JP5331091B2 - 通信システム、送信装置、受信装置および通信方法 - Google Patents

通信システム、送信装置、受信装置および通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、広帯域の音声信号を送受信する通信システムに関し、特に、通信システム以外の外部装置からの赤外線ノイズを除去する技術に関するものである。
赤外線マイクロホンシステムでは、ワイヤレスマイクロホンとスピーカ装置との間で、赤外線を用いて音声信号(主な音声帯域:300Hz〜3kHz)が伝送される。そのため、赤外線の伝送空間(例えば、ワイヤレスマイクロホンとスピーカ装置が用いられるのと同じ部屋の中)に、赤外線ノイズを発生する装置が設置されていると、音声信号を伝送するときに、その赤外線ノイズの影響を受けてしまう。例えば、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)は、電極が設けられた2枚のガラス基板の間にNe−Xeなどの不活性ガスが封入され、表示する画像の画素に応じたパルス状の電圧を電極間に印加しプラズマ放電により紫外線を発生させ、ガラス基板に塗布された蛍光材料によって紫外線を可視光に変換するものである。さらに、階調表現をするため、たとえば8bitの階調表現を行うためには、1フィールド期間内に8回の長さの異なる放電をさせている。PDPのこうした動作原理により、PDPの画面からは可視光とともに大量の赤外線ノイズ(主なノイズ帯域:数100Hz)が発生するため、赤外線ノイズ帯域に受光感度を有している赤外線マイクロホンシステムを同じ空間で使用すると、過大なノイズが出力され、ワイヤレスマイクの使用が阻害されてしまう。
そこで、従来、EFM変調(Eight−to−Fourteen Modulation)とハイパスフィルタを利用してノイズを除去する光信号伝送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。EFM変調は、ディジタルデータを8bitごとに14bitのデータに変換する、伝送路の特性に適した伝送を行うためのチャネルコーディングのひとつで、伝送に必要な帯域が“8分の14倍”(2倍近く)に増加する半面、変調後の信号の低周波成分が少ないという特性を有しており、ハイパスフィルタは、そのEFM変調に用いる周波数成分より高い周波数信号のみを通過させる特性を有するように構成されている。つまり、この従来の光信号伝送装置では、送信装置から音声信号を送信するときに、EFM変調を利用して伝送対象の音声信号をノイズの影響を受けにくい安全な帯域(伝送対象の音声帯域より高周波の帯域)に退避させ、音声信号(EFM変調後の信号)を受信した受信装置で、ハイパスフィルタを用いてノイズ成分(低周波成分)をカットすることによりノイズを除去している。
特開平4−348627号公報
しかしながら、従来の光信号伝送装置においては、EFM変調を利用するため、伝送対象の音声信号を退避させるための帯域(音声信号の2倍近くの帯域)を確保する必要がある。このような従来の装置は、音声帯域(300Hz〜3kHz)のみを含むような狭帯域の音声信号を伝送する場合には、その音声信号を退避させるための帯域(狭帯域の音声信号の2倍近くの帯域)を確保するのがそれほど困難ではないが、オーディオ帯域(100Hz〜15kHz)を含むような広帯域の音声信号を伝送する場合には、その音声信号を退避させるための帯域(広帯域の音声信号の2倍近くの帯域)を確保するのが困難であるという問題があった。仮に、広帯域の音声信号を退避させるための帯域(広帯域の音声信号の2倍近くの帯域)を確保することができたとしても、その場合には、極めて広い帯域を利用することになるため、その分、受信感度が低下する(受信音声信号にノイズが増加する、外来ノイズに対して弱くなる、伝送可能距離が短縮される)という問題があった。
このように広い周波数帯域を利用するEFM変調の受信感度は、音声帯域、音声ダイナミックレンジ、光信号送信電力を同等として比較したとき、EFM変調をしない場合と比べて、受信感度が約6dB低く、伝送可能距離にして約2分の1に相当し、伝送可能エリアの面積では約4分の1となり、用途が極めて制限されてしまう。たとえば半径4メートルのエリアとなり、会議室など多く室内拡声用途を充足する伝送可能距離とは言い難い。EFM変調の場合にも光信号送信電力を4倍にすれば、EFM変調をしない場合と同等の伝送距離となるものの、光送信部の消費電力も4倍となり、電池駆動での連続運用可能時間は4分の1程度と大幅に短いものになる。このように、EFM変調を利用する方式は、広帯域の音声信号を伝送する場合にはあまり適していない(適用困難である)という問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、広帯域の音声信号を送受信するシステムにおいて外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することのできる通信システムを提供することを目的とする。
本発明の通信システムは、音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための送信装置と受信装置を備えた通信システムであって、前記送信装置は、広帯域の音声信号が入力される音声入力部と、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理を行う平衡変調部と、前記周波数が反転された音声信号を送信する送信部と、を備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された音声信号を受信する受信部と、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号をカットするフィルタ部と、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理を行う逆平衡変調部と、前記周波数が再反転された音声信号を出力する音声出力部と、を備えた構成を有している。
この構成により、送信装置(例えば、ワイヤレスマイク)で、広帯域の音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、平衡変調後(周波数反転後)の音声信号が送信される。受信装置(例えば、スピーカ装置)では、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)の信号がカットされた後に、音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、音声信号が出力される。そのため、外部装置(例えば、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル))から強い赤外線ノイズが発生している場合であっても、その周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)の信号をカットすることにより、赤外線ノイズを除去(あるいは大幅に低減)することができるので、ノイズのない(あるいはノイズが極めて低い)音声信号を出力することができる。
一般的に、PDPの赤外線ノイズの主な周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)は、音声帯域(例えば、300Hz〜3kHz)とほぼ同じ帯域であることが多いが、この場合、音声帯域(例えば、300Hz〜3kHz)より高い周波数帯域を含む広帯域(例えば、100Hz〜15kHz)の音声信号を利用し、平衡変調後(周波数反転後)の音声信号を送信するようにしているので、赤外線ノイズ帯域は、平衡変調後の音声信号の周波数帯域とは異なる周波数帯域となり、その帯域(赤外線ノイズ帯域)をカットしても、音声信号(平衡変調後の音声信号)に与える影響を小さくすることができる。そして、赤外線ノイズ帯域の信号をカットした後に、音声信号の周波数を再反転(逆平衡変調)させることにより、ノイズのない(あるいはノイズが極めて低い)音声信号を得ることができる。このように、「広帯域通信(広帯域の音声信号の送受信)」と「音声信号の平衡変調と逆平衡変調」と「赤外線ノイズ帯域のカット」の適切な組み合わせにより、従来のようにEFM変調を利用しなくても、赤外線ノイズを効果的に除去することが可能になる。また、従来のEFM変調を広帯域通信に適用した場合に比べて、広い帯域を確保する必要がない(EFM変調を広帯域通信に適用した場合には、極めて広い帯域を確保する必要がある)。
また、本発明の通信システムでは、前記送信装置は、前記外部装置から赤外線ノイズが発生しているか否かを検出する赤外線ノイズ検出部と、前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記平衡変調処理を行うように前記平衡変調部を制御する平衡変調制御部と、を備え、前記受信装置は、前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記赤外線ノイズ帯域の信号をカットするように前記フィルタ部を制御するフィルタ制御部と、前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記逆平衡変調処理を行うように前記逆平衡変調部を制御する逆平衡変調制御部と、を備えた構成を有している。
この構成により、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生している場合に、送信装置での平衡変調処理と、受信装置での赤外線ノイズ帯域のカットおよび逆平衡変調処理とが行われ、適切に赤外線ノイズが除去(あるいは大幅に低減)される。
また、本発明の通信システムでは、前記送信装置は、前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記送信部により送信される音声信号に、前記赤外線ノイズの発生を示すノイズ検出信号を重畳する信号重畳部を備え、前記受信装置は、前記受信部により受信した音声信号から前記ノイズ検出信号を抽出する信号抽出部を備え、前記フィルタ制御部は、前記抽出されたノイズ検出信号に基づいて、前記フィルタ部の制御を行い、前記逆平衡変調制御部は、前記抽出されたノイズ検出信号に基づいて、前記逆平衡変調部の制御を行う構成を有している。
この構成により、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生している場合に、送信装置で音声信号にノイズ検出信号が重畳される。したがって、そのノイズ検出信号に基づいて、受信装置で赤外線ノイズ帯域のカットと逆平衡変調処理のオン/オフ制御を適切に行うことができる。
また、本発明の通信システムでは、前記信号重畳部は、前記送信装置から送信される前記音声信号にトーン信号を用いて前記ノイズ検出信号を重畳し、前記信号抽出部は、前記受信装置で受信された前記音声信号から前記トーン信号を抽出することで前記ノイズ検出信号を検出する構成を有している。
この構成により、トーン信号を用いて、ノイズ検出信号を、送信装置から受信装置へ伝送することが可能になる。
また、本発明の通信システムでは、前記赤外線ノイズ検出部は、前記送信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果、または、ユーザからの入力に基づいて、前記赤外線ノイズが発生しているか否かを検出する構成を有している。
この構成により、送信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、自動で判定することができる。または、ユーザからの入力に基づいて、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、手動で決定することができる。このようにして、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生しているか否かの判定(または決定)を、送信装置側で適切に行うことができる。
また、本発明の通信システムでは、前記フィルタ制御部は、前記受信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、前記フィルタ部の制御を行い、
前記逆平衡変調制御部は、前記受信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、前記逆平衡変調部の制御を行う構成を有している。
この構成により、受信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、外部装置(例えば、PDP)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、受信装置側でも自動で適切に判定することができる。
本発明の送信装置は、音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための通信システムで用いられる送信装置であって、前記送信装置は、広帯域の音声信号が入力される音声入力部と、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理を行う平衡変調部と、前記周波数が反転された音声信号を送信する送信部と、を備え、前記通信システムに備えられる受信装置では、前記送信装置から送信された音声信号が受信され、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号がカットされ、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、前記周波数が再反転された音声信号が出力される構成を有している。
この装置によっても、上記と同様に、広帯域の音声通信システムで外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができる。
本発明の受信装置は、音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための通信システムで用いられる受信装置であって、前記通信システムに備えられる送信装置では、広帯域の音声信号が入力され、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、前記周波数が反転された音声信号が送信され、前記受信装置は、前記送信装置から送信された音声信号を受信する受信部と、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号をカットするフィルタ部と、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理を行う逆平衡変調部と、前記周波数が再反転された音声信号を出力する音声出力部と、を備えた構成を有している。
この装置によっても、上記と同様に、広帯域の音声通信システムで外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができる。
本発明の通信方法は、音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための送信装置と受信装置を備えた通信システムで用いられる通信方法であって、前記送信装置で、広帯域の音声信号が入力され、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、前記周波数が反転された音声信号が送信され、前記受信装置で、前記送信装置から送信された音声信号が受信され、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号がカットされ、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、前記周波数が再反転された音声信号が出力される。
この方法によっても、上記と同様に、広帯域の音声通信システムで外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができる。
本発明は、広帯域の音声信号を送受信するシステムにおいて外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができるという効果を有する通信システムを提供することができるものである。
本発明の第1の実施の形態における通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態における送信装置(ワイヤレスマイク)の動作の説明図 本発明の第1の実施の形態における受信装置(スピーカ装置)の動作の説明図 本発明の第2の実施の形態における通信システムの構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態の通信システムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、赤外線マイクロホンシステム等に用いられる通信システムの場合を例示する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の通信システムの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、送信装置としてのワイヤレスマイク2と、受信装置としてのスピーカ装置3とを備えている。この通信システム1では、広帯域(100Hz〜15kHzのオーディオ帯域)の音声信号が送受信される。
ワイヤレスマイク2は、音声信号が入力されるマイク4と、入力された音声信号を増幅するAFアンプ5と、音声信号の周波数を反転させる処理(平衡変調処理)を行う平衡変調回路6と、平衡変調処理における変調クロック周波数より高い周波数成分をカットするローパスフィルタ7(LPF)と、平衡変調回路6やローパスフィルタ7の動作(オン/オフ)の切替を制御する制御部8と、ローパスフィルタ7の音声信号出力にノイズ検出信号を重畳する信号重畳部9と、音声信号をFM変調するFM変調回路10と、音声信号をアンテナから送信する送信部11を備えている。
また、ワイヤレスマイク2は、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)などの外部装置からの赤外線を検知する赤外線検知センサ12と、赤外線を発生させる外部装置(PDPなど)が近くに設置されていることを示すユーザ入力を受け付けるユーザ入力受付部13と、赤外線検知センサ12の検知結果(例えば、検知した赤外線レベルが所定の基準レベル以上など)やユーザ入力(例えば、専用スイッチのオン操作など)に基づいて、赤外線ノイズが発生していることを検出するノイズ検出部14を備えている。そして、制御部8は、赤外線ノイズが発生している場合に、平衡変調処理を行うように平衡変調回路6を制御する。また、制御部8は、赤外線ノイズが発生している場合に、赤外線ノイズの発生を示す信号(ノイズ検出信号)を重畳するように信号重畳部9を制御する。音声信号へのノイズ検出信号の重畳方法は、トーン信号等を用いてよい。また、トーン信号を用いてスピーカ装置3へノイズ検出信号を伝送する方法については、複数の周波数を用いてトーン信号を伝送してもよい。例えば赤外線ノイズを検出した場合には、トーン信号の周波数として30kHzを用い、赤外線ノイズを検出していない場合にはトーン信号の周波数として70Hzを用いるFSK(周波数シフトキーイング)などである。トーン信号伝送用の周波数は、上記周波数以外に、例えば60Hz〜80Hz、15kHz〜90kHzの間の周波数を用いることも可能である。
また、トーン信号を用いてスピーカ装置3へノイズ検出信号を伝送する方法は、前記音声信号に重畳されるトーン信号のレベルや位相、または、前記音声信号に重畳されるトーン信号の有無などを用いても良い。トーンにレベルや位相を与える方法は、ASK(振幅シフトキーイング)、PSK(位相シフトキーイング)のほか、QAM(直交振幅変調)や、AM、PM、FM等の変調としてもよい。
一方、スピーカ装置3は、音声信号をアンテナから受信する受信部15と、受信した音声信号をFM復調するFM復調回路16と、FM復調された信号からノイズ検出信号を抽出する信号抽出部17と、所定周波数(例えば、3kHz)以下の周波数成分をカットするハイパスフィルタ18(HPF)と、音声信号の周波数を反転させる処理(平衡変調処理)を行う平衡変調回路19と、平衡変調処理における変調クロック周波数より高い周波数成分をカットするローパスフィルタ20(LPF)と、ハイパスフィルタ18や平衡変調回路19やローパスフィルタ20の動作(オン/オフ)の切替を制御する制御部21と、音声信号を増幅するAFアンプ22と、音声信号を出力するスピーカ23とを備えている。
このスピーカ装置3の平衡変調回路19で行われる平衡変調処理は、すでに周波数が反転されている音声信号(ワイヤレスマイク2の平衡変調回路6で周波数が反転された音声信号)の周波数を再反転するものである。したがって、スピーカ装置3の平衡変調回路19で行われる平衡変調処理は、逆平衡変調処理と呼ぶこともでき、スピーカ装置3の平衡変調回路19は、逆平衡変調回路と呼ぶこともできる。
制御部21は、信号抽出部17で抽出されたノイズ検出信号に基づいて、ハイパスフィルタ18や平衡変調回路19やローパスフィルタ20の動作(オン/オフ)の切替を制御する。具体的には、信号抽出部17はワイヤレスマイク2で音声信号に重畳されたトーン信号を抽出することで、ワイヤレスマイク2側で赤外線ノイズが検出されているのか否かが判断でき、ノイズ検出信号の検出結果を制御部21へ出力する。制御部21は、赤外線ノイズが発生している場合に、所定周波数(例えば、3kHz)以下の周波数成分をカットするように、ハイパスフィルタ18を制御する。また、制御部21は、赤外線ノイズが発生している場合に、平衡変調処理を行うように平衡変調回路19を制御する。なお、ここでは、所定周波数(ハイパスフィルタ18のカットオフ周波数)が3kHzである場合について例示したが、ハイパスフィルタ18のカットオフ周波数がこれに限定されないのは勿論である。
以上のように構成された通信システム1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、ワイヤレスマイク2とスピーカ装置3が設置された同じ室内に、赤外線を発生する外部装置(PDPなど)が設置されている場合について説明する。
図2は、本実施の形態のワイヤレスマイク2の動作の説明図である。図2に示すように、本実施の形態のワイヤレスマイク2では、音声帯域(100Hz〜3kHz)を含むような広帯域の音声信号がマイク4から入力されると(図2(a)参照)、その音声信号の周波数を反転する平衡変調処理がなされる(図2(b)参照)。そして、平衡変調後の音声信号がワイヤレスマイク2から送信される。このとき、ワイヤレスマイク2において、赤外線検知センサ12の検知結果またはユーザ入力に基づいて、外部装置から赤外線ノイズが発生していることが検出され、ワイヤレスマイク2から送信される音声信号にノイズ検出信号が重畳される。
図3は、本実施の形態のスピーカ装置3の動作の説明図である。図3に示すように、本実施の形態のスピーカ装置3では、ワイヤレスマイク2から送信された音声信号を受信するが、この音声信号には、外部装置(PDPなど)から発生した赤外線ノイズが含まれることになる(図3(a)参照)。ところが、この場合、スピーカ装置3では、音声信号から抽出したノイズ検出信号に基づいて、ハイパスフィルタ18がオン制御され、受信した音声信号のうち所定のカットオフ周波数(例えば、3kHz)以下の周波数成分(ノイズ信号が含まれている部分)がカットされる(図3(b)参照)。その後、音声信号の周波数を反転(再反転)する平衡変調処理(逆平衡変調処理)がなされ(図3(c)参照)、スピーカ23から音声として出力される。
このような本発明の第1の実施の形態の通信システム1によれば、広帯域の音声信号を送受信するシステムにおいて外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができる。
すなわち、本実施の形態では、ワイヤレスマイク2で、広帯域の音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、平衡変調後(周波数反転後)の音声信号が送信される。スピーカ装置3では、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)の信号がカットされた後に、音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、音声信号が出力される。そのため、外部装置(PDPなど)から強い赤外線ノイズが発生している場合であっても、その周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)の信号をカットすることにより、赤外線ノイズを除去(あるいは大幅に低減)することができるので、ノイズのない(あるいはノイズが極めて低い)音声信号を出力することができる。
一般的に、赤外線ノイズの主な周波数帯域(赤外線ノイズ帯域)は、音声帯域(例えば、300Hz〜3kHz)とほぼ同じ帯域であることが多いが、この場合、音声帯域(例えば、300Hz〜3kHz)より高い周波数帯域を含む広帯域(例えば、100Hz〜15kHz)の音声信号を利用し、平衡変調後(周波数反転後)の音声信号を送信するようにしているので、赤外線ノイズ帯域は、平衡変調後の音声信号の周波数帯域とは異なる周波数帯域となり、その帯域(赤外線ノイズ帯域)をカットしても、音声信号(平衡変調後の音声信号)に与える影響を小さくすることができる。そして、赤外線ノイズ帯域の信号をカットした後に、音声信号の周波数を再反転(逆平衡変調)させることにより、ノイズのない(あるいはノイズが極めて低い)音声信号を得ることができる。このように、「広帯域通信(広帯域の音声信号の送受信)」と「音声信号の平衡変調と逆平衡変調」と「赤外線ノイズ帯域のカット」の適切な組み合わせにより、従来のようにEFM変調を利用しなくても、赤外線ノイズを効果的に除去することが可能になる。また、従来のEFM変調を広帯域通信に適用した場合に比べて、広い帯域を確保する必要がない(EFM変調を広帯域通信に適用した場合には、極めて広い帯域を確保する必要がある)。
また、本実施の形態では、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生している場合に、ワイヤレスマイク2での平衡変調処理と、スピーカ装置3での赤外線ノイズ帯域のカットおよび逆平衡変調処理とが行われ、適切に赤外線ノイズが除去(あるいは大幅に低減)される。
また、本実施の形態では、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生している場合に、ワイヤレスマイク2で音声信号にノイズ検出信号が重畳される。したがって、そのノイズ検出信号に基づいて、スピーカ装置3で赤外線ノイズ帯域のカットと逆平衡変調処理のオン/オフ制御を適切に行うことができる。
また、本実施の形態では、ワイヤレスマイク2に設けられた赤外線検知センサ12での赤外線の検知結果に基づいて、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、自動で判定することができる。または、ユーザからの入力に基づいて、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、手動で決定することができる。このようにして、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生しているか否かの判定(または決定)を、ワイヤレスマイク側で適切に行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の通信システム1について説明する。ここでは、第2の実施の形態の通信システム1が、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。ここで特に言及しない限り、本実施の形態の構成および動作は、第1の実施の形態と同様である。
図4は、本実施の形態の通信システム1の構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施の形態のワイヤレスマイク2は、第1の実施の形態のような赤外線検出に関する構成(制御部8、信号重畳部9、赤外線検知センサ12、ユーザ入力受付部13、ノイズ検出部14)を備えていない。これに対応して、本実施の形態のスピーカ装置3は、第1の実施の形態のような信号抽出部17を備えていない。その代わりに、本実施の形態では、スピーカ装置3に、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)などの外部装置からの赤外線を検知する赤外線検知センサ30が備えられている。
以上のように構成された通信システム1について、その動作を説明する。本実施の形態では、ワイヤレスマイク2では赤外線検出が行われず、ワイヤレスマイク2からは平衡変調された音声信号が送信されるだけである。一方、スピーカ装置3では、赤外線検知センサ30の検知結果(例えば、検知した赤外線レベルが所定の基準レベル以上など)に基づいて、ハイパスフィルタ18の動作(オン/オフの切替など)が制御される。具体的には、制御部21は、赤外線ノイズが発生している場合に、所定周波数(例えば、3kHz)以下の周波数成分をカットするように、ハイパスフィルタ18を制御する。また制御部21は、赤外線ノイズが発生していない場合には、ハイパスフィルタ18を動作させずにスルー処理させるか、または50〜100Hz等の低いカットオフ周波数が設定されたハイパスフィルタ18を通過させるものとする。これにより、赤外線検知センサ30が赤外線を検知した場合には、ハイパスフィルタ18を動作させて赤外線ノイズを除去した音声を再生し、赤外線が非検知の場合には、オーディオ帯域全域の音声再生を行うことで高音質の音声が再生できる。なお、ここでも、所定周波数(ハイパスフィルタ18のカットオフ周波数)が3kHzである場合について例示したが、ハイパスフィルタ18のカットオフ周波数がこれに限定されないのは勿論である。
このような本発明の第2の実施の形態の通信システム1によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果が奏される。
そして、本実施の形態では、スピーカ装置3に設けられた赤外線検知センサ30での赤外線の検知結果に基づいて、外部装置(PDPなど)からの赤外線ノイズが発生しているか否かを、スピーカ装置側で自動で適切に判定することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる通信システムは、広帯域の音声信号を送受信するシステムにおいて外部装置からの赤外線ノイズを適切に除去することができるという効果を有し、赤外線マイクロホンシステム等として有用である。
1 通信システム
2 ワイヤレスマイク
3 スピーカ装置
4 マイク
5 AFアンプ
6 平衡変調回路
7 ローパスフィルタ(LPF)
8 制御部
9 信号重畳部
10 FM変調回路
11 送信部
12 赤外線検知センサ
13 ユーザ入力受付部
14 ノイズ検出部
15 受信部
16 FM復調回路
17 信号抽出部
18 ハイパスフィルタ(HPF)
19 平衡変調回路
20 ローパスフィルタ(LPF)
21 制御部
22 AFアンプ
23 スピーカ
30 赤外線検知センサ

Claims (9)

  1. 音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための送信装置と受信装置を備えた通信システムであって、
    前記送信装置は、
    広帯域の音声信号が入力される音声入力部と、
    前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理を行う平衡変調部と、
    前記周波数が反転された音声信号を送信する送信部と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された音声信号を受信する受信部と、
    前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号をカットするフィルタ部と、
    前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理を行う逆平衡変調部と、
    前記周波数が再反転された音声信号を出力する音声出力部と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記送信装置は、
    前記外部装置から赤外線ノイズが発生しているか否かを検出する赤外線ノイズ検出部と、
    前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記平衡変調処理を行うように前記平衡変調部を制御する平衡変調制御部と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記赤外線ノイズ帯域の信号をカットするように前記フィルタ部を制御するフィルタ制御部と、
    前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記逆平衡変調処理を行うように前記逆平衡変調部を制御する逆平衡変調制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記送信装置は、
    前記赤外線ノイズが発生している場合に、前記送信部により送信される音声信号に、前記赤外線ノイズの発生を示すノイズ検出信号を重畳する信号重畳部を備え、
    前記受信装置は、
    前記受信部により受信した音声信号から前記ノイズ検出信号を抽出する信号抽出部を備え、
    前記フィルタ制御部は、前記抽出されたノイズ検出信号に基づいて、前記フィルタ部の制御を行い、前記逆平衡変調制御部は、前記抽出されたノイズ検出信号に基づいて、前記逆平衡変調部の制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記信号重畳部は、前記送信装置から送信される前記音声信号にトーン信号を用いて前記ノイズ検出信号を重畳し、
    前記信号抽出部は、前記受信装置で受信された前記音声信号から前記トーン信号を抽出することで前記ノイズ検出信号を検出することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記赤外線ノイズ検出部は、前記送信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果、または、ユーザからの入力に基づいて、前記赤外線ノイズが発生しているか否かを検出することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  6. 前記フィルタ制御部は、前記受信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、前記フィルタ部の制御を行い、
    前記逆平衡変調制御部は、前記受信装置に設けられた赤外線検知センサでの赤外線の検知結果に基づいて、前記逆平衡変調部の制御を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための通信システムで用いられる送信装置であって、
    前記送信装置は、
    広帯域の音声信号が入力される音声入力部と、
    前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理を行う平衡変調部と、
    前記周波数が反転された音声信号を送信する送信部と、
    を備え、
    前記通信システムに備えられる受信装置では、前記送信装置から送信された音声信号が受信され、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号がカットされ、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、前記周波数が再反転された音声信号が出力されることを特徴とする送信装置。
  8. 音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための通信システムで用いられる受信装置であって、
    前記通信システムに備えられる送信装置では、広帯域の音声信号が入力され、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、前記周波数が反転された音声信号が送信され、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された音声信号を受信する受信部と、
    前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号をカットするフィルタ部と、
    前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理を行う逆平衡変調部と、
    前記周波数が再反転された音声信号を出力する音声出力部と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  9. 音声帯域より高い周波数帯域を含む広帯域の音声信号を送受信するための送信装置と受信装置を備えた通信システムで用いられる通信方法であって、
    前記送信装置で、広帯域の音声信号が入力され、前記音声信号の周波数を反転させる平衡変調処理が行われ、前記周波数が反転された音声信号が送信され、
    前記受信装置で、前記送信装置から送信された音声信号が受信され、前記受信した音声信号のうち、外部装置から発生する赤外線ノイズの周波数帯域である赤外線ノイズ帯域の信号がカットされ、前記赤外線ノイズ帯域の信号がカットされた音声信号の周波数を再反転させる逆平衡変調処理が行われ、前記周波数が再反転された音声信号が出力されることを特徴とする通信方法。
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