JP5324976B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具、殊にライト等の光照射部を備えている電動工具の光照射制御に関するものである。
従来から、天井裏や地下等の暗所で電動工具を用いた作業する際に、固定具及び固定具を締め付ける相手材等の目標物あるいは暗所を照らす必要があった。
そこで、特許文献1等に示すように、駆動部の出力側や電動工具で作業する目標物を照らすためのライト等の光照射部を備えた電動工具があった。
特開2008−2649962号公報
しかし、特許文献1は作業を行うために点灯した光照射部を使用者が手動で消灯するか、作業終了後に所定時間経過して制御部が消灯するまで、光照明部の輝度を変化させずに点灯し続けるものであった。
つまり、従来技術における電動工具の光照射部は作業終了後に使用されずに放置されていても、変わらぬ明るさで点灯し続けており、消費電力に無駄を生じていた。
そこで、本発明は上記事情に鑑みて発明したものであり、特定の条件を満たすと光照射部を減光することで、使い勝手を低下させることなく、消費電力を低減した電動工具を提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明の電動工具は、モータ11により駆動する駆動部1と、上記駆動部1の出力側の外方を照らす光照射部14と、上記光照射部14の輝度を落として減光させる減光部と、上記光照射部14及び減光部を制御する制御部34と、使用者に把持されるグリップ部2と、を有している。そして、上記駆動部1が駆動されない非駆動状態で特定の条件を満たすと、上記制御部34が上記減光部を用いて上記光照射部14の輝度を落とすものである。更に、上記グリップ部2の把持を検知する人体検知センサ7を備えている。そして、上記駆動部1が駆動されない非駆動時間が第1所定時間T1に達するときに上記人体検知センサ7が人体を検知しない状態の場合、あるいは上記非駆動時間が上記第1所定時間T1を越えた後に上記人体検知センサ7が人体を検知しない状態になる場合に、上記特定の条件を満たしたとして上記制御部34が上記光照射部14の輝度を低下させるものであることを特徴としている。
このような構成としたことで、特定の条件を満たした際に制御部34が減光部を用いて光照射部14の輝度を落とすため、非駆動状態での光照射部14の消費電力を低減することができる。
また、請求項に係る発明は、光照射部14の輝度を低下させるための第1所定時間T1を変更する減光時間変更部を備えたものであることを特徴としている。
また、請求項に係る発明は、非駆動時間が第1所定時間T1以上の第2所定時間T2に達すると、制御部34が光照射部14を消灯するものであることを特徴としている。
また、請求項に係る発明は、光照射部14の減光時の輝度を調節する輝度調節部4を備えたものであることを特徴としている。
また、請求項に係る発明は、減光中に駆動部1が駆動されると、制御部34が減光部によって落としていた輝度を減光前の輝度に戻すものであることを特徴としている。
また、請求項に係る発明は、周囲の明るさを検知する明るさ検知センサ8を備えており、検知した明るさが所定の基準値以上であると、制御部34が光照射部14を消灯するものであることを特徴としている。
上記のように、本発明の電動工具は特定の条件を満たした際に光照射部が減光されるため、特定の条件を満たして減光した際の光照明部の消費電力を抑えられ、電動工具の消費電力を低減することができるものとなっている。つまり、電動工具の駆動部で作業を行わない時等の光照射部による駆動部の出力側への光照射が不要な場合に特定の条件を満たすものとすることで、光照射が不要な際の光照射部の消費電力を抑えることができる。
また、駆動部が駆動されずに第1所定時間に達すると光照射部の輝度を低下させることで、駆動部での作業が行われていない際に光照射部が減光されるため、非作業時の電動工具の消費電力を低減でき好ましい。
また、第1所定時間を変更可能としたことで、作業内容や使用者の好み等の使用者が所望する時間に光照射部が減光されるものに調節することができ好ましい。
また、光照射部が消灯される第2所定時間を設けたことで、第2所定時間が消灯時間となり、減光した状態で放置される等の余分な電力消費を防止でき好ましい。
また、減光時の輝度を変更可能としたことで、作業内容や使用者の好み等の使用者が所望する明るさに光照射部の輝度を調節することができ好ましい。
また、減光時に駆動部が駆動されると光照射部の輝度を減光前の輝度に戻すことで、輝度を落としたままで電動工具による作業が行われることを防止でき好ましい。
また、人体検知センサを設けたことで、電動工具を使用していない際等の人体を検知していない時に光照射部を減光させるものとなるため、非検知時の消費電力を低減することができ好ましい。
また、明るさ検知センサを設けたことで、明るい場所での作業や作業進行に伴い照度の変化する場合等で光照射が不要な際に光照射部を減光させることができ、周囲の明るさに合わせて消費電力を調節するものにでき好ましい。
本発明の実施形態1の電動工具の内部構造の説明図である。 同上の電動工具の光照射部及び制御部の電気回路に関する説明図であり、(a)がパルス幅の変調により減光するものであり、(b)が電流値の変化により減光するものである。 同上の光照射部の発光例の説明図である。 実施形態2の各設定部を備えた電動工具の説明図であり、(a)が外観であり、(b)が設定部周辺である範囲Aを方向Bから視たものである。 実施形態3の電動工具の外観の説明図である。 同上の光照射部の発光例の説明図であり、(a)が暗所で作業した場合であり、(b)が作業途中に暗所に移動した場合である。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態について説明する。
実施形態1の電動工具は、図1に示すように、モータ11を備えモータ11の回転駆動を外部に出力する駆動部1と、使用者が把持するグリップ部2と、駆動部1のモータ11に電力供給を行う電力供給部3と、からなる可搬式のものである。
上記駆動部1は、モータ11と、モータ11の回転駆動を減速する減速部12と、減速された回転駆動を外部に出力する出力部13と、を有している。
そして、出力部13から出力する回転駆動によってネジやボルト等の締め付けや穴開口等の作業を行う部位となっている。
更に、上記駆動部1の出力部13の側周近傍には出力部13の出力側に光を照射して目標物等を照らす光照射部14が配設されている。
上記光照射部14は、例えば、白色で発光するLED等の電力が供給されることで光を照射する発光部材からなるものである。
なお、本発明の光照射部14は使用者が暗所内を移動する際の足元を照らすため等の照明装置として使用するものではなく、上記締め付けや穴開口等の作業を行う際に目標物や出力部13の先端付近を照らし位置確認を行うための補助的なものである。
また、上記モータ11の回転数を調節するモータ調節部21と、モータ調節部21を操作するトリガスイッチ22と、を上記グリップ部2が備えている。
そして、上記トリガスイッチ22を引くことでモータ11が駆動すると共に、引く量により回転数が変化するものとなっている。
また、上記モータ11に電力を供給する電力供給部3は、電池パック311を着脱自在に装着するパック装着部31と、電子部品を備えた回路部33と、主電源のON・OFFを操作するタクトスイッチ32と、を有している。なお、電池パック311内の符号312は電池パック311に内蔵された二次電池である。
そして、上記タクトスイッチ32がON操作されて、主電源がONになると、回路部33及び光照射部14に電力が供給されて、モータ11の回転駆動や光照射部14の点灯が可能なスタンバイ状態となる。
更に、上記電子部品は、電動工具の作業を検知する作業検知部(特に図示しない)や作業終了後の経過時間を計測する計時部(特に図示しない)等の検出部と、検出部の検出結果が出力される制御部34と、である。
また、上記制御部34は、例えばマイクロコンピュータであり、出力された上記検出結果に基づいて駆動部1の駆動制御や安全制御を行うものである。
そして、制御部34は上記駆動制御や安全制御に加え、光照射部14の点灯・消灯等の制御と、駆動部1が駆動されない非駆動状態での点灯時に、特定の条件を満たすと光照射部14の輝度を落として減光状態にさせる減光部の制御も行っている。
また、上記制御部34が光照射を減光状態にする減光制御は、光照射部14へ供給する電流のパルス幅を変調させるあるいは供給する電流値を変化させることで行われている。
パルス幅の変調による減光制御は、例えば、光照射部14の出力側と制御部34の間にnpn型トランジスタ35等の半導体部材を配置して、npn型トランジスタ35のベースへのH/L出力のデューティ比を制限して減光させるものがある。
詳しくは、図2(a)に示すように、npn型トランジスタ35のベースに制御部34の出力ポートの一つが接続されており、npn型トランジスタ35の入力側には光照射部14が接続されている。
そして、制御部34が上記出力ポートのH出力とL出力とを切り替えることで点灯・消灯等の照射制御を行い、H/L出力の5ms周期デューティ20%ONレベルにすることでパルス幅を変調し、光照射部14の輝度を落として減光状態にさせる。もちろん、上記デューティ比は例示にすぎず、限定するものでなく適宜変更可能である。
また、電流値を変化させて減光制御を行うものとして、例えば、光照射部14の出力側と制御部34の間に分圧抵抗36を配置して上記分圧抵抗36のON・OFFを組み合わせることで電流値を低下させて減光させるものである。
詳しくは、図2(b)に示すように、上記分圧抵抗36を夫々制御部34の異なる出力ポートに接続し、照射制御は双方の出力ポートがL出力であると光照射部14が点灯され、双方がH出力に切り替わると光照射部14が消灯されるものとなっている。
そして、上記出力ポートの一方をH出力にして他方をL出力にすることで、光照射部14に供給される電流値が双方をL出力にして点灯時の電流値より低下したものとなり、光照射部14の輝度が落ちるため、減光状態となる。
つまり、本例では上記半導体部材や分圧抵抗36等の電子部品から光照射部14への電流を低下させることで光照射部14の輝度を落としており、上記回路部33が減光部となっている。
また、上記制御部34が減光制御を行う特定の条件とは、図3に示すように、電動工具の駆動部1による作業の終了後、駆動部1による次の作業が行われず放置された非駆動時間が第1所定時間T1に達することである。なお、図3中の符号101は光照射部14が点灯した状態を示しており、符号102は減光して点灯した状態を示している。
詳しくは、前述の作業検知部がトリガスイッチ22の使用者による操作を検知すると作業検知信号37を制御部34に出力して、上記制御部34に駆動部1による作業が行われていることを伝える。
このとき、制御部34は作業検知信号37が入力されると光照明部14を点灯するものである。
そして、上記作業検知部は駆動部1による作業が行われている間、制御部34に作業検知信号37を出力し続けるものであり、作業検知信号37は上記トリガスイッチ22の操作が解かれるまで制御部34へ出力され続ける。
また、トリガスイッチ22の操作が解かれて上記作業検知信号37が途切れると、制御部34は作業が終了したと判断し、前述の計時部に作業終了後の経過時間を次の作業が行われるまで計測させると共に、計測結果を制御部34に出力させる。
そして、次の作業が行われずに計測結果である経過時間が第1所定時間T1に達すると、制御部34は減光開始時間に達したとして減速部12を用いて光照射部14の輝度を落として減光状態に切り替える。
このとき、トリガスイッチ22が操作されて次の作業が行われると、モータ11の駆動と略同時あるいは駆動直前に制御部34は光照射部14の輝度を減光前の輝度に戻すと共に、計時部による計測を終了させて計測時間をリセットする。
そして、該作業が終了すると、前述の計時部の計測を行うと共に第1所定時間T1に達すると減光制御を再度行うものである。つまり、上記計時部が計測する経過時間が非駆動時間となっている。
また、光照射部14が減光状態の際に、次の作業が行われずに上記計時部の計測時間が第2所定時間T2に達すると、制御部34は消灯時間に達したとして光照射部14を消灯させるものとなっている。
つまり、第2所定時間T2は駆動部1が非駆動状態の際に光照射部14が点灯する時間の上限値となっており、タクトスイッチ32がOFFに操作されずに長時間放置される等の際に、光照射部14を制御部34が自動的に消灯するものとなっている。
このように、電動工具による作業終了後、次の作業が行われずに第1所定時間T1以上放置されていると、制御部34は次の作業が行われるまで光照射部14を減光して点灯させることで、光照射部14の消費電力を低減したものとなっている。
そして、減光制御中に次の作業が行われると、光照射部14の輝度を元に戻すと共に、計時部の測定時間をリセットするため、減光した状態で作業が行われることを防止し、次の作業に支障を生じないものとなっている。
また、第2所定時間T2は駆動部1が非駆動状態の際に光照射部14が点灯する時間の上限値となっており、上限値に達すると自動的に制御部34が消灯されるものとなっている。
そのため、駆動部1が駆動されない状態で光照射部14が点灯したまま放置されることを防止しており、放置時の消費電力を低減したものとなっている。
そして、自動的に消灯するため、光照射部14が点灯したまま長時間放置されて電池パック311が深放電することを防止でき、Liイオン電池やNi−MH電池等の二次電池が充放電を行えなくなる等の不具合の発生を防止したものとなっている。
なお、計時部はタクトスイッチ32がONになると計測を開始するものであってもよく、その場合に制御部34が計測時間と作業検知部の作業検知信号37とに基づいて作業終了後の経過時間を算出するものとなる。また、光照射部14が減光状態や消灯に切り替わる際に、点滅する等の動作予告を行ってから切り替わるものであってもよい。
また、実施形態2として、図4に示すように、減光時の輝度を調節可能とした輝度調節部4と、減光開始時間を変更可能とした減光開始時間変更部5、消灯時間を変更可能とした消灯時間変更部6と、を備えた例を説明する。なお、前述の実施例で説明した内容と同一の構成には同じ符号を付加して説明は省略して本実施例の差異点を以下に述べる。
本例の回路部33は、光照射部14が減光状態になった際の輝度を変更する輝度調節部4と、減光状態に切り替わる第1所定時間T1を変更する減光開始時間変更部5と、消灯時間である第2所定時間T2を変更する消灯時間変更部6と、を有している。
上記輝度調節部4は減光状態での光照射部14の輝度を調節するものであり、その操作部である輝度操作部41を使用者が操作することで、減光時の光照射部14の明るさを変更可能としたものである。
例えば、上記輝度操作部41は円周に沿って数字が印字されたダイヤルスイッチであり、電動工具の外観に設けたマークの指し示す数字が減光時の光照射部14の輝度となり、ダイヤルスイッチを回転操作することで変更可能としたものである。
そして、上記印字された数字が大きくなる方へ回転操作されると、輝度調節部4は減光時の光照射部14の輝度を減光前の輝度に近いものへと変更するものとなっている。
このとき、上記輝度操作部41の数字を最大値に合わせると、減光時の輝度が減光前の輝度と略同じ明るさになり、減光時に輝度を落とさないものにすることができる。
また、上述とは逆に、上記印字された数字が小さくなる方へ回転操作されると、輝度調節部4は減光時の光照射部14の輝度を操作前より暗いものへと変更するものとなり、最小値に合わせると、減光時に光照射部14が消灯するものにできる。
このように、使用者が変更操作可能な輝度調節部4を設けたことで、減光時の光照射部14の輝度を変更することができるものとなっており、作業内容や使用者の好みに合った明るさで減光させることができるものとなっている。
例えば、駆動部1による作業前に位置決めを毎回行う等で光照射部14を減光状態にさせたくない場合には、減光時の輝度を減光前の輝度と略同じ値に設定することで、減光制御をOFFに変更することができるものである。
そして、天井裏や床下で長時間作業を行う等で電池パック311の消耗を抑えたい場合には、減光時の輝度を消灯に設定することで、減光制御時に光照射部14を消灯でき、消費電力をより抑えることができるものである。
また、上記減光開始時間変更部5は減光開始時間である第1所定時間T1を設定するものであり、その操作部である開始時間操作部51を使用者が操作することで、制御部34が光照射部14を減光状態に切り替える時間を変更可能としたものである。
上記減光開始時間変更部5は、例えば、上記輝度操作部41と略同形のダイヤルスイッチとなっており、ダイヤルスイッチを使用者が回転操作することで、使用者が所望する経過時間に第1所定時間T1を変更可能としたものである。
そして、図示のように、ダイヤルスイッチの数字を2に合わせると、作業終了から2分経過すると制御部34が光照射部14の輝度を落とすものとなり、0に合わせれば、作業終了と略同時に減光制御が行われるものとなる。
このように、使用者が変更操作可能な減光開始時間変更部5を設けたことで、第1所定時間T1を変更できるものとなっており、作業内容や使用者の好みに合わせて減光制御に切り替わる時間を設定することができるものとなっている。
例えば、天井裏や床下で長時間作業を行う等で電池パック311の消耗を抑えたい場合には、作業終了と略同時に減光制御が行われるものにして消費電力を低減し、長時間の作業に対応させることができる。
また、消灯時間変更部6は光照射部14が消灯される第2所定時間T2を設定するものであり、その操作部である消灯時間操作部61を使用者が操作することで、制御部34が消灯時間と判断する上記第2所定時間T2を変更可能としたものである。
消灯時間操作部61は、例えば、上述の輝度調節部4や減光開始時間変更部5と同様に、ダイヤルスイッチとなっており、使用者が合わせた数字の時間に計時部の計測時間が達すると、制御部34が光照射部14を消灯するものである。
また、消灯時間変更部6の設定は減光開始時間変更部5の設定より制御部34の制御における優先度が高いものとなっている。
つまり、第2所定時間T2と第1所定時間T1とを同じ値に設定すると、制御部34は第1所定時間T1に達しても光照射部14を減光状態で点灯させるのではなく、第2所定時間T2に達しているとして消灯するものとなっている。
そして、第2所定時間T2より第1所定時間T1を長い値に設定すると、第2所定時間T2に達した時点で制御部34は光照射部14を消灯し、消灯後に第1所定時間T1に達しても光照射部14を点灯させないものとなっている。
従って、輝度調節部4や、減光開始時間変更部5や、消灯時間変更部6を備えたことで、光照射部14の減光時の明るさや、減光開始時間や、消灯時間を作業内容や使用者の好みに合わせて変更調節でき、使い勝手の向上したものとなっている。
なお、減光開始時間変更部5と消灯時間変更部6とを連動させる等により第1所定時間T1を第2所定時間T2より大きい値に設定できないものであってもよい。
また、実施形態3として、人体検知センサ7及び明るさ検知センサ8を備えた例を説明する。なお、前述した他の実施例で説明した内容と同一の構成には同じ符号を付加して説明は省略して本実施例の差異点を以下に述べる。
本例の電動工具は、図5に示すように、グリップ部2に使用者による把持を検知する人体検知センサ7を備えると共に、電力供給部3に作業時の作業場所の明るさを検知する明るさ検知センサ8を備えている。
上記人体検知センサ7はグリップ部2が使用者に把持されると人体検知信号71を制御部34に出力し、把持が解かれると人体検知信号71の出力を止めるものとなっている。
そして、制御部34は人体検知信号71が入力されている間、光照射部14を点灯させると共に、人体検知信号71が入力された状態で計時部の計測時間が第1所定時間T1に達しても減光を行わないものとなっている。
例えば、図6(a)に示すように、暗所内でタクトスイッチ32がON操作された後、グリップ部2が使用者に把持されると、人体検知部が人体検知信号71を制御部34に出力し、制御部34は人体検知信号71に基づいて光照射部14を点灯させる。
そして、作業終了後もグリップ部2が把持されており、人体検知信号71が制御部34に出力され続けていると、制御部34は計測時間が第1所定時間T1に達しても光照射部14の減光を行わない。ただし、人体検知信号71が出力されている状態であっても、第2所定時間T2に達すると制御部34は光照射部14を消灯させるものとなっている。
また、作業終了後に人体検知信号71が途切れた状態で第1所定時間T1に達するあるいは第1所定時間T1を越えた後に人体検知信号71が途切れると、制御部34は残りの作業が無いと判断して、光照射部14を減光状態にするものとなっている。
つまり、制御部34が人体検知信号71に基づく制御を減光制御より優先度の高いものとして扱っている。
このように、作業予定が複数回ある等で、使用者が一つの作業終了後もグリップ部2を把持していると、人体検知センサ7が人体検知信号71を出力し続けるため、作業毎の合間に光照射部14が減光状態にならないものとなっている。
そして、全ての作業が終了するまで光照射部14が減光状態にならないため、作業の合間に光照射部14の減光によるちらつきが発生することを防止でき、使い勝手をより向上させたものとなっている。
また、明るさ検知センサ8は入射した光の照度から電動工具の周囲の明るさを検知すると共に、検知した照度を制御部34に出力するものである。
そして、制御部34は出力された照度と予め設定された基準値とを比較することで作業場所の明暗を判断するものとなっている。
更に、上記基準値は電動工具による作業時に目標物を使用者が認識するために駆動部1の出力側あるいは目標物を光照射部14によって照らす必要のある作業場所での照度の上限値となっている。
つまり、制御部34が上記明るさ検知センサ8で検知した作業場所の照度を基準値に比較することで、作業時に使用者が光照射部14の光照射無しで目標物を認識できる明るさか否かを判断することができるものとなっている。
例えば、図6(b)に示すように、明所で主電源がONになると、明るさ検知センサ8の検知した照度が基準値より高い値であるため、光照射部14の光照射無しで目標物を認識できると制御部34が判断して、光照射部14を点灯させない。
そして、使用者が暗所に移動する等で明るさ検知センサ8の検知する照度が基準値以下になると、制御部34は光照射部14による光照射が必要として、光照射部14を点灯させる。
そして、点灯した作業を行った後の計測時間が第1所定時間T1に達すると、制御部34は光照射部14の輝度を落として減光状態にする。
また、点灯中あるいは減光中に明るさ検知センサ8の検知した照度が基準値を上回ると、制御部34は作業場所が明所に変更されたとして光照射部14を消灯するものとなっている。
なお、作業中に検知した照度が基準値を上回った場合、基準値を上回った時間が一定時間を越えた際に消灯するものであれば、他の作業者の照明装置等で作業中に照度が基準値を一時的に越えても光照射部14が消灯されることを防止でき好ましい。
このように、明るさ検知センサ8を備えたことで、駆動部1の出力側あるいは目標物に光照射を行う必要の無い明るい場所での作業時には光照射部14が点灯されず、光照射が必要な暗所での作業時に光照射部14が点灯されるものとなっている。
そのため、明所での光照射部14の消費電力を削減できると共に、暗所での作業性の低下を防止でき、天井板や床板の組立て等の作業の進行に伴い作業場所の照度が低下する場合に対応でき、使い勝手を向上したものとなっている。
そして、駆動部1が動作中である作業中に光照射部14が消灯されることを防止したことで、暗所での作業中に使用者が目標物を見失うことを防止でき、使い勝手及び安全性を向上したものとなっている。
なお、本発明の光照射部14は作業補助用であることから、明所から暗所への移動直後に点灯する必要はないため、暗所での作業開始時に点灯するものとして、人体検知センサ7が明所での作業時に光照射部14の点灯を防止するものであってもよい。
もちろん、人体検知センサ7は、例示のグリップ部2の把持を検知するセンサに限定するのではなく、電動工具で作業を行う使用者を検知するものであればよい。
1 駆動部
11 モータ
12 減速部
13 出力部
14 光照射部
2 グリップ部
21 モータ調節部
22 トリガスイッチ
3 電力供給部
31 パック装着部
32 タクトスイッチ
33 回路部
34 制御部
4 輝度調節部
5 減光開始時間変更部
6 消灯時間変更部
7 人体検知センサ
71 人体検知信号
8 明るさ検知センサ
T1 第1所定時間
T2 第2所定時間

Claims (6)

  1. モータにより駆動する駆動部と、上記駆動部の出力側の外方を照らす光照射部と、上記光照射部の輝度を落として減光させる減光部と、上記光照射部及び減光部を制御する制御部と、使用者に把持されるグリップ部と、を有しており、
    上記駆動部が駆動されない非駆動状態で特定の条件を満たすと、上記制御部が上記減光部を用いて上記光照射部の輝度を落とすものであり、
    上記グリップ部の把持を検知する人体検知センサを備えており、
    上記駆動部が駆動されない非駆動時間が第1所定時間に達するときに上記人体検知センサが人体を検知しない状態の場合、あるいは上記非駆動時間が上記第1所定時間を越えた後に上記人体検知センサが人体を検知しない状態になる場合に、上記特定の条件を満たしたとして上記制御部が上記光照射部の輝度を低下させるものであることを特徴とする電動工具。
  2. 前記光照射部の輝度を低下させるための前記第1所定時間を変更する減光時間変更部を備えた
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記非駆動時間が前記第1所定時間以上の第2所定時間に達すると、前記制御部が前記光照射部を消灯するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記光照射部の減光時の輝度を調節する輝度調節部を備えたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動工具。
  5. 減光中に前記駆動部が駆動されると、前記制御部が前記減光部によって落としていた輝度を減光前の輝度に戻すものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動工具。
  6. 周囲の明るさを検知する明るさ検知センサを備えており、検知した明るさが所定の基準値以上であると、前記制御部が前記光照射部を消灯するものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動工具
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