JP5326856B2 - アクセス権管理装置、文書管理システム、及びアクセス権管理プログラム - Google Patents

アクセス権管理装置、文書管理システム、及びアクセス権管理プログラム Download PDF

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本発明は、アクセス権管理装置、文書管理システム、及びアクセス権管理プログラムに関する。
特許文献1には、記憶されている文書ファイルを登録先に登録する文書登録方法において、登録前の各文書ファイルを用いるために登録対象の文書ファイルを含む個々の文書ファイルに対応付けてアクセス権情報を予め設定させておくと共に、文書登録に先立って、登録しようとする文書ファイルの文書所在場所情報および登録先情報を設定させ、文書登録時、設定された前記文書所在場所情報および登録先情報を取得し、前記文書所在場所情報の示す文書所在場所からすべての文書ファイルを取り出し、取り出した文書ファイルを前記登録先情報の示す登録先へ登録し、前記文書登録時または文書登録後、前記アクセス権情報を登録先に登録された文書ファイルのアクセス権情報として自動的に設定する技術が開示されている。
また、特許文献2には、画像データを登録する際に特定の画像形式(文字データ)を検出し、秘密事項を含むか否かを判別して自動的にアクセス権を付与する技術が開示されている。
また、特許文献3には、アクセス権が設定されていないオブジェクトのアクセス権自動変更手段として、オブジェクトに対して自動設定ルールを設定する技術が開示されている。
また、特許文献4には、アクセス権情報が非設定のオブジェクトのアクセスの可否を決定する際に、相対的上位の階層に記憶されたオブジェクトのアクセス権情報を参照する技術が開示されている。
特開2001−222455号公報 特開2002−269093号公報 特開2006−92075号公報 特開2000−215095号公報
本発明は、共有対象の文書データから参照されている参照文書データのアクセス権が制限されていても、共有対象の文書データを当該共有対象の文書データから参照されている参照文書も含めて他のユーザーに共有させることができるアクセス権管理装置、文書管理システム、及びアクセス権管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明のアクセス権管理装置は、第1の記憶手段に記憶された文書データの中から共有対象である共有対象文書データを識別する識別情報、当該共有対象文書データを共有させる共有対象ユーザー、及び前記共有対象文書データに対して前記共有対象ユーザーに付与するアクセス権を指定するためのアクセス権指定情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記共有対象文書データのアクセス権に関するアクセス権限情報を取得すると共に、前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データのアクセス権限に関するアクセス権限情報が記憶された第2の記憶手段から前記参照文書データの前記アクセス権限情報を取得する取得手段と、前記受付手段で受け付けた前記アクセス権指定情報に基づいて、前記共有対象ユーザーが前記共有対象文書データを少なくとも読み取り可能となるように、前記共有対象文書データ及び参照文書データのアクセス権限情報を書き換える書換手段と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す参照文書識別情報を前記共有対象文書データから検出して当該共有対象文書データと対応付けて第3の記憶手段に記憶させる検出手段をさらに備え、前記取得手段は、前記第3の記憶手段に前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する。
請求項3記載の発明は、前記取得手段は、前記第3の記憶手段に記憶されている前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報が利用可能でない場合には、前記検出手段により前記共有対象文書データから検出された前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する。
請求項4記載の発明の文書管理システムは、文書データを記憶する第1の記憶手段と、前記文書データのアクセス権限に関するアクセス権限情報が記憶された第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された文書データの中から共有対象である共有対象文書データを識別する識別情報、当該共有対象文書データを共有させる共有対象ユーザー、及び前記共有対象文書データに対して前記共有対象ユーザーに付与するアクセス権を指定する指定手段と、前記指定手段により指定されたアクセス権に関するアクセス権指定情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記共有対象文書データのアクセス権に関するアクセス権限情報を取得すると共に、前記第2の記憶手段から前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データの前記アクセス権限情報を取得する取得手段と、前記受付手段で受け付けた前記アクセス権指定情報に基づいて、前記共有対象ユーザーが前記共有対象文書データを少なくとも読み取り可能となるように、前記共有対象文書データ及び参照文書データのアクセス権限情報を書き換える書換手段と、を備える。
請求項5記載の発明は、前記指定手段により指定された共有対象文書データに基づき、当該共有対象文書データのハッシュ値を算出する算出手段と、前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す前記参照文書識別情報を前記共有対象文書データから検出すると共に当該共有対象文書データのハッシュ値を求め、前記検出した前記参照文書識別情報を当該共有対象文書データ及び前記求めたハッシュ値と対応付けて第3の記憶手段に記憶させる検出手段をさらに備え、前記取得手段は、前記第3の記憶手段に前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得するものであり、前記第3の記憶手段に記憶されている前記共有対象文書データに対応付けられた前記ハッシュ値が前記算出手段により算出されたハッシュ値と異なる場合には、前記検出手段により前記共有対象文書データから検出された前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する。
請求項6記載の発明のアクセス権管理プログラムは、コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のアクセス権管理装置を構成する各手段として機能させる。
請求項1、4、6記載の発明によれば、共有対象の文書データから参照されている参照文書データのアクセス権が制限されていても、共有対象の文書データを当該共有対象の文書データから参照されている参照文書も含めて他のユーザーに共有させることができる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す参照文書識別情報を毎回検出する必要がない、という効果を有する。
請求項3、5記載の発明によれば、共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す参照文書識別情報を毎回検出する無駄を排除しつつ、共有対象文書データが変更された場合でも正しい参照文書データのアクセス権を変更できる、という効果を有する。
文書管理システムの概略構成図である。 文書管理装置の機能ブロック図である。 ユーザー端末装置の概略ブロック図である。 アカウント情報の一例を示す図である。 文書データの一例図である。 アクセス権限情報の一例を示す図である。 参照文書リスト情報の一例を示す図である。 ユーザー端末装置で実行される処理のフローチャートである。 文書管理装置で実行される処理のフローチャートである。 文書管理装置をコンピュータで構成した場合の概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る文書管理システム10の概略構成を示した。同図に示すように、文書管理システム10は、一例として、文書管理装置12が、複数のユーザー端末装置14と通信回線16により接続された構成となっている。
図2に示すように、文書管理装置12は、文書管理部18、アカウント管理部20、共有情報受付部22、アクセス権取得部24、参照文書検出部26、アクセス権変更部28、通信部30、及び記憶部32を含んで構成されている。
図3に示すように、ユーザー端末装置14は、コンピュータ50、モニタ52、操作部54、ハードディスク56、及び通信部58等を含んで構成されている。
コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)50A、例えばOS等の基本プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)50B、各種データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)50C、データを書き換え可能で電源が供給されなくてもデータを保持することができる不揮発性メモリ50D、及び入出力インタフェース(I/O)50Eがバス50Fを介して各々接続された構成となっている。
記憶部32には、アカウント情報34、文書データ36、アクセス権限情報38、及び参照文書リスト情報40等が記憶される。
文書管理システム10は、例えば予め登録されたユーザーにより利用される。ユーザーは、ユーザー毎に付与されたユーザーID及びユーザーが設定したパスワードをユーザー端末装置14を利用して入力し、文書管理装置12のアカウント管理部20においてユーザー認証された場合に利用が許可される。
図4に示すように、記憶部32に記憶されたアカウント情報34には、文書管理システム10の利用が許可されたユーザーに関する情報として、ユーザーID、グループID、パスワード、メールアドレス、電話番号、氏名等が含まれている。なお、アカウント情報34には、少なくともユーザーを識別するための識別符号であるユーザーIDが少なくとも含まれるが、それ以外の情報については、図4に示した情報に限られるものではない。
アカウント管理部20では、ユーザー端末装置14からユーザーID及びパスワードを含むユーザー情報を受信した場合に、受信したユーザー情報と一致するユーザー情報がアカウント情報34に含まれるか否かを判断することによりユーザー認証する。
また、アカウント管理部20は、文書管理システム10の利用を希望するユーザーの追加等、ユーザーの要求に応じてアカウント情報34の管理、すなわちアカウント情報34の追加、変更、削除等の処理を行う。
また、ユーザーは、例えばユーザー端末装置14のハードディスク56に格納された文書データを他のユーザーと共有したい場合には、例えば、その文書データを通信回線16を介して文書管理装置12にアップロードし、文書管理装置12の記憶部32に記憶させる。
図5に示すように、文書データ36は、文書データの属性(プロパティ)を示す属性データ及び文書本体のデータである文書本体データを含む。
属性データは、例えばその文書データのユーザーのユーザーID、そのユーザーが属するグループのグループID、その文書データの文書ID、タイトル、概要、作成日時、更新日時、及びサイズが含まれるが、属性データの種類は一例であり、これに限られるものではない。
各文書データには、図6に示すようなアクセス権限情報38が関連付けられている。同図に示すように、アクセス権限情報38は、ユーザーID、グループID、その文書データに対する各ユーザーのアクセス権限として、本実施形態では属性読み出し権、データ読み出し権、属性書き込み権、データ書き込み権、管理権の有無を示す情報が含まれる。
ここで、属性書き込み権とは、文書データ36の属性データのみを読み出す権限であり、データ読み出し権とは、文書データ36の文書データを読み出す権限であり、属性書き込み権とは、文書データ36の属性データのみを書き換える(編集する)権限であり、データ書き込み権とは、文書データのバージョンを追加する等、文書データを書き換える権限であり、管理権は、文書データ36の削除や、属性読み出し権、データ読み出し権、属性書き込み権、データ書き込み権、管理権を変更する権限である。
なお、本実施形態において、文書を「共有する」とは、その文書に対して上記の属性読み出し権、データ読み出し権、属性書き込み権、データ書き込み権、管理権の少なくとも一つのアクセス権限を他のユーザーに対して与えることをいう。
文書管理部18では、ユーザー端末装置14から文書データ36がアップロードされた場合に、その文書データ36を記憶部32に登録したり、その文書データ36のアクセス権限情報38を作成して記憶部32に登録したりする等、文書データ36やアクセス権限情報38を管理する処理を行う。なお、文書データ36が登録された場合、例えば、その文書データ36の作成者に対しては、全てのアクセス権を付与したアクセス権限情報38を生成する。
共有情報受付部22では、ユーザー端末装置14から送信された、共有対象の共有対象文書に関する情報、共有対象の共有対象ユーザーに関する情報、共有対象ユーザーに付与したいアクセス権の種類の情報等を受け付ける。
参照文書検出部26では、共有情報受付部22で受け付けた共有対象の文書データ36に基づいて、その文書中で参照している参照文書の文書ID(以下、参照文書IDという)を検出し、参照文書リスト情報を生成して記憶部32に記憶する。
図7に示すように、参照文書リスト情報は、文書ID毎に作成され、その文書IDで示される文書データ中で参照している全ての参照文書の参照文書IDを含む情報である。
この参照文書IDの検出は、例えば、文書IDの付与方法の規則を予め定めておき、この予め定めた規則に従った文書IDが文書データ内に存在するか否かを検出することによって行う。文書IDの付与方法の規則としては、例えば文書IDに付与可能な符号の種類(数字やローマ字等)や文書IDの符号数を予め定めたり、文書IDの先頭に予め定めた符号を必ず付与したりする等があるが、文書IDを検出しやすいものであれば、これに限られるものではない。
また、文書IDとしては、文書管理システム10内に記憶される文書であれば、文書IDに文書管理装置、例えばサーバ装置を特定するための符号を含める必要はないため、単に文書IDのみでよい。例えば、文書IDを単なる数字やローマ字の組み合わせとして、“F524AD71”のような文書IDにしてもよい。
一方、文書管理システム10内ではなく、例えば外部に存在する同種の文書管理システム内に記憶された文書であれば、その文書管理システムの文書管理装置を特定するための符号を文書IDに含める必要がある。この場合、例えば外部の文書管理装置を示す符号が“docserver.department.co.jp”で、文書IDそのものが“F524AD71”であれば、これらを例えば“−”(ハイフン)で連結し、文書IDを“docserver.department.co.jp−F524AD71”としてもよい。また、“docserver.department.co.jp”をIPアドレスそのもので表わしてもよい。例えば、“docserber.department.co.jp”のIPアドレスが“123.456.789”であれば、文書IDを“123.456.789−F524AD71”としてもよい。なお、連結に用いる符号はハイフンに限られるものではなく、他の符号を用いても良い。
アクセス権取得部24では、参照文書検出部26により作成された参照文書リスト情報40に基づいて、共有対象の文書中で参照されている参照文書のアクセス権限情報38を取得する。
アクセス権変更部28では、ユーザーにより指定されたアクセス権が共有対象文書に付与されるように、アクセス権取得部24により取得されたアクセス権限情報38を変更する(書き換える)。これにより、共有対象の文書が他のユーザーにも共有されることとなる。
次に、本実施形態の作用として、文書管理装置12及びユーザー端末装置14で実行される処理について説明する。
まず、ユーザー端末装置14のCPU50Aで実行される処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、共有させたい文書の文書データ36は、すでに文書管理装置12の記憶部32にアップロードされて記憶されているものとする。
また、図8に示す処理は、ユーザーが操作部54により予め定めた操作を行って、共有させる文書の指定等を行うためのアプリケーションソフトを起動させた場合に実行される。
まず、ステップ100では、文書管理装置12の記憶部32に記憶された文書データ36の属性データの一覧を文書管理装置12から取得し、これをモニタ52に表示させ、ユーザーに共有させたい共有対象文書を選択させる。また、文書データ36は、記憶部32内において、文書データ36を格納するフォルダを作成して階層構造によって管理される場合もあり、その場合、文書IDは、フォルダ名を含む文書IDとなる。この場合、フォルダ名を選択させるようにしてもよい。この場合、選択されたフォルダに属する全ての文書が選択されたこととなる。
ステップ102では、文書管理装置12の記憶部32に記憶されたアカウント情報38のユーザーIDやグループID、氏名等のユーザー情報の一覧を文書管理装置12から取得し、これをモニタ52に表示させ、共有対象文書を共有させたい共有対象ユーザーを選択させる。なお、グループを選択させてもよい。この場合、選択されたグループに属する全てのユーザーが選択されたこととなる。
ステップ104では、ユーザーが選択した共有対象文書の文書ID及び共有対象ユーザーのユーザーIDを文書管理装置12に送信する。
ステップ106では、共有対象文書及び共有対象文書で参照している参照文書に設定されているアクセス権限情報38を文書管理装置12から受信し、これをモニタ52に表示させる。
ステップ108では、共有対象ユーザーに設定したいアクセス権を受け付ける。例えば、まずアクセス権を自動で設定するのか手動で設定するのかを選択させる。ここで自動が設定された場合には、文書管理装置12により、予め定めたアクセス権、例えば属性読み出し件及びデータ読み出し権が共有対象ユーザーに付与される。一方、アクセス権を手動で設定させる場合には、新たに設定したいアクセス権を指定させる。
ステップ110では、アクセス権を自動で設定する場合には、その旨を示す情報をアクセス権指定情報として文書管理装置12へ送信し、アクセス権を手動で設定する場合には、ユーザーが指定したアクセス権の種類の情報をアクセス権指定情報として文書管理装置12へ送信する。これにより、文書管理装置12によりアクセス権が書き換えられる。
ステップ112では、文書管理装置12によりアクセス権の変更結果を受信し、その結果をモニタ52に表示させる。
次に、文書管理装置12で実行される処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップ200では、文書管理部18が、ユーザー端末装置14からの要求に応じて、すなわち図8のステップ100の処理に対応して、文書データ36の属性データの一覧を表わす情報をユーザー端末装置14へ送信する。
ステップ202では、アカウント管理部20が、ユーザー端末装置14からの要求に応じて、すなわち図8のステップ102の処理に対応して、文書管理システム10を利用するユーザーに関するユーザー情報の一覧をユーザー端末装置14へ送信する。
ステップ204では、通信部30が、ユーザー端末装置14の処理に応じて、すなわち図8のステップ104の処理に対応して、ユーザー端末装置14から送信された共有対象文書の文書ID及び共有対象ユーザーのユーザーIDを受信する。
ステップ206では、参照文書検出部26が、共有対象文書IDの文書が参照している文書を検出し、参照文書リストを生成する。生成した参照文書リストは共有対象文書IDと対応付けて記憶部32に記憶される。
ステップ208では、アクセス権取得部24が、共有対象文書及び参照文書のアクセス権限情報を取得してユーザー端末装置14へ送信する。
ステップ210では、通信部30が、ユーザー端末装置14から送信されたアクセス権指定情報を受信する。
ステップ212では、アクセス権変更部28が、アクセス権指定情報に基づいて、共有対象文書及び参照文書のアクセス権限情報を書き換える。すなわち、アクセス権指定情報により、アクセス権を自動で設定する指示がされた場合には、共有対象文書及び参照文書に対して予め定めたアクセス権、例えば属性読み出し件及びデータ読み出し権が共有対象ユーザーに付与される。一方、アクセス権指定情報により、付与するアクセス権が指示されている場合には、共有対象文書及び参照文書に対して、アクセス権指定情報により指定されたアクセス権が共有対象ユーザーに付与されるようにアクセス権限情報38を書き換える。
なお、共有対象文書で参照されている参照文書リストは、記憶部32に記憶されるので、その共有対象文書の文書本体データが書き換えられるまでは、毎回参照文書を検出する必要はない。従って、図9のステップ206の処理は、共有対象文書の文書本体データが書き換えられない限り、すでに作成された参照文書リストを読み込む処理として置き換えられる。
一方、文書本体データが書き換えられた場合には、その都度参照文書検出部26で参照文書リストを作成し直して記憶部32に記憶させるようにしても良いし、その都度参照文書リストを作成し直すのではなく、図9に示す処理が実行された場合に、文書本体データが書き換えられている場合、すなわち属性データの作成日時が更新されていた場合には、ステップ206で参照文書リストを作成し直すようにしてもよい。
文書本体データが書き換えられたかどうかは、たとえば、文書本体データが書き換えられたかどうかを判断する際に用いる判断データを、記憶部32に記憶させておく参照文書リストに対応付けて記憶させておき、それを用いて判断するようにするとよい。判断データとしては、例えば、共有対象の文書本体データのバージョンを示すデータ、当該文書本体データのハッシュ値等を用いると良い。バージョン番号を用いる場合には、共有対象の文書本体データのバージョンと参照文書リストに対応付けられたバージョンとが一致するか否かにより判断する。文書本体データのハッシュ値を用いる場合には、共有対象の文書本体データのハッシュ値と参照文書リストに対応付けられたハッシュ値とが一致するか否かにより判断する。
なお、本実施形態では、文書管理部18、アカウント管理部20、共有情報受付部22、アクセス権取得部24、参照文書検出部26、アクセス権変更部28、及び記憶部32が一つの装置内に設けられた場合について説明したが、これに限らず、例えば記憶部32が通信回線16を介して他の装置内に設けられた構成であってもよく、必ずしも全ての機能部を同じ装置内に設ける必要はない。
また、文書管理装置12は、図10に示すようなコンピュータ60から成る構成としてもよい。図10に示すコンピュータ60は、CPU(Central Processing Unit)60A、ROM(Read Only Memory)60B、RAM(Random Access Memory)60C、不揮発性メモリ60D、及び入出力インターフェース(I/O)60Eがバス60Fを介して各々接続され、I/O60Eにハードディスク60G及び通信部60Hが接続された構成となっている。この場合、図9に示した処理をコンピュータ60に実行させるプログラムを、例えばハードディスク60Gに書き込んでおき、これをCPU60Aが読み込んで実行させる。これにより、コンピュータ60が文書管理装置として機能する。また、プログラムは、CD−ROM等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
10 文書管理システム
12 文書管理装置(アクセス権管理装置の一例)
14 ユーザー端末装置(指定手段の一例)
16 通信回線
18 文書管理部
20 アカウント管理部
22 共有情報受付部(受付手段の一例)
24 アクセス権取得部(取得手段の一例)
26 参照文書検出部(検出手段の一例)
28 アクセス権変更部(書換手段の一例)
30 通信部
32 記憶部(第1の記憶手段、第2の記憶手段、第3の記憶手段の一例)
34 アカウント情報
36 文書データ
38 アクセス権限情報
40 参照文書リスト情報

Claims (6)

  1. 第1の記憶手段に記憶された文書データの中から共有対象である共有対象文書データを識別する識別情報、当該共有対象文書データを共有させる共有対象ユーザー、及び前記共有対象文書データに対して前記共有対象ユーザーに付与するアクセス権を指定するためのアクセス権指定情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記共有対象文書データのアクセス権に関するアクセス権限情報を取得すると共に、前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データのアクセス権限に関するアクセス権限情報が記憶された第2の記憶手段から前記参照文書データの前記アクセス権限情報を取得する取得手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記アクセス権指定情報に基づいて、前記共有対象ユーザーが前記共有対象文書データを少なくとも読み取り可能となるように、前記共有対象文書データ及び参照文書データのアクセス権限情報を書き換える書換手段と、
    を備えたアクセス権管理装置。
  2. 前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す参照文書識別情報を前記共有対象文書データから検出して当該共有対象文書データと対応付けて第3の記憶手段に記憶させる検出手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記第3の記憶手段に前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する、
    請求項1記載のアクセス権管理装置。
  3. 前記取得手段は、前記第3の記憶手段に記憶されている前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報が利用可能でない場合には、前記検出手段により前記共有対象文書データから検出された前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する、
    請求項2記載のアクセス権管理装置。
  4. 文書データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記文書データのアクセス権限に関するアクセス権限情報が記憶された第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された文書データの中から共有対象である共有対象文書データを識別する識別情報、当該共有対象文書データを共有させる共有対象ユーザー、及び前記共有対象文書データに対して前記共有対象ユーザーに付与するアクセス権を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定されたアクセス権に関するアクセス権指定情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記共有対象文書データのアクセス権に関するアクセス権限情報を取得すると共に、前記第2の記憶手段から前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データの前記アクセス権限情報を取得する取得手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記アクセス権指定情報に基づいて、前記共有対象ユーザーが前記共有対象文書データを少なくとも読み取り可能となるように、前記共有対象文書データ及び参照文書データのアクセス権限情報を書き換える書換手段と、
    を備えた文書管理システム。
  5. 前記指定手段により指定された共有対象文書データに基づき、当該共有対象文書データのハッシュ値を算出する算出手段と、
    前記共有対象文書データ内で参照されている参照文書データを示す前記参照文書識別情報を前記共有対象文書データから検出すると共に当該共有対象文書データのハッシュ値を求め、前記検出した前記参照文書識別情報を当該共有対象文書データ及び前記求めたハッシュ値と対応付けて第3の記憶手段に記憶させる検出手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記第3の記憶手段に前記共有対象文書データに対応付けられた前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得するものであり、前記第3の記憶手段に記憶されている前記共有対象文書データに対応付けられた前記ハッシュ値が前記算出手段により算出されたハッシュ値と異なる場合には、前記検出手段により前記共有対象文書データから検出された前記参照文書識別情報に基づき前記参照文書データの前記アクセス権限情報を前記第2の記憶手段から取得する、
    請求項4記載の文書管理システム。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のアクセス権管理装置を構成する各手段として機能させるためのアクセス権管理プログラム。
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