JP5315040B2 - 荷電粒子線装置及び荷電粒子線装置による画像取得条件決定方法 - Google Patents

荷電粒子線装置及び荷電粒子線装置による画像取得条件決定方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子線装置、及び荷電粒子線装置による画像取得条件決定方法に係り、特に、1つの視野に複数の測定、或いは検査点を含めて画像を取得する荷電粒子線装置及び荷電粒子線装置による画像取得条件決定方法に関する。
走査電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)に代表される荷電粒子線装置は、試料に対する電子ビーム等の荷電粒子線の走査によって得られる荷電粒子(二次電子等)を検出し、画像を形成する装置である。特に半導体を測定,検査するSEMは、半導体デバイス上の所望の位置に存在するパターンを測定するために、レシピと呼ばれる装置の動作条件を記憶したプログラムが予め作成され、当該レシピにて設定した条件に基づいて、測定,検査が実行される。
特許文献1には、そのようなレシピを作成する際に、測定のための画像取得ポイント(以下、EPと称することもある)の近傍にSEMの光学条件(フォーカス調整,非点補正,明るさ,コントラスト調整等)を設定するための画像取得領域や、パターンサーチのためのアドレッシングパターンを取得するための領域を決定するための手法が提案されている。
特開2007−250528号公報
SEMの測定,検査対象の1つとして、OPC(Optical Proximity Correction)技術によって形成されたパターンがある。デバイス上の微細図形の寸法が光学式露光装置の露光波長以下になりつつある状況下では、光の近接効果を考慮してパターンの補正を行う必要があり、このようなパターンの評価は今後益々重要になるものと考えられる。
しかしながら、光の近接効果によって変形等が懸念される個所、或いはその補正個所は、1つのデバイス上に数多く存在する。SEMによって測定すべき個所も数千点に及ぶこともある。即ち、1試料上に測定点(Measurement Point:MP)が数多く存在することになる。このような多くの測定対象個所に対し、SEMの視野(Field Of View:FOV)を設定することは、大変な労力と時間を要する。特許文献1に開示の技術は、EPの周辺に配置すべき、アドレッシングポイント(Adressing Point:AP),オートフォーカス(Auto Focus Correction:AFC)ポイント,オートスティグマポイント(Auto Astigmatism:AST)ポイント、及びオートブライトネス・コントラスト(Auto Brightness Contrast Control:ABCC)ポイント等の設定には、優れた効果を発揮するが、EPのためのFOVの設定についての提案はされていない。
以下に、数多くの測定点が試料上に存在する場合であっても、FOVの位置、或いは大きさを容易に設定することを目的とする荷電粒子線装置、及び荷電粒子線装置による画像取得条件決定方法を提案する。
上記目的を達成するために、以下に、複数の測定点を包含するように、荷電粒子線装置の視野を決定する画像取得条件決定方法であって、視野の4つの辺について、それぞれ測定点が重畳するか否かの判断を行い、当該各辺について測定点が、視野の内側、或いは外側に移動するように視野を移動させ、当該移動後の視野位置を、前記荷電粒子線装置の視野位置を決定することを特徴とする画像取得条件決定方法、及びそれを実現するための装置を提案する。また、前記4つの辺について、それぞれ測定点が重畳するか否かの判断を行い、各辺に前記複数の測定点が重畳しない範囲までFOVの大きさを変化させる方法、及び装置を提案する。
以上のような構成によれば、多数の測定点が試料上に存在する場合であっても、FOVを効率良く設定することが可能となり、結果として、高精度な測定を効率よく実現することが可能となる。
半導体ウェーハに配線パターンを形成する際は、半導体ウェーハ上にレジストと呼ばれる塗布材を塗布し、レジストの上に配線パターンの露光用マスク(レチクル)を重ね、その上から可視光線・紫外線あるいは電子ビームを照射し、レジストを感光することによって配線パターンを形成する方法が採用されている。このようにして得られた配線パターンは照射する可視光線・紫外線あるいは電子ビームの強度や絞りによってパターンの形状が変化するため、高精度の配線パターンを形成するにはパターンの出来栄えを検査する必要がある。
この測定には、測長走査型電子顕微鏡(Critical Dimension Scanning Electron Microscope:CD−SEM)が広く用いられている。測定を要する半導体パターン上の危険ポイントを評価ポイント(以降EPと呼ぶ)としてSEMにて観察しその観察画像からパターンの配線幅などの各種寸法値を計測し、これらの寸法値からパターンの出来栄えを評価している。
EPを位置ずれなく、かつ高画質で撮像するため、アドレッシングポイント,オートフォーカスポイント,オートスティグマポイント、あるいはオートブライトネス・コントラストポイント(以降ABCCと呼ぶ)の一部または、すべての撮像ポイントを設定しそれぞれの撮像ポイントにおいてアドレッシング,オートフォーカス調整,オートスティグマ調整,オートブライトネス・コントラスト調整を行っている。
前記アドレッシングにおける撮像位置ずれ量は、事前に登録テンプレートとして登録された座標既知のAPにおけるSEM画像と、実際の撮像シーケンスにおいて観察されたSEM画像(実撮像テンプレート)にてマッチングを行い、前記マッチングの位置ずれ量として推定している。前記EP,AP,AFC,AST,ABCCをまとめて撮像ポイントと呼び、前記撮像ポイントの一部またはすべてを含むポイントの座標・サイズ・形状,撮像シーケンス・撮像条件と、前記登録テンプレートは撮像レシピとして管理される。従来、撮像レシピの生成はSEMオペレータが手動で行っており、多大な労力と時間を要する作業であった。また、各撮像ポイントの決定や登録テンプレートを撮像レシピに登録するためには、実際にウェーハを低倍で撮像する必要があることから、撮像レシピの生成がSEMの稼働率低下の一因となっていた。更に、パターンの微細化に伴うOPC(Optical Proximity Correction)技術等の導入により、評価を要するEPの点数は爆発的に増加し、前記撮像レシピのマニュアル生成は非現実的になりつつある。
そこで、低倍視野でのウェーハ上のパターンの設計情報である半導体の回路設計データ(以降CADデータ(Computer Aided Design)と呼ぶ)を基にEPを観察するための撮像ポイント(AP,AFC,AST,ABCC)の(a1)点数,(a2)座標,(a3)サイズ・形状,(a4)撮像シーケンス(EPや撮像ポイントの撮像順序,電子ビーム垂直入射座標を含む),(a5)撮像位置変更方法(ステージシフト,ビームシフト),(a6)撮像条件(プローブ電流,加速電圧,電子ビームのスキャン方向など),(a7)撮像シーケンスあるいはテンプレートの評価値あるいは優先順位の一部又はすべての撮像パラメータを含むようにし、さらに撮像レシピには前記撮像パラメータと、APテンプレートなどのテンプレートを登録する半導体検査システムを適用することが望ましい。
そこでは、入力情報として、(b1)評価ポイント情報としてEPの座標,サイズ・形状,撮像条件,(b2)設計パターン情報としてEP周辺のCADデータ(レイヤー情報を含む),マスクデータのパターン抜き残し情報,パターンの線幅情報,撮像するウェーハの品種,工程,パターンや下地の材質情報,(b3)撮像レシピ自動生成エンジンの処理パラメータとして撮像ポイント(AP,AF,AST,ABCC)の探索範囲,撮像ポイントが満たすべき選択要素指標値の必要条件(前記指標値のしきい値などで与えられる),選択要素指標優先順位(指標値間の重みなどで与えられる),撮像ポイントとして選択してはならない禁止領域,設計パターンと実パターンとの形状乖離推定量,装置条件(ステージシフト範囲,ステージシフト/ビームシフト推定誤差),(b4)ユーザ要求仕様として各撮像ポイントに対する撮像位置の要求位置決め精度,要求画質(フォーカス調整,スティグマ調整,ブライトネス・コントラスト調整,コンタミネーションに関する要求やEPにおける許容電子ビーム入射角に関する要求を含む),要求撮像時間,(b5)履歴情報(過去に成功したまたは失敗した撮像ポイントの情報など)の何れかを含むようにした。
更に、前述の入力情報(b1)〜(b5)に加えて前述した出力情報(撮像パラメータ)(a1)〜(a7)の一部の値あるいは、デフォルト値・設定可能範囲を入力情報とするようにした。すなわち、前述(a1)〜(a7)および(b1)〜(b5)から任意のパラメータの組み合わせを入力情報とし、前記(a1)〜(a7)の任意のパラメータの組み合わせを出力情報として記録する機能を有する。
一方で、走査型電子顕微鏡装置を用いて試料上の複数の測長ポイントを順次撮像する場合に用いる撮像レシピを生成する場合、以下のような課題が考えられる。
まず、EPにおける半導体パターンの出来栄えを検査するためには、EPを撮像するための撮像レシピを作成しなければならない。半導体パターンの微細化に伴い検査を要するEPの点数が増大し、前記撮像レシピの生成に膨大な労力と時間を要するという問題が発生している。特許文献1の撮像レシピの自動生成に関してはEP座標・サイズ・撮像条件等に関しては、現状SEMオペレータが手動で与えた場合に関して記載しており、SEMオペレータの作業時間低減には至っていない。
以下に、あらかじめ観察する箇所として指定された測長ポイントを基に走査型電子顕微鏡装置のスループット向上を図ることを目的とし、撮像レシピに登録するEPを効率よく配置する方法、及び装置、或いは当該装置を制御するプログラムについて、説明する。
予め決定された測定点に基づいて、EP(測定のためのFOV)を設定する手法の具体例は以下の通りである。
(i)レシピ作成方法においては、HotSpot抽出などであらかじめ選択された測長ポイントを基にEPを観察するための撮像レシピを生成する。その出力情報として、EPを観察するための撮像範囲(FOV)内に測長ポイントを多く含む評価ポイントEPの(a1)座標(位置),(a2)点数,(a3)サイズ・形状を自動算出し撮像レシピへ登録する。
(ii)入力情報としては、(b1)測長ポイント情報として、MP座標,測長パラメータ,(b2)ユーザ要求仕様として、MP点への重み付け・デフォルトとしてのEPサイズ,(b3)EPサイズの最適化有無等を任意のパラメータの組み合わせを入力情報とし、前記(a1)〜(a3)の任意のパラメータの組み合わせを出力情報とする。
上述のような手法によれば、以下のような効果が得られる。
(i)EPを中心とした撮像時の範囲(FOV)内に測長ポイントを多く配置することによって、より少ない撮像回数で済むためSEMのスループットが向上する。
(ii)SEMオペレータを介在することなく、EPにおけるコンタミネーションの発生を抑えることが可能であり、高精度な撮像レシピを短時間に生成できる。
以下、図面を用いて、EPを効率良く設定する手法,装置、及びプログラムの具体的な内容について説明する。
[1.SEMの概要について]
[1.1.SEMの装置構成について]
図1は本実施例において試料の二次電子像(Secondary Electron:SE像)あるいは反射電子像(Backscattered Electron:BSE像)を取得する走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)の構成概要のブロック図を示す。また、SE像とBSE像を総称してSEM画像と呼ぶ。また、ここで取得される画像は測定対象を垂直方向から観察したトップダウン画像、あるいは任意の傾斜角方向から観察したチルト画像の一部または全てを含む。
103は電子銃であり、電子ビーム104を発生する。ステージ117上におかれた試料である半導体ウェーハ101上の任意の位置において電子線が焦点を結んで照射されるように、偏向器106および対物レンズ108により電子線の照射位置と絞りとを制御する。電子線を照射された半導体ウェーハ101からは、二次電子と反射電子が放出され、E×B偏向器107によって照射電子線の軌道と分離された二次電子は109の二次電子検出器により検出される。一方、反射電子は110および111の反射電子検出器により検出される。反射電子検出器110と111とは互いに異なる方向に設置されている。二次電子検出器109および反射電子検出器110および111で検出された二次電子および反射電子はA/D変換機112,113,114でデジタル信号に変換され、画像メモリ122に格納されCPU121で目的に応じた画像処理が行われる。
図2は半導体ウェーハ上に電子線を走査して照射した際、半導体ウェーハ207上から放出される電子の信号量を画像化する方法を示す。電子線は、例えば図2(a)に示すようにx,y方向に201〜203又は204〜206のように走査して照射される。電子線の偏向方向を変更することによって走査方向を変化させることが可能である。x方向に走査された電子線201〜203が照射された半導体ウェーハ上の場所をそれぞれG1〜G3で示している。同様にy方向に走査された電子線204〜206が照射された半導体ウェーハ上の場所をそれぞれG4〜G6で示している。前記G1〜G6において放出された電子の信号量は、それぞれ図2(b)内に示した画像209における画素H1〜H6の明度5値になる(G,Hにおける右下の添え字1〜6は互いに対応する)。208は画像上のx,y方向を示す座標系である。
図1中の115はコンピュータシステムであり、撮像レシピを基に撮像ポイントを撮像するため、ステージコントローラ119や偏向制御部120に対して制御信号を送るあるいは、半導体ウェーハ101上の任意の撮像ポイントにおける撮像画像に対し各種画像処理を行う等の処理・制御を行う。ここで撮像ポイントとはAP,AFC,AST,ABCC、EPの一部またはすべてを含む。また、処理・制御部115はディスプレイ116と接続されており、ユーザに対して画像等を表示するGUI(Graphic User Interface)を備える。117はXYステージであり、半導体ウェーハ101を移動させ、前記半導体ウェーハ上の任意の位置での画像撮像を可能にしている。XYステージ117により観察位置を変更することをステージシフト、偏向器106により電子線を偏向することにより観察位置を変更することをビームシフトと呼ぶ。一般にステージシフトは、可動範囲は広いが撮像位置の位置決め精度が低く、逆にビームシフトは、可動範囲は狭いが撮像位置の位置決め精度が高いという性質がある。
図1では反射電子像の検出器を2つ備えた実施例を示したが、前記反射電子像の検出器の数を減らすこともあるいは増やすことも可能である。
また、前述したコンピュータシステム115においては、後述する方法により撮像レシピの生成をし、また前記撮像レシピに基づいてSEM装置を制御して撮像を行うが、これらの処理・制御の一部又は全てを異なる複数台の処理端末に割り振って処理・制御することも可能である。詳細は図3を用いて後述する。
図1に示す装置を用いて測定対象を任意の傾斜角方向から観察したチルト画像を得る方法としては(i)電子光学系より照射する電子線を偏向し、電子線の照射角度を傾斜させて傾斜画像を撮像する方式(例えば特開2000−348658号)、(ii)半導体ウェーハを移動させるステージ117自体を傾斜させる方式(図1においてはチルト角118でステージが傾斜している)、(iii)電子光学系自体を機械的に傾斜させる方式等がある。
[1.2.SEM撮像シーケンスについて]
図3(a)に任意のEPを観察するための代表的な撮像シーケンスを示す。前記撮像シーケンスにおける撮像ポイント・撮像順序・撮像条件は、撮像レシピにより指定する。
まず図3(a)のステップ301において試料である半導体ウェーハをSEM装置のステージ117上に取り付ける。ステップ302において光学顕微鏡等でウェーハ上のグローバルアライメントマークを観察することにより、ウェーハの原点ずれやウェーハの回転を補正する。
ステップ303において、処理・制御部115の制御及び処理に基づきステージ117を移動して撮像位置をAPに移動して撮像しアドレッシングのパラメータを求めて、すでに求められたパラメータにてアドレッシングを行う。
ここでAPについて説明を加えておく。EPを観察する場合、ステージシフトにより直接EPを観察しようとするとステージの位置決め精度により大きく撮像ポイントがずれてしまう危険性がある。そこで、いったん位置決め用としてあらかじめ撮像ポイントの座標値とテンプレート(撮像ポイントのパターン)が与えられたAPを観察する。前記テンプレートは撮像レシピに登録されるので、以降登録テンプレートと呼ぶ。APはEPの近傍(最大でもビームシフトにより移動可能な範囲)から選択する。また、APはEPに対して一般に低倍視野であるため、多少の撮像位置のずれに対しても撮像したいパターンがすべて視野外になる危険性は低い。そこで、あらかじめ登録されたAPの登録テンプレートと実際に撮像されたAPのSEM像(実撮像テンプレート)をマッチングすることにより、APにおける撮像ポイントの位置ずれ量を推定することができる。
AP,EPの座標値は既知なのでAP−EP間の相対変位量を求めることができ、かつAPにおける撮像ポイントの位置ずれ量も前述のマッチングにより推定できるため、前記相対変位量から前記位置ずれ量を差し引くことにより実際に移動すべきAP撮像位置からEPまでの相対変位量が分かる。前記相対変位量分だけ位置決め精度の高いビームシフトによって移動することにより高い座標精度でEPを撮像することが可能となる。
そのため、登録されるAPは(i)EPからビームシフトにより移動可能な距離に存在するパターンであり(かつEPにおけるコンタミネーションの発生を抑えるためAP撮像時の範囲(Field of view:FOV)にEP撮像時のFOVを含まないことを条件とする場合もある)、(ii)APの撮像倍率はステージの位置決め精度を加味してEPの撮像倍率よりも低く、(iii)パターン形状あるいは明度パターンが特徴的であり、登録テンプレートと実撮像テンプレートとのマッチングがし易い等の条件を満たしていることが望ましい。どの場所をAPとして選択するかに関しては、従来SEMオペレータが手動で行っていたが、自動で良好なAPの選択および撮像シーケンスの決定を行うことを特徴とする。
登録するAPにおける画像テンプレートは、CAD画像あるいはSEM画像あるいは特開2002−328015号公報に開示されているように画像テンプレートの登録のためだけに撮像を行うのを避けるため、いったんCADデータテンプレートで登録しておき、実際の撮像時に得たAPのSEM画像をSEM画像テンプレートとして再登録する等のバリエーションが考えられる。
前述のAP選択範囲について補足する。一般的に電子ビーム垂直入射座標はEPの中心座標に設定されるため、APの選択範囲は最大でもEPを中心としたビームシフト可動範囲としたが、電子ビーム垂直入射座標がEPの中心座標と異なる場合は前記電子ビーム垂直入射座標からのビームシフト可動範囲が選択範囲となる。また撮像ポイントに要求される許容電子ビーム入射角によっては、電子ビーム垂直入射座標からの探索範囲もビームシフト可動範囲より小さくなることがある。これらは他のテンプレートについても同様である。
次にステップ304において、処理・制御部115の制御及び処理に基づいてビームシフトにより撮像位置をAFに移動して撮像し、オートフォーカス調整のパラメータを求めて、すでに求められたパラメータにてオートフォーカス調整を行う。
ここでAFについて説明を加えておく。撮像時には鮮明な画像を取得するためオートフォーカスを行うが、試料に電子線を長く照射すると汚染物質が試料に付着してしまう。そこで、EPにおけるコンタミネーションの付着を抑えるため、いったんEP周辺の座標をAFとして観察し、オートフォーカスのパラメータを求めてから前記パラメータを基にEPを観察するという手段がとられる。
そのため、登録されるAFは(i)AP,EPからビームシフトにより移動可能な距離に存在するパターンであり、かつAF撮像時のFOVにEP撮像時のFOVは含まれない、(ii)AFの撮像倍率はEPの撮像倍率と同程度である(ただし、これはEP用のAFの場合であり、AP用のAFの場合は前記APの撮像倍率と同程度の撮像倍率でAFを撮像する。後述するAST,ABCCに関しても同様)、(iii)オートフォーカスをかけやすいパターン形状をもつ(フォーカスずれに起因する像のボケを検出し易い)等の条件を満たしていることが望ましい。
次にステップ305において、処理・制御部115の制御及び処理に基づいてビームシフトにより撮像位置をASTに移動して撮像し、オートスティグマ調整のパラメータを求めて、すでに求められたパラメータにてオートスティグマ調整を行う。
ここでASTについて説明を加えておく。撮像時には歪みのない画像を取得するため非点収差補正を行うが、AFと同様、試料に電子線を長く照射すると汚染物質が試料に付着してしまう。そこで、EPにおけるコンタミネーションの付着を抑えるため、いったんEP近くの座標をASTとして観察し、非点収差補正のパラメータを求めてから前記パラメータを基にEPを観察するという手段がとられる。
そのため登録されるASTは、(i)AP,EPからビームシフトにより移動可能な距離に存在するパターンでありかつ、AST撮像時のFOVにEP撮像時のFOVは含まれない、(ii)ASTの撮像倍率はEPの撮像倍率と同程度である、(iii)非点収差補正をかけ易いパターン形状をもつ(非点収差に起因する像のぼけを検出し易い)等の条件を満たしていることが望ましい。
次にステップ306において、処理・制御部115の制御及び処理に基づいてビームシフトにより撮像位置をABCCに移動して撮像し、ブライトネス・コントラスト調整のパラメータを求めて、すでに求められたパラメータにてオートブライトネス・コントラスト調整を行う。
ここでABCCについて説明を加えておく。撮像時には適切な明度値及びコントラストをもつ鮮明な画像を取得するため、例えば二次電子検出器109におけるフォトマル(光電子増倍管)の電圧値等のパラメータを調整することよって、例えば画像信号の最も高い部分と最も低い部分とがフルコントラストあるいはそれに近いコントラストになるように設定するが、AFと同様試料に電子線を長く照射すると汚染物質が試料に付着してしまう。そこで、EPにおけるコンタミネーションの付着を抑えるため、いったんEP近くの座標をABCCとして観察し、ブライトネス・コントラスト調整のパラメータを求めてから前記パラメータを基にEPを観察するという方法がとられる。
そのため、登録されるABCCは、(i)AP,EPからビームシフトにより移動可能な距離に存在するパターンでありかつ、ABCC撮像時のFOVにEP撮像時のFOVは含まれない、(ii)ABCCの撮像倍率はEPの撮像倍率と同程度である、(iii)ABCCにおいて調整したパラメータを用いて測長ポイントにおいて撮像した画像のブライトネスやコントラストが良好であるために、ABCCは前記測長ポイントにおけるパターンに類似したパターンである等の条件を満たしていることが望ましい。
なお、前述したステップ303,304,305,306におけるAP,AF,AST,ABCCの撮像は場合により一部あるいはすべてが省略されるあるいは、303,304,305,306の順番が任意に入れ替わる、あるいはAP,AF,AST,ABCCの座標で重複するものがある(例えばオートフォーカス,オートスティグマを同一箇所で行う)等のバリエーションがある。
最後にステップ307において、ビームシフトにより撮像ポイントをEPに移動して撮像し、例えば設定した測長条件でパターンの測長等を行う。EPにおいても撮像したSEM画像と事前に撮像レシピに登録された前記EP位置に対応する登録テンプレートなどでマッチングを行い計測位置のずれを検出することがある。撮像レシピには前述の撮像ポイント(EP,AP,AF,AST,ABCC)の座標や撮像シーケンス,撮像条件などの情報が書き込まれておりSEMは前記撮像レシピに基づいてEPを観察する。
図3(b)に低倍像308上におけるEP309,AP310,AF311,AST312,ABCC313のテンプレート位置の一例を点線枠で図示する。この中で特にEPの位置やサイズを決定する手法について、以下に説明する。
本実施例は、前述のEP位置・サイズを自動生成する方法に関する。手動で行われていたEP位置・サイズを自動化することによって、レシピ生成に要する時間を短縮し、SEMの撮像準備を含めたトータルのスループットを向上させることができかつ、SEMの稼働率向上に繋がる。
[2.評価ポイント最適化機能について]
[2.1.入出力情報について]
前述の図3を用いた撮像レシピの説明においては、前記撮像レシピに登録すべき情報の一例として一組のEP,AP,AF,AST,ABCCに関して挙げた。図5では特に、評価ポイント最適化に要する情報、及びレシピとして出力される情報の内容について、例示する。同図において評価ポイント最適化エンジン501に伸びる矢印(515はその凡例)の端点に位置する情報502〜508は前記エンジン501の入力情報であることを示す。また、エンジン501と黒丸で結ばれたリンク(516はその凡例)の端点に位置する情報509〜514は、前記エンジン501の入力情報にも出力情報にもなりうることを示す。
すなわちエンジン501は、情報502〜508,509〜514の中から任意の組み合わせの情報を入力情報とし、情報509〜514の任意での組み合わせの情報を出力情報として算出・出力することが可能であることを特徴とする。また、前記情報502〜508,509〜514の任意での組み合わせの情報を入力、出力情報のいずれからも不要な情報として除外することができる。さらに、情報502〜508,509〜514の中から任意の組み合わせで選んだ入力情報の与え方とエンジン501での出力情報の算出方法には、次に述べる二つのバリエーションがあり、それぞれの入出力情報において前記バリエーションを選択可能なことを特徴とする。
(i)入力情報として選択した任意の情報に関して、ユーザが前記入力情報の固定値を指定するあるいは、あらかじめデータベース514などに用意されたデフォルト値を前記入力情報として設定する。エンジン501は、前記固定値あるいはデフォルト値を前提に任意の出力値を算出する。また前記出力情報に前記入力情報を含むことが可能である。その場合、入力した入力情報を基にエンジン501が前記入力情報の妥当な値を再算出して出力することになる。
(ii)入力情報として選択した任意の情報に関して、ユーザが前記入力情報のとりうる値の範囲を設定する、あるいは予めデータベース514などに用意された前記入力情報のとりうる値の範囲のデフォルト値を設定する。エンジン501は、前記範囲内で前記入力情報が変化しうることを前提に、任意の出力情報を算出する。また前記出力情報に前記入力情報を含むことが可能である。その場合、入力した入力情報のとりうる値の範囲内で、エンジン501が前記入力情報の妥当な値を算出して出力することになる。
次にエンジン501の入出力情報502〜508,509〜514の詳細について説明する。
[2.1.1.入力情報について]
測長ポイントの情報502として、測長ポイントMP[q]の座標503,測長ポイントのパラメータ情報504がある。ここで配列番号qは、ウェーハ上に配置されたチップ上に設定した複数の測長ポイントのIDを示している(p=1〜Nq,Nq≧1)。評価ポイントの形状は、測長パラメータによる。
ユーザ要求仕様505として、測長ポイントMP[q]点の重み付け506,評価ポイントEP[p]のデフォルトのサイズ・形状507,EP[p]サイズの最適化有無508がある。ここで、配列番号pはウェーハ上に配置されたチップ上の複数の評価ポイントのIDを示している(p=1〜Np,Np≧1)。評価ポイントの形状は正方形領域や長方形領域とするのが一般的であるが、その他の任意形状を撮像範囲として設定することもできる。
[2.1.2.入力情報あるいは出力情報について]
評価ポイント情報510として、評価ポイントEP[p]の座標510,評価ポイントEP[p]サイズ512,撮像シーケンス(撮像順序等)513がある。撮像シーケンス513は前述EP[p]をどのような順番で撮像するかあるいは、各種処理をどのように行うかを指定するためのものである。
データベース514は、前述502〜513の情報の一部または全てを保存・管理する。前述の情報は、時系列間あるいは異なるSEM装置間にわたる情報を共有して扱うことができる。また、評価ポイント最適化エンジン501は、必要に応じて任意の情報をデータベース514から読み込み、各種処理に反映することができる。また、各種入力情報502〜513の値あるいは範囲を決定する際にデータベース514に保存した過去のパラメータを参照することができ、また例えば品種や製造工程毎に前記値あるいは範囲のデフォルト値を保存しておくことが可能である。
[2.2.評価ポイント最適化シーケンス]
図6(a)と図6(b)に全体の評価ポイント最適化処理例を示す。まず、ステップ601においてHotSpot抽出などで指定された測長ポイント[Nq]を昇順にソートを行い、X−Y座標で整列する。ステップ602において評価ポイントID[p]と測長ポイントID[q]を初期化する。ステップ603において、基点となる測長ポイントID[q]を取り込み、ステップ604〜ステップ627にてすべての測長ポイントを観察する。
ステップ604において評価ポイントID[p]と測長ポイントID[q]各々の矩形の左下座標を一致させる。ここにおいて、評価ポイントの矩形の詳細に関して図7(a)に示し、測長ポイントの矩形の詳細に関して図7(b)に示す。
図7(a)の701aはデフォルトで設定されたEP−FOV領域を示す。これにおいて、設定されたEP−FOVの近傍には測長する領域として指定できない領域がSEMにはあるため、あらかじめ斜線部で示したマージン702aを考慮した補正領域703aを評価ポイント最適化エンジンで算出する。このマージンはEPの倍率で決められるのが一般的であるが、ユーザの指定によることも可能である。したがって前述の評価ポイントID[p]の矩形は703aの領域となる。
図7(b)は入力である測長情報502に含まれるMP[q]の測長パラメータ情報504から算出する。ここでは線幅測長を例に挙げて説明するが、指定された測長種によってはこれに限ったものではない。この線幅測長では、左の線分を測長する場合に指定する領域704bと右の線分を測長する場合に指定する領域705bをパラメータ情報として、それを包含する領域706bを算出する。このとき、704b・705bそれぞれの高さ,幅は測長するパラメータに依存するため、測長ポイント個々によって異なることがある。ここで算出するMPの矩形が、EP−FOVに収まっていないと測長できないため、重要となる。したがって、前述した測長ポイントID[q]の矩形は706bの領域となる。
ステップ605にて前記604で配置したEP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]を抽出する。ステップ606では、EP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]の有無を調べて存在しない場合はステップ608の処理を実施し、存在する場合はステップ609以降の処理を実施する。EP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]が存在しない場合に関してはステップ607で行う処理のイメージを図8(a),図8(b)に示し、EP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]が存在する場合に関してはステップ614で行う処理のイメージを図8(c)〜図8(f)に示す。
ステップ608での処理を図8(a),図8(b)にて説明する。図8(a)は801aのEP−FOV内に802aのMP[1]しか無い場合である。この場合は、SEMでは一般的に電子ビーム垂直入射座標をEPの中心に設定することになっているため、802bに示すEP−FOVの中心位置にMP[1]の中心にする処理を行い、図8(b)の802bの位置にMP[1]の座標をシフトする。ステップ609ではEP−FOV内に存在するほかの測長ポイント[n]を処理するための初期値を代入する。
ステップ610では、図5のEP[p]サイズの最適化有無508を判定し、EP−FOVを最適化するまたは、最適化しないによって処理を分岐する。
最適化しない場合はステップ612〜625の処理を行い、最適化する場合は、後述するステップ611の処理を行う。
ステップ612は測長ポイント[p][n+1]矩形がEP−FOVに収まっているかまたは、収まっていないに関して判定する。この判定においてはEP−FOVのLeft,Right,Top,Bottomの四辺の座標と、および測長ポイント[p][n+1]矩形のLeft,Right,Top,Bottomの四辺との比較で判定する。この判定は、ステップ613,616,618,620,622で実施する。前述のステップ613,616,618,620,622の判定を基に、EP−FOVを最適化しない場合の評価ポイント[p]の算出に関して、図8(c)〜図8(f)にて説明する。
図8(c)の例では、図6(a)の605で抽出した測長ポイント[p][n]が6点あることを示している。本例の場合、801cのEP−FOVにおいて、802cのMP[1]は評価ポイントEP[p]を決める基点としているため、802cのMP[1]は評価ポイントEP[p]のEP−FOV内に含まれていなければならない。そのため、評価ポイントEP[p]を左か下にシフトすることで、MP[1]802c全体をEP−FOV内に含めつつ、他の測長ポイントをEP−FOV内に含めたり、或いは外したりするような処理を行う。
なお、本例ではEP−FOV801cの頂角と、基準となる評価ポイントMP[1]802cの頂角を一致させることで、EP−FOV801cの最適化プロセスの簡略化を図っているが、これに限られることはなく、例えば、EP−FOV801cの頂角と、基準となる評価ポイントMP[1]802cの頂角を一致させない状態で、EP−FOVの最適化プロセスを実行するようにしても良い。この場合、MP[1]802c全体をEP−FOV内に含めつつ、他の測長ポイントをEP−FOV内に含めたり、或いは外したりするような処理を行う場合、右や上にもシフトが可能となる。シフトの許容量は、EP−FOV801の一方向の線分と、評価ポイントMP[1]802cの同方向の線分との間の距離と同じとなる。
また、一部がEP−FOVに重畳するMPを、EP−FOVから積極的に排除するような上記手法によれば、多数のMPが密集する領域に、複数のEP−FOVを配列した場合に、同じMPに対する電子ビームの重複走査を無くすことが可能となる。よって、パターンのシュリンクやコンタミネーションの付着等の試料ダメージや測定値変動を抑制し、高精度な測定を実現することが可能となる。
図8(c)では、測長ポイント[p][n+1]であるMP[2]の803cがEP−FOVのLeftを超えている。そのため、図8(d)に示すとおりMP[2]の803dがEP−FOV内に含まれるように、評価ポイント[p]を左へシフトする。この移動量を(1)に示す。この処理は図6(a)のステップ613での判定が正によるステップ615に相当する。
次に、図8(d)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[3]の804dがEP−FOVのTopを超えている。そのため、図8(e)に示すとおりMP[3]の804eがEP−FOV内に含まれないように、評価ポイント[p]を下へシフトする。この移動量を(2)に示す。この処理は図6(a)のステップ618での判定が正によるステップ619に相当する。
次に、図8(e)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[4]の805eはEP−FOV内に収まっているため、何もしない。この処理は図6(a)のステップ612での判定が正の場合のである。
次に、図8(e)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[5]の806eがEP−FOVのRightを超えている。そのため、図8(f)に示すとおりMP[5]の806eがEP−FOV内に含まれないように、評価ポイント[p]を左へシフトする。この移動量を(3)に示す。この処理は図6(a)のステップ616での判定が正によるステップ617に相当する。
次に、図8(e)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[6]の807eはEP−FOV内に収まっているため何もしない。
図8(c)〜図8(f)に関する説明は以上であるが、図6(a)のステップ620での判定が正によるステップ621に相当する場合は、評価ポイント[p]をBottomを超えている分を下へシフトする処理が発生する。なお、本例では、基準となる測長ポイントを、予め定めておいたMP[1]802cとしたが、これに限られることはなく、任意で、或いは所定のルールに沿って、自動決定するようにしても良い。例えば、EP−FOVの中で最も外側に存在する測長ポイントを選択し、当該測長ポイントの矩形領域の頂角と、一番近いEP−FOVの頂角の位置が一致するように、EP−FOVをシフトし、その上で上述のような手順に基づいて、EP−FOVの位置の適正化を図るようにしても良い。また、測長ポイント毎に、重要度や測定の優先順位等に基づいて、重み付けを行い、その情報に基づいて、基準となる測長ポイントを決定するようにしても良い。
また、図6(a)のステップ622で前述のシフト処理によって測長ポイント[p][n+1]矩形のLeft,Right,Top,Bottomの四辺がEP−FOVから外れた場合には未配置の測長ポイント[q]に戻すことになる。図6(a)のステップ623は、前述のステップ605の処理のインクリメント処理に当たる。図6(a)のステップ624は評価ポイントEP[p]で算出した座標および、Left,Right,Top,Bottomを退避して、次の評価ポイントEP[p+1]で算出される領域が評価ポイントEP[p]に重ならないように判定するための要素とする。図6(a)のステップ625は前述のステップ605で抽出したEP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]をすべて処理するまでステップ612〜624を繰り返す。
図6(a)のステップ611に関する詳細なフローを図6(b)に示す。図6(b)の処理は、EP−FOVの領域を許容されている範囲まで広げて1点の評価ポイント範囲に多くの測長ポイント矩形[p][n]を取り込む考え方および、その装置に関してである。EP−FOV領域の許容範囲に関しては、ユーザからの登録などによって指定されるものとする。
ステップ612は測長ポイント[p][n+1]矩形がEP−FOVに収まっているかまたは、収まっていないに関して判定する。この判定においてはEP−FOVのLeft,Right,Top,Bottomの四辺の座標と、および測長ポイント[p][n+1]矩形のLeft,Right,Top,Bottomの四辺との比較で判定する。この判定は、ステップ613,616,618,620,622で実施する。
前述のステップ613,616,618,620,622の判定を基に、EP−FOVを最適化しない場合の評価ポイント[p]の算出に関して、図9(a)〜図9(f)にて説明する。図9(a)では、図6(a)の605で抽出した測長ポイント[p][n]が6点あることを示す。このとき901aのEP−FOVにおいて、902aのMP[1]は評価ポイントEP[p]を決める基点となっているため、902aのMP[1]は評価ポイントEP[p]のEP−FOV内に含まれていなければならない。図9(a)では、測長ポイント[p][n+1]であるMP[2]の903aがEP−FOVのLeftを超えている。そのため、図9(b)に示すとおりMP[2]の903bがEP−FOV内に含まれるように、EP−FOVのLeft座標を左へシフトする。この移動量を(1)に示す。この処理は図6(b)のステップ613での判定が正によるステップ630に相当する。
次に、図9(b)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[3]の904bがEP−FOVのTopを超えている。そのため、図9(c)に示すとおりMP[3]の904cがEP−FOV内に含まれるように、EP−FOVのTop座標を上へシフトする。この移動量を(2)に示す。この処理は図6(b)のステップ618での判定が正によるステップ632に相当する。
次に、図9(c)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[4]の905cはEP−FOV内に収まっているため、何もしない。この処理は図6(b)のステップ612での判定が正の場合のである。次に、図9(c)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[5]の906cがEP−FOVのRightを超えている。そのため、図9(d)に示すとおりMP[5]の906dがEP−FOV内に含まれるように、EP−FOVのRight座標を右へシフトする。この移動量を(3)に示す。この処理は図6(b)のステップ616での判定が正によるステップ631に相当する。次に、図9(d)で測長ポイント[p][n+1]であるMP[6]の907eはEP−FOV内に収まっているため何もしない。
図9(a)〜図9(e)に関する説明は以上であるが、図6(b)のステップ620での判定が正によるステップ621に相当する場合は、評価ポイント[p]をBottomが超えている分を下へシフトする処理が発生する。図9(f)は最終的に評価ポイント[p]のサイズを元々の形状(正方形領域,長方形領域または、その他の任意形状)に近づけるための補正処理を行う。
図6(b)のステップ623は、前述ステップ605の処理のインクリメント処理に当たる。図6(b)のステップ624は評価ポイントEP[p]で算出した座標および、Left,Right,Top,Bottomを退避して、次の評価ポイントEP[p+1]で算出される領域が評価ポイントEP[p]に重ならないように判定するための要素とする。図6(b)のステップ625は前述のステップ605で抽出したEP−FOV内に存在する測長ポイント[p][n]をすべて処理するまでステップ612〜624を繰り返す。
図10(a)はHotSpot抽出処理にて与えられた測長ポイントMP[1]1002a〜測長ポイントMP[14]1015aが密集していた場合に関して示したものである。
図10(b)の実線部1001bは前述の図6(a)で示す処理にて算出したものである。このとき、点線部1016b〜1018bの評価ポイントEPを、その測長ポイント[q]から次々と算出するが、その配置によっては、1019bに示すように評価ポイントEP1016bの領域と評価ポイントEP1017bで重なり合ってしまうケースが発生する。本来は評価ポイント領域の重なりはコンタミネーションを引き起こす問題となってしまうが、図7(a)の702aに示したマージン領域同士の重なりであれば問題がない。ただし実際の撮像レシピとしては危険となる場合のあるため、このような重なり箇所に関しては、評価ポイント最適化エンジンにてユーザに対してどの評価ポイント[p]が危険箇所かを通知することも可能である。
[4.システム構成(データベース管理,共有)について]
本実施例におけるSEMを含むシステム構成例を、図11(a),(b)を用いて説明する。図11(a)において1101はマスクパターン設計装置、1102はマスク描画装置、1103はマスクパターンの露光・現像装置、1104はエッチング装置、1105および1107はSEM装置、1106および1108はそれぞれ前記SEM装置を制御するSEM制御装置、1109はEDA(Electronic Design Automation)ツールサーバ、1110はデータベースサーバ、1111はデータベースを保存するストレージ、1112は画像処理・撮像レシピ作成演算装置、1113は撮像レシピサーバ、1114は生成したパターン形状の評価ツールサーバ(例えば評価パターンのSEM画像データと設計データとの形状比較等を行う)であり、これらはネットワークを介して情報の送受信が可能である。
データベースサーバ1110にはストレージ1111が取り付けられており、任意の入力・出力情報のデフォルト値や設定値や算出値などを品種・製造工程・日時・撮像あるいは処理の成否結果とリンクさせて保存または参照することが可能である。また、同図においては例として二台のSEM装置1105,1107がネットワークに接続されているが、本発明においては、任意の複数台のSEM装置において撮像レシピをデータベースサーバ1111あるいは撮像レシピサーバ1113により共有することが可能であり、一回の撮像レシピ作成によって前記複数台のSEM装置を稼動させることができる。また複数台のSEM装置でデータベースを共有することにより、過去の前記撮像あるいは処理の成否結果の蓄積も早く、これを参照することにより良好な撮像レシピ生成の一助となる。
図11(b)は一例として図11(a)における1106,1108,1109,1110,1112〜1114を一つの装置1115に統合したものである。本例のように任意の機能を任意の複数台の装置に分割あるいは統合して処理させることが可能である。
走査電子顕微鏡(SEM)の概要を説明する図。 (a)は半導体ウェーハに電子線を照射している状態を説明する図であり、(b)は電子線の照射により半導体ウェーハから放出された電子を検出した画像の各画素の状態を示す図である。 (a)はSEMによる撮像シーケンスを示すフローチャート、(b)は低倍画像上の各種視野位置の一例を示す図である。 評価ポイント最適化エンジンの最適化処理を説明するフローチャート。 評価ポイント最適化エンジンの入出力情報の一覧を示す図である。 任意の評価ポイントEP(p番目)の撮像範囲をユーザ指定のまま撮像するためのフローチャート。 (a)フローチャート内の処理A(EP−FOV変更)に関する処理のフローチャートである。 (a)は任意の評価ポイントEP(p番目)を示す図、(b)は測長ポイントを示す図である。 (a)はEPの撮像範囲に測長ポイントが1点の場合を示す図、(b)は撮像範囲に測長ポイント1点の場合の中心移動に関する図、(c)はEPの撮像範囲に測長ポイントが複数存在する場合を示す図、(d)〜(f)はEPの撮像範囲をユーザ指定から変更せずに、多くの測長ポイントを包含する処理を説明する図である。 (a)はEPの撮像範囲に測長ポイントが複数存在する場合を示す図、(b)〜(f)はEPの撮像範囲を最適化し、多くの測長ポイントを包含する処理を説明する図である。 (a)はEPの撮像範囲に対して測長ポイントが密集していた場合を示す図、(b)はEPの撮像範囲を最適化し、多くの測長ポイントを包含する処理を説明する図である。 (a)はSEMを含む装置システムの一例を示す図、(b)は他の装置システムの構成例を説明する図である。
符号の説明
101 半導体ウェーハ
102 電子光学系
103 電子銃
104 電子ビーム
105 コンデンサレンズ
106 偏向器
107 E×B偏向器
108 対物レンズ
109 二次電子検出器
110,111 反射電子検出器

Claims (7)

  1. 荷電粒子線による測長ポイントを複数含むように、その視野の位置を決定する画像取得条件決定方法であって、荷電粒子線による測定対象であるパターンを含む領域として選択された複数の測長ポイントを入力し、前記視野の4つの辺に、それぞれ当該視野内に内在する前記入力された複数の測長ポイントが重畳しているか否かの判断を順次行い、当該測長ポイント、当該重畳している1の辺によって定義される前記視野の内側に位置するように、当該視野を移動し、当該移動後の視野について、前記1の辺の対辺である他の辺に前記測長ポイントが重畳している場合に、当該他の辺に重畳している測長ポイントが、当該他の辺によって定義される前記視野の外側に位置するように、当該視野を更に移動し、当該移動後の視野情報に基づいて、前記荷電粒子線による画像の取得条件を決定することを特徴とする画像取得条件決定方法。
  2. 請求項1において、
    前記複数の測定対象の中には、基準となる測長ポイントが含まれると共に、当該基準となる測長ポイントが前記視野内に配置された状態で、前記視野の移動を行うことを特徴とする画像取得条件決定方法。
  3. 請求項1において、
    前記視野の移動を行った後に、異なる視野を、前記視野と重畳しないように設定することを特徴とする画像取得条件決定方法。
  4. 荷電粒子線による測長ポイントを複数含むように、その視野位置を決定する荷電粒子線装置の制御装置であって、当該制御装置は、荷電粒子線による測定対象であるパターンを含む領域として選択された複数の測長ポイントを入力し、前記視野の4つの辺に、それぞれ当該視野内に内在する入力された複数の測長ポイントが重畳しているか否かの判断を順次行い、当該測長ポイント、当該重畳している1のによって定義される前記視野の内側に位置するように、当該視野を移動し、当該移動後の視野について、前記1の辺の対辺である他の辺に前記測長ポイントが重畳している場合に、当該他の辺に重畳している測長ポイントが、当該他の辺によって定義される前記視野の外側に位置するように、当該視野を更に移動し、当該移動後の視野情報に基づいて、前記荷電粒子線による画像の取得条件を決定することを特徴とする荷電粒子線装置の制御装置。
  5. 請求項4において、
    前記複数の測定対象の中には、基準となる測長ポイントが含まれると共に、当該基準となる測長ポイントが前記視野内に配置された状態で、前記視野の移動を行うことを特徴とする荷電粒子線装置の制御装置。
  6. 請求項4において、
    前記視野の移動を行った後に、異なる視野を、前記視野と重畳しないように設定することを特徴とする荷電粒子線装置の制御装置。
  7. 請求項4において、
    前記制御装置を備えたことを特徴とする荷電粒子線装置。
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