JP5333023B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
該非接触搬送手段により搬送状態にある前記カット紙を非接触で加熱する非接触加熱手段と、を有する定着装置において、
前記非接触加熱手段により加熱状態にある前記カット紙に対して、前記カット紙の表面に気体を吹き付ける前記カット紙の搬送方向に並んだ複数の表面側気体吹き出し口と、前記カット紙の裏面に気体を吹き付ける前記カット紙の搬送方向に並んだ複数の裏面側気体吹き出し口とを含む、複数の気体吹き出し口を備えた気体吹き付け手段を有し、
前記複数の気体吹き出し口は、それぞれが気体吹き出しの有無を独立に設定でき、
前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の表面側および裏面側のそれぞれにおいて、前記カット紙の搬送による移動に応じて、前記カット紙の先端位置より搬送方向上流側で、該先端位置からの距離が前記カット紙の長さより短く、かつ前記先端位置から最も離れている気体吹き出し口のみが、前記カット紙に気体を吹き付ける
ことを特徴とする定着装置。
ことを特徴とする前記1に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記1または2に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記2または3に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記2から4の何れか1項に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記1から5の何れか1項に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記1から6の何れか1項に記載の定着装置。
ことを特徴とする前記1から7の何れか1項に記載の定着装置。
前記定着装置は、前記1から8の何れか1項に記載の定着装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
図1を用いて、本実施形態の画像形成装置におけるトナー画像形成部の構成と動作の例を説明する。図1は、湿式画像形成装置におけるトナー画像形成部と転写装置、定着装置の概略構成例を示す断面図である。
現像に用いる液体現像剤8について説明する。液体現像剤8は、溶媒であるキャリア液体中に着色されたトナー粒子を高濃度で分散している。また液体現像剤8には、分散剤、荷電制御剤などの添加剤を適宜、選んで添加してもよい。
図1の画像形成装置における定着装置9の構成例と動作について説明する。
既述したように、特に液体現像では、キャリア液を用紙7から揮発させるため、揮発効率のよい非接触の加熱手段がよく用いられる。
非接触加熱手段150の構成例について説明する。
非接触加熱手段150を用いて用紙7を定着するためには、非接触加熱手段150に対向する位置に用紙搬送手段が必要である。図2には、従来の接触タイプの用紙搬送手段260の構成例を示す。
図2に示したように、用紙の非画像面側(裏面側)に搬送ベルト261等何らかの部材を接触して用紙7を搬送する接触タイプの用紙搬送手段を用いる場合、両面プリントにおける2面目定着時の用紙裏面、つまり既に定着されている1面目画像への影響を考慮する必要がある。すなわち、用紙裏面(1面目画像)の温度をトナーが再溶融しない温度以下(100℃程度以下)にする必要がある。
用紙7のキャリア液の揮発効率向上のためには、上記懸念がなく用紙表面温度をより上げることが可能な、搬送部材の接触しない方式の用紙搬送手段が有利である。本実施形態では、用紙の両面(先端を除く)に搬送部材が接触しないように、用紙の搬送方向先端を保持して搬送する非接触搬送手段を用いている。具体例としては図3に示すチェーングリッパー方式の用紙搬送手段(非接触搬送手段160)がこれにあたる。
非接触搬送手段160の構成例について説明する。
しかしこの非接触タイプの用紙搬送は、用紙先端のみ保持しているため、図4に示すように用紙搬送方向が水平の場合、用紙7が垂れ下がり、非接触加熱手段150との距離が離れてしまうので熱効率が低下する。
上記の課題に対して、本発明においては、図6に示すように非接触加熱手段150において用紙を加熱し、非接触搬送手段160で搬送中に、用紙表裏に対して不図示の空気供給手段から供給された空気を吹き付ける空気吹き付け手段170を有する。
空気吹き付け手段170は、用紙7の表面と裏面に対して空気を吹き付ける、それぞれ複数(n個)の空気吹き出し口(171a1...an、171b1...bn)を、用紙搬送方向に対して設けている。
さらに、用紙表面に対する空気吹き出し口(171a1...an)、及び用紙裏面に対する空気吹き出し口(171b1...bn)のそれぞれの風量を可変に制御可能とすることにより、垂直方向の用紙位置をより安定化することが可能となる。
用紙表裏に対する空気吹き出し口(171a1...an、171b1...bn)の風量設定は、様々な紙種(コート紙/上質紙、用紙坪量)に対する最適値を予め実験等により求めておき、メモリ等に記憶させておいて、通紙する紙種により最適値を設定してもよい。
もちろん、空気吹き付け手段170が用紙表裏に吹き付ける空気は、揮発した蒸気(キャリア液)の移動、換気を兼ねることも可能である。この換気効率を上げることは、非接触加熱手段150内の揮発したキャリア液の蒸気圧を低減することになり、揮発効率の向上に繋がる。
次に、図10(a)、10(b)、10(c)は、経時的な用紙搬送位置の移動とそれに伴う空気吹き出し口の変更の例を示している。
2 帯電装置
3 露光装置
4 液体現像装置
5 中間転写体
6 クリーニング装置
7 記録媒体(用紙)
8 液体現像剤
9 定着装置
150 非接触加熱手段
151 ヒータ
152 断熱カバー
160 非接触搬送手段(非接触タイプ)
161 チェーン(グリッパー)
162 搬送爪
170a、b 空気吹き付け手段
171a、b 空気吹き出し口
260 用紙搬送手段(接触タイプ)
261 搬送ベルト
Claims (9)
- 未定着の画像を有するカット紙の両面に搬送部材が接触しないように、該カット紙の搬送方向先端を保持して搬送する非接触搬送手段と、
該非接触搬送手段により搬送状態にある前記カット紙を非接触で加熱する非接触加熱手段と、を有する定着装置において、
前記非接触加熱手段により加熱状態にある前記カット紙に対して、前記カット紙の表面に気体を吹き付ける前記カット紙の搬送方向に並んだ複数の表面側気体吹き出し口と、前記カット紙の裏面に気体を吹き付ける前記カット紙の搬送方向に並んだ複数の裏面側気体吹き出し口とを含む、複数の気体吹き出し口を備えた気体吹き付け手段を有し、
前記複数の気体吹き出し口は、それぞれが気体吹き出しの有無を独立に設定でき、
前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の表面側および裏面側のそれぞれにおいて、前記カット紙の搬送による移動に応じて、前記カット紙の先端位置より搬送方向上流側で、該先端位置からの距離が前記カット紙の長さより短く、かつ前記先端位置から最も離れている気体吹き出し口のみが、前記カット紙に気体を吹き付ける
ことを特徴とする定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の表面と裏面とに気体を吹き付ける風量が、それぞれ可変である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の表面と裏面とに気体を吹き付ける風量が、互いに異なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の種類に応じて、表面と裏面とに気体を吹き付ける風量をそれぞれ設定する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の変形量に応じて、表面と裏面とに気体を吹き付ける風量をそれぞれ設定する
ことを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の搬送方向上流側へ向けて、斜めに角度を付けて、表面と裏面とに気体を吹き付ける
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段は、前記カット紙の表面と裏面とに加熱された気体を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記気体吹き付け手段が前記カット紙の表面と裏面とに吹き付ける気体は空気である
ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の定着装置。 - 像担持体上に形成された潜像をトナーとキャリア液を含む液体現像剤で現像し、形成されたトナー像が転写されたカット紙を定着する定着装置を備えた画像形成装置であって、
前記定着装置は、請求項1から8の何れか1項に記載の定着装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
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