JP5324944B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents

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Description

本発明は、鉛蓄電池に関するものである。
鉛蓄電池は、過充電時に希硫酸電解液中の水の電気分解により水素ガス及び酸素ガスが発生する。これらのガスは、発生後にそのまま放置しておくことにより液口栓等に設けられたガス排出口より大気中に放出されていく。しかし満充電直後は電池内部の空間にガスが滞留しており、電池内部もしくは外部に火花等の発火源が発生した場合、ガスに引火する可能性がある。
発火源としては様々なものが考えられるが、その一つとして静電気が挙げられる。静電気による引火は、主に以下の2つの要因によって発生する。
第1の要因は、電池上部で静電気による火花放電が発生して、ガス排出口部から排出された水素ガスに引火するものである。このような引火によって発生した炎は、ガス排出口から炎伝播により電池内部に侵入し、電池内部に滞留した水素ガスにも引火する場合がある。
第2の要因は、電池上部に落ちた静電気(電流)が、蓋部と液口栓との隙間、あるいは液口栓に設けたガス排出口といった間隙を伝搬して電池内部に侵入し、電解液等が付着した電池内部の樹脂材質等の表面から電解液もしくは極板群に放電することにより、電池内部で火花が発生して引火するものである。
特許文献1では、ふた上部の液口栓周辺部に、上部に絶縁性を有した絶縁層を、下部に導電性を有した導電層を設置し、その導電層の一部を負極端子もしくは電池締付金具に接続させることで、放電火花が液口栓の外周部やガス排出口部から電池内部に侵入することなく、導電層に吸収されることが示されている。
特開平4−101353号公報
しかしながら特許文献1の構成では、放電火花が液口栓の外周部やガス排出口部周辺に発生してしまうと、上記第2の要因、即ち電池内部に侵入した静電気が電池内部で放電して火花を発生させて、電池内部に滞留したガスへ引火してしまう虞があることが判明した。また、このようなガスへの引火と燃焼によって電池内圧が急激に変化するため、電槽が変形したり電槽と蓋部との接合部の液密性が損なわれるといった構造上の欠陥を生じさせる場合もあった。
本発明は、より安全に静電気を逃がすことができる鉛蓄電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決する具体的な手段として、本発明の鉛蓄電池は、開口部を有する電槽と、該電槽に納められた正極板、負極板、セパレータおよび電解液と、前記電槽の開口部を覆う蓋部とを備えた鉛蓄電池であって、前記蓋部には正極端子、負極端子、ガス排出口および静電気誘導部材が設置されており、前記静電気誘導部材は、前記正極端子とは距離a1、前記負極端子とは距離a2、前記ガス排出口とは距離bの位置に設置されていて、a1<bまたはa2<bであり、静電気帯電物の接触により静電気を前記正極端子又は負極端子に誘導して流す構成とした。ここで静電気誘導部材と電極端子又はガス排出口との距離は、静電気誘導部材と電極端子又はガス排出口との間において両者が最も近いところの距離のことである。静電気誘導部材は静電気帯電物と接触した際には正極端子又は負極端子に静電気を誘導して流すが、静電気帯電物が数mm程度に接近した際にも放電により静電気を誘導して流すことが可能である。
前記静電気誘導部材は、絶縁性の支持部材を介して前記蓋部表面に設置されていてもよい。前記静電気誘導部材は、前記支持部材によって前記蓋部表面から1mm以上6mm以下離れて設置されていることが好ましい。
前記a1およびa2のいずれか一方は0であって、前記静電気誘導部材が前記正極端子又は負極端子に接触していてもよい。
a2<bであってもよい。
前記静電気誘導部材の比抵抗は10−8Ω・cm以上10Ω・cm以下であることが好ましい。また、10−8Ω・cm以上10Ω・cm以下であれば静電気を正極端子又は負極端子により誘導して流しやすいため、より好ましい。
本発明の異なる形態の鉛蓄電池は、開口部を有する電槽と、該電槽に納められた正極板、負極板、セパレータおよび電解液と、前記電槽の開口部を覆う矩形板状の蓋部とを備えた鉛蓄電池であって、前記蓋部には正極端子、負極端子、ガス排出口および静電気誘導部材が設けられており、前記蓋部の4つの辺のうち、前記ガス排出口よりも前記正極端子又は負極端子の方が近くに存する辺と当該正極端子又は負極端子との間に前記静電気誘導部材は位置するとともに、静電気帯電物の接触により静電気を前記正極端子又は負極端子に誘導して流す構成とした。
前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所であるという表示が、当該静電気誘導部材に表示されていてもよい。
前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所であるという表示が、当該静電気誘導部材から2cm以内の位置に設置された表示部材に表示されていてもよい。
前記表示は、鉛蓄電池取扱者が前記静電気誘導部材に触れるよう促す旨の文言および記号の少なくとも一方であることが好ましい。鉛蓄電池取扱者が静電気誘導部材に触れるよう促す旨の文言および記号とは、鉛蓄電池取扱者がその文言および記号を見たときに静電気誘導部材に触れる意思を生じせしめる表現がなされている文言および符号である。
前記文言および記号の少なくとも一方は、前記静電気誘導部材よりも前記ガス排出口の方が遠くに位置する側から前記静電気帯電物である人体が前記静電気誘導部材に近づくように表示されていることが好ましい。
本発明では、静電気誘導部材をガス排出口よりも電極端子の方に近い位置に設置しているので、静電気の電池内部への侵入と、これによる火花放電の発生及びこれによってもたらされるガスへの引火を防止することができる。またこのようなガスへの引火と燃焼によって発生する電槽の変形や、電槽と蓋部との接合部の液密性の低下等といった電池構造上の欠陥の発生を防止することができる。
鉛蓄電池の用途は自動車用バッテリが最も多い。従って鉛蓄電池内へ静電気が侵入して発生する引火については、自動車用途を主にして以下考察する。
通常、鉛蓄電池は自動車のボンネンット内部等に搭載されていることが多いため、静電気を帯びた人が鉛蓄電池に触れても引火する虞れはほとんどないと考えられる。何故なら、帯電している鉛蓄電池取扱者が電池を触る前にボンネット等々を触り(車体側がアースになる)静電気を放電させて、事前に静電気を逃がすことが出来るからである。引火を引き起こす場合としては、鉛蓄電池を車から降ろし別の場所にて電池を充電する場合であって、充電中もしくは充電直後に帯電している鉛蓄電池取扱者が近づいた場合が想定される。
このような想定のもと、本願発明者らは鉛蓄電池内への静電気の引き込みとこれによる内部引火を未然に防ぐための方策をいろいろと検討した。静電気帯電物を鉛蓄電池に近づけていったとき、静電気帯電物から電池内部へ静電気が侵入する経路は、蓋部と液口栓との嵌合部の隙間およびガス排出口が多いことが判明した。特にこのような部位では、毛管現象によって電解液が這い上がっていたり、電解液から蒸発した水分が結露して濡れていることが多いため、静電気の侵入経路に容易になり得ることが判明した。すなわち、特許文献1に開示されている構成では、静電気に帯電した人の手がガス排出口に近づくとガス排出口近辺で放電が生じて静電気自体は導電層を通って負極端子等に流れていく場合もあるが、静電気が蓋部と液口栓との隙間やガス排出口を通って電池内部に侵入し、電池内部で放電してそれによって生じた火花は電池内部のガスに引火してしまう虞が有ることがわかった。このような知見を基にさまざまな検討を行った結果、本願発明を想到するに至った。
以下図を用いて、実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図6は、鉛蓄電池101の一部を破断させて内部も示した模式的な斜視図である。樹脂からなる略直方体の容器である電槽21の中に、正極板22,負極板23およびセパレータ24とからなる極板群25と電解液(不図示)とが収納されている。電槽21の開口部は矩形板状の蓋部1によって覆われている。正極板22および負極板23には、それぞれ同極性の極板同士を集合溶接するための正極ストラップ28および負極ストラップ29が設けられる。それぞれのストラップ28,29には、必要に応じ、複数の極板群25間の接続を行うための接続体27および、極板群25と電極端子(正極端子)3間の電気的接続を行うための極柱26(図6では正極側の極柱のみを示している)を有している。
図1は、第1実施形態の電池構成を示す一例であり、鉛蓄電池の上面図を示し、図2は鉛蓄電池の蓋部1の側面図を示すものである。
本実施形態の鉛蓄電池は、ポリプロピレン樹脂からなる蓋部1に、上部方向に凸のテーパ形状で鉛合金からなる負極端子2および正極端子3を有し、前記電極端子の下部全外周は高さ6mm、肉厚2mmのポリプロピレン樹脂からなる被覆部12で被覆されているため、前記端子2,3の座表面(鉛金属の露出表面)下端は蓋部1表面から高さ6mmの位置に相当する。
蓋部1には電解液を追加するための複数の孔(液口)が中央部分に一列に設けられており、その孔は液口栓5で蓋をされている。さらに、液口栓5には、電池内部から発生したガスを外部に排出するためのガス排出口4が設けられている。複数の液口栓5がなす列と平行な蓋部1の2つの辺のうちの一方の辺と、液口栓5の列との間に負極端子2および正極端子3が配置されている。蓋部1の当該一方の辺と負極端子2との間には、静電気誘導部材6が設置されている。静電気誘導部材6はアルミニウムからなっており、静電気誘導部材6と蓋部1の表面との間には、EPDMゴム(エチレンプロピレンジエンゴム)からなる厚みが約6mmの絶縁性の支持部材7が設置されている。この支持部材7により静電気誘導部材6は、蓋部1表面から遠ざかる一方、負極端子2に近い位置に設置されることになる。
静電気誘導部材6とガス排出口4との距離bは静電気誘導部材6と負極端子2との距離a2よりも大きく、a2<bである。すなわち静電気誘導部材6は、液口栓5に設けられたガス排出口4から大きく離れているとともに負極端子2に近いことが特徴である。静電気誘導部材6から負極端子2までの離間距離は直線で7mmであり、ガス排出口4までの距離は約70mmである。静電気誘導部材6の表面には「ここさわって」という文言と「指先のマーク」とが表記されている。鉛蓄電池取扱者が触れる場所を示すこれらの文言および記号により、鉛蓄電池取扱者は静電気誘導部材6に触れるよう促されて触れようと思うようになり、実際に触れる。
上記構成により、鉛蓄電池取扱者は静電気誘導部材に6に確実に触れるようになる。そのため、鉛蓄電池取扱者に帯電した静電気による火花放電が発生するとしてもその火花放電は、鉛蓄電池取扱者と静電気誘導部材6との間、あるい静電気誘導部材6と負極端子2との間に発生し、ガス排出口4の近辺では発生しない。従ってガス排出口4から排出される水素ガスに引火するということは生じない。また、蓋部1と液口栓5との隙間あるいはガス排出口4を介しての電池内部への静電気の侵入が抑制されるため、電池内部で放電火花が発生することもなく、電池内部でのガスの引火も抑制される。よって、蓋部1上面の全面が水や硫酸等で濡れていない限り、液口栓5のガス排出口4から電池内部に電流成分が流れることはない。
また、その結果として電槽の変形や電槽と蓋部との接合部の液密性の低下といった向上の欠陥の発生が防止できる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の電池構成を一例を示す鉛蓄電池の模式的な上面図であり、図4は蓋部1’の模式的な側面図である。なお、鉛蓄電池の内部構造は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態の鉛蓄電池は、ポリプロピレン樹脂からなる蓋部1’に鉛合金からなる負極端子2’、正極端子3’が設置されている。負極端子2’、正極端子3’は蓋部1’上面に設けられた矩形板状の底部と、底部の端から上方に延びる接続部とからなるL字形状を有している。負極端子2’、正極端子3’の底部の全外周は高さ6mm、肉厚2mmのポリプロピレン樹脂からなる被覆部12’で被覆されているので、負極端子2’、正極端子3’の座表面は蓋部1’上面から高さ6mmの位置に相当する。
蓋部1’には電池内部から発生したガスを外部に排出するためのガス排出口4’が設けられている。負極端子2’の横には、静電気誘導部材6’が設置されている。本実施形態では負極端子2’と蓋部1’の2辺との距離が近いため、それら2つの辺と負極端子2’との間に静電気誘導部材6’を設置することが困難である。従って、図3の右側の辺と負極端子2’との間に静電気誘導部材6’を設置している。この右側の辺にはガス排出口4’よりも負極端子2’の方が近い位置にある。
静電気誘導部材6’は、金属やカーボン等の導電性の粉体が練り込まれて導電性を付与されたプロピレン樹脂からなっている。静電気誘導部材6’と蓋部1’との間には、蓋部1’材質と同等のポリプロピレン樹脂からなる絶縁性の支持部材7’が配置されている。この支持部材7’により静電気誘導部材6’は、蓋部1’表面から遠ざかる一方、負極端子2’に近い位置に設置されることになる。
静電気誘導部材6’とガス排出口4’との距離bは静電気誘導部材6’と負極端子2’との距離a2よりも大きく、a2<bである。すなわち静電気誘導部材6’は、ガス排出口4’から大きく離れているとともに負極端子2’に近いことが特徴である。静電気誘導部材6’から負極端子2’までの離間距離は直線で8mmであり、ガス排出口4までの距離は約95mmである。
蓋部1’上面の静電気誘導部材6’の隣であって静電気誘導部材6’よりもガス排出口4’から遠い位置にラベル10が設置されている。ラベル10の表面には「ここにタッチ」という文言と、静電気誘導部材6’を指し示す「矢印のマーク」とが表記されている。これらの鉛蓄電池取扱者が触れる場所を示す文言および記号により、鉛蓄電池取扱者は静電気誘導部材6’に触れるよう促される。なお、ラベル10と静電気誘導部材6’との距離は2cm以下であると、触れるべき場所が静電気誘導部材6’であることが明確にわかるので好ましい。
上記構成により、鉛蓄電池取扱者は静電気誘導部材に6’に確実に触れるようになる。そのため、鉛蓄電池取扱者に帯電した静電気による火花放電が発生するとしてもその火花放電は、鉛蓄電池取扱者と静電気誘導部材6’との間、あるい静電気誘導部材6’と負極端子2’との間に発生し、ガス排出口4’の近辺では発生しない。従ってガス排出口4’から排出される水素ガスに引火するということは生じない。そして、ガス排出口4’から静電気が電池内部に侵入することが抑制されるため、電池内部で放電火花が発生することがなく電池内部でのガスの引火も抑制される。また、蓋部1’上面の全面が水や硫酸等で濡れていない限り、ガス排出口4’から電池内部に電流成分が流れることはない。
さらに、電池内部でのガスへの引火が抑制されるため、その結果として電槽の変形や電槽と蓋部との接合部の液密性の低下といった向上の欠陥の発生が防止できる。
以下実施例を説明する。
JIS D5301始動用鉛蓄電池に規定された80D26であって、ふた上部における仕様のみを変更した鉛蓄電池を作製し、以下の実施例1,2、比較例1,2の鉛蓄電池とした。また、いずれの電池も液口栓内部に多孔質フィルタを配置して、電池内部への外部からの炎の引き込みを抑制した防爆構造としている。
<実施例1>
第1実施形態に示す蓋部1と同様の構成の蓋部1を作製した。具体的には、ポリプロピレン樹脂からなる蓋部1に上部方向に凸のテーパ形状で鉛合金からなる負極端子2、正極端子3を設置し、負極端子2,正極端子3の底部全外周を高さ6mm、肉厚2mmのポリプロピレン樹脂からなる被覆部12により被覆し、負極端子2,正極端子3の座表面は蓋部1上面から高さ6mmの位置に相当させた。蓋部1の各セルに該当する位置に液口栓5を設け、各液口栓5にはガス排出口4を設けた。負極端子2の横には、上部に静電気誘導部材6、下部にEPDMゴムからなる支持部材7を有した厚み約6mmの2層構造部材を設置した。静電気誘導部材6に用いる材料をいくつか用意した。その材質はアルミニウム(比抵抗10−8Ω・cm)、カーボン入り導電性樹脂(比抵抗10Ω・cm)、カーボン入り導電性樹脂(比抵抗10Ω・cm)であり、カーボン入り導電性樹脂の比抵抗が異なるのはカーボン濃度の違いである。静電気誘導部材6から負極端子2までの離間距離は直線で7mmとした。静電気誘導部材6の表面には「ここさわって」と表記した。負極端子2は鉛合金からなる極柱と溶接接続し、電池内部の極板群と接続している。このようにして作製した電池を電池Aとした。
<実施例2>
第2実施形態に示す蓋部1’と同様の構成の蓋部1’を作製した。具体的には、ポリプロピレン樹脂からなる蓋部1’にL形状をした鉛合金からなる負極端子2’、正極端子3’を設置し、負極端子2’、正極端子3’の底部全外周を高さ6mm、肉厚2mmのポリプロピレン樹脂からなる被覆部12’により被覆し、負極端子2’、正極端子3’の座表面を蓋部1’の表面から高さ6mmの位置に相当させた。蓋部1’には電池内部から発生したガスを外部に排出するための一括のガス排出口4’を設けた。負極端子2’の横には、上部に静電気誘導部材6’、下部にふた材質と同等のポリプロピレン樹脂からなる支持部材7’を有した厚み約6mmの2層構造部材を設置した。静電気誘導部材6’に用いる材料をいくつか用意した。その材質はアルミニウム(比抵抗10−8Ω・cm)、カーボン入り導電性樹脂(比抵抗10Ω・cm)、カーボン入り導電性樹脂(比抵抗10Ω・cm)であり、カーボン入り導電性樹脂の比抵抗が異なるのはカーボン濃度の違いである。静電気誘導部材6’から負極端子2’までの離間距離は直線で8mmとした。静電気誘導部材6’の隣には「ここタッチ」と表記しているラベル10を設置している。負極端子2’は鉛合金からなる極柱と溶接接続し、電池内部の極板群と接続している。このようにして作製した電池を電池Bとした。
<比較例1>
比較例1の鉛蓄電池は、静電気誘導部材6と支持部材7とが取り付けられていない点以外は実施例1と同一電池である。これを電池Cとした。
<比較例2>
比較例2の鉛蓄電池は、静電気誘導部材6’と支持部材7とが取り付けられていない点以外は実施例2と同一電池である。これを電池Dとした。
上記仕様における電池A〜D、および寿命試験(軽負荷寿命試験(JIS D5301)の3000サイクル時点)を行った後の電池A〜D(寿命試験実行後電池)を各10個準備し、以下に示す条件で静電気印加試験を行った。
試験温度:25℃
試験湿度:50RH%
印加条件:+30kV → −30kV
印加後の電池は帯電しているため、いったん電池外部(アース)に除電する
印加回数:上記を各30回(5s間隔)
電池充電条件:満充電状態 → 6A×1hr以上で静電気印加試験中も充電を継続して水素ガスおよび酸素ガスが連続的に発生し、万一、前記ガスに火花が着火した際、引火して速やかに燃え広がる条件を満たしていること
静電気の印加は静電気発生装置にて、静電気誘導部材6,6’の外周から5mm離れた地点の上側5mmの場所において気中放電(比較例1、2も同等の位置から静電気を印加)により行い、電池外部に放電火花を発生させることにより引火に至るかどうかの確認を行った。なお、通常人体に帯電する静電気は約10kVであるので、上記印加条件は人間が鉛蓄電池に触れる場合よりも高い帯電圧の厳しい条件である。これらの静電気印加試験の結果を図7に示す。
図7から明らかなように、実施例1の電池A、実施例2の電池Bの比抵抗を変えたいずれのタイプも電池の内外のいずれにおいても引火はしなかった。一方、比較例である電池C、Dは、電池内部に侵入した静電気が電池内部で放電して内部引火につながり、寿命試験実行後電池は同様のメカニズムによりほとんど内部引火に至った。そして、内部引火によって電槽と蓋部との接合面の一部に剥離が生じ、液密性が損なわれた。
静電気印加試験前の電池を確認したところ、寿命試験実行後電池は蓋部上面に汚れがあり、特に液口栓のガス排出口や一括のガス排出口周囲に電解液等の付着が目立った。また、電池内部を確認すると、蓋部裏面の全面は電解液と鉛活物質等の静電気を容易に伝播させうる物質が付着していた。初期品のふた裏面は電解液が所々付着している程度で、比較例において寿命試験実行後電池の方が内部引火に至った数が多かった理由はこの違いのためと思われる。
寿命試験実行後電池は電流を流す回路が液口栓近傍もしくは電池表面まで存しているため、静電気が気中放電されると、電池上面に落ちやすい。その際、液口栓のガス排出口や一括のガス排出口を経由して電池内部に静電気(電流)が入り、引火に至ったと考えられる。実施例の鉛蓄電池は、静電気誘導部材が3種類の材質の比抵抗に関係なく、静電気(電流)の落とし場所(放電場所)となることができ、負極端子経由で内部に電流を流すことができたと考えられる。なお、実施例では静電気誘導部材の比抵抗が10Ω・cmまでの結果を示しているが、比抵抗を10Ω・cmまで大きくしても同様に火花放電による引火が生じないことを確認しており、静電気誘導部材の比抵抗は10Ω・cm以下であれば上記実施例の効果を奏する。
上記のように、電池上部の電極端子部周囲にあらかじめ静電気の放電先(静電気誘導部材)を設置すると、静電気誘導部材に放電した電流は確実に電極端子に流れるために、静電気誘導部材の下は絶縁性の支持部材として電流を電極端子以外から内部に引き込まない構造とすれば、引火に至ることは限りなく少ないと考えられる。よって、静電気誘導部材表面もしくは静電気誘導部材の近傍に鉛蓄電池取扱者が静電気誘導部材を触る旨(「ここタッチ」、「ここさわって」等)の表記(文字や記号)も必要である。何故なら表記が無い場合や触る必要性があることを知らない鉛蓄電池取扱者は、電池を触った際に条件次第(触る場所など)では引火する可能性があるからである。取扱説明書等で記述していても、内容(静電気誘導部材に触る旨)を忘れる、もしくは、取扱説明書を無くす等があれば、全くその機能を果たさなくなる。よって、電池上部の目立つ所への表記は必要である。
また、静電気誘導部材が無い状態で、帯電した鉛蓄電池取扱者が電極端子を触り、静電気を落としても同等の効果が得られるが、電極端子は鉛合金から形成されているため、直接、鉛合金に鉛蓄電池取扱者が触ることは安全衛生面上、好ましくない。
(その他の実施形態)
上記の実施形態、実施例は本発明の例示であって、本発明はこれらの例示に限定されない。例えば、静電気誘導部材は負極端子の近辺ではなく正極端子の近辺に設置してもよい。この場合、図1,図3においてa1<bとなる。鉛蓄電池の電池形状・電池サイズ・端子形状、電極端子位置等々は様々であり、これらの種々の鉛蓄電池に上記の静電気誘導部材は適用できる。また、上述の静電気誘導部材と支持部材との2層構造部品と電極端子との関係は一例であって、形状・構造等々にて各種関係が有り得る。静電気誘導部材の比抵抗は小さければ小さいほど効果はあるが、あらかじめ比抵抗が高くても形状・構造・電極端子と静電気誘導部材との離間距離等で各種対策を打つのも可能である。当然ではあるが、静電気誘導部材が電極端子に接続されていれば、静電気誘導部材の材質の比抵抗を高めに設定することはできる。また、液式電池構成、密閉式電池構成の如何にかかわらず適用できるものである。よって、実施例に開示した構成に限定されることはない。
上記の各実施形態における蓋部1、1’の絶縁性であるポリプロピレン樹脂の比抵抗は1016Ω・cm程度であり、静電気誘導部材6、6’の比抵抗は10−8Ω・cm〜10Ω・cm程度としている。ここで静電気誘導部材6,6’による除電の効果をより確実にするには、比抵抗が10Ω・cm以下であることが好ましい。
第1実施形態における静電気誘導部材6の設置位置を変更した例を図5(B)、(C)に示す。図5(A)は第1実施形態における設置位置を示している。いずれも静電気誘導部材6,6a,6bと負極端子2との距離a2が、静電気誘導部材6,6a,6bとガス排出口4との距離bよりも小さい。また、表示の文字の向きと指マークの向きにより、鉛蓄電池取扱者は静電気誘導部材6,6a,6bとガス排出口4との位置関係において、ガス排出口4から遠い側、すなわちガス排出口4と指との間に静電気誘導部材6,6a,6bが存するように指を静電気誘導部材6,6a,6bに近づけていくことになる。つまり、文字の向きおよび指の向きが静電気誘導部材6,6a,6bよりもガス排出口4が遠くに位置するような向きに表示されており、実際の指を触れる動きもそれと同じようになっていく。従って、帯電している指は常にガス排出口4よりも静電気誘導部材6,6a,6bに近い位置に存するようになり、ガス排出口4近辺での火花放電発生を確実に防止することができる。また、液口栓5近辺およびガス排出口4近辺からの電池内部への静電気の侵入とこれによる内部引火を確実に防止することができる。さらに、既述した実施形態と同様に、内部引火による電槽の変形や電槽と蓋部との接合部の液密性の低下といった向上の欠陥の発生が防止できる。
また、静電気誘導部材は、電極端子との距離次第で比抵抗値を変更してもよく、静電気誘導部材の材質はCu等の金属系、カーボン等を含んだ樹脂、導電性ポリマー樹脂、導電性ゴム等としても同等の効果が得られる。
静電気誘導部材と電極端子との離間距離は鉛蓄電池取扱者の帯電圧(帯電容量)および取り扱う電池機種(アースになる電池内部の鉛や電解液等の体積)によって最適な値が異なるため、上述した帯電圧(耐電容量)と距離との関係をあらかじめ評価を行い、最適な値とすべき設計事項であることは言うまでもない。例えば、JIS D5301始動用鉛蓄電池に規定された38B19では鉛蓄電池取扱者の帯電圧を10kV〜30kVとした場合、離間距離は3〜12mm、80D26では鉛蓄電池取扱者の帯電圧を10kV〜30kVとした場合、離間距離は4〜14mm等、前述した検討を経て、確実に鉛蓄電池取扱者の静電気を除電できる離間距離(可能な限り距離を少なくするのが最も良い)を設定する。
静電気誘導部材と電極端子とを接触させて距離を0としても構わない。この場合、静電気誘導部材から確実に電極端子にたまった静電気が確実に流れるという効果がある一方、金属製の工具等を蓋部上面に落とした際に、工具が静電気誘導部材と他方の電極端子とに同時に接触して短絡してしまう可能性が出てくる。
支持部材の高さは被覆部と同じ高さが好ましいが、1mm以上6mm以下であれば静電気を確実に電極端子に誘導できるので好ましい。また支持部材は無くてもよいが、支持部材があると静電気誘導部材が電極端子により近づくことができ、蓋部上部が水や硫酸で濡れているときも電極端子に確実に静電気を誘導することができて好ましい。
静電気誘導部材を触るように促す表示は、文字だけでもよいし、記号だけでもよい。
上記の実施形態は、より安全に静電気を逃がすための電池外部における安全・信頼性構造を確立するものであり、自動車用など社会が要求するより安全な電池を確立できるものである。
本発明の構成によれば、静電気によって引火することのない鉛蓄電池を提供することができ、工業上、極めて有効である。
第1実施形態に係る鉛蓄電池の上面図である。 第1実施形態に係る鉛蓄電池の蓋部の側面図である。 第2実施形態に係る鉛蓄電池の上面図である。 第2実施形態に係る鉛蓄電池の蓋部の側面図である。 蓋部上部における静電気誘導部材の位置関係を示す図である。 鉛蓄電池の一部破断斜視図である。 静電気印加試験の結果を示す図表である。
1、1’ 蓋部
2、2’ 負極端子
3、3’ 正極端子
4、4’ ガス排出口
5 液口栓
6、6’ 静電気誘導部材
6a、6b 静電気誘導部材
7、7’ 絶縁性の支持部材
10 ラベル
21 電槽
22 正極板
23 負極板
24 セパレータ
101 鉛蓄電池

Claims (11)

  1. 開口部を有する電槽と、該電槽に納められた正極板、負極板、セパレータおよび電解液と、前記電槽の開口部を覆う蓋部とを備えた鉛蓄電池であって、
    前記蓋部には正極端子、負極端子、ガス排出口および静電気誘導部材が設置されており、
    前記静電気誘導部材の表面もしくは前記静電気誘導部材の近傍に、前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所である旨の表記が存しており、
    前記静電気誘導部材は、前記正極端子とは距離a1、前記負極端子とは距離a2、前記ガス排出口とは距離bの位置に設置されていて、a1<bまたはa2<bであり、静電気帯電物の接触により静電気を前記正極端子又は負極端子に誘導して流す、鉛蓄電池。
  2. 前記静電気誘導部材は、絶縁性の支持部材を介して前記蓋部表面に設置されている、請求項1に記載されている鉛蓄電池。
  3. 前記静電気誘導部材は、前記支持部材によって前記蓋部表面から1mm以上6mm以下離れて設置されている、請求項2に記載されている鉛蓄電池。
  4. 前記a1およびa2のいずれか一方は0であって、前記静電気誘導部材が前記正極端子又は負極端子に接触している、請求項1から3のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
  5. a2<bである、請求項1から4のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
  6. 前記静電気誘導部材の比抵抗は10−8Ω・cm以上10Ω・cm以下である、請求項1から5のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
  7. 開口部を有する電槽と、該電槽に納められた正極板、負極板、セパレータおよび電解液と、前記電槽の開口部を覆う矩形板状の蓋部とを備えた鉛蓄電池であって、
    前記蓋部には正極端子、負極端子、ガス排出口および静電気誘導部材が設けられており、
    前記静電気誘導部材の表面もしくは前記静電気誘導部材の近傍に、前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所である旨の表記が存しており、
    前記蓋部の4つの辺のうち、前記ガス排出口よりも前記正極端子又は負極端子の方が近くに存する辺と当該正極端子又は負極端子との間に前記静電気誘導部材は位置するとともに、静電気帯電物の接触により静電気を前記正極端子又は負極端子に誘導して流す、鉛蓄電池。
  8. 前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所である表示が、当該静電気誘導部材に表示されている、請求項1から7のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
  9. 前記静電気誘導部材は鉛蓄電池取扱者が触れる場所である表示が、当該静電気誘導部材から2cm以内の位置に設置された表示部材に表示されている、請求項1から7のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
  10. 前記表示は、鉛蓄電池取扱者が前記静電気誘導部材に触れるよう促す旨の文言および記号の少なくとも一方である、請求項8または9に記載されている鉛蓄電池。
  11. 前記表示は、前記静電気誘導部材よりも前記ガス排出口の方が遠くに位置する側から前記静電気帯電物である人体が前記静電気誘導部材に近づくように表示されている、請求項8から10のいずれか一つに記載されている鉛蓄電池。
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