JP5334684B2 - 放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents

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Description

この発明は、放送信号を受信して映像や音声を出力する放送受信装置に関し、特に、車両などの移動体に搭載され、受信中の放送局の受信状態が悪化したときに同じ番組を放送している他の放送局を見つけ出し、受信する放送局を自動的に切換えることのできる放送受信装置に関する。
放送受信装置を搭載する車両がある放送局からの放送電波を受信していた場合、車両がその放送局の受信可能なエリアから出ると、番組が視聴できなくなる。そこで各放送局のサービスエリアマップを放送受信装置内のメモリに記憶しておき、GPS(Global Positioning System)で車両の現在位置を算出し、車両がある系列の一の放送局のサービスエリアから同じ系列であって、同じ番組を同時刻に放送している他の放送局のサービスエリアへ入ったとき、放送局を自動的に切換えることが行われていた。
しかし、ある系列の一の放送局のサービスエリア内に車両が位置していたとしても、必ずしもその放送局からの放送電波を受信するのが最適とはかぎらない。例えば、放送局Aのサービスエリア内であっても、建造物等が障害になって放送局Aからの放送電波を受信できない場所へ入ったりすると、隣のサービスエリア内の放送局Bからの放送電波を受信する方がよい場合がある。
そこで特許文献1においては、予め各放送局の所在地をメモリに記憶しておき、GPSで算出した車両の現在位置とから、各放送局と車両の現在位置との間の距離を算出する。次に、その算出された距離に、放送局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが大きいほど大きくなるように見晴らし状況に応じて定義された乗算係数を掛けて得られる値が最も小さいチャンネルを選択していた。
特開2006−174208公報(第5−9頁、第2図)
しかし、これらの従来技術のように、サービスエリアマップや放送局の位置をあらかじめ記憶しておく方法では、サービスエリアマップや放送局の位置を記憶してから時間が経過し、サービスエリアマップや放送局の位置が変わるなどした場合、実際の電波受信状態と齟齬が生じる。この発明はこのような問題を解決するためになされたもので、実際の電波受信状態を反映した受信可能エリア情報に基づき同じ番組を送信している放送局の選局を行うことができる放送受信装置を提供することを目的とする。
この発明に係る放送受信装置は、各放送信号が受信可能なエリアを示す情報である受信可能エリア情報を、実際の受信可否に基づいてリアルタイムに更新する。
この発明に係る放送受信装置は、電波受信状況が変化した場合、その変化を反映した受信可能エリア情報に基づいて同じ番組を送信している放送局の選局を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の概略の内部構成を示すブロック図である。 図1の放送受信装置におけるTS情報記憶部107に記憶される内容を示す表である。 この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の受信可能エリアの例を示す図である。 図3の受信可能エリアにおけるその情報の表現方法を示した表である。 実施の形態1に係る放送受信装置における選局制御部106の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る放送受信装置における選局制御部106の動作を示すフローチャートである。 図6のステップS12の詳細動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る放送受信装置における選局動作を示す状態遷移図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。例として、ここではこの放送受信装置が自動車などの車両に搭載されているものとする。また、放送局からこの放送受信装置に送信されてくる放送電波は、MPEG−2に規定される映像や音声やその他のデータが多重化されたTS(トランスポートストリーム)を放送信号として再多重化して含んでいるものとする。
図1に示される放送受信装置は、放送信号受信アンテナ99と、チューナ・復調部100と、デマルチプレクス部101と、映像/音声デコード部102と、映像表示部103と、音声出力部104と、受信不可検出部105と、選局制御部106と、TS情報記憶部107と、GPSアンテナ108と、位置情報出力部109のブロックから構成される。
まず、この実施の形態1に係る放送受信装置の基本的な動作について説明する。図1において、放送信号受信アンテナ99は、放送局が送信する放送電波を受信する。受信した電波について、チューナ・復調部100が選局・復調をおこない、TSを抽出して出力する。デマルチプレクス部101は、チューナ・復調部100が出力したTSから情報を抽出し、映像パケットと音声パケットとを映像/音声デコード部102へ出力する。映像/音声デコード部102は、映像パケットと音声パケットとをデコードし、映像表示部103に映像信号を、音声出力部104に音声信号をそれぞれ出力する。
映像表示部103は、例えばモニタであり、入力された映像信号に基づいて画面に映像を表示する。音声出力部104は、例えばスピーカであり、入力された音声信号に基づいて音声を出力する。これによりユーザは番組の視聴が可能になる。
また、受信不可検出部105は、チューナ・復調部100と、デマルチプレクス部101と、映像/音声デコード部102から放送信号の受信状態に関する各種情報を受け取り、受け取った情報に基づき受信中の放送電波が受信不可能であるか否かを判断する。選局制御部106と、TS情報記憶部107には受信可能エリア情報など、各TSに関する情報が記憶されている。
GPSアンテナ108は、この放送受信装置が搭載されている車両の現在位置の経度と緯度を特定するためにGPS電波を受信し、その経度と緯度を示す情報である経度・緯度情報を位置情報出力部109へ出力する。位置情報出力部109は、車両の位置を示す情報である位置情報を選局制御部106へ出力する。ここで、位置情報出力部109が出力する位置情報は、例えば、GPSアンテナ108から入力された経度・緯度情報そのものでもよいし、あるいはそれをもとに位置情報出力部109が算出した、メッシュ状に地図を区切った時に、車両の現在位置がどのメッシュに属するのかを示す情報であるメッシュ特定情報でもよい。
選局制御部106は、チューナ・復調部100に指示し、視聴を所望するTSを送信している放送局を選局させる。またこのとき、選局制御部106は位置情報出力部109から、この放送受信装置が搭載された車両の現在位置を示す位置情報を取得し、TS情報記憶部107に記憶されている、受信可能エリア情報402を更新する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置におけるTS情報記憶部107に記憶されている内容を示す表である。TS情報記憶部107は、図2に示すように、各TSのそれぞれについて、そのTSの物理CH400、そのTSのTS名401、そのTSが受信可能なエリアを示す情報である受信可能エリア情報402及びそのTSと同じ番組を同時刻に放送しているTS(同一番組TS)を示す情報である同一番組TS情報403を記憶している。
この実施の形態1に係る放送受信装置においては、選局制御部106が、TS情報記憶部107に記憶されている受信可能エリア情報402を、受信不可検出部105の受信可否の判断と、位置情報出力部109から取得する位置情報に基づいてリアルタイムに更新する。これにより、電波受信状況が変化した場合でも、その変化を反映することができる。
以上がこの実施の形態1に係る放送受信装置の基本的な動作である。以下では、図1の各ブロックの動作をさらに詳細に説明する。
チューナ・復調部100は、選局制御部106の指示に従い、TSの選局を行う。チューナ・復調部100はまた、放送局から送出された放送信号受信アンテナ99が受信した放送電波に対し、復調、誤り訂正を行って、TSを出力する。チューナ・復調部100はまた、選局している番組の受信信号の受信レベル情報、放送電波受信時のC/N比(Carrier−to−Noise ratio:搬送波電力対雑音電力比)を示す情報である受信C/N比情報、所定の時間でPLLがロックできなかった場合にその旨を知らせるために通知される情報であるPLLロック情報、所定の時間でフレームがロックできなかった場合にその旨を知らせるために通知される情報であるフレームロック情報、受信した放送信号の誤り率を示す情報である誤り率情報などの各種情報の少なくとも一つを受信不可検出部105に出力する。これらの各種情報は、受信不可検出部105における、現在受信しているTSの受信可否の判断に用いられる。
デマルチプレクス部101は、入力されるTSから番組特定情報(PSI:Program Specific Information)及び番組配列情報(サービス情報:SI:Service Information)を抽出し、それらの情報をTS情報記憶部107に保存させる。
デマルチプレクス部101は更に、抽出されたPSI及び/又はSI(以下「PSI/SI」と記載することがある)から、TS中の映像TSパケット及び音声TSパケットのPID(TSパケット識別子:Packet Identifier)の値を検出し、TSを各PIDでフィルタリングして映像TSパケット及び音声TSパケットを分離させて抽出し、映像/音声デコード部102に出力すると共に、番組アソシエーション(統合)・テーブル(PAT(Program Association Table))断絶情報(途絶情報)、番組対応テーブル(PMT(Program Map Table))断絶情報(途絶情報)、TSの同期ロストを示す情報であるTS同期ロスト情報、TSのパケットロストを示す情報であるTSパケットロスト情報、の各種情報のうちの少なくとも一つを受信不可検出部105に出力する。これらの各種情報も、受信不可検出部105における、現在受信しているTSの受信可否の判断に用いられる。
上記でマルチプレクス部101が受信不可検出部105に出力する各種情報のうち、PAT断絶情報は、PATが所定の時間間隔で到来しなかった場合に出力される通知である。また、PMT断絶情報は、PMTが所定の時間間隔で到来しなかった場合に出力される通知である。TS同期はずれ情報(通知)は、TSにおいて188バイト毎に同期バイトが検出されない場合に出力される通知である。TSパケットの損失情報(通知)は、TSのヘッダ中に存在する連続性カウンタ値の不連続を検出した際に出力される通知である。
映像/音声デコード部102は、映像パケット及び音声パケットから映像のデコード(復号)及び音声のデコードを行い、映像パケットの復号された映像信号は映像表示部103に出力し、音声パケットの復号された音声信号は音声出力部104に出力する。また、映像/音声デコード部102は、デコードエラーが検出された場合に出力される通知であるデコードエラー検出情報、デコードエラー率を示す情報であるデコードエラー率情報の各種情報のうちの少なくとも一つを受信不可検出部105に出力する。これらの情報も、受信不可検出部105における、現在受信しているTSの受信可否の判断に用いられる。
受信不可検出部105は、チューナ・復調部100、デマルチプレクス部101及び映像/音声デコード部102から出力される上記の各種情報に基づいて、現在受信しているTSの受信可否を判断し、受信が不可能である(「現状受信不可」)と判断した場合は、選局制御部106に、その判断結果を知らせる信号である受信不可通知を出力する。
例えば、受信不可検出部105は、チューナ・復調部100からの受信レベル情報により、受信レベルが所定値未満となった場合には、「現状受信不可」と判断する。
同様に、チューナ・復調部100からの受信C/N比情報により、C/N比が所定値未満となった場合には、「現状受信不可」と判断する。
同様に、チューナ・復調部100からのPLLロック情報により、PLLロックがはずれたと判断されるときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、チューナ・復調部100からのフレームロック情報により、フレームロックがはずれたと判断されるときは、「現状受信不可」と判断する。
同様にチューナ・復調部100からの誤り率情報により誤り率が所定値を超えると判断されたときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、デマルチプレクス部101からのPAT(Program Association Table)断絶情報により、PAT断絶が検出されときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、デマルチプレクス部101からのPMT(Program Map Table)断絶情報により、PMT断絶が検出されときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、デマルチプレクス部101からのTS同期はずれ情報により、TS同期はずれが検出されたときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、デマルチプレクス部101からのTSパケットの損失情報により、TSパケットの損失が検出されたときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、映像/音声デコード部102からのデコードエラー検出情報によりデコードエラーが検出されたときは、「現状受信不可」と判断する。
同様に、映像/音声デコード部102からのデコードエラー率情報によりデコードエラー率が所定値を超えると判断されたときは、「現状受信不可」と判断する。
受信不可検出部105が「現状受信不可」と判断する条件は、上記の条件のうち複数の条件を組み合わせたものとしてもよい。
受信不可検出部105は、上記した各種情報に基づいて、受信信号が「現状受信不可」であるか否かを判断するが、この際、現状では受信可能であっても、「受信不可直前」、即ち、現状では受信可能であっても、信号レベルが受信不可に近く、近いうちに受信が不可能になるおそれがある場合には、「現状受信不可」であるとして処理するようにしてもよい。例えば、チューナ・復調部100からの受信レベル情報により、受信レベルが所定値未満となった場合には、「現状受信不可」と判断する場合に、この所定値を高めに設定すれば、「受信不可直前」に「現状受信不可」であるとして処理することができる。
TS情報記憶部107は、図2に示すように、各TSについて、そのTSの物理CH400、そのTSのTS名401、そのTSの受信可能エリア情報402及びそのTSと同一番組TS情報403を記憶している。以下、これらについて説明する。
物理CH400には、各TSについて、チューナ・復調部100が該当のTSを受信する際に設定する物理CHを記憶する。なお、物理CHは、チューナ・復調部100が該当のTSを受信する際に設定すべき値、例えば周波数値で代用してもよい。
TS名401には、各TSについて、デマルチプレクス部101が解析した番組特定情報(PSI)のネットワーク・インフォメーション・テーブル(NIT)セクションにおけるTS情報記述子内のTS名(ts_name_char)のフィールドを記憶する。なお、TS名401は、放送局から受信した放送信号の中のTSを一意に決定できる情報であれば、他の情報で代用してもよい。
同一番組TS情報403としては、そのTS同じ番組を放送している別のTSのチャンネル情報を一意に決定できるもの、例えばその別のTSのTS名401や、物理CH400、TSを識別するためのID番号(ts_id)及びサービスを識別するためのID番号(sv_id)の組といったものを記憶する。図2では、同一番組TS情報403としてTS名を記憶しており、TS1のチャンネル情報404の同一番組TS303の欄を見るとわかるように、TS1に対してTS4及びTS7が同一番組TSの関係になっている。
受信可能エリア情報402は、各TSについて、そのTSの受信可能なエリアを示す情報である。受信可能エリア情報402は、位置情報出力部109から取得した位置情報と受信不可検出部105からの受信不可通知とに基づき、選局制御部106によって更新される。
ここで、受信可能エリア情報402は、矩形や円形・楕円形・多角形など、あらかじめ定めておいた受信可能エリアのサイズを指定するパラメータである。例として、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置においては、図2に示したように、受信可能エリアを矩形と定めて、その左上端及び右下端の座標を記憶している。以下、これについて説明する。
図3はある放送局A200の受信可能エリアの例を示す図であり、図4は図3の受信可能エリアの表現方法の例を示した表である。ここでは、受信可能エリアの形状を矩形と定めており、放送局A200に対する受信可能エリア201は、図4の表300に示すように、左上端202の位置P1及び右下端203の位置P2で指定される。これに対応して、TS情報記憶部107の受信可能エリア情報402には、受信可能エリアの矩形の左上端と右下端の座標が記憶されている。
次に、受信可能エリア情報402の更新の例について図3及び図4を用いて説明する。ある時点で、放送局A200の受信可能エリアが、図4に示すように、左上端202が位置P1、右下端203が位置P2の矩形(図3における受信可能エリア201)であったとする。その時点から、放送受信装置を搭載した車両が放送局AからのTSを受信しながら、選局制御部106が受信不可検出部105から受信不可通知を受けることなく、図3の受信可能エリア201内のある位置から位置P3まで直進し、位置P3においてはじめて、選局制御部106が受信不可検出部105から受信不可通知を受けた場合を考える。
この場合、最初の位置から現在位置P3までの間はTSが「現状受信不可」でなかった(「現状受信可」であった)ことになる。この場合、選局制御部106は、受信可能エリア201の外に出てから位置P3にたどり着くまでの間、TS情報記憶部107に記憶されている受信可能エリアの矩形の左上端の座標を、位置情報出力部から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に随時更新する。これにより最終的に、位置204までこのTSが受信可能であったことを反映した受信可能エリア205を新たな受信可能エリアとし、その左上端の位置を示す座標がTS情報記憶部107の受信可能エリア情報である受信可能エリアの矩形の左上端の座標となる。これにより、図4の表301に示すような、受信可能エリアの左上端はP3で、右下端はP2の矩形が新たな受信可能エリアとして記憶される。
一般に、受信可能エリア外でも受信不可通知が送られてきていない場合、ある時点で受信可能エリアの左端境界線より左又は上端境界線より上で「現状受信可」であれば、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の左上端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。受信可能エリアの右端境界線より右又は下端境界線より下で「現状受信可」であれば、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の右下端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。これらは受信可能エリアを拡大する更新である。
また、受信可能エリア外でも受信不可通知が送られてきていない場合の受信可能エリアを拡大する更新方法としては、次のような方法をとってもよい。すなわち、ある時点で受信可能エリアの左端境界線より左かつ上端境界線より上で「現状受信可」であれば、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の左上端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。受信可能エリアの右端境界線より右かつ下端境界線より下で「現状受信可」であれば、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の右下端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。これらは受信可能エリアを拡大する更新である。
上記では、選局制御部106が、受信可能エリア外でも受信不可通知が送られてきていない場合に、受信可能エリアを拡大する更新を行う方法について説明した。同様の方法によって、選局制御部106は、受信可能エリア内であるにもかかわらず受信不可通知を受けた場合に、受信可能エリアを縮小する更新も行う。以下、この受信可能エリアを縮小する更新について説明する。
受信可能エリア内であるにもかかわらず受信不可検出部105より受信不可通知を受けた場合、選局制御部106は、受信不可通知を受けたときに位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置が受信可能エリアを表す矩形の中心より左であるときは、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の左上端の位置を示す座標を受信不可通知を受けたときに位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。受信不可通知を受けたときに位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置が受信可能エリアを表す矩形の中心より右であるときは、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の右下端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。これらは受信可能エリアを縮小する更新である。
また、受信可能エリア内であるにもかかわらず受信不可検出部105より受信不可通知を受けた場合に受信可能エリアを縮小する更新方法としては、次のような方法をとってもよい。先に説明した方法では、矩形の中心より左か右かで、更新する座標を左上端か右下端かを決定していたが、矩形の中心より上か下かで、更新する座標を左上端か右下端かを決定してもよい。すなわち、選局制御部106は、受信不可通知を受けたときに位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置が受信可能エリアを表す矩形の中心より上であるときに、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の左上端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。受信不可通知を受けたときに位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置が受信可能エリアを表す矩形の中心より下であるときは、選局制御部106は、受信可能エリア情報402の受信可能エリアを表す矩形の右下端の位置を示す座標を位置情報出力部109から取得した位置情報が示す車両の現在位置の座標に更新する。
また、受信可能エリア内であるにもかかわらず受信不可検出部105より受信不可通知を受けた場合に受信可能エリアを縮小する更新方法としては、受信不可通知を受けた時に逐次受信可能エリアを更新してもよいが、受信不可通知をある一定期間受信し続けた場合にのみ更新を行うことで、本来受信可能エリアを更新すべきではない一時的な受信不可の場合、例えば、車がビルの陰などに入って一時的にだけ放送電波を受信できなくなるような場合に、余計な受信可能エリア情報の更新操作を行わなくすることが出来る。
なお、受信可能エリアとして矩形ではない形状を用いる場合は、左上端及び右下端の位置情報の代わりに、その形状のサイズを特定するパラメータ(形状が円形の場合は中心と半径、形状が楕円の場合は中心と長径、短径、など)を受信可能エリア情報として用い、同様に受信可能エリア情報402を更新していく。受信可能エリア情報402をこのように形状のサイズを特定するパラメータの形式とすることで、記憶量を抑制することができる。
また、受信可能エリア情報は、地図をメッシュ状に区切り、各メッシュについての受信可否を示す情報でもよい。この場合は、メッシュを切る数に比例して記憶量が増大するが、精密な受信状態の記憶が可能になる。
上の例では、受信可能エリア情報の更新はTS単位で行った。しかし、同じ放送局から複数のTSが送信されてくる場合、それらのTSの受信可能エリアは同じと考えられる。そこで、いずれかのTSの受信可能エリアを更新する際に、そのTSを送信する放送局から送信される他のTSの受信可能エリア情報も同時に更新するようにしてもよい。
図5は、図1の放送受信装置における選局制御部106の動作を示すフローチャートである。以下、図5を用いて選局制御部106の動作について説明する。
まず、選局制御部106の指示により、あるTSの番組を視聴している状態になったとする(ステップS0)。映像表示部103に映像表示部により映像が表示され、音声出力部から音声が出力され、ユーザは番組を視聴することができる(ステップS1)。また、このとき、選局制御部106は、そのTSのチャンネル情報を未取得の場合や、情報の更新の必要な場合は、その視聴中のTSのチャンネル情報をTS情報記憶部107に記憶させるか、又は上書きする。
選局制御部106は、上記ステップS1の状態で受信不可検出部105から受信不可通知が通知されていないかを監視する(ステップS2)。受信不可通知を受信していない場合(ステップS2でNO)、選局制御部106は、受信可能エリア情報402を更新する必要があれば、位置情報出力部109から取得した位置情報をもとに、TS情報記憶部107に記憶されている視聴中のTSについての受信可能エリア情報402を更新する(ステップS3)。ここでは受信可能と判断されるので、受信可能エリアを拡大するように受診可能エリア情報が更新される。この場合はステップS1に戻り、視聴を継続する。
ステップS2で、受信不可通知を受信した場合(ステップS2でYES)、選局制御部106は、受信可能エリア情報402を更新する必要があれば、位置情報出力部109から取得した位置情報をもとに視聴していたTSの新たな受信可能エリアを算出し、TS情報記憶部107に記憶されている視聴していたTSについての受信可能エリア情報402を更新する(ステップS4)。ここでは受信不可能と判断されるので、受信可能エリアを縮小するように受信可能エリア情報402が更新される。
さらに選局制御部106は、受信が不可能と判断されたTSと同じ番組を放送しているTSの中から、現在位置で最も良好な受信状態で受信できるTS(最尤同一番組TS)を判断する。そのために、まず、選局制御部106は、図2のTS情報記憶部107の視聴していたTSの同一番組TS情報403として記憶されているTSを選局制御部106が有する一時記憶メモリに記憶する(ステップS5)。実施の形態1においては、これらのTSが最尤同一番組TSの候補となる。最尤同一番組TSは以下の方法で判定される。
判定のために、選局制御部106はまず位置情報出力部109から車両の現在位置を示す位置情報を取得する。そして、一時記憶メモリに記憶されたTSのうち、現在位置が受信可能エリア内に含まれていて、かつ、取得した位置情報が示す現在位置と受信可能エリアの重心位置との距離が最も短いTSが最尤同一番組TSであると判定する(ステップS6)。
また、現在位置が、一時記憶メモリに記憶されたいずれのTSの受信可能エリア内にも含まれていない場合、選局制御部106は、上記現在位置と上記受信可能エリアとの間の距離が最も短いTSが最尤同一番組TSであると判定する。この距離は、例えば受信可能エリアの形状が矩形である場合、最も近い矩形の辺との距離としてもよいし、最も近い頂点との距離としてもよいし、また、矩形の重心からの距離としてもよい。いずれにせよ、距離が最も短いTSが最尤同一番組TSと判定される。
また、最尤同一番組TSを判定する際には、上記現在位置と上記各放送局の受信可能エリアとの間の距離に対して、放送電波から得られる各放送局の送信電力情報による重み付けを行ってもよい。例えば、上記距離に各放送局の送信電力の大きさいほど、上記距離が小さくなるような係数をかけてから、判定を行う。これにより、各放送局の送信電力も考慮に入れた最尤同一番組TSの判定が行える。
また、上記現在位置と上記受信可能エリアとの距離は、上記のように受信不可通知を受け取った場合に計算してもよいが、あらかじめ距離計算を行ってその計算結果を一時記憶メモリに記憶しておき、最尤同一番組TSの判定を行う際に、一時記憶メモリにあらかじめ記憶された距離の計算結果を参照するようにしてもよい。
あるいは、距離の計算結果だけでなく、あらかじめ最尤同一番組TSの判定まで行っておき、最尤同一番組TSを一時記憶メモリに記憶しておいてもよい。この場合は、ステップS6を省略することができる。
選局制御部106は、上記ステップS6で判定した最尤同一番組TSを送信する放送局を選局して当該最尤同一番組TSへ切換える(ステップS7)。
続いて選局制御部106は、ステップS8で、所定の時間のあいだ、受信不可通知が来ないかを監視し、来ないようであれば(ステップS8でNO)、ステップS1へ戻りそのまま最尤同一番組TSを視聴させる。
ステップS8で受信不可通知が来たならば(ステップS8でYES)、選局制御部106は、受信可能エリア情報402を更新する必要があれば、位置情報出力部109から取得した位置情報をもとに、TS情報記憶部107に記憶されている受信不可通知を受けたこのTSについての受信可能エリア情報402を更新する(ステップS9)。
続いて、選局制御部106は、一時記憶メモリからこの受信不可通知を受けたTSを除いて(ステップS10)、残ったTSの中で最尤同一番組TSを決めるステップS6の判定を再び行う。以後の動作は先に説明したとおりである。
ここで、ステップS6からステップS10までは、ステップS8で受信不可通知が来なくなるまで繰り返される。上記では、繰り返しのたびにS6で判定を行っていた。そこで、最初にステップS6において一時記憶メモリに記憶されている同一番組TSのうちすべての同一番組TSについて優先順位を決定しておき、繰り返しにより次にステップS6に処理が来たときは一時記憶メモリに残っている同一番組TSのうち優先順位が最も高いものを最尤同一番組TSとすることにすれば、繰り返しのたびに上記判定を行う必要がなくなる。
優先順位は、例えば、一時記憶メモリに記憶されたTSのうち、選局制御部106が取得した位置情報が示す現在位置がいずれか2以上のTSの受信可能エリアの範囲内に含まれていてる場合は、取得した位置情報が示す現在位置と受信可能エリアの重心位置との距離が短い順とする。
現在位置が、一時記憶メモリに記憶されたいずれのTSの受信可能エリアの範囲内にも含まれていない場合は、上記現在位置と上記受信可能エリアとの間の距離が短い順とする。この距離は、例えば受信可能エリアの形状が矩形である場合、最も近い矩形の辺との距離としてもよいし、最も近い頂点との距離としてもよいし、また、矩形の重心からの距離としてもよい。
また、上記優先順位を決定する際には、上記現在位置と上記各放送局の受信可能エリアとの間の距離に対して、放送電波から得られる各放送局の送信電力情報による重み付けを行ってもよい。例えば、上記距離に各放送局の送信電力の大きさいほど、上記距離が小さくなるような係数をかけてから、優先順位の決定を行う。
また、上記現在位置と上記受信可能エリアとの距離は、上記のように受信不可通知を受け取った場合に計算してもよいが、あらかじめ距離計算を行ってその計算結果を一時記憶メモリに記憶しておき、上記優先順位を決定する際に、一時記憶メモリにあらかじめ記憶された距離の計算結果を参照するようにしてもよい。
あるいは、距離の計算結果だけでなく、あらかじめ上記優先順位を決定まで行っておき、上記優先順位を一時記憶メモリに記憶しておいてもよい。
以上、本実施の形態に係る放送受信装置では、各放送信号の受信可能なエリアを示す情報である受信可能エリア情報を、実際の受信可否に基づいてリアルタイムに更新するので、放送信号の送信電力が変更されたり、地上構造物の建築や地形変化により電波受信環境が変化した場合にも対応することができる。
また、従来の放送受信装置の中には、視聴中の放送局の番組が受信不可になった場合に同一番組を視聴するために、受信周波数の全帯域を順にスキャンするチャンネルサーチを行う必要があるものもあった。それに対し本実施の形態に係る放送受信装置では、受信可能エリア情報402と現在位置情報とに基づき同じ番組を放送している放送局を選局するので、上記のようなチャンネルサーチを行う必要がなく、同一番組間の高速切換が実現できる。
また、従来の放送受信装置では、視聴中の放送局の番組が受信不可になった場合に同一番組を視聴するために、多大な情報をメモリに記憶させる必要があった。しかし、本実施の形態に係る放送受信装置では、受信可能エリア情報402を、受信可能エリアを示す単純な図形のパラメータの形式で記憶しておくため、必要な記憶情報量を抑制することができる。
また、本実施の放送受信装置では、あるTSのチャンネル情報とそのTSと同じ番組を放送しているTSのチャンネル情報をあらかじめ関連付けて記憶しておくことで、その後、視聴中のTSが視聴できなくなったとしても、視聴するTSを自動で切換え、引き続き同じ番組を視聴することが可能となる。
特に、車両等の移動体で受信可能エリアの境界付近を移動する場合に、短時間で自動的に同じTSに切り替えることが可能になるので、番組の視聴中断時間を顕著に短縮でき、番組の継続視聴性も顕著に改善することができる。
また、本実施の形態の放送受信装置では、車両等の移動体が移動した結果、視聴中のTSが受信できなくなった時に、使用者が操作することなしに自動的に同じ番組を放送しているTSに切換えることができる。
また、あらかじめ距離計算を行って最尤同一番組TSを決定して一時記憶メモリに保存しておき、受信不可通知を受け取った時にその一時記憶メモリを参照するようにすると、受信不可通知を受け取った際に、距離計算を行うことなく高速にTSを切り換えることができる。
また、放送電波に含まれる送信電力情報を用いた重み付けを行うようにすると、最尤同一番組TSをより正確に決定することができる。
また、受信不可検出部105における検出の方法によっては、視聴中のTSが完全に受信できなくなる前に、TSを切換えることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係る放送受信装置の選局制御部の動作を示したフローチャートである。図7は、図6の同一番組TSサーチS12の動作の詳細を示したフローチャートである。図8は、実施の形態2に係る放送受信装置の動作を状態遷移図で表した図である。
実施の形態2に係る放送受信装置の構成は、基本的に図1に示した実施の形態1に係る放送受信装置の構成と同様である。実施の形態1との相違点として、実施の形態2では、選局制御部の動作について、図5のフローチャートに示した実施の形態1における動作を図6に示したフローチャートに示した動作に置き換える。
以下、図6及び図7に基づいて実施の形態2に係る放送受信装置の選局制御部の動作を説明する。図6において、ステップS0〜S5の動作は、実施の形態1で説明した図5のステップS0〜S5の動作と同様である。
選局制御部は、ステップS5で受信不可通知を受けた視聴していたTSの同一番組TSを選局制御部が有する一時記憶メモリに記憶した次に、一時記憶メモリに記憶されている各TSの受信可能エリア情報402を参照し、一時記憶メモリに記憶されている各TSのうち、位置情報出力部109が算出した現在位置を受信可能エリアに含んでいるTSがあるか否かを確認する(ステップS11)。実施の形態2においては、現在位置を受信可能エリアに含んでいるTSが最尤同一番組TSの候補となる。
一時記憶メモリに記憶されている各TSのうち、位置情報出力部109が算出した現在位置を受信可能エリアに含んでいるTSがある場合(ステップS11でYES)は、ステップS13〜S14において、実施の形態1で説明した図5のステップS6〜S7と同様の動作を行う。
すなわち、ステップS13において、選局制御部は、位置情報出力部109から取得した車両の現在位置を受信可能エリアに含んでいるTSの中で、さらにその受信可能エリアの重心位置から車両の現在位置への距離が最も短いTSを最尤同一番組TSと判定する。また、実施の形態1で説明したように、ここで選局を行う優先順位を決定してもよい。
そして、ステップS14において、選局制御部は、チューナ・復調部100に指示し、ステップS13において最尤同一番組TSと判定したTSへ切り換えるべく、最尤同一番組TSを送信している放送局の選局を行う。
続いてステップS15において、選局制御部は、受信不可通知が来たかを所定の時間のあいだ監視し、来ない場合は(ステップS15でNO)、ステップS1へ戻り視聴を継続する。
受信不可通知が来た場合は(ステップS15でYES)、選局制御部は、受信可能エリア情報402を更新する必要があれば、位置情報出力部109から取得した位置情報をもとに、TS情報記憶部107に記憶されている受信不可通知を受けたこのTSの受信可能エリア情報402を更新する(ステップS16)。
選局制御部は、さらに、ステップS11の確認及びステップS13の判定において、この受信不可通知を受けたTSを一時記憶メモリから除き(ステップS17)、ステップS11へ戻って位置情報出力部109から取得した位置情報示す現在位置が受信可能エリアに含まれるTSが一時記憶メモリに記憶されているか否かの確認を行う。以後の処理は同様である。
ステップS11において、一時記憶メモリに記憶されている各TSのうち、位置情報出力部109から取得した位置情報が示す現在位置を受信可能エリアに含んでいるTSがない場合(ステップS11でNO)は、選局制御部は、同一番組TSサーチの処理(ステップS12)を行う。このステップS12における処理は、図7に詳細が示されている。
以下、上記のステップS12の同一番組TSサーチの処理について、図7のフローチャートを用いて説明を行う。
選局制御部は、まず、変数chを、チャンネル番号が最小のTSのチャンネル番号MINにセットし(ステップS121)、チューナ・復調部100に指示して、そのチャンネル番号がchのTSを放送する放送局を選局する(ステップS122)。続いて、選局制御部は、視聴していたTSのチャンネル情報及び選局した放送局からのTS内に含まれる情報から、選局した放送局からのTSが視聴していたTSの同一番組TSか否かの判定を行う(ステップS123)。
ステップS123における、選局した放送局からのTSが視聴していたTSの同一番組TSか否かの判定には、例えば、視聴していたTSと選局した放送局からのTSとがマルチ周波数ネットワーク(MFN)の関係であるか否かの判定を行い、MFN関係である場合に同一番組TSであるとみなすことができる。MFN関係であるか否かの判定には、デマルチプレクス部101で検出されたPSI及び/又はSIの中の値、例えば、ISDB−Tの場合、視聴していたTS中の番組特定情報(PSI)のネットワーク・インフォメーション・テーブル(NIT)セクションにおける地上分配システム記述子内の周波数及び、new_physical_chの値、又は、周波数リスト記述子に含まれるphysical_chの値を用いることができる。また、欧州のデジタル放送規格DVB(Digital Video Broadcasting)の場合では、NITセクションの伝送されるfrequency list記述子に含まれるcentre_frequency、又は、cell_frequency_list記述子に含まれるtransposer_frequencyの値を用いることができる。これらが一致していた場合に、同一番組TSとみなす。
また、ステップS123における、選局した放送局からのTSが視聴していたTSの同一番組TSか否かの判定には、例えば、視聴していたTSを送信している放送局と選局した放送局からのTSを送信している放送局が系列局の関係であるか否かの判定を行い、系列局関係である場合に同一番組TSであると見なすことができる。系列局か否かの判定には、デマルチプレクス部101で検出されたPSI及び/又はSIの中の値、例えば、ISDB−Tの場合、デマルチプレクス部101で検出された、視聴していたTS中の番組配列情報(SI)のブロードキャスター・インフォーメーション・テーブル(BIT)セクションにおける系列事業者識別(affiliation_id)の値を用いることができる。これらが一致していた場合に、同一番組TSとみなす。
また、ステップS123における、選局した放送局からのTSが視聴していたTSの同一番組TSか否かの判定には、例えば、視聴中のTSに含まれているサービスが選局した放送局からのTSに含まれているサービスと同一サービスの関係であるか否かの判定を行い、同一サービスである場合に同一番組TSであるとみなす。同一サービスか否かの判定は、例えば、デマルチプレクス部101で検出されたPSI及び/又はSIの中の値、例えば、SDTセクションにおけるサービス名の一致や番組名の一致、EITセクションにおける番組詳細情報の一致、NIT、SDT、PATセクションにおけるts_idの一致または、sv_idの一致、あるいはts_idとsv_idの両方の一致をもって同一サービスの関係とする判定方法を用いることができる。
そして、ステップS123で判定されたTSが同一番組TS関係ではない場合(ステップS123でNO)、選局制御部は、変数chが最大のチャンネル番号になっているか否かを判断する(S124)。
変数chが、最大のチャンネル番号ではない場合(ステップS124でNO)、選局制御部は、変数chを一つ繰り上げ(ステップS125)、ステップS122に戻り、一つ繰り上げたチャンネル番号が変数chのTSを放送している放送局を選局する。
ステップS124で、変数chが、最大のチャンネル番号である場合(ステップS124でYES)、選局制御部は、ステップS121に戻り、ステップS121以降の処理を繰り返す。
ステップS123で同一番組TSであると判定された場合(ステップS123でYES)、選局制御部106は、同一番組TSであると判定されたTSのチャンネル情報と視聴していたTSのチャンネル情報とを同一番組TS関係であるとして記憶するために、TS情報記憶部107の同一番組TS情報403を更新する(ステップS126)。
以降は図6のステップS1へ戻り、先に説明した処理と同様の処理を行う。
なお、ここではチャンネル番号が小さいチャンネルから昇順に選局してチャンネルサーチをおこなったが、チャンネル番号が大きいチャンネルから降順に選局してチャンネルサーチをおこなってもよい。また、物理周波数の低いチャンネルから昇順に、あるいは高いチャンネルから降順に選局してチャンネルサーチを行ってもよい。
次に、実施の形態2の動作の例を図8の状態遷移図に基づいて改めて説明する。
図8において「TS1視聴51」は、放送受信装置がTS1内の番組を視聴している状態であることを示している。「同一番組TSサーチ52」は、放送受信装置がTS1又はTS2と同一番組TS関係にあるTSを検索する処理を行っている状態を示しており、物理周波数の低いチャンネルから昇順に選局して、同一番組TSを送信している放送局をチャンネルサーチしている状態を示している。「TS2視聴53」は、放送受信装置がTS2内の番組を視聴している状態であることを示している。なお、この図でTS1とTS2とは、互いに同一番組TS関係にあるTSである。
遷移条件は、図示したように「TS1視聴51」の状態では、同一番組TS(TS2)が検出済みで「受信不可通知」が入力された場合に「TS2視聴53」の状態に遷移し(51A)、同一番組TSが未検出で「受信不可通知」が入力された場合に「同一番組TSサーチ52」の状態に遷移する(51B)。
同様に、「TS2視聴53」の状態では、同一番組TS(TS1)が検出済みで「受信不可通知」が入力された場合に「TS1視聴51」の状態に遷移し(53A)、同一番組TSが未検出で「受信不可通知」が入力された場合に「同一番組TSサーチ52」の状態に遷移する(53B)。
更に「同一番組TSサーチ52」の状態では、サーチ結果として同一番組TSが検出された時に、上記した遷移元の「TS1視聴51」又「TS2視聴53」の何れか一方とは異なる方の状態に遷移する(52A)。つまり遷移元が「TS1視聴51」の状態であれば、サーチ結果の同一番組TSである「TS2視聴53」の状態に遷移し(52A)、遷移元が「TS2視聴53」の状態であれば、サーチ結果の同一番組TSである「TS1視聴51」の状態に遷移する(52B)。
以上、本実施の形態に係る放送受信装置では、現在位置が受信不可通知を受けたTSの各同一番組TSの受信可能エリアのいずれにもない場合は、チャンネルサーチを行うため、同一番組TS以外のTSで受信可能なTSを検索できる。
また、受信可能エリアの情報が事前にわかっていない場所でも、受信可能エリア情報を作成でき、作成後は同一番組への切換が短時間でできるようになる。
また、同一番組TSが関連付けて記憶されていない場合に、チャンネルサーチを行って同一番組TSを検索するようにしたので、あらかじめ同一番組TS同士を関連付けて記憶しておく必要がなくなり、記憶量を節約することができる。
なお、実施の形態1及び実施の形態2に係る放送受信装置は、車両などの移動体に搭載されるほか、携帯電話などの移動体通信装置に組み込むか、あるいは携帯用の放送受信装置として使用することができる。
99 放送信号受信アンテナ、 100 チューナ・復調部、 101 デマルチプレクス部、 102 映像/音声デコード部、 103 映像表示部、 104 音声出力部、 105 受信不可検出部、 106 選局制御部、 107 TS情報記憶部、 108 GPSアンテナ、 109 位置情報出力部

Claims (18)

  1. 複数の放送局の中から放送局を選局する選局部と、
    前記選局部で選局された放送局からの放送信号の受信が可能か不可能かを判断する受信可否判断部と、
    現在位置を示す情報である位置情報を出力する位置情報出力部と、
    前記複数の放送局それぞれの受信可能エリアを示す情報である各受信可能エリア情報を記憶する受信可能エリア情報記憶部と、
    前記位置情報が示す現在位置と前記受信可否判断部の判断結果とに基づき、前記各受信可能エリア情報を更新する受信可能エリア情報更新部と、
    前記受信可否判断部において、前記選局された放送局からの放送信号の受信が不可能であると判断された場合に、前記受信可能エリア情報記憶部に前記受信可能エリア情報が記憶されている放送局の中から、前記選局された放送局同じ番組を放送しているの放送局を検出し、前記受信可否判断部において受信が可能と判断されるまで、該他の放送局を順次選局していくように前記選局部に指示する選局制御部と、
    を備えた放送受信装置であって、
    前記選局制御部は、
    前記受信可能エリア情報記憶部に記憶されている前記各受信可能エリア情報と前記現在位置を比較し、
    前記現在位置が、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局の受信可能エリア内にある場合に、前記現在位置を前記受信可能エリア内に含む他の放送局に対して、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短い順に選局されるように優先順位を決定し、該決定された優先順位に従って順次選局を行うように前記選局部に指示を行い、
    前記現在位置が、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局の受信可能エリア内にない場合に、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局に対して、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短い順に選局されるように優先順位を決定し、該決定された優先順位に従って順次選局を行うように前記選局部に指示を行うこと
    を特徴とする放送受信装置。
  2. 前記選局制御部は、前記優先順位を決定する際に、前記放送信号から得られる送信電力が大きいほど、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短くなるように重み付けを行うことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記選局制御部は、前記位置情報出力部が出力する位置情報が示す現在位置が、前記選局された放送局からの放送信号と同じ番組を放送している放送信号を送信している他の放送局の受信可能エリアのいずれにもない場合に、該同じ番組を放送している放送信号を送信している放送局を探すために放送局を順次選局する同一番組放送信号サーチを行うように前記選局部に指示し、順次選局する放送局からの放送信号が該同じ番組を放送しているか否かの判定を行い、該同じ番組を放送していると判定した場合は同一番組放送信号サーチを停止し、該同じ番組を放送していないと判定した場合は同一番組放送信号サーチを続行することを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信装置。
  4. 前記受信可能エリア情報更新部は、前記受信可能エリア情報が示す受信可能エリアの中に前記現在位置が含まれていない場合は前記現在位置が含まれるように該受信可能エリアを拡大し、前記受信可能エリア情報が示す受信可能エリアの中に前記現在位置が含まれている場合は前記現在位置が含まれないように該受信可能エリアを縮小するように、前記受信可能エリア情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  5. 前記受信可能エリア情報記憶部が記憶する前記受信可能エリア情報は、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  6. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は多角形であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該多角形の輪郭を表す複数の頂点の座標値であることを特徴とする請求項5に記載の放送受信装置。
  7. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は円であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該円の輪郭上の複数の位置を示す座標値、又は、該円の中心を示す座標値と半径の長さとであることを特徴とする請求項5に記載の放送受信装置。
  8. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は楕円であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該楕円の輪郭上の複数の位置を示す座標値、又は、該楕円の中心を示す座標値と長径及び短径の長さであることを特徴とする請求項5に記載の放送受信装置。
  9. 前記放送信号は、MPEG−2のトランスポートストリームであり、前記選局制御部における順次選局する放送局からのトランスポートストリームが同じ番組を放送しているか否かの判定は、マルチ周波数ネットワークの関係であるか否かの判定、系列局の関係であるか否かの判定、トランスポートストリームに含まれるサービスが同じか否かの判定、及び、トランスポートストリームに含まれるサービスに含まれる番組が同じか否かの判定のいずれかによることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  10. 選局された放送局からの放送信号の受信が可能か不可能かを判断する受信可否判断ステップと、
    前記放送局の受信可能エリアを示す情報である受信可能エリア情報を記憶する受信可能エリア情報記憶ステップと、
    現在位置を示す情報である位置情報と前記受信可否判断ステップにおける判断結果とに基づき、前記受信可能エリア情報を更新する受信可能エリア情報更新ステップと、
    前記受信可否判断ステップにおいて、前記選局された放送局からの放送信号の受信が不可能であると判断された場合に、前記受信可能エリア情報記憶ステップで前記受信可能エリア情報が記憶された放送局の中から、前記選局された放送局同じ番組を放送しているの放送局を検出し、前記受信可否判断ステップにおいて受信が可能と判断されるまで、該他の放送局を順次選局していく選局制御ステップと、
    を有する放送受信方法であって、
    前記選局制御ステップは、
    前記受信可能エリア情報記憶ステップで記憶された前記受信可能エリア情報と前記現在位置を比較し、
    前記現在位置が、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局の受信可能エリア内にある場合に、前記現在位置を前記受信可能エリア内に含む他の放送局に対して、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短い順に選局されるように優先順位を決定し、該決定された優先順位に従って順次選局を行い、
    前記現在位置が、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局の受信可能エリア内にない場合に、前記選局された放送局と同じ番組を放送している他の放送局に対して、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短い順に選局されるように優先順位を決定し、該決定された優先順位に従って順次選局を行うこと
    を特徴とする放送受信方法。
  11. 前記選局制御ステップは、前記優先順位を決定する際に、前記放送信号から得られる送信電力が大きいほど、前記現在位置と前記受信可能エリアの重心位置との距離が短くなるように重み付けを行うことを特徴とする請求項10に記載の放送受信方法。
  12. 前記位置情報が示す現在位置が、前記選局された放送局からの放送信号と同じ番組を放送している放送信号を送信している他の放送局の受信可能エリアのいずれにもない場合に、該同じ番組を放送している放送信号を送信している放送局を探すために放送局を順次選局する同一番組放送信号サーチをスタートし、順次選局する放送局からの放送信号が該同じ番組を放送しているか否かの判定を行い、該同じ番組を放送していると判定した場合は同一番組放送信号サーチを停止し、該同じ番組を放送していないと判定した場合は同一番組放送信号サーチを続行する同一番組放送信号サーチステップを有することを特徴とする請求項10又は11に記載の放送受信方法。
  13. 前記受信可能エリア情報更新ステップは、前記受信可能エリア情報が示す受信可能エリアの中に前記現在位置が含まれていない場合は前記現在位置が含まれるように該受信可能エリアを拡大し、前記受信可能エリア情報が示す受信可能エリアの中に前記現在位置が含まれている場合は前記現在位置が含まれないように該受信可能エリアを縮小するように、前記受信可能エリア情報を更新する請求項10乃至12のいずれか1項に記載の放送受信方法。
  14. 前記受信可能エリア情報記憶ステップで記憶する前記受信可能エリア情報は、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータであることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の放送受信方法。
  15. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は多角形であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該多角形の輪郭を表す複数の頂点の座標値であることを特徴とする請求項14に記載の放送受信方法。
  16. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は円であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該円の輪郭上の複数の位置を示す座標値、又は、該円の中心を示す座標値と半径の長さとであることを特徴とする請求項14に記載の放送受信方法。
  17. 前記受信可能エリアの形状を表す図形は楕円であり、前記受信可能エリアの形状を表す図形を特定するパラメータは、該楕円の輪郭上の複数の位置を示す座標値、又は、該楕円の中心を示す座標値と長径及び短径の長さとであることを特徴とする請求項14に記載の放送受信方法。
  18. 前記放送信号は、MPEG−2のトランスポートストリームであり、前記同一番組放送信号サーチステップにおける、順次選局する放送局からのトランスポートストリームが同じ番組を放送しているか否かの判定は、マルチ周波数ネットワークの関係であるか否かの判定、系列局の関係であるか否かの判定、トランスポートストリームに含まれるサービスが同じか否かの判定、及び、トランスポートストリームに含まれるサービスに含まれる番組が同じか否かの判定のいずれかによることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の放送受信方法。
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