JP5328035B2 - 洗米機 - Google Patents

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Description

本発明は洗米機に係わり、詳しくは、攪拌部材による攪拌により、洗米を行う洗米機に関する。
洗米機に関しては、ジェット水流、スクリュー式、攪拌式(特許文献1、2参照)等、各種の構造の装置が開発されている。また、特許文献3に示す通り、洗米、脱水、浸漬が個別の装置で別々に行われている。
特開平7−236568号公報 特開平8−117620号公報 特開平6−170251号公報
しかしながら、このような個別の装置を組み合わせた集合体では、プラントが大型化するという問題がある。また、近年では、食品安全に対する要求が厳しいため、装置の清掃が非常に面倒となってきている。
そこで、本発明は、洗米機を含む装置を小型化・簡素化するとともに、作業効率を向上させ、管理コストを大幅に削減し、清掃作業も容易にすることを目的とする。
請求項1の洗米機1は、洗米機に複合機能を持たせたバッチ方式とすることに特徴がある。すなわち、底部2に開口部3を設けた容器4と、容器4内に設けられ、横方向に設けた回転軸5と、回転軸5に固定された攪拌羽根6と、を有する攪拌部7と、底部2の開口部3と連通するケーシング8と、ケーシング8内に設けられ、米を通過させない網寸法に設定された網状体であって底部2の開口部3を開閉するネット9を備えた第1フラップ・バルブ10と、第1フラップ・バルブ10の下部において、ケーシング8と連通し、第1フラップ・バルブ10が開放する位置で閉鎖される管11と、管11の取り付け位置の下方において、ケーシング8内に設けられる第2フラップ・バルブ12と、を備えている。そして、第1フラップ・バルブ10が底部2の開口部3を閉鎖し、かつ、第2フラップ・バルブ12が閉鎖する位置で、水の給排、温風の供給がなされることにより、容器4内で洗米、浸漬及び表面乾燥が行われ、第1フラップ・バルブ12が底部2の開口部3を開放し、かつ、第2フラップ・バルブ12が開放する位置で、容器4内の洗米が排出されることを特徴とする。
米の表面乾燥は、温風による米の表面水分の乾燥除去である。米をべたつかせずにパラパラの状態とすることで、米粉の製粉などに好適な状態とするためである。前記攪拌羽根は、羽根、パドル、スクリューなど種々の形態をとり得る。
請求項1記載の発明によれば、洗米、浸漬、表面乾燥の複数の機能を1つの装置で実現するとともにバッチ方式で操作できるので、装置を小型化・簡素化でき、また、作業効率を向上させ、管理コストを大幅に削減し、清掃作業も極めて容易にできる。さらに、管に水も気体も供給できるので、管内が清潔である。
本発明実施形態の洗米機の内部構造を示す正面図である。 同洗米機の部分拡大側面断面図である。 (a)(b)は同洗米機のパドルの正面図である。 (a)(b)同洗米機の動作説明図である。 (a)は同洗米機の第1フラップ・バルブの平面図、(b)は同洗米機の第2フラップ・バルブの平面図である。
以下、本発明の実施形態である洗米機1について図1〜図5を参照して説明する。洗米機1は、底部2に開口部3を設けた容器4と、容器4内に設けられ、横方向に設けた回転軸5と、回転軸5に固定されたパドル6と、を有する攪拌部7と、底部2の開口部3と連通するケーシング8と、ケーシング8内に設けられ、米を通過させない網寸法に設定され底部2の開口部3を開閉するネット9を備えた第1フラップ・バルブ10と、第1フラップ・バルブ10の下部において、ケーシング8と連通し、第1フラップ・バルブ10が開放する位置で閉鎖される管11と、管11の下部において、ケーシング8内に設けられる第2フラップ・バルブ12と、を備えている。そして、第1フラップ・バルブ10が底部2の開口部3を閉鎖し、かつ、第2フラップ・バルブ12が閉鎖する位置で、管11に水の給排、又は、温風の供給がなされることにより、容器4内で洗米、浸漬及び表面乾燥が行われ、第1フラップ・バルブ12が底部2の開口部3を開放し、かつ、第2フラップ・バルブ12が開放する位置で、容器4内の洗米が排出されることを特徴とする。以下、詳細を説明する。
容器4は、略円筒形状のドラムであって、上部には米の投入口40を備え、太鼓形状となるように左右端部の底面に傾斜面41が形成されている。回転軸5が回転自在に水平方向に軸着されている。この回転軸5の外径面には、所定本数(図では4本)のパドル6が、回転軸5の長さ方向に互い違いの位相角度(たとえば90°)及び所定の間隔を置いて、回転軸5の半径方向に取り付けられている。容器4は、支持脚46と、排気ダクト47を備えている。
図3(a)は、内側の一対のパドル6b,6cを示し、図3(b)は外側の一対のパドル6a,6dを示す。パドル6a,6dがパドル6b,6cと形状が相違する理由は、傾斜面41に対応させるため、パドル6a,6dの先端面の傾斜を傾斜面41の傾斜に合わせる必要があるからである。パドル6の取付位置、間隔、本数、形状等は適宜、変更可能である。
攪拌部材7は、回転軸5を支持する駆動側ベアリングユニット72と、従動側ベアリングユニット73とを備え、回転軸5の駆動側ベアリングユニット72側の外部に、駆動モータ75を備え、回転軸5及びパドル6を回転駆動するように構成している。
第1フラップ・バルブ10は、図5(a)に示す通り、軸10aと、軸10aに軸着され内側領域にネット9を備えた角形(丸形などでもよい)の枠材10bと、を備えていて、枠材10bにネット9が張設されている。図1の矢印に示す通り、所定範囲の角度(たとえば90°)で回動できるようになっている。ネット9の網目開口は米が通過しないように設定してある。
管11から排水管13が分岐されている。分岐管13には弁14が設けてある。また、弁15が管11に設けてある。弁14,15は手動式でも自動式でもいずれでもよい。自動式の場合には、電磁制御弁と、電磁制御弁を駆動制御する制御装置を設けることが好ましい。なお、管11、弁15、管13、弁14の設置場所は下部に限定されない。たとえば、それらを容器4の上部に設けてもよいし、管11、弁15を容器4の上部に設け、管13と弁14とをそのまま下部に残置してもよい。このようにすれば、流水洗米(すすぎ洗いの態様)を行うことも可能である。
第2フラップ・バルブ12は、図5(b)に示す通り、軸12aと、軸12aに軸着された板材12bと、を備えていて、図1の矢印に示す通り、所定範囲の角度(たとえば90°)で回動できるようになっていて、開口81を開閉する。
次に、本実施形態の洗米機1の動作について説明する。
実施形態の洗米機1の洗米をするときには、まず、第1フラップ・バルブ10が水平状態となり、底部2の開口部3を閉じ、また、第2フラップ・バルブ12も水平状態となり開口81を閉じる。つぎに投入口40から米を投入し、弁14を閉じ弁15を開けて管11から水を容器4に供給して、容器4内に水を満たす。駆動モータ75を駆動し、回転軸5を回転させ、米を含んだ水を攪拌することで洗米する。
洗米後、米を浸漬する。たとえば、弁15を閉じ、弁14を開けて、容器4内の水を管13を経て外部に所定水量を排水し、弁14を閉じて、所定時間、そのまま放置することで米を浸漬する。このとき、弁14と弁15を操作して新たに水を容器4に追加してもよい。適宜、容器4内の水を入れ替えてもよい。米の浸漬時間、浸漬水量は、米の種類、米の用途(炊飯、製粉、粉砕等)に応じて適宜変更できる。浸漬むらのないように、回転軸5を洗米時の速度よりも低速で回転、あるいは、回転停止させてもよい。所定または適宜間隔のインターバルでパドル6a〜6dを回転させてもよい。
上記の浸漬が終了すると、弁15を閉じ、弁14を開放して管13から排水する。排水後、米の表面乾燥をすることが好ましい。これは米の輸送などのハンドリングが容易に行われるようにするためである。米の表面乾燥をするときには、弁15を開け弁14を閉じて温風を容器4に送り込むとともに回転軸5を回転させることで、米の表面の水分を飛ばすことができ、米を適度の乾燥状態にできる。米製粉の場合、洗米後の表面乾燥は表面水分を切ることが目的であり、米内部の水分を除去するわけではない。
このような処理が終了すると、第2フラップ・バルブ12を90°回動させて垂直状態とする。また、第1フラップ・バルブ10を90°回動させて垂直状態として、管11の開口を塞いだ状態とする。米が容器4から開口部3を経て落下することで下方に排出される。第1フラップ・バルブ10が管11の開口を塞いだ状態とするので、米は第1フラップ・バルブ10に阻止されて管11に流入しない。さらに回転軸5を回転させて米の排出を促進してもよい。
なお、本実施形態では、洗米、浸漬、表面乾燥の動作を繰り返し行うバッチ式を採用している。
本実施形態の洗米機1は以下の効果を奏する。
(1)洗米、浸漬、表面乾燥の複数の機能を1つの洗米機1に備え、バッチ方式で操作できるので、装置を小型化・簡素化するとともに、作業効率を向上させ、管理コストを大幅に削減し、清掃作業も容易にできる。管11に水だけでなく温風も供給できるので、管11内が乾燥しカビ等の発生を防止できるので、清潔である。
(2)浸漬後、表面乾燥することで米の表面付着水分を飛ばすことができるので、粉砕装置(米粉製造装置)など、下流の工程に至るまでのハンドリング(輸送等)が容易になる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
本発明は、米製粉工場、炊飯所、酒造所等にて利用される。
1・・・洗米機
2・・・底部
3・・・開口部
4・・・容器
5・・・回転軸
6・・・パドル(攪拌羽根)
7・・・攪拌部
8・・・ケーシング
9・・・ネット
10・・・第1フラップ・バルブ
10a・・・軸
10b・・・枠材
11・・・管
12・・・第2フラップ・バルブ
12a・・・軸
12b・・・板材
40・・・投入口
41・・・傾斜面
46・・・支持脚
47・・・排気ダクト
72・・・駆動側ベアリングユニット
73・・・従動側ベアリングユニット
75・・・駆動モータ
13・・・排水管
14,15・・・弁
81・・・開口

Claims (1)

  1. 底部に開口部を設けた容器と、
    前記容器内に設けられ、横方向に設けた回転軸と、該回転軸に固定された攪拌羽根と、を有する攪拌部と、
    前記底部の開口部と連通するケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、米を通過させない網寸法に設定された網状体であって、前記底部の開口を開閉するネットを備えた第1フラップ・バルブと、
    前記第1フラップ・バルブの下部において、前記ケーシングと連通し、前記第1フラップ・バルブが開放する位置で閉鎖される管と、
    前記管の取り付け位置の下方において、前記ケーシング内に設けられる第2フラップ・バルブと、
    を備え、
    前記第1フラップ・バルブが前記底部の開口を閉鎖し、かつ、前記第2フラップ・バルブが閉鎖する位置で、水の給排、温風の供給がなされることにより、前記容器内で洗米、浸漬及び表面乾燥が行われ、
    前記第1フラップ・バルブが前記底部の開口を開放し、かつ、前記第2フラップ・バルブが開放する位置で、前記容器内の洗米が排出されることを特徴とする洗米機。
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