箇所が相違している。
HUD装置1は筐体100の内側に配置された反射鏡112および114をさらに備えている。画像投影素子110から発せられた光は、図3に一点鎖線矢印で示されているように、反射鏡112および114により順に反射された上で、第1開口102および第2開口202を通った後、フロントウィンドウ3の指定領域により反射されて運転者に向かう。
スピーカ2は筐体100の内側に配置されている。スピーカ2からフロントウィンドウ3の指定領域に向かう方向と、スピーカ2の振動板(図示略)の垂線方向または振動方向とが一致またはほぼ一致するようにスピーカ2の姿勢が設定されている。スピーカ2から発せられた音は、図3に二点鎖線で示されているように筐体100の内側から第1開口102および第2開口202を通った後、フロントウィンドウ3の指定領域により反射されて運転者に向かう。
前記のように第1および第2実施形態のそれぞれの注意喚起システムによれば、HUD装置1により発せられ、フロントウィンドウ3により反射された光(または画像)が向かう方向と、スピーカ2から発せられ、フロントウィンドウ3により反射された音が向かう方向とを同一またはほぼ同一にすることができる。したがって、図4に模式的に示されているように、車両の乗員にとって虚像IMG(一点鎖線参照)が見える方向と、音SND(二点鎖線参照)が聞こえてくる方向とを一致またはほぼ一致させることができる。これにより、虚像IMGおよび音SNDの両方を通じて運転者の注意を喚起する際に、運転者がメータユニット4の表示機器群に注意または視線をとられないようにして、その結果として当該運転者の違和感の軽減または解消を図りうる。
第1および第2実施形態ではHUD装置1がインストルメントパネル100の内側に配置されたが、他の実施形態としてHUD装置1がウィンドシールド100に画像を投影可能な範囲でインストルメントパネル100の外側(ダッシュボードの上など)に配置されてもよい。
1‥HUD装置、2‥スピーカ、3‥ウィンドシールド、200‥インストルメントパネル

Claims (4)

  1. 車両の乗員の注意を喚起するためのシステムであって、
    前記車両のインストルメントパネル側からウィンドシールドの指定領域に画像を投影することにより虚像を形成するヘッドアップディスプレイ装置と、
    前記インストルメントパネル側から前記指定領域に向けて音を発するスピーカとを備え
    前記ヘッドアップディスプレイから前記画像を投影するために前記指定領域へ向けて発せられた光が向かう方向と、前記スピーカから前記指定領域へ向けて発せられた前記音の向かう方向とが、同一又はほぼ同一となるように構成されていることを特徴とする注意喚起システム。
  2. 車両の乗員の注意を喚起するためのシステムであって、
    前記車両のインストルメントパネル側からウィンドシールドの指定領域に画像を投影することにより虚像を形成するヘッドアップディスプレイ装置と、
    前記インストルメントパネル側から前記指定領域に向けて音を発するスピーカとを備え
    前記ヘッドアップディスプレイから発せられ、前記ウィンドシールドにより反射された光が向かう方向と、前記スピーカから発せられ、前記ウィンドシールドにより反射された前記音の向かう方向とが、同一又はほぼ同一となるように構成されていることを特徴とする注意喚起システム。
  3. 請求項1又は2記載の注意喚起システムにおいて、
    前記ヘッドアップディスプレイ装置が前記インストルメントパネルに開設されている開口を通じて、前記インストルメントパネルの内側から前記指定領域に画像を投影するように配置され、
    前記スピーカが前記インストルメントパネルにおいて前記開口の縁から離れた位置から前記指定領域に向けて音を発するように配置されていることを特徴とする注意喚起システム。
  4. 請求項1又は2記載の注意喚起システムにおいて、
    前記ヘッドアップディスプレイ装置が前記インストルメントパネルに開設されている開口を通じて、前記インストルメントパネルの内側から前記指定領域に画像を投影するように配置され、
    前記スピーカが前記インストルメントパネルの内側から前記開口を通じて前記指定領域に向けて音を発するように配置されていることを特徴とする注意喚起システム。
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