JP5330368B2 - 固定装置及び固定方法 - Google Patents
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これは、パイプの内周面に当接可能な芯材と、この芯材を支持すると共に、前記パイプの内周面に当接可能なベース部材と、前記芯材の端面へ向かって進退可能に前記ベース部材に配設されたスライド部材とを有し、このスライド部材に傾斜面が、芯材に作用面がそれぞれ形成され、前記スライド部材が進退してその傾斜面が前記芯材の作用面に係合することにより、前記芯材が前記ベース部材に対し接離するよう構成し、前記パイプの内径を基準にして前記パイプを固定するものである。
図1〜図6及び図19に示すFは固定装置で、固定装置Fは、断面が第1の円である第1の対象物1の外周に当接して第1の対象物1の固定と内周が第2の円である筒状の第2の対象物2の内周に当接して第2の対象物2の固定との両方の固定を行うもので、第1の部材3、第2の部材4、第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6、第3の外周面当接部材7、第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9、第3の内周面当接部材10とから、概略的に構成されている。
この第1の部材3に対向する第2の部材4も、図6に示すように、第1の部材3と同様の平板状のリング状部材で、第1の対象物1を通す穴4aと、この穴4aの外側にそれぞれ位置する第1の孔41、第2の孔42、第3の孔43、第1’の孔41’、第2’の孔42’、第3’の孔43’とを有し、これら穴は、時計回りに、第1の孔41、第3’の孔43’、第2の孔42、第1’の孔41’、第3の孔43、第2’の孔42’の順で等間隔に配列されている。
また、図4及び図6に示す11は第1の係止部材で、第1の係止部材11は第1の孔31を介して進退し、先端が略円錐形状部又は略球面形状部をなし、第2の部材4に向かうように設けられ、第1の係止部材11の先端の略円錐形状部又は略球面形状部は、上述の第1のガイド部51に係止するようになっている。なお、第1の係止部材11の外周には、例えば、第1の孔31の周壁に設けた雌ネジに螺合するように、雄ネジが設けられている。
また、図4及び図6に示す12は第2の係止部材で、第2の係止部材12は第2の部材4に接続され、先端が略円錐形状部又は略球面形状部をなし、第1の部材3に向かうように設けられ、第2の係止部材12の先端の略円錐形状部又は略球面形状部は、上述の略円錐状凹部又は略球面状凹部である第2のガイド部52に係止するようになっている。
なお、第2の係止部材12の外周には、例えば、第1の孔41の周壁に設けた雌ネジに螺合するように、雄ネジが設けられている。12’は、第1の孔41の周壁に設けた雌ネジに螺合する雄ネジで、雄ネジ12’は、第2の係止部材12のストッパー的機能を有する。
図6に示す61は第2の一端側雄ネジで、第2の一端側雄ネジ61は一端側雌ねじ62に螺合し、また、61’は第2’の他端側雄ネジで、第2’の他端側雄ネジ61’は他端側雌ねじ(図示せず)に螺合するようになっている。
つまり、 一端側雄ネジ61は、第2の孔32を介して一端側雌ねじ62に螺合して、 第2の外周面当接部材6の一端は第1の部材3に接続されている。
また、他端側雄ネジ61’は、第2の孔42を介して他端側雌ねじ(図示せず)に螺合して、 第2の外周面当接部材6の他端は第2の部材4に接続されている。
図6に示す71は第3の一端側雄ネジで、第3の一端側雄ネジ71は一端側雌ねじ72に螺合し、また、71’は第3の他端側雄ネジで、第3’の他端側雄ネジ71’は他端側雌ねじ(図示せず)に螺合するようになっている。
つまり、 第3の一端側雄ネジ71は、第3の孔33を介して一端側雌ねじ72に螺合して、第3の外周面当接部材7の一端は第1の部材3に接続されている。
また、他端側雄ネジ71’は、第3の孔43を介して他端側雌ねじ(図示せず)に螺合して、 第3の外周面当接部材7の他端は第2の部材4に接続されている。
なお、図8においては、第1の外周面当接部材5は、第1の部材3の穴3a及び第2の部材4の穴4aの中心とした第1の円(第1の対象物1の外径)に外接しているが、固定する前にあっては、図10に示すように、第1の外周面当接部材5は、第1の部材3の穴3a及び第2の部材4の穴4aの中心とした第1の円(第1の対象物1の外径)の近傍であって第1の円(第1の対象物1の外周)の外側に位置している。
そして、望ましくは、第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7が、円柱形状の場合、第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7の中心が同一の円周上[例えば、図12(a)の円200参照]]にあって、第1の外周面当接部材5の径を第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7の径よりやや大きくして第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7により第1の対象物1に締め付け力を与えるようにしても良いし[図12(a)参照]、
また、図12(b)に示すように、第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7の径を同じとした場合、第1の外周面当接部材5の径の中心O’を第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7の径の中心より、円200の円周より内側に位置させて、第1の外周面当接部材5、第2の外周面当接部材6及び第3の外周面当接部材7により第1の対象物1に締め付け力を与えるようにしても良い。
また、図6に示す13は第1’の係止部材で、第1’の係止部材13は第1’の孔31’を介して進退し、先端が略円錐形状部又は略球面形状部をなし、第2の部材4に向かうように設けられ、第1’の係止部材13の先端の略円錐形状部又は略球面形状部は、上述の第1’のガイド部81に係止するようになっている。なお、第1’の係止部材13の外周には、例えば、第1’の孔31’の周壁に設けた雌ネジに螺合するように、雄ネジが設けられている。
また、図6に示す14は第2’の係止部材で、第2’の係止部材14は第2の部材4に接続され、先端が略円錐形状部又は略球面形状部をなし、第1の部材3に向かうように設けられ、第2’の係止部材14の先端の略円錐形状部又は略球面形状部は、上述の第2’の係止部材14に係止するようになっている。なお、第2’の係止部材14の外周には、例えば、第2’の部材14の第1’の孔41’の周壁に設けた雌ネジに螺合するように、雄ネジが設けられている。14’は、第1’の孔41’の周壁に設けた雌ネジに螺合する雄ネジでで、雄ネジ14’は、第2’の部材14のストッパー的機能を有する。
図6に示す91は第2の一端側雄ネジで、第2の一端側雄ネジ91は一端側雌ねじ92に螺合し、また、91’は第2’の他端側雄ネジで、第2’の他端側雄ネジ91’は他端側雌ねじ(図示せず)に螺合するようになっている。
つまり、 一端側雄ネジ91は、第1の部材3の第2’の孔32’を介して一端側雌ねじ92に螺合して、第2の内周面当接部材9の一端は第1の部材3に接続されている。 また、他端側雄ネジ91’は、第2の部材4の第2’の孔42’を介して他端側雌ねじ(図示せず)に螺合して、第2の内周面当接部材9の他端は第2の部材4に接続されている。
図6に示す101は第3の一端側雄ネジで、第3の一端側雄ネジ101は一端側雌ねじ102に螺合し、また、101’は第3の他端側雄ネジで、第3’の他端側雄ネジ101’は他端側雌ねじ(図示せず)に螺合するようになっている。
つまり、 第3の一端側雄ネジ101は、第3’の孔33’を介して一端側雌ねじ102に螺合して、第3の内周面当接部材10の一端は第1の部材3に接続されている。
また、他端側雄ネジ101’は、第3’の孔43’を介して他端側雌ねじ(図示せず)に螺合して、第3の内周面当接部材10の他端は第2の部材4に接続されている。
なお、図14においては、第1の内周面当接部材8は、第1の部材3の穴3a及び第2の部材4の穴4aの中心とした第2の円(第2の対象物2の内径)に内接しているが、固定する前にあっては、図16に示すように、第1の内周面当接部材8は、第1の部材3の穴3a及び第2の部材4の穴4aの中心とした第2の円(第2の対象物2の内径)の近傍であって第2の円(第2の対象物2の内径)の内側に位置している。
そして、望ましくは、第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10が、円柱形状の場合、第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10の中心が同一の円周上[例えば、図18(a)の円300参照]にあって、第1の内周面当接部材8の径を第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10の径よりやや大きくして第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10により第2の対象物2に締め付け力を与えるようにしても良いし[図18(a)参照]、
また、図18(b)に示すように、第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10の径を同じとした場合、第1の内周面当接部材8の径の中心O”を第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10の径の中心より、円300の円周より外側に位置させて、第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10により第2の対象物2に締め付け力を与えるようにしても良い。
前記選択で残った第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9、第3の内周面当接部材10の内、選択された一つ、本実施例で言えば、第1の内周面当接部材8が、隣接する第2の外周面当接部材6と第3の外周面当接部材7の間に、位置している。
第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9、第3の内周面当接部材10の内、前記選択で残った一つ、本実施例で言えば、第2の内周面当接部材9が、隣接する第3の外周面当接部材7と第1の外周面当接部材5の間に、位置している。
また、図13に示すように、固定装置Fを内径が第2の円と同じ第2の対象物2の内部に入れ、その後、第1’の進退手段により第1’の係止部材13の先端を第2の部材4に近付くように前進させ(図16の状態から図17の状態参照)、第2の対象物2の内周に第1の内周面当接部材8、第2の内周面当接部材9及び第3の内周面当接部材10をそれぞれ当接させ、この当接状態を保持するようにして第2の対象物2を固定することができる。
また、上述した実施例においては、第1の進退手段は、レンチ100(図10参照)を回転させて第1の係止部材11の先端を第2の部材4に近付くように前進させたが、本願発明にあっては、これに限らず、図20に示すように、進退手段は、空気圧により進退させるものでも良い。
即ち、第1の係止部材11を空気圧で進退するピストンPに接続し、第1の係止部材11を第2の部材4に向かって前進させるために、室P1内に空気を供給し、逆に、第1の係止部材11を第2の部材4から後退させるために、室P2の空気を排出するようにすれば良い。なお、第1’の係止部材13も第1の係止部材11と同様、空気圧により進退させるようにしても良い。
部材A、部材Bを部材Cに溶接する前に、先ず、部材Cに仮止め部材D、Eを取り付ける[図21(b)参照]。
上述した第1の対象物1を仮止め部材D、Eの孔d、eに支持するようにし、第1の対象物1の外周と、孔a及び孔bの内周とに、それぞれ固定装置F、Fを使って固定[図21(c)参照]する。固定は、上述したように、第1の進退手段により第1の係止部材11を移動させて、第1の外周面当接部材5を第1の対象物1の外周に、第1’の進退手段により第1’の係止部材13を移動させて、第1の内周面当接部材8を孔a及び孔bの内周に、それぞれ当接させて行う。固定後、溶接する。
溶接後、第1、第1’の進退手段により、第1の外周面当接部材5と第1の対象物1の外周との当接状態、第1の内周面当接部材8と孔a及び孔bの内周との当接状態、仮止め部材D、Eと、をそれぞれ解除して、部材A、部材B、部材Cから、固定装置F、F、仮止め部材D、Eを取り除いて[図21(d)参照]、作業を終了する。
部材(第2の対象物2)を(第2の対象物2’)に溶接する前に、先ず、部材(第1の対象物1)の先端を部材(第2の対象物2’)の中途に接続し、部材(第2の対象物2)の内部に固定装置Fを取り付け、部材(第2の対象物2’)の内部に固定装置F、Fを取り付け[図22(b)(c)参照]、その後、溶接する。
溶接後、第1、第1’の進退手段により、第1の外周面当接部材5と第1の対象物1の外周との当接状態と、第1の内周面当接部材8と第2の対象物2の内周との当接状態と、第1の外周面当接部材5と第1の対象物1’の外周との当接状態と、第1の内周面当接部材8と第2の対象物2’の内周との当接状態と、部材(第1の対象物1)の先端と部材(第2の対象物2’)の中途との接続状態と、をそれぞれ解除して、部材(第2の対象物2)、部材(第2の対象物2’)から、固定装置F、F、Fを取り除いて[図22(d)参照]、作業を終了する。
1 第1の対象物
2 第2の対象物
3 第1の部材
4 第2の部材
5 第1の外周面当接部材
6 第2の外周面当接部材
7 第3の外周面当接部材
8 第1の内周面当接部材、
9 第2の内周面当接部材
10 第3の内周面当接部材
Claims (3)
- 断面が第1の円である第1の対象物の外周に当接して前記第1の対象物の固定と内周が第2の円である筒状の第2の対象物の内周に当接して前記第2の対象物の固定との両方の固定を行う固定装置であって、
前記第1の対象物を通す穴と、この穴の外側に位置する第1の孔及び第1’の孔とを有した第1の部材と、
この第1の部材に対向すると共に、前記第1の対象物を通す穴を有した第2の部材と、
前記第1の孔を介して進退し、先端に前記第2の部材に向かうように設けられた略円錐形状部又は略球面形状部を有した第1の係止部材と、
前記第1’の孔を介して進退し、先端に前記第2の部材に向かうように設けられた略円錐形状部又は略球面形状部を有した第1’の係止部材と、
一端を前記第2の部材に接続され、他端を前記第1の部材に向かうように設けられた略円錐形状部又は略球面形状部の第2の係止部材と、
一端を前記第2の部材に接続され、他端を前記第1の部材に向かうように設けられた略円錐形状部又は略球面形状部の第2’の係止部材と、
一端に前記第1の係止部材に係止される略円錐状凹部又は略球面状凹部である第1のガイド部を、他端に前記第2の係止部材に係止される略円錐状凹部又は略球面状凹部である第2のガイド部を、それぞれ有した第1の外周面当接部材と、
一端に前記第1’の係止部材に係止される略円錐状凹部又は略球面状凹部である第1’のガイド部と、他端に前記第2’の係止部材に係止される略円錐状凹部又は略球面状凹部である第2’のガイド部とを、それぞれ有した第1の内周面当接部材と、
一端を前記第1の部材に他端を前記第2の部材にそれぞれ接続された第2の外周面当接部材と、
一端を前記第1の部材に他端を前記第2の部材にそれぞれ接続された第2の内周面当接部材と、
一端を前記第1の部材に他端を前記第2の部材にそれぞれ接続された第3の外周面当接部材と、
一端を前記第1の部材に他端を前記第2の部材にそれぞれ接続された第3の内周面当接部材と、
前記第1の係止部材を前記第2の部材に対して進退させる第1の進退手段と、
前記第1’の係止部材を前記第2の部材に対して進退させる第1’の進退手段とを備え、
前記第1の部材の穴の中心と前記第2の部材の穴の中心は一致し、前記第2の円は前記第1の円より大であり、
平断面視において、前記第2の外周面当接部材と前記第3の外周面当接部材は、前記第1の部材の穴及び前記第2の部材の穴の中心とした前記第1の円に外接し、前記第1の外周面当接部材は、前記第1の部材の穴及び前記第2の部材の穴の中心とした前記第1の円の近傍であって前記第1の円の外側に位置し、
平断面視において、前記第2の内周面当接部材と前記第3の内周面当接部材は、前記第1の部材の穴及び前記第2の部材の穴の中心とした前記第2の円に内接し、前記第1の内周面当接部材は、前記第1の部材の穴及び前記第2の部材の穴の中心とした前記第2の円の近傍であって前記第2の円の内側に位置し、
前記第1の外周面当接部材、前記第2の外周面当接部材及び前記第3の外周面当接部材は、前記第2の円(第2の対象物の内径)の内側に位置し、
前記第1の内周面当接部材、前記第2の内周面当接部材及び前記第3の内周面当接部材は、前記第1の円(第1の対象物の外径)の外側に位置し、
前記第1の内周面当接部材、前記第2の内周面当接部材、前記第3の内周面当接部材の内、選択された一つが、隣接する第1の外周面当接部材と第2の外周面当接部材の間に、
前記選択で残った前記第1の内周面当接部材、前記第2の内周面当接部材、前記第3の内周面当接部材の内、選択された一つが、隣接する前記第2の外周面当接部材と第3の外周面当接部材の間に、
前記第1の内周面当接部材、前記第2の内周面当接部材、前記第3の内周面当接部材の内、前記選択で残った一つが、隣接する前記第3の外周面当接部材と前記第1の外周面当接部材の間に、
それぞれ位置していることを特徴とする固定装置。 - 断面が第1の円である第1の対象物の外周に当接して前記第1の対象物の固定と内周が第2の円である筒状の第2の対象物の内周に当接して前記第2の対象物の固定との両方の固定を行う固定方法であって、
請求項1記載の固定装置を前記第1の対象物の外側に配置し、前記第1の対象物を第1の部材の穴と第2の部材の穴に通し、その後、第1の進退手段により第2の係止部材の先端を前記第2の部材に近付くように前進させ、前記第1の対象物の外周に前記第1の外周面当接部材、前記第2の外周面当接部材及び前記第3の外周面当接部材を当接させ、この当接状態を保持するようにして前記第1の対象物の固定を行い、
その後、前記請求項1記載の固定装置を前記第2の対象物の内部に入れ、その後、第1’の進退手段により第1’の係止部材の先端を前記第2の部材に近付くように前進させ、前記第2の対象物の内周に第1の内周面当接部材、第2の内周面当接部材及び第3の内周面当接部材をそれぞれ当接させ、この当接状態を保持するようにして前記第2の対象物の固定を行う
ことを特徴とする固定方法。 - 断面が第1の円である第1の対象物の外周に当接して前記第1の対象物の固定と内周が第2の円である筒状の第2の対象物の内周に当接して前記第2の対象物の固定との両方の固定を行う固定方法であって、
請求項1記載の固定装置を前記第2の対象物の内部に入れ、その後、第1’の進退手段により第1’の係止部材の先端を前記第2の部材に近付くように前進させ、前記第2の対象物の内周に第1の内周面当接部材、第2の内周面当接部材及び第3の内周面当接部材をそれぞれ当接させ、この当接状態を保持するようにして前記第2の対象物の固定を行い、
その後、前記請求項1記載の固定装置を前記第1の対象物の外側に配置し、前記第1の対象物を第1の部材の穴と第2の部材の穴に通し、その後、第1の進退手段により第2の係止部材の先端を前記第2の部材に近付くように前進させ、前記第1の対象物の外周に前記第1の外周面当接部材、前記第2の外周面当接部材及び前記第3の外周面当接部材を当接させ、この当接状態を保持するようにして前記第1の対象物の固定を行う
ことを特徴とする固定方法。
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