JP5310320B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵フィルタを備えた電気掃除機に関するもので、詳しくは集塵フィルタに付着する塵埃を除去する除塵手段を備えた電気掃除機に関する。
従来から電気掃除機は、フィルタで塵埃と空気を分離しているためフィルタに付着した塵埃を除去するためにフィルタに除塵振動を与える構造を備えているものがあった。
このような電気掃除機は、コードリールの引き出し、及び収納時の回転力を用い、除塵回転体を回転させフィルタの裏面に除塵振動を与える構成となっていて、コードリールの回転力を除塵回転体に伝えるために、コードリールには駆動歯車が組み込まれ、前記駆動歯車と水平に取付けられた伝達歯車が前記除塵回転体との間に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−305014号公報(第6頁、図11)
しかしながら、従来の塵埃を除去する除塵手段は、駆動源から実際に除塵動作を行う部位に駆動力を伝達する必要があるため、部品点数が増大し、かつ構造が複雑になることから信頼性の低下、重量の増加などの問題があった。
また、除塵動作は電動送風機が配設されている面側のフィルタ裏面で行われ、回転除塵体がフィルタに除塵振動を与えるが、回転除塵体が設置されている部分は、電動送風機からの通風の抵抗となってしまい、電気掃除機本来の性能である塵埃吸引性能の低下につながっていた。
また、動力伝達経路において電動送風機で発生した負圧を保つためのシール構造も必要となるが、動力を伝達する構成上、シール部は常に可動する部材をシールする必要があるため、経年劣化等による性能の低下の可能性もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、除塵構造を簡略化しシール構造を不要として、さらには通風の抵抗も抑制し、小型軽量で信頼性の高い除塵手段を備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明の電気掃除機は、本体内に配設された電動送風機と、本体内に着脱自在に配設され、電動送風機が発生させる負圧により吸引された塵埃を吸引口より捕集する集塵部とを備え、集塵部は、一面が開口する略凹状をした塵埃を収容する集塵室と、集塵室を覆うように取付けられる細塵を濾過するためのメインフィルタからなり、メインフィルタの集塵室と対向する面側には、一端がメインフィルタに回動自在に軸支された粗塵を濾過するためのプレフィルタとプレフィルタに付勢力を与えるためのプレフィルタ付勢手段が配設され、プレフィルタは、メインフィルタから離れる方向に付勢されていて、メインフィルタに軸支された一端に対し、他端が集塵室に設けられたプレフィルタ受け部にメインフィルタと所定の角度で離間して当接し、プレフィルタはメインフィルタ軸受け部近傍に軸支され、プレフィルタ付勢手段の付勢力は、電動送風機が発生させる負圧による吸引力よりも弱く設定されていて、プレフィルタとメインフィルタ間に通風自在の枠体が設けられ、枠体に付勢力を与えるための枠体付勢手段が配設され、枠体は一端がメインフィルタに回動自在に軸支され、かつメインフィルタから離れる方向に付勢されていて、枠体付勢手段の付勢力はプレフィルタ付勢手段の付勢力よりも弱く設定され、プレフィルタは、電動送風機を運転すると負圧による吸引力により軸支された箇所を中心に回動し、枠体をともないプレフィルタ受け部から離れ、メインフィルタ側に吸引されるようになっていて、プレフィルタは、電動送風機を停止するとプレフィルタ付勢手段の付勢力により軸支された箇所を中心に回動し、メインフィルタ側から離れ、軸支された端部と反対側の端部がプレフィルタ受け部に衝突し、その後、枠体が枠体付勢手段の付勢力により、プレフィルタより遅れてメインフィルタ側から離れ、プレフィルタに衝突するようにしたものである。
また、メインフィルタは、集塵室開口の一辺の近傍に設けられたメインフィルタ軸受け部に回動自在に軸支されているようにしたものである。
また、集塵部を本体内に装着した時、電動送風機はプレフィルタの軸支側と反対の端部側に配設されているようにしたものである。
また、電動送風機の運転を制御する制御手段を備え、制御手段は電動送風機の運転を断続的に入→切→入→切・・・と所定時間繰り返す運転モードを備えたものである。
本発明によれば、掃除機使用時(電動送風機の運転、停止)毎にフィルタを除塵するため、フィルタ目詰まりが起こり難く、電動送風機の性能低下を防止できるという効果がある。また、フィルタのお手入れが簡便になるという効果がある。
さらに、除塵手段の構成が簡略であるため信頼性が高くなり、本体重量も軽量化が図れる
ことから、掃除機本体も小型軽量化ができ、清掃性が向上するという効果がある。
本発明の実施の形態1における電気掃除機全体の斜視図である。 本発明の実施の形態1における操作部を示した模式図である。 本発明の実施の形態1における電気掃除機を制御する電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における電気掃除機本体の蓋体を開いた状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1における電気掃除機本体で、集塵部を外した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1における電気掃除機本体の中央断面図である。 本発明の実施の形態1における集塵部の吸引口方面からの斜視図である。 本発明の実施の形態1における集塵部のメインフィルタ方面からの斜視図である。 本発明の実施の形態1における集塵部のメインフィルタを開いた状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1における集塵部の中央断面図である。 本発明の実施の形態1における集塵部のア−ア断面の断面図である。 本発明の実施の形態1における集塵部のプレフィルタがメインフィルタ側に吸引されている状態の中央断面図である。 本発明の実施の形態1における集塵部のプレフィルタが電動送風機の運転停止によりプレフィルタ付勢手段で付勢されプレフィルタ側から離れ、プレフィルタ受け部へと衝突した状態の中央断面図である。 本発明の実施の形態2における集塵部の中央断面図である。 本発明の実施の形態2における集塵部のイ−イ断面の断面図である。 本発明の実施の形態2における集塵部のプレフィルタと枠体がメインフィルタ側に吸引された後に、電動送風機の運転が停止し、プレフィルタがプレフィルタ付勢手段で付勢されプレフィルタ側から離れ、プレフィルタ受け部へと衝突した状態の中央断面図である。 本発明の実施の形態2における集塵部の枠体が遅れてプレフィルタに衝突した状態の中央断面図である。 本発明の実施の形態3における風路Fを示す電気掃除機本体の中央断面図である。 本発明の実施の形態3における電動送風機の配設位置によりプレフィルタに付着する塵埃の位置の変化と、その時のプレフィルタに働く吸引力の関係を示した模式図である。 本発明の実施の形態4における操作部を示した模式図である。 本発明の実施の形態4における電気掃除機を制御する電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における電気掃除機の動作説明のためのフローチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における電気掃除機全体の斜視図、図2は本発明の実施の形態1における操作部を示した模式図、図3は本発明の実施の形態1における電気掃除機を制御する電気的構成を示すブロック図、図4は本発明の実施の形態1における電気掃除機本体の蓋体を開いた状態の斜視図、図5は本発明の実施の形態1における電気掃除機本体で、集塵部を外した状態の斜視図、図6は本発明の実施の形態1における電気掃除機本体の中央断面図、図7は本発明の実施の形態1における集塵部の吸引口方面からの斜視図、図8は本発明の実施の形態1における集塵部のメインフィルタ方面からの斜視図、図9は、本発明の実施の形態1における集塵部のメインフィルタを開いた状態の斜視図、図10は本発明の実施の形態1における集塵部の中央断面図、図11は本発明の実施の形態1における集塵部のア−ア断面の断面図、図12は本発明の実施の形態1における集塵部のプレフィルタがメインフィルタ側に吸引されている状態の中央断面図、図13は本発明の実施の形態1における集塵部のプレフィルタが電動送風機の運転停止によりプレフィルタ付勢手段で付勢されプレフィルタ側から離れ、プレフィルタ受け部へと衝突した状態の中央断面図、である。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図1から図6により、本発明の実施の形態1における電気掃除機の構成を説明する。
図1に示すように、電気掃除機は、本体1にホース2の一端部が接続されている。ホース2の他端部には電気掃除機を取り回すための把持部3が設けられ、把持部3には図2に示すような入スイッチ100、切スイッチ101を備えた操作部6が設けられていて後述する本体1内に配設されている図6に示す電動送風機12の運転や停止を、本体1内に配設され配線基板と配線基板に搭載されたマイコン等の電子部品で構成された図6に示す制御基板104からなる図3に示す制御手段103により行う。
なお、制御基板104の配設位置は本体1内としたが、保持部3の中に配設してもよく、制御基板104の配設位置は本発明に関係がないので適宜配設位置は選択可能である。さらに、把持部3に延長管4の一端が接続され、延長管4の他端側に吸込具5が接続されて使用可能な状態となる。
また、図4から図6に示すように本体1は、上ケース7と下ケース8からなり、上ケース7には蓋体9が開閉自在に軸支され、蓋体9の下部には集塵部10が、本体1内に設けられた集塵部収納部11に着脱自在に配設されている。さらに本体1内には、電動送風機12と制御基板104が配設され、電動送風機に電力を供給するための、電源コードを巻取り自在に収納するコードリールが配設されている。
次に図7から図11により本発明の実施の形態1における集塵部の構成を説明する。図7から図9に示すように集塵部10は、吸引した塵埃を収容する集塵室14と、吸引した塵埃の内、細かい塵埃(細塵)と空気とを分離するメインフィルタ16と、吸引した塵埃の内、粗い塵埃(粗塵)と空気とを分離するプレフィルタ17とプレフィルタ付勢手段27で構成されている。
集塵室14は一面が開口する略凹状をしており、集塵部10を本体1から着脱する際に把持する集塵部ハンドル26と、開口する面と対向する面に塵埃を含む空気を吸引する吸引口15が設けられている。吸引口15の近傍には、吸引した塵埃を含む空気から塵埃を分離し易くするように旋回気流を発生させるための旋回部22が設けられている。
メインフィルタ16はPTFE膜等の非常に目の細かいフィルタを成形樹脂でプリーツ状に固定したフィルタであり、ヒンジ部21が設けられている反対の端部では塵埃を分離する側のプリーツ形状が露出した形状となっている。このプリーツ形状を露出させることにより細塵が除去しやすくなっている。
プレフィルタ17はポリエステル等で出来たメッシュクロスを成形樹脂で固定したフィルタである。
メインフィルタ16とプレフィルタ17は、プレフィルタ17の一端部に設けられた軸部18とメインフィルタ16に設けられたプレフィルタ軸受け部19により回動自在に軸支されている。さらに、メインフィルタ16と集塵室14は、集塵室14開口面の一辺の近傍に設けられたメインフィルタ軸受け部20とメインフィルタ16の一端部に設けられたヒンジ部21により回動自在に軸支されている。
集塵室14とメインフィルタ16は、集塵室14のメインフィルタ軸受け部20が設けられている反対側の辺近傍に設けられた爪部23と、メインフィルタ16のヒンジ部21が設けられている反対側の端部に設けられた爪掛け部25で保持され、爪解除部24を押下することで解除されるようになっている。
また、図10から図11に示すように集塵室14とメインフィルタ16が保持されている状態では、プレフィルタ17は軸部18とプレフィルタ軸受け部19を中心に、プレフィルタ付勢手段27の付勢力によりメインフィルタ16から離れる方向に付勢されていて、集塵室14に設けられたプレフィルタ受け部28に軸部18が設けられた端部の反対側の端部が当接するようになっている。
次に図12から図13により本発明の実施の形態1における動作について説明する。
図2に示した操作部6の入スイッチ100を操作すると図6に示した電動送風機12が運転され、それにより発生した負圧により、図1に示した吸込具5から塵埃を含む空気が吸引され、吸引口15より集塵部10内部に吸引される。
吸引された塵埃を含む空気は旋回部22で旋回した後、プレフィルタ17で粗い塵埃と空気が分離され、続いてメインフィルタ16で細かい塵埃と空気が分離される。この時、プレフィルタ17で濾過された粗い塵埃がある一定量を超え、吸引力への抵抗力が増した状態となると、プレフィルタ付勢手段27の付勢力を超えて、プレフィルタ17はメインフィルタ16側へと吸引される。
さらに、その後操作部6の切スイッチ101を操作すると電動送風機12が停止し、プレフィルタ17をメインフィルタ16側に吸引していた吸引力が無くなり、プレフィルタ付勢手段27の付勢力によりプレフィルタ17はメインフィルタ16から離れ、プレフィルタ17の端部がプレフィルタ受け部28へ衝突する。
この衝突による振動で、プレフィルタ17に付着していた塵埃がプレフィルタ17から落下、除去される。
除去された塵埃は吸引された塵埃といっしょに集塵部10に溜められ、集塵部ハンドル26を持って集塵部10を本体1より取り出し爪解除部24を押下し、爪部23と爪掛け部25の保持を解除するとメインフィルタ16が開くので、集塵部10内部の塵埃を容易に捨てることが出来る。
以上の構成、動作により、電動送風機12の通風の抵抗が少ない簡単な構造で、電動送風機12の運転と停止を行うことによりプレフィルタ17から塵埃が簡単に除去できるので、通常の使用時にフィルタのお手入れが簡単にでき、フィルタ目詰まりによる電動送風機の性能低下を防止できるという効果を奏することができる。
実施の形態2.
図14は本発明の実施の形態2における集塵部の中央断面図、図15は本発明の実施の形態2における集塵部のイ−イ断面の断面図、図16は本発明の実施の形態2における集塵部のプレフィルタと枠体がメインフィルタ側に吸引された後に、電動送風機の運転が停止し、プレフィルタがプレフィルタ付勢手段で付勢されプレフィルタ側から離れ、プレフィルタ受け部へと衝突した状態の中央断面図、図17は本発明の実施の形態2における集塵部の枠体が遅れてプレフィルタに衝突した状態の中央断面図である。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、図1から図13において付した符号においても同じ部分または相当する部分について、一部の説明を省略する。
図14から図15により、本発明の実施の形態2における電気掃除機の構成を説明する。
図14から図15に示すように、枠体29と枠体付勢手段31がプレフィルタ17とメインフィルタ16の間に設けられている。枠体29は成形樹脂で形成された目の粗い格子状の枠体で、枠体軸部30と、プレフィルタ17と同軸上で軸受け部20に回動自在に軸支され、枠体付勢手段31の付勢力で枠体29の枠体軸部30が設けられている反対側の端部がメインフィルタ16と離れる方向に付勢されている。ここで、枠体付勢手段31の付勢力はプレフィルタ付勢手段27の付勢力よりも弱く設定されている。
次に図16から図17により本発明の実施の形態2における動作について説明する。
図2に示した操作部6の入スイッチ100を操作すると図6に示した電動送風機12が運転され、それにより発生した負圧により、図1に示した吸込具5から塵埃を含む空気が吸引され、吸引口15より集塵部10内部に吸引される。
吸引された塵埃を含む空気は旋回部22で旋回した後、プレフィルタ17で粗い塵埃と空気が分離され、続いてメインフィルタ16で細かい塵埃と空気が分離される。この時、プレフィルタ17で濾過された粗い塵埃がある一定量を超え、吸引力への抵抗力が増した状態となると、プレフィルタ付勢手段27の付勢力と枠体付勢手段31の付勢力を超えて、プレフィルタ17は枠体29をともなってメインフィルタ16側へと吸引される。
さらに、その後操作部6の切スイッチ101を操作すると電動送風機12が停止し、プレフィルタ17をメインフィルタ16側に吸引していた吸引力が無くなり、プレフィルタ付勢手段27の付勢力によりプレフィルタ17はメインフィルタ16から離れ、プレフィルタ17の端部がプレフィルタ受け部28へ衝突する。
この衝突による振動で、プレフィルタ17に付着していた塵埃がプレフィルタ17から落下、除去される。
さらに、その後枠体付勢手段31の付勢力により枠体29も遅れてメインフィルタ16から離れ、プレフィルタ17に衝突し、その衝撃で落としきれなかったプレフィルタ17に残存していた塵埃を完全に除去することが出来る。
以上の構成、動作により、実施の形態1と同様に、電動送風機12の通風の抵抗が少ない簡単な構造で、電動送風機12の運転と停止を行うことによりプレフィルタ17から塵埃が簡単に除去できるので、通常の使用時にフィルタのお手入れが簡単にでき、フィルタ目詰まりによる電動送風機の性能低下を防止できるという効果を奏することができる。
さらに、遅れて衝突する枠体の衝撃でプレフィルタ17からの塵埃除去がより促進されるという効果を奏することができる。
実施の形態3.
図18は本発明の実施の形態3における風路Fを示す電気掃除機本体の中央断面図、図19は本発明の実施の形態3における電動送風機の配設位置によりプレフィルタに付着する塵埃の位置の変化と、その時のプレフィルタに働く吸引力の関係を示した模式図である。なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、図1から図17において付した符号においても同じ部分または相当する部分について、一部の説明を省略する。
図18により、本発明の実施の形態3における電気掃除機の構成を説明する。
図18に示すように集塵部10が本体1内に収納されている状態で、電動送風機12は吸引口15よりも高い位置で、かつプレフィルタ17がプレフィルタ受け部28に当接する端部側の位置寄りに配設されている。
次に図19により本発明の実施の形態3における動作について説明する。
図に示すように、電動送風機12がプレフィルタ17が軸支されている軸部18に近い位置に配設されているよりも、軸部18の反対側で、プレフィルタ受け部28に当接する端部側の位置寄りに配設されているほうが、小さい吸引力で、プレフィルタ17をメインフィルタ16側へ吸引できるので、より効率よくプレフィルタ17に付着していた塵埃の除去を行うことができる。また、風路Aのように風が流れることで軸部18近傍では風がよどみ衝突による振動で落下した塵埃が、再付着することを防ぐ効果も期待できる。
以上の構成、動作により、実施の形態1と同様に、電動送風機12の通風の抵抗が少ない簡単な構造で、電動送風機12の運転と停止を行うことによりプレフィルタ17から塵埃が簡単に除去できるので、通常の使用時にフィルタのお手入れが簡単にでき、フィルタ目詰まりによる電動送風機の性能低下を防止できるという効果を奏することができる。
さらに、電動送風機12をプレフィルタ17がプレフィルタ受け部28に当接する端部側の位置寄りに配設することで、プレフィルタ17からより小さい吸引力で効率よく塵埃が除去できるという効果を奏することができる。
実施の形態4.
図20は本発明の実施の形態4における操作部を示した模式図、図21は本発明の実施の形態4における電気掃除機を制御する電気的構成を示すブロック図、図22は本発明の実施の形態4における電気掃除機の動作説明のためのフローチャートである。
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、図1から図19において付した符号においても同じ部分または相当する部分について、一部の説明を省略する。
図20から図21により、本発明の実施の形態4における電気掃除機の構成を説明する。図20から図21に示すように、操作部6には、除塵スイッチ102が設けられていて本体1内に配設されている図6に示す電動送風機12の運転や停止を、本体1内に配設され配線基板と配線基板に搭載されたマイコン等の電子部品で構成された図6に示す制御基板104からなる図21に示す制御手段103により行う。
除塵スイッチ102は電動送風機12の運転を断続的に入→切→入→切・・・と所定時間繰り返す運転モードを実行するためのスイッチである。
次に図22により本発明の実施の形態4における動作について説明する。
図22はフローチャートであり、ステップ1において除塵スイッチ102が押されるとステップ2で電動送風機12の断続運転が開始される。ステップ3で経過時間T1が所定時間TXに到達しない間は、電動送風機12の断続運転が継続される。所定時間TXが経過するとステップ4にて電動送風機12は連続運転となり入スイッチ100を入れた時と同じ運転状態となる。ステップ5で切スイッチ101を押すと電動送風機12は停止する。
以上の構成、動作により、実施の形態1と同様に、電動送風機12の通風の抵抗が少ない簡単な構造で、電動送風機12の運転と停止を行うことによりプレフィルタ17から塵埃が簡単に除去できるので、通常の使用時にフィルタのお手入れが簡単にでき、フィルタ目詰まりによる電動送風機の性能低下を防止できるという効果を奏することができる。
さらに、電動送風機12の運転が入→切→入→切・・・と所定時間繰り返されるので除塵動作繰り返し行われ、一回の除塵動作で落としきれなった塵埃がプレフィルタ17からより確実に除去できるという効果を奏することができる。
以上のことにより、本発明の電気掃除機は、塵埃を濾過するフィルタを備えフィルタに付着した塵埃の除塵手段を備える電気掃除機に広く利用することができる。
1 本体、2 ホース、3 把持部、4 延長管、5 吸込具、6 操作部、7 上ケース、 8 下ケース、9 蓋体、10 集塵部、11 集塵部収納部、12 電動送風機、13 コードリール、14 集塵室、15 吸引口、16 メインフィルタ、17 プレフィルタ、18 軸部、19 プレフィルタ軸受け部、20 メインフィルタ軸受け部、21 ヒンジ部、22 旋回部、23 爪部、24 爪解除部、25 爪掛け部、26 集塵部ハンドル、27 プレフィルタ付勢手段、28 プレフィルタ受け部、29 枠体、30 枠体軸部、31 枠体付勢手段、100 入スイッチ、101 切スイッチ、102 除塵スイッチ、103 制御部、104 制御基板

Claims (4)

  1. 本体内に配設された電動送風機と、
    前記本体内に着脱自在に配設され、前記電動送風機が発生させる負圧により吸引された塵埃を吸引口より捕集する集塵部と、を備え、
    前記集塵部は、一面が開口する略凹状をした塵埃を収容する集塵室と、前記集塵室を覆うように取付けられる細塵を濾過するためのメインフィルタからなり、前記メインフィルタの前記集塵室と対向する面側には、一端が前記メインフィルタに回動自在に軸支された粗塵を濾過するためのプレフィルタと前記プレフィルタに付勢力を与えるためのプレフィルタ付勢手段が配設され、前記プレフィルタは、前記メインフィルタから離れる方向に付勢されていて、前記メインフィルタに軸支された一端に対し、他端が前記集塵室に設けられたプレフィルタ受け部に前記メインフィルタと所定の角度で離間して当接し、
    前記プレフィルタは前記メインフィルタ軸受け部近傍に軸支され、前記プレフィルタ付勢手段の付勢力は、前記電動送風機が発生させる負圧による吸引力よりも弱く設定されていて、
    前記プレフィルタと前記メインフィルタ間に通風自在の枠体が設けられ、前記枠体に付勢力を与えるための枠体付勢手段が配設され、前記枠体は一端が前記メインフィルタに回動自在に軸支され、かつ前記メインフィルタから離れる方向に付勢されていて、前記枠体付勢手段の付勢力は前記プレフィルタ付勢手段の付勢力よりも弱く設定され、
    前記プレフィルタは、前記電動送風機を運転すると負圧による吸引力により軸支された箇所を中心に回動し、前記枠体をともない前記プレフィルタ受け部から離れ、前記メインフィルタ側に吸引されるようになっていて、
    前記プレフィルタは、前記電動送風機を停止すると前記プレフィルタ付勢手段の付勢力により軸支された箇所を中心に回動し、前記メインフィルタ側から離れ、軸支された端部と反対側の端部が前記プレフィルタ受け部に衝突し、その後、前記枠体が前記枠体付勢手段の付勢力により、前記プレフィルタより遅れて前記メインフィルタ側から離れ、前記プレフィルタに衝突することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記メインフィルタは、前記集塵室開口の一辺の近傍に設けられたメインフィルタ軸受け部に回動自在に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記集塵部を本体内に装着した時、前記電動送風機は前記プレフィルタの軸支側と反対の端部側に配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項いずれかに記載の電気掃除機。
  4. 前記電動送風機の運転を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記電動送風機の運転を断続的に入→切→入→切・・・と所定時間繰り返す運転モードを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項いずれか1項に記載の電気掃除機。
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