JP5315498B1 - 無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】仮設材を使用することなく無垢の木の化粧打ち込み型枠が容易に構築できる、無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法を提供する。
【解決手段】、ベタ基礎12の上に配置固定した固定大引き11に、連結部両側面に雇い実挿入溝3を設けて複数の支持金具5を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を固定して、雇い実4を介在しつつ、単体叉は複数枚組固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を順次建て込み、内壁の型枠組をなし、並行して支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、壁とスラブの鉄筋13の配筋を完了させ、内外の打込み固定した支持金具5にセパレーター6を圧挿入しつつ外壁他全ての型枠組を完了させ、コンクリート14を打設して構築することを特徴とする無垢の木の化粧打込み型枠の型枠組工法。
【選択図】 図1
【解決手段】、ベタ基礎12の上に配置固定した固定大引き11に、連結部両側面に雇い実挿入溝3を設けて複数の支持金具5を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を固定して、雇い実4を介在しつつ、単体叉は複数枚組固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を順次建て込み、内壁の型枠組をなし、並行して支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、壁とスラブの鉄筋13の配筋を完了させ、内外の打込み固定した支持金具5にセパレーター6を圧挿入しつつ外壁他全ての型枠組を完了させ、コンクリート14を打設して構築することを特徴とする無垢の木の化粧打込み型枠の型枠組工法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、防災構築物を無垢の木(間伐材等)の化粧打ち込み型枠で構築する無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法に関する。
従来、防災構築物(鉄筋コンクリート造)を構築する場合、一般的に耐水合板の型枠用合板が用いられて、解体を目的とした型枠組工法がなされている。その型枠組工法は、型枠用合板に孔を開けてセパレーターとフォームタイ(登録商標)を用いて、鋼管バタ等大量の仮設材や補助桟を利用して型枠を組み立てて、躯体コンクリートを打設して、コンクリートの硬化後に型枠を解体して、必要に応じて、セパレーター部分の処理をして、吹付け仕上げやタイル等の化粧材を貼付けての仕上げが行われている。
前述した以外にも鋼製型枠や樹脂型枠等の型枠も利用されているが、全て解体を目的として利用されている。その型枠組工法は、それらの型枠をセパレーターやフォームタイ(登録商標)、さらに鋼管バタ等大量の仮設材を利用して型枠を組み立てて、躯体コンクリートを打設して、コンクリートの硬化後に型枠を解体して、必要に応じた仕上げが行われている。
他方、断熱材や窯業系押出し板材等が打ち込み型枠として利用したものが一般に知られている。それらの連結部材は、それぞれの打ち込み型枠に適合するものが開発されている。
なお、本願発明に関連する公知技術として次の特許文献を挙げることができる。
しかしながら、従来の型枠用合板が用いられた型枠組工法においては、型枠用合板や補助桟他多くの仮設材を搬入して型枠を形成し、コンクリートを打設して、コンクリートの固化養生した後、これらを取外して搬出保管するため、取外し、養生の手間と、搬入搬出の手間、さらに、それらの保管用の大きな倉庫やスペースを必要とする。
従来の解体を目的とした型枠組工法においては、精度を高めることが困難で、専門職を必要とするとともに、複雑な作業や長い工期、結露対策等によるコスト高などで鉄筋コンクリート住宅の普及を妨げている。
さらに、養生期間中に型枠をそのままにしておくため、その間の内外の仕上げ工事ができず、また仕上げ工事にも多大な時間を要し工期が長くなる。
前記、特許第2993693号公報について説明すれば、押出成形した窯業系材料を打込み型枠とした場合の結露の発生、さらに支持金物による局部支持で窯業材の破損、窯業材に支持金物を取付ける場合の固定方法、支持金物にセパレーター取付ける場合の螺合緊結に手間が掛かる等の建設現場が理解されていない問題点、さらに、コストの掛かる窯業系材料を打込み型枠にする根拠が不明である。
前記、特開2001−055805号公報について説明すれば、折畳み式残存木製化粧型枠の多種多様な形状への対応、製作・運搬費等コスト高となる。
上記以外の文献に関しては、従来の打ち込み型枠の形状は複雑で、大半が打ち込み型枠に連結固定部材を装着して、連結部材で連結組みするものであって、自由に連結固定することは不可能である。
また、打ち込み型枠に連結固定部材を装着する加工の複雑さと、連結固定部材と連結部材を含めて、制作費が多くなり工事費を高騰させる問題点を有している。
さらに打ち込み型枠に連結固定部材を装着することは、打ち込み型枠の材質を限定しなければならないため、打ち込み型枠の材質に合わせた連結固定部材と連結部材が必要となり無駄が生じる。
他方、打ち込み型枠は連結部材等を埋設した成型板が多種提案、また、使用されているが、いずれも複雑な構造で製作コストが高くなるという不具合を生じる、などの欠点があった。
日本の現状は壊滅的な被害を受けた東北被災地の復興、さらに、災害が予測される「南海トラフ」巨大地震や東京直下型地震・富士山の噴火・火災・台風・竜巻・豪雪・豪雨災害等で被害を蒙る全国市町村の防災・減災が問われている今日、全国の防災化を推進する防災構築物の開発は急務である。さらに、日本の森林は国土の65%を占め、その総森林面積のうち民有林が6%を占めているなかで、その大部分が零細所有者で、木材需要の低迷で管理放棄するまでに林業は衰退し山村が滅亡している。この管理放棄された木材は既存の建設業者が使えない木材に成長しているのが現状である。この管理放棄された杉や桧を宝の森林資源として地産地消で確実に循環消費させ林業を富ませて山村を活性化させる開発の必要性から、開発者は防災に最強の鉄筋コンクリート構築物と、その構築物が保護できる地球環境に最も優しい木材の化粧打込み型枠を一体にする型枠組工法の開発に至る。
本発明は、上記の発想に基づいてなされたもので、大量の仮設材や型枠用合板での型枠組・解体・運搬・養生・工期・保管等々に費やす無駄な経費で、防災構築物の普及を妨げてきた要因を排除するとともに、地球温暖化防止に最も優れ防災に優れた構築物が構築できる、無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、無垢の木の化粧打込み型枠でコンクリート構築物を構築する、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の支持金具を打込み固定して成り、該無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結して内壁の型枠組をなし、配筋を完了させた後に、内外壁の該無垢の木の化粧打ち込み型枠の支持金具にセパレーターを圧挿入して緊結して、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することを特徴とする無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法(請求項1)を提供する。
前記支持金具は、無垢の木の化粧打ち込み型枠の雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部とセパレーターを圧挿入する屈曲部を設けて、雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメを設けて、セパレーターを圧挿入する屈曲部にはセパレーターの直径より微少に狭くしたセパレーター挿入穴を設けてセパレーターの剥落防止措置をして成り、該支持金具とセパレーターを用いて無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することを特徴とする請求項1記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法(請求項2)を提供する。
上記無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結する、両端に打込み固定する屈曲部を設けて、該打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメが設けられている板鎹状の板連結部材を用いて、無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結することを特徴とする請求項1、2記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法(請求項3)を提供する。
上記請求項1、2に記載の支持金具をスラブの無垢の木の化粧打込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の該支持金具を打込み固定して成る、該スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結してスラブの型枠組をすることで、該スラブの無垢の木の化粧打込み型枠がスラブコンクリートからの剥落を防止する支持金具となるとともに、スラブの鉄筋を支えるスペーサーとしての役割もすることを特徴とする請求項1〜3記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法(請求項4)を提供する。
上記請求項1〜4に記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠を無垢の木にすることで、壁内外の断熱工法が構築できることを特徴とする請求項1〜5記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法(請求項5)を提供する。
本発明の特筆すべき最大の効果は、本件の無垢の木の化粧打込み型枠に無垢の木を使用することで、日本国土の約7割(66%)を占める森林の木材の需要拡大ができることにある。さらに、近年、壊滅的な被害を蒙った東北被災地の復興や南海トラフの巨大地震・東京直下型地震等で被害が予測される地域市町村においては、地震・津浪・台風・竜巻・洪水・火災等の災害に耐えられる強固な構築物で全国の防災化を推進することが問われているなかで、本件で構築する防災構築物の役割は大きい。また、防災構築物を無垢の木の化粧打込み型枠で覆うことは地球温暖化防止の観点からも大切であり大きな効果である。
さらに、間伐材は全国の全ての地域市町村で容易に、最も安価に調達できる素材で、地産地消の循環資材として化粧打込み型枠に使用できる。また、無垢の木は最も優れた加工性と最も軽量な素材であるとともに、無垢の木の化粧打込み型枠はコンクリート構築物内外の断熱材となるとともにコンクリートの劣化防止の保護材となる効果も極めて大きい。
請求項1に係る発明によれば、無垢の木の化粧打込み型枠でコンクリート構築物を構築する、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の支持金具を打込み固定して成る、該無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結して内壁の型枠組をなし、配筋を完了させた後に、内外壁の該無垢の木の化粧打ち込み型枠の支持金具にセパレーターを圧挿入して緊結して、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することで仮設材を必要としない無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組が迅速且つ容易にできるとともに大幅に工期が短縮できる。
請求項2に係る発明によれば、前記支持金具は、無垢の木の化粧打ち込み型枠の雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部とセパレーターを圧挿入する屈曲部を設けて、雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメを設けて、セパレーターを圧挿入する屈曲部にはセパレーターの直径より微少に狭くしたセパレーター挿入穴を設けてセパレーターの剥落防止措置をして成り、該支持金具とセパレーターを用いて無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することで作業効率が上がるとともに技能者を必要としない型枠組ができる。更なる効果は支持金具やセパレーターが金槌一つで迅速・簡単・正確に取付け固定ができることは最も大きな効果であり発明である。
請求項3に係る発明によれば、上記無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結する、両端に打込み固定する屈曲部を設けて、該打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメが設けられている板鎹状の板連結部材を用いて、無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結することで作業効率が上がる。
請求項4に係る発明によれば、上記請求項1、2に記載の支持金具をスラブの無垢の木の化粧打込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の該支持金具を打込み固定して成る、該スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結してスラブの型枠組をすることで、該スラブの無垢の木の化粧打込み型枠がスラブコンクリートからの剥落を防止する支持金具となるとともに、スラブの鉄筋を支えるスペーサーとしての役割もすることで、スラブの無垢の木の化粧打込み型枠の型枠組に欠かすことのできない効果となる。
請求項5に係る発明によれば、上記請求項1〜4に記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠を無垢の木にすることで、無垢の木の化粧打ち込み型枠は保温性と断熱性に優れているため、室内に結露を発生させない室内外の断熱壁が構築される。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠の板厚を増すことで寒冷地にも適応する外断熱壁となる。さらに、無垢の木の化粧打ち込み型枠の大きな特徴は、在来工法では困難とされていた外断熱壁の構築が容易に且つ敏速に構築できる効果は特に大きい。
以上説明した効果以外の効果として、請求項1の型枠組工法の場合、支持金具とセパレーターを分離することにより、複数枚の無垢の木の化粧打込み型枠を一体ブロックにしての型枠組が可能となり、精度が高く強固な型枠組が迅速に構築できる。連結についても現場加工を必要とせず、従来の大量に使用していた仮設材も使用することなく、熟練工でなくても簡単迅速に互いを強固に連結固定することができるほか、高い精度で迅速に正確な化粧打ち込み型枠組みができる効果は大きい。
コンクリートを無垢の木の化粧打ち込み型枠で覆うことで、木造建築の造作と同等以上の施工の容易さと、既製住宅用サッシの利用と取り付けが在来木造住宅と同等以上に容易となる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠をコンクリートに打ち込むことで、無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリート表面の劣化防止の保護材となり、建物の耐用年数を長くする。
無垢の木の化粧打ち込み型枠にすることで型枠の解体、ケレン、釘仕舞、運搬、保管等全て不要となり建設費と産業廃棄物が大きく削減できる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠にすることで、コンクリートの養生期間の短縮と複雑な工程も特別な技能者も必要としない短納期・ローコスト・高品質な構築を可能にする。
無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリートと一体化することで燃えにくくなる、木材は20℃(着火危険温度250℃)で発火(燃焼速度は30分で18mm)し、その後は表面に出来た炭化層が断熱材の役割を果たし、木材内部の温度上昇を押さえて、熱分解して生じる可燃ガスの発生を防ぐので、それ以上は燃えにくくなる。また、無垢の木の不燃処理も可能である。
無垢の木の化粧打ち込み型枠は解体をしないので型枠組みの精度も高く強固であるため、型枠組みに並行して電気の配線や器具付けも可能である。さらに、給排水設備の配管用スリーブを入れる必要もなく本配管ができる。このため無駄な材料も工事費用も不要となり各設備費を大きく削減できる。
本発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結は連結目地が直線的に連続しない千鳥状の連結や、連結目地を上下並列させて通り目地に前述した工法での連結は可能である。その場合、無垢の木の化粧打ち込み型枠は短尺でも作業性に問題は生じない。
この発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠は、適切な巾の長方形の板材なので、加工や構築が容易で、整理整頓、運搬が容易である。
地球温暖化が危惧されている今日、構築物の外壁を無垢の木の化粧打ち込み型枠にすることにより、太陽熱を反射しない地球環境に最も優しい構築物となり、地球温暖化防止に貢献できる。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠を国産木材にすることで、林業過疎地の活性化と森林の保全に貢献できる。
以下に、本発明の実施形態の添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の壁打ち込み型枠を支持金具とセパレーターで型枠組をした実施例を説明する構築物の矩計断面詳細図。
図2は、複数の支持金具を打込み固定した化粧打ち込み型枠を連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図。
図3は、化粧打ち込み型枠を板鎹状の板連結部材で型枠組をした実施例を説明する構築物の矩計断面詳細図。
図4は、複数の板鎹状の板連結部材を打込み固定した化粧打ち込み型枠を連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図。
図5は、図1の支持金具とセパレーターで型枠組をした一部分の収まり縦断面詳細図。
図6は、図1の支持金具とセパレーターで型枠組をした一部分の収まり横断面詳細図。
図7は、図3の板鎹状の板連結部材で型枠組をした一部分の収まり縦断面詳細図。
図8は、図3の板鎹状の板連結部材で型枠組をした一部分の収まり横断面詳細図。
図9は、スラブコンクリートにスラブ化粧打込み型枠を固定する状態を示した断面詳細図。図10は、図9のスラブ化粧打込み型枠を連結した状態を示した平面図。
図11は、図12に示した支持金具の打込み固定部分図。
図12は、支持金具の形状を示した断面図。
図13は、図12に示した支持金具のセパレーター固定部分図。
図14は、図3に示した板鎹状の板連結部材の側面図。
図15は、図3に示した板鎹状の板連結部材の形状断面図である。
図2は、複数の支持金具を打込み固定した化粧打ち込み型枠を連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図。
図3は、化粧打ち込み型枠を板鎹状の板連結部材で型枠組をした実施例を説明する構築物の矩計断面詳細図。
図4は、複数の板鎹状の板連結部材を打込み固定した化粧打ち込み型枠を連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図。
図5は、図1の支持金具とセパレーターで型枠組をした一部分の収まり縦断面詳細図。
図6は、図1の支持金具とセパレーターで型枠組をした一部分の収まり横断面詳細図。
図7は、図3の板鎹状の板連結部材で型枠組をした一部分の収まり縦断面詳細図。
図8は、図3の板鎹状の板連結部材で型枠組をした一部分の収まり横断面詳細図。
図9は、スラブコンクリートにスラブ化粧打込み型枠を固定する状態を示した断面詳細図。図10は、図9のスラブ化粧打込み型枠を連結した状態を示した平面図。
図11は、図12に示した支持金具の打込み固定部分図。
図12は、支持金具の形状を示した断面図。
図13は、図12に示した支持金具のセパレーター固定部分図。
図14は、図3に示した板鎹状の板連結部材の側面図。
図15は、図3に示した板鎹状の板連結部材の形状断面図である。
本発明の実施例を説明する前に、建物の内外面を形成する無垢の木の化粧打ち込み型枠1を緊結する支持金具5について説明すれば、図12に示すように支持金具5は、図6に示す無垢の木の化粧打ち込み型枠1の雇い実挿入溝3に打込み固定する屈曲部A図11とセパレーター6を圧挿入する屈曲部B図13を設けている。雇い実挿入溝3に打込み固定する屈曲部Aには剥落防止の逆戻り防止ツメ8が設けてあり、セパレーター6を圧挿入する屈曲部Bにはセパレーター6の直径より微少に狭くしたセパレーター挿入穴9を設けてセパレーター6の剥落防止措置をしている。(以下支持金具5)として説明をする。
図14に示した、建物の内外面を形成する無垢の木の化粧打ち込み型枠1を直接的に緊結する板鎹状の板連結部材7について説明すれば、図8に示した無垢の木の化粧打ち込み型枠1の雇い実挿入溝3に打込み固定する屈曲部A(図11)を図15に示すように板鎹状の板連結部材7の両端に設けてあり、雇い実挿入溝3に打込み固定する屈曲部Aには図11に示したように剥落防止の逆戻り防止ツメ8を設けている。(以下板鎹状の板連結部材7) として説明をする。
本実施形態の図面について説明すれば、図1は、ベタ基礎12の上に内壁となる無垢の木の化粧打込み型枠1が固定できる固定大引き11を配置固定して、その固定大引き11に複数の支持金具5を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1に雇い実4を介在しつつ順次建て込み、並行して支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、内外の打込み固定した支持金具5にセパレーター6を圧挿入しつつ外壁の無垢の木の化粧打込み型枠1を固定してコンクリート14を打設した状態を示した構築物の矩計断面詳細図である。
図2は、図1の複数の支持金具5を打込み固定した無垢の木の化粧打ち込み型枠1を複数連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図である。
図3は、ベタ基礎12の上に内壁となる無垢の木の化粧打込み型枠1が固定できる固定大引き11を配置固定して、その固定大引き11に複数の板鎹状の板連結部材7を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1に雇い実4を介在しつつ順次建て込み、並行して支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、外壁の無垢の木の化粧打込み型枠1を内壁の無垢の木の化粧打込み型枠1に打込み固定した板鎹状の板連結部材7で打込み固定してコンクリート14を打設した状態を示した構築物の矩計断面詳細図である。
図4は、図3の複数の板鎹状の板連結部材7を打込み固定した無垢の木の化粧打ち込み型枠1を複数連結した状態を示した実施例を説明する連結型枠組図である。
図5は、図1の内外の無垢の木の化粧打ち込み型枠1に打込み固定した支持金具5をセパレーター6で緊結して、鉄筋13を組んでコンクリート14を打設した状態を示した一部分の収まりを拡大した縦断面詳細図である。
図6は、図1の内外の無垢の木の化粧打ち込み型枠1に打込み固定した支持金具5をセパレーター6で緊結して、鉄筋13を組んでコンクリート14を打設した状態を示した一部分の収まりを拡大した横断面詳細図である。
図7は、図3の内外の無垢の木の化粧打ち込み型枠1に打込み固定した板鎹状の板連結部材7で緊結して、鉄筋13を組んでコンクリート14を打設した状態を示した一部分の収まりを拡大した縦断面詳細図である。
図8は、図3の内外の無垢の木の化粧打ち込み型枠1に打込み固定した板鎹状の板連結部材7で緊結して、鉄筋13を組んでコンクリート14を打設した状態を示した一部分の収まりを拡大した横断面詳細図である。
図9は、構築物最上階の断熱材10を張付けたスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2に、複数の支持金具5を打込み固定してスラブの鉄筋13を組んでスラブコンクリート15を打設した状態を示した一部分の拡大断面詳細図である。
図10は、図9の支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を連結した状態を示した平面図である。
また、寒冷地に於ける無垢の木の化粧打ち込み型枠1については、無垢の木の化粧打ち込み型枠1に断熱材を装着して使用する場合や無垢の木の打ち込み型枠1の厚みを増して使用することでも対応できる。
本発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠1の連結方法は、構築物の壁体を構築する場合の仮設材は使用しないことから、無垢の木の化粧打ち込み型枠1の表面に如何なる凹凸や模様があっても、容易に連結ができる。また、構築中に凹凸や模様が破損することはない。
この実施例において、無垢の木の化粧打ち込み型枠1の素材は無垢の木を使用することから、壁内外の無垢の木の化粧打ち込み型枠1は壁内外の断熱材となり、温暖地においては断熱材の装着を必要としない。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠1は、壁内外の仕上げ材として利用できることから仕上げ材も仕上げ工事も不要である。無垢の木の仕上げ以外の仕上げが要求された場合は、無垢の木の化粧打ち込み型枠1を下地胴縁として多種多様な仕上げが容易にできる。
図示したものは全て、無垢の木の化粧打ち込み型枠1を縦方向に連結使用しているが、本発明は横方向の連結使用も可能である。例えば連結目地が直線的に連続しない千鳥状の連結や、連結目地を上下並列させて通り目地に前述した工法での連結は可能である。その場合、無垢の木の化粧打ち込み型枠1は短尺でも作業性に問題は生じない。
図6で無垢の木の化粧打込み型枠の実施例を説明すれば、図6に示した無垢の木の化粧打込み型枠1は無垢の木(間伐材等)で45mm×150mm程度の長方形の板材の連結部両側面に、図に示すように雇い実挿入溝3を設けて該雇い実挿入溝3に支持金具5を打込み固定して、雇い実4を介在しつつ隣接する無垢の木の化粧打込み型枠1を釘叉はビス等で連結する無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法である。図8の板鎹状の板連結部材7を使用する場合も同様である。
図1で3層階程度の防災住宅の実施例を説明すれば、在来の工法でベタ基礎12を構築してベタ基礎12の上に内壁となる無垢の木の化粧打込み型枠1が固定できる固定大引き11を配置固定する。その固定大引き11に複数の図12に示した支持金具5を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1に雇い実4を介在しつつ、単体叉は図2に示すように複数組固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を順次建て込み、内壁の型枠組をなし、並行して図9に示すように支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、壁とスラブの鉄筋13の配筋を完了させ、内外の無垢の木の化粧打込み型枠1に打込み固定してある支持金具5にセパレーター6を圧挿入しつつ外壁他全ての型枠組を完了させ、コンクリート14を打設して1層階の躯体を完了させる。以下同様にして3層階を構築する。尚、設備付帯工事は全て本工事としての平行作業が可能となる。
他方、本工法は3層階程度であれば、固定大引き受18を介在して、固定大引き11を配置固定し、内壁となる化粧打込み型枠1に荷重を持たせて3層階全ての型枠組を完了させて、3層階全てのコンクリート14を一日で打設することが可能となる。
床仕上げに関しては、図1に示しているように固定大引き11の上に根太16を組んで従来の工法で床板17を張って仕上げをする。他方、各階も同様に仕上げをする。
図3で3層階程度の防災住宅の実施例を説明すれば、在来の工法でベタ基礎12を構築してベタ基礎12の上に内壁となる無垢の木の化粧打込み型枠1が固定できる固定大引き11を配置固定する。その固定大引き11に複数の図15に示した板鎹状の板連結部材7を打込み固定した無垢の木の化粧打込み型枠1に雇い実4を介在しつつ、単体叉は図4に示したように複数組固定した無垢の木の化粧打込み型枠1を順次建て込み内壁の型枠組をなし、並行して図9に示すように支持金具5を打込み固定したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を伏せ置き組固定して、壁とスラブの鉄筋13の配筋を完了させ、無垢の木の化粧打込み型枠1に、内壁に固定している板鎹状の板連結部材7で打込み固定をして外壁他全ての型枠組を完了させて、コンクリート14を打設して1層階の躯体を完了させる。以下同様にして3層階を構築する。尚、設備付帯工事は全て本工事としての平行作業となる。床仕上げについては前記した仕上げとする。
図9でスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠の実施例を説明すれば、図9に示したスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2は無垢の木(間伐材等)で35mm×150mm程度の長方形の板材の連結部両側面に、図に示すように雇い実挿入溝3を設けて、該雇い実挿入溝3に支持金具5を打込み固定して、雇い実4を介在しつつ隣接するスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2を釘叉はビス等で連結して、スラブの鉄筋13を配筋してスラブコンクリート15を打設する。スラブに使用する支持金具5はスラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2をスラブコンクリート15に支持固定させる役割と鉄筋13のスペーサーの役割として利用ができる。他方、寒冷地の場合、最上階のスラブで断熱材を必要とする場合は図9に示したように、スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2の上に断熱材10を張付けることができる。さらに、スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠2は図10に示すように複数枚連結して、伏せ置き組固定することで作業効率がよくなる。
本発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠1で構築した、コンクリート構築物はコンクリート構築物の躯体を無垢の木の化粧打ち込み型枠1で覆うことであり、無垢の木の化粧打ち込み型枠1がコンクリートの劣化防止の養生材となり、コンクリート構築物は驚異的に耐用年数が長くなる。耐用年数が長いことは改修が伴うが、無垢の木の化粧打ち込み型枠1を下地胴縁として多種多様な改修も容易である。
この発明において、実施例や図面に示した各部材は、一例を示したものであり、同様の機能を果たす公知の他の部材に置き換えることは可能である。例えば化粧打ち込み型枠は無垢の木を主体に利用する例を説明しているが、木材の集成材や断熱性能を有する合成樹脂等の化粧打ち込み型枠に置換してもよく、さらに合成樹脂等の化粧打ち込み型枠に多種多様な仕上げ材を装着したものとしても発明を支障なく実施することができる。
日本の現状は、壊滅的な被害を受けた東北被災地の復興、さらに、災害が予測される「南海トラフ」巨大地震や東京直下型地震・富士山の噴火・火災・台風・竜巻・豪雪・豪雨災害等で被害を蒙る全国市町村の防災・減災が問われているなかで、全国の防災化を推進するための防災構築物や防災住宅の開発が求められている。他方、日本の森林は国土の65%を占め、その総森林面積のうち民有林が6%を占めているなかで、その大部分が零細所有者で、木材需要の低迷で管理放棄するまでに林業は衰退し山村が滅亡している。この管理放棄された木材は既存の建設業者が使えない木材に成長している。この木材の需要が拡大できる巨大な市場を構築しなければならない課題もある。これらの大きな課題を解決するためには、本発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法で、低価格な防災構築物・低価格な防災住宅が構築できる新しい工務店を全国に展開して、木材の需要が拡大できる巨大な市場を構築することで木材の需要が拡大できるとともに全国の防災化が推進できる。その裏付けは行政が防災・減災にシフトしたことにあり、防災技術を持たない既存の住宅業界が本発明を取りいれて全国の防災化を推進することになれば、本発明が住宅業界に極めて大きく貢献ができる。
1…無垢の木の化粧打ち込み型枠
2…スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠
3…雇い実挿入溝
4…雇い実
5…支持金具
6…セパレーター
7…板鎹状の板連結部材
8…逆戻り防止ツメ
9…セパレーター挿入穴
10…断熱材
11…固定大引き
12…ベタ基礎
13…鉄筋
14…コンクリート
15…スラブコンクリート
16…根太
17…床板
18…固定大引き受
A…打込み固定する屈曲部
B…セパレーターを圧挿入する屈曲部
2…スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠
3…雇い実挿入溝
4…雇い実
5…支持金具
6…セパレーター
7…板鎹状の板連結部材
8…逆戻り防止ツメ
9…セパレーター挿入穴
10…断熱材
11…固定大引き
12…ベタ基礎
13…鉄筋
14…コンクリート
15…スラブコンクリート
16…根太
17…床板
18…固定大引き受
A…打込み固定する屈曲部
B…セパレーターを圧挿入する屈曲部
Claims (5)
- 無垢の木の化粧打込み型枠でコンクリート構築物を構築する、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の支持金具を打込み固定して成る、該無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結して内壁の型枠組をなし、配筋を完了させた後に、内外壁の該無垢の木の化粧打ち込み型枠の支持金具にセパレーターを圧挿入して緊結して、該無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することを特徴とする無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。
- 前記支持金具は、無垢の木の化粧打ち込み型枠の雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部とセパレーターを圧挿入する屈曲部を設けて、該雇い実挿入溝に打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメを設けて、セパレーターを圧挿入する屈曲部にはセパレーターの直径より微少に狭くしたセパレーター挿入穴を設けてセパレーターの剥落防止措置をして成り、該支持金具とセパレーターを用いて無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組を構築することを特徴とする請求項1記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。
- 上記無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結する、両端に打込み固定する屈曲部を設けて、該打込み固定する屈曲部に剥落防止の逆戻り防止ツメが設けられている板鎹状の板連結部材を用いて、無垢の木の化粧打ち込み型枠を直接的に緊結することを特徴とする請求項1、2記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。
- 上記請求項1、2に記載の支持金具をスラブの無垢の木の化粧打込み型枠の連結部両側面に雇い実挿入溝を設け、該雇い実挿入溝に複数の該支持金具を打込み固定して成る、該スラブの無垢の木の化粧打ち込み型枠に雇い実を介在しつつ連結してスラブの型枠組をすることで、該スラブの無垢の木の化粧打込み型枠がスラブコンクリートからの剥落を防止する支持金具となるとともに、スラブの鉄筋を支えるスペーサーとしての役割もすることを特徴とする請求項1〜3記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。
- 上記請求項1〜4に記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠を無垢の木にすることで、壁内外の断熱工法が構築できることを特徴とする請求項1〜5記載の無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組工法。
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