JP5323618B2 - 車両用接触回避支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両前方の障害物との接触回避を支援する車両用接触回避支援装置に関する。
車両前方の障害物との接触回避を支援する車両用接触回避支援装置が知られている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1では、回避必要距離(Admax±Ly)と、障害物に対するドライバの回避操作量(srto)とに基づいて回避操作支援量(Lyofs)を算出する(特許文献1の要約、段落[0033]参照)。そして、この回避操作支援量に対応する電流補正量を反映させてパワーステアリング装置(17)の出力目標値(電流目標値)を決定する(特許文献1の段落[0033]、[0036]、[0037])。ここにいう回避必要距離は、自車(S)が障害物(O)を回避するのに必要な移動目標回避横移動距離(Admax)と、自車の中心線に対する障害物の中心の横方向のずれを示す横オフセット量(Ly)から算出される(特許文献1の段落[0021]、[0022])。また、ドライバの回避操作量(srto)は、操舵角(δ)、操舵角速度(dδ/dt)及びパラメータ(α、β)とから算出される(特許文献1の段落[0029])。
また、特許文献2では、前方物体との接触を回避するための接触回避制動トルク{反発トルク(Tf)}を発生させる(特許文献2の要約、段落[0011])。この接触回避制動トルクは、前方物体との相対距離及び自車速から算出された前方物体との接触可能性と、前方物体と自車両の前方走行軌跡との重なり度合に応じて決定される(特許文献2の要約)。
特開2008−290648号公報 特開2005−001500号公報
上述の通り、特許文献1では、回避必要距離と回避操作量から算出された回避操作支援量を反映したパワーステアリング装置の出力目標値を算出するが、特許文献1では、車両にかかるヨーモーメントに影響を及ぼす走行環境(例えば、路面摩擦係数)が考慮されておらず、パワーステアリング装置の出力は、当該走行環境に影響され得る。例えば、車両の左右両輪において路面摩擦係数が異なり、回避方向側の路面摩擦係数の方が高いとき、操舵量に伴うヨーモーメントの変化は小さくなる。特許文献2においても、ヨーモーメントに影響を及ぼす走行環境は検討されていない。また、このような走行環境の検討は、接触回避の支援に限られず、一般的な操舵アシストにも当てはまる。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、障害物との接触回避をより好適に支援することが可能な車両用接触回避支援装置を提供することを目的とする。
この発明に係る車両用接触回避支援装置は、車両前方の障害物との接触回避を支援するものであって、前記車両と前記障害物との相対位置を検出する相対位置検出手段と、前記相対位置に基づいて前記接触回避の支援の要否を判定し、前記接触回避の支援が必要であると判定したとき、回避方向への操舵アシストを制御する操舵アシスト制御手段と、前記車両にかかるヨーモーメントに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境を検出する走行環境検出手段とを備え、前記操舵アシスト制御手段は、前記走行環境に基づいて前記回避方向への操舵のアシスト力を補正することを特徴とする。
この発明によれば、車両にかかるヨーモーメントに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境に基づいて回避方向への操舵のアシスト力を補正する。従って、ヨーモーメントを考慮したアシスト力を設定することが可能となり、より適切に接触回避を支援することができる。
前記走行環境検出手段は、前記走行環境として前記車両の左右両側の路面摩擦係数を検出し、前記操舵アシスト制御手段は、前記左右両側の路面摩擦係数のうち、前記回避方向の路面摩擦係数に基づいて前記操舵アシストを制御してもよい。上記によれば、回避方向の路面摩擦係数に基づいて操舵アシストを行うことができる。このように回避方向の路面摩擦係数を用いることで、これから車両にかかるヨーモーメントを考慮して操舵アシストを行うことが可能となる。
前記操舵アシスト制御手段は、前記左右両側の前記路面摩擦係数のうち前記回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも高いとき、前記操舵のアシスト力を小さくし、又は、前記回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも低いとき、前記操舵のアシスト力を大きくしてもよい。一般に、車両の左右両側の路面摩擦係数のうち回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも高いとき、操舵に伴うヨーモーメントの変化は大きくなり、回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも低いとき、操舵に伴うヨーモーメントの変化は小さくなる。従って、この発明によれば、左右両側の路面摩擦係数の相違に起因するヨーモーメントの変化の相違を補償し、車両の操作性を向上することが可能となる。
前記走行環境検出手段は、前記車両の走行路が、前記車両の車幅方向に傾斜している傾斜路であるかどうかを検出し、前記操舵アシスト制御手段は、前記回避方向が前記傾斜路を下る方向である場合よりも前記回避方向が前記傾斜路を上る方向である場合の前記操舵のアシスト力を大きくしてもよい。一般に(特に、走行路が直線状の場合)、傾斜路を下るときと比べて上るときの方が操舵に伴うヨーモーメントの変化は小さくなる。この発明によれば、回避方向が、車両の車幅方向の傾斜路を下る方向である場合よりも上る方向である場合の操舵のアシスト力を大きくすることで、回避方向の傾斜に起因するヨーモーメントの変化の相違を補償し、車両の操作性を向上することが可能となる。
前記操舵アシスト制御手段は、前記回避方向への操舵のアシスト力の補正を、前記車両のブレーキ作動中に行ってもよい。車両のブレーキが作動しているとき、車輪と路面との間に働く摩擦力が大きくなり、車両にかかるヨーモーメントに路面摩擦係数や路面の傾斜が与える影響は大きくなる。従って、回避方向への操舵のアシスト力の補正を行うのに好適である。
この発明によれば、車両にかかるヨーモーメントに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境に基づいて回避方向への操舵のアシスト力を補正する。従って、ヨーモーメントを考慮したアシスト力を設定することが可能となり、より適切に接触回避を支援することができる。
この発明の一実施形態に係る車両用接触回避支援装置を搭載した車両の模式的ブロック構成図である。 前記実施形態における回避支援制御のフローチャートである。 前記実施形態の回避支援制御を適用した場面の一例を示す図である。 前記実施形態における操舵アシスト制御のフローチャートである。 前記実施形態において目標ヨーレートを補正する補正ゲインを設定するフローチャートである。 車両の左右の路面摩擦係数が異なる走行路の状態の一例を示す図である。
A.一実施形態
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
1.車両10の構成
図1は、この発明の一実施形態に係る車両用接触回避支援装置14が組み込まれた車両10(以下「自車10」ともいう。)の模式的ブロック構成図である。
[回避支援ECU20]
本実施形態において、車両10は、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することで実現される各種機能部(各種機能手段)を有する電子制御ユニット(ECU)である回避支援ECU20(以下「ECU20」ともいう。)を備える。このECU20は、機能部としての自動ブレーキ制御部90(自動ブレーキ制御手段)と、操舵アシスト制御部92(操舵アシスト制御手段)とを有する。自動ブレーキ制御部90は、自動ブレーキ制御を実行し、操舵アシスト制御部92は、操舵アシスト制御を実行する。自動ブレーキ制御及び操舵アシスト制御については後述する。
[車輪22、24]
車両10は、4つの車輪22、24{左前輪(FLW)22L、右前輪(FRW)22R、左後輪(RLW)24L、右後輪(RRW)24R}を有する。4つの車輪22、24には、それぞれ車輪速度センサ61〜64が取り付けられ、この車輪速度センサ61〜64から車輪速度VwがECU20に取り込まれる。ECU20は、これら4つの車輪速度Vwの平均値を車両10の速度である車速Vsとして常に更新する。
[制動系]
4つの車輪22、24には、それぞれ制動力を発生するディスクブレーキ等により構成されるブレーキアクチュエータ51〜54が設けられている。ブレーキアクチュエータ51〜54の各制動力(制動油圧)は、油圧制御装置44内の4つの圧力調整器(不図示)によりそれぞれ独立に制御される。
油圧制御装置44は、踏込量センサ42により検出されるブレーキペダル40の踏込量θbに応じた制動油圧を発生するとともに、ECU20を構成する自動ブレーキ制御部90から出力されるブレーキペダル40に依存しない制動力指令値Fb(いわゆるブレーキバイワイヤによる制動力指令値)に応じて上記の4つの圧力調整器(不図示)がそれぞれ制動油圧を発生し、ブレーキアクチュエータ51〜54に出力する構成とされている。
なお、運転者によるブレーキペダル40の踏込み操作に基づき踏込量センサ42から踏込量θbが入力され、かつ自動ブレーキ制御部90から制動力指令値Fbが入力された場合、油圧制御装置44は、両者のうち何れか大きい方に合わせて制動油圧を発生させる。
従って、車両10の旋回時にブレーキアクチュエータ51〜54に伝達される制動油圧を独立に制御すれば、左右の車輪22L、22R、24L、24Rの制動力に差を発生させて車両10のヨーモーメントを任意に制御し、旋回時におけるアンダーステアの発生の回避及びオーバーステアやスピンの発生を回避して、車両10の挙動を安定させることができる。また、制動時にも、各ブレーキアクチュエータ51〜54に伝達される制動油圧を独立に制御すれば、車輪22、24のロックを抑制するアンチロックブレーキ制御を行うことができる。
[駆動系]
この実施形態において、4つの車輪22、24中、前輪22には、エンジン34からトランスミッション(T/M)36を通じて駆動力が伝達される。後輪24は車両10の走行によって回転する従動輪として機能する。
エンジン34は、該エンジン34に設けられたスロットルバルブ33のスロットル開度を調整するスロットルアクチュエータ32を通じて回転数(エンジン回転数)が制御される。
スロットルバルブ33のスロットル開度は、操作量センサ28により検出されるアクセルペダル26の操作角度(アクセル角度、操作量)θaに応じてエンジンECU30、及びスロットルアクチュエータ32を通じて調整される。
[操舵系]
車両10の操舵装置88は、基本的には、運転者により回転操作(操舵)される操向ハンドル70(ステアリングホイール)と、操向ハンドル70の操舵角θsを検出する操舵角センサ72と、操向ハンドル70にかかるトルクTQを検出するトルクセンサ73と、パワーステアリング装置を構成するステアリングアクチュエータ76と、左右の前輪22を操舵するラックアンドピニオン機構を有する操舵機構74とから構成される。
この場合、操舵装置88は、運転者による操向ハンドル70の回転が、ステアリングシャフト及び連結軸を通じて操舵機構74を構成するピニオンに伝達され、ピニオンの回転によりラックが往復動し、ラックの往復動がタイロッドを通じて前輪22に伝達されることで、車両10の転舵が実行される通常の構成を有している。
車両10の転舵が実行される際に、運転者による操向ハンドル70の回転に伴う操舵角θsとトルクTQがECU20に入力されると、ECU20は、ステアリングアクチュエータ76に対して操舵アシスト指令値Fsを出力する。この操舵アシスト指令値Fsを受信したステアリングアクチュエータ76は、操舵アシスト指令値Fsに応じたアシスト力Fasiを操舵機構74に付与する。
操舵機構74は、操向ハンドル70からのトルクTQとアシスト力Fasiの合力を前輪22に出力する。これにより、その合力に応じた転舵量だけ前輪22が転舵する。操舵系の基本的構成については、例えば、特許文献1に記載のものを用いることができる。
[センサ類]
車両10には、フロントグリル部等にレーダ80が設けられている。レーダ80は、車両10の前方に向けてミリ波等の電磁波を送信波として送信し、その反射波に基づいて障害物(例えば、前走車等)の大きさを検出するとともに障害物の車両10(自車)からの方向を検出し、同時に障害物と自車との間の相対距離L(障害物が車両である場合には、車間距離)、障害物と自車との相対速度Vr等を検出する相対位置検出手段等として動作する。なお、障害物との相対位置を検出する相対位置検出手段として、上記のミリ波レーダに代えて、レーザレーダあるいはステレオカメラ等を採用することができる。
車両10には、車両10に発生しているヨーレートYrを検出するヨーレートセンサ82と、車両10の車幅方向の傾斜角θwを検出する傾斜センサ83が設けられている。傾斜センサ83としては、静電容量型、3軸加速度センサ型、あるいは振り子・サーボモータ型のセンサを用いることができる。なお、車両10には、加速度センサであり車両10に発生している横G(横加速度)を検出する横Gセンサ84と、加速度センサであり車両10に発生している前後G(前後加速度)を検出する前後Gセンサ85も設けられている。
車両10には、警報を発生する警報装置86が設けられ、運転者にブレーキペダル40の踏み込み操作(ブレーキ操作)や操向ハンドル70の回転操作(操舵操作)を促す警報を発生する。運転者に対する警報の発生は、警報装置86のランプ、チャイム、ブザー、スピーカ等の警報手段を利用して発生される。警報装置86により警報を発生してもよいが、警報装置86による警報の発生とともに、あるいは警報装置86から警報を発生しないで、操向ハンドル70への反力付与、アクセルペダル26への反力付与、あるいはブレーキペダル40への反力付与を行うことで警報の発生とすることもできる。
2.車両10の回避支援制御
本実施形態に係る車両用接触回避支援装置14が組み込まれた車両10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に車両10における回避支援制御について説明する。回避支援制御とは、車両前方の障害物との接触回避を支援する制御をいう。
図2は、本実施形態における回避支援制御のフローチャートであり、図3は、本実施形態の回避支援制御を適用した場面の一例を示す図である。図2のステップS1において、ECU20は、回避支援制御を開始するかどうかを判定する。回避支援制御を開始するかどうかは、車両10の前方の障害物に対する接触余裕値としての接触余裕時間TTC(TTC=L/Vr)に基づき判断される。
すなわち、ECU20は、回避支援制御の開始を判定するための接触余裕時間TTCの閾値(回避支援制御開始判定閾値TH_ttc1)(以下「閾値TH_ttc1」ともいう。)を予め設定しておき、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc1以下であるかどうかを判定する。そして、ECU20は、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc1を超えていれば、回避支援制御の開始は不要であり、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc1以下であれば、回避支援制御の開始が必要であると判定する。回避支援制御を開始しない場合(S1:NO)、今回の処理を終了する。回避支援制御を開始する場合(S1:YES)、ステップS2に進む。なお、前記接触余裕値は、自車前方の障害物と自車との接触の可能性を判断するパラメータであり、接触余裕値が大きい程、接触の可能性が低くなり、逆に、接触余裕値が小さい程、接触の可能性が高くなるように設定される。接触余裕値としては、接触余裕時間TTCに加え、車間距離等を用いることができる。
ステップS2(図3の時点t1)において、ECU20は、警報装置86に対して制御信号を出力し、警報装置86に警報を行わせる。
ステップS3において、ECU20(自動ブレーキ制御部90)は、自動ブレーキ制御を開始するかどうかを判定する。具体的には、ECU20は、自動ブレーキ制御の開始を判定するための接触余裕時間TTCの閾値(自動ブレーキ制御開始判定閾値TH_ttc2)(以下「閾値TH_ttc2」ともいう。)を予め設定しておき、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc2以下であるかどうかを判定する。そして、ECU20は、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc2を超えていれば、自動ブレーキ制御の開始は不要であり、接触余裕時間TTCが閾値TH_ttc2以下であれば、自動ブレーキ制御の開始が必要であると判定する。自動ブレーキ制御を開始しない場合(S3:NO)、ステップS7に進み、自動ブレーキ制御を開始する場合(S3:YES)、ステップS4において、ECU20は、自動ブレーキ制御を実行する。
自動ブレーキ制御は、障害物としての他車12(図3)との接触を回避するための操作(回避操作)を支援するために自動的にブレーキをかける制御である。具体的には、ECU20は、まず車両10の走行路の路面摩擦係数μを判定する(図3の時点t2)。路面摩擦係数μの判定は、例えば、ブレーキアクチュエータ53、54を作動させて左右の後輪24に制動力を付与する。そして、左右の前輪22と左右の後輪24の車輪速度Vwの相違に応じて路面摩擦係数μを判定する。そして、ECU20は、判定した路面摩擦係数μと接触余裕時間TTCとに基づいてブレーキアクチュエータ51〜54を自動的に作動させる(図3の時点t3)。そして、前後Gセンサ85が検出した前後Gと、4つの車輪22、24の車輪速度Vwとから路面摩擦係数μを判定する。
なお、時点t2における左右の後輪24への制動力の付与は路面摩擦係数μを判定するためのものであり、車両10を減速させることを目的としていない。一方、時点t3における4つの車輪22、24への制動力の付与は車両10を減速させることを主目的としており、併せて、路面摩擦係数μの判定も行う。より具体的な方法としては、例えば、特開2002−160622号公報に記載のものを用いることができる。
図2に戻り、ステップS5において、ECU20は、運転者が接触を回避する操作(回避操作)を行ったかどうかを判定する。具体的には、操向ハンドル70の操舵角θsと、操舵角速度dθs/dtとに基づいて回避操作を判定する。より具体的な方法としては、例えば、特許文献1に記載のものを用いることができる(特許文献1の段落[0028]〜[0032]参照)。
回避操作が行われていない場合(S5:NO)、ステップS7に進む。回避操作が行われた場合(S5:YES)、ステップS6(図3の時点t4)において、ECU20は、操舵アシスト制御を開始する。
操舵アシスト制御は、他車12との接触回避を支援するために、ステアリングアクチュエータ76のアシスト力Fasiを調整する制御である。アシスト力Fasiの調整に関する基本的な技術は、例えば、特許文献1に記載のものを用いることができる(例えば、特許文献1の段落[0033]〜[0041]参照)。
図4には、操舵アシスト制御のフローチャートが示されている。ステップS11において、ECU20(操舵アシスト制御部92)は、アシスト力Fasiの目標値(目標アシスト力Fasi_tar)に対応する目標ヨーレート(目標ヨーレートYr_tar)を設定する。目標ヨーレートYr_tarは、次のように算出する。すなわち、ECU20は、操舵角センサθsで検出した操舵角θsと、車輪速度センサ61〜64で検出した車輪速度Vwとに基づいて規範ヨーレートYrrを算出する。次いで、ECU20は、接触回避のための増加分を規範ヨーレートYrrに加えた修正規範ヨーレートYrr_cを算出する。そして、ECU20は、この修正規範ヨーレートYrr_cにフィードバック項を加えて目標ヨーレートYr_tarとする。なお、前記フィードバック項は、ヨーレートセンサ82が検出したヨーレートYrと、目標ヨーレートYr_tarとの偏差に基づいて演算される。
ステップS12において、ECU20は、目標ヨーレートYr_tarを補正するためのゲイン(補正ゲインGc)を設定する。この補正ゲインGcは、車両10にかかるヨーモーメントMyに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向に応じて異なる走行環境に応じて目標ヨーレートYr_tarを補正するためのものである。
図5には、補正ゲインGcを設定するフローチャートが示されている。ステップS21において、ECU20は、左右の後輪24の路面摩擦係数μを判定する。なお、4つの車輪22、24全てに制動力がかけられているときは、各車輪22、24の路面摩擦係数μを判定して用いてもよい。
ステップS22において、ECU20は、左後輪24Lの路面摩擦係数μと右後輪24Rの路面摩擦係数μの比(μ比)を算出する。続くステップS23において、ECU20は、傾斜センサ83が検出した車両10の車幅方向の傾斜角θwを取得する。ステップS24において、ECU20は、運転者が意図する回避方向を特定する。回避方向の特定は、例えば、操向ハンドル70の操舵角θsの変化に基づいて行う。
ステップS25において、ECU20は、ステップS22で算出したμ比と、ステップS23で取得した傾斜角θwと、ステップS24で特定した回避方向とに基づいて補正ゲインGcを設定する。より具体的には、例えば、左右の後輪24の路面摩擦係数μが等しくμ比が1:1であり、傾斜角θwが0度である場合(この状態を「基準状態」という。)、補正ゲインGcを1(等倍)とする。そして、左右の後輪24のうち回避方向の後輪24の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも高い場合、補正ゲインGcを小さくする。また、左右の後輪24のうち回避方向の後輪24の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも低い場合、補正ゲインGcを大きくする。
例えば、図6に示すように、走行路110のうち車両10の進行方向左側の路面摩擦係数μが低く(低μであり)、同右側の路面摩擦係数μが高い(高μである)状態を考える。ここでは、左側の車輪22L、24Lは低μの領域112にあり、右側の車輪22R、24Rは高μの領域114にある。そして、右側の車輪22R、24Rは左側の車輪22L、24Lと比較して走行路110との間の摩擦力が大きくなることから、車両10の回避方向が左方向であれば、基準状態と比較して、車両10にかかるヨーモーメントMyは小さくなる(左側に対して曲がり難くなる。)。一方、車両10の回避方向が右方向であれば、基準状態と比較して、車両10にかかるヨーモーメントMyは大きくなる(右側に対して曲がり易くなる。)。
上記を踏まえ、本実施形態では、回避方向が左方向であれば、補正ゲインGcを大きくし、回避方向が右方向であれば、補正ゲインGcを小さくする。これにより、走行路110の左右の路面摩擦係数μが異なることに伴うヨーモーメントMyの変化の相違を補償し、車両10を安定的に操舵することが可能となるため、車両10の操舵性を向上させることができる。
走行路110の左右両側の路面摩擦係数μの相違に加え、走行路110が、例えば、直線状であり且つ車両10の車幅方向に傾斜している場合も、車両10にかかるヨーモーメントMyに影響を与える。すなわち、回避方向が上り方向である場合、操舵に伴うヨーモーメントMyの変化は小さくなり、回避方向が下り方向である場合、操舵に伴うヨーモーメントMyの変化は大きくなる。そこで、本実施形態では、回避方向が上り方向であれば、補正ゲインGcを大きくし、回避方向が下り方向であれば、補正ゲインGcを小さくする。これにより、走行路110が車幅方向に傾斜していることに伴うヨーモーメントMyの変化の相違を補償し、車両10を安定的に操舵することが可能となるため、車両10の操舵性を向上させることができる。なお、走行路110が、車幅方向に傾斜しているかどうかの判定は、傾斜センサ83が検出する傾斜角θwを用いて行う。
図4に戻り、ステップS13において、ECU20は、ステップS11で設定した目標ヨーレートYr_tarに補正ゲインGcを乗算した修正目標ヨーレートYr_tar_cを算出する。そして、ステップS14において、ECU20は、修正目標ヨーレートYr_tar_cに対応する電流をステアリングアクチュエータ76に出力して、ステアリングアクチュエータ76のアシスト力Fasiを制御する。
図2に戻り、ステップS7において、ECU20は、回避支援制御を終了するかどうかを判定する。回避支援制御を終了するかどうかは、例えば、操舵角θsが0に戻されて所定時間が経過したかどうか、若しくは、レーダ80と同様のレーダを車両10の側方若しくは後方に設置しておき、障害物と車両10との距離若しくは接触余裕時間TTCが所定値以上になったかどうかにより判断される。回避支援制御を終了しない場合(S7:NO)、ステップS3に戻る。回避支援制御を終了する場合(S7:YES)、今回の処理を終了する(図3の時点t5)。
3.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、車両10にかかるヨーモーメントMyに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境としての路面摩擦係数μ及び傾斜角θwに基づいて回避方向への操舵のアシスト力Fasiを補正する。従って、ヨーモーメントMyを考慮したアシスト力Fasiを設定することが可能となり、より適切に接触回避を支援することができる。
本実施形態において、ECU20は、車両10の左右両側の路面摩擦係数μのうち回避方向の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも高いとき、補正ゲインGcを小さくし、回避方向の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも低いとき、補正ゲインGcを大きくする。一般に、車両10の左右両側の路面摩擦係数μのうち回避方向の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも高いとき、操舵に伴うヨーモーメントMyの変化は大きくなり、回避方向の路面摩擦係数μが他方の路面摩擦係数μよりも低いとき、操舵に伴うヨーモーメントMyの変化は小さくなる。従って、本実施形態によれば、左右両側の路面摩擦係数μの相違に起因するヨーモーメントMyの変化の相違を補償し、車両10の操作性を向上することが可能となる。
本実施形態において、走行路110が車幅方向に傾斜しているとき、ECU20は、回避方向が傾斜を下る方向である場合よりも回避方向が傾斜を上る方向である場合の操舵のアシスト力Fasiを大きくする。一般に、傾斜を下るときと比べて上るときの方が操舵に伴うヨーモーメントMyの変化は小さくなる。本実施形態によれば、回避方向が、車両10の車幅方向の傾斜を下る方向である場合よりも上る方向である場合の操舵のアシスト力Fasiを大きくすることで、回避方向の傾斜に起因するヨーモーメントMyの相違を補償し、車両10の操作性を向上することが可能となる。
本実施形態において、ECU20は、回避方向への操舵アシスト力Fasiの補正を、車両10のブレーキ作動中に行う。車両10のブレーキが作動しているとき、車輪22、24と路面との間に働く摩擦力が大きくなり、車両10にかかるヨーモーメントMyに路面摩擦係数μや路面の傾斜が与える影響は大きくなる。従って、回避方向への操舵のアシスト力Fasiの補正を行うのに好適である。
B.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、接触余裕値として接触余裕時間TTCを用いたが、これに限られず、例えば、自車10と他車12(障害物)との相対距離Lを接触余裕値として用いてもよい。
上記実施形態では、自車10と他車12(障害物)との接触余裕時間TTCの判定をレーダ80の出力に基づいて行ったが、これに限られず、例えば、画像センサからの出力を用いて判定してもよい。
上記実施形態では、車両10は四輪車であったが、これに限られず、例えば、トラック、バス等であってもよい。
上記実施形態では、車両10にかかるヨーモーメントMyに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境として路面摩擦係数μと傾斜角θwを用いたが、これに限られず、例えば、車両10周囲の風向き及び風力、各タイヤ22、24の空気圧の差若しくは溝の深さの差、テンポラリタイヤの使用を前記走行環境として用いてもよい。
車両10周囲の風向き及び風力は、例えば、車両10に風力センサにより検出するか、又は道路に設置した風力計と通信することにより取得することができる。そして、風向きと同じ方向に操舵するときは、風力が大きい程、アシスト力Fasiを小さくする。一方、風向きと反対方向に操舵するときは、風力が大きい程、アシスト力Fasiを大きくする。
また、タイヤ22、24の空気圧の差は、例えば、各タイヤ22、24に設けた無線式圧力計(図示せず)からの検出値に基づきECU20が算出することができる。一般に、空気圧の高いタイヤの方に操舵するときはスムーズに操舵し易く、空気圧の低いタイヤの方に操舵するときは操舵し辛いと考えられる。このため、左側のタイヤ22L、24Lと右側のタイヤ22R、24Rのうち空気圧が大きい方に操舵するときは、アシスト力Fasiを小さくし、空気圧が小さい方に操舵するときは、アシスト力Fasiを大きくしてもよい。
タイヤ22、24の溝の深さは、例えば、予めデプスゲージで測定した各タイヤ22、24の溝の深さをECU20に入力しておき、ECU20において各深さに基づいて差を演算することができる。一般に、溝の浅いタイヤの方に操舵するときは操舵し易く、溝の深いタイヤの方に操舵するときは操舵し辛いと考えられる。このため、左側のタイヤ22L、24Lと右側のタイヤ22R、24Rのうち溝が浅い方に操舵するときは、アシスト力Fasiを小さくし、溝が深い方に操舵するときは、アシスト力Fasiを大きくしてもよい。
テンポラリタイヤの使用(取付け場所を含む。)は、例えば、図示しないボタンを介してテンポラリタイヤを使用中であることをECU20に手動で入力する。一般に、テンポラリタイヤは溝が浅いため、テンポラリタイヤを取り付けた側に操舵するとき(例えば、テンポラリタイヤが車両10の左側に取り付けられているときは左側に操舵するとき)は操舵し易く、テンポラリタイヤが取り付けられていない側に操舵するときは操舵し辛いと考えられる。このため、テンポラリタイヤが取り付けられた側に操舵するときは、アシスト力Fasiを小さくし、テンポラリタイヤが取り付けられていない側に操舵するときは、アシスト力Fasiを大きくしてもよい。
上記実施形態では、目標ヨーレートYr_tarに補正ゲインGcを乗算することで操舵のアシスト力Fasiを補正したが、これに限られず、例えば、目標ヨーレートYr_tarに所定の補正量を加算する構成も可能である。また、目標ヨーレートYr_tar以外のもの(例えば、前記フィードバック項やECU20から出力された電流)を補正してもよい。
上記実施形態では、左右両側の路面摩擦係数μの比を用いたが、回避方向の路面摩擦係数μ(例えば、左方向に回避する場合、左後輪24Lの路面摩擦係数μ)に基づいてヨーモーメントMyの影響を推定することもできる。この場合、回避方向の路面摩擦係数μを用いることで、これから車両10にかかるヨーモーメントMyを考慮して操舵アシスト処理を行うことが可能となる。
上記実施形態では、回避支援制御中の操舵のアシスト力Fasiを補正したが、これに限られず、回避支援制御を行っていないときにも操舵のアシスト力Fasiを補正してもよい。
10…車両(自車) 12…障害物としての他車
14…車両用接触回避支援装置
20…回避支援ECU(操舵アシスト制御手段、走行環境検出手段)
22…前輪 24…後輪
80…レーダ(相対位置検出手段) 83…傾斜センサ(走行環境検出手段)
92…操舵アシスト制御部 110…走行路
Fasi…アシスト力 My…ヨーモーメント
μ…路面摩擦係数

Claims (4)

  1. 車両前方の障害物との接触回避を支援する車両用接触回避支援装置であって、
    前記車両と前記障害物との相対位置を検出する相対位置検出手段と、
    前記相対位置に基づいて前記接触回避の支援の要否を判定し、前記接触回避の支援が必要であると判定したとき、回避方向への操舵アシストを制御する操舵アシスト制御手段と、
    前記車両にかかるヨーモーメントに影響を及ぼし且つ当該影響が操舵方向により異なる走行環境を検出する走行環境検出手段と
    を備え、
    前記操舵アシスト制御手段は、前記走行環境に基づいて前記回避方向への操舵のアシスト力を補正し、
    前記走行環境検出手段は、前記走行環境として前記車両の左右両側の路面摩擦係数を検出し、
    前記操舵アシスト制御手段は、前記左右両側の路面摩擦係数のうち、前記回避方向の路面摩擦係数に基づいて前記操舵アシストを制御する
    ことを特徴とする車両用接触回避支援装置。
  2. 請求項記載の車両用接触回避支援装置において、
    前記操舵アシスト制御手段は、前記左右両側の前記路面摩擦係数のうち前記回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも高いとき、前記操舵のアシスト力を小さくし、又は、前記回避方向の路面摩擦係数が他方の路面摩擦係数よりも低いとき、前記操舵のアシスト力を大きくする
    ことを特徴とする車両用接触回避支援装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用接触回避支援装置において、
    前記走行環境検出手段は、前記車両の走行路が、前記車両の車幅方向に傾斜している傾斜路であるかどうかを検出し、
    前記操舵アシスト制御手段は、前記回避方向が前記傾斜路を下る方向である場合よりも前記回避方向が前記傾斜路を上る方向である場合の前記操舵のアシスト力を大きくする
    ことを特徴とする車両用接触回避支援装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用接触回避支援装置において、
    前記操舵アシスト制御手段は、前記回避方向への操舵のアシスト力の補正を、前記車両のブレーキ作動中に行う
    ことを特徴とする車両用接触回避支援装置。
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