JP5306581B2 - 窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法に関し、特に、光の取り出し効率を向上することができるとともに光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させて電流の注入効率を向上することができる窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法に関する。
窒化物半導体は、大きなエネルギバンドギャップおよび高い熱安定性を有している。また、窒化物半導体は、その組成を調節することによってバンドギャップ幅を制御することも可能である。したがって、窒化物半導体は、発光ダイオードやレーザダイオードなどの窒化物半導体発光素子ならびに高温デバイスをはじめとして様々な半導体デバイスに応用可能な材料として期待されている。
なかでも、窒化物半導体を用いた発光ダイオードでは、青色光から緑色光の波長域で数cd級の光度を有するものが既に開発されて実用化されている。また、大容量の光ディスクメディアに対するピックアップ用光源として、窒化物半導体を用いたレーザダイオードの実用化が研究開発の目標になりつつある。
たとえば、特許文献1には、従来の窒化物半導体発光素子の一例が開示されている。この従来の窒化物半導体発光素子においては、図49の模式的断面図に示すように、正電極層107が形成された導電性基板100上に、第1のオーミック電極層102と第2のオーミック電極層101とが形成され、その上にp型窒化物半導体層103、発光層104およびn型窒化物半導体層105がこの順序で積層された窒化物半導体層積層構造体108が形成されている。そして、n型窒化物半導体層105上に負電極層106が形成されている。
この従来の窒化物半導体発光素子は、導電性基板100上に形成された第1のオーミック電極層102と窒化物半導体層積層構造体108上に形成された第2のオーミック電極層101とを加熱圧着などにより接合して形成されている。
特開平9−8403号公報
しかしながら、この従来の窒化物半導体発光素子においては、負電極層106の下方に位置する発光層104に電流が注入されて発光した光はその上方の負電極層106の存在によって取り出すことが困難であるため、光の取り出し効率(外部に取り出すことができる光の量/窒化物半導体発光素子で発生した光の量)が悪いという問題があった。また、負電極層106の下方に位置する発光層104に注入される電流は光の取り出しに寄与しない無効電流となるため、電流の注入効率(外部に取り出すことができる光の発生に寄与した電流量/窒化物半導体発光素子に注入された電流量)が悪いという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、光の取り出し効率を向上することができるとともに光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させて電流の注入効率を向上することができる窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供することにある。
本発明は、導電性基板と、前記導電性基板上に形成された導電性接着層と、前記導電性接着層上に形成された窒化物半導体層積層構造体と、を含み、前記窒化物半導体層積層構造体は、前記導電性基板側から、第1導電型窒化物半導体層、発光層および第2導電型窒化物半導体層をこの順序で含んでおり、前記第2導電型窒化物半導体層の表面の一部に非導電体層が接して形成されており、前記非導電体層の表面を被覆するようにして電極層が前記第2導電型窒化物半導体層の表面上に形成されており、前記第2導電型窒化物半導体層はn型窒化物半導体層であり、前記第2導電型窒化物半導体層の表面が凹凸を有し、前記凹凸の凸部の一部に前記非導電体層が含まれ、前記導電性接着層と前記窒化物半導体層積層構造体との間にオーミック電極層が形成され、前記非導電体層の下方に前記オーミック電極層が形成されていない領域が形成され、前記オーミック電極層が形成されていない領域に反射層が形成されていることを特徴とする、窒化物半導体発光素子である。
ここで、本発明の窒化物半導体発光素子においては、非導電体層が、アンドープ窒化物半導体層であってもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、非導電体層は、窒化物半導体層積層構造体の表面の中心に形成されていることが好ましい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、第2導電型窒化物半導体層の表面の一部が露出していてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、電極層は透明導電体膜からなっていてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、導電性基板は、Si(シリコン)、GaAs(ヒ化ガリウム)、GaP(リン化ガリウム)、Ge(ゲルマニウム)、InP(リン化インジウム)およびSiC(炭化ケイ素)からなる群から選択された少なくとも1種からなることが好ましい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、導電性接着層と窒化物半導体層積層構造体との間に、バリア層、反射層およびオーミック電極層からなる群から選択された少なくとも1種が形成されていてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、非導電体層の下方にオーミック電極層が形成されていない領域を有していてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、非導電体層は電流阻止層として機能し得る。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、窒化物半導体層積層構造体の幅を導電性基板の幅以下とすることができる。
本発明は、半導体基板上に非導電体層を形成する工程と、前記非導電体層上に第2導電型窒化物半導体層、発光層および第1導電型窒化物半導体層をこの順に形成し、窒化物半導体層積層構造体とする工程と、前記第1導電型窒化物半導体層の上に第1のオーミック電極層を積層し、その一部を除去してオーミック電極層が形成されていない領域を形成する工程と、前記第1のオーミック電極層の表面およびオーミック電極層が形成されていない領域に反射層を形成する工程と、前記反射層上に第1の導電性接着層を形成する工程と、導電性基板上に第2の導電性接着層を形成する工程と、前記第1の導電性接着層と前記第2の導電性接着層とを接合する工程と、前記半導体基板を除去する工程と、前記第2導電型窒化物半導体層の表面に凹凸を形成する工程と、前記非導電体層の表面を被覆するように電極層を前記窒化物半導体層積層構造体の表面上に形成する工程と、を含み、前記窒化物半導体層積層構造体を形成する工程において、前記非導電体層と前記第2導電型窒化物半導体層とを接するように形成し、前記第2導電型窒化物半導体層はn型窒化物半導体層であり、前記凹凸の凸部の一部に前記非導電体層が含まれる、窒化物半導体発光素子の製造方法である。
ここで、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法において、非導電体層はアンドープ窒化物半導体層であってもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法は、非導電体層の一部を除去する工程を含んでいてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法においては、非導電体層を窒化物半導体層積層構造体の表面の中心に形成することが好ましい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法において、電極層は、透明導電体膜からなっていてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法においては、窒化物半導体層積層構造体と第1の導電性接着層との間に、バリア層、反射層およびオーミック電極層からなる群から選択された少なくとも1種が形成されていてもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法においては、非導電体層の下方にオーミック電極層が形成されていない領域を形成してもよい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法においては、窒化物半導体層積層構造体の幅を導電性基板の幅以下とすることができる。
なお、本発明において、第1導電型窒化物半導体層および第2導電型窒化物半導体層はそれぞれp型不純物がドープされたp型窒化物半導体層またはn型不純物がドープされたn型窒化物半導体層のいずれかであって、第1導電型窒化物半導体層がp型窒化物半導体層である場合には第2導電型窒化物半導体層はn型窒化物半導体層となり、第1導電型窒化物半導体層がn型窒化物半導体層である場合には第2導電型窒化物半導体層はp型窒化物半導体層となる。
また、本発明において、アンドープ窒化物半導体層は、p型不純物およびn型不純物のいずれもドープされていない窒化物半導体層のことを意味する。
また、本発明において、窒化物半導体層としては、たとえば、AlxGayInzN(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z≠0)の組成式で表わされるIII族窒化物半導体結晶からなる層を用いることができる。なお、上記の組成式において、xはアルミニウムの組成比を示し、yはガリウムの組成比を示し、zはインジウムの組成比を示している。
また、本発明において、窒化物半導体発光素子とは、少なくとも発光層が窒化物半導体層からなる素子のことをいう。
また、本発明において、バリア層とは、バリア層を挟んだ両側に位置する層間の原子の移動をバリア層を形成しない場合と比べて抑制することができる機能を有する層のことをいう。
また、本発明において、反射層とは、発光層からの光を反射する機能を有する層のことをいう。
また、本発明において、オーミック電極層とは、オーミック電極層が接している窒化物半導体層とオーミック接触をとる機能を有する層のことをいう。
本発明によれば、光の取り出し効率を向上することができるとともに光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させて電流の注入効率を向上することができる窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一のン参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
(実施の形態1)
図1に、本発明の窒化物半導体発光素子の一例の模式的な断面図を示す。本発明の窒化物半導体発光素子1000は、たとえばn型Siからなる導電性基板1と、第2のオーミック電極層16と、第2の導電性接着層2および第1の導電性接着層3からなる導電性接着層50と、バリア層15と、反射層13と、第1のオーミック電極層12と、第1導電型窒化物半導体層としてのp型窒化物半導体層4、窒化物半導体層からなる発光層5および第2導電型窒化物半導体層としてのn型窒化物半導体層6からなる窒化物半導体層積層構造体51と、非導電体層としてのアンドープ窒化物半導体層7と、Ti膜9およびAu膜10からなる第1電極層52と、第2電極層11と、を含んでいる。ここで、窒化物半導体層積層構造体51は、p型窒化物半導体層4、発光層5およびn型窒化物半導体層6がこの順序で積層されることにより構成されている。
以下、図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子1000を製造する方法の一例を図2〜図8を参照して説明する。
まず、図2の模式的断面図に示すように、半導体基板としてのサファイア基板72上に、たとえばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などにより、GaNからなるバッファ層71、アンドープ窒化物半導体層7、n型窒化物半導体層6、発光層5およびp型窒化物半導体層4をこの順序で積層する。ここで、バッファ層71の厚さはたとえば20nm程度とすることができ、アンドープ窒化物半導体層7の厚さはたとえば1μm程度とすることができる。また、n型窒化物半導体層6の厚さはたとえば4μm程度とすることができ、発光層5の厚さはたとえば50nm程度とすることができ、p型窒化物半導体層4の厚さはたとえば150nm程度とすることができる。
次に、図3の模式的断面図に示すように、p型窒化物半導体層4上に、たとえばEB(Electron Beam)蒸着法などにより、たとえば厚さ3nmのPd膜からなる第1のオーミック電極層12、たとえば厚さ150nmのAg−Nd膜からなる反射層13、たとえば厚さ100nmのNi−Ti膜からなるバリア層15およびたとえば厚さ3μmのAuSn膜と厚さ10nmのAu膜との積層体からなる第1の導電性接着層3をこの順序で積層する。ここで、AuSn膜においては、Snの含有量は、たとえばAuSn膜の20質量%とすることができる。また、Au膜は、AuSn膜の酸化防止膜として機能する。
一方で、図4の模式的断面図に示すように、導電性基板1上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ15nmのTi膜からなる第2のオーミック電極層16およびたとえば厚さ3μmのAu膜からなる第2の接着金属層2をこの順序で積層する。
そして、図3に示すサファイア基板72上の第1の導電性接着層3と図4に示す導電性基板1上の第2の接着金属層2とを対向させ、図5の模式的断面図に示すように、たとえば、共晶接合法を用いて、温度320℃で圧力300Nの条件下で貼り付ける。
その後、YAG−THGレーザ光(波長355nm)を鏡面研磨したサファイア基板72の裏面側から照射し、サファイア基板72、バッファ層71およびアンドープ窒化物半導体層7の一部を熱分解することによって、図6の模式的断面図に示すように、サファイア基板72およびバッファ層71を除去する。
続いて、図7の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7をたとえばフォトリソグラフィ工程を利用したエッチングなどによって円柱状に一部残し、n型窒化物半導体層6の表面の一部を露出させる。
そして、図8の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7を被覆するようにしてアンドープ窒化物半導体層7上にTi膜9およびAu膜10をこの順序でたとえばEB蒸着法などにより積層して第1電極層52を形成する。その後、第1電極層52上にAuワイヤ(図示せず)をボールボンディングする。
そして、導電性基板1の裏面上に第2電極層11を形成し、その後、複数に分割してチップ化することによって、図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子1000が製造される。
本発明の窒化物半導体発光素子1000は、窒化物半導体層積層構造体51の表面の一部にアンドープ窒化物半導体層7が形成されており、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにして第1電極層52が窒化物半導体層積層構造体51の表面上に形成されていることを特徴としている。したがって、本発明の窒化物半導体発光素子1000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7が電流阻止層として機能することによって、発光層5からの光に対して不透明な第1電極層52の下方に注入される電流量を減少させることができ、第1電極層52の下方の発光層5から発生する光の量を減少することができるため光の取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子1000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7の存在によって、発光層5からの光に対して不透明な第1電極層52の下方に注入される電流量を減少させることができ、光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させることができるため、電流の注入効率を向上することができる。
(実施の形態2)
図9に、本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、本発明の窒化物半導体発光素子2000においては、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにしてたとえばITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜からなる第1電極層52がn型窒化物半導体層6の表面の略全面に形成されていることを特徴としている。また、本発明の窒化物半導体発光素子2000においては、第1電極層52上に、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10がこの順序で積層されている。
以下、図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子2000を製造する方法の一例を図10〜図17を参照して説明する。
まず、図10の模式的断面図に示すように、半導体基板としてのサファイア基板72上に、たとえばMOCVD法などにより、GaNからなるバッファ層71、アンドープ窒化物半導体層7、n型窒化物半導体層6、発光層5およびp型窒化物半導体層4をこの順序で積層する。ここで、バッファ層71の厚さはたとえば20nm程度とすることができ、アンドープ窒化物半導体層7の厚さはたとえば1μm程度とすることができる。また、n型窒化物半導体層6の厚さはたとえば4μm程度とすることができ、発光層5の厚さはたとえば50nm程度とすることができ、p型窒化物半導体層4の厚さはたとえば150nm程度とすることができる。
次に、図11の模式的断面図に示すように、p型窒化物半導体層4上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ3nmのPd膜からなる第1のオーミック電極層12、たとえば厚さ150nmのAg−Nd膜からなる反射層13、たとえば厚さ200nmのNi−Ti膜からなるバリア層15およびたとえば厚さ3μmのAuSn膜と厚さ10nmのAu膜との積層体からなる第1の導電性接着層3をこの順序で積層する。ここで、AuSn膜においては、Snの含有量は、たとえばAuSn膜の20質量%とすることができる。また、Au膜は、AuSn膜の酸化防止膜として機能する。
一方で、図12の模式的断面図に示すように、導電性基板1上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ15nmのTi膜からなる第2のオーミック電極層16およびたとえば厚さ3μmのAu膜からなる第2の接着金属層2をこの順序で積層する。
そして、図11に示すサファイア基板72上の第1の導電性接着層3と図12に示す導電性基板1上の第2の接着金属層2とを対向させ、図13の模式的断面図に示すように、たとえば、共晶接合法を用いて、温度300℃で圧力300Nの条件下で貼り付ける。
その後、YAG−THGレーザ光(波長355nm)を鏡面研磨したサファイア基板72の裏面側から照射し、サファイア基板72、バッファ層71およびアンドープ窒化物半導体層7の一部を熱分解することによって、図14の模式的断面図に示すように、サファイア基板72およびバッファ層71を除去する。
続いて、図15の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7をたとえばフォトリソグラフィ工程を利用したエッチングなどによって円柱状に一部残し、n型窒化物半導体層6の表面の一部を露出させる。
そして、図16の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7を被覆するようにしてn型窒化物半導体層6の表面の略全面にITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52をたとえばスパッタリング法などにより形成する。
その後、図17の模式的断面図に示すように、第1電極層52上に、たとえばEB蒸着法などにより、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10をこの順序で形成する。その後、Au膜10上にAuワイヤ(図示せず)をボールボンディングする。
そして、導電性基板1の裏面上に第2電極層11を形成し、その後、複数に分割してチップ化することによって、図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子2000が製造される。
本発明の窒化物半導体発光素子2000は、窒化物半導体層積層構造体51の表面の一部にアンドープ窒化物半導体層7が形成されており、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにして第1電極層52が窒化物半導体層積層構造体51の表面上に形成されているため、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7が電流阻止層として機能することによって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方の発光層5から発生する光の量を減少することができるため光の取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子2000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7の存在によって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させることができるため、電流の注入効率を向上することができる。
さらに、本発明の窒化物半導体発光素子2000においては、アンドープ窒化物半導体層7およびそれを被覆する第1電極層52はそれぞれ発光層5からの光に対して透明であるため、アンドープ窒化物半導体層7の側面からも光を取り出すことができ、さらに光取り出し効率を向上することができる。
また、第1電極層52としてITOを用いた場合には、ITOは光の透過率が高く、耐湿性にも優れているため、n型窒化物半導体層6の表面に形成することにより、光取り出し効率を向上することができる傾向にあり、また、n型窒化物半導体層6の表面も保護することができる。
(実施の形態3)
図18に、本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、本発明の窒化物半導体発光素子3000においては、n型窒化物半導体層6の表面およびたとえばITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52の表面がそれぞれ凹凸を有していることを特徴としている。
以下、図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子3000を製造する方法の一例を図19〜図27を参照して説明する。
まず、図19の模式的断面図に示すように、半導体基板としてのサファイア基板72上に、たとえばMOCVD法などにより、GaNからなるバッファ層71、アンドープ窒化物半導体層7、n型窒化物半導体層6、発光層5およびp型窒化物半導体層4をこの順序で積層する。ここで、バッファ層71の厚さはたとえば20nm程度とすることができ、アンドープ窒化物半導体層7の厚さはたとえば1μm程度とすることができる。また、n型窒化物半導体層6の厚さはたとえば4μm程度とすることができ、発光層5の厚さはたとえば50nm程度とすることができ、p型窒化物半導体層4の厚さはたとえば150nm程度とすることができる。
次に、図20の模式的断面図に示すように、p型窒化物半導体層4上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ3nmのPd膜からなる第1のオーミック電極層12、たとえば厚さ150nmのAg−Nd膜からなる反射層13、たとえば厚さ200nmのNi−Ti膜からなるバリア層15およびたとえば厚さ3μmのAu膜からなる第1の導電性接着層3をこの順序で積層する。
一方で、図21の模式的断面図に示すように、導電性基板1上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ15nmのTi膜からなる第2のオーミック電極層16およびたとえば厚さ0.5μmのAu膜と厚さ3μmのAuSn膜からなる第2の接着金属層2をこの順序で積層する。
そして、図20に示すサファイア基板72上の第1の導電性接着層3と図21に示す導電性基板1上の第2の接着金属層2とを対向させ、図22の模式的断面図に示すように、たとえば、共晶接合法を用いて、温度300℃で圧力300Nの条件下で貼り付ける。
その後、YAG−THGレーザ光(波長355nm)を鏡面研磨したサファイア基板72の裏面側から照射し、サファイア基板72、バッファ層71およびアンドープ窒化物半導体層7の一部を熱分解することによって、図23の模式的断面図に示すように、サファイア基板72およびバッファ層71を除去する。
続いて、図24の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7をたとえばフォトリソグラフィ工程を利用したエッチングなどによって円柱状に一部残し、n型窒化物半導体層6の表面の一部を露出させる。
そして、図25の模式的断面図に示すように、たとえばRIE(Reactive Ion Etching)などにより、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸を形成する。その後、図26の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7を被覆するようにしてn型窒化物半導体層6の表面の略全面にITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52をたとえばスパッタリング法などにより形成する。
その後、図27の模式的断面図に示すように、第1電極層52上に、たとえばEB蒸着法などにより、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10をこの順序で形成する。その後、Au膜10上にAuワイヤ(図示せず)をボールボンディングする。
そして、導電性基板1の裏面上に第2電極層11を形成し、その後、複数に分割してチップ化することによって、図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子3000が製造される。
本発明の窒化物半導体発光素子3000は、窒化物半導体層積層構造体51の表面の一部にアンドープ窒化物半導体層7が形成されており、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにして第1電極層52が窒化物半導体層積層構造体51の表面上に形成されているため、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7が電流阻止層として機能することによって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方の発光層5から発生する光の量を減少することができるため光の取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子3000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7の存在によって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させることができるため、電流の注入効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子3000においては、アンドープ窒化物半導体層7およびそれを被覆する第1電極層52はそれぞれ発光層5からの光に対して透明であるため、アンドープ窒化物半導体層7の側面からも光を取り出すことができ、さらに光取り出し効率を向上することができる。
さらに、本発明の窒化物半導体発光素子3000においては、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸が形成されているため、n型窒化物半導体層6の表面が平坦な場合と比べて、n型窒化物半導体層6の表面と第1電極層52の表面との界面における光の反射を低減することができる。したがって、本発明の窒化物半導体発光素子3000においては、さらに光取り出し効率を向上することができる。
(実施の形態4)
図28に、本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、n型窒化物半導体層6の表面およびたとえばITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52の表面がそれぞれ凹凸を有しているとともにアンドープ窒化物半導体層7の下方に対応する位置にオーミック電極層12が形成されていない領域20を有することを特徴としている。
以下、図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子4000を製造する方法の一例を図29〜図39を参照して説明する。
まず、図29の模式的断面図に示すように、半導体基板としてのサファイア基板72上に、たとえばMOCVD法などにより、GaNからなるバッファ層71、アンドープ窒化物半導体層7、n型窒化物半導体層6、発光層5およびp型窒化物半導体層4をこの順序で積層する。ここで、バッファ層71の厚さはたとえば20nm程度とすることができ、アンドープ窒化物半導体層7の厚さはたとえば1μm程度とすることができる。また、n型窒化物半導体層6の厚さはたとえば5μm程度とすることができ、発光層5の厚さはたとえば50nm程度とすることができ、p型窒化物半導体層4の厚さはたとえば160nm程度とすることができる。
次に、図30の模式的断面図に示すように、p型窒化物半導体層4上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ3nmのPd膜からなる第1のオーミック電極層12を形成する。次いで、図31の模式的断面図に示すように、第1のオーミック電極層12の一部をたとえば硝酸系のエッチング液などで除去して、オーミック電極層12が形成されていない領域20を形成する。その後、図32の模式的断面図に示すように、オーミック電極層12の表面上および領域20の表面上に、たとえば厚さ150nmのAg−Nd膜からなる反射層13、たとえば厚さ200nmのNi−Ti膜からなるバリア層15およびたとえば厚さ3μmのAuSn膜と厚さ10nmのAu膜との積層体からなる第1の導電性接着層3をこの順序で積層する。ここで、AuSn膜においては、Snの含有量は、たとえばAuSn膜の20質量%とすることができる。また、Au膜は、AuSn膜の酸化防止膜として機能する。
一方で、図33の模式的断面図に示すように、導電性基板1上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ15nmのTi膜からなる第2のオーミック電極層16およびたとえば厚さ3μmのAu膜からなる第2の接着金属層2をこの順序で積層する。
そして、図32に示すサファイア基板72上の第1の導電性接着層3と図33に示す導電性基板1上の第2の接着金属層2とを対向させ、図34の模式的断面図に示すように、たとえば、共晶接合法を用いて、温度300℃で圧力300Nの条件下で貼り付ける。
その後、YAG−THGレーザ光(波長355nm)を鏡面研磨したサファイア基板72の裏面側から照射し、サファイア基板72、バッファ層71およびアンドープ窒化物半導体層7の一部を熱分解することによって、図35の模式的断面図に示すように、サファイア基板72およびバッファ層71を除去する。
続いて、図36の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7をたとえばフォトリソグラフィ工程を利用したエッチングなどによって円柱状に一部残し、n型窒化物半導体層6の表面の一部を露出させる。ここで、アンドープ窒化物半導体層7は、第2のオーミック電極層16が形成されていない領域20の上方に対応する位置に残るようにしてその一部が除去される。
そして、図37の模式的断面図に示すように、たとえばRIEなどにより、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸を形成する。その後、図38の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7を被覆するようにしてn型窒化物半導体層6の表面の略全面にITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52をたとえばスパッタリング法などにより形成する。
その後、図39の模式的断面図に示すように、第1電極層52上に、たとえばEB蒸着法などにより、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10をこの順序で形成する。その後、Au膜10上にAuワイヤ(図示せず)をボールボンディングする。
そして、導電性基板1の裏面上に第2電極層11を形成し、その後、複数に分割してチップ化することによって、図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子4000が製造される。
本発明の窒化物半導体発光素子4000は、窒化物半導体層積層構造体51の表面の一部にアンドープ窒化物半導体層7が形成されており、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにして第1電極層52が窒化物半導体層積層構造体51の表面上に形成されているため、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7が電流阻止層として機能することによって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方の発光層5から発生する光の量を減少することができるため光の取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7の存在によって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させることができるため、電流の注入効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、アンドープ窒化物半導体層7およびそれを被覆する第1電極層52はそれぞれ発光層5からの光に対して透明であるため、アンドープ窒化物半導体層7の側面からも光を取り出すことができ、さらに光取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸が形成されているため、n型窒化物半導体層6の表面が平坦な場合と比べて、n型窒化物半導体層6の表面と第1電極層52の表面との界面における光の反射を低減することができる。したがって、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、さらに光取り出し効率を向上することができる。
さらに、本発明の窒化物半導体発光素子4000においては、オーミック電極層12が形成されていない領域20におけるNi−Ti膜からなるバリア層15とp型窒化物半導体層4との密着性が向上し、膜剥がれが少なくなるため、歩留りが向上する。
(実施の形態5)
図40に、本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、窒化物半導体層積層構造体51の幅dが導電性基板1の幅Dよりも小さくなっているととともに、n型窒化物半導体層6の表面の凹凸の凸部の一部にアンドープ窒化物半導体層7が含まれていることを特徴としている。
以下、図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子5000を製造する方法の一例を図41〜図49を参照して説明する。
まず、図41の模式的断面図に示すように、半導体基板としてのサファイア基板72上に、たとえばMOCVD法などにより、GaNからなるバッファ層71、アンドープ窒化物半導体層7、n型窒化物半導体層6、発光層5およびp型窒化物半導体層4をこの順序で積層する。ここで、バッファ層71の厚さはたとえば20nm程度とすることができ、アンドープ窒化物半導体層7の厚さはたとえば1μm程度とすることができる。また、n型窒化物半導体層6の厚さはたとえば4μm程度とすることができ、発光層5の厚さはたとえば50nm程度とすることができ、p型窒化物半導体層4の厚さはたとえば150nm程度とすることができる。
次に、図42の模式的断面図に示すように、p型窒化物半導体層4上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ3nmのPd膜からなる第1のオーミック電極層12、たとえば厚さ300nmのAg−Nd膜からなる反射層13、たとえば厚さ200nmのNi−Ti膜からなるバリア層15およびたとえば厚さ3μmのAuSn膜からなる第1の導電性接着層3をこの順序で積層する。ここで、AuSn膜においては、Snの含有量は、たとえばAuSn膜の20質量%とすることができる。
一方で、図43の模式的断面図に示すように、導電性基板1上に、たとえばEB蒸着法などにより、たとえば厚さ15nmのTi膜からなる第2のオーミック電極層16およびたとえば厚さ3μmのAu膜からなる第2の接着金属層2をこの順序で積層する。
そして、図42に示すサファイア基板72上の第1の導電性接着層3と図43に示す導電性基板1上の第2の接着金属層2とを対向させ、図44の模式的断面図に示すように、たとえば、共晶接合法を用いて、温度300℃で圧力300Nの条件下で貼り付ける。
その後、YAG−THGレーザ光(波長355nm)を鏡面研磨したサファイア基板72の裏面側から照射し、サファイア基板72、バッファ層71およびアンドープ窒化物半導体層7の一部を熱分解することによって、図45の模式的断面図に示すように、サファイア基板72およびバッファ層71を除去する。
続いて、アンドープ窒化物半導体層7をたとえばフォトリソグラフィ工程を利用したエッチングなどによって円柱状に一部残し、その後、図46の模式的断面図に示すように、たとえばRIEなどにより、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸を形成する。ここで、n型窒化物半導体層6の表面の凹凸の凸部の一部にアンドープ窒化物半導体層7が含まれている。
その後、図47の模式的断面図に示すように、アンドープ窒化物半導体層7を被覆するようにしてn型窒化物半導体層6の表面の略全面にITOなどの透明導電膜からなる第1電極層52をたとえばスパッタリング法などにより形成する。
そして、図48の模式的断面図に示すように、第1電極層52上に、たとえばEB蒸着法などにより、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10をこの順序で形成する。その後、Au膜10上にAuワイヤ(図示せず)をボールボンディングする。
続いて、窒化物半導体層積層構造体51の一部をRIEなどによりエッチングして、窒化物半導体層積層構造体51の幅dを導電性基板1の幅Dよりも小さくする。
そして、導電性基板1の裏面上に第2電極層11を形成し、その後、複数に分割してチップ化することによって、図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子5000が製造される。
本発明の窒化物半導体発光素子5000は、窒化物半導体層積層構造体51の表面の一部にアンドープ窒化物半導体層7が形成されており、アンドープ窒化物半導体層7の表面を被覆するようにして第1電極層52が窒化物半導体層積層構造体51の表面上に形成されているため、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7が電流阻止層として機能することによって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、Cr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方の発光層5から発生する光の量を減少することができるため光の取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、非導電体層であるアンドープ窒化物半導体層7の存在によって、発光層5からの光に対して不透明なCr膜とPt膜の積層体91およびAu膜10の下方に注入される電流量を減少させることができ、光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させることができるため、電流の注入効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、アンドープ窒化物半導体層7およびそれを被覆する第1電極層52はそれぞれ発光層5からの光に対して透明であるため、アンドープ窒化物半導体層7の側面からも光を取り出すことができ、さらに光取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、n型窒化物半導体層6の表面に凹凸が形成されているため、n型窒化物半導体層6の表面が平坦な場合と比べて、n型窒化物半導体層6の表面と第1電極層52の表面との界面における光の反射を低減することができる。したがって、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、さらに光取り出し効率を向上することができる。
また、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、n型窒化物半導体層6の表面の凹凸の凸部にアンドープ窒化物半導体層7が含まれていても第1電極層52で電流を広げることができることから、凹凸の形成を容易に行なうことができる。
さらに、本発明の窒化物半導体発光素子5000においては、窒化物半導体層積層構造体51の幅dが導電性基板1の幅Dよりも小さくなっていることから、窒化物半導体発光素子5000の発光層5が導電性基板1の内側に入り、窒化物半導体発光素子5000のアセンブリ工程中における発光層5の欠けおよびダメージを低減することができるため、窒化物半導体発光素子5000を用いた発光装置の歩留まりが高くなる傾向にある。また、窒化物半導体発光素子5000の発光層5以外の部分に欠けおよび割れが発生したとしても、その欠けおよび割れによる発光層5への影響が小さくなるため、窒化物半導体発光素子5000の歩留まりが高くなる傾向にある。さらに、窒化物半導体発光素子5000のアセンブリ工程中において、金属などの導電性物質が発光層5に接触しにくくなるため、電気的な短絡の発生を抑制することができる傾向にある。
なお、上記において、半導体基板としてはサファイア基板を用いたが、本発明において半導体基板としてはサファイア基板に限定されず、他の半導体基板を用いることもできる。
また、上記において、導電性基板としては、n型Siからなる基板を用いたが、その他の導電性基板を用いてもよい。なかでも、導電性基板としては、Si、GaAs、GaP、Ge、InPおよびSiCからなる群から選択された少なくとも1種を用いることが好ましい。導電性基板がSi、GaAs、GaP、Ge、InPおよびSiCからなる群から選択された少なくとも1種からなる場合には、導電性基板が安価となるため、窒化物半導体発光素子の製造コストを低減することができる。また、この場合には、導電性基板と窒化物半導体層との熱膨張係数が近いため、反りの問題を低減することができる傾向にある。また、この場合には、導電性基板の熱伝導率が高くなり、窒化物半導体発光素子に大電流を注入することができるため、大出力の窒化物半導体発光素子を得ることができる傾向にある。また、この場合には、導電性基板の劈開が良好となり、劈開時に窒化物半導体発光素子の一部が欠けるのを抑制することができるため、窒化物半導体発光素子の歩留まりが高くなる傾向にある。
また、上記において、非導電体層としてはアンドープ窒化物半導体層を用いたが、本発明においては、非導電体層としてアンドープ窒化物半導体層を用いることには限定されない。また、本発明において、非導電体層は、窒化物半導体層積層構造体の表面の中心に形成されていることが好ましい。この場合には、窒化物半導体層積層構造体の全体に電流を均一に注入することができる傾向にある。
また、上記において、発光層として多重量子井戸(MQW)構造を有しているものについて説明しているが、本発明においてはこれに限定されず単一量子井戸(SQW)構造を有している発光層を用いてもよい。
また、上記においては、アンドープ窒化物半導体層を円柱状に残しているが、本発明においては、その他の形状に残してもよいことは言うまでもない。
また、本発明において、第1電極層、第2電極層、第1の導電性接着層、第2の導電性接着層、第1のオーミック電極層、第2のオーミック電極層、反射層およびバリア層の材質もそれぞれ上記のものに限定されないことは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、光の取り出し効率を向上することができるとともに光の取り出しに寄与しない無効電流量を減少させて電流の注入効率を向上することができる窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
本発明の窒化物半導体発光素子の一例の模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図1に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図9に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図18に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図28に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 本発明の窒化物半導体発光素子の他の一例の模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 図40に示す本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法の製造工程の一部を示す模式的な断面図である。 従来の窒化物半導体発光素子の模式的な断面図である。
符号の説明
1,100 導電性基板、2 第2の導電性接着層、3 第1の導電性接着層、4,103 p型窒化物半導体層、5,104 発光層、6,105 n型窒化物半導体層、7 アンドープ窒化物半導体層、9 Ti膜、10 Au膜、11 第2電極層、12,102 第1のオーミック電極層、13 反射層、15 バリア層、16,101 第2のオーミック電極層、20 領域、50 導電性接着層、51,108 窒化物半導体層積層構造体、52 第1電極層、71 バッファ層、72 サファイア基板、91 積層体、106 負電極層、107 正電極層、1000,2000,3000,4000,5000 窒化物半導体発光素子。

Claims (16)

  1. 導電性基板と、前記導電性基板上に形成された導電性接着層と、前記導電性接着層上に形成された窒化物半導体層積層構造体と、を含み、
    前記窒化物半導体層積層構造体は、前記導電性基板側から、第1導電型窒化物半導体層、発光層および第2導電型窒化物半導体層をこの順序で含んでおり、
    前記第2導電型窒化物半導体層の表面の一部に非導電体層が接して形成されており、前記非導電体層の表面を被覆するようにして電極層が前記第2導電型窒化物半導体層の表面上に形成されており、
    前記第2導電型窒化物半導体層はn型窒化物半導体層であり、
    前記第2導電型窒化物半導体層の表面が凹凸を有し、
    前記凹凸の凸部の一部に前記非導電体層が含まれ
    前記導電性接着層と前記窒化物半導体層積層構造体との間にオーミック電極層が形成され、
    前記非導電体層の下方に前記オーミック電極層が形成されていない領域を有し、
    前記オーミック電極層が形成されていない領域に反射層が形成されていることを特徴とする、
    窒化物半導体発光素子。
  2. 前記非導電体層は、アンドープ窒化物半導体層であることを特徴とする、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記非導電体層は、前記第2導電型窒化物半導体層の表面の中心に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. 前記第2導電型窒化物半導体層の表面の一部が露出していることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 前記電極層は透明導電体膜からなることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  6. 前記導電性基板は、Si、GaAs、GaP、Ge、InPおよびSiCからなる群から選択された少なくとも1種からなることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  7. 前記導電性接着層と前記窒化物半導体層積層構造体との間に、バリア層が形成されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の窒化物半導体素子。
  8. 前記非導電体層は電流阻止層として機能することを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  9. 前記窒化物半導体層積層構造体の幅が前記導電性基板の幅以下であることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子。
  10. 半導体基板上に非導電体層を形成する工程と、
    前記非導電体層上に第2導電型窒化物半導体層、発光層および第1導電型窒化物半導体層をこの順に形成し、窒化物半導体層積層構造体とする工程と、
    前記第1導電型窒化物半導体層の上に第1のオーミック電極層を積層し、その一部を除去してオーミック電極層が形成されていない領域を形成する工程と、
    前記第1のオーミック電極層の表面およびオーミック電極層が形成されていない領域に反射層を形成する工程と、
    前記反射層上に第1の導電性接着層を形成する工程と、
    導電性基板上に第2の導電性接着層を形成する工程と、
    前記第1の導電性接着層と前記第2の導電性接着層とを接合する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第2導電型窒化物半導体層の表面に凹凸を形成する工程と、
    前記非導電体層の表面を被覆するように電極層を前記窒化物半導体層積層構造体の表面上に形成する工程と、を含み、
    前記窒化物半導体層積層構造体を形成する工程において、前記非導電体層と前記第2導電型窒化物半導体層とを接するように形成し、前記第2導電型窒化物半導体層はn型窒化物半導体層であり、前記凹凸の凸部の一部に前記非導電体層が含まれる、窒化物半導体発光素子の製造方法。
  11. 前記非導電体層はアンドープ窒化物半導体層であることを特徴とする、請求項10に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  12. 前記非導電体層の一部を除去する工程を含むことを特徴とする、請求項10または11に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  13. 前記非導電体層を前記第2導電型窒化物半導体層の表面の中心に形成することを特徴とする、請求項10から12のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  14. 前記電極層は透明導電体膜からなることを特徴とする、請求項10から13のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  15. 前記窒化物半導体層積層構造体と第1の導電性接着層との間に、バリア層を形成することを特徴とする、請求項10から14のいずれかに記載の窒化物半導体素子の製造方法。
  16. 前記窒化物半導体層積層構造体の幅を前記導電性基板の幅以下とすることを特徴とする、請求項10から15のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
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