JP5305525B2 - ネットワークシステム及びネットワークシステムにおけるモジュールへのid付与方法 - Google Patents
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置や関係は敷設時に固定され、家屋完成後に関係を変更することは困難である。この不都合を解消するための取り組みもあるが、いずれも、その設定を変更するに当たっては、コンピュータ画面を使用してユーザがプログラミングしたりダイヤルによる設定を必要としたりなど、ユーザが直感的に容易に変更できるというものではなかった。
前記モジュールには、前記ID付与部材のコネクタ部と電気的に接続可能なコネクタ受部が設けられ、
前記把持部には前記ID付与部材に予め設定されたIDの区別が可視的に表示され、
前記ID保持部材のコネクタ部を前記モジュールのコネクタ受部に接続することで、前記ID付与部材に設定されたIDを前記入モジュールに付与するようにしてもよい。
予めIDが電気的に設定され使用者が該IDを視覚的に区別可能なID付与部材を前記モジュールに外部から取り付けることで、前記ID付与部材と前記モジュールとを電気的に接続させ、前記モジュールに前記ID付与部材に設定されたIDを自己のIDとして認識させることを特徴とする、ネットワークシステムにおけるモジュールへのID付与方法であってもよい。
モジュールとしての電気機器との関係を構築する際に、いわゆる刺激反応モデルを基礎としている。すなわち、全てのネットワークシステムは刺激と反応を起こす制御装置および電気機器の組合せによって構成される。本発明に係るネットワークシステムでは、刺激は入力モジュールとしての制御装置が作動した際に制御装置から発信される。そして、刺激を受け取った出力モジュールとしての電気機器は刺激に反応して自身を作動させる。
本実施例における入力モジュール(制御装置)と出力モジュール(電気機器)との関係は、制御装置および電気機器のスロットに、予めIDが設定されたピンを差し込むことによって構築されている。例えば、図1に示すように、入力モジュールとしてのスイッチモジュール1と、出力モジュールとしての電灯モジュール2のスロットに同じIDが設定されたピン20が差し込まれている。
本発明に係る入力モジュールとしては、図1で示したようなスイッチモジュール1の他、様々な制御装置、例えばボタンやノブ、照度センサ、モーションセンサであってもよい。例えばモーションセンサ(PIRモジュール)では、人などの動作を赤外線で感知するとON情報を発信し、最後の動作感知より10秒後にはOFF情報を発信してもよい。そして、各々の入力モジュールは一または複数のスロットと、ネットワークアダプタを有する。
を停止する。そして、出力モジュールの方も、一または多数のスロットとネットワークアダプタとを有する。図2には、このようなシステムの概念図であって、様々な入力モジュールと出力モジュールの組合せの可能性を示す。
本実施例に係るネットワークシステムのピン20の大きさは、一般的な文具としてのプッシュピンと同程度の大きさが望ましい。ピン20が大きすぎると目障りで扱いづらくなるからである。図4に、本実施例におけるピン20の形状の例を示す。ピン20の先端部はコネクタ部としてのプラグ20aでありスロットに差し込まれることでピン20と各モジュールとが電気的に接続される。そして、上部は、把持部としてのノブ20bであり使用者による扱いが容易な形状となっている。また、ノブ20bは予めピン20に設定されたIDに応じた色彩のものが使用されており、ユーザはノブ20bの色によってIDを識別可能となっている。
モジュール同士は、情報通信可能に結合されているが、その形態は有線、無線いずれの形態でもよい。また、有線と無線の両方によって互いに結合されていてもよい。有線ネットワークとしては、例えば、電力線通信(PLC:Power Line Communication)を用いることが可能である。この場合は、X10やINSTEON、BACNET等の規格を用いて、電力線を通じて情報を伝達することが可能である。PLCを用いることによって、住宅に既設の電力線を用いてネットワークを構築し、容易に電力も送付可能となる利点がある。なお、本発明においては、使用する無線通信規格、有線通信規格を特に限定するものではない。
次に、本発明における実施例2について説明する。本実施例においては、中間モジュールと呼ばれる、入力モジュールと出力モジュールとの間に入り、情報を加工する機器を用いることで、より高度な自動制御を達成する例について説明する。この中間モジュールにおいては、例えば、論理の分岐、論理演算、信号処理などを入力モジュールと出力モジュールの間で行うことができる。
スロットには、同一のIDのピン23が差し込まれている。
次に、本発明における実施例3について説明する。本実施例においては、実際のホームネットワークシステムの中での本発明の実施の態様について具体的に説明する。
図7に示す態様は、入力モジュールとして、パッシブ赤外線方式のモーションセンサ5を用い、出力モジュールとしてシーリングライト6と、ロボットクリーナ7を用いた態様である。パッシブ赤外線方式のモーションセンサ5には、別々のIDを有する2つのピン24とピン25が差し込まれている。また、シーリングライト6のスロットにはピン24が差し込まれている。さらに、ロボットクリーナ7では、ロボット7bがホームベース7aに、掃除を停止して戻るように設定されたスロットに対してピン25が差し込まれている。
図8に示す実施態様では、入力モジュールとしてクロックモジュール8を用い、出力モジュールとしてコーヒーメーカ3を用いる。また、コーヒーメーカ3は入力モジュールも兼ねており、コーヒーのドリップが終了すると“ノーティファイ”スロットからON情報が発信される。また、中間モジュールとしてのオートフェイダモジュール9が用いられ、さらに、音響機器10が出力モジュールとして使用される。
図9に示す実施態様では、入力モジュールとしてスイッチモジュール11が用いられる。また、出力モジュールとして、2つのシーリングライト12及び13、ランプシェード付き電気スタンド14及び大型TVモニタ15が用いられる。本実施態様のスイッチモジュール11には、4つのスイッチが設けられている。第1のスイッチ11aに対応するスロットは、異なるIDを有する3つのピン29、30、31が差し込まれている。第2のスイッチ11bには、ピン29及び30が差し込まれている。第3のスイッチ11cにはピン30及び31が差し込まれている。第4のボタン11dは、第1のスイッチ11a〜第3のスイッチ11cの全てのスイッチのスロットに差し込まれたピンのIDと、OFF情報を発信するスイッチである。
図10に示す実施態様では、住居の階段部分において、入力モジュールとして階上のスイッチモジュール16と階下のスイッチモジュール17を用いる。出力モジュールとしてシーリングライト18を用いる。スイッチモジュール16は、プッシュボタン16aとLED灯16bを有する。同様に、スイッチモジュール17は、プッシュボタン17aとLED灯17bを有する。また、スイッチモジュール16及び17とシーリングライト19の各スロットには、同一のIDを有するピン32が差し込まれている。
情報を受信し、ステータスを同期させるとともに、点灯色を変更する。
本実施態様では、入力モジュールとして、ペットの猫のお気に入りのクッションの下の重量センサ(不図示)を用い、エアコンディショナ(不図示)を出力モジュールとする。また、猫の寝床の下の重量センサ(不図示)を入力モジュールとし、ロボットクリーナ(不図示)を出力モジュールとする。クッションの下の重量センサ(不図示)のスロットに差し込まれたピンのIDと、エアコンディショナ(不図示)のスロットに差し込まれたピンのIDを同一とする。また、寝床の下の重量センサ(不図示)のスロットに差し込まれたピンのIDとロボットクリーナ(不図示)のスロットに差し込まれたピンのIDを同一とする。
必要がない。また全ての電気機器・制御装置は一つのネットワークに接続されていればよいため、従来のように電気機器と制御装置とを一対一で結ぶ配線をする必要がなく、資源や敷設コストを低減することも可能である。
2・・・電灯モジュール(出力モジュール)
3・・・コーヒーメーカ(出力モジュール)
4・・・タイマモジュール(入力モジュール)
5・・・モーションセンサ(入力モジュール)
6・・・シーリングライト(出力モジュール)
7・・・ロボットクリーナ(出力モジュール)
8・・・クロックモジュール(中間モジュール)
9・・・オートフェイダモジュール(中間モジュール)
10・・・音響機器(出力モジュール)
11・・・スイッチモジュール(入力モジュール)
12・・・シーリングライト(出力モジュール)
13・・・シーリングライト(出力モジュール)
14・・・電気スタンド(出力モジュール)
15・・・大型TVモニタ(出力モジュール)
16・・・スイッチモジュール(入力モジュール)
17・・・スイッチモジュール(入力モジュール)
18・・・シーリングライト(出力モジュール)
20−32・・・ピン
Claims (8)
- 所定の入力が行われることで情報を発信する入力モジュール、及び、前記入力モジュールから発信された情報を受信することで、該情報に応じた動作を行う出力モジュール、を少なくとも含む複数のモジュールと、
前記モジュール同士を情報伝達可能に接続するネットワークを形成する情報通信手段と、
を有し、同一のIDを付与されたモジュール同士のみで前記情報伝達を可能とするネットワークシステムであって、
固有のIDが設定され該固有のIDが外部から視覚的に区別可能であり、前記モジュールに外部から取り付けられ電気的に接続されることで、接続された前記モジュールにIDを付与可能なID付与部材をさらに有し、
前記入力モジュールは、前記ID付与部材により付与された自身のIDと、前記所定の入力に基づき生成したON、OFF、又はボリュームの制御信号とを含むパケットを、前記情報として、前記ネットワーク上に送出し、
前記出力モジュールは、前記ネットワーク上を流れるパケットを解析し、前記ID付与部材により付与された自身のIDと同じIDを含むパケットを自身宛の情報として受信し、該自身宛の情報として受信したパケットに含まれるON、OFF、又はボリュームの制御信号に応じた動作を実行することを特徴とするネットワークシステム。 - 前記ID付与部材は、使用者が把持可能な把持部と、情報の伝達可能なコネクタ部とを有し、
前記モジュールには、前記ID付与部材のコネクタ部と電気的に接続可能なコネクタ受部が設けられ、
前記把持部には前記ID付与部材に予め設定されたIDの区別が可視的に表示され、
前記ID保持部材のコネクタ部を前記モジュールのコネクタ受部に接続することで、前記ID付与部材に設定されたIDを前記入モジュールに付与することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記ID付与部材のコネクタ部は前記把持部に固定されたプラグであり、該把持部は、その色彩により前記設定されたIDを区別可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
- 前記ID付与部材のコネクタ部は前記把持部に固定されたプラグであり、該把持部は、その形状により前記設定されたIDを区別可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
- 前記ネットワークは無線通信で形成されるネットワークであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
- 前記ネットワークは有線の電力線通信で形成されるネットワークであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
- 前記モジュールは、前記ネットワークに接続され、前記ネットワーク上の情報を受信し所定の加工を施した後に該ネットワーク上に発信可能な中間モジュールをさらに含み、
該中間モジュールは、
受信用のID付与部材と発信用のID付与部材とが別々に取り付けられることで受信側のIDと発信側のIDと独立に設定可能であり、
受信側のIDとして前記入力モジュールと同一のIDが付与されるとともに発信側のIDとして前記出力モジュールと同一のIDが付与されることで、前記入力モジュールから発信された情報を受信し所定の加工を施した後に前記出力モジュールに対して発信可能としたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のモジュールのうち少なくとも一部については、前記ID付与部材の取り付けの如何に拘らず、いずれかの前記ID付与部材に設定されたIDと同一のIDが設定されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
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