JP5334015B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無停電電源装置に関する。
一般的に、交流電力をコンバータにより直流電力に変換し、この直流電力をインバータにより交流電力に変換して、負荷に供給する無停電電源装置がある。また、このような無停電電源装置が盤内に収納され、冷却ファンによる強制風冷を行う無停電電源装置(UPS:uninterruptible power supply)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
MITSUBISHI 9700 Series UPS、Schematic Diagram List、[online]、MITSUBISHI ELECTRIC POWER PRODUCTS, INC.、[2008年9月1日検索]、インターネット<URL: http://www.meppi.com/Products/UninterruptiblePowerSupplies/Products/9700/9700_150kVA_Drawing.pdf>
しかしながら、先行技術文献の無停電電源装置では、以下のような問題がある。
この無停電原装置は、冷却ファンを無負荷時でも通常と変わらない定格(最高回転数)で運転している。また、インバータは、交流電力を負荷設備へ供給するとともに、冷却ファンの駆動のためにも交流電力を供給する。このため、インバータは、その負荷設備容量と冷却ファンの容量とを加算した出力容量が必要になる。これらのことは、無停電電源装置の運転効率を低下させる。
そこで、本発明の目的は、運転効率を向上させることができる無停電電源装置を提供することにある。
本発明の観点に従った無停電電源装置は、収納スペースに収納された無停電電源装置であって、直流電力を、負荷に供給するための定電圧定周波数の交流電力に変換するインバータと、前記無停電電源装置から出力される交流電流を検出する電流検出手段と、前記収納スペースを冷却する冷却ファンと、前記冷却ファンを駆動するために、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する冷却ファン用インバータと、前記電流検出手段により検出された電流量が所定値以下の場合、冷却ファン用インバータを間欠運転させ、前記所定値より大きい場合、前記電流検出手段により検出された電流量に応じて、前記冷却ファン用インバータから出力される交流電力を変化させる制御をする制御手段と、前記冷却ファン用インバータの異常時に、前記インバータから出力される交流電力を前記冷却ファンに供給する経路を形成する経路形成手段と、交流電力を、前記インバータを介さない経路でバイパスして前記負荷に供給するためのバイパス電源と、前記負荷に供給するための交流電力を、前記インバータから出力される交流電力から前記バイパス電源から供給される交流電力に切り替える切替手段とを備えている。
本発明によれば、運転効率を向上させることができる無停電電源装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無停電電源装置1を適用した構成を示す構成図である。なお、以降の図における同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分について主に述べる。以降の実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
無停電電源装置1は、コンタクタ2と、ヒューズ3と、交流リアクトル4と、コンバータ5と、電解コンデンサ6と、インバータ7と、変圧器8と、コンデンサ9と、コンタクタ10と、サイリスタスイッチ12と、コンタクタ13と、コンタクタ15と、ヒューズ16と、冷却ファン18と、変流器21と、制御回路26と、冷却ファン用インバータ27と、信号発生回路32と、設定器37とを備えている。無停電電源装置1は、コンバータ運転指令回路24及びインバータ運転指令回路25から制御信号を受信するように接続されている。無停電電源装置1は、入力側に、交流電源P1及びバイパス電源P2を接続している。無停電電源装置1は、交流電源P1の非常時のために蓄電池P3を接続している。無停電電源装置1は、出力側に、負荷設備LDを接続している。
無停電電源装置1は、盤形式の装置である。無停電電源装置1の本体部分は、盤の内部に収納されている。
交流電源P1は、三相3線式の交流電源である。交流電源P1は、通常時に、無停電電源装置1に交流電力を供給するための電源である。交流電源P1は、例えば商用電源又は自家用発電機である。
バイパス電源P2は、三相3線式の交流電源である。バイパス電源P2は、無停電電源装置1と単相3線で接続されている。バイパス電源P2は、交流電源P1から交流電力が供給されていない場合に、無停電電源装置1に交流電力を供給するための電源である。交流電源P1から交流電力が供給されていない場合とは、例えば、交流電源P1の故障時や無停電電源装置1のメンテナンス時などである。交流電源P2は、例えば商用電源又は自家用発電機である。
蓄電池P3は、直流電源である。蓄電池P3は、交流電源P1の停電時に、無停電電源装置1に直流電力を供給するための電源である。
負荷設備LDは、無停電電源装置1と単相3線で接続されている。負荷設備LDは、無停電電源装置1から交流電力を受電する。
コンバータ5は、交流電源P1から供給された交流電力を直流電力に変換する。コンバータ5は、変換した直流電力をインバータ7及び冷却ファン用インバータ27に供給する。コンバータ5は、交流電源P1から、コンタクタ2、ヒューズ3、及び交流リアクトル4を順次に介して交流電力が供給される。コンバータ5は、コンバータ運転指令回路24から運転指令又は停止指令などの制御信号を受信する。これらの制御信号に応じて、コンバータ5は、運転又は停止をする。
コンタクタ2は、コンバータ運転指令回路24からの制御信号により、回路の接続又は切断をする。コンタクタ2を入れると、交流電源P1からコンバータ5に交流電力が供給される。コンタクタ2を切ると、交流電源P1からコンバータ5に交流電力が供給されなくなる。
ヒューズ3は、交流電源P1から供給される交流電流に対する保護のために設けられている。
交流リアクトル4は、交流電源P1からの交流電力の波形を整形する。即ち、交流リアクトル4は、フィルタリアクトルである。
インバータ7は、直流電力を定電圧定周波数の単相の交流電力に変換する。即ち、インバータ7は、CVCF(constant voltage constant frequency)インバータである。インバータ7は、変換した交流電力を変圧器8に供給する。インバータ7は、直流電力を負荷設備LDに供給するための交流電力に変換するための装置である。インバータ7は、コンバータ5から直流電力が供給される。インバータ7は、蓄電池P3から、コンタクタ15及びヒューズ16を介して直流電力が供給される。インバータ7は、インバータ運転指令回路25から運転指令又は停止指令などの制御信号を受信する。これらの制御信号に応じて、インバータ7は、運転又は停止をする。
コンタクタ15は、蓄電池P3からの直流電力の供給を受けるための回路の接続又は切断をする。コンタクタ15を入れると、蓄電池P3直流電力が供給される。コンタクタ15を切ると、蓄電池P3から直流電力が供給されなくなる。コンタクタ15は、交流電源P1の停電時に入れられる。
ヒューズ16は、蓄電池P3から供給される直流電流に対する保護のために、設けられている。
電解コンデンサ6は、インバータ7又は冷却ファン用インバータ27に供給される直流電力を平滑するための平滑コンデンサである。
変圧器8は、昇圧変圧器(ステップアップトランス)である。変圧器8は、インバータ7から供給された交流電力を昇圧する。変圧器8は、昇圧した交流電力を、コンタクタ10を介して、負荷設備LDに供給する。即ち、変圧器8から出力された交流電力は、無停電電源装置1としての出力になる。
コンデンサ9は、変圧器8から出力された交流電力の波形を整形する。即ち、コンデンサ9は、フィルタコンデンサである。
コンタクタ10は、変圧器8からの交流電力を出力する回路の接続又は切断をする。コンタクタ10を入れると、変圧器8からの交流電力を出力する。コンタクタ10を切ると、変圧器8からの交流電力が出力されなくなる。コンタクタ10は、バイパス電源P2から交流電力を無停電電源装置1として出力するときに、切られる。
冷却ファン用インバータ27は、直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する。即ち、冷却ファン用インバータ27は、VVVF(variable voltage variable frequency)インバータである。冷却ファン用インバータ27の出力電圧Vと出力周波数Fの関係は、次式のようになる。
V/F ∝ 一定
冷却ファン用インバータ27は、変換した交流電力を冷却ファン18に供給する。冷却ファン用インバータ27の入力側とインバータ7の入力側は、電気的に接続されている。従って、冷却ファン用インバータ27は、インバータ7と同様にして、直流電力が供給される。冷却ファン用インバータ27は、制御回路26の制御により、交流電力を出力する。
冷却ファン18は、冷却ファン用インバータ27により変換された交流電力により駆動する。冷却ファン18の回転数は、冷却ファン用インバータ27の出力周波数に比例する。冷却ファン18が駆動すると、無停電電源装置1が収納された盤内(収納スペース)が冷却される。
サイリスタスイッチ12は、バイパス電源P2と接続される無停電電源装置1の入力側と負荷設備LDと接続される無停電電源装置1の出力側との回路の間に設けられている。サイリスタスイッチ12は、無停電電源装置1としての交流電力の出力を、インバータ7から出力された交流電力からバイパス電源P2から供給された交流電力に高速で切り替えるための半導体スイッチである。
コンタクタ13は、サイリスタスイッチ12と並列に接続されている。コンタクタ13は、バイパス電源P2から供給された交流電力を無停電電源装置1の出力として維持するために設けられている。
変流器21は、無停電電源装置1の出力電流を検出するために設けられている。変流器21は、検出した電流を電流帰還信号として、制御回路26及び信号発生回路32に入力する。
制御回路26は、冷却ファン用インバータ27に運転指令又は停止指令を出力する。制御回路26は、変流器21から受信した電流帰還信号及び信号発生回路32から受信した運転周波数指令信号に基づいて、冷却ファン用インバータ27を制御する。
信号発生回路32は、変流器21から電流帰還信号を受信する。信号発生回路32は、設定器37から設定値を受信する。信号発生回路32は、電流帰還信号及び設定値に基づいて、運転周波数指令信号を生成する。信号発生回路32は、生成した運転周波数指令信号を制御回路26に送信する。
設定器37は、信号発生回路32で、変流器21から受信した電流帰還信号と比較するための設定値を設定する。設定器37は、任意の設定値を設定することができる。
次に、信号発生回路32の動作について説明する。
信号発生回路32は、設定器37に設定された設定値を受信する。
信号発生回路32は、変流器21から受信した電流帰還信号と設定器37から受信した設定値を比較する。
電流帰還信号が設定値よりも低い場合、信号発生回路32は、冷却ファン用インバータ27を間欠運転させる運転周波数指令信号を生成する。ここで、間欠運転とは、冷却ファン用インバータ27に、運転と停止を繰り返しさせる運転である。信号発生回路32が間欠運転させる運転周波数指令信号を制御回路26に出力すると、制御回路26は、冷却ファン用インバータ27を間欠運転させる制御をする。
電流帰還信号が設定値よりも高い場合、信号発生回路32は、予め設定された時間後に電流帰還信号に到達する傾斜信号の運転周波数指令信号を生成する。信号発生回路32が傾斜信号の運転周波数指令信号を制御回路26に出力すると、制御回路26は、冷却ファン用インバータ27の出力周波数を徐々に上昇させる制御をする。
次に、制御回路26の動作について説明する。
制御回路26は、コンバータ運転指令回路24から運転指令を受信し、変流器21から受信した電流帰還信号が所定の電流値を超えると、冷却ファン用インバータ27に運転指令を出力する。これにより、冷却ファン用インバータ27は、運転を開始する。
制御回路26は、冷却ファン用インバータ27の運転を開始すると、冷却ファン用インバータ27を制御するための出力電圧・周波数の発信指令を生成する。制御回路26は、信号発生回路32から受信した運転周波数指令信号に基づいて、出力電圧・周波数の発信指令を生成する。また、出力電圧・周波数の発信指令は、変流器21から受信した電流帰還信号に比例するように生成される。
制御回路26は、生成した発信指令を冷却ファン用インバータ27に出力する。この発信指令により、制御回路26は、冷却ファン用インバータ27から出力される交流電力を制御する。
本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
無停電電源装置1は、冷却ファン18の駆動電源として専用にVVVFインバータである冷却ファン用インバータ27を設けている。これにより、負荷設備LDに供給するためのインバータ7の出力容量は、負荷設備LDの容量に加えて、冷却ファン18の容量を満たす必要はない。これにより、インバータ7は、より負荷設備LDに適した出力容量を選択することができる。
また、制御回路26は、無停電電源装置1の出力電流検出用の変流器21の電流帰還信号に比例するように、インバータ27を制御するための出力電圧・周波数の発信指令を生成する。この発信指令により、冷却ファン用インバータ27は、制御される。このため、無停電電源装置1の出力電流が少ないときは、冷却ファン18の運転周波数も低くなる。即ち、冷却ファン18の回転数は、低速になる。冷却ファン18の消費電力は、回転数の3乗に比例する。よって、冷却ファン18の省電力運転ができる。その結果、無停電電源装置1の消費電力が低減することができる。従って、無停電電源装置1は、効率の高い運転をすることができる。
さらに、信号発生回路32を設けることにより、電流帰還信号が設定値よりも低い場合、冷却ファン用インバータ27を間欠運転させることができる。一方、電流帰還信号が設定値よりも高い場合、冷却ファン用インバータ27の出力を徐々に上昇させることができる。
例えば、無停電電源装置1の起動時において、インバータ7が停止状態で、コンバータ5のみ起動している状態では、無停電電源装置1の出力電流は、「0」である。このため、無停電電源装置1の発生熱量は少ない。このような状態では、盤内をほとんど冷却する必要がない。よって、このような状態の場合、冷却ファン18は、停止又は微動でよい。このため、信号発生回路32により、冷却ファン18は、間欠運転となる。無停電電源装置1は、インバータ7が起動し、無停電電源装置1の出力電流が増加するに従い、冷却ファン18の回転数は比例して増加する。このように、無停電電源装置1は、定格容量より負荷容量が少ない時は、定格回転数まで上げないため、消費電力を低減することができる。
また、冷却ファン18の寿命は、ほぼ定格回転数×時間で決まる。このため、冷却ファン18の回転数を、必要に応じて低減させることで、その寿命(時間)を延ばすことができる。
さらに、信号発生回路32を設けることで、冷却ファン用インバータ27の出力周波数により、冷却ファン18は、ソフトスタート又は間欠運転を行う。これにより、冷却ファン18は、より寿命を延ばすことができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る無停電電源装置1Aを適用した構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Aは、図1に示す第1の実施形態に係る無停電電源装置1において、リミッタ指令回路29を追加した構成である。その他の点は、無停電電源装置1と同様の構成である。
リミッタ指令回路29は、変流器21の電流帰還信号に関係なく、冷却ファン用インバータ27の出力周波数を少なくとも最低限の出力周波数に維持するための回路である。即ち、リミッタ指令回路29は、無停電電源装置1Aから出力される電流量に関係なく、冷却ファン用インバータ27の出力周波数を、常に最低限の出力周波数以上にする。リミッタ指令回路29は、最低限の出力周波数を任意に設定することができる。
リミッタ指令回路29は、信号発生回路32にリミッタ指令を出力する。信号発生回路32は、このリミッタ指令に基づいて、運転周波数指令信号を生成する。この運転周波数指令信号により、制御回路26は、冷却ファン18の運転周波数が最低限の運転周波数を下回らないように、冷却ファン用インバータ27を制御する。これにより、例えば無負荷時であっても、冷却ファン18は、リミッタ指令回路29で設定された設定値以上の回転数で回転する。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
リッミタ指令回路29を設けることにより、無停電電源装置1Aの出力電流が少ない場合であっても、冷却ファン用インバータ27は、少なくとも最低限の出力周波数を維持することができる。これにより、無停電電源装置1Aは、冷却ファン18の回転数を常に所定の回転数以上に維持することができる。
従って、無停電電源装置1Aは、冷却ファン18を常に所定の回転数以上で回転させることにより、盤内の冷却不足による故障を防止することができる。これにより、無停電電源装置1Aの信頼性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る無停電電源装置1Bを適用した構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Bは、図1に示す第1の実施形態に係る無停電電源装置1において、制御回路26の代わりに制御回路26Bを設け、インバータ7の出力側と冷却ファン18の電源入力とを接続する電気経路を追加し、コンタクタ33,34を追加した構成である。その他の点は、無停電電源装置1と同様の構成である。
コンタクタ33は、冷却ファン用インバータ27の出力側と冷却ファン18の電源入力とを接続する電気経路に挿入されている。コンタクタ33は、制御回路26Bからの制御信号により、回路の接続又は切断をする。コンタクタ33を入れると、冷却ファン用インバータ27から冷却ファン18に交流電力が供給される。コンタクタ33を切ると、冷却ファン用インバータ27から冷却ファン18に交流電力が供給されなくなる。通常時は、コンタクタ33は、入れられている。冷却ファン用インバータ27の故障時等に、コンタクタ33は、切られる。
コンタクタ34は、インバータ7の出力側と冷却ファン18の電源入力とを接続する電気経路に挿入されている。コンタクタ34は、制御回路26Bからの制御信号により、回路の接続又は切断をする。コンタクタ34を入れると、インバータ7から冷却ファン18に交流電力が供給される。コンタクタ34を切ると、インバータ7から冷却ファン18に交流電力が供給されなくなる。通常時は、コンタクタ34は、切られている。冷却ファン用インバータ27の故障時等に、コンタクタ34は、入れられる。
制御回路26Bは、第1の実施形態の制御回路26の機能に、コンタクタ33,34を制御する機能を追加している。その他の点は、制御回路26と同様の構成である。
制御回路26Bは、冷却ファン用インバータ27の故障を検出すると、コンタクタ33を切り、コンタクタ34を入れる。これにより、冷却ファン18は、冷却ファン用インバータ27からインバータ7に替わって、交流電力の供給を受ける。冷却ファン用インバータ27の故障の検出は、冷却ファン用インバータ27からの故障検出信号の受信でもよいし、他の機器からの検出信号により判断してもよい。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
無停電電源装置1Bは、冷却ファン用インバータ27の故障等により、冷却ファン19へ供給する電源を、冷却ファン用インバータ27からインバータ7に切り替える構成を追加したものである。これにより、冷却ファン用インバータ27が故障等により正常に交流電力を出力できない状態であっても、無停電電源装置1Bは、インバータ7から出力される交流電力により、冷却ファン18を継続して駆動することができる。これにより、冷却ファン用インバータ27が故障等をしても、盤内の冷却不足による故障を防止することができる。これにより、無停電電源装置1Bの信頼性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係る無停電電源装置1Cを適用した構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Cは、図3に示す第3の実施形態に係る無停電電源装置1Bにおいて、第2の実施形態のリミッタ指令回路29と同等の回路を追加した構成である。その他の点は、無停電電源装置1Bと同様の構成である。
リミッタ指令回路29は、変流器21の電流帰還信号に関係なく、冷却ファン用インバータ27の出力周波数を少なくとも最低限の出力周波数に維持するための回路である。即ち、リミッタ指令回路29は、無停電電源装置1Cから出力される電流量に関係なく、冷却ファン用インバータ27の出力周波数を、常に最低限の出力周波数以上にする。リミッタ指令回路29は、最低限の出力周波数を任意に設定することができる。リミッタ指令回路29は、制御回路26Bにリミッタ指令を出力する。これにより、制御回路26Bは、冷却ファン18の運転周波数が最低限の運転周波数を下回らないように、冷却ファン用インバータ27を制御する。これにより、例えば無負荷時であっても、冷却ファン18は、リミッタ指令回路29で設定された設定値以上の回転数で回転する。
本実施形態によれば、第3の実施形態による作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
リッミタ指令回路29を設けることにより、無停電電源装置1Cの出力電流が少ない場合であっても、冷却ファン用インバータ27は、少なくとも最低限の出力周波数を維持することができる。これにより、無停電電源装置1Cは、冷却ファン18の回転数を常に所定の回転数以上に維持することができる。
従って、無停電電源装置1Cは、冷却ファン18を常に所定の回転数以上で回転させることにより、盤内の冷却不足による故障を防止することができる。これにより、無停電電源装置1Cの信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る無停電電源装置を適用した構成を示す構成図。 本発明の第2の実施形態に係る無停電電源装置を適用した構成を示す構成図。 本発明の第3の実施形態に係る無停電電源装置を適用した構成を示す構成図。 本発明の第4の実施形態に係る無停電電源装置を適用した構成を示す構成図。
符号の説明
1…無停電電源装置、2…コンタクタ、3…ヒューズ、4…交流リアクトル、5…コンバータ、6…電解コンデンサ、7…インバータ、8…変圧器、9…コンデンサ、10…コンタクタ、12…サイリスタスイッチ、13…コンタクタ、15…コンタクタ、16…ヒューズ、18…冷却ファン、21…変流器、24…コンバータ運転指令回路、25…インバータ運転指令回路、26…制御回路、27…冷却ファン用インバータ、32…信号発生回路、37…設定器、LD…負荷設備、P1…交流電源、P2…バイパス電源、P3…蓄電池。

Claims (4)

  1. 収納スペースに収納された無停電電源装置であって、
    直流電力を、負荷に供給するための定電圧定周波数の交流電力に変換するインバータと、
    前記無停電電源装置から出力される交流電流を検出する電流検出手段と、
    前記収納スペースを冷却する冷却ファンと、
    前記冷却ファンを駆動するために、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する冷却ファン用インバータと、
    前記電流検出手段により検出された電流量が所定値以下の場合、冷却ファン用インバータを間欠運転させ、前記所定値より大きい場合、前記電流検出手段により検出された電流量に応じて、前記冷却ファン用インバータから出力される交流電力を変化させる制御をする制御手段と、
    前記冷却ファン用インバータの異常時に、前記インバータから出力される交流電力を前記冷却ファンに供給する経路を形成する経路形成手段と
    交流電力を、前記インバータを介さない経路でバイパスして前記負荷に供給するためのバイパス電源と、
    前記負荷に供給するための交流電力を、前記インバータから出力される交流電力から前記バイパス電源から供給される交流電力に切り替える切替手段と
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記インバータに供給するために、交流電源から供給された交流電力を直流電力に変換するコンバータ
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記インバータに供給するために直流電力を供給する蓄電池
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無停電電源装置。
  4. 前記制御手段は、前記冷却ファンの運転周波数を所定値以下にさせないように、前記冷却ファン用インバータから出力される交流電力を制御すること
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無停電電源装置。
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