JP5310485B2 - 画像処理方法及び装置並びにプログラム - Google Patents

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本発明は、画像の類似性を判定する画像処理方法及び装置並びにプログラムに関する。本発明は、コンピュータに画像の類似性を判定させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にも関する。
画像認識や計測の分野では、画像に含まれる特定の画像パターンを検出する機能が用いられる。画像の回転やスケールの変化にかかわらず類似な形状を検出する従来技術としては、画像のスケール又は回転に応じた複数のテンプレートを用意しておきテンプレートマッチングを行う方法、画像の位置、スケール、回転のパラメータ空間への変換を行うハフ変換等がある。しかし、これらの類似な形状を検出する従来技術は、いずれも画像の水平及び垂直位置、回転角及びスケールの全てのパラメータ空間で画像パターンの探索処理を行うものであり、データ処理量が膨大なものになってしまう。
これに対して、近年、スケールスペース理論による画像特徴のスケールパラメータを推定する技術や、画像パターンの輝度勾配のヒストグラムから画像パターンの方向パラメータを推定する技術が提案されている。これらの提案されている技術によれば、画像パターンのスケールや回転をある程度正規化することが可能であるが、微小なスケール、回転の違い、局所的な画像パターンの変形やコントラストの変動に対しては、頑健な画像パターンのマッチングを行うことは難しい。
そこで、画像パターンを複数の領域に分割し、各領域に対して輝度勾配ベクトルの方向についてのヒストグラムを作成する方式が提案されている。図1は、この提案方式によるマッチング方式を説明する図である。図1において、(a)は検出対象の画像パターン(又は、テンプレート)PAと対応する輝度勾配の方向ヒストグラムを示し、(b)はテンプレートPAとのマッチングの候補の画像パターンPBと対応する輝度勾配の方向ヒストグラムを示す。又、図1(a)及び図1(b)の左側が画像パターンPA,PBを示し、右側が対応する輝度勾配の方向ヒストグラムHAR00〜HAR22,HBR00〜HBR22を示す。
図1に示す例では、各画像パターンPA、PBを9個の領域R00〜R02,R10〜R12,R20〜R22に分割し、各領域R00〜R22について、輝度勾配ベクトルの方向について方向ヒストグラムを作成する。この際、図1に示すように、0°,45°,90°,135°,180°,225°,270°,315°の各方向(この例では8方向)のビンについて、当該方向を含む輝度勾配ベクトルの大きさを重みとして頻度を算出する。マッチング処理では、例えば比較する輝度勾配の方向ヒストグラムHAR00,HBR00の対応するビンの度数の差の2乗和を類似度の指標に用いる。しかし、このようなマッチング処理では、一致又は不一致を判定するのに用いる絶対的な閾値がなく、対応するビンの度数の差の2乗和の最小値と2番目に小さい値との比率で判定しているため、画像パターン内に複数のマッチング対象がある場合には類似パターンを検出できない。
特開2007−334795号公報 特開2000−099722号公報 特開2008−269181号公報 特開2002−056394号公報
David G. Lowe, "Distinctive Image Features from Scale-Invariant Keypoints", International Journal of Computer Vision, pp.1-28, January 5, 2004
画像パターンを複数の領域に分割し、各領域に対して輝度勾配ベクトルの方向についてのヒストグラムを作成する上記提案方式では、画像パターンの類似度の絶対的な判定が困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、画像パターンの類似度の絶対的な判定を可能とする画像処理方法及び装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、コンピュータによる画像処理方法であって、検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算工程と、前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算工程と、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算工程と、前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定工程を前記コンピュータが実行する画像処理方法が提供される。
本発明の一観点によれば、検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算部と、前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算部と、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算部と、前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定部を備えた画像処理装置が提供される。
本発明の一観点によれば、コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算手順と、前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算手順と、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算手順と、前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定手順を前記コンピュータに実行させるプログラムが提供される。
開示の画像処理方法及び装置並びにプログラムによれば、画像パターンの類似度の絶対的な判定が可能となる。
提案方式によるマッチング方式を説明する図である。 本発明の第1実施例における画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施例におけるCPUが実演する機能を説明する機能ブロック図である。 輝度勾配の方向ヒストグラムの生成を説明する図である。 テンプレートの領域についての輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量の累積値の一例を示す図である。 ヒストグラムの類似度の計算の他の例を説明する図である。 第1実施例における画像類似度判定処理を説明するフローチャートである。 輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度に関するデータの取得を説明する図である。 変換テーブルの一例を示す図である。 テンプレートの領域についての色成分の強度勾配ベクトルの方向毎に強度勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量の累積値の一例を示す図である。
開示の画像処理方法及び装置並びにプログラムは、画像情報の勾配ベクトルの情報量に着目している。具体的には、輝度勾配ベクトルや色成分の強度勾配ベクトル等の画像情報の勾配ベクトルの情報量を利用して画像をヒストグラムで表現することにより、検出対象の画像パターンと候補画像パターンのマッチングを行う。これにより、画像パターン間の絶対的な類似度を判定することができる。
以下に、開示の画像処理方法及び装置並びにプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
図2は、本発明の第1実施例における画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置10は、画像処理装置10全体の動作を制御するプロセッサの一例を形成するCPU(Central Processing Unit)101を有する。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、補助記憶装置106、通信インタフェース107及び画像入力インタフェース(I/F:Interface)109が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。又、RAM102には、CPU101が実行する処理に必要な各種データや、CPU101が実行する演算の中間データ等が格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ104aが接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード105aとマウス105bが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード105aやマウス105bから送られてくる命令やデータを、バス108を介してCPU101に送信する。
補助記憶装置106は、記録媒体に書き込まれた情報を読み取ったり、記録媒体に情報を書き込んだりする。補助記憶装置106で読み書きが可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録媒体、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録媒体としては、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(Re-Writable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MOディスク(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。補助記憶装置106は、図2に示すように画像処理装置10内に接続されていても、画像処理装置10の外部に接続されていても良い。
RAM102、HDD103内のディスク媒体、或いは、補助記憶装置106が読み取る記録媒体は、CPU101等のコンピュータに画像の類似性を判定させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を形成する。
通信インタフェース107は、ネットワーク30に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク30を介して、他のコンピュータ(図示せず)との間でデータの送受信を行うことができる。
画像入力I/F109には、カメラ(図示せず)により撮影された画像の画像データが直接、或いは、バス108を介して入力される。
図3は、第1実施例におけるCPU101が実行する機能を説明する機能ブロック図である。図3に示すCPU101は、画像入力I/F109、カメラ2及び記憶装置3に接続されている。記憶装置3は、例えば図2に示す補助記憶装置106に対応する。本実施例では、カメラ2で撮影された画像の中から特定の画像パターンを検出するものとする。
CPU101は、例えばHDD103内のディスク媒体に格納されたプログラムを実行することにより、領域画像抽出機能を有する領域画像抽出部111、輝度勾配ベクトル計算機能を有する輝度勾配ベクトル計算部112、ヒストグラム計算機能を有するヒストグラム計算部113、輝度勾配ベクトル計算機能を有する輝度勾配ベクトル計算部122、ヒストグラム計算機能を有するヒストグラム計算部123、ヒストグラム類似度計算機能を有するヒストグラム類似度計算部114、及び類似判定機能を有する類似判定部115として機能する。これらの各機能の詳細については後述する。
カメラ2で撮影された画像の画像データは、画像入力I/F109を介して記憶装置3に入力されて入力画像データとして記録される。後述するように、入力画像データは記憶装置3から読み取られて領域画像抽出部111に供給される。記憶装置3には、テンプレート画像データ、及び輝度勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するための変換テーブルも記録される。後述するように、テンプレート画像データは記憶装置3から読み出されて輝度勾配ベクトル計算部122に供給され、変換テーブルは記憶装置3から読み出されてヒストグラム計算部113,123に供給される。
図4は、輝度勾配の方向ヒストグラムの生成を説明する図である。図4に示す例では、図1の場合と同様に、図4(c)に示す検出対象の画像パターン(又は、テンプレート)PCを9個の同じ大きさの矩形領域R00〜R02,R10〜R12,R20〜R22に分割し、各領域R00〜R22について、輝度勾配ベクトルの方向について方向ヒストグラムHCR00〜HCAR22を作成するものとする。この際、図4に示すように、0°,45°,90°,135°,180°,225°,270°,315°の各方向(この例では8方向)のビンについて、当該方向を含む輝度勾配ベクトルの大きさを重みとして頻度を算出する。
先ず、図4(a)に示す任意の複数のサンプル画像から、予め輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度に関する図4(b)に示す如きデータを取得しておく。図4(b)中、縦軸は輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度(又は、度数)を任意単位で示し、横軸は輝度勾配ベクトルの大きさを任意単位で示す。図4(b)において、Pが大きさmの輝度勾配ベクトルの出現頻度から得られる出現確率を示すものとすると、輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(エントロピー)は−log(Pm)で表される。取得したデータに基づいて、輝度勾配ベクトルの大きさからヒストグラムのビンへの変換を行うための変換テーブルを作成しておき、変換テーブルを用いてヒストグラムを求めるようにしても良い。次に、図4(c)に示すテンプレートPCと、入力画像内のテンプレートPCと同じ大きさの各画像領域、即ち、各候補画像パターンとの間の類似性を判定するために、テンプレートPCを複数の領域R00〜R22に分割し、夫々の領域R00〜R22についての輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度(又は、出現確率)から得られる情報量(又は、エントロピー)を累積した図4(d)に示す如きヒストグラムHR00〜HR22を各候補画像パターンの領域R00〜R22に対するヒストグラムと照合する。図4(d)中、縦軸は輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)−log(Pm)を任意単位で示し、横軸は輝度勾配ベクトルの大きさを任意単位で示す。
図5は、テンプレートPCの領域R00〜R22についての輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度(又は、出現確率)から得られる情報量(又は、エントロピー)の累積値の一例を示す図である。本実施例では、輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの情報量を累積したヒストグラムHR00〜HR22の類似度を、このヒストグラムHR00〜HR22を情報量の確率分布として2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度Bを判別する方式を用いて、絶対的な類似度として算出する。テンプレートPCについて1次元化したヒストグラムの各ビンの値をp(i)、候補画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各ビンの値をq(i)、総ビン数をNで示すと、バタチャリア類似度Bは次式により求めることができる。
Figure 0005310485
尚、図6に示すように、輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの情報量を累積したヒストグラムHR00〜HR22の類似度の計算を行う際に、全ビンを複数のグループに分割しても良い。図6は、ヒストグラムHR00〜HR22の類似度の計算の他の例を説明する図である。この場合、夫々のグループの情報量の総和からなる、上記の全ビン数よりビン数の少ないヒストグラムを作成し、ビン数の少ないヒストグラムの類似度が一定閾値以上である場合に、全ビンの類似度を計算する。このような段階的なマッチング処理を行えば、類似度を効率良く計算することができる。
図7は、本実施例における画像類似度判定処理を説明するフローチャートである。画像類似度判定処理は、CPU101が本実施例における画像処理方法に従って実行する。図7に示す画像類似度判定処理は、以下のステップS1〜S12を含む。
ステップS1:CPU101の変換テーブル作成部(又は、変換テーブル作成機能)は、図8(a)に示す任意の複数のサンプル画像から、輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度に関する図8(b)に示す如きデータを取得する。図8は、輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度に関するデータの取得を説明する図である。図8(b)中、縦軸は輝度勾配ベクトルの大きさの出現頻度(又は、度数)を任意単位で示し、横軸は輝度勾配ベクトルの大きさを任意単位で示す。又、ステップS1は、取得したデータの各輝度勾配ベクトルの大きさから各輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)Eiを計算して、図9に示す如き変換テーブル50を作成して記録装置3に記録する。このような変換テーブル50を参照することで、輝度勾配ベクトルの大きさに基づいて輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)Eiを得ることができる。輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)Eiは、図8のデータにおいて、輝度勾配ベクトルの大きさiの出現数をNiとし、データ中の輝度勾配ベクトルの総数をNとした時、次式に基づいて計算することができる。

Ei=−log(Ni/N)
ステップS2:CPU101のテンプレート記録部(又は、テンプレート記録機能)は、検出する画像パターン、即ち、テンプレートのデータ(デンプレート画像データ)を記録装置3に記録して登録する。
尚、変換テーブル50が予め記録装置3に記録されていればステップS1は省略可能であり、テンプレート画像データが予め記録装置に登録されてればステップS2は省略可能である。つまり、画像類似度判定処理は、ステップS1,S2を含まないものであっても良い。
ステップS3:輝度勾配ベクトル計算部122は、記録装置3から読み出したテンプレート画像データに対して微分処理を行い、各画素の輝度勾配ベクトルを計算し、RAM102や記録装置3等に記録する。
ステップS4:ヒストグラム計算部123は、図4(c)に示すように、テンプレート画像データが表すテンプレートを複数の領域R00〜R22に分割し、各領域R00〜R22について、輝度勾配ベクトルの方向を複数のビンに分割する。又、ステップS4は、各方向のビンについて、記録装置3から読み出した変換テーブル50を参照することで得られる輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)Eiを累積したヒストグラムを計算し、RAM102や記録装置3等に記録する。
ステップS5:画像入力I/F109は、カメラ2からの入力画像データを受信する。
ステップS6:画像入力I/F109は、カメラ2からの入力画像データをデジタルデータに変換して記録装置3に記録する。
ステップS7:領域画像抽出部111は、記録装置3に記録されている入力画像の画像データの中から、例えばキーボード105aから指定された、入力画像内でテンプレートと同じ大きさの画像パターンの画像データを、テンプレートとのマッチングの候補である候補画像パターンのデータ(又は、候補領域データ)として抽出する。
ステップS8:輝度勾配ベクトル計算部112は、ステップS6で抽出された候補領域データに対して微分処理を行い、各画素の輝度勾配ベクトルを計算し、RAM102や記録装置3等に記録する。
ステップS9:ヒストグラム計算部113は、ステップS4と同様に、抽出された候補領域データの画像を複数の領域R00〜R22に分割し、各領域R00〜R22について、輝度勾配ベクトルの方向を複数のビンに分割する。又、ステップS9は、ステップS4と同様に、各方向のビンについて、記録装置3から読み出した変換テーブル50を参照することで得られる輝度勾配ベクトルの大きさの情報量(又は、エントロピー)Eiを累積したヒストグラムを計算し、RAM102や記録装置3等に記録する。
ステップS10:ヒストグラム類似度計算部114は、ステップS3で計算したテンプレート画像のヒストグラムとステップS8で計算した候補画像パターンのヒストグラムの類似度を計算し、RAM102や記録装置3等に記録する。類似度の計算には、図5に示すように、各領域R00〜R22についてのヒストグラムを1次元のベクトルで表現して、バタチャリア(Bhattacharyya)類似度Bによりヒストグラムの類似度を計算する。上記の式で表されるバタチャリア類似度Bは、0.0〜1.0の範囲の実数値であり、バタチャリア類似度Bはヒストグラムの類似度が高い程大きな値になる。
尚、ステップS10において輝度勾配ベクトルの方向毎に輝度勾配ベクトルの大きさの情報量を累積したヒストグラムHR00〜HR22の類似度の計算を行う際に、図6に示すように、全ビンを複数のグループに分割しても良い。この場合、夫々のグループの情報量の総和からなる、上記の全ビン数よりビン数の少ないヒストグラムを作成し、ビン数の少ないヒストグラムの類似度が一定閾値以上である場合に、全ビンの類似度を計算する。このような段階的なマッチング処理を行えば、類似度を効率良く計算することができる。
ステップS11:類似判定部115は、ステップS10で計算した類似度が閾値より大きいか否かを判定することで類似度を評価する。ステップS11の判定結果がNOであると、処理はステップS12へ進み、ステップS11の判定結果がYESであると、処理は終了する。
ステップS12:類似判定部115又はCPU101の他の判定部(又は、判定機能)は、指定された全ての候補画像パターンの処理が完了したか否かを判定する。ステップS12の判定結果がNOであると、処理はステップS7へ戻り、ステップS12の判定結果がYESであると、処理は終了する。
このように、本実施例では、先ずテンプレートについて輝度勾配ベクトルのヒストグラムを計算して記録する。次に、入力画像から候補画像パターンを抽出して、候補画像パターンの輝度勾配ベクトルのヒストグラムを計算する。又、テンプレート画像の輝度勾配ベクトルのヒストグラムと候補画像パターンの輝度勾配ベクトルのヒストグラムの類似度を評価する。類似度が閾値以上の候補画像パターンが見つかるか、或いは、全ての候補画像パターンについての処理が終了するまで、候補画像パターンの抽出以降のステップS7〜S12の処理が繰り返される。
上記実施例では、画像の類似度を判定するのに画像の輝度勾配ベクトルのヒストグラムを用いているが、輝度以外の画像情報の勾配ベクトルのヒストグラムを用いるようにしても良い。例えば、画像の三原色等の色成分の強度勾配ベクトルのヒストグラムを用いることもできる。
次に、本発明の第2実施例における画像処理装置を説明する。本実施例における画像処理装置のハードウェア構成及び機能ブロックは、図2及び図3に示した上記第1実施例の場合と同様で良いため、その図示及び説明は省略する。本実施例では、画像の類似度を判定するのに、画像のR(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分の強度勾配ベクトルのヒストグラムを用いる。
図10は、テンプレートの領域についての色成分の強度勾配ベクトルの方向毎に強度勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量の累積値の一例を示す図である。図10中、図5と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10は、テンプレートPCの領域R00〜R22についての各色成分の強度勾配ベクトルの方向毎に強度勾配ベクトルの大きさの出現頻度(又は、出現確率)から得られる情報量(又は、エントロピー)の累積値の一例を示す図である。本実施例では、強度勾配ベクトルの方向毎にR,G,Bの色成分の強度勾配ベクトルの大きさの情報量を累積したヒストグラムHR00−R〜HR22−R,HR00−G〜HR22−G,HR00−B〜HR22−Bの類似度を、これらのヒストグラムHR00−R〜HR22−R,HR00−G〜HR22−G,HR00−B〜HR22−Bを情報量の確率分布として各色成分について2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度Bを判別する方式を用いて絶対的な類似度を算出する。テンプレートPCについて1次元化したヒストグラムの各ビンの値をp(i)、候補画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各ビンの値をq(i)、総ビン数をNで示すと、バタチャリア類似度Bは、色成分の共同勾配ベクトルのヒストグラムを用いる場合も上記の式により求めることができる。
本実施例では、R,G,Bの各色成分の画像の夫々について、輝度を用いる場合と同様に、各色成分の強度勾配の大きさの情報量を用いて、強度勾配の方向ヒストグラムを作成する。類似度は、各色成分の強度勾配の方向ヒストグラムを1次元ベクトル化して、バタチャリア類似度Bにより評価する。この場合、ある候補画像パターンの各色成分について求めたテンプレートに対する類似度の和又は平均値が閾値より大きいか否かを判定することで、この候補画像パターンのテンプレートに対する類似度が高いか否かを判定することができる。つまり、図7の画像類似度判定処理を各色成分について実行し、図3の類似判定部115において、ある候補画像パターンの各色成分について求めたテンプレートに対する類似度の和又は平均値が閾値より大きいか否かを判定することで、この候補画像パターンのテンプレートに対する類似度が高いか否かを判定すれば良い。このように、画像類似度判定処理は、色成分の強度勾配ベクトルのヒストグラムを用いて各色成分について行う点を除けば、基本的には図7の画像類似度判定処理と同様であるため、その図示及び説明は省略する。尚、本実施例では、輝度勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するための変換テーブル50の代わりに、色成分の強度勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するための変換テーブルを用いれば良いことは言うまでもない。
上記各実施例によれば、絶対的な類似度を判定することが可能となる。このため、画像内に複数のマッチング対象(又は、比較対象)があるような場合でも、各マッチング対象を検出することができる。又、段階的にマッチングを行うことで計算量の削減も可能になる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータによる画像処理方法であって、
検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算工程と、
前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算工程と、
前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算工程と、
前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定工程を前記コンピュータが実行する、画像処理方法。
(付記2)
前記画像情報の勾配ベクトルは、輝度勾配ベクトル又は色成分の強度勾配ベクトルである、付記1記載の画像処理方法。
(付記3)
前記第3の計算工程は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、各ヒストグラムを情報量の確率分布として2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度を判別する方式を用いて、絶対的な類似度として算出する、付記1又は2記載の画像処理方法。
(付記4)
前記第3の計算工程は、前記第1の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をp(i)、前記第2の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をq(i)、総区間数をNで示すと、前記バタチャリア類似度を
Figure 0005310485
により求める、付記3記載の画像処理方法。
(付記5)
前記第3の計算工程は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、全区間を複数のグループに分割し、夫々のグループの情報量の総和からなる、より区間数の少ないヒストグラムを作成し、区間数の少ないヒストグラムの類似度が一定閾値以上である場合に、全区間の類似度を計算する段階的なマッチング処理方式により計算する、付記1記載の画像処理方法。
(付記6)
前記第1及び第2の計算工程は、前記勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するために予め作成され記録装置に記録されている変換テーブルを用いて、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を求める、付記1乃至5のいずれか1項記載の画像処理方法。
(付記7)
検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算部と、
前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算部と、
前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算部と、
前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定部を備えた、画像処理装置。
(付記8)
前記画像情報の勾配ベクトルは、輝度勾配ベクトル又は色成分の強度勾配ベクトルである、付記7記載の画像処理装置。
(付記9)
前記第3の計算部は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、各ヒストグラムを情報量の確率分布として2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度を判別する方式を用いて、絶対的な類似度として算出する、付記7又は8記載の画像処理装置。
(付記10)
前記第3の計算部は、前記第1の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をp(i)、前記第2の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をq(i)、総区間数をNで示すと、前記バタチャリア類似度を
Figure 0005310485
により求める、付記9記載の画像処理装置。
(付記11)
前記第3の計算部は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、全区間を複数のグループに分割し、夫々のグループの情報量の総和からなる、より区間数の少ないヒストグラムを作成し、区間数の少ないヒストグラムの類似度が一定閾値以上である場合に、全区間の類似度を計算する段階的なマッチング処理方式により計算する、付記7記載の画像処理装置。
(付記12)
前記第1及び第2の計算部は、前記勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するために予め作成され記録装置に記録されている変換テーブルを用いて、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を求める、付記7乃至11のいずれか1項記載の画像処理装置。
(付記13)
コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、
検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算手順と、
前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算手順と、
前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算手順と、
前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定手順
を前記コンピュータに実行させる、プログラム。
(付記14)
前記画像情報の勾配ベクトルは、輝度勾配ベクトル又は色成分の強度勾配ベクトルである、付記13記載のプログラム。
(付記15)
前記第3の計算手順は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、各ヒストグラムを情報量の確率分布として2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度を判別する方式を用いて、絶対的な類似度として算出する、付記13又は14記載のプログラム。
(付記16)
前記第3の計算手順は、前記第1の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をp(i)、前記第2の画像パターンについて1次元化したヒストグラムの各区間の値をq(i)、総区間数をNで示すと、前記バタチャリア類似度を
Figure 0005310485
により求める、付記15記載のプログラム。
(付記17)
前記第3の計算部は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、全区間を複数のグループに分割し、夫々のグループの情報量の総和からなる、より区間数の少ないヒストグラムを作成し、区間数の少ないヒストグラムの類似度が一定閾値以上である場合に、全区間の類似度を計算する段階的なマッチング処理方式により計算する、付記13記載のプログラム。
(付記18)
前記第1及び第2の計算手順は、前記勾配ベクトルの大きさを情報量に変換するために予め作成され記録装置に記録されている変換テーブルを用いて、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を求める、付記13乃至17のいずれか1項記載のプログラム。
(付記19)
付記13ないし17のいずれか1項記載のプログラムが格納された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
以上、開示の画像処理方法及び装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
2 カメラ
3 記録装置
10 画像処理装置
101 CPU
102 RAM
103 HDD
106 補助記憶装置
109 画像入力I/F
111 領域画像抽出部
112,122 輝度勾配ベクトル計算部
113,123 ヒストグラム計算部
114 ヒストグラム類似度計算部114
115 類似判定部

Claims (5)

  1. コンピュータによる画像処理方法であって、
    検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算工程と、
    前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算工程と、
    前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算工程と、
    前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定工程を前記コンピュータが実行する、画像処理方法。
  2. 前記画像情報の勾配ベクトルは、輝度勾配ベクトル又は色成分の強度勾配ベクトルである、請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記第3の計算工程は、前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を、各ヒストグラムを情報量の確率分布として2つの確率分布の絶対的なバタチャリア(Bhattacharyya)類似度を判別する方式を用いて、絶対的な類似度として算出する、請求項1又は2記載の画像処理方法。
  4. 検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算部と、
    前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算部と、
    前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算部と、
    前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定部を備えた、画像処理装置。
  5. コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、
    検出対象の第1の画像パターンを複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第1のヒストグラムを計算する第1の計算手順と、
    前記第1の画像パターンと同じ大きさの第2の画像パターンを前記第1の画像パターンと同じ複数の領域に分割し、各領域について画像情報の勾配ベクトル方向毎に前記勾配ベクトルの大きさの出現頻度から得られる情報量を累積した第2のヒストグラムを計算する第2の計算手順と、
    前記第1及び第2のヒストグラムの類似度を計算する第3の計算手順と、
    前記類似度に基づいて前記第1及び第2の画像パターンの類似度を判定する判定手順
    を前記コンピュータに実行させる、プログラム。
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