JP5322632B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5322632B2 JP5322632B2 JP2008333147A JP2008333147A JP5322632B2 JP 5322632 B2 JP5322632 B2 JP 5322632B2 JP 2008333147 A JP2008333147 A JP 2008333147A JP 2008333147 A JP2008333147 A JP 2008333147A JP 5322632 B2 JP5322632 B2 JP 5322632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- surface shape
- light distribution
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
照明装置の光源としては、指向性を有さず全方位に均等な配光を有する白熱灯などの光源や、指向性を有し正面方向からの角度が大きくなるほど光度が小さくなるLEDなどの光源がある。LEDは、消費電力や寿命などの点で有利なため、近年、照明装置の光源として用いられることが多くなってきている。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、LEDのように、正面方向からの角度が大きいほど光度が小さくなる配光特性を有する光源を用いて、なるべく広い範囲を均等な明るさで照らす配光特性を有する照明装置を得ることを目的とする。
略円形の範囲を照射範囲とし、上記照射範囲に対して略垂直の方向から上記照射範囲内を照射する照明装置において、
所定の軸を配光中心軸とし、上記配光中心軸を中心とする回転対称の配光特性を有する光源と、
上記配光中心軸を含む平面内の所定の曲線を反射面形状曲線とし、上記配光中心軸を中心として上記反射面形状曲線を回転した回転対称の形状である反射面を有し、上記光源が上記照射範囲外の方向に発した光を上記反射面が反射して、上記照射範囲内の方向へ向かわせる反射鏡とを有する光源部を備え、
上記反射面形状曲線は、上記光源から上記配光中心軸と略垂直の方向に始点を有し、上記光源から上記照射範囲の輪郭へ向かう方向に終点を有し、上記終点に近い位置ほど反射方向変化率が小さいことを特徴とする。
実施の形態1について、図1〜図21を用いて説明する。
照明装置800は、例えば非常灯であり、天井に埋め込むなどして設置し、床面のなるべく広い範囲を最低照度以上の明るさで照らすことを目的とした照明である。
照明装置800は、四つの光源部100を有する。各光源部100は、床面からの高さが同じ位置に近接して配置されている。各光源部100は、それぞれLED(光源)を有し、更に、それぞれのLEDが発した光の配光を制御する反射鏡などを有する。光源部100の詳細については、後述する。
照明装置800は、床面810からの高さhの位置に、床面810に対して正対するように設置する。照明装置800は、光源から床面に降ろした垂線(以下「配光中心軸」と呼ぶ。)の足(以下「照射中心811」と呼ぶ。)を中心とする半径Rの範囲(以下「照射範囲812」と呼ぶ。)内が、所定の照度(以下「最低照度E」と呼ぶ。)以上の明るさになるよう、床面810を照らす。
照射範囲812の面積をSとすると、照射範囲812を最低照度E以上で照らすために必要な光束LSは、次の式で与えられる。
横軸は、角度ψを示す、左端が配光中心軸方向(ψ=0度)を示し、右端が床面810に平行な方向(ψ=90度)を示す。縦軸は、光度を示す。
この図は、光源部100を、床面810に対して垂直な平面で切断した側面視断面図である。
LED110(光源)は、基板130上に実装され、配光中心軸821を中心とした回転対称の配光特性を有する。LED110がψ方向に発する光の光度IL(ψ)は、ψが大きくなるほど小さくなり、例えば、数13のような特性である。
反射鏡120は、配光中心軸821を中心とした回転対称の形状を有する。下縁部122は、LED110の発光点から見て、配光中心軸821に対して角度ψ2の方向に位置する。上縁部123は、同じくLED110の発光点から見て、配光中心軸821に対して垂直の方向に位置する。反射鏡120の表面のうち、下縁部122と上縁部123との間の部分が反射面121であり、LED110が発した光を反射する。なお、上縁部123より上の部分には、LED110が発した光が届かないので、反射面である必要はない。
反射面121で反射した光は、配光中心軸821を挟んで反対側の方向へ向かう。反射面121のうち、下縁部122に最も近い部分で反射した光は、反対側の角度ψ2の方向へ向かう。また、上縁部123で反射した光は、反対側の角度ψ1の方向へ向かう。こうして、反射面121は、LED110が角度ψ2〜π/2の方向に発した光を反射して、反対側の角度ψ2〜ψ1の方向へ向かわせる。
反射面形状曲線Cとは、配光中心軸821を含む平面で、反射面121を切断したとき、切断面に表れる曲線のことである。反射面121は、配光中心軸821を中心として、反射面形状曲線Cを回転させた形状を有する。
反射面形状曲線Cを記述するため、直交座標系を設ける。LED110の発光点を原点とし、配光中心軸821をy軸とし、y軸に対して垂直にx軸を設ける。この直交座標系上において、反射面形状曲線Cは、所定の関数fを用いて、C:x=f(y)の形で記述される。また、この直交座標系における方向は、y軸方向を0度、x軸方向を90度として表わす。
反射面形状曲線Cの終点822における接線は、y軸と平行である。これにより、下縁部122において、ψ2方向の光を−ψ2方向へ反射する。
反射面形状曲線Cの始点823における接線の方向は、(45度−ψ1/2)である。これにより、上縁部123において、90度方向の光を−ψ1方向へ反射する。
LED110が発した光の方向ψが微小角度dψ異なる場合に、反射光の方向θ(ψ)が微小角度dθ異なるとき、dθ/dψの絶対値を反射方向変化率と呼ぶ。
横軸は角度ψ、縦軸は光束を示す。
光束L−(ψ)は、床面を均等な照度Eで照射するため、ψ1方向からψ方向までの範囲に照射すべき全光束の積算値から、LED110がその同じ範囲に放射する全光束の積算値を差し引いた差(すなわち、光束の不足分)を、ψの関数として表わしたものである。
光束L+(ψ)及び光束L−(ψ)は、次の式で与えられる。
このため、LED110がψ2〜ψ’の範囲に放射した光で、θ〜ψ2の範囲の光量不足を補い、LED110がψ’〜90度の範囲に放射した光で、ψ1〜θの範囲の光量不足を補うのが、最も効率がよい。
また、反射面形状曲線Cとして、原点を焦点とする楕円弧を用いると、反射した光はもう一つの焦点に集まる。反射方向変化率は、反射点が原点に近いほど小さく、原点から離れるほど大きくなる。もう一つの焦点に集まった光が床面810を照射するためには、もう一つの焦点がy>0の領域にある必要があるので、終点822は原点から遠い側、始点823は原点に近い側にあたる。したがって、原点を焦点とする楕円も、上記の要件を満たさない。
この例において、反射面形状曲線Cは、次の式により定義される円弧である。
横軸は角度ψ、縦軸は光度もしくは反射方向変化率を示す。
IL(ψ)は、ψ方向に放射されるLED110からの直接光の光度。Ir(ψ)は、反射鏡120によりψ方向に反射された反射光の光度。IS(ψ)は、ψ方向に必要な光度を示す。ψ1〜ψ2の範囲において、光度IL(ψ)と光度Ir(ψ)との合計がIS(ψ)を上回っているので、必要な照度が得られていることがわかる。
反射方向変化率A(ψ)は、LED110からψ方向に放射された光を反射鏡120が反射する位置における反射方向変化率である。上記の要件に反して、90度に近づくほど反射方向変化率が小さくなっている。
この例において、反射面形状曲線Cは、次の式により定義される楕円弧である。
この例において、反射面形状曲線Cは、次の式により定義される楕円弧である。
これにより、角度ψが90度に近い入射光を反射したψ1方向への反射光は、比較的分散されるのに対し、角度ψがψ2付近の入射光を反射したψ2方向への反射光は、比較的集中する。このため、角度ψがψ3の入射光を反射した反射光の角度であるθ3の付近で、反射光の光度Ir(ψ)が最大となる。なお、反射光の光度Ir(ψ)のピークがθ3よりもψ2側に寄っているのは、入射光の光量が、ψ2〜90度の範囲において、ψ2で最大であり、90度に近づくほど小さくなるからである。
これにより、「照らし過ぎ」を減らすことができ、最低照度E以上の明るさで照らすことができる照射範囲812が広くなる。
なお、反射面形状曲線Cの始点823において、90度方向から入射した光を反射したときに反射光が向かう方向は、ψ1方向ではなく、ψ1方向よりも中心に近い(角度が小さい)方向であってもよい。
この例において、反射面形状曲線Cは、点(x0,y0)を中心点824とし、長軸825がy軸に対して傾いた楕円弧である。反射面形状曲線Cの終点822の座標は(x1,y1)、始点823の座標は(x2,0)である。
楕円弧の長軸825を傾けた分、反射方向変化率A(ψ)が最小となる入射光の角度ψ3が小さくなり、ψ2に近づいている。これにより、反射光の光度Ir(ψ)が最大となる角度が大きくなり、ψ2に近づく。
これにより、「照らし過ぎ」を更に減らすことができ、最低照度E以上の明るさで照らすことができる照射範囲812が更に広くなる。
上述したように、反射面形状曲線Cとして円弧などを用いると、入射光の角度ψが大きくなるほど、反射方向変化率A(ψ)が小さくなり、「照らし過ぎ」が発生する。そこで、反射面形状曲線Cとして、複数の円弧などを組み合わせて用いることにより、入射光の角度ψが大きくなると、反射方向変化率A(ψ)が大きくなるようにして、「照らし過ぎ」を軽減して、最低照度E以上の明るさで照らすことができる照射範囲812を広くする。
この例において、反射面形状曲線Cは、三つの円弧C1,C2,C3を接続した曲線である。隣接する円弧C1と円弧C2との接続点8271において、円弧C1と円弧C2とは、接線を共有し、滑らかに接続している。同様に、隣接する円弧C2と円弧C3との接続点8272において、円弧C2と円弧C3とは、接線を共有し、滑らかに接続している。すなわち、円弧C2の中心点8242は、円弧C1と円弧C2との接続点8271と、円弧C1の中心点8241とを結ぶ円弧C1の半径上にあり、円弧C3の中心点8243は、円弧C2と円弧C3との接続点8272と、円弧C2の中心点8242とを結ぶ円弧C2の半径上にある。また、円弧C1の半径R1は、円弧C2の半径R2より大きく、円弧C2の半径R2は、円弧C3の半径R3より大きい。
これにより、反射面形状曲線Cとして一つの円弧を用いる場合と比較して、「照らし過ぎ」を減らすことができ、最低照度E以上で照らすことができる照射範囲812を広くすることができる。
この例において、反射面形状曲線Cは、次の式により定義される多項式曲線である。
角度ψが90度付近で、反射方向変化率A(ψ)は最大となり、角度ψが小さくなるほど、反射方向変化率A(ψ)も小さくなる。
これにより、ほとんど「照らし過ぎ」がなく、角度ψ1〜ψ2の範囲で、直接光の光度IL(ψ)と反射光の光度Ir(ψ)との合計が、必要な光度IS(ψ)をわずかに上回るという理想的な配光が実現できる。したがって、最低照度E以上で照らすことができる照射範囲812を広くすることができる。
この例において、反射面形状曲線Cは、次の式により定義される偶関数多項式曲線である。
角度ψが90度で反射方向変化率A(ψ)が最大となり、概して、角度ψが小さくなるほど反射方向変化率A(ψ)が小さくなり、角度ψがψ2付近で反射方向変化率A(ψ)が最小となる。前の例と同様、ほとんど「照らし過ぎ」をなくすことができるので、最低照度E以上で照らすことができる照射範囲812を広くすることができる。
なお、反射面形状曲線Cの終点822のy座標y1を1として規格化している。y1の実際の寸法が例えば10mmであるとすると、ここに示した各座標や半径などの数値を10倍し、単位をmmとして考えればよい。また、LED110が発する全光束は240lm、最低照度Eは2lx、LED110の発光点の床面810からの高さhは3mとする。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(−1.13,1)、半径2.66の円弧を用いた場合、最低照度E以上で照射できる照射範囲812の半径Rは、約4.58mである。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(0,1)、長径2.10、短径1.57の楕円弧を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約4.69mである。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(1.20,1)、長径1.28、短径0.50の楕円弧を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約5.10mである。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(−0.05,1.67)、長径2.61、短径1.67、長軸825の傾き18度の楕円弧を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約5.17mである。
反射面形状曲線Cとして、中心点8241の座標(−1.52,1)、半径3.19の円弧C1と、中心点8242の座標(−1.07,0.96)、半径2.74の円弧C2と、中心点8243の座標(−0.61,0.86)、半径2.27の円弧C3とからなる曲線を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約4.71mである。
反射面形状曲線Cとして、次の式により定義される多項式曲線を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約5.27mである。
上記照明装置800は、光源部100を備える。
上記光源部100は、光源(LED110)と、反射鏡120とを有する。
上記光源(LED110)は、所定の軸を配光中心軸821とし、上記配光中心軸821を中心とする回転対称の配光特性を有する。
上記反射鏡120は、上記配光中心軸を含む平面内の所定の曲線を反射面形状曲線Cとし、上記配光中心軸821を中心として上記反射面形状曲線Cを回転した回転対称の形状である反射面121を有し、上記光源(LED110)が上記照射範囲812外の方向に発した光を上記反射面121が反射して、上記照射範囲812内の方向へ向かわせる。
上記反射面形状曲線Cは、上記光源(LED110)から上記配光中心軸821と略垂直の方向(90度方向)に始点823を有し、上記光源(LED110)から上記照射範囲812の輪郭へ向かう方向(ψ2方向)に終点822を有し、上記終点822に近い位置ほど反射方向変化率A(ψ)が小さい。
照明装置800は、非常灯に限らず、他の用途に用いるものであってもよい。広範囲を均一な明るさで照らすことにより、設置個数を削減し、消費電力を抑えることができるという効果は、他の用途に用いる照明装置においても共通して有用である。
光源が発する光束は、光源における消費電力に比例する。したがって、同じ範囲を照らすのに必要な光束が少なければ、照明装置800における消費電力を削減できるし、同じ光束で照らすことができる範囲が広ければ、照明装置800の数を減らせるので、全体としての消費電力を削減できる。
照明装置800は、光束を効率的に使って配光制御をしているので、より少ない光束で要求される仕様を満足することができる。
例えば、1灯当たり60lmのLEDを4灯用いた照明装置800を、床面810から高さhが3mの位置に設置し、目標照度Eが2lxととして、これを実現しようとする。4灯のLEDの正面を、床面810に対して垂直な鉛直下方向に向けて配置すると、LEDが発した直接光だけで、0度方向から45度方向までの範囲は、目標照度Eを達成するが、45度方向よりも角度が大きい範囲は、目標照度Eを達成しない。
そこで、照射範囲812の境界を、例えば59度方向と定め、その境界よりも内側の方向(すなわち0度方向から59度方向まで)の範囲へ向かう直接光は、そのまま床面810を照らさせる。境界よりも外側の方向(すなわち59度方向から90度方向まで)の範囲へ向かう直接光は、余剰光束であるから、反射鏡120が反射して、反対側の45度から59度までの方向の範囲へ向かわせる。これにより、45度方向から59度方向までの範囲における光束不足を補う。
反射方向変化率は、曲率とは異なる概念であり、同じ曲率でも、放射点との位置関係(距離及び方向)により、反射方向変化率は異なる。
反射面形状曲線Cの微小部分を、放射点(原点)を焦点とする円錐曲線で近似した場合、その微小部分と、もう一つの焦点との間の距離は、反射方向変化率に反比例する。
反射面121の形状がトロダイル面(ドーナツ面もしくはラグビーボール面)である場合、すなわち、反射面形状曲線Cが、y軸(配光中心軸821)以外の点を中心点とする円弧である場合も、反射方向変化率は、角度ψが大きいほど小さくなる。やはり、光束不足が深刻でない45度方向付近は反射光が供給過多、光束不足が深刻な59度方向付近は反射光が供給不足となり、照射範囲812が狭くなる。
このように、反射面形状曲線Cとして多段円弧を用いることにより、照射範囲812を広くすることができる。円弧の数が多いほど、正確に配光を制御できるので、照射範囲812が広くなる。
曲率が連続的に変化する曲線の一例として、楕円弧がある。しかし、上述したように、反射面121の形状として回転楕円面は好ましくない。そこで、反射面形状曲線Cとして、長軸(及び短軸)がy軸(配光中心軸821)と一致しない楕円弧(円弧を除く)を用いる。これにより、反射面121の形状は、回転楕円面ともトロダイル面とも異なる形状となる。中心点のx座標が自由になった分、反射面形状曲線Cの設計に余裕ができ、定数を適切に定めることにより、照射範囲812を更に広くすることができる。
あるいは、反射面形状曲線Cは、次の式によって定義される非球面曲線であってもよい。
このリフレクタ形状により、少ない光源数、光束で、広範囲にわたって目標照度を達成できる。
この構成数により、目標半径、目標照度などの仕様が満足し易くなる。
このリフレクタ形状により、設計裕度が広がり、仕様を満足し易くすることができる。
このリフレクタ形状により、より高い仕様であっても、限られた光束で目標を達成することができる。
これにより、照明装置800は、安価簡便な配光制御手段によって、より少ない光束(消費電力)で、例えば床面上半径5m前後の広範囲にわたって目標照度を達成できる。
実施の形態2について、図22〜図24を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
反射面形状曲線Cは、楕円弧C1と線分CTとを滑らかに接合した曲線である。
楕円弧C1は、中心点824がy軸以外の位置にあり、長軸825がy軸と平行である。なお、長軸825は、y軸と平行でなくてもよい。
線分CTは、楕円弧C1と線分CTとの接続点827における楕円弧C1の接線の一部であり、y軸に対して、所定の角度(以下「テーパー角α」と呼ぶ。)を有する。テーパー角αは、3度以下であることが好ましく、例えば2度程度である。線分CTは、y座標が大きくなるほどx座標も大きくなる。
この実施の形態における反射面形状曲線Cは、終点822において下に向かって開いた形状である点が、実施の形態1と異なる。これにより、鋳造や型抜きなどによって反射鏡120を形成する際、鋳型などを外しやすくなり、加工性に優れる。
反射面形状曲線Cの終点822が、原点から見てψ2方向に位置する点も、実施の形態1と同様であるが、テーパー角αがあることにより、終点822において反射した光は、反対側の(ψ2−2α)方向へ向かう。
また、楕円弧C1と線分CTとの接続点827を、原点から見て(ψ2+2α)方向に位置するようにとる。これにより、接続点827において反射した光は、テーパー角αにより、反対側のψ2方向へ向かう。
したがって、角度ψ2−2α〜ψ2の範囲には、LED110からの直接光に加えて、楕円弧C1において反射した反射光が照射され、更に、線分CTにおいて反射した反射光も照射される。
このように、楕円弧C1における反射光だけでは光度が不足するψ2方向付近において、線分CTにおける反射光が加わることにより、必要な光度を確保することができる。
これにより、ψ1方向から(ψ2−2α)方向にかけての範囲では、「照らし過ぎ」をほとんどなくすことができ、最低照度E以上で照らすことができる照射範囲812を広くすることができる。
なお、反射面形状曲線Cの終点822のy座標y1を、1として規格化している。また、LED110が発する全光束は240lm、最低照度Eは2lx、LED110の発光点の床面810からの高さhは3mとする。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(0.89,1.02)、長径1.72、短径0.95の楕円弧C1と、y軸に対するテーパー角αが2度の線分CTとからなる曲線を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約5.15mである。
リフレクタ(反射鏡120)の形状は、開口端(下縁部122)で、例えば2度の傾斜を持つ。
リフレクタ(反射鏡120)は、例えば、63度方向から90度方向までの範囲へ向かう直接光を、45度方向から59度方向までの範囲へ向けて反射する。59度方向から63度方向へ向かう直接光は、リフレクタが反射せず、余剰光束としてそのままの方向へ向かわせる。その場合、テーパー角αが大きくなると、余剰光束の量も増えるので、テーパー角αは、3度以下であることが好ましい。
また、上述したように、反射面形状曲線Cとして、楕円弧の先に滑らかに接合する線分を設け、59度方向から63度方向までの範囲へ向かう直接光を、リフレクタ(反射鏡120)が、照射範囲812内へ向けて反射する構成とすれば、余剰光束を減らすことができる。
反射面形状曲線Cとして、偶関数多項式により定義される曲線を用いる場合も、対称軸のy座標を、反射面形状曲線Cの終点822のy座標y1より大きくし、1.0倍超1.2倍以下の範囲とする。
反射面形状曲線Cとして他の曲線を用いる場合も含め、リフレクタ(反射鏡120)の形状は、開口端(下縁部122)で、LED110の中心軸(配光中心軸821)と平行ではなく、開口端(下縁部122)に近い側でリフレクタ径が広がるようにわずかに傾斜させる。これにより、リフレクタ(反射鏡120)の製造を容易にすることができる。
あるいは、リフレクタ(反射鏡120)は、光源を回転中心軸上に配置する回転対称形状のリフレクタであって、断面形状が楕円円弧であり、楕円円弧の長軸とリフレクタの回転中心軸とは平行になっており、楕円円弧の中心の光源からの高さが、リフレクタ開口端の光源からの高さの1.0倍超1.2倍以下の範囲内であり、開口部に向ってリフレクタ径が広がる形状である。
あるいは、リフレクタ(反射鏡120)は、光源を回転中心軸上に配置する回転対称形状のリフレクタであって、断面形状が8次以上の高次項を含む偶関数多項式であり、また断面形状において開口端から光源側へ順に局所的な曲率半径が小さくなっており、前記多項式における対称軸の光源からの高さが、リフレクタ開口端の光源からの高さの1.0倍超1.2倍以下の範囲内であり、開口部に向ってリフレクタ径が広がる形状である。
以上説明した照明装置800によれば、リフレクタ(反射鏡120)の製造を容易にすることができる。
実施の形態3について、図25〜図27を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
この図は、光源部100を、床面810に対して垂直な平面で切断した側面視断面図である。
カバー140は、例えば、ガラス板などで形成された透明な板である。カバー140は、LED110及び反射鏡120を覆い、埃などの侵入を防ぐ。カバー140は、屈折部141を有する。カバー140は、屈折部141を除いて、均等な厚さを有する。
屈折部141は、LED110の正面に当たる位置にあり、配光中心軸821を中心とした回転対称な形状を有する。例えば、屈折部141は、頂点がアール形状に処理された円錐状の窪みである。屈折部141の形状は、このほか、例えば、球面状・円錐状・非球面レンズ状などであってもよい。また、カバー140の厚みを薄くするため、屈折部141は、フレネルレンズ状であってもよい。また、屈折部141は、窪みではなく、膨らみであってもよい。
屈折部141は、LED110が発して反射面121で反射した反射光が通らない位置に設ける。したがって、屈折部141の影響を受けるのは、LED110が発した直接光だけであり、反射面121で反射した反射光は、屈折部141の影響を受けない。なお、この制約は、屈折部141の形状を設計する際、反射光のことを考慮する必要をなくし、設計を容易にするためのものであり、屈折部141は、反射光が通る位置に設けてもよい。
屈折部141は、LED110が発した光のうち、−ψ4方向からψ4方向までの範囲(以下「屈折範囲813」と呼ぶ。)に向かう光を屈折させて、光量が不足している方向へ向かわせる。
屈折範囲813外であるψ4方向からψ2方向までの範囲へ向かう直接光は、屈折部141の影響を受けず、そのまま同じ方向へ向かう。また、照射範囲812外であるψ2方向から90度方向までの範囲へ向かう直接光は、反射面121で反射して、(反対側の)ψ2方向からψ1方向までの範囲へ向かう反射光となり、カバー140を通る際には、屈折部141の影響を受けないので、そのまま同じ方向へ向かう。
IL(ψ)は、すべての光源部100がψ方向に発した直接光の光度の合計を示す。IS(ψ)は、照射範囲812を最低照度E以上で照らすためにψ方向に発する必要がある光の光度を示す。IR(ψ)は、屈折部141により屈折してψ方向へ向かう屈折光の光度を示す。Ir(ψ)は、反射鏡120により反射してψ方向へ向かう反射光の光度を示す。
上記屈折部141は、上記照射範囲812の一部であり上記配光中心軸821を中心とする略円形の範囲を屈折範囲813とし、上記光源(LED110)が上記屈折範囲813内の方向に発した光を屈折して、上記照射範囲812内の方向へ向かわせる。
リフレクタ(反射鏡120)に、カバーガラス(カバー140)を被せる。カバーガラスは、LED110側の面上に凹レンズ(屈折部141)を有する。凹レンズは、リフレクタ(反射鏡120)からの反射光線が通過しないカバーガラスの中央部分に設ける。LED110からの放射角ψが小さい角度の光は、前記凹レンズによって大きな放射角へと広げられる。
凹レンズ(屈折部141)は、例えば、0度方向から35度方向までの範囲へ向かう直接光を屈折して、0度方向60度方向までの範囲へ向かわせる。これにより、0度方向から35度方向までの範囲へ向かう余剰光束を有効利用することができる。
この凹レンズ(屈折部141)により、光源(LED110)からの放射角が小さな角度領域(屈折範囲813)の余っている光束も有効利用することができる。
この円錐状の窪み(屈折部141)により、光源(LED110)からの放射角が小さな角度領域(屈折範囲813)の余っている光束も有効利用することができる。
あるいは、屈折部141の形状は、断面のV字の先端部分を丸めた円錐状の窪み、もしくは断面がV字ではなく、台形の窪みであってもよい。
実施の形態4について、説明する。
なお、実施の形態1乃至実施の形態3のいずれかと共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
照射範囲812のうち、屈折範囲813内は、屈折部141を有しない光源部100からの直接光と、屈折部141を有する光源部100からの屈折光により照らされる。
このため、屈折部141を有する光源部100の配光設計の自由度が高くなり、最低照度E以上の明るさで照らすことができる照射範囲812を広げることができる。
複数の上記光源部100のうち一部の光源部100は、上記屈折部141を有しない。
例えば、屈折部141の形状が、断面がV字の円錐状である場合、0度方向付近に極端に光度が低い領域が発生する。以上説明した照明装置800によれば、屈折部141を有しないカバーガラス(カバー140)を設けたLED110(もしくは、カバーガラスを設けていないLED110)からの直接光が、その領域を照らすので、目標照度を達成することができる。
これにより、1灯あたりの光束が十分でない光源においても、複数灯の集合体とすることで十分な光束を得ることができる。
また、異なる配光分布の光源部100を組み合せることで、少ない光源数、光束で、より理想的な配光分布を得ることができる。
実施の形態5について、図28〜図32を用いて説明する。
なお、実施の形態1乃至実施の形態4のいずれかと共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
この図は、光源部100を、床面810に対して垂直な平面で切断した側面視断面図である。
副反射鏡150は、カバー140の内側、LED110の正面に当たる位置にあり、配光中心軸821を中心とした回転対称な形状を有する。例えば、副反射鏡150は、LED110の側に頂点を有する円錐形状である。副反射鏡150の頂点は、平らであってもよいし、アール形状であってもよい。
副反射鏡150は、LED110が発して反射面121で反射した反射光が通らない位置に設ける。
副反射鏡150を有する光源部100は、照射範囲812内である非照射範囲814を照らさない。そこで、一部の光源部100には、副反射鏡150を設けず、非照射範囲814を照らす。これにより、非照射範囲814は、副反射鏡150を有しない光源部100が発した光により、最低照度E以上で照らされ、副反射鏡150を有する光源部100の副反射面151によって反射された余剰光束は、光束が不足している範囲へ振り分けられる。
なお、この例では、反射面形状曲線Cとして、楕円弧を用いているが、他の曲線であってもかまわない。
副反射面形状曲線C’は、例えば、始点833と終点832とを結ぶ線分である。始点833は、y軸上に位置する。終点832は、原点から見てψ4方向に位置する。なお、副反射面形状曲線C’は、線分ではなく、例えば円弧・楕円弧・多項式曲線などの曲線であってもよい。
この例において、照明装置800は、偶数個の光源部100を有し、そのうちの半数は、副反射鏡150を有し、残りの半数は、副反射鏡150を有しない。
IL(ψ)は、すべての光源部100がψ方向に発した直接光の光度の合計を示す。IS(ψ)は、照射範囲812を最低照度E以上で照らすためにψ方向に発する必要がある光の光度を示す。Ir(ψ)は、反射鏡120による反射光の光度を示す。Ir’(ψ)は、副反射鏡150による反射光の光度を示す。
なお、反射面形状曲線Cの終点822のy座標y1を、1として規格化している。また、LED110が発する全光束は240lm、最低照度Eは2lx、LED110の発光点の床面810からの高さhは3mとする。
反射面形状曲線Cとして、中心点824の座標(0.89,1.02)、長径1.72、短径0.95の楕円弧を用い、副反射面形状曲線C’として、始点833の座標(0,0.202)、終点832の座標(0.675,1)の線分を用いた場合、照射範囲812の半径Rは、約5.44mである。
副反射鏡150は、上記照射範囲812の一部であり上記配光中心軸821を中心とする略円形の範囲を非照射範囲814とし、所定の曲線を副反射面形状曲線C’とし、上記配光中心軸821を中心として上記副反射面形状曲線C’を回転した回転対称の形状である副反射面151を有し、上記光源(LED110)が上記非照射範囲814の方向に発した光を上記副反射面151が反射して、上記照射範囲812内の上記非照射範囲814以外の方向へ向かわせる。
複数の上記光源部100のうち一部の光源部100は、上記副反射鏡150を有しない。
これにより、0度方向から25度方向までの範囲の余剰光束を有効に利用することができる。
また、この例におけるカバーガラス(カバー140)は、サブリフレクタ(副反射鏡150)の位置を固定するためのものであり、他の構造で置き換えてもよい。例えば、比較的細い板金などを用いて、サブリフレクタ(副反射鏡150)をLED110と向かい合う中空位置に配置してもよい。その場合、カバーガラス(カバー140)は、なくてもよい。
このサブリフレクタ(副反射鏡150)により、光源(LED110)からの放射角が小さな角度領域(非照射領域814)の余っている光束も有効利用することができる。
これにより、1灯あたりの光束が十分でない光源においても、複数灯の集合体とすることで十分な光束を得ることができる。
また、異なる配光分布の光源部100を組み合せることで、少ない光源数、光束で、より理想的な配光分布を得ることができる。
Claims (9)
- 略円形の範囲を照射範囲とし、上記照射範囲に対して略垂直の方向から上記照射範囲内を照射する照明装置において、
所定の軸を配光中心軸とし、上記配光中心軸を中心とする回転対称の配光特性を有する光源と、
上記配光中心軸を含む平面内の所定の曲線を反射面形状曲線とし、上記配光中心軸を中心として上記反射面形状曲線を回転した回転対称の形状である反射面を有し、上記光源が上記照射範囲外の方向に発した光を上記反射面が反射して、上記配光中心軸を挟んで反対側の照射範囲内の方向へ向かわせる反射鏡とを有する光源部を備え、
上記反射面形状曲線は、上記光源から上記配光中心軸と略垂直の方向に始点を有し、上記光源から上記照射範囲の輪郭へ向かう方向に終点を有し、上記終点に近い位置ほど反射方向変化率|dθ/dψ|(ただし、ψは、上記配光中心軸上の発光点と、上記反射面形状曲線上の点とを結ぶ線分と、上記配光中心軸とがなす角度。θは、上記配光中心軸上の発光点からψ方向に発して、上記反射面形状曲線上の点で反射した光の進行方向が上記配光中心軸となす角度。)が小さく、上記終点に近い位置ほど上記θの絶対値が大きいことを特徴とする照明装置。 - 上記反射面形状曲線は、上記終点に近い位置ほど曲率半径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 上記反射面形状曲線は、上記終点において、上記配光中心軸と略平行、もしくは、上記配光中心軸となす角度が3度以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
- 上記反射面形状曲線は、上記配光中心軸上でない位置に中心を有する複数の円弧が滑らかに接合した曲線と、上記配光中心軸上でない位置に焦点を有する楕円弧と、四次以上の多項式曲線とのうちから選択した曲線であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置。
- 上記照明装置は、上記光源部を複数有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置。
- 上記光源部は、更に、
上記照射範囲の一部であり上記配光中心軸を中心とする略円形の範囲を屈折範囲とし、上記光源が上記屈折範囲内の方向に発した光を屈折して、上記照射範囲内の方向へ向かわせる屈折部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。 - 上記照明装置は、上記屈折部を有する光源部と、上記屈折部を有しない光源部とを有することを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
- 上記光源部は、更に、
上記照射範囲の一部であり上記配光中心軸を中心とする略円形の範囲を非照射範囲とし、所定の曲線を副反射面形状曲線とし、上記配光中心軸を中心として上記副反射面形状曲線を回転した回転対称の形状である副反射面を有し、上記光源が上記非照射範囲の方向に発した光を上記副反射面が反射して、上記照射範囲内の上記非照射範囲以外の方向へ向かわせる副反射鏡を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。 - 上記照明装置は、上記副反射鏡を有する光源部と、上記副反射鏡を有しない光源部とを有することを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333147A JP5322632B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333147A JP5322632B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010153329A JP2010153329A (ja) | 2010-07-08 |
JP5322632B2 true JP5322632B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=42572183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008333147A Expired - Fee Related JP5322632B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5322632B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2408860B1 (es) * | 2011-12-13 | 2014-04-24 | Lledo Iluminación Sa | Luminaria led con simetría de revolución. |
JP6159522B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-07-05 | 旭化成ホームズ株式会社 | 採光装置 |
JP2018160438A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-11 | ウシオライティング株式会社 | 照明装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4181691B2 (ja) * | 1999-04-30 | 2008-11-19 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
EP1738107A4 (en) * | 2004-04-23 | 2008-12-31 | Light Prescriptions Innovators | OPTICAL DISTRIBUTOR FOR LIGHT-EMITTING DIODES |
KR101174770B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2012-08-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 이용한 액정표시장치 |
EP1869362B1 (en) * | 2005-04-12 | 2020-09-23 | Planmeca Oy | Operation light in particular for dental treatment |
WO2008153104A1 (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-18 | Miraikankyokaihatsukenkyujo Kabushikikaisha | 机上照明装置 |
JP2010021040A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Epson Imaging Devices Corp | 照明装置、液晶装置及び電子機器 |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008333147A patent/JP5322632B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010153329A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060056185A1 (en) | Fresnel lens and lighting apparatus provided with the fresnel lens | |
JP5257609B2 (ja) | 光学モジュール及び照明用灯具 | |
US9028100B2 (en) | Adjustable LED lens and lamp with the same | |
JP6097166B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置および照明装置 | |
CN107270151B (zh) | 一种发光装置及激光照明灯 | |
JP2012160666A (ja) | 光源モジュール及び照明装置 | |
WO2016194959A1 (ja) | 光束制御部材、発光装置および照明装置 | |
JP2014103062A (ja) | 照明装置 | |
EP3957904A1 (en) | An anti-glare reflector cup and a lamp with the anti-glare reflector cup | |
JP2012150274A (ja) | 光束制御部材、この光束制御部材を備えた発光装置およびこの発光装置を備えた照明装置 | |
JP2010161033A (ja) | 照明装置 | |
JP5322632B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2013020716A (ja) | 光束制御部材および発光装置 | |
US10190730B2 (en) | Light flux controlling member, light emitting device and illuminating device | |
CN219473486U (zh) | 智能灯具 | |
JP2012234729A (ja) | 照明装置 | |
JP2018081748A (ja) | 照明装置 | |
TWI507640B (zh) | 可控制光束角之導光元件及燈具 | |
WO2019138459A1 (ja) | 照明機器 | |
CN114370615A (zh) | 控光模组、控光模组的设计方法及灯具 | |
US11480314B2 (en) | Light collimation assembly and light emitting devices | |
CN213089751U (zh) | 一种防眩反光杯以及带有该反光杯的灯具 | |
CN107564434B (zh) | 用于显示信息的信息系统的光学元件 | |
JP2010140769A (ja) | 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置 | |
CN216952718U (zh) | 控光模组及灯具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20121207 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20121221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20121221 |
|
RD15 | Notification of revocation of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7435 Effective date: 20130116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |