JP2017022579A - 通信システム、通信ノード、および通信システムにおける代替処理方法 - Google Patents

通信システム、通信ノード、および通信システムにおける代替処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】障害が発生した機能を他のデータセンタで再開させる際、他のデータセンタを収容する通信ノードに該機能の再開を認識させる。【解決手段】複数の仮想マシンVMを備え、仮想マシン上で所定の機能SFを実行するサーバ装置を含むデータセンタと、データセンタを収容し、受信したパケットを該パケットの記載事項に従って他の通信ノードあるいは仮想マシンに転送して所定の機能を実行させる通信ノードと、通信ノードやデータセンタを管理する管理装置と、を含む通信システムである。通信ノードは、所定の機能について死活監視をしており、所定の機能が停止していると判断した場合、所定の機能を実行する仮想マシンへ転送すべきパケットを他のデータセンタを収容する他の全通信ノードへ転送(Flooding)すると共に、所定の機能が停止したことを管理装置へ通知する。【選択図】図7B

Description

本発明は、通信システムの高可用性に関し、更に詳しくは、通信装置内データベース更新時間の短縮方法に関する。
本技術分野の背景技術として、ファイアウォール、ロードバランサ等のService Function(SF)を、汎用サーバ内の仮想マシン(VM: Virtual Machine)上で実現するNFV(Network Function Virtualization)が存在する。NFVのユースケースとして、フロー毎に適用するSFを柔軟に組み替え可能とするService Function Chaining(SFC)が提唱され、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化に向けた議論が為されている。
図1は、ユーザ端末80−1〜80-Nを、通信システム10を介して、コンテンツサーバ90−1〜90−2に接続するシステムの構成図である。図1へ示すように、SF60をデータセンタ(DC)30内のVM50に集約するSFCでは、入力パケットのヘッダ情報に基づいてSFCドメイン境界ノード(CL: Classifier)20−A,20−Dが、フローを分類する。ドメイン境界ノードCL20−A,20−Dは、フロー毎に適用するSF60のchaining状態(適用されるSFの連鎖)を示す識別子(Path ID)やSFCドメイン内の経由SF数に基づく情報(SF Index)等のマッピングを伴うパケットのカプセル化処理を実行する。その後、カプセル化処理を施したパケットをDC収容ノード(SFF: Service Function Forwarder)20−B,20−Cに向けて転送する。
SFF20−B,20−Cは、CL20−A,20−Dでoriginalパケット(送信元の例: ユーザ端末80、コンテンツサーバ90)に付加されたヘッダの内、SFC専用ヘッダ(NSH: Network Service Header)記載のPath IDとSF Indexに基づいてトラフィックを転送する。即ちSFF20−B,20−Cは、パケットのアドレス情報を用いないトラフィック転送を実施する(非特許文献1参照)。図1の通信ノード20−A及び20−Dは、基本的にはCLの機能を備えるものだが、SFFの機能も備えることが可能である。通信ノード20−B及び20−Cは、SFFの機能を備えている。
上記のようなトラフィック転送では、DC30内にて、VM50のトラブル等により当該VM上の実行SF60が停止状態に陥った際、SFCドメイン100を構成するSFF装置内のトラフィック転送用データベース(SFF-Table)更新に関し、OSI参照モデルにおけるデータリンク層やネットワーク層のプロトコルは作用しない。上記のような状態が生じた場合への備えとして、予めバックアップ用のSF60を稼働させると共にSFF-Tableへ迂回路情報を設定し、サービス寸断時間の縮減を図る手法が提案されている(非特許文献2参照)。
更に、NFVの標準化を推進しているETSI(European Telecommunications Standards Institute)では、仮想ネットワークにおける通信路VNFFG°(Virtualized°Network°Function°Forwarding°Graph)°に関して、トポロジの変更を想定した通信路(Path)の構成要素を定義している(非特許文献4)。
P. Quinn,et al.,"Network Service Header,"draft-quinn-sfc-nsh-05.txt,IETF Internet Draft,January 2015 T. Kang,et al.,"Failover for Service Function Chaining,"draft-kang-sfc-failover-01.txt,IETF Internet Draft, October 2014 P. Quinn, et al.,"Generic Protocol Extension for VXLAN",draft-quinn-vxlan-gpe-03.txt,IETF Internet Draft,July 2014 "ETSI GS NFV-MAN 001 v1.1.1 (2014-12),"ETSI GROUP SPECIFICATION,http://www.etsi.org/deliver/etsi_gs/NFV-MAN/001_099/001/01.01.01_60/gs_NFV-MAN001v010101p.pdf
非特許文献2では、迂回路未設定時に障害発生SFをバイパスさせることで通信途絶を回避し、End-to-Endの通信をサポートする。しかし、現用系と待機系の間で同期処理が必要なセッション状態を管理するSF(例えばNAT: Network Address Translation)に関しては対象外で、通信途絶状態が生じる。障害発生後の対処はドメイン管理者に委ねる為、通信途絶状態からの回復に要する時間は管理者次第である。また、障害発生SFをSFCドメイン内の異なるDCで再開させる場合、迂回路の設定等を管理者に委ねる為、設定ミスによる通信途絶状態が継続する可能性を排除できない問題を抱えている(管理者の負荷抑制も考慮されていない)。
非特許文献4では、フロー毎に適用するSFのchaining(Path)をDescriptorとして定義しているが、複数PathのDescriptor定義間のマイグレーション手段には言及していない。
以上から、本発明の目的は、上記課題の解決に向け、障害発生SFを他のDCで再開させる際、前記他のDCを収容するSFFにSFの再開を認識させることに加え、SFCドメインを構成する各SFFにSFF-Tableを素早く自動で更新させる方式を提供することである。
上記課題を解決するために、本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、複数の仮想マシン(VM)を備え、仮想マシン上で所定の機能(SF)を実行するサーバ装置を含むデータセンタと、データセンタを収容し、受信したパケットをパケットの記載事項に従って他の通信ノードあるいは仮想マシンに転送して所定の機能を実行させる通信ノード(SFF)と、通信ノードやデータセンタを管理する管理装置と、を含む通信システムである。このシステムでは、通信ノードは、所定の機能について死活監視をしており、所定の機能が停止(あるいは機能不全等)していると判断した場合、所定の機能を実行する仮想マシンへ転送すべきパケットを他のデータセンタを収容する他の複数の通信ノードへ転送(Flooding)すると共に、所定の機能が停止したことを管理装置へ通知する。
さらに好ましい態様では、他の通信ノードは、Floodingパケットを受信すると、収容する他のデータセンタ内のサーバ装置が備える仮想マシンに対してパケットを転送(Flooding)する。
別の好ましい態様では、管理装置は、通知を受信すると、所定の機能を実行すべき仮想マシンを管理対象のデータセンタ内から特定し、特定された仮想マシンに所定の機能を実行させる。
別の好ましい態様では、特定された仮想マシンは、通信ノードから転送されたパケットに対して所定の機能を実行して、通信ノードに応答する。通信ノードは、応答を受信することにより所定の機能が復旧したと判断し、復旧したことを通知するメッセージを自身以外の通信ノードへ送信し、メッセージを受信したノードが、メッセージ記載内容に基づいて自装置内の状態を更新する。
本発明の他の一側面は、管理装置と、仮想マシン上で所定の機能を実行する複数のデータセンタと、データセンタの其々に対応付けられる複数の通信ノードを備える通信システムにおける、通信ノードである。この通信ノードは、入出力部と、処理部と、記憶部を備える。処理部は、受信したパケットをパケットの内容に基づいて他の通信ノードあるいは仮想マシンに送信して所定の機能を実行させる送信部と、自分が対応付けられるデータセンタの所定の機能の死活監視を行う監視部と、所定の機能が停止していると判断した場合、所定の機能を実行する仮想マシンへ送信すべきパケットを、他のデータセンタに対応付けられる他の複数の通信ノードへFloodingパケットとして転送する転送部と、所定の機能が停止したことを管理装置へ通知する通知部とを有する。
本発明の他の一側面は、複数のデータセンタと通信ノードを含む通信システムであって、複数の第1の仮想マシンを備え、受信したパケットに基づいて該第1の仮想マシン上で所定の機能を実行する第1のデータセンタと、第1のデータセンタを収容し、受信したパケットを他の通信ノードあるいは第1の仮想マシンに送信する第1の通信ノードと、複数の第2の仮想マシンを備え、受信したパケットに基づいて該第2の仮想マシン上で所定の機能を実行する第2のデータセンタと、第2のデータセンタを収容し、受信したパケットを他の通信ノードあるいは第2の仮想マシンに送信する第2の通信ノードと、通信ノードおよびデータセンタを管理する管理装置と、を備える通信システムにおける代替処理方法である。この方法では、第1の通信ノードが、第1の仮想マシンのいずれかが所定の機能の実行に支障があるとき、第1の仮想マシンへ送信すべきパケットを第2の通信ノードへFloodingパケットとして転送すると共に、所定の機能の実行に支障があることを管理装置へ通知する第1のステップと、第2の通信ノードが、受信したFloodingパケットを、第2の仮想マシンへ転送する第2のステップと、管理装置が、実行に支障が生じた所定の機能を代行させるべき通信システム内の他の仮想マシンに、機能の実行開始を指示する第3のステップと、第2の通信ノードが、第2の仮想マシンのいずれかが実行開始の指示により、Floodingパケットに基づいて所定の機能を実行した結果を、第1の通信ノードに送信する第4のステップと、を実行する。
本発明のさらに具体的な形態では、第2のデータセンタと第2のノードを複数組備える。
本発明の構成を採ることにより、特にDCを跨ったSFの移動に関し、通信システムに存在するSFFやCLが備えるトラフィック転送用のデータベースを管理者に更新させる方式と比べて高速に更新可能となり、通信システムの高可用化を提供可能となる。
通信システム10と通信システムに接続される装置の構成図 通信ノード20−Aが備えるフロー分類用データベースの構成例の表図 通信ノード20−A、20−Dにて生成されるouterヘッダの構成例の概念図 通信ノード20−Bが備えるサービス分類用データベースの構成例の表図(その1) 通信ノード20−Dが備えるフロー分類用データベースの構成例の表図 SFCを適用されたEnd-to-End通信の概略図 SFCを適用されたEnd-to-End通信のシーケンス図 DCを収容する通信ノード20−BによるVM死活監視の概略図 SFCを適用されたEnd-to-End通信の障害発生時におけるシーケンス図(その1) VMトラブル等に起因する通信途絶状態の概略図 DCを収容する通信ノード20−Bによる管理装置70へ対するVMトラブル発生の旨を通知するメッセージ送付の概略図 通信ノード20−Bが備えるサービス分類用データベースの構成例の表図(その2) SFCドメインFloodingの概略図 DC内Floodingの概略図 通信ノード20−Cが備えるFloodingパケット用データベースの構成例の表図 管理装置70からVM-C2に対するSF起動指示の概略図 SF-B2の再開によるEnd-to-End通信復旧を示す概略図 通信ノード20−CによるSF-B2開始を通知するメッセージ送付の概略図 SFCを適用されたEnd-to-End通信の障害発生時におけるシーケンス図(その2) 通信ノード20−Cが備えるFloodingパケット用データベース及びサービス分類用データベースの構成例の表図(その1) 通信ノード20−Bが備えるサービス分類用データベースの構成例の表図(その3) 復旧したEnd-to-End通信の概略図 通信ノード20−Bによる特定パケットの次転送先を通知するメッセージ送付の概略図 通信ノード20−Cが備えるFloodingパケット用データベース及びサービス分類用データベースの構成例の表図(その2) 最適化されたEnd-to-End通信の概略図 SFCドメイン内の各通信ノード20が、パケットの転送に用いるデータベースを更新したことを伝える為のメッセージを、(事後に)管理装置へ通知する概略図 本発明の実施例の通信ノードを説明するブロック図
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、重複する説明は省略することがある。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は文脈毎に用いられ、一つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
本明細書で引用した刊行物、特許および特許出願は、そのまま本明細書の説明の一部を構成する。
本明細書において単数形で表される構成要素は、特段文脈で明らかに示されない限り、複数形を含むものとする。
<1.システム構成例>
ここでは、従来技術との比較を容易にする為,本発明を、主に通信ネットワーク上でパケット中継を担う図1の通信システム10に適用した場合について説明する。パケット中継とは、通信ネットワークを流れるパケットを受信し、受信パケットの経路を決定する動作をいう。但し、本発明の効果を奏する限り、適用する装置、パケットの種類は此れに限られない。
図1は、本発明による通信システム10と通信システムに接続される装置の構成図である。ユーザ端末80−1〜80−Nを、通信システム10を介して、コンテンツサーバ90−1〜90−2に接続している。
通信システム10は、受信したパケットの記載情報に基づいて該パケットを送信する通信ノード20−i(i=A〜D)と、少なくとも1台以上のサーバ装置を含むデータセンタ(DC)30−i(i=B〜C)と、複数の仮想マシン(VM)50を備えて仮想マシン上で所定の機能(SF)60を実行するサーバ装置40−i(i=B〜C)と、通信ノード20やデータセンタ30を管理する管理装置70とから構成される。
通信システム10から管理装置70を除いたドメインを、SFC(Service Function Chaining)ドメイン100と呼ぶことにする。
SFCドメイン100を構成する要素について説明する。SFCドメイン100の始点では、このドメインに入力されたパケットを分類し、柔軟に組み替え可能な前記SFを適用させる。具体的には、ドメイン境界に配置される通信ノード20(図1の通信ノード20−A、20−Dが該当)にて、入力パケット(後述するoriginalパケット400)に対し、SFCドメイン100内におけるSF通過順序を示すNSHを含んだouterヘッダ300を付加するか否かを判定する。付加する場合、入力パケットにouterヘッダ300を付加してからSFCドメイン100内へ送信する。付加しない場合は入力パケットにouterヘッダ300を付加しないで転送する。
図2は、通信ノード20−A、20−Dが備えるフロー分類用データベース210の構成例である。通信ノード20−A及び20−Dでは、SFCドメイン100の外から入力されるパケットを分類する際、フロー分類用データベース210を検索する。このフロー分類用データベース210は、CL装置内におけるトラフィック転送用のデータベース(CL-Table)に対応する。本実施例では、CL-Tableの高速自動更新も対象とすることができる。
フロー分類用データベース210は、入力されたフロー情報2101に対して、Path ID及びSF Index2102、パケット送信先情報2103を検索可能としている。
検索を実行した結果、検索キーに一致する比較条件(図2では、一般的に用いられる5-tupleを例示)が存在する場合、検索結果を用いてouterヘッダを生成する。一致する条件が存在しない場合、当該パケットを廃棄するのが適当である。
検索結果には、前述のNSHを構成する為のPath ID及びSF Index2102、パケット送信先情報(次転送先装置MACアドレス、トンネル終点IPv4アドレス、送信I/F)及びその他の情報(ユーザ識別子)2103を含む。フロー分類用データベース210では、トンネル終点IPv4アドレスとして、SFCドメイン100を構成する各ノード20のIPv4アドレスを用いる。
図3に、通信ノード20−A、20−Dにて、フロー分類用データベース210を検索した結果を用いて生成される、outerヘッダ300の例を示す。outerヘッダ300は、非特許文献1と非特許文献3に記載されるNSH等のタグを用いて表現している。
Outerヘッダ300のMACアドレス310は、フロー分類用データベース210記載のパケット送信先情報に含まれる次転送先装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、通信ノード20−A或いは20−DのMACアドレスを送信元MACアドレスとし、type値としてIPv4を示す値を設定することで構成される。
OuterヘッダのIPv4ヘッダ320は、フロー分類用データベース210記載のパケット送信先情報に含まれるトンネル終点IPv4アドレスを宛先IPv4アドレスとし、通信ノード20−A或いは20−DのIPv4アドレスを送信元IPv4アドレスとし、protocol番号としてUDP(User Datagram Protocol)を示す値を設定することで構成される(他のIPv4ヘッダ構成要素については省略する)。通信ノード20−A或いは20−Dでは、トンネル終点IPv4アドレスとして、DC30を収容する通信ノード20−B及び20−Cを用いるのが適当である。
OuterヘッダのUDPヘッダ330では、宛先ポート番号(UDPの上位プロトコル)としてNSHと親和性の高いVxLANを示す4789を用いる。送信元ポート番号は任意である為4789としても良い(他のUDPヘッダ構成要素については省略する)。
OuterヘッダのVxLANヘッダ340は、フロー分類用データベース210に記載されるその他の情報に含まれるユーザ識別子(VNI: VxLAN Network Identifier)を用い、Next Protocol(=上位プロトコル)としてNSHを示す値(非特許文献3参照)を設定することで構成される(他のVxLANヘッダ構成要素については省略する)。
OuterヘッダのNSH350は、フロー分類用データベース210記載されるPath ID及びSF Indexと、Next Protocol(=上位プロトコル、originalパケット400の種別)とから構成される。Next Protocolには、IPv4を示す値を設定する。
通信ノード20−A、20−Dは、以上を踏まえてouterヘッダ300を生成し、originalパケット400をカプセル化する。そして、カプセル化後、パケット送信先情報に記載の送信I/Fからカプセル化パケットを送出する。また、SFCドメイン100の境界に存在する通信ノード20−A及び20−Dは、SFCドメイン100内でSFが全て適用されたパケットをデカプセル化し、デカプセル化処理が施されたoriginalパケット400をユーザ端末80或いはコンテンツサーバ90に転送する役割も担う(詳細は後述)。
図4は通信ノード20−B、20−Cが備えるサービス分類用データベース220の構成例(その1)である。
通信ノード20−B及び20−Cでは、SFCドメイン内から入力されるパケットの中継を実施する。上述したように、通信ノード20−B及び20−Cは、カプセル化パケットのouterヘッダ300に記載されるNSH350中の、Path ID及びSF Indexに基づいてパケット中継を実施する。
SFCドメイン内からパケットが入力されると、カプセル化パケット400内のPath ID及びSF Indexを検索キーとして、サービス分類用データベース220の検索を実施する。Path ID及びSF Indexは、outerヘッダ300のNSH350に格納されている。このサービス分類用データベース220は、上述のSFF-Tableに対応する。
検索を実行した結果、検索キーに一致する比較条件2201が存在する場合、検索結果を用いてouterヘッダ生成する。一致する条件が存在しない場合、当該パケットを廃棄するのが適当である。
検索結果には、パケット送信先情報(次転送先装置MACアドレス、トンネル終点IPv4アドレス、送信I/F)2202を含む。サービス分類用データベース220では、トンネル終点IPv4アドレスとして、SFCドメイン100を構成する各ノード20のIPv4アドレス、或いは当該SFFが収容するDC30内の仮想マシン(VM)50のIPv4アドレスを用いる(outerヘッダ300のMACアドレスとIPv4アドレスを更新する)。
図1のサーバ装置40では、複数の仮想マシン(VM)50を構成し、各VM50上にてSF60を実行させる。SFCドメイン100内のSF60は、図3のouterヘッダ300を認識し、originalパケット400に対して必要な処理を実行する。
詳述すると、SF60は上記SFF20から送信されたカプセル化パケットの受信後、outerヘッダ300の内側に存在するoriginalパケット400を抽出し、実行可能な処理を抽出したoriginalパケット400に適用する。適用後、originalパケット400にouterヘッダ300を付加し、サーバ装置40を収容するSFF20に対して返送する。
このときSF60は、返送する為に、outerヘッダ300のMACヘッダ310及びIPv4ヘッダ320の送信元アドレスと宛先アドレスの入れ替えを実施する(TTLの減算は実施しない)。またSF60は、originalパケット400に対する処理の終了後、NSH350内のSF Indexの値を1だけ減算する。
SF60でのサービス適用後にSFF(通信ノード20)へ返送されたカプセル化パケットは、再度サービス分類用データベース220検索を実施し、一致する条件が存在する場合は検索結果に従ってパケットを転送する。
通信ノード20では、SF Index=1のカプセル化パケットを受信した場合、SFCドメイン内で当該パケットに適用すべきSFが全て終了済と判断し、outerヘッダ300を削除し、originalパケット400に対する通常のIPv4パケット転送処理を実施する。即ち、originalパケット400をSFCドメイン外に送信する。
図5は通信ノード20−Dが備えるフロー分類用データベースの構成例である。
通常のIPv4パケット転送を実行する場合には、図2のフロー分類用データベース210検索の際、Path ID及びSF Indexの項目2102がnoneとなっているエントリに比較条件を一致させる為の設定が必要である。また、通信ノード20−A及び20−Dにてデカプセル化を実行させる為の設定(SF Index=1のカプセル化パケットを、通信ノード20−A及び20−Dで受信させること)が必要である。
通信ノード20やサーバ装置40等に対する各種設定は、管理装置70から実行することができる。管理装置70は、通信ノード20内の各種データベースに対する設定や、サーバ装置40内のVM稼動状態(含、VM上で実行中のSF種別)等の管理を担う。これらの管理の為に、管理装置70は、SFCリソース管理領域を確保する。
<2.End-to-End通信の実行例>
図6Aと図6Bを参照し、SFCドメイン100を通過するトラフィック(送信元: ユーザ端末80−1、宛先: コンテンツサーバ90−1)の処理に関して、詳細に説明する。
図6Aは図1の構成において、本実施例のSFCを適用されたEnd-to-End通信の概念図である。
図6Bは本実施例のSFCを適用されたEnd-to-End通信のシーケンス図である。
この例は図6Aに示されるように、ユーザ端末80−1からのデータが、通信ノード20−A,通信ノード20−Bを経由してサーバ装置40−BのVM−B1,VM−B2で処理され、通信ノード20−Dからコンテンツサーバ90−1に送信される例である。
ここでは最初に、ユーザ端末80−1から通信ノード20−Aに入力されたパケットの例を説明する(図6BのステップS300)。
通信ノード20−Aでは、originalパケット400の記載情報に基づき、図2のフロー分類用データベース210を検索する。検索の結果、5-tuple-Aと合致する場合、送信先情報として得られる通信ノード20−Bとの間でトンネルを構成する為のouterヘッダ300を生成する。このとき、Path ID=100でSF Index=3という検索結果が得られる為、これらの値をNSH350内のフィールドにマッピングする(他のouterヘッダ300構成要素については省略する)。通信ノード20−Aは、originalパケット400にouterヘッダ300を付加した後、カプセル化パケットを通信ノード20−Bへ向けて送信する(ステップS301)。
通信ノード20−Bでは、通信ノード20−Aから送信されたカプセル化パケットを受信すると、このカプセル化パケットがSFCドメイン内でSFを適用させるべきパケットか否かを確認する。具体的には、カプセル化部分がouterヘッダ300の形態となっているか否かを確認する。但し、SF Index=0のパケットは廃棄する。outerヘッダ300が付加されたパケットである場合、Path ID及びSF Indexの値に基づき、図4のサービス分類用データベース220を検索する(outerヘッダ300が付加されたパケットでは無い場合、通常のIPルーティングを実施)。このカプセル化部分を構成するNSHはPath ID=100、SF Index=3である為、検索結果として送信先が仮想マシンVM-B1であることが分かる。この検索結果には、VM-B1のアドレス情報等が含まれる為、このアドレス情報を用いてouterヘッダ300のMACヘッダ310及びIPv4ヘッダ320を更新する(SFFは、他の通信ノード20へ対するトンネリング処理に加えて、VM60へ対するトンネリング処理も実施する)。更新後、検索結果に含まれる送信回線からVM-B1に向けて送出する(ステップS302)。
VM-B1では、VM上で機能を実行するSF-B1が、カプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=3)からoriginalパケット400に対する機能を適用後、SF Index=2としたカプセル化パケットを通信ノード20−Bに返送する(ステップS303)。
VM-B1からカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=2)を返送された通信ノード20−Bは、再度サービス分類用データベース220を検索し、カプセル化パケットに上述のステップS302と同様の処理を施し、送信先と判明したVM-B2へ送信する(ステップS304)。
VM-B2では、上述したVM-B1と同様に、VM上で機能を実行するSF-B2が、カプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=2)からoriginalパケット400に対する機能を適用後、SF Index=1としたカプセル化パケットを通信ノード20−Bに返送する(ステップS305)。
VM-B2からカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)を返送された通信ノード20−Bは、再度図4に示すサービス分類用データベース220を検索し、カプセル化パケットに上述のステップS302と同様の処理を施した上で、通信ノード20−Dへ送信する(ステップS306)。
通信ノード20−Dでは、SF Index=1のカプセル化パケットを受信すると、SFCドメイン100内で当該パケットに適用すべきSFが全て終了済と判断し、outerヘッダ300を削除し、originalパケット400に記載の宛先IPv4アドレスを検索キーとして、図5に記載のフロー分類用データベース210を検索する。検索の結果、5-tuple-Dと合致する場合、送信先情報として得られるコンテンツサーバ90−1のMACアドレスを用いて、originalパケット400に付加すべきMACヘッダを生成し、このMACヘッダをoriginalパケット400に付加してから、送信先情報として得られる送信回線からoriginalパケット400を送出する(ステップS307)。
以上のように、図6Aに示す経路で、ユーザ端末80−1からコンテンツサーバ90−1へのトラフィック中継が実行される。
コンテンツサーバ90−1では、ユーザ端末80−1から送信されたoriginalパケット400に記載のリクエスト要求等に応じる為の応答を、ユーザ端末80−1に送信する(コンテンツサーバ90−1からユーザ端末80−1へのトラフィック中継に関しては省略する)。
<3.障害時の対応例>
ここまで通信システム10を構成する装置と、その動作に関して触れたが、ここから図7Aや図7Bなどを参照しながらDC30内におけるVM障害(含、SF障害)の検知と対応方式に関して説明する。ここでは、障害が発生したVM上のSFを、SFCドメイン100内の他のDC30にて再開させることを前提とする(DC30-Bにおける全VM上でSFが実行される一方、DC30-CではVM上でSFが実行されていないVMが存在する)。
図7AはDCを収容する通信ノード20−BによるVM死活監視の概略図である。
図7Bは障害時の対応例を示すシーケンス図(その1)である。
図8はVMトラブル等に起因する通信途絶状態の概略図である。
図9はDCを収容する通信ノード20−Bによる管理装置70へ対するVMトラブル発生の旨を通知するメッセージ送付の概略図である。
図10は通信ノード20−Bが備えるサービス分類用データベースの構成例(その2)である。
図7A、図7Bへ示すように、通信ノード20の内、DC30を収容する通信ノード(例: 通信ノード20−B)は、収容DC内の各VMへ対して定期的に死活監視を実施する(図7BステップS400)。
ここで、何らかの理由で例えばVM-B2から応答が得られなくなった場合、図8に示すような通信途絶の状態に陥る。通信ノード20−Bは、図9へ示すように、VM-B2から応答が得られなくなった直後、管理装置70に対し、VM-B2の死活監視が出来なくなったことを伝える為のメッセージを通知する(図7BステップS401)。
この通知の発行後、通信ノード20−BはSF-B2がSFCドメイン100内で再開されることを予期し、SFCドメイン100を構成する複数の通信ノード20に対してVM-B2宛のトラフィックをFloodingする為、自装置内のサービス分類データベース220を更新する(図10参照)。
図11へ示すように、この更新の結果、図4ではVM-B2宛扱いのカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=2)を、SFCドメイン内の全ての通信ノード20に対して送信する(図7BステップS402、これをSFCドメインFloodingと呼ぶ)。
このとき、SF-B2が再開される可能性がある仮想マシンは、現状他の機能を実行している等の理由で機能の代替ができない仮想マシンを除いた、全ての仮想マシンである。従って、機能の代替可能性がない仮想マシンはFlooding対象から除いてもよい。ただし、システムの構成例としては、仮想マシンの状態に係らず、ドメイン内の全ての仮想マシンまたは通信ノードにFloodingすることが、制御上は簡単である。
このFloodingパケットには、SF-B2が再開されるまでの暫定的なFloodingであることを示すマーキングをouterヘッダ300に埋め込む。尚、通信ノード20−Bでは、Path ID=100且つSF Index=3のカプセル化パケットはVM-B1へ送信する。通信ノード20−Bは、このFloodingパケットをDC30-Bに向けて送信しない。送信しない理由は、何らかの理由でVM-B2が再起動され、SF-B2が再開することを防ぐ為である(VM-B2は、障害原因が特定されるまで再起動しない)。FloodingパケットをDC30-B内のVMに向けて送信しないことにより、(何らかの理由でVM-B2が再起動され)SF-B2が意図せずSFCドメイン100内に複数存在する状態となっても問題ない状況を構築可能である。
管理装置70は、自己が管轄するドメイン内の各サーバ装置40の稼働状況を把握している。管理装置70では、上記メッセージの受信後、SF-B2が停止状態に陥っていると判定し、SFCドメイン100内のVM50の内、SF-B2を実行させるVMの候補として、例えばSFを実行させていないVMを自装置内のSFCリソース管理領域から読み出す。そして、VM使用率の低いサーバ装置40内のVMに対し、VM-B2上で動作していたSF-B2を動作させる為のトリガを掛ける(本実施例では、VM-C2に対してトリガを掛ける)。
図12へ示すように、通信ノード20−Bから送信された上記SFCドメインFloodingパケットを受信した通信ノード20−Cは、収容するDC内のSF未使用VMに対して上記SFCドメインFloodingパケットを転送する(図7BステップS403、これをDC内Floodingと呼ぶ)。
DC内Floodingを実施する理由は、SF-B2がDC30-C内のVMで再開された場合、素早くEnd-to-Endの通信を復旧させる為である。このとき、通信ノード20−Cでは、(SF-B2がDC30-C内のVMで再開された場合に備えて)FloodingパケットをDC30内のVMへFloodingさせ、このFloodingパケットがDC30内のVM上で再開するSF-B2によって処理された際、End-to-End通信の復旧に向けたデータベースを設ける必要がある。そこで、図4に示したようなサービス分類データベース220に加えて、図13へ示すようなFloodingパケット用データベース230を構成する(図13では、サービス分類データベース220を省略する)。
図13は、通信ノード20−Cが備えるFloodingパケット用データベースの構成例である。
Floodingパケット用データベース230は、通信ノード20−Bから送信された上記Floodingパケットを、通信ノード20−CがDC30−C収容のSF未稼働VMに対してFloodingさせる為のものである。Floodingパケット用データベース230は、カプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=2)中継用のエントリと、DC30内のVM上で動作するSF-B2によって処理されたカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)を通信ノード20−Bへ転送する為のエントリとから構成される。ここで、Floodingパケット用データベース230における上記通信ノード20−Bへ転送する為のエントリを設ける理由は、Floodingパケットの送信元が通信ノード20−Bであり、通信ノード20−Bがカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)をデカプセル化させる通信ノード20−D(CL)に関する情報(送信先情報)を保持している為である。
図14は、管理装置70からVM-C2に対するSF起動指示の概略図である。前述のVM-C2は、図14へ示すような管理装置70によってSF-B2起動を促すトリガ(図7BステップS404)を掛けられた後、SF-B2を起動する。起動後のSF-B2は、Floodingパケット(Path ID=100、SF Index=2)にSFを適用し、SF Indexを1だけ減算したカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)を通信ノード20−Cへ送出する(図7BステップS405)。
図15は、SF-B2の再開によるEnd-to-End通信復旧を示す概略図である。上記カプセル化パケットの宛先までの到達経路は図15に示すとおりである。
VM-C2からカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)を返送された通信ノード20−Cは、図13のFloodingパケット用データベース230を参照し、当該カプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)のMACヘッダ310及びIPv4アドレス320を更新し、通信ノード20−Bへ向けて送信する(図7BステップS406)。
図16Aは、通信ノード20−CによるSF-B2開始を通知するメッセージ送付の概略図である。
図16Bは、図7Bの続きであり、障害時の対応例を示すシーケンス図(その2)である。
図17は、通信ノード20−Cが備えるFloodingパケット用データベース及びサービス分類用データベースの構成例(その1)である。
図16Aと図16Bへ示すように、また、通信ノード20−Cは、SF-B2が開始した(即ち、Path ID=100且つSF Index=2のカプセル化パケットが収容DC内で処理可能になった)ことを伝える為のメッセージをSFCドメイン内の通信ノード20及び管理装置70へ通知する(図16BステップS407)。
このとき更に、通信ノード20−Cは、Flooding用データベース230から有意なエントリをサービス分類用データベース220にコピーし、Flooding用データベース230の全エントリを初期化する(図17参照)。これにより、通信ノード20−Cは、DC内Floodingを停止する。
通信ノード20−Cから送信されたカプセル化パケット(Path ID=100、SF Index=1)を受信した通信ノード20−Bは、図10のサービス分類用データベース220を検索し、検索結果(送信先: 通信ノード20−D)を用いてMACヘッダ310及びIPv4ヘッダ320を更新し、当該カプセル化パケットを通信ノード20−Dへ送信する(図16BステップS408)。
図18は、通信ノード20−Bが備えるサービス分類用データベースの構成例(その3)を示す。通信ノード20−Bは、通信ノード20−Cから発行されたSF-B2開始メッセージ受信の際、図18へ示すように、サービス分類データベース220を更新する(以後、SFCドメインFloodingを停止する)。詳述すると、SFCドメイン100内の全通信ノード20は、通信ノード20−Cから発行されたメッセージ(Path ID=100且つSF Index=2のカプセル化パケットが通信ノード20−C収容DC内で処理可能)受信の際、Path ID=100且つSF Index=2であるカプセル化パケットを取り扱うDCが通信ノード20−Cに収容されていると判断する。そして、該当するデータベース(フロー分類用データベース210、サービス分類データベース220)内エントリの送信先情報パラメータを、図18のように更新する。
図19に、この更新によるユーザ端末80−1からコンテンツサーバ90−1へのトラフィック経路を示す。通信ノード20−Cからコンテンツサーバ90−1までの経路に2つの通信ノード20−B及び20−Dを通過する必要があり、ネットワーク利用効率の面で有効とは言えない状態になる。そこで、通信ノード20−Bは、自装置のサービス分類データベース220を更新後、SFCドメイン100内の全通信ノード20に対し、Path ID=100且つSF Index=1であるカプセル化パケットの次転送先が通信ノード20−Dであることを伝える為のメッセージを通知しても良い(図16BステップS409)。
図20は、通信ノード20−BからSFCドメイン100内の全通信ノード20に対し、次転送先を伝える為のメッセージを通知している状態である。
また、通信ノード20−Bから発行された前記メッセージを受信した通信ノード20−Cは、このメッセージに従って自装置内のサービス分類データベース220を、更新しても良い。
図21は、このメッセージに従って更新された、サービス分類データベース220の例である。例えば通信ノード20−Cでは、比較条件100,1の場合の送信先として、通信ノードB(図17参照)を通信ノードDに変更する。
図22は、この更新が実行された場合におけるユーザ端末80−1からコンテンツサーバ90−1へのトラフィック経路を示す。図19のように一度通信ノード20−Bを経由することなく、直接通信ノード20−Dに送信される。
図23は、SFCドメイン内の各通信ノード20が、パケットの転送に用いるデータベースを更新したことを伝える為のメッセージを、(事後に)管理装置へ通知する概略図である。 SFCドメイン100内の全通信ノード20は、上述した更新の実行後、図23へ示すように、自装置内のデータベース(フロー分類用データベース210、サービス分類データベース220)内エントリの送信先情報パラメータを更新したことを伝える為のメッセージを通知する(図16BステップS410)。管理装置70は、前記メッセージに基づいてSFCドメインのリソース管理領域を更新する。
以上の構成を採ることにより、上述した課題を克服する通信システム10が提供可能となる。
本実施例では、End-to-End通信の復旧を高速化させる為、Flooding(SFCドメインFlooding、DC内Flooding)と、通信ノード20から管理装置70へ対する事後報告(各通信ノードにおけるデータベース内エントリのパラメータ更新)とを用いた。FloodingによってSFCドメイン100内の通信回線の利用効率は低下する。しかし、管理装置70の集中管理によってデータベース更新を指示させる方式よりも、SFCドメイン100内の各通信ノード20による分散処理に要する時間の方が短いと判断し、Flooding(SFCドメイン内Flooding、DC内Flooding)及び管理装置70への事後報告方式を採用した。
<4.通信ノードの構成例>
図24は、上記で説明した通信システム10で用いる通信ノード20の構成を示すブロック図である。通信ノード20は、データパケットの送受信を行う公知の通信ノードを基本にしているが、スイッチや入出力ポート等、通信装置として公知の構成は省略し、本実施例で追加される特有の部分を主に以下説明する。なお、図1に示される通信ノード20−A、B,C,Dは同一構成としてもよいし、役割に応じて必要な構成のみを備えるようにしてもよい。
通信ノード20は基本的に処理装置241、入出力装置242、および記憶装置243を備える。処理装置241は、記憶装置243に格納されるソフトウェアによる制御により、送信部244、監視部245、転送部246、通知部247等の処理機能を実行する。なお、ソフトウェアで構成した機能と同等の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウエアでも実現できる。
記憶装置243は、磁気ディスク(HDD)や不揮発性または揮発性の半導体メモリで構成することができ、用途に応じて複数種類備えてもよい。記憶装置243は、ソフトウェアの他、図2、図4、図5、図10、図13、図17、図18、図21等に示したテーブルをデータとして格納する。これらのテーブルは、処理装置241からのリード・ライトが可能である。処理装置241は、受信したデータパケットの内容とこれらのテーブルに基づいて、データパケットの送信先を決定することができる。
入出力装置242は公知の構成により、他の通信ノード20やサーバ装置40との間で、データを送受信する機能を備える。また、ディスプレイやキーボード等のユーザインタフェースを備えてもよい。
処理装置241において、送信部244は、入出力装置242を介して受信したパケットを、パケットの内容に基づいて他の通信ノード20あるいはサーバ装置40の仮想マシンに送信する制御を行う。
図1の通信ノード20−Bの機能を説明する。監視部245は、自分が収容するサーバ装置242(あるいはその上の仮想マシン)が所定の機能を実行しているか否かを監視する死活監視を行う(図7A参照)。死活監視処理は、既に述べたように、入出力装置242を介して、定期的にサーバ装置242と信号をやり取りすることで実現することができる。
転送部246は、監視部245が、サーバ装置で所定の機能が停止(または異常)状態に陥っていると判断した場合、その所定の機能を実行する仮想マシンへ送信すべきパケットを、他のデータセンタを収容する他の複数の通信ノードへ、Floodingパケットとして転送する(図11参照)。この動作は、処理装置241が、記憶装置242内のサービス分類用データベース220を、図10のように書き換え、転送部246がサービス分類用データベース220を参照して送信先を決定することにより実現される。
また、送信部244は、サービス分類用データベース220を参照して送信先を決定することにより、機能が停止していると判断した仮想マシンへは、所定の機能を実行させるためのパケットを送信しない。通知部247は所定の機能が停止したことを、入出力装置242を介して管理装置70へ通知する(図9参照)。
また、送信部244は、後述するように、通信システム10内の他の通信ノード(例えば20−C)から代行処理結果を受信した際に、その代行処理結果のヘッダ情報に対応する次転送先を伝える為のメッセージを、通信システム内の全通信ノードに対し通知する(図20参照)。なお、上記の送信部244、転送部246、通知部247は、一部または全部を物理的に同一の構成として、送信部244、転送部246、通知部247の各機能を兼ねるようにしてもよい。例えば、ソフトウェアの同一のサブルーチンを、各機能で共用してもよい。
図1の通信ノード20−Cの機能を説明する。送信部244は、通信システム10内の他の通信ノード20からFloodingパケットを受信した際に、自装置に対応付けられるデータセンタの全ての仮想マシンへFloodingパケットを転送する(図12参照)。このとき、SFを割り当てられていない仮想マシンに限定して転送してもよい。この動作は、処理装置241が記憶装置242内のFloodingパケット用データベース230を、図13のように作成し、送信部246がFloodingパケット用データベース230を参照して送信先を決定することにより実現される。
通信ノード20−Cが、管理装置70から、自装置に対応付けられるデータセンタのいずれかの仮想マシンへ起動を促すトリガを受信した場合(図14参照)、当該仮想マシンは、機能が停止している仮想マシンに代わって、Floodingパケットを処理する。
通信ノード20−Cの送信部244は、Floodingパケットが転送され、かつ、起動を促された仮想マシンにより所定の機能を実行された結果を代行処理結果として通信ノード20−Bに送信する(図15参照)。この処理は、処理装置241が記憶装置242内のサービス分類用データベース220を図17のように変更し、送信部244がサービス分類用データベース220を参照して送信先を決定することにより実現される。また、通知部247は、管理装置70や他の通信ノード20に対して、SFの再開を通知する(図16A参照)。
以上の制御のための構成は、単体のコンピュータで構成してもよいし、あるいは、入力装置、出力装置、処理装置、記憶装置の任意の部分が、ネットワークで接続された他のコンピュータで構成されてもよい。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10 通信システム
20 通信ノード
30 データセンタ(DC)
40 サーバ装置
50 仮想マシン(VM)
60 Service Function(SF)
70 管理装置
80 ユーザ端末
90 コンテンツサーバ
100 SFCドメイン
300 outerヘッダ
400 original IPv4パケット(含、ペイロード)

Claims (15)

  1. 複数の仮想マシンを備え、前記仮想マシン上で所定の機能を実行するサーバ装置を含むデータセンタと、
    前記データセンタを収容し、受信したパケットを該パケットの記載事項に従って他の通信ノードあるいは前記仮想マシンに転送して前記所定の機能を実行させる通信ノードと、
    前記通信ノードおよびデータセンタを管理する管理装置と、
    を含む通信システムであって、
    前記通信ノードは、
    前記所定の機能について死活監視をしており、前記所定の機能に異常があると判断した場合、前記所定の機能を実行する前記仮想マシンへ転送すべきパケットを他のデータセンタを収容する他の複数の通信ノードへFloodingパケットとして転送すると共に、前記所定の機能に異常があることを前記管理装置へ通知することを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信ノードが、
    前記Floodingパケットを、前記所定の機能に異常があると判断された仮想マシンを除き、前記管理装置が管理するデータセンタ内の仮想マシンのうち、少なくとも前記所定の機能を代理実行できる仮想マシン全てへ転送することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記他の通信ノードが、
    前記Floodingパケットを受信すると、収容する前記他のデータセンタ内のサーバ装置が備える複数の仮想マシンに対して前記パケットを転送することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記管理装置が、
    前記通知を受信すると、前記所定の機能を代理実行すべき仮想マシンを管理対象の前記データセンタ内から特定し、特定された仮想マシンに前記所定の機能を実行させることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記特定された仮想マシンが、
    前記通信ノードから転送された前記Floodingパケットに対して前記所定の機能を実行して、自己が属するデータセンタを収容する前記他の通信ノードに応答することを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記他の通信ノードが、
    自己が収容するデータセンタの前記特定された仮想マシンから前記応答を受信することにより、前記所定の機能が復旧したと判断し、復旧したことを通知するメッセージを自身以外の通信ノードへ送信することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記メッセージを受信した通信ノードが、
    前記メッセージ記載内容に基づいて自装置内の状態を更新することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 管理装置と、仮想マシン上で所定の機能を実行する複数のデータセンタと、前記データセンタの其々に対応付けられる複数の通信ノードを備える通信システムにおける、前記通信ノードであって、
    前記通信ノードは、入出力部と、処理部と、記憶部を備え、
    前記処理部は、
    受信したパケットを該パケットの内容に基づいて他の通信ノードあるいは前記仮想マシンに送信して前記所定の機能を実行させる送信部と、
    自分が対応付けられる前記データセンタの前記所定の機能の死活監視を行う監視部と、
    前記所定の機能が停止していると判断した場合、前記所定の機能を実行する前記仮想マシンへ送信すべきパケットを、他のデータセンタに対応付けられる他の複数の通信ノードへFloodingパケットとして転送する転送部と、
    前記所定の機能が停止したことを前記管理装置へ通知する通知部と、
    を有する通信ノード。
  9. 前記送信部は、
    前記所定の機能が停止していると判断した仮想マシンへは、前記所定の機能を実行させるためのパケットを送信しない、
    請求項8記載の通信ノード。
  10. 前記送信部は、
    前記通信システムの他の通信ノードから前記Floodingパケットを受信した際に、自装置に対応付けられるデータセンタの複数の仮想マシンへ前記Floodingパケットを転送する、
    請求項8記載の通信ノード。
  11. 前記送信部は、
    前記管理装置から、自装置に対応付けられるデータセンタのいずれかの仮想マシンへ起動を促すトリガを受信した場合、該トリガを前記データセンタに転送することに加え、前記Floodingパケットを転送し、かつ、前記起動を促された仮想マシンにより前記所定の機能を実行された結果を代行処理結果として前記他の通信ノードに送信する、
    請求項10記載の通信ノード。
  12. 前記送信部は、
    前記通信システムの他の通信ノードから前記代行処理結果を受信した場合に、当該代行処理結果のヘッダ情報に対応する次転送先を伝える為のメッセージを、前記通信システム内の自己以外の全通信ノードに対し通知する、
    請求項11記載の通信ノード。
  13. 複数のデータセンタと通信ノードを含む通信システムであって、
    複数の第1の仮想マシンを備え、受信したパケットに基づいて該第1の仮想マシン上で所定の機能を実行する第1のデータセンタと、
    前記第1のデータセンタを収容し、受信したパケットを他の通信ノードあるいは前記第1の仮想マシンに送信する第1の通信ノードと、
    複数の第2の仮想マシンを備え、受信したパケットに基づいて該第2の仮想マシン上で所定の機能を実行する第2のデータセンタと、
    前記第2のデータセンタを収容し、受信したパケットを他の通信ノードあるいは前記第2の仮想マシンに送信する第2の通信ノードと、
    前記通信ノードおよびデータセンタを管理する管理装置と、
    を備える通信システムにおける代替処理方法であって、
    前記第1の通信ノードが、前記第1の仮想マシンのいずれかが前記所定の機能の実行に支障があるとき、当該第1の仮想マシンへ送信すべきパケットを前記第2の通信ノードへFloodingパケットとして転送すると共に、所定の機能の実行に支障があることを前記管理装置へ通知する第1のステップと、
    前記第2の通信ノードが、受信した前記Floodingパケットを、前記第2の仮想マシンへ転送する第2のステップと、
    前記管理装置が、前記実行に支障が生じた所定の機能を代行させるべき前記通信システム内の他の仮想マシンに、当該機能の実行開始を指示する第3のステップと、
    前記第2の通信ノードが、前記第2の仮想マシンのいずれかが前記実行開始の指示により、前記Floodingパケットに基づいて前記所定の機能を実行した結果を、前記第1の通信ノードに送信する第4のステップと、
    を実行する通信システムにおける代替処理方法。
  14. 前記通信システムは、通信システム外部との送受信を行い、受信したパケットを他の通信ノードに送信する第3の通信ノードを備え、
    前記第3の通信ノードが、前記通信システム外部から受信したパケットに対して、当該パケットのフロー情報に基づいて、前記通信システム内で適用される前記所定の機能の連鎖を示す識別子であるPath IDと、前記通信システム内で経由する前記所定の機能の数に基づくSF Indexをヘッダとして付加する第5のステップと、
    を実行し、
    前記第1及び第2の通信ノードは、前記Path IDとSF Indexを検索キーとして、次送信先情報を検索するサービス分類用データベースを備え、当該サービス分類用データベースにより、パケットの送信先を決定する、
    請求項13記載の通信システムにおける代替処理方法。
  15. 前記第1のステップにおいて、前記第1の通信ノードは、前記サービス分類用データベースの次送信先情報を、所定の機能の実行に支障がある前記第1の仮想マシンから、Floodingを示す情報に書換え、
    前記第2のステップにおいて、前記第2の通信ノードは、受信した前記Floodingパケットの前記Path IDとSF Indexに対する次送信先情報として第2の仮想マシンを指定するとともに、前記第2の仮想マシンを経由したパケットに対する次送信先情報として前記第1の通信ノードを指定するFloodingパケット用データベースを生成し、
    前記第4のステップにおいて、前記第2の通信ノードは、前記Floodingパケット用データベースの一部を前記サービス分類用データベースにコピーし、
    前記第2の通信ノードは、前記第2の仮想マシンのいずれかが前記実行開始の指示により、前記所定の機能の実行を開始したことを他の前記通信ノードおよび前記管理装置に通知する第6のステップを実行し、
    前記第1の通信ノードは、前記所定の機能の実行を開始した通知を受けた際に、前記サービス分類用データベースの次送信先情報を、Floodingを示す情報から前記第2の通信ノードを示す情報に書き換える第7のステップを実行する、
    請求項14記載の通信システムにおける代替処理方法。
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