JP5317778B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の扉に設けられた窓の開閉制御を行う車両制御装置に関するものである。
自動車等の車両において、乗降用に使用される扉(以下、「ドア」と記載)の種類としては2種類ある。一つは、窓枠を有するドアであり、もう一つは、窓枠を有しないドアである。窓枠を有しないドアは、一般に、「サッシュレスドア」と呼ばれている。
「サッシュレスドア」の詳細について、図面を参照しながら説明する。尚、後述する図3〜図5において、同一部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図3は、「サッシュレスドア」を有する自動車100を上方から見た斜視図である。図中において、F,B,R,L,U,Dは、矢印の向きを示している。詳細については、以下に述べる。
FおよびBは、自動車100の長さ方向を示している。詳しくは、F方向は、自動車100の前進方向を示しており、B方向は、自動車100の後進方向を示している。
RおよびLは、自動車100の幅方向を示している。詳しくは、R方向は、F方向に対して90°右方向を示しており、L方向は、F方向に対して90°左方向を示している。つまり、F―B方向とR―L方向は、直交する。
UおよびDは、自動車100の高さ方向を示している。詳しくは、U方向は、F方向に対して90°上方向を示しており、D方向は、F方向に対して90°下方向を示している。つまり、F―B方向とU―D方向は、直交する。このため、R―L方向とU―D方向も、直交する。
自動車100は、運転席が進行(前進)方向に対して右側にある、いわゆる「右ハンドル車」である。21は、自動車100の本体である。22は、自動車100のドアである。23は、ドア22に設けられた窓である。
24は、本体21と窓23との間に隙間が生じることを防止するため密閉部材(以下、「シール」と記載)であり、シール24は、本体21側に取り付けられている。尚、本図中には図示されていないが、自動車100の運転席側にも、ドア22と、窓23と、シール24が、同様に配置されている。
図4〜図7は、運転席側のドア22における本体21と窓23とシール24との位置関係を示した断面図である。尚、図4〜図7の各図は、ドア22を閉じた状態の断面図である。また、図4〜図7の各図は、F方向、つまり、自動車100の前進方向に向かって見た場合の断面図である。
図4に示すとおり、本体21と窓23との間に隙間が生じることを防止するために、シール24が当該本体21側に取り付けられている。また、図4において、Gは、窓23の上端部を表している。X1は、窓23を閉じた場合、つまり、窓23を上昇(U方向に移動)させた場合の最大上昇位置を示している。X2は、窓23を開いた場合、つまり、窓23を降下(D方向に移動)させた場合に、窓23とシール24との密接状態を維持出来る限界位置を示している。
よって、窓23の上端部Gが、X1とX2との間に位置している場合は、窓23とシール24は密接する。これにより、本体21と窓23の隙間が塞がれるため、雨や風、埃等が、当該隙間から自動車100(図3)の室内に侵入することを防止出来る。
ここで、自動車100に搭乗している搭乗者(図示省略)が、当該自動車100から降車する場合、通常は、窓23が完全に閉じられた状態で、ドア22が開かれる。そして、降車後は、開いたドア22が再び閉じられる。このため、窓23の上端部Gは、X1に位置した状態で、ドア22を開く動作により、一旦、R方向に水平移動し、ドア22を閉じる動作により、再び、L方向に水平移動する。
しかしながら、ドア22を閉じる場合、当該ドア22によって自動車100の車内に空気が押し込められるため、当該車内の空気圧が一時的に高まる。これにより、自動車100の車内の空気圧と車外の空気圧とに差が生じてしまうため、閉じる方向(L方向)とは逆の方向、つまり、開く方向(R方向)にドア22が押し戻される場合がある。つまり、ドア22が閉じ難いという問題点を有している。
また、シール24の形状は一様でないため、図4に示すような形状とは異なるシール24、例えば、図7に示すような形状のシール24が使用されることもある。この場合、窓23が閉じられた状態において、当該窓23の上部は、シール24の収容部25に収容されている。
このため、窓23を閉じた状態のまま、ドア22を開く(R方向に移動する)と、窓23のR方向への水平移動が、シール24によって妨げられる。また、シール24による妨げを無視して、強制的にドア22を開いた場合、当該シール24が損傷する場合がある。
同様に、窓23を閉じた状態のまま、開かれたドア22を閉じる(L方向に移動する)と、窓23のL方向への水平移動が、シール24によって妨げられる。また、シール24による妨げを無視して、強制的にドア22を閉じた場合、当該シール24が損傷する場合がある。
つまり、シール24の形状によっては、ドア22の開閉動作が当該シール24によって妨げられたり、シール24がドア22の開閉動作により損傷する場合があるという問題点を有している。
この問題を解決すべく、近年においては、ドア22が開かれる場合は、シール24と密接しない位置まで窓23を降下させ、ドア22が閉じられた場合は、シール24と密接する位置まで窓23を上昇させる窓開閉制御が行われている。
例えば、ドア22の留め金(図示省略)が外れている(ドア22が開いている)間は、窓23とシール24が密接しないようにし、ドア22の留め金が掛かっている(ドア22が閉じている)間は、窓23とシール24が密接するようにする。ここで、以下においては、ドア22の留め金を「ラッチ」と記載する。また、ラッチが掛かっているか否かは、開閉センサ(図示省略)を用いて検出する。開閉センサは、例えば、ラッチが外れている間は、所定の信号を出力し、ラッチが掛けられている間は、当該信号の出力を停止する。さらに、ドア22の開閉動作に連動して窓23を開閉させる技術が、例えば、後掲の特許文献1および特許文献2に記載されている。
上述した窓開閉制御に関して、図5を用いて説明する。図5において、ドア22が開いてラッチが外れた場合、窓23は、シール24と密接しない位置まで降下(D方向に移動)する。例えば、窓23の上端部Gが、X2よりもD方向に下がった位置X3まで降下する。そして、ドア22が閉じてラッチが再び掛かるまで、当該位置を維持する。但し、搭乗者などが窓23を昇降させる操作を行った場合は、この限りではない。
ドア22のラッチが掛けられた場合、窓23は、シール24と密接する位置まで上昇(U方向に移動)する。例えば、窓23の上端部Gが、当該窓23の最大上昇位置であるX1まで上昇する。そして、ドア22のラッチが再び外れるまで、当該位置を維持する。但し、搭乗者などが窓23を昇降させる操作を行った場合は、この限りではない。
以上のような窓開閉制御を行うことにより、ドア22のラッチが外れている間は、X2―X3間で、窓23とシール24の間に隙間が生じるため、当該ドア22を閉じる際に、自動車100の車内の空気圧が一時的に上昇することを抑制することが出来る。これにより、ドア22は閉じ易くなる。
また、シール24が、図7に示すような形状である場合においても、ドア22のラッチが外れている間は、X2―X3間で、窓23とシール24の間に隙間が生じるため、ドア22の開閉動作がシール24によって妨げられたり、シール24がドア22の開閉動作により損傷することを防止出来る。
さらに、ドア22のラッチが掛かっている間は、X1―X2間で、窓23とシール24の間に隙間が生じず、窓23とシール24が密接するため、当該ドア22を閉じている間、例えば、走行時や駐車時において、雨や風、埃等が、自動車100の室内に侵入することを防止出来る。また、これにより、窓23の閉め忘れを防止することも出来る。尚、窓の閉め忘れを防止する技術は、例えば、後掲の特許文献3および特許文献4に開示されている。
特公平2−55593号公報 特許第3651314号公報 特開平7−305562号公報 特開2006−138128号公報
しかしながら、上述した窓開閉制御を行うためには、ドア22の開閉状態が正常に検出されなければならない。つまり、ドア22のラッチが掛かっているか否かを検出する開閉センサが故障した場合は、当該ドア22の開閉状態を正常に検出することが出来ないため、窓開閉制御を正常に行うことが出来ない。
特に、開閉センサの故障により、当該開閉センサから所定の信号が出力され続けると、ドア22の開閉状態に関係なく、ドア22のラッチが外れている場合(ドア22が開いている場合)の窓開閉制御が行われる。そのため、ドア22を閉じている間も、窓23の上端部Gは、X3の位置を維持している。これにより、X2―X3間で、窓23とシール24の間に隙間が生じるため、例えば、走行時において、雨や風、埃等が、自動車100の室内に侵入することを防止出来ない。
本発明は、上述した問題点に鑑み、自動車等の車両の走行時において、扉が開いていると誤検出された場合においても、窓開閉制御を正常に行うことが出来る車両制御装置を提供することを目的としている。
本発明に係る車両制御装置は、車両の各部を制御する制御部と、車両の乗降用の扉の開閉状態を検出する開閉検出部と、扉に設けられた窓を昇降駆動する昇降駆動部とを備えており、開閉検出部により扉が開かれたことが検出された場合は、昇降駆動部により窓を所定量降下させて、車両の本体と当該窓との間に隙間が生じるようにし、開閉検出部により扉が閉じられたことが検出された場合は、昇降駆動部により窓を所定量上昇させて、車両の本体と当該窓との間に隙間が生じないようにする。そして、制御部は、車両の速度が所定の速度を超えた場合に、開閉検出部により、扉が開かれていることが検出された場合は、当該開閉検出部の故障を検出して、車両の本体と窓との間に隙間が生じない位置まで、昇降駆動部により当該窓を上昇させる。
これにより、車両の速度が、所定の速度を超えた場合(走行時)において、扉の開閉状態を検出する開閉検出部の故障により、扉が開いていると誤検出されても、車両の本体と窓との間に隙間が生じない位置まで、昇降駆動部により当該窓が上昇駆動される。つまり、扉が閉じられた場合の窓開閉制御が行われる。このため、車両の走行時において、当該車両の本体と窓との間に生じた隙間から、雨や風、埃等が、当該車両の室内に侵入することを防止出来る。
本発明の車両制御装置において、窓の昇降方向の位置を検出する位置検出部をさらに備え、制御部は、位置検出部による検出の結果、窓が所定の位置より降下している場合は、昇降駆動部により、当該窓を上昇させないようにしてもよい。
これにより、搭乗者が意図的に窓を開いている場合等においては、当該窓の位置が維持されるため、搭乗者の利便を損なわない窓開閉制御を行うことが出来る。
本発明の車両制御装置において、制御部は、車両の速度が所定の速度を超え、昇降駆動部により窓を上昇させた後、車両の速度が所定の速度以下となった場合に、位置検出部により、窓が所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させるようにしてもよい。
これにより、扉を閉じる場合、当該扉によって車両内に空気が押し込められて、当該車両内の空気圧が一時的に高まることを抑制することが出来るため、当該扉が閉じ易くなる。また、車両の本体と窓との間に隙間が生じることを防止するため密閉部材が設けられている場合においても、当該扉の開閉動作が、当該密閉部材によって妨げられ、密閉部材を損傷してしまうことを防止出来る。
本発明の車両制御装置において、制御部は、車両の速度が所定の速度を超え、昇降駆動部により窓を上昇させた後、車両を駆動させる駆動制御装置が停止した場合に、位置検出部により、窓が所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させるようにしてもよい。
これによっても、扉を閉じる場合、当該扉によって車両内に空気が押し込められて、当該車両内の空気圧が一時的に高まることを抑制することが出来るため、当該扉が閉じ易くなる。また、車両の本体と窓との間に隙間が生じることを防止するため密閉部材が設けられている場合においても、当該扉の開閉動作が、当該密閉部材によって妨げられ、密閉部材を損傷してしまうことを防止出来る。
本発明の車両制御装置において、制御部は、車両の速度が所定の速度を超え、昇降駆動部により窓を上昇させた後、車両を駆動させる駆動制御装置に備わる変速機が、車両を駐車させるための状態となった場合に、位置検出部により、窓が所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させるようにしてもよい。
これによっても、扉を閉じる場合、当該扉によって車両内に空気が押し込められて、当該車両内の空気圧が一時的に高まることを抑制することが出来るため、当該扉が閉じ易くなる。また、車両の本体と窓との間に隙間が生じることを防止するため密閉部材が設けられている場合においても、当該扉の開閉動作が、当該密閉部材によって妨げられ、密閉部材を損傷してしまうことを防止出来る。
本発明によれば、車両の速度が、所定の速度を超えた場合に、開閉検出部により、扉が開かれていることが検出された場合は、車両の本体と窓との間に隙間が生じない位置まで、昇降駆動部により当該窓を上昇させるため、車両の走行時において、当該車両の本体と窓との間に生じた隙間から、雨や風、埃等が、当該車両の室内に侵入することを防止出来る。
車両制御装置の構成を示したブロック図である。 車両制御装置において実行される窓開閉制御を示したフローチャートである。 サッシュレスドアを有する自動車の斜視図である。 車両本体と窓とシールとの位置関係を示した断面図である。 車両本体と窓とシールとの位置関係を示した断面図である。 車両本体と窓とシールとの位置関係を示した断面図である。 シールの他の形状を示した図である。 車両制御装置において実行される他の窓開閉制御を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。尚、後述する図1および図6において、上述した図3〜図5と同一部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、自動車100(図3)に搭載される車両制御装置11の構成を示したブロック図である。図中において、制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やECU(Electronic Control Unit)等から構成されており、自動車100の各部を制御する。
開閉検出部13は、例えば、押圧式のスイッチから構成されており、ドア22の開閉状態を検出する。詳しくは、ドア22のラッチ(留め金)が外れている間は、所定の信号を出力し、ドア22のラッチが掛かっている間は、当該信号の出力を停止する。
昇降駆動部14は、例えば、モータから構成されており、ドア22に設けられた窓23の昇降動作を行う。つまり、図3において、窓23のU―D方向の動作を制御する。位置検出部15は、例えば、位置センサから構成されており、窓23のU―D方向における位置を検出する。詳しくは、昇降駆動部14におけるモータの回転量などから窓23のU―D方向における位置を検出する。
駆動制御装置51は、例えば、原動機や変速機、加速機や制動機等から構成されており、自動車100の駆動を制御する。この駆動制御装置51は、車両制御装置11に接続されている。尚、原動機は、例えば、ガソリン車で使用されるエンジンや、電気自動車で使用されるモータである。変速機は、例えば、ギアボックスである。加速機は、例えば、アクセルペダルである。制動機は、例えば、ブレーキペダル(フットブレーキ)やブレーキレバー(パーキングブレーキ)である。
車速計測装置61は、例えば、自動車100の車輪(図示省略)の各速度から当該自動車100の速度を計測する。この車速計測装置61は、車両制御装置11に接続されている。
尚、車両制御装置11は、上述した以外にも、種々の装置を備えているが、本発明の実施形態を説明する上では直接関係が無いため、以下においては、説明を省略する。また、上述した車両制御装置11の構成は、「サッシュレスドア」を有する自動車に搭載されるか否かに関わらず、一般的な構成である。
以上のような構成からなる車両制御装置11において、窓23の開閉動作を行う場合は、図2のフローチャートで示される所定の窓開閉制御が実行される。
詳しくは、図2のステップS1において、車速計測装置61(図1)の計測値、つまり、自動車100の速度Vが、V=0である場合(ステップS1:YES)は、ステップS2へ進み、V=0でない場合(ステップS1:NO)は、ステップS13へ進む。ここで、車速V=0は、本発明における所定の速度の一例である。
ステップS2では、駆動制御装置51(図1)の変速機(図示省略)において、「駐車選択」がされている場合(ステップS2:YES)は、ステップS3へ進み、「駐車選択」がされていない場合(ステップS2:NO)は、ステップS9へ進む。尚、「駐車選択」とは、変速機が、MT(Manual Transmission)である場合は、変速選択を行うセレクトレバー(シフトレバー)の位置が、「ニュートラル」の位置にあることを指し、変速機が、AT(Automatic Transmission)である場合は、セレクトレバーの位置が、「P(Parking)レンジ」の位置にあることを指す。
ステップS3では、開閉検出部13(図1)から所定の信号が出力されている場合、つまり、ドア22(図1)が開いてラッチが外れている場合(ステップS3:YES)は、ステップS4へ進み、所定の信号が出力されていない場合、つまり、ドア22が閉じてラッチが掛かっている場合(ステップS3:NO)は、ステップS1の直前に戻る。
ステップS3において「NO」となる事例としては、例えば、自動車100を駐車させた後、車内に搭乗者(運転者)が待機している状況が考えられる。しかしながら、この待機状態から降車することなく、再度、自動車100を発信させる場合も考えられるため、ステップS1に戻って、自動車100が発進されたか否かを当該自動車100の速度を計測することが好ましい。
ステップS4では、窓23の降下動作(開く動作)が必要であるか否かが検証され、当該検証の結果、降下動作が必要である場合(ステップS4:YES)は、ステップS5へ進み、降下動作が必要でない場合(ステップS4:NO)は、ステップS6へ進む。
詳しくは、図6を参照しながら説明する。例えば、本実施形態においては、制御部12(図1)の制御の下、位置検出部15(図1)により、窓23のU―D方向の位置が検出される。そして、窓23の上端部Gが、X3または当該X3よりもD方向に下がった位置(例えば、X4の位置)にない場合は、当該窓23の降下動作が必要(ステップS4:YES)となり、X3または当該X3よりもD方向に下がった位置にある場合は、当該窓23の降下動作が不要(ステップS4:NO)となる。ここで、X3は、本発明における所定の位置の一例である。
図2のフローチャートに戻って、ステップS5では、ステップS4での検証結果に基づき、窓23の降下動作を実行する。つまり、図6において、窓23の上端部GをX3に位置させる。これにより、X2―X3間で、窓23とシール24の間に隙間が生じるため、ドア22を閉じる際に、自動車100の車内の空気圧が一時的に上昇することを抑制することが出来る。よって、ドア22は閉じ易くなる。
ステップS6では、開閉検出部13から所定の信号が出力されていない場合、つまり、ドア22のラッチが掛かっている場合(ステップS6:YES)は、ステップS7へ進み、所定の信号が出力されている場合、つまり、ドア22のラッチが外れている場合(ステップS6:NO)は、再度ステップS6の直前に戻る。
ステップS6において「NO」となる事例としては、例えば、自動車100を駐車させた後に開かれたドア22が、閉じられていない状況が考えられる。
ステップS7では、窓23の上昇動作(閉じる動作)が必要であるか否かが検証され、当該検証の結果、上昇動作が必要である場合(ステップS7:YES)は、ステップS8へ進み、上昇動作が必要でない場合(ステップS7:NO)は、本フローチャートを終了する。
詳しくは、再度図6を参照しながら説明する。例えば、本実施形態においては、位置検出部15よって窓23のU―D方向の位置を検出した結果、当該窓23の上端部Gが、X3よりもD方向に下がった位置にない場合は、当該窓23の上昇動作が必要(ステップS7:YES)となり、X3よりもD方向に下がった位置(例えば、X4の位置)にある場合は、当該窓23の上昇動作が不要(ステップS7:NO)となる。
ステップS7において「NO」となる事例としては、例えば、自動車100の搭乗者により、窓23が大きく開かれた状況が考えられる。この場合、搭乗者により実行された動作を優先するため、窓23の上昇動作は行わない。つまり、後述するステップS8を実行しない。
図2のフローチャートに戻って、ステップS8では、ステップS7での検証結果に基づき、窓23の上昇動作を実行する。つまり、図6において、窓23の上端部Gを、当該窓23の最大上昇位置であるX1に位置させる。これにより、X1―X2間で、窓23とシール24の間に隙間が生じない、つまり、窓23とシール24が密接するため、当該ドア22を閉じている間、例えば、走行時や駐車時において、雨や風、埃等が、自動車100の室内に侵入することを防止出来る。また、これにより、窓23の閉め忘れを防止することも出来る。ここで、X1―X2間は、本発明における車両の本体と窓との間に隙間が生じない位置の一例である。
ステップS9では、駆動制御装置51の変速機において、「後進選択」がされている場合(ステップS9:YES)は、ステップS10へ進み、「後進選択」がされていない場合(ステップS9:NO)は、ステップS13へ進む。尚、「後進選択」とは、変速機が、MTである場合は、変速選択を行うセレクトレバーの位置が、「リバース」の位置にあることを指し、変速機が、ATである場合は、セレクトレバーの位置が、「R(Reverse)レンジ」の位置にあることを指す。
ステップS10では、開閉検出部13から所定の信号が出力されている場合、つまり、ドア22のラッチが外れている場合(ステップS10:YES)は、ステップS11へ進み、所定の信号が出力されていない場合、つまり、ドア22のラッチが掛かっている場合(ステップS10:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS10において「YES」となる場合としては、以下の事例が挙げられる。
通常、自動車100の後進時においては、サイドミラー(図示省略)やルームミラー(図示省略)を利用して、当該自動車100の後部や側部を目視で確認する。しかしながら、駐車スペースが狭い場合の縦列駐車や、壁面に向かって自動車100を後進させる場合、運転者は、運転席側のドア22を開けて、自動車100の後部を目視で直接確認することがある。つまり、乗降時のみでなく、自動車100の後進時においても、ドア22が開けられる場合がある。
図2のフローチャートに戻って、ステップS11では、上述のステップS4と同様、窓23の降下動作(開く動作)が必要であるか否かが検証され、当該検証の結果、降下動作が必要である場合(ステップS11:YES)は、ステップS12へ進み、降下動作が必要でない場合(ステップS11:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS11の詳細については、ステップS4と同様であるため、説明を省略する。また、ステップS11において「YES」である場合は、ステップS12へ進むが、当該ステップS12で実行される動作は、上述のステップS5と同様であるため、説明を省略する。
ここで、ステップS9およびステップS10が「YES」である場合に、ステップS11にて、窓23の降下動作が必要であるか否かを検証する理由は、以下の通りである。
上述したとおり、乗降時のみでなく、自動車100の後進時においても、ドア22が開けられる場合がある。このため、変速機の状態に関わらず、ドア22のラッチが外れている場合に、窓23の降下動作が必要であるか否かを検証することで、検証プログラムの簡略化を図ることが出来る。
また他の理由としては、シール24の形状が一様でないことが挙げられる。例えば、図7に示すような形状のシール24が使用される場合がある。この場合、窓23を閉めると、当該窓23の上部は、シール24の収容部25に収容される。このため、ドア22が開かれる時に、窓23の上端部GがX3の位置まで降下していない場合は、当該窓23のR方向への水平移動が、シール24によって妨げられてしまう。しかしながら、本実施形態においては、変速機の状態に関わらず、ドア22のラッチが外れている場合(ステップS10:YES)は、窓23の降下動作が必要であるか否かを検証し(ステップS11)、降下動作が必要な場合は、窓23を降下させる(ステップS12)ため、シール24の形状に関わらず、当該窓23のR方向への水平移動が妨げられない。
また、ステップS10が「NO」、または、ステップS11が「NO」、または、ステップS12が実行された場合に、ステップS1に戻る理由は、以下の通りである。
自動車100の後進は、駐車時だけでなく、走行路を行き過ぎた場合等にも行われる。走行路を行き過ぎた場合は、一旦、行き過ぎる直前の位置まで後進して、再度前進を開始することが多い。このため、ステップS12と同様の動作を行うステップS5では、当該ステップS5の後、ステップS6にて、開閉検出部13により、ドア22が閉じられたことを検出したが、ステップS12では、当該ステップS12の後、ステップS1に戻って、後進後に再び前進が開始されたか否かを車速計測装置61により確認することの方が好ましいからである。
図2のフローチャートに戻って、ステップS13では、開閉検出部13から所定の信号が出力されていない場合(ステップS13:YES)は、ステップS15へ進み、所定の信号が出力されている場合(ステップS13:NO)は、ステップS14へ進む。
ここで、ステップS1において「NO」である場合や、ステップS9において「NO」である場合は、自動車100は走行中であるため、ステップS13において「NO」と判定されること、つまり、開閉検出部13により、ドア22のラッチが外れていることが検出されることは、通常考えられない。
よって、ステップS13において「NO」である場合、つまり、自動車100が走行中であるにも関わらず、開閉検出部13により、ドア22のラッチが外れていることが検出されている場合は、ステップS14において、制御部12により開閉検出部13の故障が検出される。
ステップS15では、上述のステップS7と同様、窓23の上昇動作(閉じる動作)が必要であるか否かが検証され、当該検証の結果、上昇動作が必要である場合(ステップS15:YES)は、ステップS16へ進み、上昇動作が必要でない場合(ステップS15:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS15の詳細については、ステップS7と同様であるため、説明を省略する。また、ステップS15において「YES」である場合は、ステップS16へ進むが、当該ステップS16で実行される動作は、上述のステップS8と同様であるため、説明を省略する。
ここで、ステップS15にて、窓23の上昇動作が必要であるか否かを検証する理由は、以下の通りである。
自動車100が後進し(ステップS9:YES)、ステップS12において窓23の降下動作が実行された場合、ステップS15に至るまでに、ステップS8と同様の窓23の上昇動作が実行されないこともあり得る。この場合、窓23とシール24の間に隙間が生じて、雨や風、埃等が、自動車100の室内に侵入することを防止出来ないため、当該問題を解決するために、ステップS15を実行する。
また、ステップS15が「NO」、または、ステップS16が実行された場合に、ステップS1に戻る理由は、以下の通りである。
ステップS16の実行後において、自動車100は走行中であるため、搭乗者は乗車中のままである。このため、本実施形態においては、自動車100が駐車された後、ドア22が開けられてから閉じられるまでは、本フローチャートを終了せず、ステップS1に戻る。
このように、上述した実施形態においては、車速計測装置61(図1)により計測した自動車100(図3)の速度Vが、V=0であり(ステップS1:YES)、駆動制御装置51(図1)の変速機(図示省略)において、「駐車選択」がされている場合(ステップS2:YES)は、開閉検出部13(図1)から所定の信号が出力されているか否かを検証し、当該所定の信号が出力されている場合(ステップS3:YES)、つまり、ドア22(図1)のラッチが外れている場合は、窓23(図1)の降下動作(開く動作)が必要であるか否かを検証する(ステップS4)。
そして、位置検出部15(図1)による検証の結果、窓23の上端部G(図6)が、X3(図6)または当該X3よりもD方向(図6)に下がった位置(例えば、X4の位置)にない場合(ステップS4:YES)は、当該窓23を降下させて、上端部GをX3に位置させる(ステップS5)。
その後、開閉検出部13から所定の信号が出力されているか否かを検証し、当該所定の信号が出力されていない場合(ステップS6:YES)、つまり、ドア22のラッチが掛けられた場合は、窓23の上昇動作(閉じる動作)が必要であるか否かを検証する(ステップS7)。
そして、位置検出部15による検証の結果、窓23の上端部Gが、X3よりもD方向に下がった位置にない場合(ステップS7:YES)は、窓23を上昇させて、上端部Gを当該窓23の最大上昇位置であるX1に位置させる(ステップS8)。
以上の動作を基本動作として、車速計測装置61により計測した自動車100の速度Vが、V=0ではない場合(ステップS1:NO)において、開閉検出部13から所定の信号が出力されている場合(ステップS13:NO)は、制御部12により開閉検出部13の故障を検出(ステップS14)した後、窓23の上昇動作(閉じる動作)が必要であるか否かを検証する(ステップS15)。
そして、位置検出部15による検証の結果、窓23の上端部Gが、X3よりもD方向に下がった位置にない場合(ステップS15:YES)は、窓23を上昇させて、上端部Gを当該窓23の最大上昇位置であるX1に位置させる(ステップS16)。窓23を上昇させた後は、ステップS1へ戻って、再び自動車100の車速の計測を開始する。以上の動作を、自動車100が駐車された後、ドア22が開けられてから閉じられるまで継続する。
このようにすることで、ドア22の開閉状態を検出する開閉検出部13が故障して、当該ドア22が閉じられているにも関わらず、ドア22が開いていると誤検出された場合においても、ドア22が閉じられた場合の窓開閉制御を正常に行うことが出来る(ステップS14〜S16)。よって、ドア22を閉じている間、例えば、走行時や駐車時においては、窓23とシール24が密接して隙間が生じないため、雨や風、埃等が、自動車100の室内に侵入することを防止出来る。また、これにより、窓23の閉め忘れを防止することも出来る。
さらに、駆動制御装置51における変速機の状態に関わらず、ドア22のラッチが外れている場合は、窓23の降下動作が必要であるか否かを検証し、降下動作が必要な場合は、窓23を降下させるため、例えば、シール24が、図7に示す形状である場合においても、当該窓23のR方向への水平移動が妨げられない。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、自動車100に車両制御装置11を搭載したが、これに限られず、「サッシュレスドア」を有する車両であれば、当該車両制御装置11の搭載は可能である。
また、上記実施形態においては、開閉検出部13を押圧式のスイッチとし、扉が開状態の場合に信号を出力し、閉状態の場合に信号を出力しないようにした。しかし、これに限られず、扉が開状態の場合に信号を出力せず、閉状態の場合に信号を出力するようにしてもよく、扉の開状態と閉状態とで異なる信号を出力するようにしてもよい。また、開閉検出部13の形態として、赤外線等を用いた光センサ等を用いることも可能であり、扉の開閉状態が検出できるものであればどのような形態のものでもよい。
また、上記実施形態においては、図2のフローチャートのステップS14において、開閉検出部13の故障を検出するのみであるが、当該故障の検出後、搭乗者、特に、運転者に対して、警告灯の点灯や、警告音の出力により、当該開閉検出部13の故障を通知してもよい。
また、上記実施形態においては、図2のステップS1において、車速計測装置61により、自動車100の速度Vが、V=0でない場合(ステップS1:NO)は、ステップS13へ進んで、開閉検出部13によりドア22の開閉状態を検出したが、これに限られず、ステップS1とステップS13との間で、再度、自動車100の速度Vを計測してもよい。そして、自動車100の速度Vが、所定速度(例えば、V=30〔km/h〕)以上である場合は、ステップS13へ進み、所定速度未満である場合は、ステップS1へ戻るようにしてもよい。
さらに、図8に示すフローチャートのように、図2のフローチャートのステップS1の前に、駆動制御装置51が駆動中であるか否かを検証するステップS100を設けてもよい。
図8において、駆動制御装置51が駆動中であれば(ステップS100:YES)、ステップS1へ進み、以後は前述した処理が行われる。また、駆動制御装置51が停止すれば(ステップS100:NO)、ステップS3以降へ進み、位置検出部15により、窓23が所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、昇降駆動部14により、窓23を所定の位置まで降下させる。
このようにすると、ステップS100において、駆動制御装置51が駆動中でない場合(ステップS100:NO)は、エンジン等が停止していて、自動車100の車速Vが、V=0であり、当該駆動制御装置51の変速機において、「駐車選択」がされていることが前提であるため、ステップS1〜S2を実行する必要がない。これにより、処理動作の簡略化を図ることが出来る。
尚、ステップS3において「NO」となった後、ステップS100へ戻って、当該ステップS100において「NO」となる場合や、ステップS12、または、ステップS16の実行後に、ステップS100へ戻って、当該ステップS100において「NO」となる場合としては、駆動制御装置51が急停止(いわゆる、「エンスト」)する場合が考えられる。
11 車両制御装置
12 制御部
13 開閉検出部
14 昇降駆動部
15 位置検出部
21 本体(自動車)
22 扉
23 窓
24 シール(密閉部材)
51 駆動制御装置

Claims (5)

  1. 車両の各部を制御する制御部と、
    前記車両の乗降用の扉の開閉状態を検出する開閉検出部と、
    前記扉に設けられた窓を昇降駆動する昇降駆動部と、
    を備え、
    前記開閉検出部により前記扉が開かれたことが検出された場合は、前記昇降駆動部により前記窓を所定量降下させて、前記車両の本体と当該窓との間に隙間が生じるようにし、前記開閉検出部により前記扉が閉じられたことが検出された場合は、前記昇降駆動部により前記窓を所定量上昇させて、前記車両の本体と当該窓との間に隙間が生じないようにする車両制御装置において、
    前記制御部は、前記車両の速度が所定の速度を超えた場合に、前記開閉検出部により、前記扉が開かれていることが検出された場合は、前記車両の本体と前記窓との間に隙間が生じない位置まで、前記昇降駆動部により当該窓を上昇させることを特徴とする車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記窓の昇降方向の位置を検出する位置検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記位置検出部による検出の結果、前記窓が所定の位置より降下している場合は、前記昇降駆動部により、当該窓を上昇させないことを特徴とする車両制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、前記車両の速度が所定の速度を超え、前記昇降駆動部により前記窓を上昇させた後、前記車両の速度が所定の速度以下となった場合に、前記位置検出部により、前記窓が前記所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、前記昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させることを特徴とする車両制御装置。
  4. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、前記車両の速度が所定の速度を超え、前記昇降駆動部により前記窓を上昇させた後、前記車両を駆動させる駆動制御装置が停止した場合に、前記位置検出部により、前記窓が前記所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、前記昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させることを特徴とする車両制御装置。
  5. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、前記車両の速度が所定の速度を超え、前記昇降駆動部により前記窓を上昇させた後、前記車両を駆動させる駆動制御装置に備わる変速機が、車両を駐車させるための状態となった場合に、前記位置検出部により、前記窓が前記所定の位置まで降下していないことが検出された場合は、前記昇降駆動部により、当該窓を当該所定の位置まで降下させることを特徴とする車両制御装置。
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