JP5334698B2 - 施設管理装置及び施設管理方法 - Google Patents

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この発明は、ユーザが行った省エネルギ活動を数値化する施設管理装置及び施設管理方法に関するものである。
「エネルギーの使用の合理化に関する法律」、いわゆる省エネ法の改正により、オフィスビルにおいてもCO2削減量を明確にしなければいけない動きとなってきており、近年、様々な省エネルギ(以下、省エネ)技術が提案されている。また、このような省エネ技術を実施するだけでなく、実施した場合の効果をユーザに提供するようになってきた。
例えば特許文献1が提案する施設管理装置は、特に建物の小区間単位(例えばテナント単位)で電気、ガス、水道を含むエネルギ媒体の使用量、廃棄物量及び熱使用量からなる測定データを入力として、エネルギ使用量、CO2排出量及び廃棄物排出量からなる実績値を計算し、この実績値を予め設定されている基準値と比較して達成率を算出し、テナント端末に配信するようにしている。
また、例えば特許文献2が提案する二酸化炭素削減目標表示システムは、小規模施設内に設置されて電気、ガス、水道のエネルギ消費量を測定し、測定したエネルギ消費量をCO2排出量に換算し、このCO2排出量と予め設定された削減目標値とからなるCO2削減情報を出力するようにしている。
特開2007−133469号公報 特開2005−332103号公報
従来、オフィスビル等の施設では省エネのために被空調区間の快適性を犠牲にすることはできず、エネルギ消費の大半を占めている空調設備についてユーザの納得が得られない省エネ制御を極力避ける必要があり、省エネ効果を最大限高めることはできなかった。
また、特許文献1,2の施設管理装置では、ユーザが施設管理装置側にアクセスすることはできるようになったが、装置側からは予め決められたエネルギ削減実績、達成率といった数字のみを提供するだけだった。そのため、その省エネ効果をユーザ一人一人と共有して、省エネに対する意識付けが行われていなかった。
このようなことから、ユーザの納得が得られる程度に被空調空間の快適性を保ちつつ、ビルシステムが目的とする効率的な省エネ制御を実施することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの快適性の維持とより積極的な省エネ・環境負荷低減活動の実践とを両立させる施設管理装置及び施設管理方法を提供することを目的とする。
この発明に係る施設管理装置は、個人識別番号を用いてユーザを識別して認証するユーザID認証手段と、ユーザID認証手段で認証されたユーザが、設備に対して省エネルギ貢献操作を行ったことを検出すると、当該省エネルギ貢献操作に紐付けられ、調整可能な範囲が登録された換算パラメータに基づいてポイント換算を行い、ユーザにポイントを付与するポイント換算付与手段と、ユーザID認証手段で認証されたユーザが、設備に対してポイント還付操作を行ったことを検出すると、当該ポイント還付操作の際の在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯を含む換算パラメータに応じてポイント数量を調整し、換算したポイント数をユーザに付与されたポイントから差し引くと共に、当該ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスをユーザが所有するポイント数の範囲内で実行するポイント還付手段とを備えるようにしたものである。
この発明に係る施設管理装置は、ユーザ毎のポイント数を、所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計手段と、ポイント集計手段の集計結果を画面表示する表示手段とを備えるようにしたものである。
この発明に係る施設管理方法は、個人識別番号を用いてユーザを識別して認証するユーザID認証ステップと、ユーザID認証ステップで認証されたユーザが、設備に対して省エネルギ貢献操作を行ったことを検出すると、当該省エネルギ貢献操作に紐付けられ、調整可能な範囲が登録された換算パラメータに基づいてポイント換算を行い、ユーザにポイントを付与するポイント換算付与ステップと、ユーザID認証ステップで認証されたユーザが、設備に対してポイント還付操作を行ったことを検出すると、当該ポイント還付操作の際の在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯を含む換算パラメータに応じてポイント数量を調整し、換算したポイント数をユーザに付与されたポイントから差し引くと共に、当該ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスをユーザが所有するポイント数の範囲内で実行するポイント還付ステップとを備えるようにしたものである。
この発明に係る施設管理方法は、ユーザ毎のポイント数を、所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計ステップと、ポイント集計ステップの集計結果を施設管理装置の画面に表示する表示ステップとを備えるようにしたものである。
この発明によれば、省エネルギ貢献操作に応じて付与されたポイント数に応じて、ポイント還付サービスが実行できるようにしたので、ユーザの快適性の維持とより積極的な省エネ・環境負荷低減活動の実践とを両立させることが可能な施設管理装置及び施設管理方法を提供することができる。
この発明によれば、ユーザ毎のポイント数を所定のユーザ集団毎に集計して画面表示するようにしたので、ユーザ単位だけでなくユーザ集団単位で省エネ制御への貢献度を可視化することによって省エネ・環境負荷低減活動全体の評価を支援することができる。
この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すポイント換算付与手段が有する省エネ操作テーブルの一例を示す説明図である。 図1に示すポイント換算還付手段が有するポイント還付操作テーブルの一例を示す説明図である。 図1に示すポイント集計手段の集計結果の一例を示す説明図である。 実施の形態1に係る施設管理装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す施設管理装置は、個人識別番号(以下、ID)を用いてユーザを識別して認証するユーザID認証手段1と、ユーザが行う省エネルギ貢献操作(以下、省エネ操作)又はポイント還付操作を検出する操作取得手段2と、省エネ操作をポイントに換算するポイント換算付与手段3と、ユーザ毎のポイント数を管理するポイント管理手段4と、ポイントに関する情報を通知するポイント通知手段5と、ポイント還付操作をポイントに換算すると共にポイント還付サービスを実行するポイント換算還付手段6と、ユーザ毎のポイント数を所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計手段7とを備える。
ユーザID認証手段1は、対象空間に在室しているユーザを、IDによって識別及び認証して、在室ユーザ数をカウントする。
図1では図示を省略するが、施設管理装置の管理対象である施設設備の操作部と操作取得手段2とが接続されている。操作取得手段2は、ユーザID認証手段1によって認証されているユーザが操作部を操作すると、そのIDと操作情報を取得する。ここでは、ユーザが操作部を操作する際に、その操作が省エネ操作かポイント還付操作かを示す情報も入力するものとする。
ポイント換算付与手段3は、省エネ操作の一覧が予め登録された省エネ操作テーブルを有する。そして、ポイント換算付与手段3は、操作取得手段2から省エネ操作が行われたことを受け付けると、在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯等の換算パラメータに応じてポイント数量を調整したうえで、その省エネ操作をポイント数に換算する。このポイント数の情報はポイント管理手段4へ出力される。
なお、ポイント換算付与手段3が換算したポイント数はユーザに付与される特典であり、例えば空調設備の設定温度を省エネ方向に変更する操作(省エネ貢献)を行ったユーザに対して、省エネ運転した時間分の実績をポイントとして付与する。ユーザは、このポイントを使用して、例えば空調設備の設定温度を短期的な快適性(増エネ)方向に変更する操作等のポイント還付サービスの提供を受けることができる。
図2は、ポイント換算付与手段3が有する省エネ操作テーブルの一例を示す説明図である。図2では、省エネ操作として「設定温度の変更」、「空調機の運転/停止操作」、「運転モードの変更」、「送風量の変更」等が登録されている。また、換算パラメータとして「在室ユーザ数」、「季節」、「現在温度との偏差」、「現在温度」、実施時間帯等が登録されている。ポイント数は、省エネ操作に応じたポイント数を示し、換算パラメータにより調整可能な範囲が登録されている。
ポイント管理手段4は、ポイント換算付与手段3がユーザに付与したポイント数の情報と、後述のポイント換算還付手段6が差し引いたポイント数の情報を受け付けて、IDに基づいて各ユーザが保有するポイント数を管理する。
ポイント通知手段5は、ポイント管理手段4が管理するポイント数の情報に基づいて、ポイント換算付与手段3が付与したポイント数、後述のポイント換算還付手段6が差し引いたポイント数、そのポイント数で実行できるポイント還付サービス等のポイントに関する情報をユーザに対して通知する。通知内容は、例えば、どれだけの期間内でそのポイントを使用できるかといった内容とする。通知方法はどのような方法でもよいが、ここでは、施設管理装置が有する表示装置とポイント通知手段とが接続され、通知内容を画面表示することとする。
ポイント換算還付手段6は、付与されたポイントを使用して受けられるポイント還付サービス、即ちポイント還付操作の一覧が予め登録されたポイント還付操作テーブルを有する。そして、ポイント換算還付手段6は、操作取得手段2からポイント還付操作が行われたことを受け付けると、在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯等の換算パラメータに応じてポイント数量を調整したうえで、そのポイント還付操作をポイント数に換算する。また、ポイント換算還付手段6は、ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスを、ユーザが所有するポイント数の範囲内で実行する。
ポイント還付操作をポイント換算したポイント数の情報はポイント管理手段4へ出力される。
なお、ポイント換算還付手段6が換算したポイント数は、ユーザが短期的な快適性方向に変更する操作等のポイント還付サービスの提供を受けるために使用するポイントであり、ポイント管理手段4で管理されているユーザ保有のポイントから差し引かれるポイントである。
図3は、ポイント換算還付手段6が有するポイント還付操作テーブルの一例を示す説明図である。図3では、ポイント還付操作として「設定温度の変更」、「空調機の運転/停止操作」、「運転モードの変更」、「送風量の変更」等が登録されている。また、換算パラメータとして「在室ユーザ数」、「季節」、「現在温度との偏差」、「現在温度」、実施時間帯等が登録されている。ポイント数は、ポイント還付操作に応じたポイント数を示し、換算パラメータにより調整可能な範囲が登録されている。
ポイント集計手段7は、ポイント管理手段4によってユーザ毎に管理されているポイント数を、部署毎、テナント毎等の予め設定されたユーザ集団単位で集計する。集計結果のユーザへの提示方法はどのような方法でもよいが、ここでは、施設管理装置が有する表示装置(表示手段)とポイント集計手段7とが接続され、集計結果を画面表示することとする。
図4は、ポイント集計手段7による集計結果の一例を示す説明図である。図4では、「2009年5月」に付与された「付与ポイント数」、これからのポイント還付操作に使用できる「使用可能ポイント数」、既にポイント還付操作に使用した「還付ポイント数」を「部署毎」に集計してある。
本実施の形態1では、図2に示す省エネ操作テーブルのポイント数と、図3に示すポイント還付操作テーブルのポイント数の割合を調節して還元率を制御することにより、快適性とエネルギ消費量のバランスを調整することができる。即ち、施設設備の使用状況に合わせて、ポイントの還元率やポイント還付サービスに必要なポイント数量を調整することで、省エネ性とユーザの快適性及び満足度をより高めることができる。
例えば、図2及び図3に示すように、操作の影響を受けるユーザの数に応じてポイント数を調整する。省エネ操作実行時、対象空間にいるユーザが多ければ、付与するポイント数を多くする。また、ポイント還付サービス実行時、対象空間にいるユーザが少なければ、還付する(差し引く)ポイント数を多くする。
また、例えば、現在温度と設定温度との乖離幅に応じてポイント数を調整する。省エネ操作実行時、設定温度が省エネ側(標準設定温度より省エネ側、即ち夏期であれば高温側、冬期であれば低温側)である割合に応じて、付与するポイント数を多くする。また、ポイント還付サービス実行時、設定温度が快適側(標準設定温度より快適側、即ち夏期であれば低温側、冬期であれば高温側)である割合に応じて、還付するポイント数を多くする。
なお、上述した在室ユーザ数又は設定温度以外の換算パラメータを用いて、ポイントの還元率やポイント還付サービスに必要なポイント数量を調整してもよい。
次に、施設管理装置の動作を説明する。図5は、実施の形態1に係る施設管理装置の動作を示すフローチャートである。
先ず、ユーザID認証手段1がユーザのIDを認証し、認証の都度、対象空間に在室している人数をカウントする(ステップST1、ユーザID認証ステップ)。
ポイント換算付与手段3は、操作取得手段2から省エネ操作が行われたことを受け付けると(ステップST2“Yes”)、図2に示す省エネ操作テーブルを参照して、省エネ操作により削減できるエネルギ消費量に応じたポイント数を換算する(ステップST3)。
例えば、ID#1のユーザが夏期(7〜9月)に対象空間の設定温度を1℃上げる省エネ操作を行った場合、省エネ操作テーブルの「設定温度の変更」に該当するので、ポイント換算付与手段3は、ユーザID認証手段1がカウントした「在室ユーザ数」と操作取得手段2が取得した操作情報に含まれる「現在温度との偏差」を換算パラメータに用いて、ID#1のユーザに付与するポイント数を決定する。
ポイント換算付与手段3が換算したID#1のユーザに付与するポイント数は、ポイント管理手段4へ出力され、ID#1のユーザの保有するポイントに加算される(ステップST4)。また、ポイント集計手段7は、ポイント管理手段4がユーザ毎に管理するポイント数を参照して、部署毎及びテナント毎にポイント数を集計する(ポイント集計ステップ)。なお、ステップST2〜ST4がポイント換算付与ステップである。
なお、ポイント管理手段4に更新があったとき又はポイント集計手段7に更新があったとき等に、ユーザ毎、部署毎、テナント毎の使用可能なポイント数を表示装置に画面表示するようにしてもよい(ステップST5、表示ステップ)。
ポイント換算還付手段6は、操作取得手段2からポイント還付操作が行われたことを受け付けると(ステップST6“Yes”)、図3に示すポイント還付操作テーブルを参照して、省エネ操作に応じたポイント数を換算してポイント管理手段4へ出力し、ポイント管理手段4が該当IDのユーザが保有するポイント数からポイント換算還付手段6が換算したポイント数を差し引く(ステップST7)。また、ポイント換算還付手段6は、操作取得手段2のポイント還付操作に応じたポイント還付サービスを実行する。なお、ステップST6,ST7がポイント還付ステップである。
例えば、ID#1のユーザがステップST4で付与されたポイントを還付して、夏期に対象空間の設定温度を30分間1℃下げるポイント還付操作を行った場合、この操作がポイント還付操作テーブルの「設定温度の変更」に該当するので、ポイント換算還付手段6は、ユーザID認証手段1がカウントした「在室ユーザ数」と操作取得手段2が取得した操作情報に含まれる「現在温度との偏差」を換算パラメータに用いて、ID#1のユーザ所有のポイントから差し引くポイント数を決定する。
なお、ポイント還付操作1回分の有効時間を制限するようにすれば、ポイント還付操作による変化後の環境が標準環境から乖離することを極力抑えることができる。
なお、図5のフローチャートでは図示を省略するが、ステップST7に続いて、ポイント集計手段7が、ポイント管理手段4が管理するポイント差し引き後のポイント数を参照して、部署毎及びテナント毎にポイント数を集計し直し(ポイント集計ステップ)、ユーザ毎、部署毎、テナント毎の使用可能なポイント数を表示装置に画面表示するようにしてもよい(表示ステップ)。
また、ポイント通知手段4が、ポイント管理手段4が管理するポイント数の情報に基づいて、省エネに積極的なユーザ、即ち付与ポイント数が多く、かつ、使用可能ポイント数が多いユーザをランキングして通知するようにしてもよい。省エネ活動に積極的なユーザを公表することにより、活動状況を可視化し、早期・安定的な省エネ活動の定着を可能とする。
このように、ポイント還付操作時、省エネ操作によって獲得したポイントを還付することにより、ユーザの省エネ・環境負荷低減活動を持続的に行わせることが可能となる。また、部署毎、テナント毎といった所定のユーザ集団単位でポイント数を集計して周知することにより、省エネへの取り組みと貢献度を可視化することができ、省エネ・環境負荷低減活動全体の評価を支援することができる。
以上より、実施の形態1によれば、IDを用いてユーザを識別して認証するユーザID認証手段1と、ユーザID認証手段1で認証されたユーザが設備に対して省エネ操作又はポイント還付操作を行ったことを検出する操作取得手段2と、検出した省エネ操作に紐付けられた換算パラメータに基づいてポイント換算を行い、ユーザにポイントを付与するポイント換算付与手段3と、ユーザに付与又は還付されるポイント数を管理するポイント管理手段4と、ポイント数に関する情報を通知するポイント通知手段5と、検出したポイント還付操作に応じたポイント数をユーザに付与されたポイントから差し引くと共に、当該ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスを実行するポイント換算還付手段6とを備えるように構成した。このため、ポイント還付操作時、省エネ操作によって獲得したポイントを還付することにより、ユーザの省エネ・環境負荷低減活動を持続的に行わせることが可能となる。また、ユーザ毎に省エネ制御への貢献度を可視化することにより、快適性の維持と積極的な省エネ・環境負荷低減活動の実践との両立を支援可能な施設管理装置を提供することができる。さらに、付与ポイントと還付ポイントを個別に管理することで、ポイントの公平性及び信頼性を向上することができる。
また、ポイント管理手段4が管理するユーザ毎のポイント数を、所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計手段7を備え、ポイント集計手段7の集計結果を表示装置に画面表示するように構成した。このため、ユーザ個人だけではなく、部署単位、テナント単位といった所定のユーザ集団単位で省エネ制御への貢献度を可視化することにより、省エネ・環境負荷低減活動全体の評価を支援することができる。
なお、上記実施の形態1では、ユーザが操作部を操作する際に、省エネ操作かポイント還付操作かを示す情報も一緒に入力して、操作取得手段2が省エネ操作かポイント還付操作かを判別する構成としたが、これに限定されるものではなく、ポイント換算付与手段3及びポイント換算還付手段6がそれぞれのテーブル内容と照合して、ユーザの操作が省エネ操作かポイント還付操作かを判別する構成にしてもよい。
また、ポイント換算還付手段6は、ポイント還付操作をポイント換算する際に、在室ユーザ数、現在温度と設定温度の偏差、実施時間帯等の換算パラメータを用いてポイント数を調整するように構成したが、これに限定されるものではなく、換算パラメータによる調整を行わない構成(即ち、ポイント還付手段)であってもよい。
また、還付ポイント数に応じた現金還元等を実施して、省エネ活動を促進してもよい。
1 ユーザID認証手段
2 操作取得手段
3 ポイント換算付与手段
4 ポイント管理手段
5 ポイント通知手段
6 ポイント換算還付手段
7 ポイント集計手段

Claims (4)

  1. 施設内の設備の運転を監視するための施設管理装置であって、
    個人識別番号を用いてユーザを識別して認証するユーザID認証手段と、
    前記ユーザID認証手段で認証されたユーザが、前記設備に対して省エネルギ貢献操作を行ったことを検出すると、当該省エネルギ貢献操作に紐付けられ、調整可能な範囲が登録された換算パラメータに基づいてポイント換算を行い、前記ユーザにポイントを付与するポイント換算付与手段と、
    前記ユーザID認証手段で認証されたユーザが、前記設備に対してポイント還付操作を行ったことを検出すると、当該ポイント還付操作の際の在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯を含む換算パラメータに応じてポイント数量を調整し、換算したポイント数を前記ユーザに付与されたポイントから差し引くと共に、当該ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスをユーザが所有するポイント数の範囲内で実行するポイント還付手段とを備えることを特徴とする施設管理装置。
  2. 請求項1に記載の施設管理装置であって、
    ユーザ毎のポイント数を、所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計手段と、
    前記ポイント集計手段の集計結果を画面表示する表示手段とを備えることを特徴とする施設管理装置。
  3. 施設内の設備の運転を監視するための施設管理装置の施設管理方法であって、
    個人識別番号を用いてユーザを識別して認証するユーザID認証ステップと、
    前記ユーザID認証ステップで認証されたユーザが、前記設備に対して省エネルギ貢献操作を行ったことを検出すると、当該省エネルギ貢献操作に紐付けられ、調整可能な範囲が登録された換算パラメータに基づいてポイント換算を行い、前記ユーザにポイントを付与するポイント換算付与ステップと、
    前記ユーザID認証ステップで認証されたユーザが、前記設備に対してポイント還付操作を行ったことを検出すると、当該ポイント還付操作の際の在室ユーザ数、操作内容、操作時間帯を含む換算パラメータに応じてポイント数量を調整し、換算したポイント数を前記ユーザに付与されたポイントから差し引くと共に、当該ポイント還付操作に応じたポイント還付サービスをユーザが所有するポイント数の範囲内で実行するポイント還付ステップとを備えることを特徴とする施設管理方法。
  4. 請求項3に記載の施設管理方法であって、
    ユーザ毎のポイント数を、所定のユーザ集団毎に集計するポイント集計ステップと、
    前記ポイント集計ステップの集計結果を施設管理装置の画面に表示する表示ステップとを備えることを特徴とする施設管理方法。
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