JP5312691B2 - 可視光通信システムにおける高速かつエネルギー効率の良いリンク復旧方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は可視光通信(Visible Light Communication:VLC)システムに関するもので、より具体的な可視光通信システムにおける高速リンク復旧(Fast Link Recovery:FLR)技術に関する。
可視光通信(VLC)は、光学的透明媒体で可視光を用いる近距離光学無線通信分野の新技術である。この技術は、未許可スペクトルである数百THzへのアクセス、電磁気干渉に対する耐性、及び無線周波数(RF)システムとの不干渉を提供する。また、VLC技術は、可視光のインフラストラクチャ(例えば、照明、ディスプレイ、表示、装飾など)から既存のサービスを拡大及び補完した通信を提供し、通信チャンネルをユーザーが見られるようにして追加的セキュリティを提供する。VLC技術は、自動車間または信号灯と自動車との間の安全及び他の情報を通信するために知能型交通システム(Intelligent Transport System:ITS)に使用する目的で提案された。
2つのVLC送受信器間のLOS(Line-Of-Sight)通信は、VLCシステムで応用の大部分を占める。LOSリンクは、可視光が壁のような不透明障害物を通過できないので望ましい。しかしながら、歩行者のような一時的障壁は、VLCシステムで頻繁なバーストフレーム誤りを誘発する。また、VLC装置の弱いポインティング(pointing)は、信号品質を低下させ、リンクが切れることがある。さらに、VLCシステムは、照明のディミング(例えば、インフラストラクチャ照明のディミング)の影響を受けることがある。照明が薄くなる場合、連結されているリンクは、パルス幅変調の使用による伝送時間の減少及び/又は信号品質の低下による一部データ損失の弱点があり得る。VLCが指向性が高いため、移動中である無線装置間の通信リンクを確立して維持することが難しい。しかも、VLCの指向性特性によって一度確立されたリンクで装置のうちいずれか一つが移動又は回転することによって損失したリンクを再確立しにくい。
通信断絶を克服するために、少なくとも一つの従来技術システムは、リンク失敗である場合にもアクセスポイント(Access Point:AP)が高速リンク復旧サービスを提供することを提案する。APは、移動ノード(Mobile Node:MN)又は移動装置とも呼ばれるそれぞれのユーザー装置(User Equipment:UE)に対してアップリンク(UL)で専用のミニスロットを割り当てる。その後、MNは、APとの関係を断つまでフレームごとに専用ミニスロットで信号を送信する。しかしながら、この方式では、MNは、すべてのフレームに対して専用のミニスロットでシグナリングを常に送信する。その結果、システムリソースを浪費する大量のシグナリングオーバーヘッドをもたらす。また、専用のミニスロット方式は、移動ノードで多くのバッテリー電力を消耗する恐れがある。
赤外線データ通信(Infrared Data Association:IrDA)として知られている他の光学通信システムは、ポイントツーポイント接続を提供するためにシリアル(serial)赤外線リンク接続プロトコルIrLAPを利用する。IrDAシステムは、リンクリセットというリンク復旧機能を有し、誤り検出のために巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)を使用する。信号変形又は通信断絶に対処するために、IrLAPは、シーケンス型情報交換方式を確認応答と共に利用する。フレームが雑音により破損した場合、CRCは、誤りを強調し、そのフレームは廃棄される。IrLAPは、中止及び待機、Nへの復帰、及び選択的再伝送拒否方式を用いるオプションで自動反復要求戦略を実施する。この戦略は、IrLAP階層が誤りなく、信頼性のあるリンクを上位階層に提供可能にする。
しかしながら、IrDAに使用される方式は、移動ノードのバッテリー残量において異なる要件をサポートする方法を考慮していない。一部のVLC装置(例えば、インフラストラクチャ照明)は、交流(Alternating Current:AC)電力を使用し、バッテリー残量に対する考慮はない。しかしながら、移動ノードの場合、バッテリー残量は、重要な考慮すべき要素である。しかし、IrDAシステムのリンク復旧方式は、バッテリー残量を節約するための電力管理技術を考慮していない。加えて、照明のディミング(light dimming)はリンク条件に影響を及ぼすので、リンク復旧は、ディミング要因を考慮すべきである。しかしながら、IrDAプロトコルは、照明のディミングをサポートする方法を考慮していない。
したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、一時的な障害、照明のディミング、ポインティング不良、及び移動によって発生する通信断絶に左右されない向上した可視光通信(VLC)方法及び装置を提供することにある。特に、ポイント―ポイント間接続及びポイント―マルチポイント間接続両方ともの通信断絶後に高速のリンク復旧が可能なVLCシステムを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明は、可視光通信(VLC)システムで使用するための第1のVLC装置を提供する。この第1のVLC装置は、データ送受信を制御する送受信制御部と、第2のVLC装置と通信に使用される最初の割り当てリソースに関連したVLCリンクの失敗を示すトリガ条件を検出し、検出に応答して、最初の割り当てリソースで第2のVLC装置へのデータ送信を終了し、最初の割り当てリソースを用いてFLR信号を送信し、第2のVLC装置がFLR信号を受信することを示すFLR RSP信号を受信し、FLR RSP信号の受信に応答して、第2のVLC装置へのデータ送信を再開するリンク管理部とを含む。
本発明の一実施形態において、第1のVLC装置は、ネットワークインフラストラクチャのアクセスポイントである。
本発明の他の実施形態において、第1のVLC装置は、ネットワークインフラストラクチャのアクセスポイントにアクセス可能な移動ノードである。
また、本発明は、可視光通信(VLC)システムに使用するための第1のVLC装置のリンク復旧方法を提供する。上記方法は、1)第2のVLC装置との通信に使用される最初の割り当てリソースに関連したVLCリンクの失敗を示すトリガ条件を検出するステップと、2)最初の割り当てリソースで第2のVLC装置へのデータ送信を終了するステップと、3)最初の割り当てリソースを用いて高速リンク復旧(FLR)信号を送信するステップと、4)第2のVLC装置がFLR信号を受信することを示すFLR応答(FLR RSP)信号を受信するステップと、5)FLR RSP信号の受信に応答して、第1のVLC装置で第2のVLC装置へデータ送信を再開するステップとを有する。
本発明は、一時的な妨害物、ディミング、ポインティング不良、及び移動によって発生する通信断絶に左右されない向上したVLCシステムを提供することができる。特に、本発明は、ポイント―ポイント間接続及びポイント―マルチポイント間接続両方ともの通信断絶後に高速のリンク復旧を提供するVLCシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態により、ネットワークインフラストラクチャアクセスポイントと複数の移動ノードとの間の双方向通信をサポートするVLCシステムの一例を示す図である。 本発明の一実施形態により、複数の移動ノード間のピアツーピア双方向通信をサポートするVLCシステムの一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を提供するフレーム構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によりサポートする鮮明性(visibility)及びディミングのためのパディング(padding)を示す図である。 本発明の一実施形態によりサポートする鮮明性及びディミングのためのパディングを示す図である。 本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す図である。 本発明の他の実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、高速リンク復旧動作でのACK及びNACKメッセージの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による高速リンク復旧動作のトリガリングの一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態によるフレーム構成における高速リンク復旧インジケータを示す図である。 本発明の他の実施形態によるフレーム構成における高速リンク復旧インジケータを示す図である。 本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による高速リンク復旧動作でディミングによって再スケジューリングされる一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるディミングパターン及び/又はトラフィックタイプに基づいたリンク復旧タイマー再構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるバッテリー残量に基づいた高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるカラー帯域基盤の高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるカラー帯域基盤の高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による複数の角度基盤の高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による複数の角度基盤の高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態による複数の角度基盤の高速リンク復旧の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による双方向FLRメッセージのフロー動作の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるVLC装置の一例を示す図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の詳細な説明に先立ち、本明細書の全般で使われる用語や語句を定義する。「〜含む(include)」、「〜からなる(comprise)」だけでなく、それらの派生語は限定のない包含を意味する。「または(or)」は及び/または(and/or)を含み、「〜に関連する(associated with)」、「それに関連する(associated therewith)」及びそれらの派生語句は、包含(include)、含まれる(be included within)、受容される(be contained within)、連結する(connect to or with)、接続する(couple to or with)、通信する(be communication with)、協力する(cooperate with)、相互配置する(interleave)、並置する(juxtapose)、近接する(be approximate to)、結合する(be bound to or with)、所有する(have)、性質の所有をする(have a property of)、または類以する、という(the like)を意味を持つ。特定の用語及び語句は本明細書の全体にわたって使用されるが、当業者は多くの場合に上述したような定義が適用されることを理解しなければならない。これら特定の用語及び語句は、大部分の場合ではないが、上述したような定義が過去だけでなく未来の使用にも適用されることを理解しなければならない。
以下に説明する図1乃至図24及びこの特許文献で本発明の開示原理を説明するために使用される多様な実施形態は、ただ例示としてのみ提供され、開示の範囲を制限するいかなる方法としても理解されてはならない。。本発明の開示原理が可視光通信(VLC)システムで適切に様々な変形が実施可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には理解できることであろう。
本発明は、VLCリンクがリンクを一時的に妨害するオブジェクト、非整列されるポインティング、照明がディミングされる変化、又は外部光源から突然の大きい干渉のような様々な要因によって影響を受ける場合、VLCシステムのエネルギー効率の良いリンク復旧をサポートする方法及び装置を開示する。
図1及び図2は、VLCシステムに適用される一部の応用例を示す。図1において、インフラストラクチャデバイス(infrastructure device)、すなわちAP110は、2個の移動ノードのVLC送受信器と双方向で通信するVLC送受信器を構成する。この実施形態では、移動ノード(Mobile Node:MN)120は携帯電話であり、MN130はラップトップコンピュータである。AP110は、ローカルエリアネットワーク(LAN)の一部分であり得る。図2は、MN120(携帯電話)とMN130(ラップトップPC)のVLC送受信器の間のピアツーピア(peer-to-peer)双方向通信と、MN120AとMN120B(2個の携帯電話)との間のピアツーピア双方向通信を示す。
図24は、本発明の一実施形態によるMN又はAP110に含まれるVLC装置を示す。図2を参照すると、VLC装置は、リンク管理部140、メモリ142、送受信制御部141、エンコーダ143、変調部144、送信ドライバ145、LED(Light Emitting Diode)146、デコーダ148、復調部149、受信ドライバ150、及びフォトダイオード(PD)147を含む。
送受信制御部141は、VLCによるデータ送受信のためにデータを処理し、データの送受信及びVLC装置の一般的な動作を制御する。送受信制御部141は、本発明の一実施形態により、他の可視光通信装置から受信されたACK又はNACKメッセージ(ACK又はNACK信号)をリンク管理部140に伝送する。この送受信制御部141は、高速リンク復旧プロセスを遂行する間に、リンク管理部140の制御下にデータの送受信を停止又は再開する。送信制御部141は、高速リンク復旧プロセスを遂行する間に、リンク管理部140から他のVLC装置端末に送信されるメッセージを受信し、他のVLCから受信されたメッセージをリンク管理制御部140に伝送する。
リンク管理部140は、高速リンク復旧をトリガーする条件を満たした場合、以下に説明する多様な実施形態によって高速リンク復旧プロセスのためのVLC装置の動作を制御する。
本発明の一実施形態では、別途の構成による送受信制御部141とリンク管理部140を示すが、本発明の他の実施形態によって一つの構成要素を実現することができる。
メモリ142は、リンク管理部140及び送受信制御部141の処理及び制御のためのプログラム、参照データ、更新可能な各種格納用データなどを格納し、リンク管理部140及び送受信制御部141のワーキング(working)メモリに提供される。なお、メモリ142は、高速リンク復旧をトリガーする条件を格納する。
図3は、本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧機能を提供するフレーム構成の実施形態を示す。このフレーム構成は、メディアアクセス制御(MAC)階層のレベルにある。例示的なアップリンクフレーム210は、競合(contention)に基づいたランダムアクセスのための競合スロットと停止(stop)ブロックを含む。例示的なダウンリンクフレーム220は、同期に使用されるプリアンブルシーケンスであるフレーム開始(frame start)ブロックと、送信器識別子、フレーム番号、サービスタイプ、送信器容量、及びスケジューリングのようなVLCシステムに関する情報を含むフレームヘッダとを有する。フレームヘッダブロックは、このヘッダのCRCシーケンスであるヘッダ検査シーケンス(HCS)(図示せず)によって構成することができる。
アップリンクフレーム210とダウンリンクフレーム220の残り部分は、各々N個のスロット(スロット0〜スロットN-1)からなる。各スロットは、一つ又は複数のMACパケットデータユニット(PDU)を伝送することができる。LANシステムの場合、アップリンクフレーム210のN個のスロットとダウンリンクフレーム220のN個のスロットは、複数の移動ノードをサポートする。ピアツーピアVLC通信において、N個のスロットは、定義されないこともある。1個のフレーム内に、一つのタイプのMAC PDUのみがあり、あるいは様々なタイプのMAC PDUがあり得ることに留意する。このフレームは、停止ブロックで終了することができ、あるいは停止ブロックは省略することもできる。
MAC PDUは、異なるタイプを有することができる。一つのタイプにおいて、MAC PDU230は、正規データとシグナリング伝送に使用され、これは正規フラグ(Regular Flag:REGフラグ)241で表示される。このタイプの場合、MAC PDU230は、宛先識別子、ペイロードタイプ(データ又はMAC管理メッセージ)などを含むことができるMAC PDUヘッダ242も含む。また、MAC PDU230は、ヘッダ検査シーケンス(HCS)243、ペイロード244、及び巡回冗長検査(CRC)245を含む。ペイロード244は、例えばユーザーデータ又はMAC管理メッセージを含むことができる。CRC245は、VLC受信器で誤りの検出に使用される。
他のタイプにおいて、MAC PDU230は、パディングに使用され、パッドフラグ(PADフラグ)241で表示される。MAC PDU230(すなわち、PADフラグ251とパディング(padding)154)は、例えば与えられたディミング(dimming)パターンのデューティサイクル(duty cycle)を合わせるために、又はポインティングを補助するように照明の鮮明性補助のためのパディングに使用することができる。図4及び図5は、オン-オフデューティサイクルを合わせる例示的なパディングを示す。
本発明の一実施形態では、VLCシステムの移動ノード(MN)は、高速リンク復旧プロセスをトリガする。この高速リンク復旧プロセスでは、MNは、それ自体でデータ送信を停止するように決定できる。MNは、データの伝送に使用される同一の割り当てリソース(例えば、周波数と時間スロット)を用いて高速リンク復旧(Fast Link Recovery:FLR)信号をAPに反復して送信できる。したがって、専用ミニスロットの使用は避けるべきである。アップリンク(UL、すなわちMNからAPへ)通信セッション(例えば、データサービス、音声サービス、又は映像サービスなど)とダウンリンク(DL、すなわちAPからMNへ)通信セッション(例えば、データサービス、音声サービス、又は映像サービスなど)両方ともがある場合、あるいはDL通信セッションのみがある場合には、MNは、データの伝送を停止した後に待機し、もしくはMNは、バッテリー消耗に心配がいらない場合、例えば、MNがアダプタで電源供給を受ける場合、FLR信号を選択的に送信できる。DL通信セッションがない場合に、望ましくはMNは、アダプタで電源供給を受けない場合でもFLR信号をAPへ送信すべきである。
FLR信号を受信の際に、APは、FLR応答をMNに送信する。MNがFLR応答を受信した後に、MNとAPは通信を再開する。MNは、FLRプロセスをトリガするときからタイマーT_TIMEOUT以内にいかなるFLR応答も受信しない場合、リンクが切れた(FLRプロセスを通じて復旧が不可能である)と仮定し、FLRプロセスに関連したすべてのタイマー及びカウンタをリセットでき、このリンクを再連結でき、あるいはMNはAPとの接続を断絶又は再接続が可能である。タイマーT_TIMEOUTは、システムパラメータとして予め定義され、あるいはブロードキャスティング、ユニキャスティングなどを通じてAP又はMNに送信または通知することができる。
MNで高速リンク復旧をトリガするための条件は、例えば、次のいずれかである。
1)MNは、タイマーにより定められた期間でACK信号又はNACK信号を受信しない。
2)MNは、所定の個数(N)の隣接したNACK信号を受信する。
3)MNは、所定の個数(N)だけACK信号の受信に失敗する。
4)連続した誤りが検出される。
5)チャンネル品質がしきい値以下である。
さらに、パディングMACPDU又はパディングフレームは、誤り検出又はチャンネル品質測定のために使用することができる。AP及びMNの両方ともがパターンを認知するように、パディングMAC PDUが予め定義し、あるいはシグナリングされた特定のパターンを使用する場合、受信器は、誤りを検出するために受信されたことを予想パディングと比較できる。
図6は、本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す。初期に、MN120とAP110は、接続されて双方向で通信し(ステップ410)、ACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ420)。しかしながら、ある時点で、MN120は、AP110からのACKメッセージの受信にN回失敗するとする。ここで、Nは所定のしきいレベルである。その代わりに、MN120は、AP110からNACKメッセージをN回受信することができる。図6の例では、N=3であり、すなわち、MN120は、AP110からの3回のACKメッセージが受信されない(又は3回のNACKメッセージが受信された)と判定する。このトリガ条件は、高速リンク復旧プロセスを開始する。
それに応じて、MN120は、データの送信を停止し(ステップ425)、MN120が通常にデータをAP110へ送信するために使用するアップリンクフレームで割り当てられた同一のリソースを用いてFLR信号をAP110に送信する。データサービスのような(APからMNへ)ダウンリンク通信セッションがある場合、MN120は、データの伝送を停止して待機し、選択的にFLR信号を送信することができる。この場合、この選択肢は、例えば、バッテリー状態に基づいて構成され得る。例えば、MN120がアダプターで電源供給を受ける場合、MN120は、FLR信号を送信するように選択できる。電源供給を受けない場合には、MN120は、FLR信号を送信しないようにも選択できる。上記実施形態において、MN120は、FLR信号430A及び430Bを含む複数のFLR信号を送信する。AP110がFLR信号を検出する場合、AP110は、FLR応答(FLR RSP)信号440をMN120に送信する。その後、MN120及びAP110は、双方向通信を再開する(ステップ450)。上述したように、ブロック460の信号は選択的である。
図7は、本発明の他の実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す。初期に、MN120とAP110は、接続されて双方向で通信し(ステップ510)、ACK及びNACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ520)。しかしながら、ある時点で、MN120は、AP110からのACK又はNACKメッセージを所定の時間(=T1)で受信に失敗し、ここで、T1はタイマーにより決定される。このトリガ条件は、高速リンク復旧プロセスを開始する。
それに応じて、MN120は、データの送信を停止し(ステップ525)、MN120が通常にデータをAP110へ送信するために使用するアップリンクフレームで割り当てられた同一のリソースを用いてFLR信号をAP110に送信する。ダウンリンク(APからMNへ)データサービスがある場合、MN120は、データの伝送を停止して待機し、選択的にFLR信号を送信することができる。この場合、オプションは、例えば、バッテリー状態に基づいて構成され得る。例えば、MN120がアダプターで電源供給を受ける場合、MN120は、FLR信号を送信するように選択できる。そうでないと、MN120は、FLR信号を送信しないように選択できる。上記実施形態において、MN120は、FLR信号530A及び530Bを含む複数のFLR信号を送信する。AP110がFLR信号を検出する場合、AP110は、FLR応答(FLR RSP)信号540をMN120に送信する。その後、MN120及びAP110は、双方向通信を再開する(ステップ550)。
他の実施形態では、VLCシステムのAPは、高速リンク復旧プロセスを開始する。この高速リンク復旧プロセスにおいて、APは、MNへのデータ送信を停止することができる。APは、FLR信号を反復してMNに送信する。APは、MNに割り当てられたアップリンク許可リソースを保持する。FLR信号の受信時に、MNは、FLR RSP信号をAPに送信する。APがFLR RSP信号を受信した後に、通信が再開される。FLRプロセスがトリガされる場合でタイマーT_TIMEOUT_AP以内にAPがいかなるFLR応答も受信しない場合、APは、リンクが切れた状態(FLRプロセスを通じて復旧が不可能)であると判断し、FLRプロセスに関連したすべてのタイマーとカウンタをリセットでき、MNに対して保持されたアップリンク許可が解除され、このリンクは再構成することができる。タイマーT_TIMEOUT_APは、システムパラメータとして予め定められ、あるいはブロードキャスティング、ユニキャスティングなどを通じてAP又はMNに送信または通知することができる。
APで高速リンク復旧をトリガするための条件は、例えば、次のいずれかである。
1)APは、タイマーによって定められた期間でMNからACK又はNACKメッセージを受信しない。
2)APは、所定の回数(N)の隣接したNACKメッセージを受信する。
3)連続誤りはAPで検出される。
4)チャンネル品質は、しきい値以下である。
5)APは、所定回数でMNからのACKメッセージを受信しない。
さらに、パディングMACPDU又はパディングフレームは、誤り検出又はチャンネル品質測定のために使用することができる。AP及びMNの両方ともがパターンを認知するように、パディングMAC PDUが予め定義され、あるいはシグナリングされた特定のパターンを使用する場合、受信器は、誤りを検出するために受信したパディングを予想パディングと比較できる。
図8は、本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す。初期状態では、MN120とAP110は、接続されて双方向で通信し(ステップ610)、ACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ620)。しかしながら、ある時点で、AP110は、MN120からのACKメッセージの受信にN回失敗する。ここで、Nは所定のしきいレベルである。図8ではN=3である。すなわち、AP110は、MN120からのACKメッセージが3回受信されなかった判定する。このトリガ条件は、高速リンク復旧プロセスを開始する。
それに応じて、AP110は、データの送信を中止してMNのためのアップリンク許可を保持し(ステップ625)、代りにAP110がデータをMN120に送信するのに通常使用するダウンリンクフレームで割り当てられた同一のリソースを用いてFLR信号をMN120に送信する。本実施形態において、AP110は、FLR信号630A及び630Bを含む複数のFLR信号を送信する。MN120がFLR信号を検出する場合、MN120は、FLR RSP信号640をAP110に送信する。その後、MN120とAP110は、双方向通信を再開する(ステップ650)。
図9は、本発明の他の実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す。初期状態では、MN120とAP110は接続されて双方向で通信し(ステップ710)、ACK及びNACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ720)。しかしながら、ある時点で、AP110は、所定時間=T2でMN120からのACK又はNACKメッセージを受信するのに失敗し、T2がタイマーにより判定される。このトリガ条件は、高速リンク復旧プロセスを開始する。
それに応じて、AP110は、データの送信を停止し、MNのためのアップリンク許可を保持し(ステップ725)、代りにAP110がデータをMN120に送信するのに通常使用するアップリンクフレームで割り当てられた同一のリソースを用いてFLR信号をMN120に送信する。本実施形態において、AP110は、FLR信号730A及び730Bを含む複数のFLR信号を送信する。MN120がFLR信号を検出する場合、MN120は、FLR RSP信号740をAP110に送信する。その後、MN120及びAP110は、双方向通信を再開する(ステップ750)。
本発明の一実施形態で、アップリンク(UL)データサービスのみがあり、ダウンリンク(DL)データサービスがない場合にも、MN120は、FLR信号をAP110に送信する。DLデータサービスのみがあり、ULデータサービスがない場合、AP110は、FLR信号をMN120に送信し、MN120はFLR信号を待機する。DLデータサービスとULデータサービスがともに利用可能であり、AP110が外部(例えば、AC)電力で作動する場合、AP110は、FLR信号をMN120に送信する。MN120が(バッテリー電力よりは)外部電力で作動する場合、MN120は、選択的にFLR信号をMN110に送信することができる。
専用ミニスロットを採用する上述した従来技術に比べて、本発明は多くの利点を有する。MN120は、関連した期間にわたってFLR信号を送信せず、ある条件を満たす必要な場合にのみにFLR信号を送信する。通常の通信プロトコルに使用されるACK及びNACKメッセージは、接続が活性状態であることをAP110が認知するようにピング(pinging、確認調査)信号を自動に提供する。これは、MN120のバッテリー消耗を減少させる。また、MN120は、一部条件が満足されると、データの送信を停止する。これら条件は、特定時点で不良リンクによって受信されない可能性のある一つの特定信号に依存しない。その代りに、上記条件は、処理方式をより柔軟で信頼性のあるようにする任意の履歴に依存できる。
本発明の他の長所は、AP110がFLR信号をMN120に送信する場合、MN120は、バッテリー消耗が減少する。AP110は、しばしばインフラストラクチャライトであるため、AP110は、通常、バッテリー問題を持っていない。また、AP110は、能動的にMN120を反復して確認(ping)し、それによって、リンクが突然に改善(例えば、障害物の除去)される一時的効果を得ることができるのでリンク復旧が早くなり得る。
図10は、本発明の一実施形態による高速リンク復旧動作でACK及びNACKメッセージのプロセスを示すフローチャートである。図10は、AP110又はMN120又は両方ともで可能なACK及びNACKプロセスの実施形態を示す。初期に、MS120とAP110は、接続されて正確に動作していると仮定する(ステップ810)。各フレームが受信されることによって、受信装置(MN120又はAP110)は、フレームヘッダが正確であるかを検証する(ステップ820)。フレームヘッダが正確でない場合、受信装置は、NACK1信号を送信する。
フレームヘッダが正確である場合、受信装置は、MAC PDUヘッダが正確であるかを検証する(ステップ830)。MAC PDUヘッダが正確でない場合には、受信装置は、NACK2信号を送信する。MAC PDUヘッダが正確である場合、受信装置は、MAC PDUヘッダが正確であるかを検証する(ステップ840)。全体MAC PDUが正確でない場合には、受信装置は、NACK3信号を送信する。全体MAC PDUが正確である場合、受信装置は、ACK信号を送信する。
一部のシステムでは、ACK信号のみがあり、NACK信号は省略され得る。他のシステムでは、制限されたNACK信号(例えば、NACK3のみ)であり得る。もう一つのシステムでは、NACK信号は、図10に示すように、NACK1,NACK2,及びNACK3により異なることがある。この場合に、NACKは、すべてのNACKケースに対して全体としてカウントされる。
不良リンクが誤り発生を引き起こす理由は多様であるので、リンク復旧の取扱はそれぞれのケースによって異なる。物体がリンクを妨害し、あるいは不良ポインティングを発生する場合、高速リンク復旧を使用することができる。しかしながら、照明ディミングが変化する場合には、高速リンク復旧に使用されるタイマーを調整できる。突発的な大きい干渉に対しては、レート適応、干渉緩和、及び電力適応を変更する。
図11は、本発明の一実施形態によってAP110でFLR動作のトリガを示すフローチャートである。類似したFLR動作がMN120でも実現できることを認識するだろう。しかしながら、便宜上、次の例では、AP110がFLR動作を始める装置であると仮定する。図11は、リンク復旧をトリガする条件とレート適応をトリガする条件の例を示す。ACKメッセージのみを伝送するシステムに対して、高速リンク復旧とレート適応のためのトリガ条件は異なることがある。区分不可能なNACKメッセージのシステムに対して、同様にトリガ条件は異なることがある。初期状態では、MN120とAP110は、接続されて正確に動作していると仮定する(ステップ910)。
アクティブセッションで、受信装置(AP110)は、それぞれのタイマー期間T1でACK又はNACKメッセージが受信されないかを判定する(ステップ920)。ACK又はNACKメッセージがそれぞれの期間T1で受信された場合、AP110は、また隣接期間(contiguous times)C_NでNACK1又はNACK2メッセージが受信されたかを判定する(ステップ930)。それぞれのタイマー期間T1でACK又はNACKメッセージが受信されない場合、あるいは隣接期間C_NでNACK1又はNACK2メッセージが受信されない場合、AP110は、FLR動作を開始する。AP110は、MN120にペイロードデータを送信することを停止し、FLR信号を反復して送信する。AP110は、MN120に割り当てられたULリソースを継続して保持する(ステップ940)。
MN120がある所定期間T3以内にFLR RSP信号を送信しない場合、AP110は、MN120からの接続を解除する(すなわち、リンクを断絶し、リソースを再割当てする)(ステップ970)。MN120が期間T3以内にFLR RSP信号を送信すると、AP110は、データ送信を続ける(ステップ960)。
ACK又はNACKメッセージが各々期間T1で受信される場合、且つ、NACK1又はNACK2メッセージが隣接期間C_Nで受信されない場合、AP110は、NACK3メッセージが隣接期間C_N3で受信されたか否かを判定する(ステップ950)。NACK3メッセージが隣接期間C_N3で受信されない場合、AP110は、データ送信を継続する(ステップ960)。NACK3メッセージが隣接期間C_N3で受信された場合には、AP110は、例えばレート適応手順(すなわち、データレートの減少)又は電力適応手順を開始する(ステップ940)。
図12及び図13は、本発明の他の実施形態による例示的なフレーム構成の高速リンク復旧インジケータを示す。図12で、FLR信号は、例えばターゲット移動装置がフレームヘッダ内に表示されているかを確認する(pinging)信号として作用するフレームヘッダ(FH)内の1ビットフィールド(例えば、FLR=1)であり得る。あるいは、FLR信号は、例えば、ターゲット移動装置がMAC PDUヘッダ内に表示されているかを確認する信号として作用するMAC PDUヘッダ内の1ビットフィールド(例えば、FLR=1)であり得る。
他の実施形態において、FLR信号は、MAC管理メッセージとしてデザインすることができる。例えば、FLR信号は、FLR信号を示す1ビットフィールド(FLR=1)がMAC管理メッセージ(すなわち、メッセージタイプA)に保存される。もしくは、MAC管理メッセージタイプ(すなわち、メッセージタイプA)は、FLRシグナリング用だけで保存し、ペイロードを省略することができる。フレームヘッダの場合を除き、FLR信号は、一つのフレームで複数回伝送することができる。
図13において、高速リンク復旧応答(FLR RSP)信号は、例えば、ターゲット装置がフレームヘッダ内に表示されているかを確認する信号として作用するフレームヘッダ(FH)内の1ビットフィールド(例えば、FLR RSP=1)であり得る。あるいは、FLR RSP信号は、例えばターゲット装置がMAC PDUヘッダ内に表示されているかを確認する信号として作用するMAC PDUヘッダ内の1ビットフィールド(例えば、FLR RSP=1)であり得る。
他の実施形態では、FLR RSP信号は、MAC管理メッセージとしてデザインすることができる。例えば、FLR RSP信号は、FLR RSP信号を示す1ビットフィールド(FLR=0)が予備MAC管理メッセージ(すなわち、メッセージタイプA)に含まれることができる。あるいは、MAC管理メッセージ(すなわち、メッセージタイプB)は、FLR RSPシグナリング用のみで保存でき、ペイロードを省略できる。フレームヘッダの場合を除き、FLR信号は、一つのフレーム内で複数回伝送することができる。
FLR信号とFLR RSP信号は、またフレーム内の他のフィールド(例えば、FH、MAC PDUヘッダ、又はPDUペイロードの他のメッセージ内の他のフィールド)と一緒に符号化することができる。複数のFLR又はFLR RSPメッセージを導入するために、ディミング又は鮮明性(visibility)のためのパディングPDU又はフレームを縮小、又は除去することができる。APのスケジューラは、例えば復旧を高速化するのに必要であると、すべてのフレーム内にFLR信号を柔軟にスケジューリングすることができる。
本発明の実施形態において、NACKメッセージのカウンター制限とタイマー構成は、固定されるというよりは適応的でかつ交渉的である。タイマーは、アクティブセッション内で異なるタイプのトラフィックに対して、又は異なるトラフィックに対する異なるスケジューリング方式(例えば、優先順位、ポーリングなど)に対して相互に異なる設定を遂行することができる。例えば、高い優先順位のトラフィックに対するタイマーはより短く、低い優先順位のトラフィックに対するタイマーはより長いことがある。また、このタイマーは、インフラストラクチャに対する異なるディミングパターン、又はVLC通信の反復サイクルに対して異なるように設定できる。
図14は、本発明の一実施形態によるVLCシステムの高速リンク復旧を示す。初期状態で、MN120とAP110は、接続されて双方向で通信し(ステップ1110)、ACK及びNACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ1120)。しかしながら、ある時点で、ディミングが発生する、及び/又はタイマーはAP110で(例えば、T2からT2'へ)調整される(ステップ1125)。これに応じて、AP110は、リソースをMN120に再割り当てる、及び/又はMN120への伝送を再スケジューリングし(ステップ1130)、この伝送されたデータレートを調整することによってレート適応を遂行することができる(ステップ1140)。その結果、パケット損失は、この調整によってMN120で発生する可能性がある。したがって、AP110は、所定の時間=T2'でMN120からのACK及び/又はNACKメッセージの受信に失敗する。このトリガ条件は、高速リンク復旧プロセスを開始する。
これに伴い、AP110は、データの送信を停止し、アップリンク許可を保持し(ステップ1145)、その代りにAP110がデータをMN120に送信するのに通常使用するアップリンクフレームで割り当てられた同一のリソースを用いてFLR信号をMN120に送信する。本実施形態では、AP110は、FLR信号1150A及び1150Bを含む複数のFLR信号を送信する。MN120がFLR信号を検出する場合、MN120は、FLR RSP信号1160をAP110に送信する。その後、MN120とAP110は、双方向通信を再開する(ステップ1170)。
図15は、本発明の一実施形態による高速リンク復旧動作でディミングによる再スケジューリングを示す。図16は、本発明の一実施形態によるディミングパターン及び/又はトラフィックタイプに基づいた例示的なリンク復旧タイマー再構成を示す。図15において、音声及びインタラクティブビデオのような高い優先順位トラフィックは、サービスの観点によって保証され、このようなタイプのトラフィックは遅延に敏感なので、ディミングによる再スケジューリングにより大きな帯域幅が割り当てられる。
図15において、最も上部にある正規スケジューリングの例は、音声データをMN1に、インタラクティブビデオデータをMN2に、ベストエフォート型(Best Effort:BE)データをMN3、MN4、及びMN5に伝送することを示す。ベストエフォートデータは、その音声又はビデオデータに比べて遅延に耐性が強い。
ディミングが発生する場合、伝送レートは低減する可能性がある。したがって、同一の伝送情報量に対して、より長い伝送期間が必要になる。MN1及びMN2は遅延に敏感で、一層大きい帯域幅(すなわち、より長い伝送時間)を必要とするので、一部移動ノードはいかなるリソースもスケジューリングできない他のMNに対する使用可能な時間が少なくなる。第1のディミング再スケジューリングの例において、MN1及びMN2に対する伝送時間が長くなり、MN3,MN4,及びMN5に対してベストエフォート型データトラフィック伝送時間は縮小する。
しかしながら、ディミングは、伝送レートに影響を及ぼす可能性があり、リンク復旧に対するタイマーが再伝送カウントでない期間(T1)として定義され、タイマーを調整する必要がある。例えば、ディミングが第2のディミング再スケジューリングの例で示すように伝送機会の頻度は少なくなり、タイマーは、MN3のケースのように、リンク復旧の目的上拡張しなければならない。また、一部の移動ノード(例えば、MN5)は、ディミングが発生すると、前方部分にスケジューリングされない可能性がある。
本発明の実施形態において、VLC装置は、他のVLC装置にバッテリー寿命状態を示すことができる。条件がFLRプロセスをトリガする場合、第1のVLC装置は、自身のバッテリー残量をこの第1のVLC装置と通信する第2のVLC装置のバッテリー残量と比較する。第1のVLC装置のバッテリー残量が少ない場合には、第1のVLC装置は、データの送信を中止して待機する。第1のVLC装置のバッテリー残量が多い場合には、第1のVLC装置は、データの送信を停止してFLRプロセスを開始する。
AP、MN、又はいかなるVLC装置のバッテリー残量は、シグナリング(例えば、電力管理メッセージの具体的に定義されたMAC管理)を通じて他のVLC装置に表示することができる。前述したすべての実施形態は、同様にピアツーピア通信に拡張することができる。
図17は、本発明の一実施形態による高速リンク復旧動作を示す。図17において、VLCデバイスA(MN又はAP)は、VLCデバイスB(MN又はAP)と通信する。初期状態で、デバイスA及びデバイスBは、接続されて双方向で通信し(ステップ1315)、ACKメッセージは伝送されて適切に受信される(ステップ1320)。
また、デバイスAとデバイスBは、(周期的に又は非周期的に)バッテリー残量状態情報を交換する(ステップ1325)。本実施形態において、デバイスAとデバイスBは、装置がFLR信号を送信することを決定するためのパラメータとしてバッテリー残量状態を利用する。
ある時点で、高速リンク復旧プロセスが開始されるようにトリガ状態が発生する。実施形態として、デバイスAは、ACKメッセージの受信に連続N回失敗する(ステップ1330)。あるいは、デバイスBは、ACKメッセージの受信にN回連続失敗する(ステップ1335)。その他に、トリガ条件は、タイマーの終了であり、あるいはN回の連続NACK信号の受信でもある。FLRプロセスがトリガされると、その時間でタイマーT_TIMEOUT_DEVICE以内に装置がいかなるFLR応答も受信しない場合に、上記装置は、リンクが断絶される(FLRプロセスを通じて復旧が不可能な状態である)と仮定し、FLRプロセスに関連したすべてのタイマーとカウンタは再設定され、MNに対して保持されているアップリンク許可は解除され、リンクは再駆逐され得る。タイマーT_TIMEOUT_DEVICEは、システムパラメータとして予め定義され、あるいはブロードキャスティング、ユニキャスティングなどを通じて装置に送信又は通知することができる。
図13において、デバイスAはデバイスBよりバッテリー残量がより少ないと仮定する。したがって、デバイスAは、デバイスBからのACKメッセージ受信にN回連続失敗する場合、デバイスAは、データの送信を中止し、デバイスBがFLR信号を送信するまで待機する(ステップ1330)。デバイスBがデバイスAからのACKメッセージ受信にN回連続失敗する場合、デバイスBがデバイスAよりバッテリー残量が多いと、デバイスBは、データの送信を停止し(ステップ1335)、自動にFLR信号の送信を始める。例示的な実施形態で、デバイスBは、最終的にデータをデバイスAへ伝送するのに通常使用されるリンクで割り当てられた同一のリソースを用いて、FLR信号1340A及びFLR信号1340Bを含む複数のFLR信号を送信する。デバイスAがFLR信号を検出する場合、FLR RSP信号1350をデバイスBに伝送する。その後、デバイスAとデバイスBは、双方向通信を再開する(ステップ1360)。
この実施形態の利点のうち一つは、デバイスAとデバイスBは、高速リンク復旧時にバッテリー残量消耗の観点から相互に助けるということである。いずれの一方の装置がバッテリーよりは外部から電源供給を受けると、この外部電源による駆動装置は、FLE信号により適している。このような方式で、バッテリー駆動方式の装置はバッテリー電力消耗を低減する。
本発明の他の実施形態において、高速リンク復旧動作がトリガされる場合、VLC装置がカラー帯域を共有していると、その共有カラー帯域の一部又は全部は、高速リンク復旧信号を送信するために使用することができる。その後、他のVLC装置は、通信を継続するために高速リンク復旧応答のためのカラー帯域を選択する。カラー帯域に関する高速リンク復旧のプロセスは、複数のカラー帯域で並行する、あるいは連続して(すなわち、一つの帯域後に他の帯域を)遂行することができる。
図18及び図19は、本発明の一実施形態によるカラー帯域基盤の高速リンク復旧を示す。図19において、デバイスAは、M個のカラー帯域のうち一つ又はそれ以上のカラー帯域を用いてデバイスBと通信できる。しかしながら、(カラー1のような)一部のカラー帯域は受信されないが、他のカラー帯域は受信される。図18において、VLCデバイスA(MN又はAP)は、VLCデバイスB(MN又はAP)と通信する。初期状態で、デバイスAとデバイスBは、接続されてカラーAを通じて双方向で通信する(ステップ1420)。ある時点で、高速リンク復旧動作が開始されるようにトリガ条件が発生する。一例として、デバイスAは、データメッセージ1425及びデータメッセージ1430を送信し、いずれか一つのメッセージに対するACKメッセージの受信に失敗する。
トリガ条件に応じて、デバイスAは、例示したFLR信号1440を含む一つ又はそれ以上のFLR信号を、デバイスA及びデバイスBにより使用される使用可能な共通のすべてのカラー帯域を通じてデバイスBに送信する。例えば、デバイスBは、カラー帯域P及びQを通じてFLR信号を検出した場合、デバイスBは、共通のカラー帯域P及びQを通じてFLR応答(RSP)信号1450をデバイスAに送信することによって応答する。その後、デバイスAは、共通のカラー帯域Qを選択し(ステップ1455)、デバイスAとデバイスBは、カラー帯域Qを通じて双方向通信を再開する(ステップ1460)。
上述した実施形態の利点のうち一つは、特定のカラー帯域で強い干渉を経験したとき、VLC装置は、強い干渉を経験しないフリー(free)カラー帯域に迅速に転換する。これは、カラー(周波数)ダイバーシティを活用するケースである。複数の共通カラーチャンネルが(周波数及び/又は時間の観点から)フリーである場合、新たなカラーチャンネルは、チャンネル選択アルゴリズムに基づいて選択でき、新たな物理階層チャンネルを通じて同一の状況で通信を再開することができる。
本発明の他の実施形態では、高速リンク復旧がトリガされ合、装置が使用可能な他の通信方向(角度)(例えば、角度が多様な複数のLEDを有する照明)を有する場合、他の角度の一部又は全部は、リンクを復旧するために高速リンク復旧信号を送信するのに使用され得る。その後、VLC装置は、通信を継続するために高速リンク復旧応答を獲得する一つ又は複数の角度を選択する。他の方向(角度)を通じる高速リンク復旧のプロセスは、複数の方向で並行して、あるいは連続して(すなわち、一方向後に他の方向に)遂行することができる。
また、異なる角度は、時間共有(例えば、時分割多重化(Time Division Multiplexing:TDM)、又はカラー帯域共有の利用を組み合わせることによって使用することができる。また、異なる角度は、同時に使用され、使用可能なカラー帯域すべてを、あるいは一部カラー帯域のみを使用することができる。良好に使用可能なリンクを検出する確率を最大化するために、使用可能なすべての角度とカラー帯域が使用することができる。
異なる角度は、角度インジケータによって区分され得る。角度インジケータは、例えば、フレームヘッダ、PDUヘッダなどのフィールドであり得る。例えば、通信のために8個の角度があると、3ビットはフィールドのために使用される。本実施形態では、上記装置は、その左側に一つ、その右側に他のものを配置する方式で位置した複数の発光ダイオード(LED)を有するケースに適用できる。
有利になるように、強い干渉又は妨害を特定の角度から経験した場合、VLC装置は、強い干渉又は妨害を経験しない他の角度に迅速に転換できる。これは、空間ダイバーシティを活用するケースである。
図20及び図21は、本発明の一実施形態による複数の角度基盤の高速リンク復旧を示す。図21において、デバイスAは、方向1503でデバイスBと通信が可能であるが、方向1502では不透明物体1501のため通信が不可能である。VLCデバイスA(MN又はAP)はVLCデバイスB(MN又はAP)と通信する。初期状態で、デバイスAとデバイスBは、接続されてX方向で双方向で通信する(ステップ1510)。ある時点で、高速リンク復旧動作が開始されるようにトリガ条件が発生する。一例として、デバイスAは、データメッセージ1520及びデータメッセージ1530を送信し、いずれか一つのメッセージに対するACKメッセージの受信に失敗する。
トリガ条件に応じて、デバイスAは、例示的なFLR信号1540を含む一つ又はそれ以上のFLR信号を、デバイスA及びデバイスBにより使用されるすべての方向でデバイスBに送信する。デバイスBが、例えばY方向から入力されるFLR信号を検出する場合、デバイスBは、Y方向でFLR RSP信号1550をデバイスAに送信して応答する。その後、デバイスAは、Y方向を選択し(ステップ1555)、デバイスAとデバイスBは、Y方向を通じて双方向通信を再開する(ステップ1560)。
本発明の他の実施形態において、FLRシグナリングは、一つ又は複数の方向がそのシグナリングを送信する装置に対して利用可能な場合には、信号方向のインジケータを含むことができる。例えば、第1のVLC装置は、その装置が最大2個の方向に送信できる場合、N個の2進ビットを用いてFLR信号方向のインデックスを示すことができる。第1のVLC装置は、複数のFLR信号を送信する。ここで、各FLR信号は、そのFLR信号に対する方向のインデックスを包含する。第2のVLC装置がFLR信号を受信する場合、第2のVLC装置は、FLR RSP信号内の受信されたFLR信号方向インデックスを送信する。第1のVLC装置がFLR RSPを信号方向の埋め込みインデックスと共に受信する場合、第1のVLC装置は、受信された信号強度のようなメトリクス(metrics)に基づいてこれら方向のうち一つ又はそれ以上の方向を選択できる。
また、第2のVLC装置は、FLR RSP信号を用いて応答するFLR信号を選択できる。例えば、第2のVLC装置は、最初に受信されたFLR信号に応答するように選択し、あるいは第2のVLC装置が信号強度を測定する場合に一つ又は複数の受信された最大強度のFLR信号に応答するように選択することができる。
第1のVLC装置がFLR RSP信号を信号方向のインデックスと共に受信すると、そして第1のVLC装置がそのFLR RSP信号の強度を測定すると、第1のVLC装置は、それによって(例えば、一つ又はそれ以上のより良好な接続を選択することによって)新たな方向を選択できる。あるいは、第1のVLC装置は、最初に受信されたFLR RSP信号に表示された方向を選択できる。
高速リンク復旧信号と応答は、MAC階層の高速リンク復旧命令フォーマットを用いて表されることができる。一例として、高速リンク復旧命令は下の表1に示すようにフォーマット設定される。FLR信号とFLR RSP信号は、高速リンク復旧命令フレームのFLRフィールドの第1のビット(ビット0)によって区分される。この装置は、上記命令フレームのFLRフィールドのビット1-3を用いてFLR信号方向のインデックスを示すことができる。上記装置がFLR信号を受信し、FLR RSP信号を送信する必要がある場合、この装置は、命令フレームのFLRフィールドのビット1-3を用いて受信されたFLR信号方向インデックスを反復する。この装置が一方向のみを有する場合には、上記方向のデフォルトインデックスとして‘000’を使用する。
Figure 0005312691
FLR信号に割り当てられる一つの命令フレーム識別子とFLR RSP信号に割り当てられた他の命令フレーム識別子があると、ビット‘0’がリザーブされ、FLRフィールドはそれによって適応できる。あるいは、方向インデックスが含まれているか否かを示すインジケータがあり得る。
一例として、FLRフィールドは、次のようである。。
ビット0=0:FLR信号を表示
ビット0=1:FLR RSP信号を表示
ビット1=0:方向インデックスがない(一方向のみを暗示)
ビット1=1:提供された方向インデックス
ビット2-4:ビット1=1である場合にのみ有効;FLR方向のインデックス、ビット0=0である場合、あるいは受信されたFLR信号方向インデックス、ビット0=1である場合
ビット5-7:予備
図22は、本発明の他の実施形態による複数の角度基盤の高速リンク復旧を示す。VLCデバイスA(MN又はAP)は、VLCデバイスB(MN又はAP)と通信する。初期状態では、デバイスAとデバイスBは、接続されてX方向で双方向で通信する(ステップ1610)。ある時点で、高速リンク復旧が開始されるようにトリガ条件を発生する。一例として、デバイスAは、データメッセージ1620及びデータメッセージ1630を送信し、いずれか一つのデータメッセージに対するACKメッセージの受信に失敗する。
トリガ条件に応じて、デバイスAは、例示的なFLR信号1640を含む一つ又はそれ以上のFLR信号を、デバイスAとデバイスBにより使用される複数の方向で送信する。各々のFLR信号は、方向インデックスを包含する。デバイスBが、例えば複数の方向から入力するFLR信号を検出する場合、デバイスBは、応答するように一つ又はそれ以上のFLR信号を選択し(ステップ1645)、デバイスAへの例示的なFLR RSP信号1650を含む複数のFLR RSP信号を送信することによって応答する。各FLR RSP信号は、受信されたFLR信号の方向インデックスを包含する。その後、デバイスAは、新たな送信(TX)方向を選択し(ステップ1655)、デバイスAとデバイスBは、選択された新たな方向を通じて双方向通信を再開する(ステップ1660)。
上述した実施形態の拡張例として、デバイスAからFLR信号を受信するデバイスBは、FLR RSP信号を送信するいくつかの方向を有することができる。FLR RSP信号において、デバイスBは、受信されたFLR信号の方向インデックスだけでなく、FLR RSP信号方向インデックスも表すことができる。デバイスAがFLR RSP信号を受信する場合、デバイスAは、FLR RSP信号に良好な方向をデバイスBに表示するために、受信されたFLR RSP信号方向インデックスを他のFLR信号で表すことができる。その後に、デバイスBは、選択された一つ又はそれ以上の方向を通じてFLR RSP信号を送信できる。ここで、上記選択は、一つ又は複数の要因(例えば、信号強度)に基づく。
また、FLR信号の内部に表示された方向インデックスと共にFLR信号を受信するデバイスBは、FLR RSP信号と一緒に応答するようにFLR信号を選択できる。例えば、デバイスBは、最初に受信されたFLR信号に応答するように選択でき、デバイスBが信号強度を測定する場合には、受信された最大強度のFLR信号に応答するように選択することができる。
FLR RSP信号の内部に表示された方向インデックスと共にFLR RSP信号を受信するデバイスAは、受信されたFLR RSP信号方向インデックスのフィールドを包含する他のFLR信号を送信して応答するようにFLR RSP信号を選択できる。例えば、デバイスAは、最初に受信されたFLR RSP信号に応答するように選択でき、デバイスAが信号強度を測定する場合には受信された最大強度のFLR RSP信号に応答するように選択できる。
インジケータは、信号の用途を示すためにFLR及びFLR RSP信号内で使用することができる。例えば、インジケータ=00は、受信信号が初期FLR信号であることを表す。インジケータ=01は、受信信号がFLR RSP信号であることを表す。インジケータ=10は、受信信号が受信されたFLR RSP信号に応答するように生成されたFLR信号であることを表す。インジケータは、FLRフィールド内に組み込むことができる。あるいは、命令フレーム識別子は、異なるFLRオプションの中で区分されるように変更できる。
インジケータは、受信信号がFLR RSP信号に応答するFLR信号であることを表す場合(すなわち、インジケータ=10)、受信されたFLR RSP方向インデックスのような追加インジケータが含まれ得る。受信信号がFLR RSP信号であることを表すインジケータである場合(インジケータ=01)は、追加インジケータ(例えば、受信されたFLR信号方向インデックス、FLR RSP信号方向インデックス)が含まれる。
下記の<表2>は、インジケータ信号の一例を示す。
Figure 0005312691
VLC装置に対する伝送方向が一つだけである場合、デフォルトによるビット2-4とビット5-7は、‘000’に設定される。
図23は、本発明の一実施形態による例示的な双方向(two-way)FLRメッセージフロー動作を示す。VLCデバイスA(MN又はAP)は、VLCデバイスB(MN又はAP)と通信する。初期状態で、デバイスAとデバイスBは、接続されてX方向で双方向で通信する(ステップ1710)。ある時点で、高速リンク復旧が開始されるトリガ条件が発生する。例として、デバイスAは、データメッセージ1720及びデータメッセージ1730を送信し、いずれか一つのメッセージに対するACKメッセージの受信に失敗する。
このトリガ条件に応答して、デバイスAは、例示的なFLR信号1640を含む一つ又はそれ以上のFLR信号を、デバイスA及びデバイスBにより使用される複数の方向でデバイスBに送信する。それぞれのFLR信号は、方向インデックスを含む。デバイスBが、例えば複数の方向から入力されるFLR信号を検出する場合、デバイスBは、応答する一つ又はそれ以上のFLR信号を選択し(ステップ1745)、例示的なFLR RSP信号1750を含む複数のFLR RSP信号をデバイスAに送信することによって応答する。各FLR RSP信号は、受信されたFLR信号の方向インデックスとFLR RSP信号自体の方向インデックスを包含する。その後、デバイスAは、新たな送信(TX)方向を選択する(ステップ1755)。デバイスAは、デバイスBにより受信されたFLR信号のTX方向、あるいはデバイスBから受信されたFLR RSPのTX方向を選択することができる。デバイスAは、複数のFLR RSP信号の中で応答する一つのFLR RSP信号を選択する(ステップ1760)。
その後、デバイスAは、例示的なFLR信号を含む複数の新たなFLR信号をデバイスBに送信する(ステップ1765)。各々新たなFLR信号(ステップ1765)は、デバイスBから以前に受信したFLR RSP信号の方向インデックスと新たなFLR信号の方向インデックスを含む。デバイスBは、デバイスAにより受信されたFLR RSP信号のTX方向又はデバイスBのTX方向を選択できる(ステップ1770)。デバイスA及びデバイスBは、新たに選択された方向を通じて双方向通信を再開する(ステップ1780)。
本発明の他の実施形態では、高速リンク復旧をトリガするVLC装置が近くに他のVLC装置を有する場合、トリガリングするVLC装置は、例えば、他の隣接装置(例えば、バックホール(backhaul)を通じて)に信号を送信し、FLR信号を送信するために他のVLC装置を照会(ask)する。FLR RSP信号を送信するターゲットVLC装置は、そのターゲット装置がFLR信号を受信した所から複数の隣接装置にFLR RSP信号を送信する。以後、そのFLR RSP信号を受信する近くのVLC装置は、高速リンク復旧中であるVLC装置に通知する。このトリガリング装置は、選択された接続状態がより良好な新たな隣接のVLC装置と追加リンクを確立する。
本発明の他の実施形態において、APのディミングにより伝送速度を減速するために、一部のMNがいかなるリソースともスケジューリングできない場合には、APは、このようなMNにサービスを中断するように指示し、あるいは他の装置又はAPにハンドオーバーし、もしくはAPはMNが他のカラー帯域又は他の方向のような他の使用可能なリソースを認知可能にする。他の方向(又は角度)は、例えばAPの他のLEDからの方向であり得る。
本発明の他の実施形態において、照明のディミングパターンは、VLCシステムで照明が通信している装置に表示されなければならない。その後に、MN側で、MNは、ディミングパターンに基づいてリンク復旧タイマーを再構成できる。
本発明の他の実施形態で、タイマーとNACK/ACKのカウンター制限は、APとMNにより認知される所定のアルゴリズムを用いて多様な要因(例えば、ディミングパターン、トラフィック/サービスタイプ)に基づいて構成することができる。あるいは、APは、タイマーとカウンタを構成した後に、この構成をMNに明確に信号伝送できる。
前述したすべての実施形態において、VLC装置(MN又はAP)は、FLRトリガ条件でデータの送信を停止する代わりに、データの送信を継続でき、同時にリンク復旧を補助するように高速リンク復旧プロセスを開始できる。
本発明の他の実施形態では、カラー選択又は方向/角度選択のアルゴリズムは、チャンネル品質測定値を入力として利用できる。FLR RSP信号は、チャンネル品質測定に使用することができる。
本発明の他の実施形態では、一部又は全部の使用可能なカラーを用いる上記した実施形態は、FLR信号又はFLR RSP信号を送信する装置を判定するために上述したようにバッテリー残量と共に組み合わせることができる。
本発明の他の実施形態において、一つのLED又は複数のLEDが視界(Field Of Vision:FOV)を調整できる能力を有する場合、より大きなFOVは、FLR信号又はFLR RSP信号を送信するためにリンク復旧に使用される方が望ましい。より強い(robust)符号化又は変調構造は、FLR信号又はFLR RSP信号を送信するために使用することができる。この装置は、リンク復旧を獲得するために回転又はシフトすることができる。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められる本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
110・・・アクセスポイント(Access Pint : AP)
120・・・移動ノード(Mobile Node : MN)(携帯電話)
130・・・移動ノード(Mobile Node : MN)(ラップトップPC)

Claims (19)

  1. 可視光通信(VLC)システムに使用するための第1のVLC装置のリンク復旧方法であって、
    第2のVLC装置との通信に使用される最初の割り当てリソースに関連したVLCリンクの失敗を示すトリガ条件を検出するステップと、
    前記最初の割り当てリソースで前記第2のVLC装置へのデータ送信を終了するステップと、
    前記最初の割り当てリソースを用いて高速リンク復旧(FLR)信号を送信するステップと、
    前記第2のVLC装置が前記FLR信号を受信したことを示すFLR応答(FLR RSP)信号を受信するステップと、
    前記FLR RSP信号の受信に応答して、第1のVLC装置で前記第2のVLC装置へデータ送信を再開するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記トリガ条件は、
    第1のVLC装置で、第1の回数だけ前記第2のVLC装置により送信されるACK信号の受信に失敗、
    第1のVLC装置で、第2の回数だけ前記第2のVLC装置により送信される連続的なNACK信号の受信、
    第1のVLC装置で、所定の期間で前記第2のVLC装置により送信されるACK信号とNACK信号のうち少なくとも一つの受信に失敗、
    前記第2のVLC装置から誤りを包含する連続したメッセージの受信、及び
    前記VLCリンクのチャンネル品質がしきい値より低いとの判定のうちいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のVLC装置のバッテリーに関連した第1のバッテリー状態を前記第2のVLC装置に送信するステップと、
    前記第2のVLC装置のバッテリーに関連した第2のバッテリー状態を前記第2のVLC装置から受信するステップと、をさらに有し、
    前記第1のVLC装置は、前記第1のバッテリー状態及び前記第2のバッテリー状態が、前記第1のVLC装置のバッテリー残量が前記第2のVLC装置のバッテリー残量より多いことを示す場合にのみ前記最初の割り当てリソースを用いて前記FLR信号を送信し、
    前記第1のバッテリー状態及び前記第2のバッテリー状態が、前記第1のVLC装置のバッテリー残量が前記第2のVLC装置のバッテリー残量より多くないことを示す場合に、第1のVLC装置は、前記FLR信号を前記第2のVLC装置に送信せず、前記第2のVLC装置から入力されるFLR信号を受信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記FLR信号を送信するステップは、前記第1のVLC装置から複数の使用可能なカラー帯域を通じて複数のFLR信号を送信するステップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記FLR RSP信号を受信するステップは、
    前記複数の使用可能なカラー帯域のうち少なくとも一つの使用可能なカラー帯域を通じて前記第2のVLC装置によって送信されたFLR RSP信号を前記第1のVLC装置で受信するステップを有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 第1のVLC装置で前記第2のVLC装置へのデータ送信を再開するステップは、
    前記少なくとも一つの複数の使用可能なカラー帯域の中で選択された一つを通じて送信を再開するステップを有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記FLR信号を送信するステップは、複数の方向で複数のFLR信号を前記第1のVLC装置から送信するステップを有することを特徴とする請求項1に記載のリンク復旧方法。
  8. 前記FLR RSP信号を受信するステップは、前記複数の方向のうち少なくとも一つの方向で前記第2のVLC装置により送信されるFLR RSP信号を前記第1のVLC装置で受信するステップを有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のVLC装置で前記第2のVLC装置へのデータの送信を再開するステップは、前記少なくとも一つの複数の方向の中で選択された一つの方向で送信を再開するステップを有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 可視光通信(VLC)システムで使用するための第1のVLC装置であって、
    データ送受信を制御する送受信制御部と、
    第2のVLC装置と通信に使用される最初の割り当てリソースに関連したVLCリンクの失敗を示すトリガ条件を検出し、前記検出に応答して、前記最初の割り当てリソースで前記第2のVLC装置へのデータ送信を終了し、前記最初の割り当てリソースを用いてFLR信号を送信し、前記第2のVLC装置が前記FLR信号を受信することを示すFLR RSP信号を受信し、前記FLR RSP信号の受信に応答して、前記第2のVLC装置へのデータ送信を再開するリンク管理部と、
    を含むことを特徴とする第1のVLC装置。
  11. 前記トリガ条件は、
    第1のVLC装置で、第1の回数だけ前記第2のVLC装置により送信されるACK信号の受信に失敗、
    第1のVLC装置で、第2の回数だけ前記第2のVLC装置により送信される連続的なNACK信号の受信、
    第1のVLC装置で、所定の期間で前記第2のVLC装置により送信されるACK信号とNACK信号のうち少なくとも一つの受信に失敗、
    前記第2のVLC装置から誤りを包含する連続したメッセージの受信、及び
    前記VLCリンクのチャンネル品質がしきい値より低いとの判定のうちいずれか一つであることを特徴とする請求項10に記載の第1のVLC装置。
  12. 前記リンク管理部は、
    前記第1のVLC装置のバッテリーに関連した第1のバッテリー状態を前記第2のVLC装置に送信し、前記第2のVLC装置のバッテリーに関連した第2のバッテリー状態を前記第2のVLC装置から受信し、
    前記前記第1のバッテリー状態及び前記第2のバッテリー状態が前記第1のVLC装置のバッテリー残量が前記第2のVLC装置のバッテリー残量より多いことを示す場合にのみ前記最初の割り当てリソースを用いて前記FLR信号を送信し、
    前記第1のバッテリー状態及び前記第2のバッテリー状態が、前記第1のVLC装置のバッテリー残量が前記第2のVLC装置のバッテリー残量より多くないことを示す場合には、前記RFLR信号を前記第2のVLC装置に送信せず、前記第2のVLC装置から入力されるFLR信号を受信することを特徴とする請求項10に記載の第1のVLC装置。
  13. 前記リンク管理部は、
    複数の使用可能なカラー帯域を通じて複数のFLR信号を送信し、少なくとも前記複数の使用可能なカラー帯域の中で選択された一つの帯域を通じて前記FLR RSP信号を受信し、前記少なくとも一つの複数の使用可能なカラー帯域の中で選択された一つの帯域を通じて送信を再開することを特徴とする請求項10に記載の第1のVLC装置。
  14. 前記リンク管理部は、複数の方向で複数のFLR信号を送信することを特徴とする請求項13に記載の第1のVLC装置。
  15. 前記リンク管理部は、
    前記少なくとも一つの複数の方向で第2のVLC装置により伝送される前記FLR RSP信号を受信し、前記少なくとも一つの複数の方向の中で選択された一つの方向で送信を再開することを特徴とする請求項14に記載の第1のVLC装置。
  16. 前記トリガ条件は、
    前記予め定められた数だけACK信号の連続受信に失敗することであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 前記FLR信号は、
    相異なる角度を有する複数の発光ダイオードの方向のインデックスを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法
  18. 前記トリガ条件は、
    前記予め定められた数だけACK信号の連続受信に失敗することであることを特徴とする請求項10に記載の第1のVLC装置。
  19. 前記FLR信号は、
    相異なる角度を有する複数の発光ダイオードの方向のインデックスを含むことを特徴とする請求項10に記載の第1のVLC装置。
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