JP5309186B2 - 光ロータリ・ジョイント、光ロータリ・ジョイントを適切に位置合せする取付け方法、及び光ロータリ・ジョイントに使用される光反射体組立体 - Google Patents
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Description
式中、A、B、C、D、E、及びFは定数である。楕円では、B2<4ACとなり、双曲線では、B2>4ACとなる。楕円では、曲線上の任意の点から、2つの焦点(F1、F2)までの距離の合計は定数となる。反射面が楕円の一部分として構成される場合、一方の焦点から発生した光は、かかる楕円形反射面によって、他方の焦点に向けて反射される。しかし、一方の焦点から他方の焦点に進む光路の全長は、発せられた光が入射する楕円形反射面上の点の特定の位置に関わらず、定数となる。逆に、双曲形反射面では、湾曲した反射面上の任意の点から、2つの固定焦点までの距離の差が定数となる。
である。
これらの2つの例は、反射された光ビームが、受光器に通じる光ファイバの入口端部ではなく、NAのより大きい光検出器等の受光器に直接入射する場合、光源の数、従って、コスト及びシステムの複雑さが低減され得ることを実証している。
第1の凹形反射面52を含み、第1の反射面を通る平面にある線Lが、第1及び第2の焦点(F1、F2)を有する楕円の一部分として構成され、第1の焦点が、回転体軸と実質的に一致して配置される、第1の部材51と、
第1の部材の片側に取り付けられた第2の部材53と、
第1の部材の反対側に取り付けられた第3の部材56と、
第2の部材に取り付けられ、且つ円錐の一部分として構成された第2の反射面55を有する第4の部材54であって、第2の反射面が長手方向軸線を有し、第2の焦点が実質的に第2の反射面上に配置される第4の部材54と、
第3の部材に取り付けられた受光器58であって、第1の焦点から発生するように見え、且つ、第1の反射面に入射した光が、第2の反射面に向けて反射され、第2の反射面に入射したかかる反射光が、受光器に向けて更に反射されるように取り付けられた受光器58とを含む。
(a)環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝62を備えた環状の内側部分61と、環状に間隔を置いて配置された複数のポケット64を備えた弓形の外側部分63とを有し、各ポケットが、近接するV溝に対して所定の位置で、反射体組立体を受け、保持するように適合されたツーリング板60を用意するステップと、
(b)複数の光反射体組立体50を用意するステップと、
(c)光反射体組立体を各ポケットに配置するステップと、
(d)前記ツーリング板のV溝に、複数の組立てられた光コリメータを設け、前記ファイバ及びコリメータ組立体と、近接する光反射体組立体との間での光通信の完全性を試験するステップと、
(e)固定体セグメントを用意するステップと、
(f)前記固定体セグメントを、前記光反射体組立体上に配置するステップと、
(g)光反射体組立体を、固定体セグメントに取り付けて、組立てられた固定体を形成するステップと、
(h)前記組立てられた固定体を、ツーリング板から取り外すステップと、
(i)V溝の少なくともいくつかに円筒形ゲージ・ピン65を配置するステップと、
(j)それぞれが、環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝を有する、複数の回転体セグメント66を用意するステップと、
(k)ゲージ・ピンが回転体セグメントのV溝に受けられるように回転体セグメントを配置するステップと、
(l)回転体セグメントを接合して、組立てられた回転体68を形成するステップと、
(m)組立てられた回転体をツーリング板から取り外すステップと、
(n)前記組立てられた回転体を裏返すステップと、
(o)複数のファイバ及びコリメータ組立体を用意するステップと、
(p)前記ファイバ及びコリメータ組立体を前記組立てられた回転体のV溝に取り付けるステップと、
(q)複数のブラケットを用意するステップと、
(r)コリメータ組立体の、光反射体組立体との位置合せが維持されるように、組立てられた回転体及び固定体セグメントにブラケットを取り付けるステップと、
(s)組立てられた回転体及び固定体セグメントを支持フレームに取り付けるステップと、
(t)ブラケットを取り外すステップとを含み、
それによって、組立てられた回転体と固定体とを互いに所望の光学的位置合せで支持フレームに取り付ける。
図5は、前述したように、回転体と固定体との間等での、ロータリ・インターフェイスを介した光通信を実現するために使用される、本発明による改良型光ロータリ・ジョイントの概念的な概略図である。図5では、符号35により全体を示した改良型光ロータリ・ジョイントが、回転体に取り付けられた光源36と、固定体に取り付けられた第1の反射体38と、やはり固定体に取り付けられた第2の反射体39と、遠隔に配置された光検出器(図示せず)に通じる光ファイバ41と連絡した、一連のレンズ40を含む受光器とを有するものとして示されている。図5では、光源は、光ファイバ42の遠位端として示されている。光線は、ファイバ端部から外方に広がり、コリメータ・レンズ43を通過するものとして示されている。レンズ43を通過した後に、個々の光線は、焦点F1から来るかのように僅かに広がり、第1の反射体38の第1の反射面44に突き当たる。この第1の反射面は、好ましくは、楕円面の一部分として構成される。すなわち、この第1の反射面は、直交する2つの軸(すなわち、x−y、及びy−z)のそれぞれにおいて複合湾曲部(compound curvature)を有する。水平方向(すなわち、x−y平面)に端から端まで延びる想像線Lによって示す第1の湾曲部は、第1及び第2の焦点、それぞれF1及びF2を有する楕円の一部分として構成される。しかし、この第1の反射面はまた、垂直方向(すなわち、y−z平面)にも湾曲している。第1の反射面のこうした複合湾曲部は、第1の反射面44上の領域から反射した光が、第2の反射体39上の点状スポットに向けて収束するように働く。
図9は、改良型光ロータリ・ジョイントを利用して、高い伝送速度でデータを伝送する方式を示す。光ロータリ・ジョイントの上流では、従来のデジタル電子回路を利用して、80Gビット/秒の信号が、16個の5.0Gビット/秒の信号流に分割又は分解される。16個の5.0Gビット/秒信号流は、チャネル・セレクタを経由して、それぞれの異なる光源群、TX1〜TX18のそれぞれに送られ、その後、ロータリ・ジョイントを介して16個の受光器、RX1〜RX16のそれぞれに伝送される。18個以上の光源を使用する場合は、16個以上の伝送チャネルを構築することができる。これらの信号は受光後、再構築されて、元の80Gビット/秒信号を再び形成する。
Ninterconnects=2MxN
となる。
次に、図12を参照すると、改良型光反射体組立体が、符号50により全体として示されている。この改良型反射体組立体は、以下で説明するように、3つの板状部材が一体に挟まれたものとして示されている。第1又は中間部材51は、先に述べたように、楕円反射面52を有するものとして示されている。この中間部材は、上側平坦面および下側平坦面を有する。
次に、図13〜図17を参照すると、本発明はまた、別の態様において、光ロータリ・ジョイントを組み立て、且つ、かかる組立てられたロータリ・ジョイントを支持フレーム上に取り付ける改善された方法を提供する。
また、本発明の光ファイバ・ロータリ・ジョイントは、図18に示すように、波長の異なる光信号の伝送をサポートする。この実施例では、光ファイバ・ロータリ・ジョイントは、それぞれ異なる波長を有する光信号を供給する、2つ以上のレーザ又はその他の光源を含む。また、この実施例の光ロータリ・ジョイントは、それぞれのレーザ又はその他の光源からロータリ・インターフェイスに、波長の異なる光信号を伝送する、同じ長さの、別個の光ファイバを含むことができる。或いは、やはり図18に示すように、光源は、波長の異なる光信号同士を組み合わせ、それによって、組み合わされた光信号を、共通の光ファイバによってロータリ・インターフェイスに伝送できるファイバ・カプラを含んでもよい。
本発明には、様々な変更及び変形を加えることができることが企図される。例えば、第1の反射面は、第1及び第2の焦点を有する楕円の一部分として構成されなければならない。この表面は、好ましくは、垂直な2本の直交軸線における複合湾曲部を有する楕円面の一部分として構成され、従って、光がそこに入射する楕円表面上の領域が、円錐形反射体上のスポットに向けて反射し、そこに収束することになる。
実施の態様1
長手方向軸線を有する回転体と、固定体との間での光通信を可能とする光ロータリ・ジョイントにおいて、該光ロータリ・ジョイントが、
前記回転体及び前記固定体のうちの一方に取り付けられ、前記長手方向軸線に対して半径方向に光信号を伝送する少なくとも1つの光源と、
前記回転体及び前記固定体のうちの他方に取り付けられ、前記光源から伝送された前記光信号を反射させる少なくとも1つの第1の反射体であって、該第1の反射体が第1の凹形反射面を含み、前記第1の反射面を通る平面にある線が、第1及び第2の焦点を有する楕円の一部分として構成され、前記第1の焦点が、前記回転体軸線と実質的に一致して配置されている、第1の反射体と、
円錐の一部分として構成された第2の反射面を有し、該第2の反射面が、前記楕円形表面の前記第2の焦点に配置されて、前記第1の反射面から反射された光を受光し、且つ、前記第2の反射面の頂角に応じて異なる方向に光を反射させる、第2の反射体と、
前記第2の反射面によって反射された光を受光するように配置された受光器とを含む、光ロータリ・ジョイント。
実施の態様2
前記第2の反射面に入射する光の領域が、前記第1の反射面に入射する光の領域よりも小さくなるように、前記第1の反射面が構成および配置されている、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様3
前記第1の反射面が、楕円面の一部分として構成されている、実施の態様2に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様4
第1の複数個の前記光源が、前記回転体及び前記固定体のうちの前記一方に取り付けられている、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様5
第2の複数個の前記第1の反射体が、前記回転体及び前記固定体の前記他方に取り付けられている、実施の態様4に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様6
前記第1の複数個と前記第2の複数個とが同数でない、実施の態様5に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様7
入口端部及び出口端部を有する光ファイバであって、
前記入口端部が、前記第2の焦点に配置され、
前記受光器が、前記出口端部に配置されている光ファイバを更に含む、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様8
前記受光器がフォトダイオードである、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様9
前記入口端部に隣接した前記第2の焦点に近接して配置され、光を前記光ファイバ内に案内するレンズ組立体を更に含む、実施の態様7に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様10
前記レンズ組立体が、一連のレンズを含む、実施の態様9に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様11
前記一連のレンズが、2つの平凸レンズを含む、実施の態様10に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様12
前記レンズ組立体が、レンズとホログラフィック素子とを含む、実施の態様9に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様13
前記第2の反射面によって反射された光線の方向を更に変えるプリズムを更に含む、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様14
前記光源から前記受光器に進む光線が、前記回転体と前記固定体との間の相対的な角度位置に関わらず、実質的に一定の経路長を有する、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様15
前記光ロータリ・ジョイントの動作が、前記光信号の波長及び前記光信号のデータ伝送速度のどちらとも無関係である、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様16
前記受光器に入射する光の強度変動が、前記受光器のダイナミック・レンジの限界内となるように低減されている、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様17
前記第2の反射面が、約45°の頂角を有する、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様18
前記信号が、複数のデータ・チャネルで伝送される、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様19
前記光ロータリ・ジョイントの最大データ伝送速度が、チャネルの合計数に、チャネル当たりの最大データ伝送速度を乗じたものである、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様20
各チャネルが、約5.0Gビット/秒の速度でデータを伝送することが可能である、実施の態様18に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様21
前記第2の反射面が円錐形である、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様22
N個の入力とM個の出力とを有するクロスポイント・スイッチを更に含む、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様23
異なる波長を有する複数の光源を更に含み、前記光信号が、波長分割多重される、実施の態様1に記載された光ロータリ・ジョイント
実施の態様24
前記最大データ伝送速度が、約160Gビット/秒程度である、実施の態様19に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様25
長手方向軸線を有する回転体と、固定体との間での光通信を可能とする光ロータリ・ジョイントにおいて、該光ロータリ・ジョイントが、
前記回転体及び前記固定体のうちの一方に取り付けられ、前記長手方向軸線に対して半径方向に光信号を伝送する少なくとも1つの光源と、
前記回転体及び前記固定体のうちの他方に取り付けられ、前記光源から伝送された前記光信号を反射させる少なくとも1つの第1の反射体であって、該第1の反射体が第1の反射面を含み、前記第1の反射面を通る平面にある線が、第1及び第2の焦点を有する楕円の一部分として構成され、前記第1の焦点が、前記回転体軸と実質的に一致して配置される、第1の反射体と、
光を受光するように配置された受光器と、
前記第2の焦点に近接して配置された入口端部を有し、且つ出口端部を有する少なくとも1つの光導波路であって、該光導波路が、前記第2の焦点に近接して配置された互いに密に隣接した入口端部を有し且つ出口端部を有する光ファイバ・バンドルを含むファイバ配列を含み、該ファイバ配列が光を前記受光器に向けて案内するように動作可能に配置されている、少なくとも1つの光導波路とを含む、光ロータリ・ジョイント。
実施の態様26
前記入口端部が凸形状を有する、実施の態様25に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様27
前記第2の焦点が、前記凸形状の内部に配置される、実施の態様26に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様28
前記第2の焦点が、前記凸形状の外部に配置される、実施の態様26に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様29
前記第2の焦点が、実質的に前記凸形状上に配置される、実施の態様26に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様30
前記入口端部が、円筒の一部分として構成されている、実施の態様26に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様31
前記受光器が、活性領域を有するフォトダイオードであり、光が、前記ファイバの前記出口端部から前記活性領域に向けて送られるように適合されている、実施の態様25に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様32
前記出口端部と前記フォトダイオードとの間に配置され、光を前記フォトダイオードに向けて送るレンズを更に含む、実施の態様31に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様33
前記ファイバの前記入口端部が、スラブとして構成されている、実施の態様25に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様34
前記スラブが凸形表面を有する、実施の態様33に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様35
前記スラブと前記受光器との間に動作可能に配置され、光を前記スラブから前記受光器に案内するテーパ状光導波路を更に含む、実施の態様33に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様36
前記入口端部から前記受光器への光伝播路が、前記ファイバの各々で実質的に同じである、実施の態様25に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様37
前記ファイバの長さが実質的に同じである、実施の態様36に記載された光ロータリ・ジョイント。
実施の態様38
長手方向軸線を有する回転体と、固定体との間での光通信を可能とする光反射体組立体において、該光反射体組立体が、
第1の凹形反射面を含む第1の部材であって、前記第1の反射面を通る平面にある線が、第1及び第2の焦点を有する楕円の一部分として構成され、前記第1の焦点が、前記回転体軸線と実質的に一致して配置される、第1の部材と、
前記第1の部材の片側に取り付けられた第2の部材と、
前記第1の部材の反対側に取り付けられた第3の部材と、
前記第2の部材に取り付けられ、且つ円錐の一部分として構成された第2の反射面を有する第4の部材であって、前記第2の反射面が長手方向軸線を有し、前記第2の焦点が実質的に前記第2の反射面上に配置される第4の部材と、
前記第3の部材上に取り付けられた受光器であって、前記第1の焦点から発生するように見え、且つ、前記第1の反射面に入射した光が、前記第2の反射面に向けて反射され、前記第2の反射面に入射した反射光が、前記受光器に向けて更に反射されるように取り付けられた受光器とを含む、光反射体組立体。
実施の態様39
前記受光器が、前記第2の反射面の長手方向軸線と実質的に位置が合っている、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様40
前記第1の反射面からの光が入射する前記第2の反射面の領域が、前記光源からの光が入射する前記第1の反射面の領域よりも小さくなるように、前記第1の反射面が構成および配置されている、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様41
前記第1の反射面が、楕円面の一部分として構成されている、実施の態様40に記載された光反射体組立体。
実施の態様42
前記第1の部材が、対向する平坦面を有する板状部材である、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様43
前記第2の部材が、前記第1の部材の平坦面の一方と係合するように配置された平坦面を有する、実施の態様42に記載された光反射体組立体。
実施の態様44
前記第3の部材が、前記第1の部材の平坦面の他方と係合するように配置された平坦面を有する、実施の態様43に記載された光反射体組立体。
実施の態様45
前記第2部材が板状部材である、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様46
前記第3の部材が板状部材である、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様47
前記第2の反射面が円錐形である、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様48
前記円錐形面が、約45°の頂角を有する、実施の態様47に記載された光反射体組立体。
実施の態様49
前記受光器が、前記第2の反射面の長手方向軸線と実質的に位置が合っている、実施の態様38に記載された光反射体組立体。
実施の態様50
前記受光器が、
前記第3の部材に取り付けられ、且つ前記第2の反射面の長手方向軸線と実質的に位置合わせされた受光光学系と、
前記受光光学系からの光を受光するように配置された入口端部を有し、且つ出口端部を有する光ファイバと、
前記受光端部に配置されたフォトダイオードとを含む、実施の態様49に記載された光反射体組立体。
実施の態様51
前記受光光学系が、非球面レンズおよびボール・レンズを含む、実施の態様50に記載された光反射体組立体。
実施の態様52
前記受光光学系が、一対の非球面レンズを含む、実施の態様50に記載された光反射体組立体。
実施の態様53
光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法において、該方法が、
(a)環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝を備えた環状の内側部分と、環状に間隔を置いて配置された複数のポケットを備えた弓形の外側部分とを有し、各ポケットが、近接する前記V溝に対して所定の位置で、反射体組立体を受けるように適合されたツーリング板を用意するステップと、
(b)複数の光反射体組立体を用意するステップと、
(c)光反射体組立体を各ポケットに配置するステップと、
(d)前記ツーリング板のV溝に、複数の組立てられた光コリメータを設けるステップと、
(e)前記ファイバ及びコリメータ組立体と、近接する前記光反射体組立体との間での光通信の完全性を試験するステップと、
(f)固定体セグメントを用意するステップと、
(g)前記固定体セグメントを、前記光反射体組立体に配置するステップと、
(h)前記光反射体組立体を、前記固定体セグメントに取り付けて、組立てられた固定体を形成するステップと、
(i)前記組立てられた固定体を、前記ツーリング板から取り外すステップと、
(j)前記V溝の少なくともいくつかに円筒形ゲージ・ピンを配置するステップと、
(k)それぞれが、環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝を有する、複数の回転体セグメントを用意するステップと、
(l)前記ゲージ・ピンが、前記回転体セグメントのV溝に受けられるように前記回転体セグメントを配置するステップと、
(m)前記回転体セグメントを接合して、組立てられた回転体を形成するステップと、
(n)前記組立てられた回転体を前記ツーリング板から取り外すステップと、
(o)前記組立てられた回転体を裏返すステップと、
(p)複数のファイバ及びコリメータ組立体を用意するステップと、
(q)前記ファイバ及びコリメータ組立体を前記組立てられた回転体のV溝に取り付けるステップと、
(r)複数のブラケットを用意するステップと、
(s)前記コリメータ組立体の、前記光反射体組立体との位置合せが維持されるように、前記組立てられた回転体及び前記固定体セグメントに前記ブラケットを取り付けるステップと、
(t)前記組立てられた回転体及び固定体セグメントを前記支持フレームに取り付けるステップと、
(u)前記ブラケットを取り外すステップとを含み、
それによって、前記組立てられた回転体及び固定体を、互いに所望の位置合せで前記支持フレームに取り付ける、光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法。
実施の態様54
前記支持フレームが、CTスキャン機器の架台である、実施の態様53に記載された光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法。
Claims (13)
- 長手方向軸線を有する回転体と、固定体との間での光通信を可能とする光反射体組立体(50)において、該光反射体組立体(50)が、
凹形の第1の反射面(52)を含む第1の部材(51)であって、前記第1の反射面(52)を通る面内のある線(L)が、第1及び第2の焦点(F1,F2)を有する楕円の一部分として構成され、前記第1の焦点(F1)が、前記回転体の軸線に実質的に一致して配置される、第1の部材と、
前記第1の部材(51)の片側に取り付けられた第2の部材(53)と、
前記第1の部材(51)の反対側に取り付けられた第3の部材(56)と、
前記第2の部材(53)に取り付けられ、長手方向軸線を有する第2の反射面(55)を有する第4の部材(54)と、
前記第3の部材(56)上に取り付けられた受光光学系(58)であって、前記第1の焦点(F1)から発生するように見え、且つ、前記第1の反射面(52)に入射した光信号が、前記第2の反射面(55)に向けて反射され、前記受光光学系に向けて更に反射されるように取り付けられた受光光学系(58)とを含み、
光ファイバ(59)が入口端部および出口端部を有し、前記入口端部が前記受光光学系に隣接して配置され、
前記第1の反射面(52)が楕円面の一部分として構成され、前記第2の反射面(55)が前記第1の反射面(52)の前記第2の焦点(F2)に位置付けられた円錐形の一部として構成され、
前記第1の反射面(52)により前記第2の焦点(F2)に向けて反射された光信号は、前記第2の反射面(55)上のスポットに集まり、前記第2の反射面(55)の前記円錐形の頂角の関数として異なる方向に反射され、前記第2の反射面(55)上の前記スポットの面積は、前記光信号が前記第2の焦点(F2)に向けて反射されるために入射する前記第1の反射面(52)の面積よりも小さい、光反射体組立体。 - 前記第2の反射面(55)が長手方向軸線を有し、前記受光光学系(58)が、前記第2の反射面の長手方向軸線と実質的に位置が合っている、請求項1記載された光反射体組立体。
- 前記第1の部材(51)が、対向する平坦面を有する板状部材である、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 前記第2の部材(53)が、前記第1の部材の平坦面の一方と係合するように配置された平坦面を有する、請求項3に記載された光反射体組立体。
- 前記第3の部材(56)が、前記第1の部材の平坦面の他方と係合するように配置された平坦面を有する、請求項4に記載された光反射体組立体。
- 前記第2部材(53)が板状部材である、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 前記第3の部材(56)が板状部材である、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 前記円錐形の前記第2の反射面(55)が、約45°の頂角を有する、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 前記受光光学系(58)が、非球面レンズおよびボール・レンズを含む、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 前記受光光学系(58)が、一対の非球面レンズを含む、請求項1に記載された光反射体組立体。
- 光検出器が前記光ファイバ(59)の出口端に隣接して設けられている請求項1に記載された光反射体組立体。
- 光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法において、該方法が、
(a)環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝(62)を備えた環状の内側部分(61)と、環状に間隔を置いて配置された複数のポケット(64)を備えた弓形の外側部分とを有し、各ポケット(64)が、近接する前記V溝(62)に対して所定の位置で、反射体組立体を受けるように適合されたツーリング板(60)を用意するステップと、
(b)複数の請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載された光反射体組立体(50)を用意するステップと、
(c)光反射体組立体を各ポケットに配置するステップと、
(d)ファイバ及び光コリメータを有する複数の組立てられた光コリメータを用意するステップと、
(e)前記複数の組立てられた光コリメータを前記ツーリング板のV溝に配置するステップと、
(f)前記ファイバ及びコリメータ組立体と、近接する前記光反射体組立体との間での光通信の完全性を試験するステップと、
(g)固定体セグメントを用意するステップと、
(h)前記固定体セグメントを、前記光反射体組立体に配置するステップと、
(i)前記光反射体組立体を、前記固定体セグメントに取り付けて、組立てられた固定体を形成するステップと、
(j)前記組立てられた固定体を、前記ツーリング板から取り外すステップと、
(k)前記V溝の少なくともいくつかに円筒形ゲージ・ピン(65)を配置するステップと、
(l)それぞれが、環状に間隔を置いて配置された半径方向に延びる複数のV溝を有する、複数の回転体セグメント(66)を用意するステップと、
(m)前記ゲージ・ピンが、前記回転体セグメントのV溝に受けられるように前記回転体セグメントを配置するステップと、
(n)前記回転体セグメントを接合して、組立てられた回転体を形成するステップと、
(o)前記組立てられた回転体(68)を前記ツーリング板から取り外すステップと、
(p)前記組立てられた回転体を裏返すステップと、
(q)複数のファイバ及びコリメータ組立体を用意するステップと、
(r)前記ファイバ及びコリメータ組立体を前記組立てられた回転体のV溝に取り付けるステップと、
(s)複数のブラケットを用意するステップと、
(t)前記組立てられた回転体(68)を前記組立てられた固定体に前記ブラケットを使って取り付けるステップと、
(u)前記組立てられた回転体及び前記組立てられた固定体を前記支持フレームに取り付けるステップと、
(v)前記ブラケットを取り外すステップと
を含み、それによって、前記組立てられた回転体及び固定体を、互いに所望の位置合せで前記支持フレームに取り付ける、光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法。 - 前記支持フレームが、CTスキャン機器の架台である、請求項12に記載された光ロータリ・ジョイントを支持フレームに取り付ける方法。
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