JP5334011B2 - エレベータ地震管制運用システム - Google Patents

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Description

本発明はエレベータ地震管制運用システムに関し、特に緊急地震速報を効率良く配信してエレベータの地震管制運転を行うエレベータ地震管制運用システムに関する。
従来より、地震管制運転の要否を判定する装置としては、地震の本震(S波)を感知する感知器の他に、初期微動(P波)を感知する感知器も数多く用いられている。また近年は、建物に設置のP波感知器によらず、全国の観測地点に設けた感知器の情報を集中管理し、地震が発生した時点にその規模や到達時刻を発信する緊急地震速報の活用が広まっている。
例えば特許文献1には、エレベータ設置ビル毎に地震情報受信端末を設け、衛星通信を介して送られる緊急地震通報信号を前記受信端末で受信して当該ビルに有効なデータを抽出し、当該ビルに設置されたP波センサよりも早く地震を感知してエレベータを最寄階に停止させるエレベータ制御装置が開示されている。
また特許文献2には、緊急地震速報を一旦中央のエレベータ監視センタで受信し、ここで震源地とエレベータ間の距離、エレベータまでの地震到達時間、地震規模等を計算し、地震管制運転が必要なエレベータを抽出し、ネットワークを介して地震管制運転指令を送信するエレベータの地震管制システムが開示されている。
特開2006−160449号公報 特開2007−39175号公報
しかし、上記衛星通信を介して各建物向けに地震情報を発信する方法では、各建物に高価な受信機が必要となるため、対象とする建物の数に比例した設備費用が膨大になる。
また、上記緊急地震速報を一旦エレベータ監視センタで受信し、必要な計算をして各エレベータに配信する方法では、地震発生の際、地震速報を一括管理する監視センタの負荷が高まるため、必要なエレベータに情報が行き渡るまでに時間がかかる。また、監視センタの機能に何らかの理由で障害が発生した場合には、情報発信先のエレベータの全てに情報が届かないこととなる。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、少ない設備と費用で緊急地震速報を有効に活用できるエレベータ地震管制運用システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様によるエレベータ地震管制運用システムは、管轄領域に存在する複数のエレベータ設置建物の少なくとも一つに設けられた第1のエレベータ制御手段と、前記管轄領域の他のエレベータ設置建物に設けられた第2のエレベータ制御手段とがネットワークを介して接続されたエレベータ地震管制運用システムにおいて、前記第1のエレベータ制御手段は、当該管轄領域のエレベータ設置建物ごとおよび予測震度ごとに、各建物の耐震強度に応じた地震管制運転制御のための指令レベル情報を記憶する配信先テーブル記憶部と、緊急地震速報を受信すると、当該緊急地震速報から取得される予測震度の情報と前記配信先テーブル記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記エレベータ設置建物ごとの指令レベル情報を取得し、取得した指令レベル情報に応じた指令パケットを生成して、対応する第2のエレベータ制御手段に前記ネットワークを介してそれぞれ配信する配信制御部と、前記生成した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第1のエレベータ制御部とを有し、前記第2のエレベータ制御手段は、前記配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第2のエレベータ制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータ設置建物毎に高価な衛星受信機を設ける必要がないため、より多くのエレベータ設置建物で緊急地震速報を効率よく活用できる。また大規模な建物数を集中管理するシステムを利用しないので、指令パケットの配信処理を低負荷で高速に配信できる。
本発明の第2の態様によるエレベータ地震管制運用システムは、管轄領域に存在する複数のエレベータ設置建物の少なくとも一つに設けられた第1のエレベータ制御手段と、前記管轄領域の他のエレベータ設置建物に設けられた第2のエレベータ制御手段と、前記第1のエレベータ制御手段および前記第2のエレベータ制御手段に第2のネットワークを介して接続された監視センタ装置とを備えたエレベータ地震管制運用システムにおいて、前記第1のエレベータ制御手段は、第1のネットワークを介して送信される緊急地震速報の受信状態を前記監視センタ装置に送信し、この緊急地震速報の受信状態の送信により前記監視センタ装置から配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットに含まれる地震管制運転制御のための指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第1のエレベータ制御部を有し、前記第2のエレベータ制御手段は、前記監視センタ装置から配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第2のエレベータ制御部を有し、前記監視センタ装置は、当該管轄領域のエレベータ設置建物ごとおよび予測震度ごとに、各建物の耐震強度に応じた地震管制運転制御のための指令レベル情報を記憶する配信先テーブル記憶部と、前記第1のエレベータ制御手段から緊急地震速報を受信すると、当該緊急地震速報から取得される予測震度の情報と前記配信先テーブル記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記エレベータ設置建物ごとの指令レベル情報を取得し、取得した指令レベル情報に応じた指令パケットを生成して、対応する第1のエレベータ制御手段または第2のエレベータ制御手段に前記第2のネットワークを介してそれぞれ配信する配信制御部とを有することを特徴とする
本発明では、例えば既存のエレベータ監視システムを有効に活用することで、このシステムに別段の設備を付加する必要も無く、多くのエレベータ設置建物で緊急地震速報を効率良く利用できる。
本発明の第3の態様によるエレベータ地震管制運用システムでは、前記監視センタ装置は第1のエレベータ制御手段を優先的に監視する。これにより、監視センタは限られた数の地震速報受信建物における緊急地震速報の受信をいち早く検出できる。
本発明の第4の態様によるエレベータ地震管制運用システムでは、前記第2のネットワークはローカルネットワーク上に構築されている。本発明によれば、ローカルネットワークは第1のネットワーク(グローバル網)とは独立に設けられるため、指令パケットを高速に配信できる。
本発明によれば、少ない設備と費用で多数のエレベータ設置建物が緊急地震速報を有効かつ迅速に利用できる。
以下、本発明による実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図であり、緊急地震速報を受信した地震情報受信建物(第1のエレベータ制御手段)が、この緊急地震速報に基づき所定の指令情報を生成して近隣の各エレベータ設置建物に配信する場合を示している。
図において、今、ある地点で地震が発生すると、震源からのP波が最寄りの地震計で感知され、その検出情報が気象庁1に集められる。気象庁1ではP波を解析して緊急地震速報を生成し、これを専用線等を介して特定の配信サーバ2に送る。配信サーバ2では受信した緊急地震速報に基づき緊急地震速報パケットを生成し、これをグローバル網GN1〜GN3を介して予め契約した配信先のエレベータ設置建物A、B等に送信する。なお、エレベータ設置建物A、Bについては配信サーバ2からの緊急地震速報パケットを直接受信する建物と言う意味で地震速報受信建物A、Bとも呼ぶ。
この緊急地震速報パケットには、地震の規模、震源の位置(緯度、経度、震源の深さ)、震源からの距離に応じた各地点の予測震度、地震波(S波)の到達時間等の情報が含まれる。ここで、地震の規模は地震が発したエネルギーの大きさ(マグニチュード)を表し、震度は、ある地点における地震の揺れの程度を表す。
ネットワークGN1〜GN3は、物理的には電話回線、光回線、無線回線等からなり、全体としてインターネット(グローバル網)を構成する。インターネットでは世界中の機器に唯一のIPアドレスを割り当てることで特定の機器を選別可能である。本発明における第1のネットワークは配信サーバ2と地震速報受信建物A、Bとの間を接続する論理的なネットワークを意味しており、物理的には共通のグローバル網上に構築される。また第2のネットワークは地震速報受信建物Aとエレベータ設置建物a1、a2との間、及び地震速報受信建物Bとエレベータ設置建物b1、b2との間を接続する論理的なネットワークを意味しており、同じく共通のグローバル網上に構築される。
地震速報受信建物Aにおいて、第1のエレベータ制御手段3a(図面では適宜「第1のエレベータ制御部3a」と表わしている。)は、第1,第2のネットワークに接続して通信パケットの授受を行う通信制御部(GNC)4と、緊急地震速報受信の際に生成される指令パケットの配信先決定に関する所定の情報をテーブルに記憶した配信先テーブル記憶部5と、配信サーバ2から受信した緊急地震速報に基づき配信先テーブル記憶部5を参照して管轄領域における予測震度や管轄のエレベータ設置建物a1、a2の耐震強度に応じてそれぞれに適正な指令パケットを生成し、エレベータ設置建物a1、a2に配信する配信制御部6と、エレベータ装置8の各種制御を行うエレベータ制御部7とを備える。地震速報受信建物Bについても同様である。
エレベータ設置建物a1において、第2のエレベータ制御手段9a(図面では適宜「第2のエレベータ制御部9a」と表わしている。)は、第2のネットワークを介して送られる指令パケットを受信する受信制御部(GNR)10と、エレベータ装置8の各種制御を行うエレベータ制御部7とを備える。他のエレベータ設置建物a2、b1、b2についても同様である。これら第1、第2のエレベータ制御部3a、9aは不図示のCPUのプログラム実行により実現される。
この様な構成により、第1のエレベータ制御手段3aは配信サーバ2から送られる緊急地震速報を受信して自エレベータ装置8の地震管制運転を行うと共に、この緊急地震速報の内容に基づき各所定の指令パケットを生成して第2のネットワークに配信する。一方、第2のエレベータ制御部9aは、第1のエレベータ制御手段3aから送られる指令パケットを受信して自エレベータ装置8の地震管制運転を行う。
図2に実施の形態によるエレベータ装置8の概略構成図を示す。エレベータ昇降路13の上部には機械室が設けられ、この機械室には乗りかご14の昇降速度や運行管理等の各種制御を行うエレベータ制御部7と、このエレベータ制御部7の下で乗りかご14を上昇、或いは、下降させる巻上機15とが設けられる。この巻上機15には主ロープ16が巻き掛けられ、この主ロープ16の一端には乗りかご14がつり下げられ、その他端にはそらせ車17を介してつり合いおもり18が吊り下げられている。なお、エレベータの一般的な構成として、図2に示すような構成を示したが、例えば、マシンルームレスのエレベータ等、様々な構成を採用するエレベータにおいて本発明を適用することが可能である。
この乗りかご14とエレベータ制御部7とはこの乗りかご14の底部から吊下げられたテールコード19によって接続され、乗りかご14との間で必要な信号の授受を行う。なお、図示しないが、乗りかご14や各階の乗り場には表示器やスピーカが設けられており、利用者に地震情報やエレベータからの避難方法、避難経路を案内することで利用者は次の行動を容易に判断できる。
エレベータ昇降路13のピット(底部)には P波の到来を感知するP波感知器20aが設けられ、その感知出力は昇降路ケーブル21を介してエレベータ制御部7に入力される。また、エレベータの機械室には、S波の到来を感知するS波感知器20bが設けられ、その感知出力は同じくエレベータ制御部7に入力される。エレベータ制御部7ではこれらP波感知器20a、S波感知器20b(以下、適宜これらの感知器をまとめて「地震感知器20」という。)の検出信号に基づいて公知の2段階方式による地震管制運転制御を行う。
次に一例の地震管制運転制御を概説する。P波の到来によりP波感知器20aが作動した場合は、乗りかご14内に地震表示を点灯し、可能なら合成音声で地震発生の情報を知らせると共に、乗りかご14が走行中の場合は最寄り階に停止させ、扉を開く。そして、所定時間(例えば、1分程度)経過した時に扉の開ボタンが押されていない場合は、更に、S波感知器20bが作動したか否かを判別し、作動していなければ乗りかご14内の地震表示を消灯して 正常運転に自動復帰する。またS波感知器20bが作動した場合は運転休止となる。この場合は、保守員がエレベータ装置8を点検後、地震管制運転状態をリセットすることで正常運転に復帰する。
本実施の形態では、このようなエレベータ制御部7に対して外部から地震報知指令と地震管制運転指令L1及びL2を入力可能としており、このエレベータ制御部7は、地震報知指令が入力した場合は地震発生の旨を表示及び可能なら地震情報を合成音声で報知し、この場合は地震管制運転を行わない。一方、地震管制運転指令L1が入力した場合は上記P波感知器20aが作動した場合と同様の地震管制運転を行い、また地震管制運転指令L2が入力した場合は上記S波感知器20bが作動した場合と同様の地震管制運転を行う。従って、本実施の形態では簡単な構成の付加により高度な避難サービスを提供できる。
また本実施の形態では、緊急地震速報は震源近くでのP波検出に基づき瞬時に送られるため、この管轄領域にS波が到達するよりも十分に(例えば十数秒程度)早く地震管制運転指令L1、或いは、L2が入力する。このため、管轄領域の各エレベータ設置建物では地震感知器20が作動するより十分に早く地震管制運転に入れる。しかも、上記地震感知器20に基づく地震管制運転制御も並行して行われるため、実際の震度に応じたエレベータ装置8の安全な運用が行われる。
図3は第1の実施の形態による配信先テーブル記憶部5の記憶内容を説明する図であり、第1のエレベータ制御手段3aが自己の管轄領域における震度とエレベータ設置建物の耐震強度に応じて異なる種類の指令パケットを生成可能とする場合を示している。図において、「エレベータ設置建物ID」の欄にはエレベータ設置建物の識別IDが記録されており、Aは地震速報受信建物、a1〜a4は指令パケットの配信先建物の識別IDである。「予測震度」の欄にはこの管轄領域における予測震度1〜7の各欄が設けられており、この各欄には各エレベータ設置建物の耐震強度に応じて生成すべき地震管制運転制御の各指令レベル1〜3が予測震度毎に記録されている。
例えば地震速報受信建物Aに着目すると、予測震度=1の時は指令レベル1でありこれは地震報知指令の生成を意味する。また予測震度=2、3の時は指令レベル2でありこれは地震管制運転指令L1の生成を意味する。更に、予測震度=4〜7の時は指令レベル3でありこれは地震管制運転指令L2の生成を意味する。なお、指令レベルがブランクの欄は指令を発生させないことを意味する。そして、「IPアドレス」の欄にはGNC4、GNR10の各IPアドレスが記録されており、これらは指令パケットの宛先IPアドレスとして使用される。管轄領域内の他のエレベータ設置建物a1〜a4についても同様である。但し、地震速報受信建物Aでは配信制御部6から直接エレベータ制御部7に指令が送られる。
本実施の形態によれば、地震の規模に応じて地震管制運転が必要な建物に限定して地震管制運転を行うことが可能であり、必要以上にエレベータサービスを停止させる必要がなくなる。また本実施の形態によれば、管轄領域内の各エレベータ設置建物を所定の条件により予めグループ分けしておき、地震の規模に応じて指令パケットを発信するグループを選択するよう制御することが可能である。所定の条件としては、建物の耐震強度の他、建物の構造や高さ等に依存する固有周波数等が挙げられる。
図4は第1の実施の形態による配信制御部6のフローチャートであり、GNC4が緊急地震速報を受信したことよりこの処理が起動される。ステップS1では受信した緊急地震速報からこの管轄領域における地震到達時間、予測震度等の情報を抽出する。なお、緊急地震速報にこれらの情報が含まれていない場合は、地震の規模(マグニチュード等)、震源の位置(緯度、経度、震源の深さ)の情報に基づいて公知の方法によりこの管轄領域における地震到達時間、予測震度等の情報を算出する。
ステップS2では配信先テーブル記憶部5の参照カウンタIを「1」に初期化する。ステップS3では参照カウンタIの内容で配信先テーブル記憶部5を参照し、対象のエレベータ設置建物に対する予測震度に応じた指令レベルを抽出する。ステップS4では指令レベル≧3か否かを判別し、YESの場合はステップS5で地震管制運転指令L2を設定する。またNOの場合はステップS5の処理をスキップする。ステップS6では指令レベル≧2か否かを判別し、YESの場合はステップS7で地震管制運転指令L1を設定する。またNOの場合はステップS7の処理をスキップする。ステップS8では指令レベル≧1か否かを判別し、YESの場合はステップS9で地震報知指令を設定する。またNOの場合はステップS9の処理をスキップする。ステップS10では参照カウンタIに+1する。ステップS11ではテーブル終了か否かを判別し、NOの場合はステップS3に戻る。
またYESの場合はステップS12で上記指令が設定されたエレベータ設置建物に対応する指令パケットを配信する。但し、地震速報受信建物Aについてはエレベータ制御部7に直接入力する。この場合に、各指令は「地震管制運転指令2」>「地震管制運転指令1」>「地震報知指令」の順で優先順位が決まっており、優先順位の高い指令が設定された場合は優先順位の低い指令は送信されない。但し、このエレベータ制御部7は、地震管制運転指令1又は2が入力された場合は、もともとこれらの地震レベルに対応して設けられた地震表示や音声報知を自ら行うものである。
なお、管轄領域内では予測震度と建物の耐震強度に応じて異なる種類の指令パケットが生成されるが、これらを同種の指令毎にグループ分けすることで、各グルークに対応するエレベータ設置建物にそれぞれの指令パケットを同報配信できる。
図5は第1の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図であり、特定地域における指令パケット配信の様子を具体的に表している。特定地域を例えば図示の様な管轄領域Z1〜Z3に分割すると、特定地域を過不足無く3分割できる。この管轄領域Z1には地震速報受信建物Aが存在しており、近隣のエレベータ設置建物a1〜a3とは第2のネットワーク(グローバル網)で接続している。また管轄領域Z2には地震速報受信建物Bが存在しており、近隣のエレベータ設置建物b1、b2とは第2のネットワークで接続している。以下、同様である。このようにして特定地域には必要最小限(少なくとも各管轄領域に一つ)の地震速報受信建物A〜Cが設けられ、安価で効率よいシステム運用が可能となる。
このような構成により、配信サーバ2から送られた緊急地震速報は先ず配信契約先の各地震速報受信建物A〜Cに到達し(図の太点線で示す)、この緊急地震速報を受信した地震速報受信建物Aは自己の配信先テーブル記憶部5を参照して配信の必要なエレベータ設置建物a1〜a3に各建物の耐震強度に応じた指令パケットを配信し(図の細点線で示す)、また緊急地震速報を受けた地震速報受信建物Bは自己の配信先テーブル記憶部5を参照して配信の必要なエレベータ設置建物b1〜b2に各建物の耐震強度に応じた指令パケットを配信する。以下、同様である。
なお、管轄領域当たりの地震速報受信建物の数を増しても良い。こうすれば、配信サーバ2から地震速報受信建物までのパスを二重化できるため、信頼性が高い。一方、管轄領域内では指令パケットが重複するが、各エレベータ設置建物では先着の指令パケットに従って動作開始する事で、指令パケット配信の実質的な高速化が図れる。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図6は第2の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図であり、第2のネットワーク上に監視センタ23を設けると共に、各エレベータ設置建物A、a1、a2、…、B、b1、b2、…がこの監視センタ23との間で監視パケットや指令パケットの授受を行う場合を示している。以下、詳細に説明する。
この監視センタ23は、GNC4と、配信先テーブル記憶部24と、監視制御部25とを備える。一方、第1のエレベータ制御部3bには監視センタ23との間で監視制御に関するパケットの授受を行う監視インタフェース(IF)部26を備え、また第2のエレベータ制御部9bには同じく監視IF部27を備える。更に、この監視IF部26はGNC4が緊急地震速報を受信したことによりその旨の監視情報を監視センタ23より監視可能に保持すると共に、監視センタ23より配信された指令パケットを受信して自エレベータ装置8のエレベータ制御部7に対応する指令信号を出力する。また監視IF部27は監視センタ23より配信された指令パケットを受信して自エレベータ装置8のエレベータ制御部7に対応する指令信号を出力する。
監視センタ23において、この配信先テーブル記憶部24は、地震速報受信建物A、Bにおける緊急地震速報の受信を監視した際に生成される各種指令パケットの配信先決定に関する情報をテーブルに記憶している。この配信先テーブル記憶部24については、図示しないが、地震速報受信建物A、B毎に設けられた上記図3の配信先テーブル記憶部5を全て記憶したものであり、監視制御部25はこのような配信先テーブル記憶部24を使用することで特定地域の全エレベータ設置建物に対する指令配信制御を効率よく行える。
そして、この監視制御部25は、通常は全エレベータ設置建物A、a1、a2、…、B、b1、b2、…における各エレベータ装置8の運行状態を監視すると共に、地震速報受信建物A及び又はBにおける緊急地震速報の受信を検出したことにより、その内容に基づき配信先テーブル記憶部24の対応する箇所を参照し、その管轄領域における予測震度や、建物の耐震強度に応じた各種指令パケットを生成して管轄領域の各エレベータ設置建物に配信する。即ち、地震速報受信建物Aのみが地震速報を受信した場合はその管轄領域に指令パケットを配信し、地震速報受信建物Bのみが地震速報を受信した場合はその管轄領域に指令パケットを配信する。こうして、管轄領域毎の監視制御を効率よく行える。その他の構成については上記図1について述べたものと同様でよい。
次に監視制御部25の動作を説明する。図7は第2の実施の形態による監視制御部25のフローチャートである。ステップS21では地震速報受信建物A、Bの各第1のエレベータ制御部3bを優先的に監視(スキャン)する。この監視は、例えば監視センタ23か各エレベータ設置建物に監視パケットのポーリング(スキャン)を行い、各エレベータ設置建物から応答パケットを返送する事で行われる。また地震速報受信建物A、Bを優先的に監視とは、例えば建物「A、a1、B、a2、A、b1、B、b2、…」の順でポーリングを行う。即ち、地震速報受信建物A、Bの監視を密に行うことで緊急地震速報の受信状態をいち早く検出できる。
ステップS22では監視IF部26の地震速報受信フラグがONか否かを判別し、NOの場合はステップS21に戻る。またYESの場合はステップS23で配信先テーブル記憶部24のその受信建物に付随する部分を参照し、管轄領域の各エレベータ設置建物毎に必要な指令レベルを設定する。ステップS24では上記指令レベルが設定されたエレベータ設置建物に指令パケットを配信する。
図8は第2の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図であり、特定地域における監視、或いは、応答パケットのやり取り及び指令パケット配信の様子を具体的に表している。監視センタ23は地震速報受信建物A〜Cの監視IF部26を優先的に監視(ポーリング)しており、各地震速報受信建物A〜Cからは応答パケットが返送される(図の細波線で示す)。
この状態で、例えば地震速報受信建物Aに緊急地震速報が配信されると、その監視IF部26は自建物Aが緊急地震速報を受信した旨の応答パケットを監視センタ23に返送する。この応答パケットを受信した監視制御部25は、自己の配信先テーブル記憶部24を参照し、対象となるエレベータ設置建物A、a1〜a3に各建物の耐震強度に応じた指令パケットを生成して配信する(図の細点線で示す)。地震速報受信建物Bについても同様である。なお、建物Aのみが緊急地震速報を受信した場合は、建物A、a1、a2、…にのみ指令パケットが配信されるが、建物A、Bが共に緊急地震速報を受信した場合は、建物A、a1、a2、…及び建物B、b1、b2、…に指令パケットが配信される。
本第2の実施の形態によれば、新たに監視システムを設け、或いは既存の監視システムを利用する事で、通常のシステム監視に加えて緊急地震速報受信の監視及びこれに伴う指令パケットの配信を効率良く行える。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1、第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図9は第3の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図であり、第2のネットワークがローカルネットワーク上に構築されている場合を示している。図において、この第1のエレベータ制御部3cはローカルネットワークLNに接続する通信制御部(LNC)29を備え、また第2のエレベータ制御部9cはローカルネットワークLNに接続する受信制御部(LNR)30を備える。
このローカルネットワークには、電話回線、光回線、無線回線等を使用した専用回線やインターネット回線等を利用できる。インターネット回線を利用する場合はIPアドレスの使用に制限がある。即ち、インターネット(グローバル網)では世界中の機器に唯一のIPアドレスを割り当てることで特定の機器を選別可能であるが、ローカルネットワークは、本来グローバル網とは独立に設けたネットワークであるため、その接続機器には原則として任意のIPアドレスを付与できる。但し、誤ってインターネットに接続された場合の混乱を避けるため、インターネットではローカルネットワークで使用され得るPアドレスが定義されており、グローバル網上でこれらのIPアドレスを見つけた場合は無視する取り決めになっている。その他の構成については上記図1で述べたものと同様で良い。
図10は第3の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図である。管轄領域Z1には地震速報受信建物Aが存在しており、近隣のエレベータ設置建物a1〜a3とはローカルネットワークLN1で接続している。また管轄領域Z2には地震速報受信建物Bが存在しており、近隣のエレベータ設置建物b1、b2とはローカルネットワークLN2で接続している。以下、同様である。本第3の実施の形態では各地震速報受信建物とその近隣のエレベータ設置建物との間をローカルネットワークで接続したことにより、より多くのエレベータ設置建物に指令パケットを高速に配信できる。
なお、上記各実施の形態では特定領域を正六角形からなる複数の管轄領域により過不足無く分割したが、これに限らない。各管轄領域は様々な大きさの円や楕円を含む任意の形状をしていても良く、これらの間に重なり部分があっても良い。重なりのある部分では指令パケットのパスが二重化されるため、指令パケット配信の信頼性が高い。また、上記各実施の形態では地震速報受信建物A,B又は監視センタ23が各種指令パケットを生成して配信したが、緊急地震速報をそのまま配信するように構成しても良い。
第1の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図である。 実施の形態によるエレベータ装置の概略構成図である。 第1の実施の形態による配信先テーブル記憶部を説明する図である。 第1の実施の形態による配信制御部のフローチャートである。 第1の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図である。 第2の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図である。 第2の実施の形態による監視制御部のフローチャートである。 第2の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図である。 第3の実施の形態によるエレベータ地震管制運用システムの全体構成図である。 第3の実施の形態によるエレベータ地震管制運用処理のイメージ図である。
符号の説明
2 配信サーバ
3 第1のエレベータ制御部
4 通信制御部(GNC)
5 配信先テーブル記憶部
6 配信制御部
7 エレベータ制御部
8 エレベータ装置
9 第2のエレベータ制御部
10 受信制御部(GNR)
13 エレベータ昇降路
14 乗りかご
15 巻上機
16 主ロープ
18 つり合いおもり
20 地震感知器
23 監視センタ

Claims (4)

  1. 管轄領域に存在する複数のエレベータ設置建物の少なくとも一つに設けられた第1のエレベータ制御手段と、前記管轄領域の他のエレベータ設置建物に設けられた第2のエレベータ制御手段とがネットワークを介して接続されたエレベータ地震管制運用システムにおいて、
    前記第1のエレベータ制御手段は、
    当該管轄領域のエレベータ設置建物ごとおよび予測震度ごとに、各建物の耐震強度に応じた地震管制運転制御のための指令レベル情報を記憶する配信先テーブル記憶部と、
    緊急地震速報を受信すると、当該緊急地震速報から取得される予測震度の情報と前記配信先テーブル記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記エレベータ設置建物ごとの指令レベル情報を取得し、取得した指令レベル情報に応じた指令パケットを生成して、対応する第2のエレベータ制御手段に前記ネットワークを介してそれぞれ配信する配信制御部と、
    前記生成した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第1のエレベータ制御部と、
    を有し、
    前記第2のエレベータ制御手段は、
    前記配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第2のエレベータ制御部
    を有することを特徴とするエレベータ地震管制運用システム。
  2. 管轄領域に存在する複数のエレベータ設置建物の少なくとも一つに設けられた第1のエレベータ制御手段と、前記管轄領域の他のエレベータ設置建物に設けられた第2のエレベータ制御手段と、前記第1のエレベータ制御手段および前記第2のエレベータ制御手段に第2のネットワークを介して接続された監視センタ装置とを備えたエレベータ地震管制運用システムにおいて、
    前記第1のエレベータ制御手段は、
    第1のネットワークを介して送信される緊急地震速報の受信状態を前記監視センタ装置に送信し、この緊急地震速報の受信状態の送信により前記監視センタ装置から配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットに含まれる地震管制運転制御のための指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第1のエレベータ制御部を有し、
    前記第2のエレベータ制御手段は、
    前記監視センタ装置から配信された指令パケットを受信すると、当該受信した指令パケットの指令レベルに応じて自エレベータ設置建物のエレベータ装置の地震管制運転を行うか否かを判定し、当該判定に応じた地震管制運転制御を行う第2のエレベータ制御部を有し、
    前記監視センタ装置は、
    当該管轄領域のエレベータ設置建物ごとおよび予測震度ごとに、各建物の耐震強度に応じた地震管制運転制御のための指令レベル情報を記憶する配信先テーブル記憶部と、
    前記第1のエレベータ制御手段から緊急地震速報を受信すると、当該緊急地震速報から取得される予測震度の情報と前記配信先テーブル記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記エレベータ設置建物ごとの指令レベル情報を取得し、取得した指令レベル情報に応じた指令パケットを生成して、対応する第1のエレベータ制御手段または第2のエレベータ制御手段に前記第2のネットワークを介してそれぞれ配信する配信制御部と、
    を有することを特徴とするエレベータ地震管制運用システム。
  3. 前記監視センタ装置は、緊急地震速報を受信する前記第1のエレベータ制御手段を優先的に、前記管轄領域の各エレベータ制御手段に監視パケットのポーリングを行い、
    前記第1のエレベータ制御部は、前記監視センタ装置からの監視パケットのポーリングに応答することで、前記緊急地震速報の受信状態を前記監視センタ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータ地震管制運用システム。
  4. 前記第2のネットワークはローカルネットワーク上に構築されていることを特徴とする請求項2または3に記載のエレベータ地震管制運用システム。
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