JP5321246B2 - ストレージ装置の監視ユニット、および監視ユニットのファームウェア更新方法 - Google Patents

ストレージ装置の監視ユニット、および監視ユニットのファームウェア更新方法 Download PDF

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Description

本発明はストレージ装置の監視ユニットに関し、より詳細にはストレージ装置内の制御装置に対してファームウェアの更新を行う監視ユニットのファームウェア更新方法に関するものである。
ストレージ装置はビジネスの多様化、複雑化に伴って記憶するデータ量は増大の一途をたどっていると共に、複数のサーバに接続されITシステムの中核を成すまでになっている。このような状況の中で、ストレージ装置の停止は業務に与える影響は計り知れないものがある。このため、ストレージ装置の部品交換やファームウェアの更新等においては極力ストレージ装置を停止することなく交換、もしくは更新することが求められる。
ファームウェアは制御に必要なプログラムを不揮発性のメモリ内に記憶させたもので、ストレージ装置を構成する各種の制御装置のそれぞれに対応した制御プログラムがファームウェアとして組み込まれている。図6は、ストレージ装置の一般的な構成を示したもので、この図を用いてストレージ装置100の概要を説明する。ストレージ装置100は、コントロールモジュール(以降、CMという)200、210、フロントエンドルータ(同FRT)300、バックエンドルータ(同BRT)400、410、ポートバイパスサーキット(同PBC)500−530、監視ユニット(同SVC)600から構成される。
CM200、210は、ホストコンピュータ(同HOST)700、710とファイバーチャネルを介して接続し、ディスクアクセスに対する処理やリカバリに対する処理等を制御する装置である。FRT300は、CM200、210と接続し、CM200、210間の相互接続を選択的に切り換えるものである。また、BRT400、410は、CMT200、210とPB5C00−530とを選択的に切り換えるポートスイッチであり、PBC500−530は記憶デバイスであるディスク550が異常となったときそのディスク550を切り離す機能を成すものである。図に示すように、CMT200、210はBRT400、410、さらにPBC500−530を介してディスク550にアクセスするが、これらが複数備えられているのは可用性の点から冗長構成にしているためである。なお、図中の実線はデータの入出力や制御情報のやり取りを行う接続を示している。
SVC600は、HOST700、710やこれらの制御装置(CMやFRT、PBC等)と例えばイーサーネット(登録商標)等のネットワークで接続し、制御装置と通信してエラーステート情報を収集しエラーログを蓄積したり、更新ファームウェアの情報を格納して制御装置のファームウェアの更新を行ったりストレージ装置100全体を監視制御する。なお、図中の一点鎖線は、ネットワークの接続を示している。
次にSVC600の制御装置に対するエラーログの収集とファームウェア更新の従来例を、図7を用いて説明する。図7は、図6におけるSVC600が制御装置の一つであるPBC500−530からエラーステート情報を収集し、そのエラーステート情報を参照してファームウェアの更新処理を行う例を示している。なお、SVC600およびPBC500−530の図中の構成要素は、これらの処理に関係する機能ブロックを示している。
SVC600は、制御装置との通信を行うネットワークドライバ601、エラーログ収集やファームウェア更新等を実施する監視/保守制御部602、エラーステート情報を格納するエラーログ記憶部603、更新ファームウェアの情報を格納する更新ファームウェア記憶部604から成る。また、PBC500−530はSVC600との通信を行うネットワークドライバ501、PBCの制御プログラムを格納したファームウェア502から成る。
このような構成において、エラーステート情報の収集とファームウェア更新の流れは以下のようにして行われる。まず、PBC500−530が何らかのエラーを検知すると、そのエラーステートの情報を含んだパケットをSVC600に対して送信する(図7のE1)。SVC600のネットワークドライバ601がそのパケットを受信し、パケットの送信先のポート番号に待ち受ける監視/保守制御部602にそのパケットを着信させる(E2)。監視/保守制御部602はこのパケットからエラーステート情報を取り出しエラーログ記憶部603に格納する(E3)。ここまでがエラーステート情報収集の流れで、次にファームウェア更新の流れを説明する。
SVC600がオペレータからPBC500−530に対するファームウェア更新の指令を受けると、監視/保守制御部602はエラーログ記憶部603のエラーステート情報を参照し、PBC500−530に対するエラーの有無を調べる(U1)。エラーがなければ更新ファームウェア記憶部604から更新指示のあったPBCの更新ファームウェアの情報を抽出し(U2)、ネットワークドライバ601を介してPBC500−530に対してファームウェアの更新を実施する(U3〜U5)。この更新は従来技術を用いて、ストレージ装置100を停止することなく、複数あるPBC500−530に対して順次行なわれる(即ち、活性更新される)。
ストレージ装置における制御装置に対するログデータの出力方法(特許文献1)、ストレージ装置内の制御装置との通信を行うネットワーク通信システム(特許文献2)、およびストレージ装置におけるファームウェアの活性更新装置(特許文献3)が従来技術として知られている。
特許第4252551号公報 特開2007−306296号公報 特開2006−338217号公報
上記に示すように、監視ユニット(SVC)はストレージ装置内の各種制御装置とネットワークを介して接続し、エラーステート情報を収集して記憶部に格納すると共に、制御装置に対してファームウェア更新を行う機能を有している。ファームウェアの更新を行うときは、このエラーステート情報を参照して更新対象の制御装置にエラーが発生していないことを確認してから更新処理を実施することが行われている。もし、エラーが発生している状態、即ち故障を抱えている状態でファームウェアの格納領域に書込みを行うと、その処理途中で故障の影響で更新が中止され、起動が不可能となる恐れがあるためである。従って、エラーがある場合は、ストレージ装置を停止させてファームウェアの更新処理を行う必要があり、この場合は前述したように業務に多大の影響を及ぼすことになる。
制御装置から収集されるエラーステート情報の中には、ファームウェアのプログラムミス等で実害のない軽微のものもエラーとして収集される場合がある。このような場合でも、ファームウェアの更新を行う場合にエラーとして見てしまうため、ファームウェアの活性更新ができないという問題がある。
本発明の目的は、上記のように軽微のエラーに対してファームウェアの活性更新を可能とする監視ユニットおよび監視ユニットのファームウェア更新方法を提供することにある。
また他の目的は、多数の設置済みのストレージ装置に対しても軽微のエラーに対して容易な方法でファームウェアの活性更新を可能にすることにある。
上記の課題を解決するために本発明のストレージ装置の監視ユニットは、ストレージ装置内の制御装置と通信し、それらの制御装置に対するファームウェアの更新を行うものであって、更新ファームウェア記憶部、エラーログ記憶部、エラーステート情報受信手段、エラーフィルタ手段、エラーステート情報記憶手段およびファームウェア更新手段とを備える。
更新ファームウェア記憶部は制御装置に対する更新ファームウェアの情報を格納した記憶部であり、エラーログ記憶部はエラーステート情報を格納した記憶部である。エラーステート情報受信手段は制御装置から送信されたエラーステート情報を含むパケットを受信し、エラーフィルタ手段は受信したパケットにおけるエラーステート情報の所定のエラー情報をリセットするものである。エラーステート情報記憶手段は所定の情報がリセットされたエラーステート情報をエラーログ記憶部に格納する。ファームウェア更新手段は、制御装置が備えるファームウェアに対する更新指示に基づいて、エラーログ記憶部を参照して更新指示された制御装置に対するエラーがなければ、更新ファームウェア記憶部からその制御装置に対する更新ファームウェアの情報を取り出し、ストレージ装置を停止することなく制御装置に対してファームウェアの更新を行う。
開示のストレージ装置の監視ユニットは、制御装置からエラーステート情報の記憶に当たってそのエラーステート情報の所定の情報をリセットして記憶するようにしたので、特定の実害のない軽微のエラーをリセットすることによりファームウェアの更新に当たってそのようなエラーに対してはエラーとして見做されることがないので、ストレージ装置を停止することなくファームウェアの更新を行うことが可能となる。
本発明のストレージ装置の構成例(実施例1)である。 本発明のSVCの構成例(実施例1)である。 エラーログ記憶部のデータ例である。 本発明のSVCの構成例(実施例2)である。 本発明のエラーログ収集におけるパケットのデータ例である。 ストレージ装置の一般的な構成例である。 従来の監視ユニットの構成例である。
本発明の実施例を図1〜図4を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明のストレージ装置110の構成例を示すもので、前述の従来例(図6)に合わせて描いた図である。従来例と異なる点は、監視ユニット610(以降、SVC610ともいう)が異なるのみで、他の構成は同一である(図6と同一の構成要素は同じ記号を付けている)。また、図中の構成要素間を結ぶ実線は制御情報や格納する(あるいは格納した)データを流す線路を示し、一点鎖線は制御装置間の通信を行うLAN(Local Area Network)を示す。LANによる通信は、ここではイーサーネット(登録商標)によるTCP/IPプロトコルを用いている。
続いて、SVC610の構成を図2に示す。図2も前述の従来例(図7)に合わせて描いた図である。図7と異なる構成は、監視/保守制御部611である(図7と同じ構成要素は同じ記号を付けている)。次に、これら構成要素の概要を説明する。
ネットワークドライバ601は、SVC610の外部の制御装置との通信の制御を行い、例えば制御装置の一つであるPBC500−530から送信されたエラーステート情報のパケットを受信し、このパケットを監視/保守制御部611に着信させる。
監視/保守制御部611は、従来から備える機能であるエラーログ収集部613とファーム更新部614に、新たにエラーフィルタ部612を設け、全体を監視/保守制御部611としたものである(エラー収集部613とファーム更新部614を合わせたものが、従来の監視/保守制御部602に相当する)。エラーフィルタ部612は、ネットワークドライバ601を介して着信したエラーステート情報の特定のエラーについてエラーをリセット(クリア)する。エラーログ収集部613は各制御装置から通知されたエラーステート情報を収集・蓄積し、ファーム更新部614はオペレータの指示に基づいて各制御装置に対してファームウェアの更新を行う。この二つの機能は、前述した監視/保守制御部602のエラーログ収集とファームウェア更新と同一である。
エラーログ記憶部603は、エラーログ収集部613によって収集されたエラーステート情報を格納する記憶部である。図3は、エラーログ記憶部603に記憶されたデータ例を示すもので、情報を受け付けた「年月日」と「時刻」、情報を通知した装置の「機番」および「エラーステート情報」の各フィールドを含んだ情報で構成される。エラーステート情報は所定のビット数からなるビット列で構成し、ビット列のビットの位置に対応してエラーが定義され、ビットの「1」、「0」がそれぞれ「エラー有り」、「エラー無し」を示す。
更新ファームウェア記憶部604は、各制御装置(この場合、SVC610自身も含む)に対応して更新ファームウェアの情報を格納する記憶部である。この情報は、例えばオペレータの指示に基づいてホストコンピュータ700、あるいはホストコンピュータ710からネットワークドライバ601を介して格納される。更新ファームウェアの情報は、ファームウェア名に対応付けてバージョン、更新対象の機番、制御プログラム等で構成する。
次に、SVC610の本発明のエラーフィルタ部を介したエラーログ収集とファームウェア更新の処理をPBC500−530との例で説明する。
まず、PBC500−530からエラーステート情報のパケット(図2のE1)をネットワークドライバ601が受信すると、ネットワークドライバ601はそのパケットを監視/保守制御部611に着信させる。
監視/保守制御部611は、エラーフィルタ部611において着信したパケット(同E2)のエラーステート情報に対し、予め用意されたビットマスクのビット列と論理積をとることで特定のエラービットをリセットする。ここで、ビットマスクのビット列はエラーステート情報と同じビット長さを持ち、特定のエラーのビット位置をビット「0」に設定されている。例えば、リセットしたいエラーがビット列の2番目であれば「10111・・11」(・・は「1」を表す)から成るビット列のビットマスクを予め用意して置くことになる。着信したパケットのエラーステート情報が「0100・・」であった場合、このビット列とビットマスクのビット列との論理演算でエラーステート情報は「0000・・」とリセットされる。エラーがリセットされたエラーステート情報(同E3)は、エラーログ記憶部603に格納する。
ファームウェアの更新は、オペレータ等からの指示に基づいて、エラーログ記憶部603に格納されたエラーステート情報を参照し、ファームウェア更新対象の装置であるPBC500−530のエラーの有無を調べる(図2のU1)。エラーがないことが確認されたら更新ファームウェア記憶部604からPBC500−530の更新ファームウェアの情報を取り出し(U2)、ネットワークドライバ601および501を介してPBC500−530のファームウェア502に対して活性更新を行う(U3〜U5)。
PBC500−530のファームウェア502において、例えばプログラムミスにより実害はないがエラーとして通知されるような場合は、このエラーをリセットするビットマスクをエラーフィルタ部612に設定しておく。これによりファームウェア更新時にPBC500−530はエラー無しと判定され活性更新ができることになる。
(実施例2)
実施例1では、監視ユニットの監視/保守制御部の機能にエラーフィルタの機能を付加して新たな監視/保守制御部としたが、実施例2では従来の監視/保守制御部の機能はそのまま用い、その監視/保守制御部とは別にエラーフィルタ部を監視ユニット内に設けた形態である(なお、実施例2のストレージ装置120は、実施例1に示すストレージ装置110(図1)の構成においてSVC610がSVC620と替わるのみで、他は同一であるので構成例は省略する)。
図4は、実施例2の形態の監視ユニット(SVC620)の構成例を示したもので、従来のSVC600と異なる構成は、ネットワークドライバ621とエラーフィルタ部622である(図6と同じ構成要素は同じ記号を付けている)。また、SVC620は装置アドレスとローカルアドレスとを備えると共に、第1のポートと第2のポートとを備えている。次に、これら構成要素の概要を説明する。
SVC620は、OSの機能であるiptablesを利用してネットワークドライバ621が受信したパケットの送信先のIPアドレスとポート番号に基づいてポート番号を変換し、変換されたポート番号で待ち受けしている処理部に着信させることを行う。具体的には、ネットワークドライバ621が受信したパケットの送信先のIPアドレスが装置アドレスで第1のポート番号であったとき(SVC620の外部の制御装置から送信されるエラーステート情報のパケットの送信先は装置アドレス/第1のポート番号である)、ポート番号を第1のポート番号から第2のポート番号に変換し、第2のポートに待ち受けるエラーフィルタ部622に送出することを行う。また、受信したパケットの送信先のIPアドレスがローカルアドレスで第1のポート番号であったときは、そのパケットを第1のポート番号で待ち受けている監視/保守制御部602に着信させることを行う。
エラーフィルタ部622は、ネットワークドライバ621を介して着信したエラーステート情報のパケットに対して、特定のエラーについてエラーをリセットする。さらに、そのパケットの送信先のIPアドレスをSVC620のローカルアドレスとし、ポート番号を第1のポート番号に変換して送信する。これにより、ネットワークドライバ621はリセットされたパケットを監視/保守制御部602に着信させることになる。
監視/保守制御部602は、特定のエラーがリセットされたパケットのエラーステート情報をエラーログ記憶部603に格納する。また、オペレータからのファームウェア更新の指示に基づいて、エラーログ記憶部603を参照して更新対象の装置であるPBC500−530にエラーがないことを確認してPBC500−530の更新ファームウェアの情報を更新ファームウェア記憶部604から取り出し、ネットワークドライバ621を介してファームウェアの更新を行う。
次に、本発明のエラーフィルタ部622を介してエラーログを収集する処理を図4と図5を用いて説明する。図4において、PBC500−530が何らかのエラーを検知すると、そのエラーステートの情報を含んだパケットをSVC620に対して送信する(図4のE1)。SVC620のネットワークドライバ621がそのパケットを受信すると、ネットワークドライバ621はパケットのヘッダ(TCPヘッダおよびIPヘッダ)の情報を調べる。送信先のIPアドレスが装置アドレスでポート番号が第1のポート番号である場合にパケットのポート番号を第2のポート番号に書き替え、パケットを第2のポートで待ち受けるエラーフィルタ部622に着信させる。
PBC500からネットワークドライバ621が受信したパケットの例は、図5のE1に示される。パケットの構成は、TCPヘッダ情報の一部である「通信元IPアドレス」、「送信先IPアドレス」、IPヘッダ情報の一部である「通信元ポート番号」、「送信先ポート番号」、およびデータである「エラーステート情報」で示している。従って、E1のパケットは、通信元IPアドレスとしてPBC500のIPアドレスである「10.1.0.128」、送信先IPアドレスとしてSVC610の装置アドレス「10.1.0.1」、通信元ポート番号としてPBC500のポート番号である「1000」、送信先ポート番号としてSVC610のポート番号である「2000」、エラーステート情報として「0100・・」がセットされている。また、ネットワークドライバ621で変換されエラーフィルタ部622に着信するパケットはE2で示され、送信先ポート番号が「2000」から「3000」に変換されている。
エラーフィルタ部622では着信したパケット(E2)のエラーステート情報に対し、予め用意されたビットマスクのビット列と排他的論理和をとることで特定のエラービットをリセットする(この処理は実施例1と同様である)。このエラーリセットの処理後、エラーフィルタ部622は送信先のIPアドレスを自身のローカルアドレスに、ポート番号を監視/保守制御部602に着信させる第1のポート番号に書き替える。即ち、図5のE3のパケットに示すように、E2に示されるパケットのIPアドレスを装置アドレスの「10.1.0.1」からローカルアドレスの「127.1.0.1」とし、ポート番号を「3000」から「2000」に書き替えることを行う。その後、このパケットを送信すれば(即ち、ループバックすることになる)、ネットワークドライバ621は監視/保守制御部602に着信させる(E4)。
監視/保守制御部602は、着信したパケットのエラーステート情報である「「0000・・」(E5)をエラーログ記憶部603に格納する。従って、エラーログ記憶部603には、SVC620の外部装置から通知されたエラーステート情報の内、例えば、ファームウェアのプログラムミスで実害のない通信エラーが起きるようなエラーステート情報に対しては、そのエラーとは見做されないエラーステート情報が格納されることになる。
SVC620のファームウェアの更新の処理は前述した従来方法と同様であるので省略する。
本実施例では、エラーステート情報をリセットするエラーフィルタ部622を監視/保守制御部602とは独立させる例を示した。このようにすることにより、既に設置済みのストレージ装置100に対してエラーフィルタ部606を付加することで機能アップを図ることができる。
100 ストレージ装置(従来例)
110 ストレージ装置(実施例1)
120 ストレージ装置(実施例2)
200 コントロールモジュール(CM)
210 コントロールモジュール(CM)
300 フロントエンドルータ(FRT)
400、410 バックエンドルータ(BRT)
500−530 ポートバイパスサーキット(PBC)
501 ネットワークドライバ
502 ファームウェア
550 ディスク
600 SVC(従来例)
601 ネットワークドライバ
602 監視/保守制御部
603 エラーログ記憶部
604 更新ファームウェア記憶部
610 SVC(実施例1)
611 監視/保守制御部
612 エラーフィルタ部
613 エラーログ収集部
614 ファームウェア更新部
620 SVC(実施例2)
621 ネットワークドライバ
622 エラーフィルタ部
700、710 ホストコンピュータ

Claims (5)

  1. ストレージ装置内の制御装置と通信し、該制御装置に対するファームウェアの更新を行う該ストレージ装置の監視ユニットであって、
    前記制御装置の更新ファームウェアの情報を格納した更新ファームウェア記憶部と、
    エラーステート情報を格納したエラーログ記憶部と、
    前記制御装置から送信された前記エラーステート情報を含むパケットを受信するエラーステート情報受信手段と、
    前記受信したパケットにおけるエラーステート情報の所定のエラー情報をリセットするエラーフィルタ手段と、
    前記所定のエラー情報がリセットされたエラーステート情報を前記エラーログ記憶部に格納するエラーステート情報記憶手段と、
    前記制御装置が備えるファームウェアに対する更新指示に基づいて、前記エラーログ記憶部を参照して該更新指示された制御装置に対するエラーがなければ、前記更新ファームウェア記憶部から該制御装置に対する更新ファームウェアの情報を取り出し、前記ストレージ装置を停止することなく該制御装置に対してファームウェアの更新を行うファームウェア更新手段と
    を備えることを特徴とするストレージ装置の監視ユニット。
  2. ストレージ装置内の制御装置と通信してファームウェアの更新を行い、装置アドレスとローカルアドレスとを有する該ストレージ装置の監視ユニットであって、
    前記制御装置の更新ファームウェアの情報を格納した更新ファームウェア記憶部と、
    エラーステート情報を格納したエラーログ記憶部と、
    前記制御装置から送信された、送信先が前記装置アドレスで第1のポート番号の前記エラーステート情報を含むパケットを受信するエラーステート情報受信手段と、
    受信したパケットの送信先が前記装置アドレスで第1のポート番号の場合は、該送信先のポート番号を第2のポート番号に書き替えて送信先に着信させ、該受信したパケットの送信先が前記ローカルアドレスで第1のポート番号の場合は該パケットを該第1のポート番号の送信先に着信させるパケット着信手段と、
    前記第2のポート番号に着信した前記パケットにおけるエラーステート情報の所定のエラー情報をリセットすると共に、該パケットの送信先を前記装置アドレスから前記ローカルアドレスに、該第2のポート番号から前記第1のポート番号に書き替え送信するエラーフィルタ手段と、
    前記第1のポート番号に着信したパケットのエラーステート情報をエラーログ記憶部に格納するエラーステート情報記憶手段と、
    前記制御装置が備えるファームウェアに対する更新指示に基づいて、前記エラーログ記憶部を参照して該更新指示された制御装置に対するエラーがなければ、前記更新ファームウェア記憶部から該制御装置に対する更新ファームウェアの情報を取り出し、前記ストレージ装置を停止することなく該制御装置に対してファームウェアの更新を行うファームウェア更新手段と
    を備えることを特徴とするストレージ装置の監視ユニット。
  3. 前記エラーステート情報は各ビット毎にエラーを対応させたビット列であり、前記エラーステート情報の所定のエラー情報のリセットは該ビット列と予め設定されたビットマスクとの論理演算によりリセットする、
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のストレージ装置の監視ユニット。
  4. ストレージ装置内の制御装置と通信し、該制御装置に対するファームウェアの更新を行う監視ユニットのファームウェア更新方法であって、
    前記制御装置から送信されたエラーステート情報を含むパケットを受信するエラーステート情報受信手順と、
    前記受信したパケットにおけるエラーステート情報の所定のエラー情報をリセットするエラーフィルタ手順と、
    前記所定のエラー情報がリセットされたエラーステート情報をエラーログ記憶部に格納するエラーステート情報記憶手順と、
    前記制御装置が備えるファームウェアに対する更新指示に基づいて、前記エラーログ記憶部を参照して該更新指示された制御装置に対するエラーがなければ、更新ファームウェアの情報を格納した更新ファームウェア記憶部から該制御装置に対する更新ファームウェアの情報を取り出し、前記ストレージ装置を停止することなく該制御装置に対してファームウェアの更新を行うファームウェア更新手順と
    を備えることを特徴とする監視ユニットのファームウェア更新方法。
  5. ストレージ装置内の制御装置と通信してファームウェアの更新を行い、装置アドレスとローカルアドレスとを有する監視ユニットのファームウェア更新方法であって、
    前記制御装置から送信された、送信先が前記装置アドレスで第1のポート番号のエラーステート情報を含むパケットを受信するエラーステート情報受信手順と、
    受信したパケットの送信先が前記装置アドレスで第1のポート番号の場合は、該送信先のポート番号を第2のポート番号に書き替えて送信先に着信させ、該受信したパケットの送信先が前記ローカルアドレスで第1のポート番号の場合は該パケットを該第1のポート番号の送信先に着信させるパケット着信手順と、
    前記第2のポート番号に着信した前記パケットにおけるエラーステート情報の所定のエラー情報をリセットすると共に、該パケットの送信先を前記装置アドレスから前記ローカルアドレスに、該第2のポート番号から前記第1のポート番号に書き替え送信するエラーフィルタ手順と、
    前記第1のポート番号に着信したパケットのエラーステート情報をエラーログ記憶部に格納するエラーステート情報記憶手順と、
    前記制御装置が備えるファームウェアに対する更新指示に基づいて、前記エラーログ記憶部を参照して該更新指示された制御装置に対するエラーがなければ、更新ファームウェアの情報を格納した更新ファームウェア記憶部から該制御装置に対する更新ファームウェアの情報を取り出し、前記ストレージ装置を停止することなく該制御装置に対してファームウェアの更新を行うファームウェア更新手順と
    を備えることを特徴とする監視ユニットのファームウェア更新方法。
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