JP5307177B2 - 立体画像生成装置、立体画像生成方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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いずれの表示方式においても、第1画像と第2画像を各方式に適した表示方法で、画面に表示することになる。
従って、画面が右方向に傾いていることが検出されると、右の視点の位置が、左方向に傾いていることが検出されると、左の視点の位置が振動する。
図1は、プログラムを実行することにより、本発明の立体画像表示装置の機能を果たす典型的な携帯型ゲーム装置100の外観図である。
ここで、具体的には、第1視点は、左目用の視点、第2視点は、右目用の視点となる。
第2生成部303は、同様にある時点における、第2視点402bからみた仮想空間内401の様子を、第2視点402bに対応する第2投影面404bに第2画像405bを透視投影するものである。一般に、第1画像405aが左目用画像として、第2画像405bが右目用画像として、表示部304により画面に表示される。RAM 155、画像処理部157等が協働して第1生成部302及び第2生成部303として機能する。
携帯ゲーム装置100の装置内に内蔵された傾きセンサ106は、携帯型ゲーム装置100の横方向の軸をX軸、縦方向の軸をY軸とした場合、Y軸周りの傾きを検出する。ゲーム機のX軸が水平の状態であれば、傾きセンサ106は傾き0°を示すオフセット電圧を出力する。
以上の構成を有する携帯型ゲーム装置100の動作処理を、図7を参照して説明する。
LCD501においては、右目用画像506と左目用画像507とが縦方向に1ライン毎に交互に並べられて表示される。
右目用画像506と左目用画像507は、フィルム502のスリット503により左右の方向により分離される。これにより、左目画像507は、左目504で視認でき、右目画像506は右目505により視認され、結果として、プレイヤは、モニタを見ることで、3次元画像を裸眼で認識することができる(ステップS103)。
すなわち、左方向に傾いた場合には、左目の視点である第1視点を振動させ、右方向に傾いた場合には、右目の視点である第2視点を振動させる。振動の大きさは、傾斜の大きさに連動して大きくなる。
従って、プレイヤは、視点が振動しない、すなわち動かないようにするように姿勢を保つことで、携帯型ゲーム装置100が傾いていないことを認識でき、良好な立体視ができるようになる。
傾きが1〜10°未満の場合には、Aという振幅値になり、小程度の振幅となる。傾きが10〜30°未満の場合には、Bという振幅値になり中程度の振幅となる。さらに、傾きが30°以上になれば、Cという振幅値になり大程度の振幅となる。このCという振幅値は、振幅の上限であり、それ以上の値には振幅しない値である。この上限値は、カメラの間隔、すなわち、第1視点と第2視点の間の距離Lの5〜10%内の振幅の値である。
記憶部301で更新された振動する視点、振動の幅、及び振動の方向のデータに基づいて、視点データが設定され(ステップS107)、その視点データに基づいて、LCDに画像が表示される。
そして、上記視点データに基づいて、ゲームが展開し、画面内のオブジェクトも移動するように表示される(ステップS108)。
右目の視点位置402bは振動しないので、通常の第2画像405bが第2投影面404b上に表示される。
なお、図9の振動幅は、実施態様の理解を容易にするために、実際の振動幅より大きくデフォルメされて記載されている。
記憶部301で更新された振動する視点、振動の幅、及び視点の向きのデータに基づいて、視点データが設定され、その視点データに基づいて、第1画像405aが表示される。
そして、更新された視点データに基づいて、第2画像405bを第2投影面404bに表示する。
同様に、右方向に10〜30°未満傾いていた場合には、中程度の振動、30°以上傾いていた場合は、大程度の振動を行うように、更新部306において、記憶部301のデータを更新する。
そして、更新された視点データに基づいて、第2画像405bを第2投影面404bに表示する。
画面が右方向に傾いた場合には、第1視点402aのデータは、更新されないので、通常の第1画像405aを第1投影面404aに表示する。
また、傾きの方向と、振動する視点の組合せは、右方向に傾いていたときには、右目の視点位置の振動、左方向に傾いていたときには、左目の視点位置の振動をするのではなく、右方向に傾いていたときに左の視点位置の振動、左方向に傾いてたときに右目視点位置の振動という設定を行ってもよい。
更に、振動の向きも前後方向ではなく、左右方向または上下方向に振動をさせてもよい。
また、振動する視点は、第1視点または第2視点のどちらかでも、両方でもかまわない。
携帯用ゲーム装置の場合、プレイヤのゲーム装置に対する姿勢は、ゲームの進行につれて傾くことが多々ある。その際に、プレイヤは、ゲーム機を地面に対して、左右方向に傾斜させる傾向があるので、本実施態様で使用した一軸センサを利用することは有用である。
また、どちらか一方の視点を振動させることは、プレイヤにとって、画面がどちらに傾斜しているかを視認しやすい。
更に、前後方向に視点を振動させることは、プレイヤにとって、変化を認知しやすい。
従って、本実施態様で採用した一軸センサを用いれば、視差バリア方式で立体視が困難となる傾斜を適切に検出できるので、検出された結果に基づき、視点を振動させることでプレイヤを正しい姿勢に誘導することができる。
すなわち、1軸センサを用いた場合には、1軸を中心とした傾きを、前後方向等の特定の2方向の振動に反映させていた。三軸センサを用いた場合には、前後方向・左右方向・上下方向と3軸を基準とした傾きを検出することができるので、振動の方向として、任意の6方向への振動として反映させることができる。
従って、検出された傾きの程度、方向に応じて、6方向から選択した任意の方向への振動を実現することができる。
これにより、ゲーム内容、ゲーム場面、ゲームの進捗状況に応じて、適宜、振動方向を選択して振動方向を設定することができるので、バリエーションのある視点振動を実現することができる。
なお、図10の振動幅は、実施形態の理解を容易にするために、実際の振動幅より大きくデフォルメされて記載されている。
すなわち、傾きが大きくなるにつれて、振動の周期を大きくするように更新部306により記憶部301の視点データを更新する。従って、プレイヤは、画面を視認することで、視点の振動の周期が大きい程、傾きが大きいことを認識することができ、正しい姿勢に修正することができる。
101:無線通信部
102:通信コントローラ
103:サウンドアンプ
104:スピーカ
105:操作キー
106:傾きセンサ
107:第1の表示部
108:第2の表示部
110:コネクタ
120:タッチパネル
150:処理制御部
151:CPU
152:画像処理装置
153:音声処理部
154:ROM
155:RAM
156:LCDコントローラ
157:タッチパネルコントローラ
200:カートリッジ
201:ROM
202:RAM
301:記憶部
302:第1生成部
303:第2生成部
304:表示部
305:傾き検出部
306:更新部
401:仮想空間
402a:第1視点
402b:第2視点
403a:第1視線方向
403b:第2視線方向
404a:第1投影面
404b:第2投影面
405a:第1画像
405b:第2画像
501:液晶画面(LED)
502:フィルム
503:スリット
504:左目
505:右目
506:右目用画像
507:左目用画像
Claims (7)
- 仮想空間内に配置される第1視点の位置と、当該仮想空間内に配置される第2視点の位置とが記憶される記憶部、
前記記憶された前記第1視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第1画像を生成する第1生成部、
前記記憶された前記第2視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第2画像を生成する第2生成部、
前記生成された第1画像及び前記生成された第2画像を画面に表示する表示部、
前記画面の傾きを検出する傾き検出部、
前記検出された傾きに基づいて、前記記憶される前記第1視点の位置もしくは前記第2視点の位置が振動するように前記記憶部を更新する更新部、
を備えることを特徴とする立体画像生成装置。 - 請求項1に記載の立体画像生成装置であって、
前記傾き検出部は、ゲーム機の画面の傾きを検出することを特徴とする立体画像生成装置。 - 請求項1から2のいずれか1項に記載の立体画像生成装置であって、
前記更新部は、前記検出された傾きが、第1の向きに傾いていれば、前記第1視点の位置が振動し、第2の向きに傾いていれば、前記第2視点の位置が振動するように前記記憶部を更新することを特徴とする立体画像生成装置。
- 請求項3に記載の立体画像生成装置であって、
前記更新部は、前記傾き検出部で検出した傾きの大きさに応じた振幅で、前記第1視点の位置もしくは前記第2視点の位置の一方が振動するように記憶部を更新することを特徴とする立体画像生成装置。 - 請求項3に記載の立体画像生成装置であって、
前記更新部は、前記第1視点または前記第2視点の位置を、振動前の前記第1視点の位置と前記第2視点の位置を含む所定の平面に垂直な方向に振動するように記憶部を更新することを特徴とする立体画像生成装置。 - 記憶部、第1生成部、第2生成部、表示部、傾き検出部、更新部を有する立体画像生成装置が実行する立体画像生成方法であって、前記記憶部には、仮想空間内に配置される第1視点の位置と、当該仮想空間内に配置される第2視点の位置とが記憶され、
前記第1生成部が、前記記憶された前記第1視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第1画像を生成する第1生成工程、
前記第2生成部が、前記記憶された前記第2視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第2画像を生成する第2生成工程、
表示部が、前記生成された第1画像及び前記生成された第2画像を画面に表示する表示工程、
前記傾き検出部が、前記画面の傾きを検出する傾き検出工程、
前記更新部が、前記検出された傾きに基づいて、前記記憶される前記第1視点の位置もしくは前記第2視点の位置が振動するように前記記憶部を更新する更新工程、
を備えることを特徴とする立体画像生成方法。 - コンピュータを、
仮想空間内に配置される第1視点の位置と、当該仮想空間内に配置される第2視点の位置とが記憶される記憶部、
前記記憶された前記第1視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第1画像を生成する第1生成部、
前記記憶された前記第2視点の位置から前記仮想空間内を見た様子を表す第2画像を生成する第2生成部、
前記生成された第1画像及び前記生成された第2画像を画面に表示する表示部、
前記画面の傾きを検出する傾き検出部、
前記検出された傾きに基づいて、前記記憶される前記第1視点の位置もしくは前記第2視点の位置が振動するように前記記憶部を更新する更新部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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Family Applications (1)
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JP2011075875A Active JP5307177B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 立体画像生成装置、立体画像生成方法、ならびに、プログラム |
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