JP5317131B2 - 電極カテーテル - Google Patents
電極カテーテル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5317131B2 JP5317131B2 JP2010227992A JP2010227992A JP5317131B2 JP 5317131 B2 JP5317131 B2 JP 5317131B2 JP 2010227992 A JP2010227992 A JP 2010227992A JP 2010227992 A JP2010227992 A JP 2010227992A JP 5317131 B2 JP5317131 B2 JP 5317131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- tip
- electrode
- heart
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B18/1492—Probes or electrodes therefor having a flexible, catheter-like structure, e.g. for heart ablation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00315—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for treatment of particular body parts
- A61B2018/00345—Vascular system
- A61B2018/00351—Heart
- A61B2018/00357—Endocardium
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B2018/1467—Probes or electrodes therefor using more than two electrodes on a single probe
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/06—Measuring instruments not otherwise provided for
- A61B2090/064—Measuring instruments not otherwise provided for for measuring force, pressure or mechanical tension
- A61B2090/065—Measuring instruments not otherwise provided for for measuring force, pressure or mechanical tension for measuring contact or contact pressure
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/36—Image-producing devices or illumination devices not otherwise provided for
- A61B90/37—Surgical systems with images on a monitor during operation
- A61B2090/376—Surgical systems with images on a monitor during operation using X-rays, e.g. fluoroscopy
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0082—Catheter tip comprising a tool
- A61M2025/0096—Catheter tip comprising a tool being laterally outward extensions or tools, e.g. hooks or fibres
Description
心臓の不整脈を診断または治療するために使用する医療用具として、電極カテーテルが知られている。電極カテーテルは、通常、カテーテル本体と、このカテーテル本体の基端側に接続された制御ハンドルと、カテーテル本体の先端から延び出るカテーテル先端部とからなり、カテーテル先端部の外周面にはリング状電極が装着されている。
心臓内部の電位の測定後、電極カテーテルを後退させてカテーテル先端部をシース内に戻し、シースの内孔で更に後退させて電極カテーテルを体外に取り出して回収する。
カテーテル先端部の本体領域はループ状に形成され、当該本体領域には、複数のリング状電極が装着されている。
また、同文献の図7に示されている5本のカテーテル先端部の各々は、放射状に外側に折れ曲がり、これらは一体になって、一定のカップ形状を形成している。
さらに、同文献の図8に示されている5本のカテーテル先端部の各々は、カテーテル本体から放射状に外側に延出して実質的に直線状の形状を形成し、カテーテル本体に対して実質的に垂直方向に延びている。
また、カテーテル先端部の基端側領域を心臓内壁に当接させるためには、かなり大きな押圧力を必要とする。さらに、カテーテル先端部が湾曲形状であるため、カテーテル先端部の基端側領域を心臓内壁に接触させようとすると、カテーテル先端部の先端部分が(先端電極)が心臓内壁から離間してしまうことがある。従って、特許文献2および特許文献3の図1に示されたカテーテルでは、カテーテル先端部の全域を心臓内壁と接触させること(カテーテル先端部の基端側領域に電極を装着すること)は実質的に不可能である。
また、カテーテル先端部の各々に装着された先端電極が心臓内壁に当接しても、カテーテル先端部の形状(5本のカテーテル先端部により形成されるカップ形状)が変化しないので、カテーテル先端部に装着された先端電極が心臓内壁に接触しているか否かをX線影像上で十分に確認することができができない。
また、カテーテル本体に対して垂直に延びているカテーテル先端部を折り畳む(閉じる)ことが困難であるため、カテーテル先端部をシース内に戻そうとするときに、うまく閉じることのできなかったカテーテル先端部がシースの開口縁に引っ掛かって、カテーテル先端部をシース内に戻すこと(カテーテルを回収すること)ができなくなるという問題がある。
更に、カテーテル先端部を心臓内壁に対して斜めに当接させようとする場合において、一部のカテーテル先端部に装着されている先端電極が心臓内壁から離間してしまう(一部のカテーテル先端部が浮いてしまう)ことがある。
本発明の目的は、カテーテル本体の先端から延び出る複数のカテーテル先端部を備えた電極カテーテルであって、カテーテル本体の軸方向の押圧力を心臓内壁に作用させても、カテーテル先端部の先端によって心臓内壁が傷つけられることがなく、複数のカテーテル先端部の各々に装着された電極が心臓内壁に接触したことをX線影像上で確認することができ、カテーテル先端部がシースの開口縁に引っ掛かることなく、シースの内孔を経由して体内から確実に回収することができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の他の目的は、カテーテル先端部のほぼ全域を心臓内壁と接触させることができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、カテーテル先端部を心臓内壁に対して斜めに当接させる場合であっても、すべてのカテーテル先端部に装着されている電極を心臓内壁に接触させることができる電極カテーテルを提供することにある。
前記カテーテル本体の基端に接続された制御ハンドルと、
前記カテーテル本体の先端から、当該カテーテル本体の周方向に等角度間隔で、先端方向に延び出る少なくとも3本のカテーテル先端部と、
前記カテーテル先端部の各々に装着された電極とを備えてなり、
前記カテーテル先端部は実質的に直線状であり、当該カテーテル先端部の各々の延びる方向と、前記カテーテル本体とのなす角度が100〜140°であることを特徴とする。
このような構成を有する本発明の電極カテーテルによれば、X線影像上で、先端側から1番目にある電極幅の広いリング状電極を見つけることにより、このリング状電極が装着されているカテーテル先端部が、第1のカテーテル先端部であると認識することができる。また、先端側から2番目にある電極幅の広いリング状電極を見つけることにより、このリング状電極が装着されているカテーテル先端部が、第2のカテーテル先端部であると認識することができる。そして、第1のカテーテル先端部と、第2のカテーテル先端部とが認識できれば、第2のカテーテル先端部の隣にあるカテーテル先端部が第3のカテーテル先端部であり、さらにその隣にあるカテーテル先端部が第4のカテーテル先端部であると認識することができる。また、カテーテル先端部の各々に装着されているリング状電極の配置位置(先端から何番目に装着された電極であるか)は、X線影像上で容易に把握することができる。これにより、X線影像上におけるすべてのリング状電極について、何れのカテーテル先端部において、何れの配置位置に装着されている電極であるかを容易に把握することができる。
このような構成を有する本発明の電極カテーテルによれば、X線影像上で、他の先端電極よりも電極幅の広い先端電極を見つけることにより、この先端電極が装着されているカテーテル先端部が、第1のカテーテル先端部であると認識することができる。また、他のリング状電極よりも電極幅の広いリング状電極を見つけることにより、このリング状電極が装着されているカテーテル先端部が、第2のカテーテル先端部であると認識することができる。そして、第1のカテーテル先端部と、第2のカテーテル先端部とが認識できれば、第2のカテーテル先端部の隣にあるカテーテル先端部が第3のカテーテル先端部であり、さらにその隣にあるカテーテル先端部が第4のカテーテル先端部であると認識することができる。また、カテーテル先端部の各々に装着されている先端電極およびリング状電極の配置位置は、X線影像上で容易に把握することができる。これにより、X線影像上におけるすべての電極(先端電極およびリング状電極)について、何れのカテーテル先端部において何れの配置位置に装着されている電極であるかを容易に把握することができる。
また、カテーテル先端部のほぼ全域を心臓内壁と接触させることができる。
更に、カテーテル先端部を心臓内壁に対して斜めに当接させる場合であっても、すべてのカテーテル先端部に装着されている電極を心臓内壁に接触させることができる。
この実施形態の電極カテーテル1は、例えば、心臓における不整脈の診断または治療に用いられるものである。
電極カテーテル1は、カテーテル本体10と、制御ハンドル20と、4本のカテーテル先端部(第1のカテーテル先端部31、第2のカテーテル先端部32、第3のカテーテル先端部33、第4のカテーテル先端部34)と、カテーテル先端部の各々に装着されている先端電極41a、42a、43a、44aと、カテーテル先端部の各々に2個ずつ装着されている8個のリング状電極41B・41c、42b・42C、43b・43c、44b・44cと、カテーテル本体10の先端部分を屈曲させる偏向機構とを備えてなる。
なお、図1においては、カテーテル本体10の長さを短く図示してあるが、実際には、制御ハンドル20のZ軸方向長さよりも数倍〜数十倍程度に長い。
チューブ部材11の長さは600〜1500mmであることが好ましく、更に好ましくは900〜1200mmとされる。
先端部材12は、チューブ部材11と同一の材料、例えばPEBAXで構成することができる。
先端部材12(保持部分122)の外径は、チューブ部材11の外径と同一であることが好ましい。
先端部材12(保持部分122)の長さは2〜60mmであることが好ましく、更に好ましくは5〜10mmとされる。
直線状のカテーテル先端部であれば、そのほぼ全域を心臓内壁に接触させることができるので、その基端側領域にリング状電極を装着することも可能となる。
これに対して、曲線状のカテーテル先端部では、その基端側領域を心臓内壁に接触させようとすると、カテーテル先端部の先端部分が反り上がって心臓内壁から離間して(浮いて)しまう。このため、特許文献2および特許文献3の図1に示されているような曲線状のカテーテル先端部では、その基端側領域にリング状電極を装着することができず、先端側の領域にのみ電極が装着されている。
すなわち、4本のカテーテル先端部(31、32、33、34)の各々に装着された先端電極(41a、42a、43a、44a)が心臓内壁に当接して、カテーテル本体の軸方向の押圧力が心臓内壁に作用するとき、4本のカテーテル先端部によって形成される形状が変化(先端電極間の距離が拡大するように更に展開)するので、この形状変化をX線影像で観察することによって、これらの先端電極が心臓内壁に接触したことを確認することができる。
角度(θ)が100°未満であると、先端電極が心臓内壁に当接して、カテーテル本体の軸方向の押圧力が心臓内壁に作用したとても、カテーテル先端部の形状は変化しない(角度(θ)≒90°の場合)か、形状変化が僅かであるために、X線影像で視認することはきわめて困難であるので、X線影像で観察しても、先端電極およびリング状電極が心臓内壁に接触しているか否かを確認することができない。
角度(θ)が100°未満である場合には、そのような方向に延びているカテーテル先端部を折り畳む(閉じる)ことが困難であるため、カテーテル先端部をシース内に戻そうとするときに、閉じられていないカテーテル先端部がシースの開口縁に引っ掛かって、シース内に戻すこと(カテーテルを回収すること)ができなくなることがある。
角度(θ)が100°未満である場合には、後述するように、カテーテル先端部を心臓内壁に対して斜めに当接させようとする場合に、一部のカテーテル先端部に装着されている先端電極が心臓内壁から離間してしまうことがある(図8(B)参照)。
他方、角度(θ)が140°を超える場合には、カテーテル本体の軸方向の押圧力を心臓内壁に作用させたときに、カテーテル先端部の先端電極が心臓内壁を突き刺して、心臓内壁を傷つけるおそれがある。
角度(θ)が100°未満である場合には、カテーテル先端部によって形成される形状を十分に変化させることができないので、心臓内壁の形状にカテーテル先端部を沿わせることが困難となる。
他方、角度(θ)が140°を超える場合には、カテーテル先端部の基端側領域を心臓内壁に接触させることがきわめて困難となる。
カテーテル先端部の外径は、チューブ部材11の外径の0.15〜0.4倍であることが好ましい。
カテーテル先端部(先端部材12から延び出ている部分)の長さは5〜50mmであることが好ましく、更に好ましくは10〜30mmとされる。
また、第3のカテーテル先端部33を構成するコア部材331は、被覆チューブ332の内孔に沿って延び、その先端部は先端電極43aに埋め込まれた状態で固定されている。
なお、第2のカテーテル先端部32および第4のカテーテル先端部34の内部構造も、第1のカテーテル先端部31および第3のカテーテル先端部33と同様である。
コア部材の構成材料としてはNi−Ti合金を挙げることができる。Ni−Ti合金におけるNiとTiの比率は54:46〜57:43であることが好ましい。好ましいNi−Ti合金としてニチノールを挙げることができる。
被覆チューブの構成材料としては、ポリウレタンまたはPEBAXのような生体許容性の樹脂材料を挙げることができる。
先端電極およびリング状電極に接続される導線(図示省略)は、それぞれが絶縁された状態で、カテーテル先端部(被覆チューブ)の内孔およびカテーテル本体10のルーメンに引き通されている。
ここに、リング状電極41Bおよびリング状電極42C以外のリング状電極の電極幅は、0.5〜4.0mmであることが好ましく、更に好ましくは0.6〜1.2mmとされる。
そして、X線影像上で第1のカテーテル先端部31が認識できれば、これに装着されている先端電極およびリング状電極を、それぞれ、先端電極41aおよびリング状電極41B・41cであると認識することができる。
そして、X線影像上で第2のカテーテル先端部32が認識できれば、これに装着されている先端電極およびリング状電極を、それぞれ、先端電極42aおよびリング状電極42b・42Cであると認識することができる。
そして、X線影像上で第3のカテーテル先端部33が認識できれば、これに装着されている先端電極およびリング状電極を、それぞれ、先端電極43aおよびリング状電極43b・43cであると認識することができる。
そして、X線影像上で第4のカテーテル先端部34が認識できれば、これに装着されている先端電極およびリング状電極を、それぞれ、先端電極44aおよびリング状電極44b・44cであると認識することができる。
また、X線影像上におけるすべてのリング状電極41B・41c、42b・42C、43b・43c、44b・44cについても、何れのカテーテル先端部において何れの配置位置に装着されているものであるかを容易に把握することができる。
すなわち、偏向機構によってカテーテル本体10の先端部分が屈曲する方向(屈曲する先端部分の軌跡を含む平面)と、カテーテル本体10の先端部分が屈曲することに伴って2本のカテーテル先端部のなす角の二等分線が移動する方向(当該二等分線の軌跡を含む平面)とは一致することになる。
そして、カテーテル本体10の先端部分が、矢印Aまたは矢印Bに示す方向に屈曲することにより、4本のカテーテル先端部31、32、33、34は、矢印Aまたは矢印Bに示す方向に一体的に移動する。
ここに、2本の引張ワイヤの遠位端の各々は、板バネを挟んで相対する位置において、チューブ部材11の内壁に固定してもよく、板バネの遠位端における平板部の表裏面に固定してもよい。
オペレータは、制御ハンドル20の把持部21を片手でつかみ、その片手の指で回転板22を操作(所定の方向に回転)する。これにより、引張ワイヤ51,52の張力が変化し、カテーテル本体10の先端部分が、図1および図2において、矢印Aまたは矢印Bに示す方向に屈曲する。
すなわち、回転板22を、例えば、図1に示すA1方向に回転させると、引張ワイヤ52が引張られ、引張ワイヤ51は弛む。その結果として、カテーテル本体10の先端部分が、カテーテル先端部32とカテーテル先端部33とのなす角を二等分する方向(矢印A方向)に屈曲し、これにより、4本のカテーテル先端部は矢印A方向に一体的に移動する。
先ず、カテーテル先端部を閉じた状態(4本のカテーテル先端部が同一の方向に延びている状態)にして、電極カテーテル1をシースの内孔に挿入して前進させ、心臓内の目的部位の近傍において、4本のカテーテル先端部をシースの開口から押し出すことにより、カテーテル先端部の記憶形状(図1〜図4に示したような展開形状)を復元させる。
なお、図6および図7において、カテーテル先端部33、34は、それぞれ、カテーテル先端部32、31の裏側(紙面の裏側)に位置している。
そして、この形状変化をX線影像で観察(視認)することによって、カテーテル先端部に装着された電極が心臓内壁に接触したことを確認することができる。
また、この形状変化に伴って、カテーテル先端部には、心臓内壁Wに対する適度なクッション性および滑り性が発現され、これにより、心臓内壁Wに対して、カテーテル先端部に装着された先端電極をソフトに接触させることができる。
電位を測定した後、電極カテーテル1を後退させてカテーテル先端部をシース内に戻し、シースの内孔で更に後退させて電極カテーテルを体外に取り出して回収する。
このとき、カテーテル先端部の各々の延びる方向と、カテーテル本体とのなす角度(θ)が100°以上であることにより、4本のカテーテル先端部を容易に折り畳む(展開形状を閉じる)ことができるようになり、カテーテル先端部がシースの開口縁に引っ掛かることなく、シースの内孔を経由して体内から電極カテーテルを回収することができる。
そして、この形状変化をX線影像で観察(視認)することによって、カテーテル先端部に装着された電極が心臓内壁に接触したことを確認することができる。
なお、図8において、カテーテル先端部83、84は、それぞれ、カテーテル先端部82、81の裏側(紙面の裏側)に位置している。
また、この実施形態の電極カテーテル1によれば、カテーテル先端部(31、32、33、34)の各々におけるほぼ全域を心臓内壁と接触させることができる。
さらに、カテーテル先端部(31、32、33、34)を心臓内壁に対して斜めに当接させる場合であっても、すべてのカテーテル先端部に装着された電極(先端電極およびリング状態電極)を心臓内壁に接触させることができる。
例えば、カテーテル先端部の各々に装着されるリング状電極の数は2個に限定されるものではなく3個以上であってもよい。また、すべてのリング状電極において電極幅が同じであってもよい。
また、カテーテル先端部の数は4本に限定されるものではなく、3本または5本であってもよい。
10 カテーテル本体
11 チューブ部材
12 先端部材
121 円筒状部分
122 保持部分
20 制御ハンドル
21 把持部
22 回転板
31 第1のカテーテル先端部
32 第2のカテーテル先端部
33 第3のカテーテル先端部
34 第4のカテーテル先端部
311、321、331、341 コア部材
312、322、332、342 被覆チューブ
41a、42a、43a、44a 先端電極
41B・41c、42b・42C、43b・43c、44b・44c リング状電極
Claims (4)
- 少なくとも1つの内孔を有するカテーテル本体と、
前記カテーテル本体の基端に接続された制御ハンドルと、
前記カテーテル本体の先端から、当該カテーテル本体の周方向に等角度間隔で、先端方向に延び出る少なくとも3本のカテーテル先端部と、
前記カテーテル先端部の各々に装着された電極とを備えてなり、
前記カテーテル先端部は実質的に直線状であり、当該カテーテル先端部の各々の延びる方向と、前記カテーテル本体とのなす角度が100〜140°であることを特徴とする電極カテーテル。 - 前記カテーテル本体の先端から、当該カテーテル本体の周方向に等角度間隔で、先端方向に延び出る4本のカテーテル先端部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電極カテーテル。
- 前記カテーテル先端部の各々の延びる方向と、前記カテーテル本体とのなす角度が110〜130°であることを特徴とする請求項2に記載の電極カテーテル。
- 前記カテーテル先端部の各々に、先端電極と、少なくとも1個のリング状電極とが装着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電極カテーテル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010227992A JP5317131B2 (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 電極カテーテル |
PCT/JP2011/067827 WO2012046499A1 (ja) | 2010-10-07 | 2011-08-04 | 電極カテーテル |
TW100131933A TW201223503A (en) | 2010-10-07 | 2011-09-05 | Electrode catheter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010227992A JP5317131B2 (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 電極カテーテル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012080976A JP2012080976A (ja) | 2012-04-26 |
JP5317131B2 true JP5317131B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=45927498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010227992A Expired - Fee Related JP5317131B2 (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 電極カテーテル |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5317131B2 (ja) |
TW (1) | TW201223503A (ja) |
WO (1) | WO2012046499A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101374320B1 (ko) * | 2013-10-15 | 2014-03-17 | 홍문기 | 방향 조절 전극 카테터 조립체 |
ES2529702B1 (es) * | 2014-09-12 | 2015-09-29 | Universitat Politècnica De València | Catéter y método para la detección de actividad eléctrica en un órgano |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4522212A (en) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | Mansfield Scientific, Inc. | Endocardial electrode |
US6961602B2 (en) * | 2001-12-31 | 2005-11-01 | Biosense Webster, Inc. | Catheter having multiple spines each having electrical mapping and location sensing capabilities |
-
2010
- 2010-10-07 JP JP2010227992A patent/JP5317131B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-08-04 WO PCT/JP2011/067827 patent/WO2012046499A1/ja active Application Filing
- 2011-09-05 TW TW100131933A patent/TW201223503A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201223503A (en) | 2012-06-16 |
JP2012080976A (ja) | 2012-04-26 |
WO2012046499A1 (ja) | 2012-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100949436B1 (ko) | 전극 카테터 | |
JP6771878B2 (ja) | 微小電極アレイ遠位先端部を有するバスケットカテーテル | |
JP4350346B2 (ja) | マッピング組立体を有するカテーテル | |
US20210093377A1 (en) | Flexible multi-arm catheter with diametrically opposed sensing electrodes | |
JP2012130392A (ja) | 電極カテーテル | |
EP3178386B1 (en) | Catheter | |
EP3750593B1 (en) | Catheter and method for producing same | |
WO2013145891A1 (ja) | 電極カテーテル | |
JP5317131B2 (ja) | 電極カテーテル | |
JP5339630B2 (ja) | 電極カテーテル | |
JP4925210B2 (ja) | 電極カテーテル | |
WO2011089750A1 (ja) | 電極カテーテル | |
JP4925206B2 (ja) | 電極カテーテル | |
JP5265589B2 (ja) | 電極カテーテル | |
JP6219805B2 (ja) | 電極カテーテル | |
JP5201636B2 (ja) | 電極カテーテル | |
US11857738B2 (en) | Stabilized coronary sinus catheter handle | |
JP2018130543A (ja) | 電気生理学装置構造 | |
JP2020110437A (ja) | カテーテルの製造方法およびカテーテル | |
JP2016096874A (ja) | 電極カテーテル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5317131 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |