JP5323112B2 - 機器の切替方法 - Google Patents

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Description

本発明は、機器の切替方法に関する。
電力系統には、遮断器を制御する保護継電器が設けられている。図9は、電力系統に設けられた遮断器300と、遮断器300を制御する保護継電器310との接続関係の一例を示す図である。遮断器300が設けられた送電線の赤相〜青相には、変流器320が設けられている。そして、保護継電器310は、例えば送電線の赤相〜青相に短絡または地絡事故が発生し、変流器320からの電流Ia〜Icの何れかが所定値より大きくなると、遮断器300が遮断されるようトリップ信号を出力する。
ところで、保護継電器310が老朽化すると、保護継電器310は適切に遮断器300を制御できなくなることがある。このため、古くなった保護継電器310は、新しい保護継電器に切り替えられる必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4256876号公報
図9で図示した保護継電器310を新しい保護継電器に切り替える際には、保護継電器310から、例えば電流Ia〜Icが流れるケーブル350を取り外す必要がある。ケーブル350が取り外されると、変流器320の2次側は開放状態となるため、このような状態で変流器320の一次側に電流が流れると、変流器320が壊れてしまうことがある。
また、新しい保護継電器を例えば変流器320に接続した場合には、正しい接続がされているかの試験(いわゆる、CT(Current Transformer:変流器)一次試験)を行う必要がある。CT一次試験は、一般に電力系統に配設された電線に所定の電流を流し、新しい保護継電器に適切な電流が流れるか否かを確認する試験である。このため、CT一次試験を行う際には、電力系統に配設された電線に試験電流を流すため電力系統を停電する必要がある。また、新しい保護継電器からの遮断信号が遮断器300に正しく出力されるかを確認する際にも、前述の場合と同様に、電力系統を停電する必要がある。
このように、老朽化した保護継電器310を新しい保護継電器に切り替える際には、電力系統を長時間停電させなければならないという問題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電力系統に設けられた機器(例えば、保護継電器)を切り替える際に、停電時間を短くすることが可能な端子盤、機器の切替方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る機器の切替方法は、電力系統に設置された変流器と、前記変流器からの電流が供給される第1機器と、前記変流器からの電流が供給される第2機器と、の間において、前記変流器と前記第1機器とが接続されている状態から、前記変流器と前記第2機器とが接続される状態へ切り替える機器の切替方法であって、前記変流器からの2本のケーブルのそれぞれが接続される第1及び第2端子と、前記第1機器に電流を供給するための2本のケーブルのそれぞれが接続される第3及び第4端子と、前記変流器からの電流が前記第1機器に供給されるよう、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを導通させるか、前記変流器からの電流が前記第1機器に供給されないよう、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを絶縁させつつ、前記第1及び第2端子の間を導通させるかを切り替える切替装置と、を備える端子盤に対し、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを絶縁させつつ、前記第1及び第2端子の間を導通させる第1のステップと、前記第1機器に電流を供給するための前記2本のケーブルのそれぞれを前記第3及び第4端子から取り外す第2のステップと、前記第2機器に電流を供給するための2本のケーブルのそれぞれを前記第3及び第4端子に接続する第3のステップと、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを導通させる第4のステップと、を含む
本発明によれば、電力系統に設けられた機器を切り替える際に、停電時間を短くすることが可能な端子盤、機器の切替方法を提供することができる。
遮断器制御システム10の構成を示す図である。 本発明の一実施形態である中継端子盤35の端子間の電気的な接続状態を説明するための図である。 本発明の一実施形態である中継端子盤35の端子間の電気的な接続状態を説明するための図である。 保護継電器30を取り外す際の遮断器制御システム10の概要を示す図である。 保護継電器36、試験装置90、及び模擬遮断器91が中継端子盤35に取り付けられた際の遮断器制御システム10の概要を示す図である。 保護継電器36の取り付けが完了した際の遮断器制御システム10の概要を示す図である。 保護継電器を切り替える際に作業者が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 保護継電器を切り替える際に作業者が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 電力系統に設けられた遮断器300及び保護継電器310の接続関係の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、遮断器制御システム10の構成を示す図である。遮断器制御システム10は、三相交流の送電線の第一相(以下赤相という),第二相(以下白相という),第三相(以下青相という)に地絡事故等が発生し、送電線の何れかの相に流れる電流が所定値以上になると、遮断器20(機器)を遮断するためのシステムである。
遮断器制御システム10は、遮断器20、変流器21a〜21c、保護継電器30、テレコン装置31、及び中継端子盤35を含んで構成される。なお、遮断器制御システム10において、遮断器20、変流器21a〜21cは、屋外に設置され、保護継電器30、テレコン装置31、及び中継端子盤35は屋内に設置されている。
遮断器20は、送電線の赤相〜青相を遮断できるように送電線の赤相〜青相に設けられている。変流器21a〜21cは、送電線の赤相〜青相のそれぞれに流れる電流の電流値に応じた電流Ia〜Icを出力する。
保護継電器30は、遮断器20の遮断を制御するリレーである。保護継電器30は、電流測定装置40、トリップ信号生成装置41、及びインターフェース装置(IF:Interface装置)42を含んで構成される。
電流測定装置40は、端子50b及び端子50eの間に流れる電流I1と、端子50c及び端子50eの間に流れる電流I2と、端子50d及び端子50eの間に流れる電流I3とを測定する。
トリップ信号生成装置41は、電流I1〜I3の何れかの電流値が所定以上であると、遮断器20を遮断するためのトリップ信号(遮断信号)を出力する。
IF装置42は、例えば、事故の様相が短絡か地絡か等を示すデータをテレコン装置31に出力する。
テレコン装置31は、保護継電器30からのデータを制御所(不図示)へ送信する。また、テレコン装置31は、制御所から遮断器20を遮断すべく指示が入力されると、トリップ信号を出力させるためのデータを遮断器20に送信する。
中継端子盤35(端子盤)は、遮断器20及び保護継電器30の間に設けられており、端子50a〜50e、端子51a〜51f、ロックスイッチ52、及びテストターミナル53を含んで構成される。図2及び図3は、中継端子盤35の端子間の電気的な接続状態を説明するための図である。なお、図2では、テストターミナル53にテストプラグ55が挿入されていない場合の端子間の電気的な接続状態が示されており、図3では、テストターミナル53にテストプラグ55が挿入されている場合の端子間の電気的な接続状態が示されている。
ロックスイッチ52(第2切替装置)は、端子50a,51aの間の導通状態を切り替えるための装置であり、スタッド端子60,61、及びショートバー62を含んで構成される。
スタッド端子60(第7端子)は、端子50a(第5端子)に接続され、スタッド端子61(第8端子)は、端子51a(第6端子)に接続される。
ショートバー62(取付部材)は、スタッド端子60,61に取り付け可能な金属製(導体)の部材である。例えば、図2に示すように、ショートバー62がスタッド端子60,61に取り付けられると、端子50a,51aの間は電気的に短絡される。一方、図3に示すように、ショートバー62がスタッド端子60,61から取り外されると、端子50a,51aの間は絶縁される。
テストターミナル53は、端子50b〜50eと、端子51b〜51eとの間の導通状態を切り替えるための器具であり、端子63a〜63d,64a〜64d、開口100を含んで構成される。端子63a〜63dは、端子50b〜50eのそれぞれに接続され、端子64a〜64dは、端子51b〜51eのそれぞれに接続される。そして、端子63a〜63d及び64a〜64dの間に設けられた開口100には、テストプラグ55が挿入される。
テストターミナル53は、開口100にテストプラグ55が挿入されていない場合には、図2に示すように、端子63a〜63dと、端子64a〜64dとのそれぞれの間を短絡させる。一方、テストターミナル53は、開口100にテストプラグ55が挿入される場合には、図3に示すように、端子63a〜63dと、端子64a〜64dとのそれぞれの間を絶縁させる。テストプラグ55は、開口100に挿入された際に、端子63a〜63dのそれぞれに電気的に接続されるテスト端子70a〜70dと、端子64a〜64dのそれぞれに電気的に接続されるテスト端子71a〜71dとを含んでいる。このため、利用者は、例えば、前述したテスト端子に金属製のショートバー等を取り付けることにより、所望のテスト端子間を短絡させることができる。
また、端子50aは、トリップ信号生成装置41からのトリップ信号が入力されるよう、トリップ信号生成装置41に接続されている。端子51aは、トリップ信号に基づいて、遮断器20を遮断できるよう遮断器20に接続されている。
端子50b〜50eは、前述のように電流I1〜I3が測定できるように電流測定装置40に接続されている。また、端子50b〜50eは、端子63a〜63dのそれぞれに接続されている。
端子51b〜51dには、変流器21a〜21cのそれぞれの一端が接続され、端子51eには、変流器21a〜21cのそれぞれの他端が接続される。また、端子51e及び端子51fは、接地されている。さらに、端子51b〜51eは、端子64a〜64dのそれぞれに接続されている。
このため、端子50b〜50e及び端子51b〜51eの間が導通されている状態(図2に例示する状態)では、端子50b〜50dのそれぞれから出力される電流Ia〜Icは、電流I1〜I3として電流測定装置40で測定されることになる。具体的には、変流器21aから出力される電流Iaは、端子51b(第1端子)→端子64a→端子63a→端子50b(第3端子)という経路を経て電流測定装置40に入力され、電流測定装置40で測定される。そして、電流測定装置40で測定されたIaは、端子50e(第4端子)→端子63d→端子64d→端子51e(第2端子)という経路を経て流れる。なお、電流Ib,Icも、電流Iaと同様である。したがって、保護継電器30は、送電線の赤相〜青相の電流に応じた電流Ia〜Icの電流値が所定値以上となると、トリップ信号を出力し遮断器20を遮断する。
==保護継電器30の切り替え方法の一例==
ここで、既設の保護継電器30が例えば老朽化した場合において、保護継電器30から新しい保護継電器へと切り替える(取り替える)方法の一例を図4〜7を参照しつつ説明する。なお、図4は、保護継電器30(既設)を中継端子盤35から取り外す際の遮断器制御システム10の概要を示す図であり、図5は、新設した保護継電器36を中継端子盤35に取り付けた後に各種試験を実施する際の遮断器制御システム10の概要を示す図である。また、図6は、保護継電器36(新設)の切り替えが完了した後の遮断器制御システム10の概要を示す図であり、図7及び図8は、保護継電器を切り替える際に作業者が実施する処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図4及び図5に示すように、テストプラグ55のテスト端子71a〜71dには、金属製のショートバー72(導通部材)が取り付けられている。このため、テストプラグ55がテストターミナル53に挿入されると、テスト端子71a〜71dのそれぞれは短絡接地されることになる。
また、ここでは、保護継電器が切り替えられる際に、遮断器20や変流器21が接続される中継端子盤35と、保護継電器との間の接続について主に説明し、中継端子盤35に接続されていないテレコン31と、保護継電器との接続については省略する。なお、テストターミナル53、テストプラグ55、及びショートバー72は、第2切替装置に相当する。
まず作業者は、ショートバー72が取り付けられたテストプラグ55をテストターミナル53に挿入するとともに、ロックスイッチ52のショートバー62をスタッド端子60,61の間から取り外す(S100)。この結果、図4に示すように、端子50a及び端子51aの間と、端子50b〜50e及び端子51b〜51eの間は絶縁される。また、前述のようにテスト端子71a〜71dは、ショートバー72によって短絡接地されている。このため、変流器21aからの電流Iaは、端子51b→端子64a→テスト端子71a→ショートバー72→テスト端子71d→端子64d→端子51eとの経路を経て流れることになる。このように、ショートバー72が取り付けられたテストプラグ55が挿入されることにより、変流器21a〜21cの2次側が開放されることはない。また、テストプラグ55が挿入されると、電流Ib,Icも電流Iaと同様に流れる。
図4の状態では、遮断器20及び変流器21と、保護継電器30との間は電気的に絶縁されているため、作業者は、保護継電器30と、保護継電器30及び中継端子盤35の間のケーブル80を取り外す(S101)。
そして、作業者は、図5に示すように、新しい4本のケーブル81を介して、保護継電器36の電流測定装置45と中継端子盤35の端子50b〜50eとを接続する(S102)。なお、保護継電器36は、老朽化した保護継電器30と同様に、電流測定装置45、トリップ信号生成装置46、及びIF装置47を含んで構成され、電流測定装置45等は、電流測定装置40等と同様である。また、図5では、便宜上、試験装置90や模擬遮断器91を中継端子盤35に接続した状態で描いているが、試験装置90や模擬遮断器91は、図7及び図8の処理に沿って順次中継端子盤35に取り付けられる。このため、例えば、処理S102が実行される段階では、試験装置90や模擬遮断器91は、中継端子盤35に接続されていない。
処理S102が実行されると、作業者は、電流測定装置45が中継端子盤35に正しく接続されたか否かを試験すべく、試験装置90をテスト端子70a〜70dに接続する(S103)。なお、試験装置90は、端子70a及び端子70dの間に電流I1を流し、端子70b及び端子70dの間に電流I2を流し、端子70c及び端子70dの間に電流I3を流す装置である。
作業者は、試験装置90を動作させ、試験を実施する(S104)。具体的には、作業者は、試験装置90に電流I1〜I3を出力させる。また、作業者は、電流測定装置45で測定される電流の電流値及び方向が所望であるか否かに基づいて、電流測定装置45が中継端子盤35に正しく接続されたか否かを判定する(S105)。
電流測定装置45で測定される電流の電流値及び方向が所望でない場合、つまり、電流測定装置45が中継端子盤35に正しく接続されていない場合(S105:NO)、作業者は、電流測定装置45等の接続を見直すべく、再び処理S102を実行する。一方、電流測定装置45で測定される電流の電流値及び方向が所望である場合、つまり、電流測定装置45が中継端子盤35に正しく接続された場合(S105:YES)、作業者は、ケーブル82を介してトリップ信号生成装置46を中継端子盤35の端子50aに接続する(S106)。
そして、作業者は、実際の遮断器と同様に動作する模擬遮断器91をスタッド端子60に接続する(S107)。模擬遮断器91がスタッド端子60に接続されると、作業者は、例えば、試験装置90に大きな電流I1を出力させ、トリップ信号生成装置46にトリップ信号を発生させる(S108)。そして、作業者は、トリップ信号が発生した際に、模擬遮断器91が正常に動作するか否かを判定する(S109)。模擬遮断器91がトリップ信号により遮断されず、模擬遮断器92が正常に動作しない場合(S109:NO)、作業者は、再び処理S106を繰り返す。一方、模擬遮断器91がトリップ信号により遮断されると、つまり、模擬遮断器92が正常に動作すると(S109:YES)、作業者は、保護継電器36が中継端子盤35に正常に接続されていると判定し、試験装置90及び模擬遮断器91を取り外す(S110)。
その後、作業者は、テストプラグ55を引き抜くとともに、ショートバー62をスタッド端子60,61に取り付ける(S111)。この結果、図6に示すように、老朽化した保護継電器30から新しい保護継電器36に切り替えられることとなる。なお、新しい保護継電器36に切り替えられた後において、保護継電器36が確実に遮断器20を遮断できるか否かを確認すべく、遮断器20の遮断試験等が実施される。実際に遮断器20の遮断試験を実施する際には、電力系統が停電されることになるが、図7及び図8で示した処理が実施される間は電力系統を停電させることは無い。
以上、遮断器制御システム10における保護継電器の切り替えについて説明した。変流器21a〜21cからの電流Ia〜Icは、テストターミナル53を介して保護継電器30の電流測定装置40に入力される。このため、例えば中継端子盤35から保護継電器36の間の回路が故障した場合でも,電力系統を停電させることなく修復することができる。
また、電流測定装置40のみでなく、保護継電器30を切り替える際にも停電時間を短くすることができる。保護継電器30を切り替えた際であっても、本実施形態では、変流器21から中継端子盤35の間のケーブルを張り替えていないため,いわゆるCT1次試験を実施する必要が無い。このため、切り替えの際の停電時間のみならず、作業者の手間を大幅に緩和することができる。さらに、本実施形態では、停電時間を短縮できるため、例えば、電力消費量が多い時期であっても、保護継電器の切り替え作業を実行することができる。
また、中継端子盤35には、遮断器20及び保護継電器30の間の絶縁状態を切り替えることが可能なロックスイッチ52が設けられている。保護継電器30を切り替える際には、保護継電器30が直接遮断器20に接続されている場合と比較すると、保護継電器36と中継端子盤35の間の接続確認は模擬遮断器91を使用して実施し,遮断器20を使用して行う試験は最小限とすることができるため、停電時間を短くすることができる。
また、例えば、遮断器20及び保護継電器30の間は、断路スイッチ等を用いて絶縁状態にすることも可能である。しかしながら、ロックスイッチ52では、ショートバー62をスタッド端子60,61から取り外されると、遮断器20及び保護継電器30の間が確実に絶縁される。このため、断路スイッチ等を用いずに、ロックスイッチ52を用いることにより、確実に遮断器20及び保護継電器30の間の絶縁状態にすることができるうえ、長期間、導通状態を維持することが可能となる。
また、中継端子盤35の端子50b〜50eと、端子51b〜51eとの間の状態は、テストターミナル53にテストプラグ55を挿入することより、絶縁状態とすることができる。また、テストプラグ55には、ショートバー72が取り付けられているため、テストプラグ55が挿入されると、変流器21a〜21cの2次側が開放されることを確実に防ぐことができる。
また、中継端子盤35は、屋内に設置されていること、屋外の機器(例えば,変流器,遮断器)でのケーブルの接続変更がないこと,CT一次試験が必要ないことなどにより、屋外の影響(例えば、雨の影響)をうけることなく、保護継電器の切り替えや、保護継電器30と中継端子盤35との間のケーブル80の取り替えを実施することができる。
また、例えば電流測定装置40が故障した場合には、電力系統を停電させることなく新しい電流測定装置に切り替えることができる。
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良されるとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施形態では、保護継電器を切り替える際に、保護継電器と中継端子盤35との間のケーブル80も合わせて取り替えることとしたが、ケーブル80はそのままで、保護継電器のみ切り替えても良い。また、例えば、図9において、ケーブルを取り替える際と比較すると、本実施形態においては、ケーブルの取り替え範囲が少なくなる。このため、ケーブル資材費を安くすることができる。
また、本実施形態では、保護継電器を切り替える際について説明したが、中継端子盤35を用いることにより、遮断器20を切り替える際にも、ケーブルの取り替え範囲を減少させる等、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
10 遮断器制御システム
20 遮断器
21 変流器
30,36 保護継電器
31 テレコン装置
35 中継端子盤
40,45 電流測定装置
41,46 トリップ信号生成装置
42,47 IF装置
50a〜50e,51a〜51f,63a〜63d,64a〜64d 端子
52 ロックスイッチ
53 テストターミナル
55 テストプラグ
60,61 スタッド端子
62,72 ショートバー
70a〜70d,71a〜71d テスト端子
90 試験装置
91 模擬遮断器
100 開口

Claims (1)

  1. 電力系統に設置された変流器と、
    前記変流器からの電流が供給される第1機器と、
    前記変流器からの電流が供給される第2機器と、の間において、
    前記変流器と前記第1機器とが接続されている状態から、前記変流器と前記第2機器とが接続される状態へ切り替える機器の切替方法であって、
    前記変流器からの2本のケーブルのそれぞれが接続される第1及び第2端子と、
    前記第1機器に電流を供給するための2本のケーブルのそれぞれが接続される第3及び第4端子と、
    前記変流器からの電流が前記第1機器に供給されるよう、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを導通させるか、前記変流器からの電流が前記第1機器に供給されないよう、前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを絶縁させつつ、前記第1及び第2端子の間を導通させるかを切り替える切替装置と、
    を備える端子盤に対し、
    前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを絶縁させつつ、前記第1及び第2端子の間を導通させる第1のステップと、
    前記第1機器に電流を供給するための前記2本のケーブルのそれぞれを前記第3及び第4端子から取り外す第2のステップと、
    前記第2機器に電流を供給するための2本のケーブルのそれぞれを前記第3及び第4端子に接続する第3のステップと、
    前記第1及び第3端子の間と前記第2及び第4端子の間とを導通させる第4のステップと、
    を含むことを特徴とする機器の切替方法。
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