JP5326111B2 - 着用物品の製造方法 - Google Patents

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本発明は着用物品の製造方法に関する。
従来より、複数の互いに切り離されていないオムツ本体を連続して搬送し、該オムツ本体の腹側と背側の各側部にサイド部材を接合し、オムツ本体ごとに切り離した後、股部で該オムツ本体を折り畳み、腹側のサイド部材と背側のサイド部材とを互いに接合するパンツ型のオムツの製造方法が提案されている(特許文献1,特許文献2参照)。
特開平10−137288号(要約書) 特開平7−80023号(図1)
前記特許文献1では、腹側と背側のサイド部材同士を互いに接合するので、サイド部材同士の接合部分が着用者の腰の脇に形成される。そのため、前記接合部分が外側に突出して外観が悪くなり、また、着用者が横寝した場合には剛性の高い前記接合部分が着用者の腰脇に強く接触するため、着用者に不快感を与える。
前記特許文献2では、フロント部とバック部とをファスナを備えたサイド部材によって接合している。これにより、パンツ型着用物品が生成される。
しかし、前記サイド部材に形成された接合部分が外側に突出しており、そのため、前記特許文献1と同様の欠点が生じる。
したがって、本発明の目的は、見栄えが良く、着用者が横寝した場合にも着用感が良好な着用物品の製造方法を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明のある着用物品の製造方法は、着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記フロント部と前記バック部との間に胴回り方向に架設されて着用者の胴にフィットするウエスト開口および着用者の脚が通る一対の脚開口を形成する一対のサイド部材とを備えた使い捨て着用物品の製造方法であって、前記胴回り方向に直交する縦方向に前記オムツ本体を搬送する工程と、前記フロント部またはバック部の一方における着用者の肌に接しない非肌面の前記胴回り方向の各側部にそれぞれ前記サイド部材の前記胴回り方向の第1端部を重ねると共に接合する第1接合工程と、前記各サイド部材を折り返すことで、前記各サイド部材の前記胴回り方向の第2端部を前記フロント部またはバック部の前記一方における着用者の肌に接する肌面の前記胴回り方向の各側部に重ねる工程と、前記フロント部と前記バック部とが互いに重なるように前記オムツ本体を前記股部において折り畳むことで、前記フロント部またはバック部の他方における着用者の肌に接する肌面の前記胴回り方向の各側部にそれぞれ前記折り返したサイド部材の前記第2端部を重ねて接合する第2接合工程とを備えている。
本発明によれば、予め折り重ねたサイド部材をフロント部とバック部との間に架設するので、腰脇に接合部分が生じない。そのため、着用時に前記接合部分が外側に突出することがない。したがって、外観が良好になる。
また、腰脇に接合部分が存在しないので、着用者が横寝した場合でも前記接合部分が着用者の腰脇部分に当たることがない。したがって、着用感が良好になる。
ここで、オムツ本体を2つに折り畳んだ後に、当該オムツ本体にサイド部材を接合しようとすると、オムツ本体が部位によって厚みにバラツキがあるため、サイド部材をオムツ本体に貼り付けにくい。これに対し、本製造方法では2つに折り畳む前のオムツ本体にサイド部材を貼り付けるので、サイド部材をオムツ本体に貼り付け易い。
また、オムツ本体を2つに折り畳む前にサイド部材がオムツ本体に重なるようにサイド部材を折り返すので、製造の際において、オムツ本体の側部からサイド部材が大きく張り出した状態を解消し得る。そのため、サイド部材の折り返しと、オムツ本体の折り畳みが容易になる。
本発明において、前記サイド部材の前記第2端部を前記一方の前記各側部に重ねる工程の前に、前記サイド部材の前記第1端部と前記第2端部との間の中間部において、前記サイド部材を複数回折り返す工程を更に備えているのが好ましい。
この態様によれば、サイド部材を複数回折り返すことで、サイド部材がオムツ本体の両側から大きく張り出すことなく、サイド部材の長さを長くすることができる。
本発明において、前記サイド部材の前記第2端部が前記一方の前記各側部に重ねられた部位において前記第2端部が前記一方の前記各側部に仮止めされているのが好ましい。
この態様によれば、サイド部材の第2端部を仮止めすることにより、サイド部材が折り返された状態が確実に維持される。そのため、オムツ本体にサイド部材の第2端部を重ねて接合する第2接合工程を容易、かつ、正確に行うことができる。
本発明において、前記フロント部またはバック部の前記一方の各側部と前記サイド部材前記第1端部とは面ファスナで互いに接合されており、前記第1接合工程において前記フロント部またはバック部の一方の各側部に前記サイド部材の前記第1端部が押し付けられるのが好ましい。
この態様によれば、予めパンツ型に形成された着用物品を製造することができると共に、前記サイド部材を前記第1端部から剥がし、着用者の体型に応じてオムツ本体に対するサイド部材の接合位置を変更することで、着用物品を着用者の胴回りにフィットさせることができる。
本発明において、前記サイド部材は前記胴回り方向に伸縮する素材で形成されているのが好ましい。サイド部材が伸縮性を有する場合、着用物品のフィット性が向上する。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は実施例1を示す。
オムツ1:
図1(f)および図1(g)に示すように、本実施例1の製造方法によって製造されるオムツ(着用物品の一例)1は、オムツ本体2とサイド部材3とを備えている。前記オムツ本体2は、着用者の腹側を覆うフロント部20、着用者の背側を覆うバック部21、ならびに、前記フロント部20とバック部21との間の股部22を有している。
前記サイド部材3は、たとえば、胴回り方向Yに伸縮する素材で形成されている。サイド部材3は、オムツ本体2のフロント部20とバック部21との間に胴回り方向Yに架設されている。オムツ本体2およびサイド部材3によって、着用者のウエスト開口2uおよび着用者の脚が通る一対の脚開口23が形成されている。
図1(g)に示すように、サイド部材3の前記第1端部31の裏面3bには雄面ファスナ4が設けられ、フロント部20の非肌面2aには雄面ファスナ4に互いに係合する雌面ファスナ6が設けられている。前記雌面ファスナ6と雄面ファスナ4とが互いに係合していることで、前記オムツ本体2の非肌面2aにサイド部材3の第1端部31が接合されている。サイド部材3の第2端部32の表面3aと、バック部21の肌面2bとは互いに接着されている。前記第2端部32の裏面3bとフロント部20の肌面2bとは互いに仮止めされている。
なお、図1(a)および図1(f)に示すように、前記雌面ファスナ6はオムツ本体2のフロント部20に雌面ファスナ用の部材が接着されて構成されてもよいが、不織布からなる外装材で形成されてもよい。
このように、図1(g)に示すオムツ本体2のフロント部20とバック部21とは、肌面2b同士が互いに対面するように折り畳まれており、サイド部材3の第1および第2端部31,32はそれぞれフロント部20およびバック部21に接合されている。したがって、本実施例1のオムツ1は、図1(f)および図1(g)に示すように、ウエスト開口2uおよび脚開口23を備えたパンツ型に予め形成されている。
前記パンツ型のオムツ1を着用するには、サイド部材3の第2端部32とオムツ本体2のフロント部20との仮止めを外し、ウエスト開口2uを広げて着用する。
前記オムツ1のウエスト開口2uの大きさが着用者の胴にフィットしない場合がある。かかる場合には、サイド部材3の雄面ファスナ4をオムツ本体2のフロント部20から剥した後、ウエスト開口2uの大きさが着用者の胴にフィットするように雄面ファスナ4をフロント部20の雌面ファスナ6に接合する。
つぎに、前記パンツ型オムツ1の製造方法について説明する。
図1(a)および図5に示すように、複数のオムツ本体2が互いに連なった(切り離されていない)連続ウエブWの状態でオムツ本体2が搬送される。前記連続ウエブWは、たとえば、連続する積層シートからなり、胴回り方向Yに略直交する縦方向(搬送方向)Xに搬送される。
前記オムツ本体2には、着用者の股間を覆う吸収性本体5などが設けられる。図5に示すように、前記連続ウエブWは、トップシートStとバックシートSbとの間に吸収性本体5が設けられてもよい。なお、トップシートStはオムツ本体2の非肌面2aを形成し、一方、バックシートSbはオムツ本体2の肌面2bを形成する。
また、図1(a)に示すオムツ本体2のフロント部20の非肌面(外面)2a側には、雌面ファスナ6が接着されてもよい。
サイド部材3を切断する工程:
一方、雄面ファスナ4を有するサイド部材3が、オムツ本体2の側部2sに対応するように一対づつ搬送される。すなわち、図5に示す連続した伸縮する素材からなるシートS2が、図示しないカッタによって個々のサイド部材3に切断され、搬送ローラ30によって所定の間隔に離間されて搬送される。
なお、図1(b)に示すように、前記雄面ファスナ4はサイド部材3の裏面3bに貼着されている。
第1接合工程:
その後、各サイド部材3の第1端部31がオムツ本体2のフロント部20にそれぞれ接合される。すなわち、前記フロント部20における非肌面2aの胴回り方向Yの各側部2sに、それぞれ、サイド部材3の胴回り方向Yの第1端部31が重ねられてサイド部材3がフロント部20に接合される。
当該接合は、図5に示す押圧ローラ7によって、図1(b)に示すようにサイド部材3の雄面ファスナ4がオムツ本体2(連続ウエブW)の雌面ファスナ6に押し付けられることにより行われる。
サイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程:
その後、図5に示す折り装置8によって、図1(a)および図1(c)に示すように、各サイド部材3がオムツ本体2の肌面2bに対面するように折り返される。サイド部材3が折り返されることで、各サイド部材3の胴回り方向Yの第2端部32が、前記フロント部20における着用者の肌面2bの胴回り方向Yの各側部2sに重ねられる。
ここで、図1(c)に示すように、当該工程において折られたサイド部材3の当該折り返された状態を維持するために、前記第2端部32の裏面3bは前記各側部2sに重ねられた仮止め部39においてオムツ本体2のフロント部20の肌面2bに仮止めされる。
前記仮止めは、たとえば、超音波、ヒートシールやホットメルトなどによって行われる。なお、仮止めは点状になされ、オムツの着用時に容易に分離することができる。
ダイカット:
つぎに、図5に示すダイカッタ9により、図1(d)および図1(e)に示すオムツ本体2に着用者の脚部に沿ってカットされた脚開口23が形成されてもよい。
切り分け工程:
その後、図1(a)に示す前記連続ウエブWは、切り分けカッタ10(図5)により、胴回り方向Yに概ね平行なカットラインCLに沿って、図1(d)および図1(e)に示すように、個々のオムツ本体2に切り分けられる。
前記切り分け工程によって切り分けられたオムツ本体2は、図1(c)に示すように、フロント部20の非肌面2aにサイド部材3の第1端部31の裏面3bが雄面ファスナ4を介して接合されていると共に、フロント部20の肌面2bにサイド部材3の第2端部32の裏面3bが仮止めされている。
第2接合工程:
その後、図1(e)の網点で示す部位に、つまり、サイド部材3の第2端部32の表面3aに接着剤が塗布され、図5に示す折り畳み装置11によって、図1(e)に示すオムツ本体2のフロント部20とバック部21の肌面2b同士が対面するように互いに重ねられる。
なお、前記折り畳み装置11としては、たとえば、特開平7−205943号に記載の折り畳み装置などを用いることができる。
前記折り畳みにより、図1(g)に示すように、バック部21における肌面2bの胴回り方向Yの各側部2sに、それぞれサイド部材3の第2端部32が重ねられて接合(接着)される。
こうして、バック部21の肌面2bの各側部2sに前記第2端部32の表面3aがそれぞれ接着されると共に、フロント部20の肌面2bの各側部2sに第2端部32の裏面3bがそれぞれ仮止めされたパンツ型のオムツ1が形成される。
以上説明したように、サイド部材3を切断して生成する工程、サイド部材3をオムツ本体2のフロント部20に接合する第1接合工程、サイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程、および、サイド部材3をオムツ本体2のバック部21に接合する第2接合工程は、1つのオムツ本体2について胴回り方向Yの左右について各々実行される。
なお、図1において、前記脚開口23の近傍には、着用者の脚回りにオムツ本体2がフィットするように、たとえば、糸ゴムなどからなる弾性部材が設けられていてもよい。また、オムツ本体2のフロント部20およびバック部21には、オムツ1を着用者の胴にフィットさせるための弾性部材が設けられていてもよい。この弾性部材としては、たとえば、複数本の糸ゴムや平ゴム、フィルムまたは熱可塑性樹脂を含む材料などを採用することができる。
図2は実施例2を示す。
以下に説明する各実施例では前述した実施例1と異なる部分について主に説明する。
オムツ1:
図2(g)および図2(h)に示すように、本実施例2のオムツ1はサイド部材3の第1端部31と第2端部32との間の中間部38において、サイド部材3が複数回折り返されている。これにより、前記サイド部材3に波形の部分が形成されている。
製造工程:
図2(a)に示すように、複数のオムツ本体2が互いに連なった連続ウエブWの状態でオムツ本体2が搬送され、前述のサイド部材3を切断する工程および第1接合工程が行われた後、前記サイド部材3を複数回折り返す工程が行われる。その後、前述のサイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程、切り分け工程および第2接合工程が行われる。
したがって、前記サイド部材3を複数回折り返す工程は、前述のサイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程の前に、すなわち、サイド部材3の第2端部32をフロント部20の各側部2sに折り返して重ねる工程の前に行われる。
つぎに、前記サイド部材3を複数回折り返す工程について説明する。
前記第1接合工程後、図2(a)および図2(b)に二点鎖線で示す各サイド部材3の前記中間部38が前記縦方向Xに延びる一対の第1ラインL1に沿って矢印方向(図2(b))にそれぞれ折られる。前記第1ラインL1に沿って折られたサイド部材3は、図2(c)に示すように、裏面3b同士が互いに対面するようにそれぞれ折り返される。
つぎに、各サイド部材3の前記折られた中間部38は前記第1ラインL1に平行な第2ラインL2に沿って矢印方向にそれぞれ折られる。前記第2ラインL2は第1ラインL1よりも第1端部31側(内側)に近い位置に設定されている。前記第2ラインL2に沿って折られたサイド部材3は、図2(d)に示すように、サイド部材3の中間部38の表面3a同士が互いに対面するようにそれぞれ折り返される。こうして、前記サイド部材3に波形の部分が形成される。
なお、前記サイド部材3の折り返しごとに、折り返した部分は仮止めされてもよい。
前記折り返しの後、図2(a)および図2(e)に示すように、サイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程が行われ、各サイド部材3の第2端部32がフロント部20の肌面2b側に折り返されて、フロント部20の肌面2bの各側部2sに重ねられる。
図3は実施例3を示す。
本実施例の場合、図3(a)に示すように、隣接するオムツ本体2のサイド部材3,3が互いに縦方向Xに連なった状態で、サイド部材3,3がオムツ本体2に接合される。この接合されたサイド部材3,3は、前記実施例1で説明したように、裏面同士が互いに対面するように折り返された後、カットラインCLにおいてオムツ本体2と共に切断される。
すなわち、前記実施例1の第1接合工程において、前記連なったサイド部材3,3がオムツ本体2に接合され、前記連なったサイド部材3,3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程を経て、切り分け工程において、カットラインCLに沿ってオムツ本体2と共にサイド部材3,3が切断され、図3(b)に示すように、個々のオムツ本体2に切り分けられる。
その後、前記実施例1と同様に第2接合工程が行われ、図3(c)に示すオムツ1が生成される。
図4は実施例4の製造方法を示す。
オムツ1A:
図4(f)および図4(g)に示すように、本実施例4の製造方法によって製造されるオムツ1Aは、オムツ本体2にサイド部材3の第1端部31および第2端部32が接着されてなる。
すなわち、前記サイド部材3の第1端部31の裏面3bとバック部21の非肌面2aとは互いに接着されていると共に、サイド部材3の第2端部32の表面3aとフロント部20の肌面2bとは互いに接着されている。前記第2端部32の裏面3bとバック部21の肌面2bとは互いに仮止めされている。
本実施例4のオムツ1Aは、ウエスト開口2uおよび脚開口23を備えたパンツ型に予め形成されている。
前記パンツ型のオムツ1Aを着用するには、サイド部材3の第2端部32とオムツ本体2のバック部21との仮止めを外し、ウエスト開口2uを広げて着用する。
つぎに、前記オムツ1Aの製造方法について説明する。
図4(a)および図5に示すように、複数のオムツ本体2が互いに連なった(切り離されていない)連続ウエブWの状態でオムツ本体2が搬送される。
サイド部材3を切断する工程:
一方、サイド部材3がオムツ本体2の側部2sに対応するように一対づつ搬送される。すなわち、図5に示す連続した伸縮する素材からなるシートS2が、図示しないカッタによって個々のサイド部材3に切断され、搬送ローラ30によって所定の間隔に離間されて搬送される。
第1接合工程:
その後、図4(b)に示すように、各サイド部材3の第1端部31がオムツ本体2のバック部21にそれぞれ接合(接着)される。すなわち、前記バック部21における非肌面2aの胴回り方向Yの各側部2sに、それぞれ、サイド部材3の胴回り方向Yの第1端部31が重ねられ、サイド部材3がバック部21に接着剤を用いて接着される。
サイド部材3を折り返すことで各側部2sに重ねる工程:
その後、図5に示す折り装置8によって、図4(a)および図4(c)に示すように、各サイド部材3がオムツ本体2のバック部21の肌面2bに対面するように折り返される。サイド部材3が折り返されることで、各サイド部材3の胴回り方向Yの第2端部32が、前記バック部21における着用者の肌面2bの胴回り方向Yの各側部2sに重ねられる。
ここで、図4(c)に示すように、当該工程において折られたサイド部材3の当該折り返された状態を維持するために、前記第2端部32の裏面3bは前記各側部2sに重ねられた仮止め部39においてオムツ本体2のバック部21の肌面2bに仮止めされる。
ダイカット:
つぎに、図5に示すダイカッタ9により、図4(d)および図4(e)に示すオムツ本体2に着用者の脚部に沿ってカットされた脚開口23が形成されてもよい。
切り分け工程:
その後、図4(a)に示す前記連続ウエブWは、切り分けカッタ10(図5)により、胴回り方向Yに概ね平行なカットラインCLに沿って、図4(d)および図4(e)に示すように、個々のオムツ本体2に切り分けられる。
第2接合工程:
その後、図4(e)の網点で示す部位に、つまり、サイド部材3の第2端部32の表面3aに接着剤が塗布され、図5に示す折り畳み装置11によって、図4(e)に示すオムツ本体2のフロント部20とバック部21の肌面2b同士が対面するように互いに重ねられる。
前記折り畳みにより、図4(g)に示すように、フロント部20における肌面2bの胴回り方向Yの各側部2sに、それぞれサイド部材3の第2端部32が重ねられて接合(接着)される。
こうして、フロント部20の肌面2bの各側部2sに前記第2端部32の表面3aがそれぞれ接着されると共に、バック部21の肌面2bの各側部2sに前記第2端部32の裏面3bがそれぞれ仮止めされたパンツ型のオムツ1Aが形成される。
なお、前記第1接合工程において、フロント部20にサイド部材3の第1端部31を接着した後、前記第2接合工程において、バック部21にサイド部材3の第2端部32を接着するようにしてもよい。
本発明はオムツの製造方法に用いることができる。
本発明の実施例1にかかる着用物品の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の実施例2にかかる着用物品の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の実施例3にかかる着用物品の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の実施例4にかかる着用物品の製造方法を示す概略平面図である。 本発明の各実施例にかかる着用物品の製造装置を示す概略側面図である。
符号の説明
1:オムツ
2:オムツ本体
2a:非肌面
2b:肌面
2s:側部
2u:ウエスト開口
3:サイド部材
4:雄面ファスナ
6:雌面ファスナ
20:フロント部
21:バック部
22:股部
23:脚開口
31:第1端部
32:第2端部

Claims (5)

  1. 着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記フロント部と前記バック部との間に胴回り方向に架設されて着用者の胴にフィットするウエスト開口および着用者の脚が通る一対の脚開口を形成する一対のサイド部材とを備えた使い捨て着用物品の製造方法であって、
    前記胴回り方向に直交する縦方向に前記オムツ本体を搬送する工程と、
    前記フロント部またはバック部の一方における着用者の肌に接しない非肌面の前記胴回り方向の各側部にそれぞれ前記サイド部材の前記胴回り方向の第1端部を重ねると共に接合する第1接合工程と、
    前記各サイド部材を折り返すことで、前記各サイド部材の前記胴回り方向の第2端部を前記フロント部またはバック部の前記一方における着用者の肌に接する肌面の前記胴回り方向の各側部に重ねる工程と、
    前記フロント部と前記バック部とが互いに重なるように前記オムツ本体を前記股部において折り畳むことで、前記フロント部またはバック部の他方における着用者の肌に接する肌面の前記胴回り方向の各側部にそれぞれ前記折り返したサイド部材の前記第2端部を重ねて接合する第2接合工程とを備えた着用物品の製造方法。
  2. 請求項1において、前記サイド部材の前記第2端部を前記一方の前記各側部に重ねる工程の前に、
    前記サイド部材の前記第1端部と前記第2端部との間の中間部において、前記サイド部材を複数回折り返す工程を更に備えた着用物品の製造方法。
  3. 請求項1において、前記サイド部材の前記第2端部が前記一方の前記各側部に重ねられた部位において、前記第2端部が前記一方の前記各側部に仮止めされている着用物品の製造方法。
  4. 請求項1において、前記フロント部またはバック部の前記一方の各側部と前記サイド部材前記第1端部とは面ファスナで互いに接合されており、
    前記第1接合工程において前記フロント部またはバック部の前記一方の各側部に前記サイド部材の前記第1端部が押し付けられる着用物品の製造方法。
  5. 請求項1において、前記サイド部材は前記胴回り方向に伸縮する素材で形成されている着用物品の製造方法。
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