JP5303992B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱エネルギーの利用効率の高い加熱装置に関する。
塗装された半製品などの加熱対象物を乾かすなどの目的で、加熱対象物を加熱する場合には、内部が加熱された空気で満たされた加熱容器の中に、加熱対象物を入れることが行われる(例えば、類似するものとして、特許文献1参照)。
特開平10−225657号公報
しかし、加熱対象物を出し入れする毎に、加熱炉内の加熱された空気が加熱炉外に漏れるため、加熱炉外に漏れた熱エネルギーを加熱炉内に供給しなければならないという課題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、エネルギー効率の良い加熱装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の加熱装置は、下部に加熱対象物の出し入れをするための開口部を有する加熱容器と、この加熱容器の温風の出口に温風を供給する加熱手段と、前記加熱容器の下方に昇降自在に設けた作業台とを有し、前記作業台の上には、加熱対象物を吊り下げる棒が設けられ、前記作業台には、その上昇時に、前記加熱容器の温風の出口と連結する温風入口と、この温風入口から入った温風を上方に吹出す温風吹出口を設け、前記温風入口に供給された温風が前記作業台の前記温風吹出口から上向きに吹出し前記加熱容器の上部から回収され前記加熱手段により加熱され前記温風の出口に供給されることを特徴とする。
このような加熱装置を用いることにより、熱エネルギーの利用効率を改善することができる。
本発明の加熱装置によれば、加熱容器内の空気は、加熱容器外の空気よりも密度が小さいため、加熱容器の下方にある開口部から下に下がることがない。
すなわち、加熱容器に加熱対象物の出し入れに毎に、加熱容器の内部の熱エネルギーが加熱容器外に出ることを抑制することができる。
そのため、熱エネルギーの利用効率の良い加熱容器を実現することが可能となる。
(実施の形態)
図1と図2は、本発明の実施の形態の断面図である。
図1は作業台1が下に下がった状態を表している。
作業台1の上には、加熱対象物2を取り付けるための棒3が設けられている。
すなわち、加熱対象物2は紐4で棒3に吊り下げられている。
加熱対象物2の吊り下げが終わった後に、油圧シリンダー5を伸ばすと、作業台1が上昇する。
油圧シリンダー5はリミッター(図示せず)を具備しているため、作業台1の上昇は、加熱容器6の下部の開口部6aの位置で止まる。
作業台1が上昇した結果、図2に示すように、作業台1が、加熱容器6の下部の開口部6aを塞いで上昇が止まる。
作業台1が上記の位置に止まった後に、加熱手段7内のガスバーナ7aで加熱された空気が送風機7bによって、加熱容器6の温風の出口8に供給される。
温風の出口8と作業台1の温風入口9とが連結した状態となっているため、温風の出口8から温風入口9へ温風が供給される。
作業台1上部は空気を通過させるための温風吹出口であるフィルター10からなり、その下は空洞となっているため、温風入口9に供給された温風がフィルター10から上向きに吹出す。
フィルター10から吹出した温風は加熱容器6内を移動し、加熱対象物2を加熱する。
加熱容器6内の加熱対象物2から蒸発した蒸発物を含んだ空気は管11を通じて加熱手段7へ送られる。
加熱容器6から管11を通じて回収された空気の一部は加熱手段7の排気口12から排出され、残りの空気は、加熱手段7の吸気口13から取り込まれた空気と混合されて、ガスバーナ7aで加熱され、再び加熱容器6の温風の出口8に供給される。
このように、管11を通じて回収された空気を再び加熱して利用することにより、管11を通じて回収された空気の熱エネルギーを利用することができる。
また、このように、空気の一部を入れ替えることにより、ガスバーナ7aに酸素を供給し、温風の湿度が上がり、加熱対象物2の乾燥の効率が下がることを防止している。
加熱対象物2の加熱が完了すると、油圧シリンダー5を縮め、作業台1を下降させる。
そして、作業台1を下降させ始めると、図示しないスイッチが入り、インバータ制御により送風機7bの送風量を100%から20%に減少させる。
作業台1が所定の位置まで下がると、油圧シリンダー5に具備されたリミッターにより、油圧シリンダー5の動きと作業台1の下降が止まる。
作業台1が所定の位置まで下がることにより、加熱対象物2の出し入れが可能となる。
以上のように、加熱容器6から加熱対象物2を取り出したり、入れたりするために、作業台1を下に移動させて、加熱容器6の開口部6aが開いた状態でも、加熱容器6内の温められた空気は外部の空気に比べて軽いため、加熱容器6の開口部6aから下に下がることがなく、加熱容器6内の熱エネルギーが減ることを防止できる。
また、送風機7bの送風量を20%に減少させることにより、加熱容器6の温風の出口8から出る温風の吹出す速度が遅くなる。
そのため、加熱容器6の温風の出口8から出る温風は直進することはなく、上向きに移動する。
従って、この温風は加熱容器6の開口部6aから加熱容器6の中に入り込み加熱容器6内を加熱し続けることとなる。
すなわち、加熱された空気が加熱容器6の外部に漏れて、熱エネルギーが減ることを防止する効果をさらに高めている。
従って、従来よりも加熱容器6内に供給する熱エネルギーを減らすことができ、熱エネルギーの利用効率の良い加熱装置を実現することができる。
なお、加熱容器6の開口部6aに外周または作業台1の外周にパッキンを設けて、作業台1が上昇した状態で加熱容器6の開口部6aと作業台1の外周の間に隙間ができないようにしてもよい。
このようにすることにより、さらに、加熱された空気が加熱容器6から漏れることを防止する効果が高まる。
また、加熱手段は上記の実施の形態での加熱手段7に限られず、ボイラーで発生させた温風を、ブロワーで、加熱容器6の温風の出口8へ供給するものであってもよい。
本発明の加熱装置は、熱エネルギーの利用効率の良い、加熱に利用可能である。
本発明の実施の形態の加熱装置の断面図 本発明の実施の形態の加熱装置の断面図
符号の説明
1 作業台
2 加熱対象物
3 棒
4 紐
5 油圧シリンダー
6 加熱容器
6a 開口部
7 加熱手段
7a ガスバーナ
7b 送風機
8 温風の出口
9 温風入口
10 フィルター(温風吹出口)
11 管
12 排気口
13 吸気口

Claims (2)

  1. 下部に加熱対象物の出し入れをするための開口部を有する加熱容器と、
    この加熱容器の温風の出口に温風を供給する加熱手段と、
    前記加熱容器の下方に昇降自在に設けた作業台とを有し、
    前記作業台の上には、加熱対象物を吊り下げる棒が設けられ、
    前記作業台には、その上昇時に、前記加熱容器の温風の出口と連結する温風入口と、
    この温風入口から入った温風を上方に吹出す温風吹出口を設け
    前記温風入口に供給された温風が前記作業台の前記温風吹出口から上向きに吹出し前記加熱容器の上部から回収され前記加熱手段により加熱され前記温風の出口に供給されることを特徴とする加熱装置。
  2. 加熱手段は、作業台の下降時には、温風の供給能力を低下させる構成とした請求項1記載の加熱装置。
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