JP5317103B2 - ヒダ形成装置 - Google Patents
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Description
このヒダ(h)は、通常、間欠搬送される帯状のフィルムを、間欠停止時に搬送経路と交叉する方向に折り込んでシールすることにより形成される。
例えば、特許文献1に開示されているヒダ付き縦ピロー包装体の製造方法では、ヒダ付け装置(ヒダ形成装置に相当)によって、包材(フィルムに相当)の間欠走行停止時に、包材押えプレート(7f)を下降させて包材(F)をスリット形成プレート(7b)へ押し付け、次いで、ヒダ折りプレート(7g)を下降させて包材(F)をスリット形成プレート(7a)、(7b)のスリット間に突っ込むことでヒダ折りを行う。続いて、包材押えプレート(7e)を下降させて包材(F)をスリット形成プレート(7a)に押し付けてからヒダ折りプレート(7g)を上昇復帰させる。次いで、ヒダ付け用ヒートシーラー(7c)、(7d)を閉じて包材(F)のヒダ折り合掌部にヒートシールを施してヒダ(h)を形成し、その後、ヒダ付け用ヒートシーラー(7c)、(7d)を開くと共に、包材押えプレート(7e)、(7f)を上昇復帰させて、包材(F)を走行可能にすることで、搬送中にヒダを形成している。
なお、括弧内の符号は、特許文献1において各構成に付された符号である。
フィルムFの折り込み部分をシールしてヒダGを形成する場合、図7(b)に示すように、搬送経路上にあるフィルムFとヒダGの基端部との間にシールされない未シール部分αが残存する。この未シール部分αは、上流側のテンション手段の引き戻しによって、ヒダGの基端部を上流側に引っ張る(図7(c)参照)。その結果、ヒダGが搬送方向と逆側に向かうように倒れてしまう(図7(d)参照)。このように搬送方向と逆側に倒れたヒダGは、フィルムFを搬送方向へ搬送する際に、包装機や原反ロール製造装置の各構成と引っ掛かるおそれがあり、ヒダGが損傷したり、フィルムの搬送ができなくなるおそれがあった。
また、ヒダの形成時や形成直後のフィルムの引っ張りを抑止することで、美観の優れたヒダ付きフィルムを形成することができるヒダ形成装置の提供を第2の目的とする。
当該折り込み部分を熱シールし、幅方向に延びるヒダを形成するシール手段と、
折り込み手段の下流側位置でフィルムを押える下流側押え手段と、
折り込み手段の上流側位置で少なくとも折り込み部分を熱シールする際にフィルムを押える上流側押え手段と、を含むヒダ形成装置において、
フィルムの搬送経路上には、ヒダ形成位置よりも上流側で当該フィルムに任意のテンションを付与するテンション手段を設置するとともに、
テンション手段によるテンション付与位置とヒダ形成位置との間に、フィルムの間欠停止中であって、少なくともヒダ形成後から間欠搬送が開始されるまでの間は、フィルムを保持する保持手段を設けたことを特徴とする。
当該ワンウェイローラは、折り込み手段によるフィルムの折り込み前に、上流側位置にあるフィルムを押える構成とすることができる。
また、ワンウェイローラは搬送方向と反対方向の回転が規制されていることで、フィルムの折り込み部分を熱シールするときに、押さえているフィルムを上流側に引き戻すことがない。したがって、テンション手段によりフィルムが引っ張られても、折り込み部分の形を崩すことがなく、ヒダを綺麗に形成することができる。
図1乃至図6は、本発明の実施形態に係るヒダ形成装置を説明するための図であり、図1は、本実施形態に係るヒダ形成装置を適用した縦形製袋充填包装機の全体構成を示す斜視図である。
本発明に係るヒダ形成装置は、包装機や原反ロール製造装置等に組み込まれる。本実施形態では、図1に示すように、縦形製袋充填包装機に組み込まれた構成について詳細に説明する。
図2、図3に示すように、ヒダ形成機構10は搬送されるフィルムFを間に介して設置され、フィルム搬送経路の上方に板部材11、下流側押さえ部材12、ワンウェイローラ13、第1ステー14、第2ステー15、昇降装置16、押圧装置17、エア噴射装置18を備え、下方にスリット板部材20、遮熱部材21、ヒータブロック22、ヒータブロック開閉装置23、ヒータ用昇降装置24、第3ステー25を備えている。
また、第1ステー14には、L字形状の連結部材19を介して押圧装置17が設置されている。
図4(a)は、フィルムFを間欠搬送している状態を示している。フィルムFの間欠搬送中は、ブレーキ機構がブレーキローラ30の回転を自由状態としており、フィルムFの搬送方向の移動にともなってブレーキローラ30が連れ回りする。ヒダ形成機構10では、昇降装置16の取付部16aに取り付けられた第1ステー14が上方にあり、これにより板部材11、下流側押え部材12、ワンウェイローラ13がフィルムFから一定間隔離れた位置に置かれ、円滑なフィルムFの搬送が確保されている。またヒータブロック22は遮熱部材21の近傍において開いた状態で待機している。
なお、ブレーキ機構はブレーキローラ30の回転の自由状態を維持し続けている。
なお、ブレーキローラ30の回転規制は、少なくともヒダ形成後に実施していればよく、規制のタイミングは、例えばフィルムFに折り込み部分を形成した後でもよい。
また、図6に示すように、本実施形態のヒータブロック22a、22bは、ヒータ用昇降装置24により、フィルムFの間欠搬送を停止した状態において、ヒダ形成位置gから所定距離退避可能な構成となっている。ヒータブロック22a、22bをヒダ形成位置gから退避することで、例えばメンテナンス等によりフィルムFの搬送を一時停止したときには、ヒータブロック22a、22bの輻射熱を届かなくすることができ、フィルムFを伸縮させるなどの悪影響を防止することができる。
10:ヒダ形成機構、11:板部材(折り込み手段)、11a:下端縁部、12:下流側押さえ部材(下流側押え手段)、12a:摺動軸、12b:付勢ばね、13:ワンウェイローラ(上流側押え手段)、13a:支軸、13b:支持壁、14:第1ステー、15:第2ステー、16:昇降装置、16a:取付部、17:押圧装置、17a:取付部、18:エア噴射装置(冷却手段)、18a:管、19:連結部材、
20:スリット板部材、20a:スリット、21:遮熱部材、22:ヒータブロック(シール手段)、23:ヒータブロック開閉装置、23a:基体、23b:可動体、24:ヒータ用昇降装置、25:第3ステー、
30:ブレーキローラ(保持手段)、
F:フィルム、G:ヒダ、g:ヒダ形成位置、α:未シール部分
Claims (3)
- 間欠搬送される帯状のフィルムを、間欠停止時にあらかじめ設定してあるヒダ形成位置で搬送経路と交叉する方向に折り込む折り込み手段と、
当該折り込み部分を熱シールし、幅方向に延びるヒダを形成するシール手段と、
前記折り込み手段の下流側位置でフィルムを押える下流側押え手段と、
前記折り込み手段の上流側位置で少なくとも折り込み部分を熱シールする際にフィルムを押える上流側押え手段と、を含むヒダ形成装置において、
フィルムの搬送経路上には、前記ヒダ形成位置よりも上流側で当該フィルムに任意のテンションを付与するテンション手段を設置するとともに、
前記テンション手段によるテンション付与位置と前記ヒダ形成位置との間に、フィルムを保持する保持手段を設け、
前記上流側押え手段は、フィルムの搬送方向への移動に連れ回りし、その反対方向への回転は規制されたワンウェイローラで構成され、
当該ワンウェイローラは、前記折り込み手段によるフィルムの折り込み前に、上流側位置にあるフィルムを押え、
前記保持手段は、フィルムの間欠停止中であって、少なくともヒダ形成後から間欠搬送が開始されるまでの間は、フィルムを保持し、
前記ワンウェイローラは、ヒダ形成後であって前記保持手段によりフィルムが保持されている間に、フィルムから引き離される構成であることを特徴とするヒダ形成装置。 - 前記ヒダ形成位置には、前記シール手段によって形成されたヒダの少なくとも基端部を冷やす冷却手段が設けてあることを特徴とする請求項1のヒダ形成装置。
- 前記シール手段は、フィルムの折り込み部分を挟み込んで熱シールする一対のヒータブロックを有しており、
当該ヒータブロックは、フィルムの間欠搬送を停止した状態において、ヒダ形成位置から所定距離退避可能な構成であることを特徴とする請求項1又は2のヒダ形成装置。
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