JP5305533B2 - 疎通試験装置 - Google Patents

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本発明は、端末装置の疎通状態を試験する疎通試験装置に関する。
公衆回線網に接続された端末装置が正しく通信を行うことができているか否かの疎通確認を行う場合、公衆回線網を介して端末装置と疎通試験装置とを接続し、疎通試験が行われている。このような疎通試験は、複数の端末装置を対象として行われることがある。この場合、試験手順が定義されたシナリオに沿って、複数の端末装置を対象として疎通試験を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。また、IPネットワークに接続された端末装置について、疎通試験を行うものもある(例えば、特許文献2参照)。
一方、近年、多様なコーデックに対応したネットワークを構築し、これに端末装置を接続して様々なコーデックを用いてサービスを提供することも行われつつある。
特開2006−352625号公報 特開2009−194709号公報
しかしながら、上述した、多様なコーデックに対応したネットワークにおける疎通試験を考えた場合、それぞれの端末装置について疎通確認するためには、疎通試験装置側において様々なコーデックに対応している必要がある。すなわち、端末装置側が有するコーデックと同じコーデックを疎通試験装置が有していないと、疎通試験を行うことができないため、端末装置側が有するコーデックと同じコーデックを疎通試験装置に設け、端末装置と同じコーデックに従って疎通試験を行う必要がある。
このように、多様な端末、多様なコーデックに対応しようとする場合、種々のコーデックに対応した疎通試験装置をそれぞれ新たに設けるか、あるいは、種々のコーデックを疎通試験装置に搭載する必要がある。この状況においてさらに、新たなコーデックが提供されたとすると、その新たなコーデックが追加される都度、疎通試験装置側において、追加されたコーデックに対応させる必要がある。
ここで、上述した特許文献1および2については、疎通試験を行うものではあるが、種々のコーデックに対応できるものではないので、上述の問題を解決するものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、種々のコーデックを搭載しなくても、端末装置のコーデックに応じた疎通試験を行うことができる疎通試験装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の端末装置が接続される疎通試験装置であって、前記端末装置から送信される当該端末装置が利用可能なコーデックを示すコーデック情報を含む接続要求情報を受信する第1受信部と、前記第1受信部が受信した接続要求情報からコーデック情報を抽出するコーデック情報抽出部と、前記コーデック情報抽出部によって抽出された前記コーデック情報を前記接続要求情報を送信した端末装置に送信する第1送信部と、前記第1送信部によって送信されたコーデック情報に応じて前記端末装置から送信されるパケットを受信する第2受信部と、前記第2受信部が受信したパケットに含まれるヘッダとペイロードのうち、ヘッダを書き換えて当該ペイロードに付与して応答情報を生成する応答情報生成部と、前記応答情報生成部によって生成された応答情報を前記端末装置に送信する第2送信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の疎通試験装置において、前記コーデック情報抽出部は、前記コーデック情報に複数のコーデックの種類が含まれている場合、いずれか1つのコーデックの種類を抽出することを特徴とする。
また、本発明は、上述の疎通試験装置において、前記第2送信部は、前記第2受信部がパケットを受信してから一定時間経過した後に、前記応答情報を前記端末装置に送信することを特徴とする。
また、本発明は、上述の疎通試験装置において、前記第1受信部が受信した接続要求情報のヘッダに含まれる発信元を着信先にし、接続要求情報のヘッダに含まれる着信先を発信元にしたヘッダを生成し、当該ヘッダを前記第1受信部が受信した接続要求情報のコーデック情報に付与する呼び返し部と、前記呼び返し部によってヘッダが付与されたコーデック情報を前記端末装置に送信する第3送信部と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、端末装置から送信されるコーデック情報を含む接続要求情報を受信し、この接続要求情報からコーデック情報を抽出して接続要求情報を送信した端末装置に送信し、このコーデック情報に応じて端末装置から送信されるパケットを受信し、この受信したパケットに含まれるヘッダとペイロードのうち、ヘッダを書き換えて当該ペイロードに付与して端末装置に送信するようにした。これにより、端末装置が有するコーデックと同じコーデックを有していなくても、疎通試験を行うことができる。
この発明の一実施形態による疎通試験装置100を含む疎通試験システム1の構成を示す概略図である。 疎通試験装置100の構成を表す概略ブロック図である。 発信試験機能を実施する場合における疎通試験装置100の動作を説明するシーケンス図である。 着信試験機能を実施する場合における疎通試験装置100の動作を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態による疎通試験装置について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による疎通試験装置100を含む疎通試験システム1の構成を示す概略図である。疎通試験システム1は、疎通試験装置100と、端末装置200、210、220、230、240とが、もしくは網)ネットワーク300を介して接続され、SIP(Session Initiation Protocol)のプロトコルに従って通信を行う。
端末装置200は、G.711μlawのコーデックを搭載し、端末装置210は、G.711.1とG.711μlawのコーデックを搭載し、端末装置220は、G.711μlawとMPEG−4 Visualのコーデックを搭載し、端末装置230は、G.711.1とMPEG−4 Visualのコーデックを搭載し、端末装置240は、これらのコーデックではない新たなコーデック(例えば、未知のコーデック)を搭載している。疎通試験装置100は、これら端末装置200〜240のそれぞれに対し、疎通試験を行う機能を有する。
図2は、疎通試験装置100の構成を表す概略ブロック図である。疎通試験装置100は、受信部110と、送信データ生成部120と、送信部130とを有する。
受信部110は、第1受信部111と、第2受信部112を有し、各端末装置(200〜240)から送信される各種情報を受信する。
第1受信部111は、各端末装置(200〜240)から送信される接続要求情報であって、当該端末装置が利用可能なコーデックを示すコーデック情報を含む接続要求情報を受信する。この接続要求情報は、例えば、コーデックの種類を含むSDP(Session Description Protocol)が記述された情報が含まれる。コーデックの種類は、送信元の端末装置に搭載されたコーデックを示す情報であり、1種類のみ含む場合や、複数種類を含む場合がある。
第2受信部112は、第1送信部131によって送信されたコーデック情報に対応するパケットであって端末装置から送信されるパケットを受信する。
送信データ生成部120は、コーデック情報抽出部121と、応答情報生成部122と、呼び返し部123とを有し、発信試験と着信試験とをそれぞれ実施するための情報を生成する。
〈発信試験〉
コーデック情報抽出部121は、第1受信部111が受信した接続要求情報からコーデック情報を抽出する。このコーデック情報抽出部121は、コーデック情報に複数のコーデックの種類が含まれている場合、いずれか1つのコーデックの種類を抽出する。応答情報生成部122は、第2受信部112が受信したパケットを構成するヘッダとペイロードのうち、パケットのヘッダを書き換えて、書き換えられたヘッダを当該ペイロードに付与して応答情報を生成する。
〈着信試験〉
呼び返し部123は、第1受信部111が受信した接続要求情報のヘッダに含まれる発信元を着信先にし、接続要求情報のヘッダに含まれる着信先を発信元にしたヘッダを生成し、当該ヘッダを第1受信部111が受信した接続要求情報のコーデック情報に付与する。
送信部130は、第1送信部131、第2送信部132、第3送信部133を有し、疎通試験装置100から各端末装置(200〜240)に各種情報を送信する。
第1送信部131は、コーデック情報抽出部121によって抽出されたコーデック情報を接続要求情報を送信した端末装置に送信する。
第2送信部132は、応答情報生成部122によって生成された応答情報を端末装置に送信する。この第2送信部は、第2受信部がパケットを受信してから一定時間経過した後に、応答情報を端末装置に送信する。
第3送信部133は、呼び返し部123によってヘッダが付与されたコーデック情報を端末装置に送信する。
次に、上述した構成における疎通試験装置100の動作について説明する。
図3は、発信試験機能を実施する場合における疎通試験装置100の動作を説明するシーケンス図である。ここでは、端末装置210と疎通試験装置100との間において疎通試験を行う場合を一例として説明する。
疎通試験を行うにあたり、端末装置210は、自身に搭載されたコーデックの種類を含むSDPが記述されたINTIVEを接続要求情報として疎通試験装置100に送信する(ステップS100)。疎通試験装置100の送信データ生成部120は、受信部110を介してINTIVEを受信すると、送信部130によって100Tryingを端末装置210に送信するとともに(ステップS110)、180ringingを送信する(ステップS120)。
次に、送信データ生成部120のコーデック情報抽出部121は、受信したINVITEに含まれる情報に基づいて、コーデック情報を抽出する。ここで、図3符号aに、INVITEのSDPが記述された内容の一例を示す。このSDPには、G.711.1であるコーデックを表すコーデックA、G.711μlawであるコーデックを表すコーデックBが順に記述されている。送信データ生成部120のコーデック情報抽出部121は、コーデックA(G.711.1)とコーデックB(G.711μlaw)とのうち、末尾側に記述されたコーデックBについて削除して、先頭側の行に記述されたコーデックAを抽出する。この抽出された情報の一例を図3符号bに示す。
コーデック情報が抽出されると、送信部130の第1送信部131は、抽出されたコーデックを含む200OKを端末装置210に送信する(ステップS130)。
端末装置210は、この200OKを受信すると、受信した200OKから、コーデック情報を参照する。ここでは、コーデックAが参照される。そして、端末装置210は、コーデックAに対応する試験用データを生成し、これをペイロードに含め、このペイロードにRTP(Real−Time transport Protocol)ヘッダを付与し、疎通試験装置100にRTPパケットとして送信する(ステップS140)。ここでは、コーデックAであるG.711.1のコーデックに対応した試験用データが含まれる。
疎通試験装置100において、受信部110の第2受信部112は、端末装置210から送信されるRTPパケットを受信する。
送信データ生成部120の応答情報生成部122は、第2受信部112が受信したRTPパケットを構成するRTPヘッダとペイロードとのうち、RTPヘッダの一部を書き換える。ここでは、RTPヘッダの書き換えの一例を図3符号cに示す。ここでは、応答情報生成部122は、SSRC(Synchronization Source Identifier)について、次に送信する情報に対応するパラメータになるように書き換え処理を行い、Time StampとSequence Numberについて、書き換え処理を行わないで、新たなRTPヘッダを生成する。新たなRTPヘッダが生成されると、応答情報生成部122は、第2受信部によって受信したRTPパケットのペイロードをコピーし、このコピーされたペイロードに、新たなRTPヘッダを付与して、新たなRTPパケットを生成する。
送信部130の第2送信部132は、応答情報生成部122によって生成された新たなRTPパケットを、第2受信部112がRTPパケットを受信してから一定時間を経過した後に、端末装置210宛にRTPとして送信する(ステップS150)。
端末装置210は、疎通試験装置100から送信されるRTPを受信し、このRTPパケットに含まれる試験用データに応じた出力を行う。この出力が行われると、端末装置210は、BYEを疎通試験装置100に送信する(ステップS160)。疎通試験装置100は、端末装置210から送信されたBYEを受けて、200OKを端末装置210に送信する(ステップS170)。
図4は、着信試験機能を実施する場合における疎通試験装置100の動作を説明する図である。ここでは、端末装置210と疎通試験装置100との間において疎通試験を行う場合を一例として説明する。この実施形態においては、端末装置210と疎通試験装置100との間において発信試験が行われた時の情報を利用して着信試験を行う。
ここではまず、端末装置210と疎通試験装置100との間において、発信試験が行われる。すなわち、端末装置210から疎通試験装置100にINVITTEが送信されると(ステップS200)、疎通試験装置100から100Tryingが送信され(ステップS210)、180ringingが送信され(ステップS220)、200OKが送信される(ステップS230)。そして、端末装置210からRTPが送信されると(ステップS240)、疎通試験装置100から応答用のRTPが送信される。これを受けて、端末装置210は、疎通試験装置100にBYEを送信し(ステップS250)、疎通試験装置100は、200OKを端末装置210に送信する(ステップS260)。
上述の発信試験が行われた際、送信データ生成部120の呼び返し部123は、端末装置210から送信されたINVITEのコピーを自身に設けられたメモリ領域に記憶する。この記憶された情報の一例を図4符号aに示す。このINVITEは、ヘッダ(図4符号b)とコーデック情報(図4符号c)とが含まれる。呼び返し部123は、送信元が端末装置210であり、着信先が疎通試験装置100であるINVITEのパケットに含まれるヘッダを、送信元を疎通試験装置100、着信先を端末装置210に書き換えて、新たなヘッダ(図4符号d)を生成する。そして、記憶されたINVITEのコピーのうち、コーデック情報に対し、生成された新たなヘッダを付与する。この新たなヘッダが付与されたコーデック情報を図4符号eに示す。
次に、着信試験が開始されると、疎通試験装置100は、着信試験を行う対象の端末装置210に、INVITEを送信する(ステップS300)。ここで、送信部130の第3送信部133は、新たなヘッダが付与されたコーデック情報(図4符号e)をINVITE(図4符号f)に含めて送信する。このINVITEを受け、端末装置210は、疎通試験装置100に対し、100Tryingを送信し(ステップS310)、180ringingを送信し(ステップS320)、200OKを送信し(ステップS330)、RTPを送信する(ステップS340)。このRTPを受けて、疎通試験装置100は、応答用のRTPを端末装置210に送信する。そして、端末装置210から疎通試験装置100にBYEが送信されると(ステップS350)、疎通試験装置100は、200OKを端末装置210に送信する(ステップS360)。
以上説明したように、上述の実施形態によれば、任意の端末装置からの着信に対応し、コーデックを選択し受信した試験用データをそのまま折り返して送信するようにしたので、様々なコーデックで発信試験ができる。
既存技術では、端末装置(電話端末)と同じ機能を実装し通話接続時の電文と試験用データを新規に生成し送信するが、上述した実施形態によれば、受信した情報を利用して送信する情報を生成し、試験用データについては、その受信したものをヘッダのみ書き換えてそのまま送信する。これにより、既存の疎通試験装置では、一般の電話(G.711μlaw)しか試験できなかったが、上述した実施形態によれば、他のコーデック(高音質電話(G.711.1)や映像通話(MPEG−4 Visual))を利用している様々な端末で試験を実施することができる。
また、様々なコーデックを含むSDPが記載された接続要求情報に対して、コーデックを選択し、SDPをコピーして応答する情報を生成するようにした。ここでは、接続要求情報に含まれるコーデックを含むSDPをコピーして応答する情報を生成して端末装置に送信し、これに対して端末装置から送信されるRTPパケットに対し、受信したRTPパケットのペイロードはそのままでヘッダを変更し、端末装置に送信するようにしたので、端末装置から送信されるSDPに複数のコーデックが含まれていても、また、未知のコーデックが含まれていても、疎通試験を実施することができる。
また、発信確認試験で受信したINVITEからSDPを抽出し、ヘッダの発信元・宛先等の情報を書き換えて、受信したコーデックで呼び返しを行うようにしたので、発信試験後、疎通試験装置から任意の端末装置に発信し、着信試験を行うことが可能となった。このように、疎通試験装置が試験用データ(音声・映像等のRTPパケット)を端末装置に、そのまま折り返すようにしたので、端末装置に対応するコーデックを持つ必要がなくなり、様々なコーデックに対して発信試験を実施することが可能になる。また、この場合、新たなコーデックが提供された場合であっても、試験対象である端末装置から送信される試験用データを利用すればよいので、そのコーデックに対応した疎通試験装置を新たに設ける必要がない。
また、上述の実施形態によれば、疎通試験装置100は、第2受信部112によってRTPパケットを受信してから一定時間経過した後に、端末装置に応答するようにした。接続要求情報を受信して直ちに応答パケットを送信すると、端末装置側のスピーカーの音がマイクに回り込んでハウリングが発生してしまうが、上述の構成により、ハウリングを防止することができる。
また、上述の実施形態によれば、受信部が受信した接続要求情報のヘッダに含まれる発信元を着信先にし、接続要求情報のヘッダに含まれる着信先を発信元にしたヘッダを生成し、当該ヘッダをコーデック情報に付与し、着信試験を開始する際に、このヘッダが付与されたコーデック情報を送信するようにしたので、着信試験も実施することができる。
なお、上述した実施形態においては、端末装置から送信された接続要求情報のコーデック情報に2つのコーデックが含まれている場合について説明したが、3つ以上含まれている場合であっても対応可能である。例えば、3つのコーデックが含まれている場合には、そのなかからいずれか1つを抽出すればよい。いずれか1つのコーデックの種類を抽出し、抽出されたコーデック情報にヘッダを付与して端末装置に送信するようにしたので、複数種類のコーデックに対応した端末装置に対しても、疎通試験を行うことができる。
送信部130の第2送信部132は、一定時間が経過した後にRTPパケットを送信する場合について説明したが、この一定時間は、予め決められた時間であってもよい。また、一定時間が経過したか否かについては、第2送信部132にタイマを設けておき、送信データ生成部120からRTPパケットを受け取った時点、あるいは、第2受信部112がRTPを受信した時点からカウントを開始し、カウント値が所定の値に達した場合に一定時間が経過したことを検出し、RTPパケットの送信を行うようにしてもよい。
なお、ユーザ宅に音声や映像を出力する映像端末、電話機等、種々のコーデックの端末装置が設置される事が想定され、端末装置の正常性を確認するため疎通試験が必要となるが、本発明によって種々のコーデックの疎通試験を行うことができる。
例えば、映像端末同士がユーザ間において接続され、映像と音声を互いに送受信している場合、いずれか一方の映像が正常に出力されない場合において、送信側の端末装置に故障が発生したために受信側の端末装置において正常に映像が出力されないのか、あるいは、受信側の端末装置に故障が発生したために送信側から送信された映像を正常に出力できないのか、判別できない場合であっても、疎通試験装置100を用いて疎通試験を実施することによって、いずれの端末装置に異常が発生しているのかを把握することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 疎通試験システム 100 疎通試験装置
110 受信部 111 第1受信部
112 第2受信部 120 送信データ生成部
121 コーデック情報抽出部 122 応答情報生成部
123 呼び返し部 130 送信部
131 第1送信部 132 第2送信部
133 第3送信部
200、210、220、230、240 端末装置
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 複数の端末装置が接続される疎通試験装置であって、
    前記端末装置から送信される当該端末装置が利用可能なコーデックを示すコーデック情報を含む接続要求情報を受信する第1受信部と、
    前記第1受信部が受信した接続要求情報からコーデック情報を抽出するコーデック情報抽出部と、
    前記コーデック情報抽出部によって抽出された前記コーデック情報を前記接続要求情報を送信した端末装置に送信する第1送信部と、
    前記第1送信部によって送信されたコーデック情報に応じて前記端末装置から送信されるパケットを受信する第2受信部と、
    前記第2受信部が受信したパケットに含まれるヘッダとペイロードのうち、ヘッダを書き換えて当該ペイロードに付与して応答情報を生成する応答情報生成部と、
    前記応答情報生成部によって生成された応答情報を前記端末装置に送信する第2送信部と、
    を有することを特徴とする疎通試験装置。
  2. 前記コーデック情報抽出部は、前記コーデック情報に複数のコーデックの種類が含まれている場合、いずれか1つのコーデックの種類を抽出することを特徴とする請求項1記載の疎通試験装置。
  3. 前記第2送信部は、前記第2受信部がパケットを受信してから一定時間経過した後に、前記応答情報を前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の疎通試験装置。
  4. 前記第1受信部が受信した接続要求情報のヘッダに含まれる発信元を着信先にし、接続要求情報のヘッダに含まれる着信先を発信元にしたヘッダを生成し、当該ヘッダを前記第1受信部が受信した接続要求情報のコーデック情報に付与する呼び返し部と、
    前記呼び返し部によってヘッダが付与されたコーデック情報を前記端末装置に送信する第3送信部と、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の疎通試験装置。
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